JP2018042796A - 遊技場用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の予約を可能とした遊技場用システムにおいて、遊技機の予約をより活用し得る遊技場用システムを提供する。【解決手段】遊技場用システムにおいて、管理装置は、遊技者単位で予約遊技情報を出力するように構成されている。このため、不遇予約遊技者や優遇予約遊技者を把握可能となり、遊技機の予約をより活用し得る遊技場用システムを提供が可能となる。【選択図】図10

Description

本発明は遊技場用システムに関する。
遊技場の中には、希望する遊技機にて遊技するため、遊技者が遊技場の開店前から入り口に並んで待っていることに鑑み、整理券などを配布する遊技場もある。このような整理券は売買されて不正利用される虞があるため、例えば特許文献1では、会員カード等の提示を条件に機種単位での遊技機の予約を可能とし、遊技当日に会員カード等を提示することで遊技を可能とする予約システムが提案されている。
このような予約システムを発展させ、遊技機の機種単位ではなく台番単位での予約を可能にすることで、遊技者が遊技当日の出率状況等を予測し、任意の台番を予約することも想定し得る。
特開2011−161095号公報
さて、遊技者の中には、上記のような予約システムを利用しても良好な遊技結果が得られないため、遊技自体を敬遠してしまう不遇予約遊技者や、遊技場の従業員と内通して調整状況の良い優良台ばかりを予約して独占的に優良台を遊技する不正者とも言える優遇予約遊技者等が発生する虞がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技機の予約を可能とした遊技場用システムにおいて、遊技機の予約をより活用し得る遊技場用システムを提供することにある。
請求項1の遊技場用システムによれば、遊技者ID単位で予約遊技情報が出力されるため、不遇予約遊技者や優遇予約遊技者を把握可能となり、遊技機の予約をより活用し得る遊技場用システムを提供可能となる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 遊技機のリール配列を示す図 遊技機の役設定を示す図 遊技機の有効ラインを示す図 遊技機の内部当選設定テーブルを示す図 (a)及び(b)は、遊技予約の状況を管理する予約DB及び遊技予約に対応して管理する予約遊技DBを示す図 モード別基準情報を示す図 機種Aの各種遊技情報を示す図 (a)及び(b)は、会員IDを異にする二人分の個人遊技情報を並べて示す図 (a)は抽出条件、(b)は抽出結果、(c)は抽出結果詳細を示す図 機種別のモード設定に係る振分シミュレートの一例を示す図
以下、一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場(遊技場X)内には、図示しない複数の遊技機島が設けられており、各遊技機島には、多数の遊技機1(例えばスロットマシン)や、これに対応して多数の遊技装置2及び情報表示装置3が設置されている。図1に示すように、遊技機1、遊技装置2、及び情報表示装置3は夫々2台ずつ、1台の中継装置4と対応付けて接続されており、中継装置4は、LAN4aを介して管理装置5に接続されている。
また、遊技場Xには、景品交換装置としてのPOSや精算機(何れも図示略)、予約端末6等も設置されており、これらの装置もLAN4aを介して管理装置5に接続されている。予約端末6は、後述する遊技予約を行うための操作部6bや画面6aを備えている。予約端末6は、遊技予約に関して例えば、会員用のICカード20(図1にのみ図示)を挿入した状態でフェリカ(登録商標)携帯(以下、携帯端末30と称す)に記憶されている携帯IDを読取ることにより、携帯IDと会員IDとを対応付けて管理装置5に記憶させ、対応付け完了後は、携帯端末30を使用して遊技装置2にて遊技価値を取扱うことを可能とする機能を備える。
管理装置5は、遊技場X内の例えば事務所等に設置されており、遊技機側(つまり遊技機1や遊技装置2、情報表示装置3、中継装置4等)や予約端末6等の遊技場X内の装置から送信される遊技信号に基づいて、各種の遊技情報を管理する。また、管理装置5は、インターネットやVPN接続等の公衆回線101を介して、外部の管理サーバ100と接続されており、遊技情報の通信が可能に構成されている。尚、図示は省略するが、遊技場X以外の遊技場についても、遊技場Xと同様の遊技場用システムが構築されており、各遊技場の管理装置も公衆回線101を介して管理サーバ100と遊技情報の通信が可能に接続されるものとする。
遊技機1は、その正面に表示窓1wが設けられており、遊技者は表示窓1wを通じて内部に設けられたリール1rの図柄を視認可能となっている。各図柄は、図2に示すように、左リール、中リール、右リールの円周面に描かれており、各リールが停止した状態では、表示窓1wの上段、中段、下段に対応して表示される。即ち、表示窓1wには、各リールの各々について3図柄ずつ合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
遊技機1には、図3に示すようにボーナス役、小役、リプレイ役の3種類の役が設定されている。ボーナス役としてはBB役及びRB役の2種類、小役としては7枚役、5枚役(ボーナス時は15枚役)及び2枚役の3種類が設定されている。遊技機1では、1回のゲームにおけるメダルの使用数(投入数であるBET数)は、通常状態では3枚(3BET)に設定されており、ボーナス状態では2枚(つまりBB状態又はRB状態では2BET)に設定されている。また、ボーナス状態では、小役(5枚役)が内部当選役になるように設定されていると共に、5枚役が入賞した場合のメダルの払出数が15枚に設定されている。
表示窓1wには、図4に示すように、中段に対応した横方向の1本(同図の「1」で示す実線)、上段、中段、下段に対応した斜め方向の2本(同図の「2」、「3」で示す実線)、上段と下段に対応した横方向の2本(同図の「4」と「5」で示す実線)の合計5本の入賞ラインが設定されており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。
表示窓1wの下方には、クレジットメダルの投入を行うMAXBETボタン7、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算ボタン8、メダルを投入するメダル投入口9が設けられており、これらの下方にはスタートレバー10、3つのストップボタン11が設けられている。クレジット数が1以上の状態でクレジット精算ボタン8が操作されたときには、そのクレジット数分のメダルが払出される。遊技機1には、最下部に受皿12が設けられ、最上部にランプ部13が設けられている。
尚、遊技機1では、例えば「1」〜「6」の6段階で役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、その何れか1つの設定値(以下、モードと称する)が、遊技場Xの管理者の操作入力により選択されて使用される。詳しくは後述するように、各モードには、それぞれ理論上の出玉率(以下、出率、基準出率とする)が対応付けられており(図7参照)、この出率は、ボーナス役の内部当選確率等により調節される。つまり、モードは、その値が高いほど遊技者にとって有利な設定であり、その値が低いほど遊技者にとって不利な設定である。
遊技機1は、メダルが投入された状態でのスタートレバー10の操作によりゲームが開始されると、例えば0〜65535の間で発生する乱数のうち1つを抽出し、その抽出した乱数と図示しない当選乱数テーブルとを照合することで、内部当選役を決定する。具体的には、例えばモードが「1」であれば図5に示すように、通常状態では、BB役には256個の抽選用乱数が割り振られており、その理論上の内部当選確率は、256/65536である。同様に、RB役には256個、5枚役には4096個、7枚役には8192個、2枚役には656個、リプレイ役には8978個の抽選用乱数が割り振られている。また、BB又はRB状態では、15枚役に65535個の抽選用乱数が割り振られており、15枚役が内部当選役となる確率が高くなるように設定され、このような抽選用乱数の割り振りがモード毎に行われている。
遊技機1は、前記内部当選役を決定すると共にリール1rを始動させた後、遊技者による各ストップボタン11の操作と内部当選役とに応じて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御を実行する。引込制御は、各ストップボタン11の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を前記入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。そして、役に対応した図柄が入賞ライン上に停止することで入賞が発生する。
前記通常状態において小役(7枚役、5枚役、2枚役)が入賞した場合、対応する数のメダルの払出しが行われる。また、リプレイ役が入賞した場合、新たにメダルを投入することなく再度ゲームを実行出来る。ボーナス状態では、上記したようにBET数が2BETに削減されると共に、5枚役が内部当選役となる確率が高められており、5枚役が入賞した場合には15枚のメダルを払出す。このため、ボーナス状態は、一気に多量のメダルの獲得が可能となる。係るボーナス状態のうち、BB状態は例えば300枚を越えるメダルの払出しによって終了し、RB状態は例えば100枚を越えるメダルの払出しにより終了するようになっており、係るボーナス状態の終了により通常状態へ移行する。尚、上記した遊技機1の仕様は一例であり、遊技場X内には様々なスペックの遊技機1が設置されている。
遊技機1からは遊技者による遊技の進行に従い、以下に示す遊技信号が出力される。
・アウト信号=遊技機1から出力。開始操作に応じベット状態のメダルを消費したとしてベット状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(消費価値、使用媒体数)となる。尚、リプレイ時にも対応分を出力。
・セーフ信号=遊技機1から出力。メダルが1枚付与(払出)される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(入賞付与価値、払出媒体数)となる。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分を出力。
・BBまたはRB信号=遊技機1から出力。対応するボーナス状態(BB、RB)中にレベル出力されるので、信号入力期間をボーナス状態として特定する。
図1に示す遊技装置2は、遊技者が貨幣を入金するための貨幣投入口21、会員用或いは一般用のICカード20を挿入するためのカード挿入口22、メダルを払出すための貸出釦23、カードを発行・返却するための返却釦24、各種情報を表示するタッチパネル式の表示部25、携帯端末30との間で非接触通信を行うフェリカ(登録商標)受付部としての非接触リーダ26、メダルを遊技機1の受皿12に払出す払出ノズル27、投入口28、ICカード20の読取りや書込みを行うカードリーダライタ(カードRW)等を備えている。また、図示は省略するが、遊技装置2は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部を備えており、次のように動作する。
貨幣が貨幣投入口21に入金されると貨幣を受付(貨幣受付処理)、その残高を表示部25に表示し、貸出釦23が押下(貸出操作、付与操作)されると、貸出1単位(例えば1000円分)の貸出メダル(対価付与価値)を払出ノズル27から払出し(対価付与処理)、その対価分を残高から引き落とす。この場合、貨幣は複数回分の貸出処理の対応分(例えば1万円まで)を受付可能である。
詳しい図示は省略するが、遊技装置2は、所謂各台計数機能を搭載しており、投入口28へのメダルの投入により遊技者が獲得したメダルを受付可能で、投入口28へ投入されたメダルを、自装置2に内蔵された計数部で計数し、当該計数値を持玉(計数メダル数)として記憶部に記憶する。これにより、持玉を対価とした払戻処理(価値付与処理)も可能とし、払戻した場合には、その対価分(払戻したメダルと同数)を持玉より減算する。持玉や残高が残存する状態で返却釦24が押下(発行操作を受付)されると、持玉や残高を特定可能なICカード20をカード挿入口22から発行する。尚、ICカード20を一般用のICカードとして受け付けた場合は、その持玉や残高を引継ぐ。
遊技装置2は、中継装置4を介したシリアル通信による売上信号により管理装置5にて貨幣受付処理や対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、及びICカード20の受付や発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としてもよい。
上記した一般用のICカード20と異なり、会員用のICカード20(以下、会員カード20と称する)には、前記会員IDつまり遊技者を識別するための遊技者ID(例えば会員番号や遊技者の氏名等の情報)が記録されている。遊技装置2において、会員カード20が挿入口22に挿入されている状態で返却釦24が押下された場合には、前記持玉(計数玉数)を会員IDと対応付けて管理装置5に送信してから会員カード20を発行する。管理装置5では、会員IDの当日貯玉として受信した持玉を記憶する。
他方、遊技装置2において、持玉がある状態で非接触リーダ26に携帯端末30がタッチされた場合は、携帯端末30から携帯IDを読取り、持玉を携帯IDと対応付けて管理装置5へ送信する。管理装置5では、携帯IDと対応付けられている会員IDの当日貯玉に受信した持玉を合算して記憶する。
また、遊技装置2は、上記の当日貯玉した会員カード20の挿入口22への挿入、或いは当日貯玉した携帯端末30の非接触リーダ26へのタッチによって、会員ID或いは携帯IDを読取り、その会員ID或いは携帯IDと対応付けられている会員IDの貯玉(当日貯玉・前日貯玉)を管理装置5から受信して記憶し、表示部25に表示する。携帯IDとは、携帯端末30に内蔵された例えばフェリカ(登録商標)ICチップに付与されているIDmで、携帯端末30を識別するための固有のIDである。携帯端末30自体には携帯IDが記憶されているだけであり、前記残高・持玉・貯玉が記憶されることはないが、別途記憶手段により会員カード20と同様に残高を記憶するようにしてもよい。
図1に示す情報表示装置3は、遊技装置2と同じく、遊技機1と一対一で対応するように付設され、前記ボーナスや大当りの発生回数等の各種の遊技情報を表示する表示部31、遊技場Xの従業員を呼出すときに遊技者が押下する呼出ボタンや表示部31が表示する遊技情報を切替えるときに遊技者が押下する切替ボタン等を含む操作部32等を有する。
管理装置5は、CPUからなる制御部、記憶部、送受信部、モニタ5aやプリンタ等の出力部、キーボード5bやマウス等の操作入力部を備える。そして、管理装置5は、遊技場X内の装置或いは外部の装置からの各種入力信号に基づいて、各種遊技情報についての会員ID単位での管理が可能に構成されている。この場合、遊技場X内の装置或いは外部の装置としては、上記した遊技場X内におけるスロットマシンや所謂パチンコ遊技機を含む数100台の遊技機1側の装置や予約端末6だけでなく、携帯端末30や管理サーバ100等の装置を含む。
さて、本実施形態の遊技場用システムでは、遊技者が希望する遊技機1の予約を可能とし、その遊技予約された予約情報を管理サーバ100で管理する。また、管理装置5は、遊技予約された遊技機1(以下、予約遊技機1´と称する)に関する情報を、会員ID単位で管理する等して、遊技機1の予約をより活用し得るようにしている。係る遊技場用システムの構成について、以下では、「1.遊技者の遊技予約」「2.管理サーバでの受付と予約遊技機での遊技」「3.管理装置と遊技状況情報等の管理」の順に詳述する。
<1.遊技者の遊技予約>
遊技者は、例えば遊技場Xの遊技機1の遊技予約をする場合、当該遊技場X内の予約端末6や遊技装置2での操作入力や、公衆回線101を通じて遊技者所有の端末装置(例えば遊技者自身が所有する携帯端末30やパソコン等)での操作入力により、その遊技者の希望する遊技機1を特定する入力と会員IDや携帯ID等の遊技者IDとを入力することで遊技予約を行う。
具体的には、遊技者は例えば前記POSにおいて所定の会員情報を入力することで実行される会員登録処理により会員カード20が発行されており、上記した予約端末6において、携帯IDと会員IDとを対応付けて管理装置5に記憶させる(登録しておく)ことにより、遊技場Xにおける携帯端末30を使用した遊技装置2での遊技価値の取扱や、携帯端末30での操作入力による遊技予約が可能とされている。また、こうした会員IDや携帯IDの登録は、予約端末6での遊技予約時に行うことが可能であり、既に当該登録がなされているものとする。尚、必ずしも携帯IDに会員IDを対応付ける必要はなく、携帯ID単独での登録を受付け、処理対象としてもよい。
詳しい図示は省略するが、遊技者は例えば自身の携帯端末30により遊技予約を行う場合、公衆回線101を介して管理サーバ100にアクセスすることで、その端末30の表示部30aに予約メニュー画面を表示させる。この予約メニュー画面において、遊技者は、希望する遊技場Xを選択した上で、希望する遊技日(開店前であれば当日でも許容し、7日前からの遊技予約が可能)を指定する。この指定により、携帯端末30の表示部30aにおいて、予約対象となる機種の一覧を表示する画面に遷移し、その画面で希望する機種を選択すると、その機種における予約可能な台番の一覧を表示する画面に遷移するので、台番の一覧から希望する台番を指定する。
遊技予約の方法は、遊技場、遊技日、機種、台番を順に指定する上記端末30での操作入力に限らず、遊技場Xに来店した遊技者が予約端末6で直接的に台番の操作入力をする等、他の方法で遊技予約を行うことができる。何れにしても、上記端末6,30等の操作入力により少なくとも、希望する遊技機1を特定可能な希望遊技機情報としての台番と、携帯IDや会員IDといった遊技者IDとが、公衆回線101等を介して管理サーバ100に送信されることで、各遊技場の遊技予約は管理サーバ100でまとめて受付ける構成としている。また、遊技予約は、遊技者1人1台とし、一の遊技者が遊技予約後に他の台番の遊技予約をした場合には、先の台番の遊技予約がキャンセルされるものとする。また、既に他の遊技者により遊技予約がされている台番は予約対象から除外され、その台番について上記キャンセルがあれば、これに伴う当該台番の予約を可能とする。
<2.管理サーバでの受付と予約遊技機での遊技>
管理サーバ100は、上記した遊技者IDと希望遊技機情報との受付に応じて、その希望遊技機情報により特定される遊技機1の遊技予約を行う遊技予約手段であり、遊技場毎に遊技予約をまとめて管理する。また、管理サーバ100は、例えば管理装置5と同様のハードウェア的構成を備えており、管理する遊技予約に係るデータベース(予約DB)を自身の記憶部に記憶したり、モニタ100aに表示出力する。
具体的には、図6(a)は遊技場Xの予約DBを示しており、管理サーバ100は、上記した遊技予約において、予約DBに基づき該当する台番の予約の有無やキャンセルの有無を判定し、重複予約を排除する等して、少なくとも遊技者と台番とを相互に対応付けた予約状況を管理する。同図6(a)において「台番」と「機種名」は、予約遊技機1´の台番と機種名を示し、「会員ID」と「携帯ID」は、予約した遊技者のIDを示し、「予約日」と「予約時刻」は、予約を受付けた日とその時刻を示し、「遊技日」は、来場日となる予約対象日を示す。
また、管理サーバ100は、遊技者からの遊技予約を受付けると、上記予約DBとして遊技場毎に管理・集計し、その集計結果を各遊技場の管理装置5に送信する。この送信は、遊技予約の受付毎に行う(或いは開店前等の所定時刻に一括して行うようにしてもよい)。
他方、各遊技場において、管理装置5は、送信された予約DBに基づき予約遊技機1´の予約状況を特定し、開店迄に予約された台番の予約遊技機1´について、予約した遊技者以外の遊技を禁止するための予約状態に設定する。例えば図1に示すように、予約遊技機1´に対応する情報表示装置3の表示部31に「予約中」と表示させる設定や、対応する遊技装置2での貸出処理を抑制する設定を行う等して、予約遊技機1´での遊技を実質的に禁止する。
尚、予約状態として、予約遊技機1´の電源をOFFにする等、遊技自体を禁止する状態にしてもよい。また、遊技予約は営業中でも可能とし、営業中は予約端末6または遊技装置2のような遊技場X内の端末装置での予約のみを許容する構成とする。この場合、営業中に所定時間(例えば10分間)非稼動となった遊技機1を、従業員に対する報知手段(例えば所謂ヘッドセットでのアナウンス)により報知する。これにより、その非稼動を確認した従業員が後述するリモコン操作により空台として管理装置5に通知することで、管理装置5において、空台を予約対象台として特定させる。営業中における予約対象台の遊技予約は、その遊技予約の受付け後、所定時間(例えば5分)予約状態を継続させるものとし、その他は開店前の遊技予約と同様に処理されるものとする。
遊技場Xの予約遊技機1´を予約した遊技者である予約者は、予約遊技機1´に対応する遊技装置2に対し、会員カード20を挿入口22に挿入し或いは携帯端末30を非接触リーダ26に翳す等して当該遊技装置2に会員ID或いは携帯IDを読取らせる。つまり、前記カードRW或いは非接触リーダ26を有する遊技装置2は、対応する遊技機1が予約遊技機1´である場合に予約者の会員ID或いは携帯IDのような遊技者IDを受付可能な識別情報受付手段として機能し、受付けた遊技者IDを管理装置5へ送信する。この場合、管理装置5は、当該遊技装置2から送信される会員ID或いは携帯IDについて予約DBを照合することで、その送信されたIDと該当する台番の会員IDとが合致することを条件に、予約状態を解除させる。これに伴い、情報表示装置3における「予約中」の画面が通常時の画面に遷移し、遊技装置2での貸出処理を許容し、予約遊技機1´の電源をONにする等して、予約遊技機1´での遊技が許容されることとなる。このように、遊技が許容された予約遊技機1´つまり対応する遊技装置2により予約者の遊技者IDが受付けられた予約遊技機1´を予約実行遊技機1´´と称する。
尚、予約状態の解除は、上記の条件に限らず、開店後の所定時刻(例えば開店の10分後)になった時点で行う構成とし、所定時刻となったことを上記報知手段を利用して報知してもよい。また、図示は省略するが、予約状態の解除を、遊技場Xの従業員が携帯するリモコンの操作により行うことも可能とし、情報表示装置3のリモコン受光部で当該解除の信号を受付けた時点、つまり前記所定時刻にならなくとも、予約状態を解除する構成にすることができる。
管理装置5は、上記したように受付けられた会員ID或いは携帯IDと予約DB(予約情報)とに基づき予約実行遊技機1´´を特定可能に特定し、予約者の予約遊技機1´での遊技の有無を判定する。ここで、図6(b)は、遊技の有無の判定結果を含む予約遊技DBを示す。同図に示すように、予約された台番を対象として、会員ID或いは携帯IDの受付があれば予約者の「遊技」有りと判定し(「○」を付し)、当該受付けがなければ予約者の「遊技」無しと判定して(「×」を付して)管理する。また、予約遊技DBでは、予約された台番を対象として、前記「モード」と「遊技日」とが対応付けて管理される。尚、モードを表す「1」〜「6」の数字は、例えば遊技機1に対する管理者の操作入力により設定され、管理装置5において、その遊技機1乃至予約遊技機1´からモードを示す遊技信号を入力することで特定・管理される。或いは管理装置5において、そのモードに合わせて別途管理者が台番毎にデータ入力(操作入力)する等して特定することができるが、詳しくは後述する。
図6(b)では、図6(a)の対比から明らかなように、会員ID「123−456789」の予約者は、機種Aについて、台番「1」をキャンセルしたものの、結局台番「3」、モード「2」の予約実行遊技機1´´で遊技したことが分かる。同様に、管理装置5では、図6(b)で図示しない他の会員の予約遊技DBについても、「7月15日」以前の過去分を含め会員ID単位で管理している。尚、上記した予約DB及び予約遊技DBは、何れも予約遊技機1´を特定可能な予約情報として、管理装置5と管理サーバ100との間での通信により、管理サーバ100でも管理される。従って、管理装置5及び管理サーバ100は、会員ID単位つまり遊技者単位で予約情報を管理する予約情報管理手段に相当する。
<3.管理装置と遊技状況情報等の管理>
管理装置5は遊技情報管理手段として、予約遊技機1´と予約実行遊技機1´´を含む遊技機1〜1´´の遊技状況、及び当該遊技状況を調整するために遊技機1にて予め設定される調整状況の内、少なくとも一方を示す遊技状況情報を遊技機に対応付けて管理する。
具体的には、図7のモード別基準情報は、「1」〜「6」の各モードについてメーカの発表値や集計対象となる遊技場X(或いは他の複数の遊技場)での過去の実績値等に基づき設定される遊技情報であって、当該モードに対応した基準となる基準情報を示す。係る基準情報は、モード別の「基準出率(アウトに対するセーフの比率)」と「基準玉単価(アウトに対する売上の比率)」と「基準玉粗利(アウトに対する粗利の比率)」とについて、同図7に示す機種Aだけでなく、遊技場Xで用いられている全機種について設定されている。こうしたモードは、全機種の遊技状況を調整するための調整状況情報として、管理装置5により各遊技機1〜1´´に対応付けて管理される(図8、9等参照)。
また、管理装置5は、遊技機側から出力される遊技信号及び操作入力の少なくとも一方により特定される全機種の遊技情報を機種単位且つ営業日単位で集計するようになっており、図8は、機種Aの遊技情報の集計結果を営業日単位で示している。係る遊技情報は、複数営業日分(例えば400日分)蓄積されるようになっており、キーボード5b等での操作入力によって指定された機種並びに任意の期間(或いは日付)についての集計を可能としている。図8の遊技情報における各項目は、以下のように規定される。
・台番=遊技機ID
・モード=遊技機設定値。その何れか1つの設定値を遊技機1で操作入力により設定。
・アウト=消費価値。前記アウト信号により特定。
・セーフ=入賞付与価値。前記セーフ信号により特定。
・差玉=アウトとセーフとの差(アウト−セーフ)。尚、本実施形態において、遊技価値は、以降も含めメダル等を対象とする場合でも玉と称する。
・売上=対応する遊技装置2における売上額。遊技装置2からの遊技信号により特定。
・出率=セーフ÷アウトで求められる付与率。
・粗利=遊技場Xの粗利益。売上−(売上玉−差玉)×交換単価の相当値で求められる。尚、売上玉=売上÷貸単価、貸単価は20円、交換単価は16.7円にて演算しており、以下同様とする。
・機械割=売上玉(売上額)に対する景品玉(景品額)の割合。所謂営業割数であり、(売上玉−差玉)÷売上玉で求められる。
・基準出率=モードに対応する基準となる出率。図7より特定される、モードに対応した出率の相当値。
・基準セーフ=アウト×基準出率で求められる、アウトと基準出率に対応するセーフの相当値。
・基準玉単価=モードに対応する基準となる玉単価。図7より特定される、モードに対応した玉単価の相当値。
・基準売上=アウト×基準玉単価で求められる、アウトと基準玉単価に対応する売上の相当値。
・基準粗利=基準売上−(基準売上玉−基準差玉)×交換単価で求められる、アウトとモードに対応する粗利の相当値。尚、基準売上玉=基準売上÷貸単価、基準差玉=アウト−基準セーフとする。
尚、予約者が予約状態の解除後に予約実行遊技機1´´で遊技を継続しても直ぐに会員カード20を排出する等、予約者の遊技状態の特定が困難であることから、予約者の会員IDや携帯IDを受付けた場合には、同図8の遊技情報をそのまま予約者の遊技情報とみなして管理している。但し、遊技中に他の遊技者の会員IDや携帯IDを受付け、或いは従業員のリモコン操作により当該遊技機1´´を空台と特定する等、予約者の当該遊技機1´´での遊技終了を特定できる場合には、予約状態からその遊技終了時点までの遊技情報を予約者の遊技情報とする等、必ずしも終日の遊技情報を集計する構成を採らなくてもよい。同図8に示す機種Aの台番「1,2,3、…」というように、遊技場X内の全ての遊技機1〜1´´について、管理装置5により管理される機種毎の遊技情報には、同図のアウトやセーフ、出率等といった機種Aの遊技機1〜1´´の遊技状況を示す遊技状況情報と、モードといった当該遊技機1〜1´´の調整状況を示す遊技状況情報とが含まれる。
また例えば、遊技者IDの受付状態を解除した場合に再度予約状態とする等、遊技者IDの受付状態の解除に応じて上記のように実質的な遊技を禁止することで、予約遊技中における遊技装置2での遊技者IDの受付状態を維持させ、係る受付状態中の遊技情報を予約者の遊技情報とみなして集計する構成を採ることもできる。このような場合、前記リモコン操作等の従業員操作により再度の予約状態を解除して次の遊技者による遊技を可能とするために、上記ヘッドセット等を報知手段としてその旨を報知するようにしてもよい。
ここで、図9(a)及び(b)は、図6(a)〜図8の予約DBや遊技情報等に基づき、会員ID(123−456789及び123−123456)の二人分の遊技履歴(個人遊技情報)を、予約者別に営業日単位で例示している。つまり、図9(a)及び(b)は、出力手段たる管理装置5において、遊技者ID単位で、予約遊技機1´乃至予約実行遊技機1´´に対応付けて管理される遊技状況情報である予約遊技情報を含む個人遊技情報を、モニタ5aに表示出力したときの画面を示している。同図9では、説明の便宜上、1営業日当り1台、つまり最初に遊技予約を受付けた台番のみを対象として個人遊技情報を例示しているが、遊技予約を受付けた他の台番を含む遊技者IDを受付けた全ての台番を遊技機会の対象として個人遊技情報を表示出力することもできる。
図9に示すように、「遊技日」「機種」及び「台番」に対応付けて、「予約」「モード」「アウト」等の個人遊技情報を示すと共に、その個人遊技情報の各項目の「平均」や「合計」の欄40では夫々の集計結果を個人の履歴として示している。「予約」は例えば、図9(a)の会員ID「123−456789」の遊技者の遊技について、予約者として「予約」した台番があれば、その欄に「○」を、当該予約がなければ「×」としている。それ故、図9の個人遊技情報は、予約がない台番(遊技機1)での遊技情報を含むものの、基本的には予約遊技機1´の内、予約実行遊技機1´´に対応付けて管理される遊技状況情報である予約遊技情報を管理対象、及び出力対象に含んでいる旨を示している。
図9の個人遊技情報は、キーボード5b等での操作入力により、期間(例えば5月1日〜7月31日)を指定した上で該当期間の遊技情報のみを抽出して、表示出力した例である。従って図9(a)の例において、機種や台番の集計結果の欄40における数値「50」は、遊技者の遊技日数等の遊技機会の数に相当する遊技回数を示す。また、予約の集計結果の欄40における合計の数値「32」は遊技回数の内の予約回数を示し、平均の数値「64.0%」は、遊技回数に対する予約回数の割合(予約率)を示す。モードの集計結果の欄40における数値「2.4」は、1遊技機会当りのモードの平均値を示す。モードよりも右側の項目(アウト以降の遊技情報)の欄40における各数値は、1遊技機会当りの「平均」の値や、期間で「合計」した値を示している。
また、下側の欄41において、「予約有」は予約が「○」の遊技情報の平均値を示し、「予約無」は予約が「×」の遊技情報の平均値を示しており、予約の有無で区分して遊技情報を集計している。
ここで、図9(a)の遊技者は粗利の合計が315200円であり、予約有りの平均値も7405円であると共に、そのモードも2.4と低く、遊技で負けており、良好な遊技結果を得られていない不遇予約遊技者である旨を把握できる一方、図9(b)の遊技者は粗利の合計が−852445円であり、予約有りの平均値も−19271円であると共に、そのモードも5.2と高く、遊技で勝っており、良好な遊技結果を得ている優遇予約遊技者である旨を把握できる。
このように予約の有無により遊技状況情報を区分しているので、予約状況に応じて優遇予約遊技者であるのか、不遇予約遊技者であるのかを把握可能となるが、更にその把握を容易化するため、粗利やモード等の遊技状況情報に対して基準値を設定し、図9の出力時に基準値と比較した結果により、優遇予約遊技者であるのか不遇予約遊技者であるのかを識別可能(例えば対応色により着色する等)に出力してもよい。
尚、図9の個人遊技情報は、図8で例示した遊技情報の一部を示したが、以降の例示も含め図8で例示した遊技情報以外の遊技情報、或いは図示しない周知の遊技情報についても管理装置5での管理・集計対象としうることは勿論であるから、係る遊技情報の詳細な説明を省略する。
そして、本実施形態の管理装置5は、モードや出率等といった遊技状況情報に対する条件(抽出条件)を、キーボード5b等での操作入力により設定する設定手段、並びに遊技者ID単位で、対応する遊技状況情報と当該抽出条件とを比較し、対応する遊技状況情報が当該抽出条件を満たす遊技者IDを抽出する抽出手段として構成されている。詳細な図示は省略するが、管理装置5のモニタ5aには、図示しないメニュー画面から図6(a)〜図9(b)等の各画面(後述の画面も含む)へ遷移するための選択欄が表示されるようになっており、その選択欄で画面の選択を、キーボード5b等を用いた操作入力により行うことで、図10(a)の画面へ遷移させる。尚、モニタ5aの各画面における数値や設定、選択等の操作入力は、キーボード5bや前記マウスを利用した操作手段に限らず、タッチパネル式のモニタ5aの場合には、そのタッチパネルを入力手段として行うことができる。
図10(a)は、遊技状況情報に関する抽出条件を設定する画面を示しており、「遊技日」について5月1日〜7月31日を対象期間として指定し、「台番」の範囲や「機種」A〜Cの指定を、管理者の操作入力により任意に設定する。また、「予約」の欄では、「有」を予約遊技、「無」を予約遊技以外の遊技、「全体」が予約状況に関わらない遊技として、抽出条件を設定し、「モード」以降の右側の欄でも、各項目に対応する抽出条件の設定が可能とされている。尚、図10(a)の例では、アウトやセーフ等の欄はブランクであるから、係る遊技状況情報に対する抽出条件は設定されていない。また例えば、モードだけ抽出条件を設定する等、各抽出条件は任意に設定することができる。
また、図10(a)の「モード」以降の右側の各項目について、複数の抽出条件を設定した場合に、図示しない画面上の設定部で、それら抽出条件をAND条件とOR条件との何れかに設定する操作入力を行うことにより、全ての抽出条件を満たす会員IDを抽出したり、何れか1つの抽出条件を満たす会員IDを抽出する設定が可能とされている。
図10(b)は、管理装置5により図10(a)の抽出条件に基づき図9の個人遊技情報等を照合することで、係る抽出条件を満たすと判定された会員IDの遊技回数等に関する抽出結果を出力した例を示している。ここで、各抽出条件には、前記設定部において抽出条件別にまたは一律に、基準値を別途設定可能であり、その基準値分の遊技回数が特定された会員IDについての遊技回数に関する情報のみを抽出している。尚、図10(b)ではAND条件で、抽出条件に係る全ての項目で対象期間中に3回以上の遊技回数が特定された会員IDの遊技情報を抽出対象としている。
図10(b)では、会員ID別に抽出条件(遊技日や台番、機種の条件)を満たす遊技回数を「母数」の欄で特定し、「機種」の欄には抽出された機種名を遊技回数が多い順に上から並べて示している。また、同図の「予約」について、抽出された遊技回数を上段に示し、下段には母数に対する遊技予約の割合(予約率)を示す。「モード」以降の右側の各項目について、抽出された遊技回数を夫々上段に示し、下段には「予約」に対する各項目の遊技回数の割合を夫々示すこととなる。更に、管理装置5は、予め設定される前記基準値(例えば80%)と比較した結果に応じて、同図のハッチング部分を、当該基準値に達している項目の識別が可能な表示態様(例えば赤色)で表示出力する。
図10(c)は、図10(b)の会員IDの何れかを選択する操作入力をした場合に遷移する、抽出結果の詳細を表す画面である。図10(c)において、会員ID「123−123456」の「母数」及び「予約」の項目は図10(b)と同じであるが、「機種」では機種別の遊技回数が示される。また、図10(c)において、「モード」は平均値が示され、「アウト」以降の右側の各項目には、平均値や合計値が示される。
図10(a)〜(c)では、遊技結果の良い遊技者つまりモードを3以上とする「3〜」の抽出条件を操作入力により設定したが、例えばモードを2以下とする「〜2」の抽出条件を操作入力により設定する等して遊技結果の悪い会員IDの遊技情報を抽出することも可能である。このような抽出により、不遇予約遊技者(例えば図9(a)参照)や、例えば従業員と内通する等してモードの調整状況が漏洩されたと思われる優遇予約遊技者(例えば図9(b)参照)等の目星を付けられる出力が可能になる。係る管理装置5での出力は、モニタ5aによる表示出力や前記プリンタによる印刷出力等、当該装置5の備える周辺機器を出力手段として行うことができる。
上記したように、管理装置5は、調整状況を示す遊技状況情報であるモード(調整情報)に関する管理者の操作入力を受付ける処理と、そのモードに関する情報を出力する処理(何れの処理も調整情報処理に相当)とを行う調整情報処理手段に相当する。また、管理装置5はグループ分け手段として、予め登録された全遊技機1の機種を識別し、全遊技機1の機種単位のグループ分けを行うことで、その遊技機グループつまり例えば、図8の台番「1」〜「5」の機種Aのグループや、図10の機種A〜Cの何れかのグループ等としてまとめて集計・演算する構成にある。
従って例えば、管理装置5は、図10(a)のモードの抽出条件の操作入力を受付ける等して調整情報処理を行う場合に、当該調整情報処理の対象となる遊技機1が属する遊技機グループにおける予約遊技機1´乃至予約実行遊技機1´´に関する情報を、そのグループとして集計・演算した結果(図10(b)等参照)を出力するものといえる。また、管理装置5は、抽出手段として抽出した会員IDに対応した予約遊技機1´である抽出予約機が属する遊技機グループ(例えば図10(b)の機種A〜C)を対象とした調整情報処理として、例えば図10(b)や図10(c)の画面を表すべく「モード」に関する情報の表示出力処理を実行する場合に、当該抽出予約機に関する情報として、「モード」以外にも上記した「母数」「機種」…といった「予約」に関連する同図の情報を表示出力するものといえる。
図11は、機種単位で遊技機1に設定するモードを振分ける振分シミュレートした結果を示しており、同図の画面において、「想定アウト」と「想定粗利」とが操作入力等により条件として設定される。これにより、遊技機単位のアウトが想定アウトとなり、平均の粗利が想定粗利となるよう、操作入力された条件に見合うモードの組合せが自動的に割振られる。このような割振り自体は周知であるため詳細な説明を省略するが、図11のモードの組合せは、想定アウトにて図7の基準値分の遊技情報を得た場合の粗利の平均値が想定粗利を基準とした一定の範囲内に収まる組合せを示す。更に、係る条件は、「モード6を1台含む」ものとし、或いは「モード1を含まない」ものとする等、操作入力により追加的な設定が可能である。想定アウトの値もモード別に変更してもよく、又、想定粗利の代わりに想定出率等の、他の項目を採用することが可能である。
図11では例えば、機種Aのモード6の欄を「橙色(※1)」、機種Aのモード5の欄と機種Bのモード5及びモード6の欄とを「黄色(※2)」、機種Cのモード5の欄を「赤色(※3)」で表示出力しており、モードの割振りに併せて色分けする表示態様としている。この色分けは、予め管理者の操作入力により設定される特定のモード(例えばモード5,6)を対象として、当該モード5,6を設定する遊技日の当該機種の予約者数と当該モード5,6の台数との比較結果を表すものであり、管理装置5において、当該モード5,6を他のモード1〜4と区別するための設定が行われる。即ち、管理装置5は、予約DB或いは予約遊技DBと該当する遊技日の調整情報とに基づいて、予約者の人数と当該モードの台数とが一致すると判定した場合に「赤色」、予約者の人数に当該モードの台数が足りないと判定した場合に「橙色」、予約者はいるのに当該モードの台数が0台であると判定した場合に「黄色」を、該当するモードと機種に合わせて表示出力する。
それ故、図11の機種Aについて予約者が2人以上おり、モード6の欄は、台数が1台でその予約者数に足りないので「橙色」、モード5の欄は、台数が0台なので「黄色」で表されている。機種Bについて、予約者がいるにも関わらずモード5,6の欄は台数が0台なので「黄色」で表されている。また、機種Cについて、予約者が1人であり、モード5の欄は、台数も1台なので「赤色」で表され、モード6の欄は、予約者分の台数をモード5の台数が満たすため「着色無し」とされている。
また、管理装置5において、図9等の個人遊技情報に基づき、上記モード5,6の台数と比較対象にする予約者個人の特定が可能である。例えば図10(a)の画面で抽出条件を指定して、対象期間(指定した期間或いは予め設定される所定期間)における粗利が多い又は出率が小さい(基準値も含む)等、遊技で負けている旨の条件を満たす遊技者(例えば図9(a)参照)を比較対象とする一方、遊技で勝っている旨の条件を満たす遊技者(例えば図9(b)参照)は比較対象としない。或いは遊技で勝っている旨の条件を満たす遊技者にとって不利なモード(例えばモード1)を比較対象とする等してもよい。
管理装置5において、モード設定の際、図11で着色された欄として識別される箇所を、操作入力により選択した場合に、比較対象となる遊技者の図5(a)等の個人遊技情報や予約された台番を表示(報知)する。このような報知は、どのような遊技者をモード5,6の台数との関係で比較対象としたのかを把握可能にするために行う。これにより、遊技で負けている予約者には有利なモード5,6で、遊技で勝っている遊技者やモードの情報漏洩等の不正が疑われる予約者には不利なモードで遊技を行わせることもでき、予約者の遊技上の均衡を保つことが可能となる。
上記のような報知は、例えば管理装置5にてモードを操作入力する際の入力画面で、対象となる予約者が予約した台番を表示出力したり、当該入力画面にて負けている予約者の予約遊技機1´とは異なる遊技機1に有利なモードを対応付けて入力する場合に「他の遊技機に遊技予約者がいますが宜しいですか?」等のように、当該予約遊技機1´に有利なモード5,6を設定するように促す音声や表示でのメッセージにしてもよい。また、入力画面を表示する際に「予約遊技機は3番台と5番台です」や「該当機種内に予約遊技機があります」、「該当機種内に負けている予約者の予約遊技機があります」といった予約遊技機1´に関するメッセージとして報知する等、モードに関する処理を行う際に予約遊技機1´に関する情報を報知する構成であれば、その報知態様乃至報知(出力)方法は上記したメッセージ等に限るものではない。このように、管理装置5は、抽出予約機とは異なる遊技機1に対して、特定の調整情報(例えば上記のモード5,6)を対応付ける操作入力の受付等の調整情報処理を行う場合に、当該抽出予約機に関するメッセージ等の情報を出力するように構成されている。
尚、遊技場の中には有利なモードを設定した優良台を設けて出玉感をアピールしたいとの意向を持つ遊技場もあるが、優良台を設けてもその遊技機1での遊技がなされないと出玉感がアピールできないという問題がある。しかしながら、このような問題も、上記のようにモード設定等の調整情報処理を行う場合に、予約遊技機1´に関する情報を出力すれば解消し得るが、更に遊技の確実性を高めるために、遊技場用システムとして以下の構成を採ることができる。即ち、予約した遊技機1´を遊技した回数や、予約した回数に対する予約した遊技機1´を遊技した回数の割合を示す予約実行率等の予約実行情報を、管理装置5により会員ID単位で管理し、予約実行率がその基準値よりも高い予約者(或は予約実行率が他の予約者に比して高い予約者)の予約遊技機1´を優先して報知対象或いは表示対象にする等して予約実行情報に基づく対象者を管理者に識別させる構成とすることができる。
上記した実施形態によれば、次のような効果を奏する。
会員ID単位で予約遊技機1´に対応したモードや出率等の遊技情報を出力するため、図9(a)のような遊技履歴により不遇予約遊技者を把握したり、図9(b)のような遊技履歴により優遇予約遊技者を把握することが可能となり、遊技機1の予約をより活用し得る遊技場用システムを提供可能となる。また、遊技予約をするために会員IDを提示する必要があるため、会員IDの提示を面倒に思うことや、やましい気持ち等により会員IDの提示を敬遠する遊技者を管理対象として遊技情報を管理可能となる。
予約しても遊技しない遊技者がいる場合や、都合により予約した遊技機1´を遊技できない場合を排除した上で遊技予約に応じた遊技情報を管理するので、より正確な遊技情報を管理できる。
管理装置5において、予約遊技機1´を対象として条件に見合う遊技者を抽出するため、不遇予約遊技者や優遇予約遊技者を把握し易くなる。
不遇予約遊技者の予約遊技機1´を有利な調整状況とすることや、優遇予約遊技者の予約遊技機1´を不利な調整状況とするためのサポートが可能となる一方、遊技揚が遊技者に出玉感を示そうと優良台を設けたにも拘らず、当局の指導等により優良台を謳うことが制限されていることから、優良台を誰も遊技せず出玉感を示すことができないという問題を抱える遊技場に対して、優良台が遊技される確率を高めるためのサポートが可能となる。この場合、機種単位での出力となるため、モードを調整することを検討している機種を対象として、上記を考慮した上での調整が可能となる。
遊技場Xが意図的に有利、或いは不利な調整状況とした遊技機1,1´を遊技させたい条件に見合う不遇予約遊技者等がいる状態で調整情報処理が行われる場合に抽出予約機に関する情報が出力されるので、その抽出予約機、即ち不遇予約遊技者等を考慮した上で予約遊技機1´の調整を行うことが可能となる。
遊技機1,1´の調整の考え方として図11のように機種単位でどれくらいの粗利を得るかを念頭に置いて各遊技機1,1´を調整する考え方もあり、この場合、有利な調整と不利な調整とを各遊技機1,1´に振分けるが、意図的に有利または不利な遊技機1,1´を遊技させたい不遇予約遊技者等の予約遊技機1´がある場合に、誤って他の遊技機1,1´を有利または不利な遊技機1,1´としても、その予約遊技機1´への有利または不利な調整の変更をサポート可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
遊技場用システムにおいて管理サーバ100を設けたが、そのサーバ100の機能を管理装置5に搭載してサーバ100を介すことなくシステムを構成してもよい。この場合、対応する遊技場Xや系列遊技場専用の遊技予約となる。
台番単位での遊技予約を受付ける構成を例示したが、機種単位で遊技予約を受付ける構成にしてもよく、係る機種単位での遊技予約を受付けた場合には、サーバ100や管理装置5等にて台番を割振り、その割振った台番を予約状態とする。機種単位の遊技予約を複数台分受付けた場合は、その複数台を予約状態とし、その複数台を何れの予約者であっても遊技可能とする等してもよい。
遊技予約については、遊技者の携帯端末30に遊技予約用のアプリをインストールし、そのアプリを起動した状態で遊技場X内や、遊技場Xの開店前の待合スペース等の、遊技場X周辺のWiFi等の無線通信手段(アクセスポイント等)と通信可能な領域にて、当該アクセスポイント等との接続を条件に当該アプリによる遊技場Xでの遊技予約を可能とする。この場合、開店前の待ち時間帯の遊技予約を受付ける構成とすることで、遊技予約しても来店しないときのリスク軽減や、開店前に1台の予約端末6に複数の予約者が列を重ねたり殺到する等の問題点を解消しうる。
図9では、管理対象として操作入力により特定可能なモードと遊技信号により特定可能なアウト等を例示したが、モード等の操作入力による特定が可能な遊技情報だけを管理対象としても、アウト等の、遊技信号による特定が可能な遊技情報だけを管理対象としてもよい。また、上記したように遊技機側からの遊技信号によりモードを特定したり、アウト等の想定値等を操作入力により特定してもよい。
会員IDと携帯IDとを受付可能とし、携帯IDを受付けた場合であっても図9に示すように会員IDを基に個人遊技情報を管理することを例示したが、その受付けた携帯IDを基に個人遊技情報を管理してもよい。また、会員IDや携帯ID以外の例えば指紋のような生体認証等を遊技者IDとして受付け、その遊技者IDを基に遊技者ID単位で個人遊技情報を管理してもよい。
図9等の予約遊技機1´の内、予約者により遊技された予約実行遊技機1´´を対象とした管理を例示したが、予約実行遊技機1´´以外の予約遊技機1´である予約不実行遊技機を含めて予約遊技機1´の遊技情報を管理したり、予約不実行遊技機を対象として遊技状況情報を管理してもよい。
前記従業員操作について、リモコン操作といったリモコン信号の入力により特定することを例示したが、例えば遊技装置2に対する従業員による暗証番号や特殊パターンの入力操作、或いは生体認証のような認証処理後の操作等の特別操作を受付けることで従業員とその入力内容を特定する等、従業員操作の特定方法は何れの方法も採用しうる。
管理装置5で設定する各種の情報は、遊技場Xの管理者による任意の設定、管理装置5の製造メーカによる設定、外部(例えばチェーン店本部や遊技機メーカ等)の管理サーバからのダウンロードによる設定、遊技場Xの実績値等に応じて変更する設定等、何れの設定により与えられる情報を排除するものではない。また、例示した数値は単なる例示であり、どのような数値を採用してもよい。
遊技機1や遊技装置2のグループとしては、機種単位だけでなく例えば前記遊技機島を単位とし、対応する遊技機1のスペックが似通っているものを単位とし、メーカが同じ遊技機1を単位として、グループ分けを行うようにしてもよい。
対象となる遊技機は、スロットマシンやパチンコ遊技機等を例示できるが、遊技媒体を排出せずデータ上のポイントを遊技に応じて更新する所謂封入式の遊技機等も想定できるため、玉やメダル等の遊技媒体や上記ポイントを包含する遊技価値という表現を適宜使用している。
管理装置5やサーバ100が行う処理の一部を遊技装置2や中継装置4等で行ってもよいし、例示した通りサーバ100の機能を管理装置5に持たせるなど、管理装置5とサーバ100との処理をどのように分配してもよい。また、例示した構成を適宜設定等に応じて採用するか否かを変更したりしてもよいし、変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせてもよいし、適宜構成を除外してもよい。
図面中、1,1´,1´´は遊技機(予約遊技機、予約実行遊技機、抽出予約機)、2は遊技装置(識別情報受付手段)、5は管理装置(予約情報管理手段、遊技情報管理手段、出力手段、設定手段、抽出手段、調整情報処理手段、グループ分け手段)、5aはモニタ(出力手段)、100は管理サーバ(遊技予約手段、予約情報管理手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技者を識別するための遊技者IDと、希望する遊技機を特定可能な希望遊技機情報とを受付可能であり、その受付に応じて希望遊技機情報により特定される遊技機の遊技予約を行う遊技予約手段と、
    遊技者単位で、遊技予約された遊技機である予約遊技機を特定可能な予約情報を管理する予約情報管理手段と、
    遊技機側から出力される遊技信号、及び操作入力の内、少なくとも一方により特定される遊技情報であって、遊技機の遊技状況、及び遊技機の遊技状況を調整するための調整状況の内、少なくとも一方を示す遊技状況情報を遊技機に対応付けて管理する遊技情報管理手段と、
    遊技者単位で、前記予約遊技機に対応付けて管理される前記遊技状況情報である予約遊技情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 遊技機に対応して設けられ、当該遊技機が前記予約遊技機である場合に当該予約遊技機を予約した遊技者である予約者の前記遊技者IDを受付可能な識別情報受付手段を備え、
    前記予約情報は、対応する識別情報受付手段により前記予約者の遊技者IDが受付けられた前記予約遊技機である予約実行遊技機を特定可能であり、
    前記予約遊技情報は、前記予約遊技機の内、前記予約実行遊技機に対応付けて管理される遊技状況情報であることを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。
  3. 前記遊技状況情報に対する条件を設定する設定手段と、
    遊技者単位で、対応する前記遊技状況情報と前記設定手段により設定される条件とを比較し、対応する遊技状況情報が当該条件を満たす遊技者を抽出する抽出手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記抽出手段による抽出結果を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。
  4. 前記調整状況を示す遊技状況情報である調整情報の操作入力の受付、及び前記調整情報の出力の内、少なくとも一方である調整情報処理を行う調整情報処理手段と、
    前記遊技機のグループ分けを行うグループ分け手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記調整情報処理が行われる場合に、当該調整情報処理の対象となる遊技機が属する遊技機グループにおける前記予約遊技機に関する情報を出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の遊技場用システム。
  5. 前記遊技状況情報に対する条件を設定する設定手段と、
    遊技者単位で、対応する前記遊技状況情報と前記設定手段により設定される条件とを比較し、対応する遊技状況情報が当該条件を満たす遊技者を抽出する抽出手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記抽出手段により抽出された遊技者に対応した前記予約遊技機である抽出予約機が属する遊技機グループを対象とした前記調整情報処理が行われる場合に、当該抽出予約機に関する情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の遊技場用システム。
  6. 前記設定手段は、前記調整情報の内、特定の調整情報を他の調整情報と区別するための設定を行い、
    前記出力手段は、前記抽出予約機とは異なる遊技機に対して前記特定の調整情報を対応付ける前記調整情報処理が行われる場合に、当該抽出予約機に関する情報を出力することを特徴とする請求項5に記載の遊技場用システム。
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