JP6720027B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
このような椅子は、有効空間内での設置効率を考慮し、複数人が着座できるサイズのものが、椅子の奥行方向(前後方向)に複数並んで設置され、椅子同士の間の空間を通路として運用することが一般的である。このような椅子の運用にあたっては、椅子同士の間を通って着座するまでに、利用者の足等が椅子の脚部材に当たることによる干渉の防止や、施設稼働時間終了後の清掃時に清掃具が当たることによる損耗の防止という課題がある。
この課題を解決するために、例えば特許文献2に開示される構成を採用することが考えられる。すなわち、椅子の着座部を支持する脚部材を、着座部の外周縁よりも内側にオフセットすることである。
また、正しい着座姿勢にあっては、身体の後方側に位置する臀部の位置は、通常は椅子本体の幅方向の外側端からやや内側方に位置するので、後外側接地部が前外側接地部に比して幅方向内側に位置しても、椅子の安定感を維持しやすい。一方、大腿部を含む脚の位置は、特に椅子本体の幅方向外側に着座した着座者が臀部を中心に身体を回転させた場合等、椅子本体の幅方向の外側端に位置しやすい。しかし、前外側接地部が後外側接地部よりも幅方向外側に位置するので、様々に動く着座荷重を安定的に支持しやすい。利用者が座体の前角部近傍に着座した際の安定性も向上させられる。
さらに、病院の待合室等で前後左右に複数並んで設置されるベンチ型の椅子において、椅子の幅方向一側に車椅子が並んだ状態から、この車椅子が椅子の幅方向他側に移動するような場合、通常は車椅子が椅子の後方を通過する。このため、椅子の幅方向一側に並んだ車椅子が横向きに方向転換する際に、車椅子の前輪が椅子の後接地部近くを通ることとなる。このときも、椅子の後外側接地部が幅方向内側に位置するので、車椅子の旋回時に前輪と後外側接地部とが干渉し難い。
このように、施設運用時における脚体の利用者への干渉や清掃具等との衝突を抑えた上で、着座者の荷重をより適切に脚体で支持することができる。
この場合、複数の脚部材によって幅方向に長い椅子本体を安定して支持することができる。また、隣接する脚部材間を離間させることで開放感および清掃のしやすさを高めることができる。そして、幅方向最外側の一対の外側脚部材によって、一対の前外側接地部および一対の後外側接地部を効率よく設けることができる。
この場合、一対の外側脚部材のみによって椅子本体を支持することで、椅子本体下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
この場合、各脚部材が、異なる二つの部位で椅子本体に連結された前後脚杆で構成されているので、椅子本体下方の前後接地部間に空間が確保される。したがって、椅子本体下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
この場合、利用者が椅子を見下ろしたとき、前脚杆の上部は前傾斜部によって座体に隠れて目立たなくなり、かつ後脚杆の上部は後傾斜部によって座体に隠れて目立たなくなる。また、前後傾斜部によって座体の下方かつ前後接地部の上方に空間が形成される。これにより、座体下方の開放感を高めるとともに利用者の脚や荷物等がより一層干渉し難くすることができる。
また、前後傾斜部の先端から下方へ延びて前後接地部に至る前後垂下部を有するので、前後傾斜部が直接に前後接地部に至る場合に比して、前後接地部周りに鋭角状の空間が形成されなくなる。これにより、前後接地部周りに清掃具の吸引ヘッド等を近付けやすく、清掃のしやすさをより一層高めることができる。
この場合、椅子本体が背凭れを有することで、椅子の前後方向を明確にし、着座者の荷重を適切に支持する効果をより確実に得ることができる。また、後接地部を可及的に後方へ配置し、背凭れに入力される荷重を効率よく支持することができる。
本実施形態の椅子1は、役所、金融機関、病院、駅、空港等の待合室に設置されるベンチシートである。なお、以下の説明において、前後左右等の向きは、特に記載がなければ、椅子1に正規姿勢で着座した着座者から見た向きと同一とする。本実施形態において、椅子1の幅方向とは椅子1の左右方向を意味し、奥行方向とは椅子1の前後方向を意味する。また、以下の説明に用いる図中適所には、前方を示す矢印FR、上方を示す矢印UP、左方を示す矢印LHが示されている。
椅子本体2は、幅方向に並ぶ複数の着座位置を形成する座体3と、座体3の後部上方に立ち上がる背凭れ4と、を一体に備えている。
座クッション7は、例えばウレタンフォーム材等、適宜のクッション材からなる。
座表皮材11は、皮革、布、ビニール系素材等からなり、座クッション7および座フレーム5の少なくとも上方、前方および幅方向両側方を覆うように設けられている。
背クッション8は、例えばウレタンフォーム材等、適宜のクッション材からなる。
背表皮材12は、皮革、布、ビニール系素材等からなり、背クッション8および背フレーム6の少なくとも前方、後方、上方および幅方向両側方を覆うように設けられている。
また、図3〜図5に鎖線で示すように、座体3上の着座位置を区画するように肘掛け9を設けてもよい。
また、座体3の外周面3fおよび背凭れ4の後面4eの下半部においては、前記第二の被覆材14で覆われているので、外的衝撃を受けたり利用者の身体が当たった際に、緩衝層が面直方向で潰れて沈み込む等により、衝撃が吸収されるとともに違和感が抑えられる。
このように、二種類の被覆材を適所に切り替えて配置することで、座り心地を良好にするとともに椅子および接触物に対する衝撃を緩和することができる。また、第一の被覆材13と第二の被覆材14とで色等を変えることで、椅子に外観上の変化を与えることもできる。
前脚杆17の上端は、着座面3bの前後中央位置C1よりも後方で座体3の前後中央位置C2よりも前方に配置されている。また、後脚杆18の上端は、着座面3bの後端位置P4よりも前方で後端位置P4に近接または一部重なるように配置されている。
なお、前後脚杆17,18の椅子本体2への連結部位としては、例えば座体3の前後面や外側面等も考えられる。また、別途のビーム部材等の中間部材を介して、前後脚杆17,18を椅子本体2に連結する構成も有り得る。
後脚杆18は、上端から後下方へ側面視で傾斜して延びる後傾斜部22と、後傾斜部22の下端から屈曲して鉛直下方へ延びる後垂下部24と、を一体に有している。後垂下部24の下端には、後接地部26を形成する後接地パッドが取り付けられている。
仮に、前後傾斜部21,22が直接に前後接地部25,26に至ると、前後接地部25,26の周囲には、側面視で前後傾斜部21,22と床面Fとで鋭角に区画された空間が形成される。この場合、掃除機の吸引ヘッド等が前後接地部25,26に近付き難くなってしまう。
図7を併せて参照し、前接地部25および後接地部26は、奥行方向(前後方向)では椅子本体2の前端位置(座体3の前端位置P1)よりも後方で椅子本体2の後端位置(背凭れ4の後端位置P3)よりも前方に配置されている。また、前接地部25および後接地部26は、幅方向(左右方向)では椅子本体2の外側端(外側面3d,4d)よりも内側に配置されている。これにより、椅子1に利用者等が近づいた際、利用者の足、車椅子のフットレストおよびベビーカーの前輪等、床面F近くの移動体が前後接地部25,26周辺に干渉し難くなる。
一方、後接地部26は、奥行方向で座体3の後端位置P2よりも後方で後端位置P2に近接または一部重なり、かつ背凭れ4の後端位置P4よりも前方に配置されている。後接地部26を座体3の後端位置P2を越えて可及的に後方に配置することで、背凭れ4に入力される後方荷重を支持しやすくしている。
実施形態における一対の前接地部25は、幅方向の最外側に位置する一対の前外側接地部25aに相当し、実施形態における一対の後接地部26は、幅方向の最外側に位置する一対の後外側接地部26aに相当する。一対の前外側接地部25a間の間隔L1と一対の後外側接地部26a間の間隔L2とを比較すると、間隔L1に対して間隔L2は狭くされている。
ここで、病院の待合室等で前後方向に複数並んで設置されるベンチ型の椅子1において、前後方向に並んだ椅子1の間に形成される通路Tを車椅子やベビーカー等が通過することがある。通常、椅子1と前後方向を同一にした車椅子やベビーカー等が、前記通路Tに向けて方向転換するとき、車椅子のフットレストやベビーカーの前輪等の床面F近くの移動体が、椅子1の後接地部26の近傍を通過することとなる。このような場合でも、椅子1の後外側接地部26aが幅方向内側にオフセットしているので、車椅子やベビーカー等の下部と後外側接地部26aとが干渉し難くなる。
利用者が正規姿勢で着座した場合、利用者の身体の後方側に位置する臀部の位置は、椅子本体2の幅方向外側の着座位置であっても、椅子本体2の幅方向の外側端から内側方にずれた位置に保たれる。このため、後外側接地部26aが前外側接地部25aに比して幅方向内側に位置しても、椅子1の安定感を維持しやすい。
一方、利用者の大腿部を含む脚の位置は、特に椅子本体2の幅方向外側の着座位置では、利用者が横向きに着座する等、椅子本体2の幅方向の外側端にかかりやすい。しかし、前外側接地部25aが後外側接地部26aよりも幅方向外側に位置するので、様々に動く着座荷重を安定的に支持しやすい。利用者が座体3の前角部近傍に着座した際の安定性も向上させられる。
このように、施設運用時における脚部材16と利用者等との干渉を抑えるとともに、着座荷重をより適切に脚部材16で支持することができる。
この構成によれば、幅方向に長い椅子本体2を複数の脚部材16で安定して支持することができる。また、隣接する脚部材16間を離間させることで開放感および清掃のしやすさを高めることができる。そして、幅方向最外側の一対の外側脚部材16aによって一対の前外側接地部25aおよび一対の後外側接地部26aを効率よく設けることができる。
この構成によれば、一対の外側脚部材16aのみによって椅子本体2を支持することで、椅子本体2下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
この構成によれば、各脚部材16が、異なる二つの部位で椅子本体2に連結された前後脚杆17,18で構成されているので、椅子本体2下方の前後接地部25,26間に空間が確保される。したがって、椅子本体2下方の開放感および清掃のしやすさをより一層高め、利用者への干渉をより一層抑え、かつ軽量化にも寄与することができる。
この構成によれば、利用者が椅子1を見下ろしたとき、前脚杆17の上部は前傾斜部21によって座体3に隠れて目立たなくなり、かつ後脚杆18の上部は後傾斜部22によって座体3に隠れて目立たなくなる。また、前後傾斜部21,22によって座体3と前後接地部25,26との間に空間が形成される。これにより、座体3下方の開放感を高めるとともに、利用者の足や荷物等が干渉することをより一層抑えることができる。
また、前後傾斜部21,22の先端から下方へ延びて前後接地部25,26に至る前後垂下部23,24を有するので、前後傾斜部21,22が直接に前後接地部25,26に至る場合に比して、前後接地部25,26周りに鋭角状の空間が形成されなくなる。これにより、前後接地部25,26周りに清掃具の吸引ヘッド等を近付けやすく、清掃のしやすさをより一層高めることができる。
この構成によれば、椅子本体2が背凭れ4を有することで、椅子1の前後方向を明確にし、着座者の荷重を適切に支持する効果をより確実に得ることができる。また、後接地部26を可及的に後方へ配置し、背凭れ4に入力される荷重を効率よく支持することができる。
図10は、実施形態の変形例として、背凭れ4を無くした椅子31を示す。この場合、椅子31の前後方向の向きは、座体3の幅方向両側の面取り形状や表皮材の模様、クッションの形状等で認識可能としてもよいが、前後接地部25,26間の間隔の違いで椅子31の前後方向の向きを認識可能としてもよい。
図11は、座体3から鉛直下方へ直線状に延びる前後脚杆42,43を備えた椅子41を示す。座体3は、幅方向に並ぶ複数の脚部材44によって支持されている。各脚部材44は前後脚杆42,43で構成されている。複数の脚部材44における幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材44aの前後脚杆42,43には、それぞれ前接地部25の前外側接地部25a、および後接地部26の後外側接地部26aが設けられている。この例の場合、脚部材の製造を容易にしてコストダウンが図られる。
2 椅子本体
3 座体
3a 座本体
3f 外周面
3g 下面
3g1 第一の部位
3g2 第二の部位
4 背凭れ
4a 背凭れ本体
4e 背凭れ後面
5 座フレーム
6 背フレーム
7 座クッション
8 背クッション
11 座表皮材
12 背表皮材
13 第一の被覆材
14 第二の被覆材
15 脚体
16 脚部材
16a 外側脚部材
17 前脚杆
18 後脚杆
21 前傾斜部
22 後傾斜部
23 前垂下部
24 後垂下部
25 前接地部
25a 前外側接地部
26 後接地部
26a 後外側接地部
L1,L2 間隔
P2,P3 後端位置
F 床面(設置面)
Claims (8)
- 複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体を含む椅子本体と、
前記椅子本体を設置面上に支持する脚体と、を備え、
前記脚体は、設置面に接地される前接地部と後接地部とを備え、前記前接地部および後接地部は、前記椅子本体の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体の外周縁よりも内側に配置され、
前記前接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部を含み、前記後接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部を含み、前記一対の後外側接地部の間の間隔は、前記一対の前外側接地部の間の間隔よりも狭くされ、
前記座体の着座面の前後中央位置は、前記座体の前端位置および後端位置の間の前後中央位置よりも前方に位置し、
前記脚体は、前記椅子本体に一端が連結されるとともに他端が前記前接地部に至る前脚杆を備え、
前記前脚杆の一端は、前記奥行方向で前記着座面の前後中央位置よりも後方かつ前記座体の前後中央位置よりも前方に配置され、
前記前接地部は、前記奥行方向で前記座体の前端位置よりも後方かつ前記着座面の前後中央位置よりも前方に配置されている、椅子。 - 複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体と、前記座体の後部上方に後傾して立ち上がる背凭れと、を含む椅子本体と、
前記椅子本体を設置面上に支持する脚体と、を備え、
前記脚体は、設置面に接地される前接地部と後接地部とを備え、前記前接地部および後接地部は、前記椅子本体の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体の外周縁よりも内側に配置され、
前記前接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部を含み、前記後接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部を含み、前記一対の後外側接地部の間の間隔は、前記一対の前外側接地部の間の間隔よりも狭くされ、
前記座体の着座面の前後中央位置は、前記座体の前端位置および後端位置の間の前後中央位置よりも前方に位置し、
前記脚体は、
前記椅子本体に一端が連結されるとともに他端が前記前接地部に至る前脚杆と、
前記椅子本体に一端が連結されるとともに他端が前記後接地部に至る後脚杆と、を備え、
前記前脚杆の一端は、前記奥行方向で前記着座面の前後中央位置よりも後方かつ前記座体の前後中央位置よりも前方に配置され、
前記後脚杆の一端は、前記奥行方向で前記座体の着座面の後端位置よりも前方で前記着座面の後端位置と一部重なるように配置され、
前記前接地部は、前記奥行方向で前記座体の前端位置よりも後方かつ前記着座面の前後中央位置よりも前方に配置され、
前記後接地部は、前記奥行方向で前記座体の後端位置よりも後方で前記座体の後端位置と一部重なり、かつ前記背凭れの後端位置よりも前方に配置されている、椅子。 - 複数の利用者が幅方向に並んで着座可能な座体と、前記座体の後部上方に後傾して立ち上がる背凭れと、を含む椅子本体と、
前記椅子本体を設置面上に支持する脚体と、を備え、
前記脚体は、設置面に接地される前接地部と後接地部とを備え、前記前接地部および後接地部は、前記椅子本体の下方で互いに奥行方向に離間し、平面視で前記椅子本体の外周縁よりも内側に配置され、
前記前接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の前外側接地部を含み、前記後接地部は、前記幅方向の最外側に配置された一対の後外側接地部を含み、前記一対の後外側接地部の間の間隔は、前記一対の前外側接地部の間の間隔よりも狭くされ、
前記脚体は、前記椅子本体に一端が連結されるとともに他端が前記後接地部に至る後脚杆を備え、
前記後脚杆の一端は、前記奥行方向で前記座体の着座面の後端位置よりも前方で前記着座面の後端位置と一部重なるように配置され、
前記後接地部は、前記奥行方向で前記座体の後端位置よりも後方で前記座体の後端位置と一部重なり、かつ前記背凭れの後端位置よりも前方に配置されている、椅子。 - 前記脚体は、前記幅方向に並んで前記椅子本体を支持する複数の前脚杆および後脚杆を備え、
前記複数の前脚杆および後脚杆における前記幅方向の最外側に位置する一対の外側脚部材には、それぞれ前記前外側接地部および後外側接地部が設けられている、請求項1から3の何れか一項に記載の椅子。 - 前記複数の前脚杆および後脚杆は、前記一対の外側脚部材によって構成されている、請求項4に記載の椅子。
- 前記前脚杆は、一端が前記椅子本体における第一の部位に連結されるとともに他端が前記前接地部に至り、
前記後脚杆は、一端が前記椅子本体における前記第一の部位から離間した第二の部位に連結されるとともに他端が前記後接地部に至る、請求項4又は5に記載の椅子。 - 前記第一の部位および第二の部位は、前記座体の下面に設けられ、
前記前脚杆は、前記第一の部位から前下方へ延びる前傾斜部と、前記前傾斜部の先端から下方へ延びて前記前接地部に至る前垂下部と、を有し、
前記後脚杆は、前記第二の部位から後下方へ延びる後傾斜部と、前記後傾斜部の先端から下方へ延びて前記後接地部に至る後垂下部と、を有している、請求項6に記載の椅子。 - 前記椅子本体は、前記座体の後部上方に後傾して立ち上がる背凭れを有し、
前記後接地部は、平面視で前記座体の後端位置よりも後方で前記背凭れの後端位置よりも前方に配置されている、請求項1から7の何れか一項に記載の椅子。
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