JP2018046005A - 蓄電素子電極用積層体および蓄電素子用電極の製造方法 - Google Patents

蓄電素子電極用積層体および蓄電素子用電極の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電極活物質層の耐熱性に依存することなく、耐熱性、力学的特性に優れ、かつイオン透過性の良好な多孔質PI層を電極活物質層の表面に形成させることができる積層体およびこの積層体からの蓄電素子電極の製造方法を提供する。【解決手段】<1> 電極活物質層、多孔質PI層、基材が、この順に積層された積層体であって、多孔質PI層と基材との剥離強度が2.0N/cm以下であることを特徴とする蓄電素子電極用積層体。<2> 前記積層体から基材を剥離することを特徴とする蓄電素子用電極の製造方法。【選択図】 なし

Description

本発明は、安全性に優れた蓄電素子用電極に適用される積層体およびこれを用いた蓄電素子電極の製造方法に関する。
リチウム二次電池、リチウムイオンキャパシタ、キャパシタ、コンデンサ等の蓄電素子において、電極表面の傷や凹凸が原因となって、電極に接しているセパレータの電気絶縁性を破壊することがある。その結果、電気的な内部短絡が発生することがある。
この内部短絡を防止するため、リチウム二次電池等の電極表面に絶縁性の多孔質膜からなる保護層を設けることが提案されている。保護層となる多孔質膜として、特許文献1〜4には、水溶性高分子(セルロース誘導体、ポリアクリル酸誘導体、ポリビニルアルコール誘導体等)、フッ素系樹脂、ゴム系樹脂等にて形成され、かつ、これらにアルミナ、二酸化珪素、ジルコニアなどの無機微粒子を大量に配合することにより気孔が形成された多孔質膜が提案されている。 保護層を形成させるための別の方法として、特許文献5、6には、保護層形成用の塗膜を電極表面に形成した後、その乾燥前に、貧溶剤を含む凝固浴に浸漬して塗膜の相分離を起こさせて多孔質保護層を得る方法も提案されている。 一方、シリコン等の高容量の活物質を用いた蓄電素子においては、正極と負極とをセパレータを介して渦巻状に巻回した巻回電極体を、角形(角筒形)の外装缶やラミネートフィルム外装体の内部に装填して、電池を構成することが一般的である。その場合に、充放電の繰り返しに伴って容量低下が生じたり、電池の膨れにより厚みが大きく増加したりすることがある。このような問題を改善するために、特許文献7には、電極(負極)の活物質層の外表面に、力学的特性、耐熱性に優れたポリイミド(PI)等のPI系高分子に二酸化珪素、アルミナ等の微粒子を大量に配合した多孔質層を設けることにより、電極の体積変化や変形を緩和する方法が提案されている。しかしながら、前記したような表面に多孔質層が設けられた電極は、活物質層と多孔質層との接着性が低いため、短絡に対する防止効果は、必ずしも充分なものではなかった。
このような問題を解決する方法として、特許文献8には、金属箔上に形成された電極活物質層の表面に、PI前駆体、ポリアミドイミド等のPI系高分子と溶媒とを含む塗液を塗布して塗膜を形成し、しかる後、前記塗膜中の溶媒を除去後、必要に応じ、熱イミド化することにより、塗膜内で相分離を起こさせて多孔質PI層を形成せしめることにより蓄電素子用電極を製造する方法が提案されている。この方法を用いることにより、耐熱性、力学的特性に優れ、かつ電極活物質層との密着性の高い多孔質PI層を電極活物質層の表面に形成させることができる。
国際公開1997/008763号 特許第5071056号公報 特許第5262323号公報 特許第5370356号公報 特許第3371839号公報 特許第3593345号公報 特開2011−233349号公報 国際公開2014/106954号
しかしながら、特許文献8で開示された方法において、多孔質PI層形成用として、PI前駆体を用いた場合は、熱イミド化を200℃以上の高温で行うので、活物質層を高耐熱性とする必要があり、この方法が適応される活物質層の種類には制限があった。 すなわち、高耐熱性を有しない活物質層を用いる場合は、この方法を適応することが困難であった。また、多孔質形成用のPI溶液を直接、活物質層表面に塗布する場合、塗液の粘度が低い場合に、液だれ等が起こり厚み斑の生じる場合があった。
そこで本発明は、前記課題を解決するものであって、活物質層の耐熱性に依存することなく、耐熱性、力学的特性に優れた均一な多孔質PI層を電極活物質層の表面に形成させることができる積層体およびこの積層体を用いた蓄電素子用電極の製造方法の提供を目的とする。
本発明者らは、積層体の構成を特定の物とした上で、この積層体から基材を剥離することにより、電極活物質層との密着性が高い多孔質PI層を、電極活物質層の表面に形成させることができることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明は下記を趣旨とするものである。
<1> 電極活物質層、多孔質PI層、基材が、この順に積層された積層体であって、多孔質PI層と基材との剥離強度が2.0N/cm以下であることを特徴とする蓄電素子電極用積層体。
<2> 前記積層体から基材を剥離することを特徴とする蓄電素子用電極の製造方法。
本発明の積層体を用いることにより、電極活物質層の耐熱性に依存することなく、耐熱性、力学的特性に優れ、かつイオン透過性の良好な多孔質PI層を電極活物質層の表面に形成させることができる。
本発明の蓄電素子電極用積層体は、電極活物質層、多孔質PI層、基材が、この順に積層された積層体である。蓄電素子用電極とは、リチウムイオン二次電池等の蓄電素子を構成する電極であって、正極活物質層が正極集電体に接合された正極、もしくは、負極活物質層が負極集電体に接合された負極をいう。電極活物質層は、正極活物質層と負極活物質層の総称である。
集電体としては、銅箔、ステンレス箔、ニッケル箔、アルミ箔等の金属箔を使用することができる。正極にはアルミ箔が、負極には銅箔が好ましく用いられる。これらの金属箔の厚みは5〜50μmが好ましく、9〜18μmがより好ましい。これらの金属箔の表面は、電極活物質層との接着性を向上させるための粗面化処理や防錆処理がされていてもよい。
正極活物質層は、正極活物質粒子を樹脂バインダで結着して得られる層である。正極活物質粒子として用いられる材料としては、リチウムイオンを吸蔵保存できるものが好ましく、蓄電素子の正極活物質として一般に用いられるものを挙げることができる。例えば、酸化物系(LiCoO、LiNiO、LiMn等)、複合酸化物系、リン酸鉄系(LiFePO、LiFePOF等)、高分子化合物系(ポリアニリン、ポリチオフェン等)等の活物質粒子を挙げることができる。この中でも、LiCoO、LiNiO、LiFePOが好ましい。正極活物質層には、その内部抵抗を低下させるため、カーボン(黒鉛、カーボンブラック等)粒子や金属(銀、銅、ニッケル等)粒子等の導電助剤が、1〜30質量%程度配合されていてもよい。
負極活物質層は、負極活物質粒子を樹脂バインダで結着して得られる層である。負極活物質粒子として用いられる材料としては、リチウムイオンを吸蔵保存できるものが好ましく、蓄電素子の負極活物質として一般に用いられるものを挙げることができる。例えば、グラファイト、アモルファスカーボン、シリコン系、錫系等の活物質粒子を挙げることができる。この中でもグラファイト粒子、シリコン系粒子が好ましい。シリコン系粒子としては、例えば、シリコン単体、シリコン合金、シリコン・二酸化珪素複合体等の粒子を挙げることができる。これらシリコン系粒子の中でも、シリコン単体の粒子が好ましい。シリコン単体とは、純度が95質量%以上の結晶質もしくは非晶質のシリコンをいう。負極活物質層には、その内部抵抗を低下させるため、カーボン(黒鉛、カーボンブラック等)粒子や金属(銀、銅、ニッケル等)粒子等の導電助剤が、1〜30質量%程度配合されていてもよい。
活物質粒子や導電助剤の平均粒子径は、正極、負極いずれも50μm以下が好ましく、10μm以下がさらに好ましい。粒子径は、反対に小さすぎても樹脂バインダによる結着が難しくなるので、通常0.1μm以上、好ましくは0.5μm以上である。
電極活物質層の気孔率は、正極、負極いずれも5〜50体積%が好ましく、10〜40体積%がより好ましい。
電極活物質層の層厚は、通常20〜200μm程度である。
活物質粒子を結着させるための樹脂バインダとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ビニリデンフロライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビニリデンフロライド−テトラフルオロエチレン共重合体、スチレン・ブタジエン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリアミドイミド等を挙げることができる。
多孔質PI層を形成するPIとは、主鎖にイミド結合を有する高分子もしくはその前駆体のことである。
これらPIの中で、その前駆体としてポリアミック酸(PAA)を用いた熱硬化型PI(熱硬化してPIとした時に、N−メチル−2−ピロリドン等の汎用溶媒に不溶となるPI)、可溶性PI(N−メチル−2−ピロリドン等の汎用溶媒に可溶なPIで、「SPI」と略記することがある)、ポリアミドイミド(PAI)が、好ましく用いられる。蓄電素子用電極の優れた安全性と良好なサイクル特性を確保する観点から、これらPIの中でも、力学的特性や耐熱性に優れた芳香族系PIが好ましい。
多孔質PI層の気孔率は、30〜90体積%であることが好ましく、40〜80体積%であることがより好ましい。気孔率をこのように設定することにより、良好な力学的特性と、活物質の体積変化に伴う応力緩和のための良好なクッション性とが同時に確保される。このため、安全性にすぐれ、かつ良好なサイクル特性を有する電極を得ることができる。多孔質PI層の気孔率は、多孔質PI層の見掛け密度と、多孔質PI層を構成するPIの真密度(比重)とから算出される値である。詳細には、気孔率(体積%)は、多孔質PI層の見掛け密度がA(g/cm)、PIの真密度がB(g/cm)の場合、次式により算出される。
気孔率(体積%) = 100−A*(100/B)
本発明における多孔質PI層の平均気孔径は、0.1〜10μmが好ましく、0.5〜5μmがより好ましい。平均気孔径をこのように設定することにより、良好なイオン透過性が確保される。
本発明の積層体において、多孔質PI層は、基材と接して形成されており、多孔質PI層と基材との剥離強度が2.0N/cm以下であり、1.5N/cm以下であることが好ましく、1.0N/cm以下であることがより好ましい。このようにすることにより、多孔質PI層の良好な剥離性を確保することができる。 ここで、剥離強度とは、JIS K6854に基づいて180°剥離試験により測定された値をいう。

基材上に、多孔質PI層を形成するには、例えば、基材上に、多孔質PIが形成可能なPI溶液を塗布して塗膜を形成し、これを100〜150℃で乾燥後、必要に応じ、200〜350℃で熱硬化を行うことにより得ることができる。多孔質熱硬化型PI層が形成できるPAA溶液としては、例えば、特許第5944613号公報、特許第4947989号公報等に開示されている溶液を用いることができる。また、多孔質PAI層や多孔質SPI層が形成できるPI溶液としては、例えば、特許文献8や国際公開2015/108114号に開示されている溶液を用いることができる。これらの特許文献に開示されている溶液は、溶質としてPI、溶媒としてPIの貧溶媒および良溶媒が含有されている。PI溶液中に含まれる貧溶媒の作用により、塗膜乾燥に際、相分離が誘起され、PIの多孔質構造が形成される。
PI溶液中におけるPIの固形分濃度は、1〜50質量%が好ましく、5〜30質量%がより好ましい。また、PI溶液の30℃における粘度は、1〜100Pa・sが好ましく、2〜50Pa・sがより好ましい。
PI溶液には、必要に応じて、各種界面活性剤や有機シランカップリング剤のような公知の添加物を、本発明の効果を損なわない範囲で添加してもよい。また、必要に応じて、PI以外の他のポリマーを、本発明の効果を損なわない範囲で添加してもよい。
前記PI溶液には、フィラを配合することができる。フィラを配合することにより、多孔質PI層のイオン透過性をさらに向上させることができる。このフィラの種類に制限は無く、有機フィラ、無機フィラおよびその混合物等を用いることができる。有機フィラの具体例としては、例えば、スチレン、ビニルケトン、アクリロニトリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、アクリル酸メチル等の単独または2種類以上の共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合体、4フッ化エチレン−エチレン共重合体、ポリビニリデンフルオライド等のフッ素系樹脂等の重合体からなる粉体を挙げることができる。有機フィラは、単独または2種以上を混合して用いることができる。無機フィラとしては、例えば、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物、金属水酸化物、炭酸塩、硫酸塩等の無機物からなる粉体を挙げることができる。具体例としては、アルミナ、ベーマイト、タルク、シリカ、二酸化チタン、硫酸バリウムまたは炭酸カルシウム等からなる粉体を挙げることができる。無機フィラは、単独または2種以上を混合して用いることができる。これらの無機フィラの中でも、化学的安定性の観点から、アルミナ粉体が好ましい。
フィラの形状に制限はなく、略球状、板状、柱状、針状、ウィスカー状、繊維状等の粒子を用いることができ、略球状粒子が好ましい。略球状粒子のアスペクト比(粒子の長径/粒子の短径)は1以上、1.5以下とすることが好ましい。
フィラの平均粒子径に制限はないが、0.01μm以上、2μm以下であることが好ましい。平均粒子径はレーザ回折散乱法に基づく測定装置により測定することができる。
フィラは、その表面が、界面活性剤やシランカップラのような表面処理剤で処理されていてもよい。
フィラ配合量に制限はないが、通常、PI固形分に対し、10〜1000質量%であり、50〜600質量%とすることが好ましい。
前記のようにして得られたPI溶液には、PI溶液には、基材との離型性を向上させるために、離型剤を配合することが好ましい。 離型剤としては、特許5283408号公報に開示されているようなステアリン酸、パルミチン酸等の高級脂肪酸や、そのアミド、金属塩が好ましい。離型剤の配合量としては、PI固形分100質量部に対して0.01〜2質量部とすることが好ましい。
このような溶液組成とすることにより、基材上にこれらのPI溶液を塗布、乾燥、必要に応じ熱硬化することにより、剥離強度が2.0N/cm以下の多孔質PI層を、基材上に形成させることができる。多孔質PI層の厚さは0.2〜20μmが好ましく、0.5〜10μmがより好ましい。
基材へのPI溶液の塗布は、任意の塗工機を用いて行うことができるが、ダイコーター、リップコーター、グラビアコーター、バーコーター、ドクターブレードコーター、コンマコーター、リバースロールコーター、バーリバースロールコーターなどが挙げられる。また、特性の向上などを目的として多層塗布することも可能であり、その際、各層のPI溶液は同じであっても異なっていてもよい。
基材としては、乾燥工程や熱硬化工程に耐えうる材質であれば特に限定されないが、金属箔、(銅、アルミニウム、鉄、銀、パラジウム、ニッケル、クロム、モリブデン、タングステンまたはそれらの合金等)、ポリエステル系フィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、芳香族ポリイミド系フィルム、フッ素樹脂系フィルム(ポリテトラフルオロエチレン等)等が挙げられる。 これらの中で、アルミニウム箔やポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。基材の厚さは25〜300μmが好ましく、50〜200μmがより好ましい。これらの基材は、表面が平滑であることが好ましい。 また、表面に耐熱性の離型層が形成された離型用の金属箔やプラスチックフィルムも好ましく用いることができる。これらの離型用金属箔やプラスチックフィルムは、市販品を用いることができる。
本発明の積層体は、基材上に形成された多孔質PI層の外表面に前記電極活物質層が積層されている。 多孔質PI層と電極活物質層とは強固に接着していることが好ましい。そのようにするためには、多孔質PI層と電極活物質層とを接着剤を用いて接着させることが好ましい。
接着剤としては、(メタ)アクリル酸エステル系高分子、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリウレタン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリオキシエチレン、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−スチレン−アクリレート共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル化スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリルゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、ポリビニルピロリドン、ポリエピクロロヒドリン、ポリホスファゼン、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ポリビニルピリジン、クロロスルホン化ポリエチレン、ポリスルホン、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、熱可塑性ポリエステルゴム(PTEE)等を挙げることができる。
前記接着剤は、粒子状で水系溶媒に分散されたエマルジョンとして用いることが好ましく、これらは市販品を用いることができる。
前記水系エマルジョンには、前記したようなフィラ、例えばアルミナ、シリカ等の粉体のフィラが配合されていてもよい。
多孔質PI層の外表面に、前記接着剤を塗布、乾燥後、電極活物質層と熱圧着することにより、電極活物質層、多孔質PI層、基材が、この順に積層された本発明の積層体とすることができる。 接着剤の多孔質PI層への塗布に際しては、水系エマルジョンを、グラビアコーター等を用いて点状に塗布することが好ましい。このようにすることにより、多孔質PI層と活物質層界面での良好な接着性と高い通気性とを確保することができ、電極とした時の良好なイオン透過性を確保することができる。 なお、接着剤の点状塗布については、特開2003−151638号公報、国際公開2014/014118号、特開2016−42454号公報等で開示されているような公知の方法を用いてもよい。
前記のようにして得られた本発明の積層体から、基材を剥離することにより、本発明の電極を得ることができる。基材の剥離方法は特に限定されないが、本発明の積層体は、多孔質PI層と基材との剥離強度が2.0N/cm以下であるので、機械的な手段で容易に剥離することができる。 例えば、巻き状態の多孔質PI層の片方の端において、多孔質PI層、基材のそれぞれを異なる巻芯に粘着テープ等で固定し、これらを異なる軸で巻き取ることにより、基材を剥離することができる。このとき、多孔質PI層の縁を剥離前にスリットすることや、保護フィルム、メンディングテープなどで補強した後に基材を剥離することで、ハンドリング性を向上させることができる。このようにして得られる本発明の電極は、その表面にイオン透過性が良好な耐熱性の多孔質PI層からなる保護層が形成されている。
以下に、実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する。なお本発明は実施例により限定されるものではない。
下記の実施例及び比較例で使用したPI溶液および活物質層(負極用)を以下のようにして得た。
<PAA溶液>
特許第5944613号公報の記載に準拠してPAA溶液を調製した。 すなわち、ジアミン成分として、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル:0.94モルおよびポリプロピレングリコールビス(2−アミノエチル)エーテル(分子量2000:ハンツマン社製「ジェファーミン」の品番D2000):0.06モル、テトラカルボン酸成分としてピロメリット酸二無水物、溶媒としてN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)およびテトラグライムからなる混合溶媒(DMAc/テトラグライムの混合比率は質量比で25/75)を用い、固形分濃度が21質量%の共重合PAA溶液を得た。
<PAI溶液>
国際公開2015/108114号の記載に準拠してPAI溶液を調製した。 すなわち、トリカルボン酸成分として、トリメリット酸:1モルと、ジアミン成分として、:4,4′−ジアミノジフェニルエーテル:0.7モルおよびm−フェニレンジアミン:0.3モル、溶媒としてN−メチル−2−ピロリドン(NMP)およびテトラグライム(NMP/テトラグライムの混合比率は質量比で25/75)を用い、固形分濃度が14質量%の共重合PAI溶液を得た。
<電極活物質層>
負極活物質である黒鉛粒子(平均粒子径8μm)88質量部と、導電助剤のカーボンブラック(アセチレンブラック)5質量部と、バインダ樹脂であるPVDF7質量部とを、N−メチル−2−ピロリドン中に均一に分散して、固形分濃度25質量%の負極活物質分散体を得た。この分散体を負極集電体である厚さ18μmの銅箔に塗布し、得られた塗膜を150℃で20分乾燥後、熱プレスして、銅箔上に形成された厚みが100μmの負極活物質層を得た。
<実施例1>
前記PAA溶液に、PAA固形分に対して0.5質量%のステアリン酸を添加して、均一な溶液とした。次に、これを、厚さ50μmの平滑なアルミ箔(基材)上に硬化後の多孔質PI層の厚みが10μmになるように塗布し、しかる後、130℃で10分乾燥し、300℃で60分処理して、熱硬化することによりPAAをPIに転換し、アルミ箔上に多孔質PI層(気孔率:62体積% 平均気孔径:0.8μm)が形成された積層体(S−1)を得た。 S−1の多孔質PI層表面に、変性ポリオレフィン樹脂の水性エマルジョン(ユニチカ社製「アローベース」(登録商標)の品番SB−1200)を、グラビアロールにより、塗布、乾燥して、厚み約1μmの接着層を点状に形成した。 この接着層が形成されたS−1と前記銅箔を伴った電極活物質層とを、接着層と電極活物質層が接するように重ね合わせ100℃で熱圧着して、銅箔、電極活物質層、多孔質PI層、アルミ箔が、この順に積層された積層体(L−1)を得た。 L−1の多孔質PI層、アルミ箔間の剥離強度を、前記したJIS K6854に基づいて測定した所、剥離強度は、0.7N/cmであった。
<実施例2>
前記PAI溶液を、厚さ50μmの市販の離形層付きアルミ箔(基材)上に、多孔質PAI層の厚みが8μmになるように塗布し、しかる後、150℃で20分乾燥することにより、アルミ箔上に多孔質PAI層(気孔率:65体積% 平均気孔径:2.5μm)が形成された積層体(S−2)を得た。 S−2の多孔質PI層表面に、変性ポリオレフィン樹脂の水性エマルジョン(ユニチカ社製「アローベース」(登録商標)の品番SB−1200)を、グラビアロールにより、塗布、乾燥して、厚み約1μmの接着層を点状に形成した。 この接着層が形成されたS−1と前記銅箔を伴った電極活物質層とを、接着層と電極活物質層が接するように重ね合わせ100℃で熱圧着して、銅箔、電極活物質層、多孔質PI層、アルミ箔が、この順に積層された積層体(L−2)を得た。 L−2の多孔質PI層、アルミ箔間の剥離強度を、前記したJIS K6854に基づいて測定した所、剥離強度は、0.2N/cmであった。
<比較例1>
前記PAA溶液に、ステアリン酸を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様に行い、銅箔、電極活物質層、多孔質PI層、アルミ箔が、この順に積層された積層体(L−3)を得た。L−3の多孔質PI層、アルミ箔間の剥離強度を前記したJIS K6854に基づいて測定した所、剥離強度は、3.5N/cmであった。
<実施例3>
実施例1で得られたL−1端部の基材と多孔質PI層の界面に切り込みをいれて、基材を手で剥離することにより、電極(負極)A−1を得た。剥離性は良好であった。 次に、A−1を直径16mmの円形に打ち抜き、その多孔質PI被膜面側に、ポリエチレン製多孔膜からなるセパレータと、リチウム箔とを順に積層し、これをステンレス製のコイン型外装容器中に収納した。この外装容器中に電解液(溶媒:エチレンカーボネートとジメチルカーボネートとを体積比で1:1の割合で混合した混合溶媒、電解質:1MLiPF)を注入し、外装容器にパッキンを介してステンレス製のキャップをかぶせて固定し、電池缶を封止して、評価用のセルを得た。このセルを用い、25℃で、100KHzでのインピーダンスを測定することにより、イオン抵抗率を算出した所、イオン抵抗率は、2.8Ωcmとなり、良好なイオン透過性が確認された。
<実施例4>
実施例2で得られたL−2を用いて、実施例3と同様にして電極(負極)A−2を得た。A−2を用いて実施例3と同様にして評価用セルを得、このセルを用い、25℃、100KHzでのインピーダンスを測定することにより、イオン抵抗率を算出した。イオン抵抗率は2.5Ωcmとなり、良好なイオン透過性が確認された。
<比較例2>
比較例1で得られたL−3端部の基材とPI多孔質の界面に切り込みをいれて、基材を手で剥離して、電極(負極)A−3を得ようとしたが、剥離することは困難であり、A−3を得ることはできなかった。
本発明の積層体を用いることにより、電極活物質層の耐熱性に依存することなく、耐熱性、力学的特性に優れ、かつイオン透過性の良好な多孔質PI層を電極活物質層の表面に形成させることができる。この積層体から得られる電極は、安全性に優れるので蓄電素子電極として好適に用いることができる。

Claims (2)

  1. 電極活物質層、多孔質ポリイミド層、基材が、この順に積層された積層体であって、多孔質ポリイミド層と基材との剥離強度が2.0N/cm以下であることを特徴とする蓄電素子電極用積層体。
  2. 請求項1記載の積層体から基材を剥離することを特徴とする蓄電素子用電極の製造方法。
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