JP2018038541A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な椅子において、施設運用時における脚部材と利用者等との干渉を抑えるとともに、着座荷重をより適切に脚部材で支持することができる椅子を提供する。【解決手段】複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体3を含む椅子本体2と、前記椅子本体2を床面上に支持する脚体と、を備え、前記脚体は、床面に接地される前接地部25と後接地部26とを備え、前記前接地部25および後接地部26は、前記椅子本体2の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体2の外周縁よりも内側に配置され、前記前接地部25は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部25aを含み、前記後接地部26は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部26aを含み、前記一対の後外側接地部26aの間の間隔L2は、前記一対の前外側接地部25aの間の間隔L1よりも狭くされている。【選択図】図4

Description

本発明は、ソファやベンチ等の椅子に関する。
役所、金融機関、病院、駅、空港等の待合室において、複数の利用者が横方向に並んで着座できるベンチ型の椅子が使用されている(例えば特許文献1参照)。
このような椅子は、有効空間内での設置効率を考慮し、複数人が着座できるサイズのものが、椅子の奥行方向(前後方向)に複数並んで設置され、椅子同士の間の空間を通路として運用することが一般的である。このような椅子の運用にあたっては、椅子同士の間を通って着座するまでに、利用者の足等が椅子の脚部材に当たることによる干渉の防止や、施設稼働時間終了後の清掃時に清掃具が当たることによる損耗の防止という課題がある。
この課題を解決するために、例えば特許文献2に開示される構成を採用することが考えられる。すなわち、椅子の着座部を支持する脚部材を、着座部の外周縁よりも内側にオフセットすることである。
特許第5483415号公報 実開平02−045043号公報
上記特許文献2のような構成を採用することにより、脚部材が通路側に突出することが無くなるので、利用者への干渉や清掃具の衝突等の発生を抑えることができる。他方、着座部の外周縁近傍は脚部材に支持されていない状態に置かれるので、その領域に作用する着座荷重を適切に支持可能な構成が要望されている。
本願発明は、上記の技術的課題に鑑みてなされたもので、複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な椅子において、施設運用時における脚部材と利用者等との干渉を抑えるとともに、着座荷重をより適切に脚部材で支持することができる椅子を提供する。
上記課題の解決手段として、本発明は、複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体を含む椅子本体と、前記椅子本体を設置面上に支持する脚体と、を備え、前記脚体は、設置面に接地される前接地部と後接地部とを備え、前記前接地部および後接地部は、前記椅子本体の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体の外周縁よりも内側に配置され、前記前接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部を含み、前記後接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部を含み、前記一対の後外側接地部の間の間隔は、前記一対の前外側接地部の間の間隔よりも狭くされている椅子を提供する。
この構成によれば、病院の待合室等でベンチ型の椅子を前後左右に複数並べて設置した場合でも、椅子の前後接地部が平面視で椅子本体の外縁よりも内側に位置するので、利用者が隣接する椅子間の通路を通る際に、利用者の足や車椅子の車輪、清掃具等が脚体に衝突し難い。
また、正しい着座姿勢にあっては、身体の後方側に位置する臀部の位置は、通常は椅子本体の幅方向の外側端からやや内側方に位置するので、後外側接地部が前外側接地部に比して幅方向内側に位置しても、椅子の安定感を維持しやすい。一方、大腿部を含む脚の位置は、特に椅子本体の幅方向外側に着座した着座者が臀部を中心に身体を回転させた場合等、椅子本体の幅方向の外側端に位置しやすい。しかし、前外側接地部が後外側接地部よりも幅方向外側に位置するので、様々に動く着座荷重を安定的に支持しやすい。利用者が座体の前角部近傍に着座した際の安定性も向上させられる。
さらに、病院の待合室等で前後左右に複数並んで設置されるベンチ型の椅子において、椅子の幅方向一側に車椅子が並んだ状態から、この車椅子が椅子の幅方向他側に移動するような場合、通常は車椅子が椅子の後方を通過する。このため、椅子の幅方向一側に並んだ車椅子が横向きに方向転換する際に、車椅子の前輪が椅子の後接地部近くを通ることとなる。このときも、椅子の後外側接地部が幅方向内側に位置するので、車椅子の旋回時に前輪と後外側接地部とが干渉し難い。
このように、施設運用時における脚体の利用者への干渉や清掃具等との衝突を抑えた上で、着座者の荷重をより適切に脚体で支持することができる。
本発明において、前記脚体は、前記幅方向に並んで前記椅子本体を支持する複数の脚部材を備え、前記複数の脚部材における前記幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材には、それぞれ前記前外側接地部および後外側接地部が設けられている構成としてもよい。
この場合、複数の脚部材によって幅方向に長い椅子本体を安定して支持することができる。また、隣接する脚部材間を離間させることで開放感および清掃のしやすさを高めることができる。そして、幅方向最外側の一対の外側脚部材によって、一対の前外側接地部および一対の後外側接地部を効率よく設けることができる。
本発明において、前記複数の脚部材は、前記一対の外側脚部材によって構成されていてもよい。
この場合、一対の外側脚部材のみによって椅子本体を支持することで、椅子本体下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
本発明において、前記複数の脚部材の各々は、前記椅子本体における第一の部位に一端が連結されるとともに他端が前記前接地部に至る前脚杆と、前記椅子本体における前記第一の部位から離間した第二の部位に一端が連結されるとともに他端が前記後接地部に至る後脚杆と、で構成されていてもよい。
この場合、各脚部材が、異なる二つの部位で椅子本体に連結された前後脚杆で構成されているので、椅子本体下方の前後接地部間に空間が確保される。したがって、椅子本体下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
本発明において、前記第一の部位および第二の部位は、前記座体の下面に設けられ、前記前脚杆は、前記第一の部位から前下方へ延びる前傾斜部と、前記前傾斜部の先端から下方へ延びて前記前接地部に至る前垂下部と、を有し、前記後脚杆は、前記第二の部位から後下方へ延びる後傾斜部と、前記後傾斜部の先端から下方へ延びて前記後接地部に至る後垂下部と、を有している構成としてもよい。
この場合、利用者が椅子を見下ろしたとき、前脚杆の上部は前傾斜部によって座体に隠れて目立たなくなり、かつ後脚杆の上部は後傾斜部によって座体に隠れて目立たなくなる。また、前後傾斜部によって座体の下方かつ前後接地部の上方に空間が形成される。これにより、座体下方の開放感を高めるとともに利用者の脚や荷物等がより一層干渉し難くすることができる。
また、前後傾斜部の先端から下方へ延びて前後接地部に至る前後垂下部を有するので、前後傾斜部が直接に前後接地部に至る場合に比して、前後接地部周りに鋭角状の空間が形成されなくなる。これにより、前後接地部周りに清掃具の吸引ヘッド等を近付けやすく、清掃のしやすさをより一層高めることができる。
本発明において、前記椅子本体は、前記座体の後部上方に後傾して立ち上がる背凭れを有し、前記後接地部は、平面視で前記座体の後端位置よりも後方で前記背凭れの後端位置よりも前方に配置されている構成としてもよい。
この場合、椅子本体が背凭れを有することで、椅子の前後方向を明確にし、着座者の荷重を適切に支持する効果をより確実に得ることができる。また、後接地部を可及的に後方へ配置し、背凭れに入力される荷重を効率よく支持することができる。
本発明によれば、複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な椅子において、施設運用時における脚部材と利用者等との干渉を抑えるとともに、着座荷重をより適切に脚部材で支持することができる。
本発明の一実施形態に係る椅子の前上方からの斜視図である。 上記椅子の後上方からの斜視図である。 上記椅子の前面図である。 上記椅子の上面図である。 上記椅子の側面図である。 上記椅子を前後に複数並べた状態の上面図である。 上記椅子を前後に複数並べて互いに接触させた状態の側面図である。 図4のVIII−VIII断面図である。 座フレームおよび背フレームならびに脚部材を示す分解斜視図である。 上記実施形態の第一の変形例を示す斜視図である。 上記実施形態の第二の変形例を示す斜視図である。 上記実施形態の第三の変形例を示す斜視図である。 上記実施形態の第四の変形例を示す斜視図である。 上記実施形態の第五の変形例を示す斜視図である。 上記実施形態の第六の変形例を示す斜視図である。 上記実施形態の第七の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の椅子1は、役所、金融機関、病院、駅、空港等の待合室に設置されるベンチシートである。なお、以下の説明において、前後左右等の向きは、特に記載がなければ、椅子1に正規姿勢で着座した着座者から見た向きと同一とする。本実施形態において、椅子1の幅方向とは椅子1の左右方向を意味し、奥行方向とは椅子1の前後方向を意味する。また、以下の説明に用いる図中適所には、前方を示す矢印FR、上方を示す矢印UP、左方を示す矢印LHが示されている。
図1、図2に示すように、本実施形態の椅子1は、複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体3を含む椅子本体2と、前記椅子本体2を床面(設置面)F上に支持する脚体15と、を備えている。
椅子本体2は、幅方向に並ぶ複数の着座位置を形成する座体3と、座体3の後部上方に立ち上がる背凭れ4と、を一体に備えている。
図8、図9を併せて参照し、座体3は、例えば木製または金属製の座フレーム5と、座フレーム5の上面および前端面に被さる座クッション7と、を含む座本体3aを備えている。また、座体3は、座本体3aを被覆する座表皮材11を備えている。座体3(および座フレーム5)は、幅方向に長く前後方向に短い平面視略矩形状をなし、上下厚さを抑えた偏平状に形成されている。
座フレーム5は、床面Fと平行に配置される底板5aと、底板5aの上方に隙間を空けて配置される上板5bと、底板5aと上板5bとの間に設けられる支持材5cと、を一体に備えている。底板5aの下面(座体3の下面3g)には、脚体15における後述する連結板19が固定されている。
座クッション7は、例えばウレタンフォーム材等、適宜のクッション材からなる。
座表皮材11は、皮革、布、ビニール系素材等からなり、座クッション7および座フレーム5の少なくとも上方、前方および幅方向両側方を覆うように設けられている。
図4に示すように、座体3の前端部は、幅方向内側の中間部が幅方向と平行をなすように平面視で直線状に形成されるのに対し、幅方向外側の両側部が外側ほど後側に位置するように平面視で湾曲または傾斜して形成されている。以下、座体3の前端部の幅方向外側の湾曲部を座外側湾曲部3hとする。
図1、図2に示すように、座体3(座本体2a)は、上方を向く着座面3bを形成するとともに、前面3c、幅方向外側の両外側面3dおよび後面3eを含んで、略一定の上下幅を有して平面視の外縁を周回する外周面3fを形成している。なお、座体3の前面3cは、下側ほど後方に位置するように傾斜している。これにより、利用者が着座状態から立ち上がる際に足を座体3下方へ引いても、座体3の前端部が脹脛に干渉し難い。
ここで、座表皮材11は、被覆面に沿う面沿い方向(第一の方向)の伸縮を許容する第一の被覆材13と、前記第一の被覆材13に比して前記第一の方向の伸縮を抑えるとともに、前記第一の方向と交差する面直方向(第二の方向)で潰れ変形する緩衝層を有する第二の被覆材14と、の二種類に分けられる。
座フレーム5および座クッション7を含む座本体3aにおいて、座本体3aの上面である着座面3bは第一の被覆材13で覆われ、座本体3aの前面3c、幅方向外側の両外側面3d、後面3eを含む外周面3fは第二の被覆材14で覆われている。なお、座本体3aの下面3gを被覆材で覆う場合、外周面3fと同様に第二の被覆材14を用いると、座本体3aの下面3gを形成する底板5aが緩衝層で覆われるため好ましい。
図8、図9を併せて参照し、背凭れ4は、例えば木製または金属製の背フレーム6と、背フレーム6の前面および上端面に被さる背クッション8と、を含む背凭れ本体3aを備えている。また、背凭れ4は、背凭れ本体3aを被覆する背表皮材12を備えている。背凭れ4(および背フレーム6)は、座体3の後部から上方に向かって立ち上がる。背凭れ4は、上側ほど後側に位置するように後傾している。背凭れ4は、幅方向に長く上下方向に短い正面視略矩形状をなし、前後厚さを抑えた偏平状に形成されている。
背フレーム6は、座フレーム5の後端部から上方に向かって延びる背面板6aと、背面板6aの前方に隙間を空けて配置される前面板6bと、背面板6aと前面板6bとの間に設けられる支持材6cと、を一体に備えている。
背クッション8は、例えばウレタンフォーム材等、適宜のクッション材からなる。
背表皮材12は、皮革、布、ビニール系素材等からなり、背クッション8および背フレーム6の少なくとも前方、後方、上方および幅方向両側方を覆うように設けられている。
背フレーム6と座フレーム5とは互いに一体化されている。なお、例えば背フレーム6と座フレーム5とが互いに別体であってもよい。また、背クッション8および座クッション7も互いに一体化されているが、これらが互いに別体であってもよい。さらに、背凭れ4がリクライニング可能な構成であってもよい。
なお、本実施形態では、座体3の後部の上方に背凭れ4が起立するものとして説明するが、座体3の後方に背凭れ4の下部が位置するものとみなすこともできる。すなわち、本実施形態では、座体3と背凭れ4との接続部分は座体3の後部であるが、前記接続部分が背凭れ4の下部とみなすこともできる。
また、図3〜図5に鎖線で示すように、座体3上の着座位置を区画するように肘掛け9を設けてもよい。
図4に示すように、背凭れ4の背面部は、幅方向内側の中間部が幅方向と平行をなすように平面視で直線状に形成されるのに対し、幅方向外側の両側部が外側ほど前側に位置するように平面視で湾曲または傾斜して形成されている。以下、背凭れ4の背面部の幅方向外側の湾曲部を背外側湾曲部4hとする。背外側湾曲部4hの下端は、座体3の下端まで至り、座体3の後面部の幅方向外側も同様に切り欠いている。
図6を併せて参照し、背外側湾曲部4hは、座外側湾曲部3hに対して、幅方向の形成範囲が狭い。椅子1を前後方向に複数並べた際、背外側湾曲部4hおよび座外側湾曲部3hは互いに前後方向で対向し、前後方向に並んだ椅子1の間に形成される通路Tを幅方向外側に向けて広げる。
図1、図2に示すように、背凭れ4(背凭れ本体3a)は、前方を向く背凭れ面4bを形成するとともに、上面4c、幅方向外側の両外側面4dおよび後面4eを形成している。なお、背凭れ4の両外側面4dの上部は、上側ほど幅方向内側に位置するように正面視で傾斜している。
背フレーム6および背クッション8を含む背凭れ本体3aにおいて、背凭れ本体3aの前面である背凭れ面4b、上面4c、幅方向外側の両外側面4dの上半部、後面4eの上半部は、第一の被覆材13で覆われ、両外側面4dの下半部、後面4eの下半部は、第二の被覆材14で覆われている。外側面4dおよび後面4eにおける第一の被覆材13および第二の被覆材14の切り替え位置は、互いに同一高さとされている。
ここで、椅子1の着座面3bおよび背凭れ面4bは、前記第一の被覆材13で覆われているので、着座面3bおよび背凭れ面4bが着座荷重を受けた際、第一の被覆材13が前記第一の方向に伸張することにより、着座者の身体の荷重が適度な張力で支持される。
また、座体3の外周面3fおよび背凭れ4の後面4eの下半部においては、前記第二の被覆材14で覆われているので、外的衝撃を受けたり利用者の身体が当たった際に、緩衝層が面直方向で潰れて沈み込む等により、衝撃が吸収されるとともに違和感が抑えられる。
このように、二種類の被覆材を適所に切り替えて配置することで、座り心地を良好にするとともに椅子および接触物に対する衝撃を緩和することができる。また、第一の被覆材13と第二の被覆材14とで色等を変えることで、椅子に外観上の変化を与えることもできる。
図6に示すように、椅子1は、例えば病院の待合室等で、前後方向に間隔を空けて複数並べられて設置される。このとき、前後方向に整列した複数の椅子1間の空間は、それぞれ利用者が通過可能な通路Tとなる。この通路Tは、前記座外側湾曲部3hおよび前記背外側湾曲部4hによって幅方向外側が開放側に向けて広がるので、利用者が出入りしやすく、幅方向内側の着座位置へのアクセス性を高める。
図3〜図5に示すように、脚体15は、幅方向に並ぶ複数の脚部材16によって椅子本体2を支持する。複数の脚部材16は、座体3の幅方向外側の下方に位置する一対の外側脚部材16aで構成されている。なお、図3に鎖線で示すように、一対の外側脚部材16aの間に別途の脚部材16を有してもよい。
各脚部材16(外側脚部材16a)は、座体3の下面3gの前後中間部(第一の部位3g1)に上端が連結されるとともに下端が前接地部25に至る前脚杆17と、座体3の下面3gの後端部(第一の部位3g1から後方に離間した第二の部位3g2)に上端が連結されるとともに下端が後接地部26に至る後脚杆18と、で構成されている。前後脚杆17,18の各々は、例えば丸鋼管を用いて形成されている。前後脚杆17,18の各下端には、前後接地部25,26を形成する例えば樹脂製の接地パッドが取り付けられている。各脚部材16において、前接地部25および後接地部26は、椅子本体2の下方で互いに奥行方向に離間している。
図9を併せて参照し、前後脚杆17,18の上端は、座体3の下面3gに沿う連結板19を介して互いに一体に連結されている。連結板19は、平面視矩形状をなし、長辺方向を前後方向に対して後側が幅方向内側に位置するように傾斜した方向に沿わせて配置されている。連結板19の前部および後部の下面には、それぞれ前後脚杆17,18の上端が溶接等により結合されている。連結板19は、座フレーム5の下面(座体3の下面3g)に当接し、複数のボルトBにより締結固定されている。連結板19は、後脚杆18が前脚杆17に対して幅方向内側にオフセットしていることに伴い、平面視で傾斜している。
図7に示すように、座体3の着座面3bの前後中央位置C1は、座体3の前端位置P1および後端位置P2の間の前後中央位置C2よりも前方に位置している。
前脚杆17の上端は、着座面3bの前後中央位置C1よりも後方で座体3の前後中央位置C2よりも前方に配置されている。また、後脚杆18の上端は、着座面3bの後端位置P4よりも前方で後端位置P4に近接または一部重なるように配置されている。
なお、前後脚杆17,18の椅子本体2への連結部位としては、例えば座体3の前後面や外側面等も考えられる。また、別途のビーム部材等の中間部材を介して、前後脚杆17,18を椅子本体2に連結する構成も有り得る。
椅子1の収納時等、複数の椅子1を奥行方向で互いに接するように前後に並べたとき、前側の椅子1の後接地部26と後側の椅子1の前接地部25とは、奥行方向で互いに離間する。もっとも、前後接地部25,26は幅方向でオフセットしていれば、複数の椅子1を幅方向の位置を整合させた整列状態で前後に並べたとき、前後接地部25,26同士が干渉することはない。
図1、図2、図5を参照し、前脚杆17は、上端から前下方へ側面視で傾斜して延びる前傾斜部21と、前傾斜部21の下端から屈曲して鉛直下方へ延びる前垂下部23と、を一体に有している。前垂下部23の下端には、前接地部25を形成する前接地パッドが取り付けられている。
後脚杆18は、上端から後下方へ側面視で傾斜して延びる後傾斜部22と、後傾斜部22の下端から屈曲して鉛直下方へ延びる後垂下部24と、を一体に有している。後垂下部24の下端には、後接地部26を形成する後接地パッドが取り付けられている。
前後接地部25,26の周囲には、側面視で前後垂下部23,24と床面Fとで直角に区画された空間が形成される。
仮に、前後傾斜部21,22が直接に前後接地部25,26に至ると、前後接地部25,26の周囲には、側面視で前後傾斜部21,22と床面Fとで鋭角に区画された空間が形成される。この場合、掃除機の吸引ヘッド等が前後接地部25,26に近付き難くなってしまう。
これに対し、本実施形態では、掃除機の吸引ヘッド等が前後接地部25,26に近付きやすく、前後接地部25,26周辺の清掃がしやすい。また、前後傾斜部21,22に対して上下幅は小さいものの、床面Fから高さを有する前後垂下部23,24があること、および前後垂下部23,24が互いに離間することでも、前後接地部25,26周辺の清掃がしやすくなる。
図3〜図5を参照し、前後脚杆17,18は、幅方向に直交する平面に沿うように形成されている。前後脚杆17,18は、椅子本体2の幅方向外側端に対して幅方向内側にオフセットしている。さらに、後脚杆18は、前脚杆17に対して幅方向内側にオフセットしている。
一対の前接地部25および一対の後接地部26は、平面視で椅子本体2の外縁よりも内側に配置されている。
図7を併せて参照し、前接地部25および後接地部26は、奥行方向(前後方向)では椅子本体2の前端位置(座体3の前端位置P1)よりも後方で椅子本体2の後端位置(背凭れ4の後端位置P3)よりも前方に配置されている。また、前接地部25および後接地部26は、幅方向(左右方向)では椅子本体2の外側端(外側面3d,4d)よりも内側に配置されている。これにより、椅子1に利用者等が近づいた際、利用者の足、車椅子のフットレストおよびベビーカーの前輪等、床面F近くの移動体が前後接地部25,26周辺に干渉し難くなる。
前接地部25は、奥行方向で座体3の前端位置P1よりも後方かつ着座面3bの前後中央位置C1よりも前方に配置されている。
一方、後接地部26は、奥行方向で座体3の後端位置P2よりも後方で後端位置P2に近接または一部重なり、かつ背凭れ4の後端位置P4よりも前方に配置されている。後接地部26を座体3の後端位置P2を越えて可及的に後方に配置することで、背凭れ4に入力される後方荷重を支持しやすくしている。
前接地部25は、座体3の着座面3bの前後中央位置C1よりも前方に位置し、後接地部26は着座面3bの前後中央位置C1よりも後方に位置している。
実施形態における一対の前接地部25は、幅方向の最外側に位置する一対の前外側接地部25aに相当し、実施形態における一対の後接地部26は、幅方向の最外側に位置する一対の後外側接地部26aに相当する。一対の前外側接地部25a間の間隔L1と一対の後外側接地部26a間の間隔L2とを比較すると、間隔L1に対して間隔L2は狭くされている。
以上説明したように、上記実施形態における椅子1は、複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体3を含む椅子本体2と、前記椅子本体2を床面F上に支持する脚体15と、を備え、前記脚体15は、床面Fに接地される前接地部25と後接地部26とを備え、前記前接地部25および後接地部26は、前記椅子本体2の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体2の外周縁よりも内側に配置され、前記前接地部25は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部25aを含み、前記後接地部26は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部26aを含み、前記一対の後外側接地部26aの間の間隔L2は、前記一対の前外側接地部25aの間の間隔L1よりも狭くされている。
この構成によれば、椅子1の前後接地部25,26が平面視で椅子本体2の外縁よりも内側に位置しているので、椅子1に利用者等が近付いた際、利用者の足、車椅子のフットレストおよびベビーカーの前輪等、床面F近くの移動体が前後接地部25,26周りに干渉し難くなる。
ここで、病院の待合室等で前後方向に複数並んで設置されるベンチ型の椅子1において、前後方向に並んだ椅子1の間に形成される通路Tを車椅子やベビーカー等が通過することがある。通常、椅子1と前後方向を同一にした車椅子やベビーカー等が、前記通路Tに向けて方向転換するとき、車椅子のフットレストやベビーカーの前輪等の床面F近くの移動体が、椅子1の後接地部26の近傍を通過することとなる。このような場合でも、椅子1の後外側接地部26aが幅方向内側にオフセットしているので、車椅子やベビーカー等の下部と後外側接地部26aとが干渉し難くなる。
利用者が正規姿勢で着座した場合、利用者の身体の後方側に位置する臀部の位置は、椅子本体2の幅方向外側の着座位置であっても、椅子本体2の幅方向の外側端から内側方にずれた位置に保たれる。このため、後外側接地部26aが前外側接地部25aに比して幅方向内側に位置しても、椅子1の安定感を維持しやすい。
一方、利用者の大腿部を含む脚の位置は、特に椅子本体2の幅方向外側の着座位置では、利用者が横向きに着座する等、椅子本体2の幅方向の外側端にかかりやすい。しかし、前外側接地部25aが後外側接地部26aよりも幅方向外側に位置するので、様々に動く着座荷重を安定的に支持しやすい。利用者が座体3の前角部近傍に着座した際の安定性も向上させられる。
このように、施設運用時における脚部材16と利用者等との干渉を抑えるとともに、着座荷重をより適切に脚部材16で支持することができる。
上記実施形態における椅子1は、前記脚体15は、前記幅方向に並んで前記椅子本体2を支持する複数の脚部材16を備え、前記複数の脚部材16における前記幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材16aには、それぞれ前記前外側接地部25aおよび後外側接地部26aが設けられている。
この構成によれば、幅方向に長い椅子本体2を複数の脚部材16で安定して支持することができる。また、隣接する脚部材16間を離間させることで開放感および清掃のしやすさを高めることができる。そして、幅方向最外側の一対の外側脚部材16aによって一対の前外側接地部25aおよび一対の後外側接地部26aを効率よく設けることができる。
上記実施形態における椅子1は、前記複数の脚部材16は、前記一対の外側脚部材16aによって構成されている。
この構成によれば、一対の外側脚部材16aのみによって椅子本体2を支持することで、椅子本体2下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
上記実施形態における椅子1は、前記複数の脚部材16の各々は、前記椅子本体2における第一の部位3g1に一端が連結されるとともに他端が前記前接地部25に至る前脚杆17と、前記椅子本体2における前記第一の部位3g1から離間した第二の部位3g2に一端が連結されるとともに他端が前記後接地部26に至る後脚杆18と、で構成されている。
この構成によれば、各脚部材16が、異なる二つの部位で椅子本体2に連結された前後脚杆17,18で構成されているので、椅子本体2下方の前後接地部25,26間に空間が確保される。したがって、椅子本体2下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
上記実施形態における椅子1は、前記第一の部位3g1および第二の部位3g2は、前記座体3の下面3gに設けられ、前記前脚杆17は、前記第一の部位3g1から前下方へ延びる前傾斜部21と、前記前傾斜部21の先端から下方へ延びて前記前接地部25に至る前垂下部23と、を有し、前記後脚杆18は、前記第二の部位3g2から後下方へ延びる後傾斜部22と、前記後傾斜部22の先端から下方へ延びて前記後接地部26に至る後垂下部24と、を有している。
この構成によれば、利用者が椅子1を見下ろしたとき、前脚杆17の上部は前傾斜部21によって座体3に隠れて目立たなくなり、かつ後脚杆18の上部は後傾斜部22によって座体3に隠れて目立たなくなる。また、前後傾斜部21,22によって座体3と前後接地部25,26との間に空間が形成される。これにより、座体3下方の開放感を高めるとともに、利用者の足や荷物等が干渉することをより一層抑えることができる。
また、前後傾斜部21,22の先端から下方へ延びて前後接地部25,26に至る前後垂下部23,24を有するので、前後傾斜部21,22が直接に前後接地部25,26に至る場合に比して、前後接地部25,26周りに鋭角状の空間が形成されなくなる。これにより、前後接地部25,26周りに清掃具の吸引ヘッド等を近付けやすく、清掃のしやすさをより一層高めることができる。
上記実施形態における椅子1は、前記椅子本体2は、前記座体3の後部上方に後傾して立ち上がる背凭れ4を有し、前記後接地部26は、平面視で前記座体3の後端位置P2よりも後方で前記背凭れ4の後端位置P3よりも前方に配置されている。
この構成によれば、椅子本体2が背凭れ4を有することで、椅子1の前後方向を明確にし、着座者の荷重を適切に支持する効果をより確実に得ることができる。また、後接地部26を可及的に後方へ配置し、背凭れ4に入力される荷重を効率よく支持することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図10は、実施形態の変形例として、背凭れ4を無くした椅子31を示す。この場合、椅子31の前後方向の向きは、座体3の幅方向両側の面取り形状や表皮材の模様、クッションの形状等で認識可能としてもよいが、前後接地部25,26間の間隔の違いで椅子31の前後方向の向きを認識可能としてもよい。
図11〜図16は、実施形態の他の変形例を示す。
図11は、座体3から鉛直下方へ直線状に延びる前後脚杆42,43を備えた椅子41を示す。座体3は、幅方向に並ぶ複数の脚部材44によって支持されている。各脚部材44は前後脚杆42,43で構成されている。複数の脚部材44における幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材44aの前後脚杆42,43には、それぞれ前接地部25の前外側接地部25a、および後接地部26の後外側接地部26aが設けられている。この例の場合、脚部材の製造を容易にしてコストダウンが図られる。
図12は、脚杆に代わり板状の脚部材52を備えた椅子51を示す。脚部材52は、例えば上下方向に平行な平板状に形成されている。座体3は、幅方向に並ぶ複数の脚部材52によって支持されている。複数の脚部材52における幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材52aは、前後方向に対して後側が幅方向内側に位置するように平面視で傾斜している。一対の外側脚部材52aの前部下端には、前接地部25の前外側接地部25aが設けられ、一対の外側脚部材52aの後部下端には、後接地部26の後外側接地部26aが設けられている。この例の場合、前後外側接地部25a,26a間も接地部となるので、床面Fへの接地荷重が分散される。
図13は、図12の例に対して、前後外側接地部25a,26aの間に切り欠き63を有する脚部材62を備えた椅子61を示す。座体3は、幅方向に並ぶ複数の脚部材62によって支持されている。複数の脚部材62における幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材62aにおいて、切り欠き63の前方部位の下端には、前接地部25の前外側接地部25aが設けられ、切り欠き63の後方部位の下端には、後接地部26の後外側接地部26aが設けられている。この例の場合、図12の例に対して前後外側接地部25a,26aの位置がより明確になり、かつ脚部材62周辺の掃除の容易化が図られる。
図14は、座体3から延びる支柱73と、支柱73の下端に固定されて前後方向に延びる接地脚74と、を有する脚部材72を備えた椅子71を示す。座体3は、幅方向に並ぶ複数の脚部材(支柱73および接地脚74)によって支持されている。複数の脚部材における幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材72aにおいて、接地脚74の前部下端には、前接地部25の前外側接地部25aが設けられ、接地脚74の後部下端には、後接地部26の後外側接地部26aが設けられている。この例の場合、前後外側接地部25a,26aの上方に空間を確保しやすく、開放感を高めるとともに利用者等の干渉を抑える。
図15は、椅子本体2の前部を支持する前脚部材82と、椅子本体2の後部を支持する後脚部材83と、を備える椅子81を示す。前後脚部材82,83は、それぞれ幅方向で一体をなしている。前脚部材82の幅方向外側の下端には、それぞれ前接地部25の前外側接地部25aが設けられ、後脚部材83の幅方向外側の下端には、それぞれ後接地部26の後外側接地部25aが設けられている。すなわち、椅子本体2を支持する脚部材の構成は、幅方向に並ぶ複数の脚部材に限らない。
図16は、互いに数が異なる前後脚部材92,93を備えた椅子91を示す。座体3は、幅方向に並ぶ複数の前後脚部材92,93によって支持されている。複数の前後脚部材92,93における幅方向の最外側に位置する一対の前後外側脚杆92a,93aには、それぞれ前接地部25の前外側接地部25a、および後接地部26の後外側接地部26aが設けられている。すなわち、一対の外側脚部材の間の脚部材の構成は特に限定されない。
1,31,41,51,61,71,81,91 椅子
2 椅子本体
3 座体
3a 座本体
3f 外周面
3g 下面
3g1 第一の部位
3g2 第二の部位
4 背凭れ
4a 背凭れ本体
4e 背凭れ後面
5 座フレーム
6 背フレーム
7 座クッション
8 背クッション
11 座表皮材
12 背表皮材
13 第一の被覆材
14 第二の被覆材
15 脚体
16 脚部材
16a 外側脚部材
17 前脚杆
18 後脚杆
21 前傾斜部
22 後傾斜部
23 前垂下部
24 後垂下部
25 前接地部
25a 前外側接地部
26 後接地部
26a 後外側接地部
L1,L2 間隔
P2,P3 後端位置
F 床面(設置面)

Claims (6)

  1. 複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体を含む椅子本体と、前記椅子本体を設置面上に支持する脚体と、を備え、
    前記脚体は、設置面に接地される前接地部と後接地部とを備え、
    前記前接地部および後接地部は、前記椅子本体の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体の外周縁よりも内側に配置され、
    前記前接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部を含み、
    前記後接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部を含み、
    前記一対の後外側接地部の間の間隔は、前記一対の前外側接地部の間の間隔よりも狭くされている、椅子。
  2. 前記脚体は、前記幅方向に並んで前記椅子本体を支持する複数の脚部材を備え、
    前記複数の脚部材における前記幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材には、それぞれ前記前外側接地部および後外側接地部が設けられている、請求項1に記載の椅子。
  3. 前記複数の脚部材は、前記一対の外側脚部材によって構成されている、前記請求項2に記載の椅子。
  4. 前記複数の脚部材の各々は、前記椅子本体における第一の部位に一端が連結されるとともに他端が前記前接地部に至る前脚杆と、前記椅子本体における前記第一の部位から離間した第二の部位に一端が連結されるとともに他端が前記後接地部に至る後脚杆と、で構成されている、請求項2又は3に記載の椅子。
  5. 前記第一の部位および第二の部位は、前記座体の下面に設けられ、
    前記前脚杆は、前記第一の部位から前下方へ延びる前傾斜部と、前記前傾斜部の先端から下方へ延びて前記前接地部に至る前垂下部と、を有し、
    前記後脚杆は、前記第二の部位から後下方へ延びる後傾斜部と、前記後傾斜部の先端から下方へ延びて前記後接地部に至る後垂下部と、を有している、請求項4に記載の椅子。
  6. 前記椅子本体は、前記座体の後部上方に後傾して立ち上がる背凭れを有し、
    前記後接地部は、平面視で前記座体の後端位置よりも後方で前記背凭れの後端位置よりも前方に配置されている、請求項1から5の何れか一項に記載の椅子。
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