JP2018052060A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口を介した異物の侵入や液漏れを抑制することができ、かつ、蓋の回動を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】蓋3は、回動軸3aを中心として回動可能に筐体2に取り付けられている。移動部材4は、閉位置を取る蓋3の凹部3pと蓋3の回動を阻害するように係合する凸部4pを有する。移動機構5は、移動部材4を、凹部3pと凸部4pとの係合と、蓋3の回動の阻害とが実現される係合位置と、蓋3の回動の阻害が解除される解除位置との間で、筐体2に対して移動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体吐出部と、液体吐出部に供給される液体を収容するタンクが格納されるタンク格納部を有する筐体とを備えた液体吐出装置に関する。
特許文献1には、カートリッジ装着部(タンク格納部)を有する筐体に、カートリッジ装着部と筐体の外部とを連通させる開口が形成されており、開口を閉じる閉位置と開口を開く開位置とを選択的に取り得る蓋が回動可能に取り付けられた構成が示されている。蓋の端面に形成された係止爪と、筐体の開口縁に形成された係合部とが係合することで、蓋が閉位置に保持される。
特開2013−56508号公報
開口を介して筐体の外部からタンク格納部に埃等の異物が侵入すると、当該異物がタンクの液体注入口に付着したりタンクから液体吐出部への液体流路に混入したりすることで、液体吐出部による液体吐出に不具合が生じ得る。また、開口を介してタンク格納部から筐体の外部に液体が漏れる問題も生じ得る。特許文献1では、係合部が閉位置を取る蓋と係合することで、上記問題を抑制することができる。しかしながら、蓋の回動が係合部により阻害され、困難になり得る。
本発明の目的は、開口を介した異物の侵入や液漏れを抑制することができ、かつ、蓋の回動を容易に行うことができる液体吐出装置を提供することにある。
本発明に係る液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部に供給される液体を収容するタンクが格納されるタンク格納部を有する筐体であって、前記タンク格納部と前記筐体の外部とを連通させる開口が形成された筐体と、前記筐体に回動可能に取り付けられ、前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開く開位置とを選択的に取り得る蓋とを備え、前記筐体に移動可能に取り付けられた移動部材であって、前記閉位置を取る前記蓋と前記蓋の回動を阻害するように係合する係合部を有する移動部材と、前記移動部材を、前記係合と前記回動の阻害とが実現される係合位置と、前記回動の阻害が解除される解除位置との間で、前記筐体に対して移動させることが可能な移動機構をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、係合部が閉位置を取る蓋と係合することで、開口を介した異物の侵入や液漏れを抑制することができる。さらに、移動機構により移動部材を係合位置から解除位置に移動させることで、蓋の回動を容易に行うことができる。
前記解除位置において、前記係合が解除されてよい。この場合、蓋の開閉作業をスムーズに行うことができる。
前記移動機構は、前記閉位置から前記開位置に移動するときの前記蓋の回動に連動して、前記移動部材を前記係合位置から前記解除位置に移動させてよい。この場合、制御部の制御によらず移動部材を係合位置から解除位置に移動させることで、電気的構成の複雑化を抑制しつつ、蓋の回動を容易に行えるという効果を得ることができる。
前記移動機構は、前記開位置から前記閉位置に移動するときの前記蓋の回動に連動して、前記移動部材を前記解除位置から前記係合位置に移動させてよい。この場合、制御部の制御によらず移動部材を解除位置から係合位置に移動させることで、電気的構成の複雑化を抑制しつつ、開口を介した異物の侵入や液漏れを抑制できるという効果を得ることができる。
前記開口は、前記筐体の側面に形成されてよい。この場合、カートリッジ式タンクの交換作業を容易に行うことができる。
前記開口は、前記筐体の上面に形成されてよい。この場合、液体補充式タンクの液体補充作業を容易に行うことができる。
前記移動機構は、前記移動部材を前記筐体における前記開口が形成された面と直交する方向に移動させてよい。この場合、簡単な構成で移動部材の移動を実現することができる。
前記係合部は、前記蓋に形成された凹部に嵌合する凸部、及び、前記蓋に形成された凸部が嵌合する凹部の少なくとも一方であってよい。この場合、開口を介した異物の侵入や液漏れをより確実に抑制することができる。
前記係合部は、前記開口の全周に配置されてよい。この場合、開口を介した異物の侵入や液漏れをより確実に抑制することができる。
前記移動部材が前記係合位置を取りかつ前記蓋が前記閉位置を取るとき、前記係合部と前記筐体との、前記筐体における前記開口が形成された面と平行な方向の隙間は、前記蓋と前記筐体との、前記筐体における前記開口が形成された面と直交する方向の隙間よりも小さくてよい。この場合、開口を介した異物の侵入や液漏れをより確実に抑制することができる。
前記移動部材が前記係合位置を取るとき、前記係合部が前記筐体と接触してよい。この場合、開口を介した異物の侵入や液漏れをより確実に抑制することができる。
前記係合部が弾性材料からなってよい。この場合、係合部が筐体と隙間なく接触する構成をより確実に実現することができる。
本発明によれば、係合部が閉位置を取る蓋と係合することで、開口を介した異物の侵入や液漏れを抑制することができる。さらに、移動機構により移動部材を係合位置から解除位置に移動させることで、蓋の回動を容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るプリンタの筐体における蓋が設けられた部分を示す側面図である。 (a)は、図2のIIIA−IIIA線に沿った断面図である。(b)は、図3(a)の状態から蓋が前方に回動した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るプリンタを示す斜視図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係るプリンタにおける図3(a)に対応する断面図である。(b)は、図5(a)の状態から蓋が前方に回動した状態を示す断面図である。
<第1実施形態>
先ず、図1を参照し、本発明の第1実施形態に係るプリンタ10の全体構成について説明する。
プリンタ10は、ヘッド1及び筐体2を有する。
ヘッド1は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のインクを吐出する複数の吐出口(図示略)を有する。ヘッド1は、キャリッジ1cに保持された状態で左右方向に往復移動しながら各吐出口からインクを吐出させることにより、搬送機構(図示略)により後方から前方に搬送される用紙P上に画像を形成する。
筐体2は、タンク格納部2tを有する。タンク格納部2tには、4つのカートリッジ式のタンクTが格納されている。各タンクTは、ヘッド1に供給される各色インクを収容しており、タンク格納部2tに格納された状態においてチューブ1tを介してヘッド1と連通している。筐体2の前方の側面には、タンク格納部2tと筐体2の外部とを連通させる開口2xが形成されている。
筐体2における開口2xが形成された部分には、蓋3が取り付けられている。蓋3は、回動軸3aを中心として回動可能に筐体2に取り付けられており、開口2xを閉じる閉位置(図1で実線で示す位置)と開口2xを開く開位置(図1で破線で示す位置)とを選択的に取り得る。回動軸3aは、筐体2における開口2xの下方において左右方向に延在している。蓋3の外面の上部には、取っ手3hが設けられている。ユーザは、取っ手3hを把持して蓋3の開閉作業を行うことができる。
次いで、図2及び図3を参照し、筐体2及び蓋3の構成について具体的に説明する。なお、図3では、タンクTの図示を省略している。
筐体2におけるタンク格納部2tの前端には、図3に示すように、移動部材4が設けられている。移動部材4は、上下方向に延在する支持部4qと、支持部4qの上端及び下端に支持され、支持部4qから前方に突出した凸部4pとを含む。支持部4qは、タンク格納部2tの右端に配置されており、バネ4sにより後方に付勢されている。凸部4pは、図2に示すように、開口2xの全周に亘って環状に設けられている。支持部4qは剛材料(樹脂等)からなり、凸部4pは弾性材料(ゴム等)からなる。凸部4pは、筐体2における開口2xを画定する各壁(即ち、上壁2w1、下壁2w2及び左右の側壁)と、隙間なく接触している。
蓋3の内面には、凸部4pと対応するように、凹部3pが環状に形成されている。図3(a)に示すように、蓋3が閉位置を取るとき、凹部3pに凸部4pが嵌合する。これにより、蓋3が閉位置に保持されると共に、蓋3の回動が阻害されるようになっている。即ち、移動部材4は、閉位置を取る蓋3と蓋3の回動を阻害するように係合する係合部として、凸部4pを有する。蓋3が閉位置を取るとき、凸部4pと凹部3pとの嵌合、及び、凸部4pが筐体2における開口2xを画定する各壁と隙間なく密着することにより、開口2xが気密に塞がれ、タンク格納部2tが密閉される。このとき、凸部4pと筐体2との上下方向の隙間D1は、略ゼロであり、蓋3と筐体2との前後方向の隙間D2よりも小さい。
筐体2には、移動部材4を筐体2に対して前後方向に移動させるための移動機構5が設けられている。移動機構5は、支持部4qと同様、タンク格納部2tの右端に配置されている。移動機構5は、左右方向に沿った回動軸5xaを中心として回動可能な回動部材5xと、回動部材5xを図3において時計回りに回動する方向に付勢するバネ5yとを含む。回動部材5xは、後方に突出する2つの突出部5x1,5x2を有する。突出部5x1は、支持部4qよりも左方に位置する。突出部5x2は、左右方向において支持部4qと重なり、常に支持部4qと接触する。図3(a)に示すように、蓋3が閉位置を取るとき、突出部5x1の先端面は、蓋3の内面に設けられた突起3xの先端面と接触し、突出部5x2の先端面は、支持部4qの後面と接触している。
次いで、蓋3の開閉作業の手順について説明する。
蓋3を開ける際、ユーザは、取っ手3hを把持しつつ、蓋3を閉位置から開位置に向けて(図3(b)の太矢印方向に)回動させる。この回動の初期段階(蓋3が閉位置から開位置に向けて回動し始めた段階)において、突起3xが突出部5x1から離隔することに伴い、回動部材5xがバネ5yの付勢力により図3において時計回りに回動する。すると、突出部5x2が後方に移動し、支持部4qがバネ4sの付勢力により突出部5x2と共に後方に移動し、移動部材4全体が後方に移動する。これにより、移動部材4は、図3(a)に示す係合位置から、図3(b)に示す解除位置に移動する。換言すると、移動機構5は、閉位置から開位置に移動するときの蓋3の回動に連動して、移動部材4を係合位置から解除位置に移動させる。
係合位置は、凹部3pと凸部4pとの係合と、蓋3の回動の阻害とが実現される位置である。解除位置は、凹部3pと凸部4pとの係合と、蓋3の回動の阻害とが解除される位置である。
蓋3を閉める際、ユーザは、例えば蓋3を開位置に保持してタンクTをタンク格納部2t内に配置した後、取っ手3hを把持しつつ、蓋3を開位置から閉位置に向けて(図3(b)の太矢印方向と逆の方向に)回動させる。この回動の後半の段階(蓋3が閉位置に到達する直前)において、突起3xが突出部5x1に当接して突出部5x1を後方に押圧することで、回動部材5xがバネ5yの付勢力に抗して図3において反時計回りに回動する。これに伴い、突出部5x2が前方に押し出され、支持部4qがバネ4sの付勢力に抗して前方に移動し、移動部材4全体が前方に移動する。これにより、移動部材4は、図3(b)に示す解除位置から、図3(a)に示す係合位置に移動する。換言すると、移動機構5は、開位置から閉位置に移動するときの蓋3の回動に連動して、移動部材4を解除位置から係合位置に移動させる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、凸部4pが閉位置を取る蓋3と係合することで、開口2xを介した異物の侵入やインク漏れを抑制することができる(図3(a)参照)。さらに、移動機構5により移動部材4を係合位置(図3(a)参照)から解除位置(図3(b)参照)に移動させることで、蓋3の回動を容易に行うことができる。
解除位置において、凹部3pと凸部4pとの係合が解除されている(図3(b)参照)。この場合、蓋3の開閉作業をスムーズに行うことができる。
移動機構5は、閉位置から開位置に移動するときの蓋3の回動に連動して、移動部材4を係合位置(図3(a)参照)から解除位置(図3(b)参照)に移動させる。この場合、制御部の制御によらず移動部材4を係合位置から解除位置に移動させることで、電気的構成の複雑化を抑制しつつ、蓋3の回動を容易に行えるという効果を得ることができる。
移動機構5は、開位置から閉位置に移動するときの蓋3の回動に連動して、移動部材を解除位置(図3(b)参照)から係合位置(図3(a)参照)に移動させる。この場合、制御部の制御によらず移動部材を解除位置から係合位置に移動させることで、電気的構成の複雑化を抑制しつつ、開口2xを介した異物の侵入やインク漏れを抑制できるという効果を得ることができる。
開口2xは、筐体2の側面に形成されている(図1参照)。この場合、カートリッジ式タンクTの交換作業を容易に行うことができる。
移動機構5は、移動部材4を筐体2における開口2xが形成された面と直交する方向に移動させる(図3(a),(b)参照)。この場合、簡単な構成で移動部材4の移動を実現することができる。
移動部材4における蓋3との係合部は、蓋3に形成された凹部3pに嵌合する凸部4pである(図3(a),(b)参照)。この場合、開口2xを介した異物の侵入やインク漏れをより確実に抑制することができる。
凸部4pは、開口2xの全周に配置されている(図2参照)。この場合、開口2xを介した異物の侵入やインク漏れをより確実に抑制することができる。
移動部材4が係合位置を取りかつ蓋3が前記閉位置を取るとき(図3(a)参照)、凸部4pと筐体2との上下方向(筐体2における開口2xが形成された面と平行な方向)の隙間D1は、蓋3と筐体2との前後方向(筐体2における開口2xが形成された面と直交する方向)の隙間D2よりも小さい。この場合、開口2xを介した異物の侵入やインク漏れをより確実に抑制することができる。
移動部材4が係合位置を取るとき、凸部4pが筐体2と接触している(図3(a)参照)。この場合、開口2xを介した異物の侵入やインク漏れをより確実に抑制することができる。
凸部4pが弾性材料からなる。この場合、凸部4pが筐体2と隙間なく接触する構成をより確実に実現することができる。
<第2実施形態>
続いて、図4を参照し、本発明の第2実施形態に係るプリンタ20について説明する。
本実施形態に係るプリンタ20は、開口2xが筐体2の側面ではなく上面に形成されている点、及び、タンク格納部2tに格納される各タンクTがカートリッジ式ではなくインク補充式である点において、第1実施形態に係るプリンタ10と異なる。
本実施形態では、開口2xが筐体2の上面に形成されているため、移動機構5は上下方向(筐体2における開口2xが形成された面と直交する方向)に移動部材4を移動させる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の構成により同様の効果を得ることができると共に、開口2xが筐体2の上面に形成されており、インク補充式タンクTのインク補充作業を容易に行うことができる。
<第3実施形態>
続いて、図5を参照し、本発明の第3実施形態に係るプリンタについて説明する。なお、図5では、タンクTの図示を省略している。
本実施形態は、移動部材及び移動機構の構成が第1実施形態と異なる。
本実施形態において、移動部材34は、上下方向に延在する支持部34qと、支持部34qの上端及び下端に支持され、支持部34qから前方に突出した凸部34pとを含む。支持部34qは、タンク格納部2tの右端に配置されている。凸部34pは、開口2xの全周に亘って環状に設けられている。なお、凸部34pのうち開口2xの下辺に沿って延在する部分は、支持部34qから後方にも突出しており、上面にラックが形成されている。支持部34qは剛材料(樹脂等)からなり、凸部34pは弾性材料(ゴム等)からなる。凸部34pは、筐体2における開口2xを画定する各壁(即ち、上壁2w1、下壁2w2及び左右の側壁)と、隙間なく接触している。
本実施形態において、移動機構35は、2つのギヤ35x,35yを含む。ギヤ35x,35yは、タンク格納部2tの右端に配置されている。ギヤ35xは、ギヤ35yと噛合し、かつ、蓋3の内面に設けられたラック部材33xと噛合している。ギヤ35yは、ギヤ35xと噛合し、かつ、凸部34pのうち開口2xの下辺に沿って延在する部分に設けられたラックと噛合している。
次いで、蓋3の開閉作業の手順について説明する。
蓋3を開ける際、ユーザは、取っ手3hを把持しつつ、蓋3を閉位置から開位置に向けて(図5(b)の太矢印方向に)回動させる。このとき、ラック部材33xの移動と共に、ギヤ35xが図5において反時計回りに回転する。そして、ギヤ35xの回転がギヤ35yに伝達され、ギヤ35yが図5において時計回りに回転するのに伴い、開口2xの下辺に沿って延在する凸部34pが後方に移動し、移動部材34全体が後方に移動する。これにより、移動部材34は、図5(a)に示す係合位置から、図5(b)に示す解除位置に移動する。換言すると、移動機構35は、閉位置から開位置に移動するときの蓋3の回動に連動して、移動部材34を係合位置から解除位置に移動させる。
蓋3を閉める際、ユーザは、例えば蓋3を開位置に保持してタンクTをタンク格納部2t内に配置した後、取っ手3hを把持しつつ、蓋3を開位置から閉位置に向けて(図5(b)の太矢印方向と逆の方向に)回動させる。このとき、ラック部材33xの移動と共に、ギヤ35xが図5において時計回りに回転する。そして、ギヤ35xの回転がギヤ35yに伝達され、ギヤ35yが図5において反時計回りに回転するのに伴い、開口2xの下辺に沿って延在する凸部34pが前方に移動し、移動部材34全体が前方に移動する。これにより、移動部材34は、図5(b)に示す解除位置から、図5(a)に示す係合位置に移動する。換言すると、移動機構35は、開位置から閉位置に移動するときの蓋3の回動に連動して、移動部材34を解除位置から係合位置に移動させる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の構成により同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
・開口は、筐体のいずれの面に形成されてもよく、例えば筐体の下面に形成されてもよい。
・係合部は、蓋に形成された凹部に嵌合する凸部に限定されず、蓋に形成された凸部が嵌合する凹部であってもよく、凸部及び凹部の両方を含んでもよい。
・係合部は、開口の全周に配置されることに限定されず、開口の一部に配置されてもよい。
・係合部は、弾性材料からなることに限定されず、剛材料からなってもよい。
・移動部材が係合位置を取るとき、係合部が筐体と接触していなくてもよい。
・移動部材及び移動機構は、タンク格納部に配置されることに限定されず、任意の位置(例えば、筐体における開口を画定する壁の外側)に配置されてよい。
・移動機構は、移動部材を、筐体における開口が形成された面と直交する方向以外の方向(例えば、筐体における開口が形成された面と平行な方向)に移動させてもよい。
・移動機構は、蓋の回動に連動して移動部材を移動させることに限定されず、蓋の回動とは独立して、移動部材を移動させてもよい。
・移動部材の係合位置と解除位置との間での移動や、蓋の回動は、ユーザの手動により実現されることに限定されず、制御部の制御により実現されてもよい。
・本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等にも適用可能である。
1 ヘッド(液体吐出部)
2 筐体
2t タンク格納部
2x 開口
3 蓋
3a 回動軸
3p 凹部
4 移動部材
4p 凸部(係合部)
5 移動機構
5x 回動部材
5y バネ
10;20 プリンタ(液体吐出装置)
34 移動部材
34p 凸部(係合部)
35 移動機構
35x,35y ギヤ
D1,D2 隙間
T タンク

Claims (12)

  1. 液体を吐出する液体吐出部と、
    前記液体吐出部に供給される液体を収容するタンクが格納されるタンク格納部を有する筐体であって、前記タンク格納部と前記筐体の外部とを連通させる開口が形成された筐体と、
    前記筐体に回動可能に取り付けられ、前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開く開位置とを選択的に取り得る蓋とを備え、
    前記筐体に移動可能に取り付けられた移動部材であって、前記閉位置を取る前記蓋と前記蓋の回動を阻害するように係合する係合部を有する移動部材と、
    前記移動部材を、前記係合と前記回動の阻害とが実現される係合位置と、前記回動の阻害が解除される解除位置との間で、前記筐体に対して移動させることが可能な移動機構をさらに備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記解除位置において、前記係合が解除されることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記移動機構は、前記閉位置から前記開位置に移動するときの前記蓋の回動に連動して、前記移動部材を前記係合位置から前記解除位置に移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記移動機構は、前記開位置から前記閉位置に移動するときの前記蓋の回動に連動して、前記移動部材を前記解除位置から前記係合位置に移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記開口は、前記筐体の側面に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記開口は、前記筐体の上面に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記移動機構は、前記移動部材を前記筐体における前記開口が形成された面と直交する方向に移動させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  8. 前記係合部は、前記蓋に形成された凹部に嵌合する凸部、及び、前記蓋に形成された凸部が嵌合する凹部の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  9. 前記係合部は、前記開口の全周に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  10. 前記移動部材が前記係合位置を取りかつ前記蓋が前記閉位置を取るとき、前記係合部と前記筐体との、前記筐体における前記開口が形成された面と平行な方向の隙間は、前記蓋と前記筐体との、前記筐体における前記開口が形成された面と直交する方向の隙間よりも小さいことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  11. 前記移動部材が前記係合位置を取るとき、前記係合部が前記筐体と接触していることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。
  12. 前記係合部が弾性材料からなることを特徴とする請求項11に記載の液体吐出装置。
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