JP2006288498A - マッサージ機ユニット、マッサージチェア、及び、ソファ - Google Patents

マッサージ機ユニット、マッサージチェア、及び、ソファ Download PDF

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Abstract

【課題】組み合わせにより様々な形態の長椅子を構成することができるマッサージチェアを提供する。
【解決手段】座部3を有すると共に床面に載置状態とされるチェア本体部2と、このチェア本体部2にリクライニング可能に取り付けられている背もたれ部とを備えている。チェア本体部2は別の椅子11と連結可能とさせるための連結部を有している。座部3は前記別の椅子11が連結されると当該椅子の座面13aと隣り合わせとなって一つの共通座面Aを形成することができる座面3aを有している。
【選択図】 図11

Description

この発明は、マッサージ機構を備えているマッサージチェア、ソファ、及び、マッサージチェアを含む椅子型のマッサージ機ユニットに関する。
従来、知られている椅子型のマッサージ機としては、座部と、リクライニング可能とされた背もたれ部を有するものがあり、これらの内部に、エアの給排により膨張・収縮するエアセルや、機械的な打撃や揉み動作をする施療子などからなるマッサージ機構が設けられている。このような椅子型のマッサージ機は、従来、一人が座って利用するものとされている。従って、複数人が同時に椅子型のマッサージ機を利用する場合、マッサージ機を複数台用意するしかなかった。
そこで、例えば特許文献1に示すように、マッサージ機能を有する二人掛け用の椅子が提案されている。この椅子は、二人が同時に着座できる座面を有している。
特開2002−28209号公報
しかし、特許文献1に記載されている二人掛け用の椅子は、座面を有する座部とこの座部を支持している座部フレームがそれぞれ一体ものとされており、さらに、肘掛け部が座部の側方においてフレームに固定されているため、この椅子を一人掛け用に分離させたり、これ以上座部を追加することができず、二人掛け用の形態のままでしか使用できない。また、仮にこの二人掛け用の椅子の横に別の椅子を設けても、肘掛け部が存在しているため、この椅子と別の椅子とにより一つの平面状の座面を形成することができない。
そこでこの発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、組み合わせにより様々な形態を構成させることができる椅子を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためのこの発明のマッサージ機ユニットは、マッサージ機構を備えたマッサージチェアと、このマッサージチェアとは別体であるソファとを備え、前記マッサージチェアと前記ソファとが並んで設けられ、当該マッサージチェアの座面と当該ソファの座面とが隣り合わせとされて一つの共通座面が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、マッサージチェアとソファとが並んで、一つの平面状の共通座面を有する長椅子とされる。さらにマッサージチェアとソファとが別体とされているため、分離させて個々の椅子とすることもできる。なお、マッサージチェアの座面は一人掛け用以外に、二人掛け以上のものであってもよく、さらに、ソファの座面は一人掛け用以外に、二人掛け以上のものであってもよい。
そして、このマッサージ機ユニットにおいて、前記マッサージチェアと前記ソファとは、連結手段により連結固定されているのが好ましい。これにより、マッサージ機ユニットを一体化させることができ、このユニットの搬送や移動が容易となる。
また、この発明の他のマッサージ機ユニットは、マッサージ機構を備えたそれぞれが別個独立している複数台のマッサージチェアを備え、これら複数台のマッサージチェアが並んで設けられ、当該マッサージチェアの各座面が隣り合わせとされて一つの共通座面が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、複数台のマッサージチェアが並んで、一つの平面状の共通座面を有する長椅子とされる。また、各マッサージチェアが別体とされているため、分離させて個々のマッサージチェアとすることもできる。
そして、このマッサージ機ユニットにおいて、前記マッサージチェア同士は、連結手段により連結固定されているのが好ましい。これにより、マッサージ機ユニットを一体化させることができ、このユニットの搬送や移動が容易となる。
また、この発明のマッサージチェアは、座部を有すると共に床面に載置状態とされるチェア本体部を備え、このチェア本体部は、別の椅子と連結させるための連結部を有し、前記座部は、前記別の椅子が連結されると当該椅子の座面と隣り合わせとなって一つの共通座面を形成することができる座面を有していることを特徴としている。
この構成によれば、マッサージチェアに別の椅子を連結させて、マッサージ機構を有する長椅子を構成することができ、連結させて得た長椅子は、一つの平面状の共通座面を構成することができる。なお、別の椅子とは、マッサージ機構を有するマッサージチェア、又は、マッサージ機構を有さないソファとすることができる。さらに、別の椅子としてのマッサージチェアを二台以上としたり、別の椅子としてのソファを二台以上としたりして構成することができ、これらにより一つの平面状の共通座面を形成することができる。
また、このマッサージチェアにおいて、前記連結部は前記チェア本体部の側部に設けられ、前記共通座面が形成されると当該共通座面により、前記連結部は上方から隠されるのが好ましい。
これによれば、別の椅子と連結させると連結部が隠されるため、一体の長椅子として見せることができ、優れた外観のものとできる。そして、複数の座面で構成される共通座面により連結部を隠すためには、隣り合う座面同士が縁部でひっついた状態とされるため、共通座面が連続したものとなり、一体感のある長椅子が構成される。
さらに、前記チェア本体部は、前記別の椅子と連結させる際には取り外される側壁部材を前記座部の側方において有しており、この側壁部材の上部が肘掛け部とされかつ側部が前記連結部を側方から覆うカバー部とされているのが好ましい。
これによれば、側壁部材を取り外すことで別の椅子を連結させることができ、隣に設ける別の椅子の座面とにより平面状の共通座面を構成できる。そして、側壁部材を取り付けた状態では、座部の側方に肘掛け部を設けることができ、かつ、カバー部により連結部を隠すことができる。
また、この発明のソファは、座部を有すると共に床面に載置状態とされるソファ本体部を備え、このソファ本体部は、マッサージ機構を備えるマッサージチェアと連結させるための連結部を有し、前記座部は、前記マッサージチェアが連結されると当該マッサージチェアの座面と隣り合わせとなって一つの共通座面を形成することができる座面を有していることを特徴としている。
この構成によれば、ソファに別のマッサージチェアを連結させて長椅子を構成することができ、連結させて得た長椅子は、一つの平面状の共通座面を構成することができる。そして、マッサージ機構を有する長椅子を構成できる。なお、このソファの座部は一人掛け用以外にも、二人掛け以上のものであってもよい。さらに、別のマッサージチェアを二台以上連結させてもよく、これらにより一つの平面状の共通座面を形成することができる。
また、このソファにおいて、前記連結部は前記ソファ本体部の側部に設けられ、前記共通座面が形成されると当該共通座面により、前記連結部は上方から隠されるのが好ましい。
これによれば、別のマッサージチェアと連結させると連結部が隠されるため、一体の長椅子として見せることができ、優れた外観のものとできる。そして、複数の座面で構成される共通座面により連結部を隠すためには、隣り合う座面同士が縁部でひっついた状態とされるため、共通座面が連続したものとなり、一体感のある長椅子が構成される。
本発明によれば、一つの広い共通座面を有する長椅子を構成することができ、さらに、組み合わせにより、様々な形態の椅子を構成できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の実施の一形態に係るマッサージチェアを示す正面図であり、図2はその平面図、図3はその側面図である。このマッサージチェア1は、着座した施療者に対してマッサージを施すことができる椅子型のマッサージ機であり、床面に載置状態とされるチェア本体部2と、このチェア本体部2の後部にリクライニング可能(回動可能)に取り付けられている背もたれ部4とを備えている。さらに、このマッサージチェア1は、施療者の脚部を支持することができるフットレスト部5を備えており、フットレスト部5はチェア本体部2の前部に回動可能に取り付けられている。そして、施療者に対してマッサージを施すために、このチェア1はマッサージ機構10を備えている。
チェア本体部2は、床面に載置させて固定状態となる本体部フレーム32(図15と図16参照)と、この本体部フレーム32の上部に設けられて施療者を着座させる座部3とを備えている。
図15と図16のマッサージチェア1のフレームを説明する斜視図において、背もたれ部4は、その内側に背部フレーム33が設けられており、その下端部側を中心として背部フレーム33は本体部フレーム32に回動可能に取り付けられており、図15の起立状態と図16の後方倒れ状態との間を回動できる。
フットレスト部5は、その内側に脚部フレーム34が設けられており、その上端部を中心として脚部フレーム34は本体部フレーム32に回動可能に取り付けられており、図15の下方垂れ下がり状態と図16の前方突出状態との間を回動できる。
マッサージ機構10は従来知られているものとされており、図1と図2のマッサージチェア1は、マッサージ機構10として、エアの給排により膨張・収縮するエアセル31を複数備えている。または、マッサージ機構10を、図示しないが機械的な打撃や揉み動作をする施療子とすることもできる。図1と図2のマッサージチェア1においては、座部3、背もたれ部4、及び、フットレスト部5にそれぞれマッサージ機構10が配設されている。
そして本発明に係るマッサージチェア1は、後に具体的な形態を示すが、別の椅子と並ぶよう設けられて、このマッサージチェア1の座面3aと別の椅子の座面とにより一つの共通座面を形成することができる。さらに、このマッサージチェア1は前記別の椅子と連結固定させることができる。この場合、マッサージチェア1は、チェア本体部2において別の椅子と連結させるための連結部7を有しており、連結部7は本体部フレーム32の一部に構成されている。具体的には、連結部7をチェア本体部2の側部や底部に設けることができる。
このマッサージチェア1は、前記別の椅子と連結させる際には取り外されることとなる側壁部材6を、座部3の側方に取り付けている。つまり、側壁部材6はチェア本体部2の側方において取り外し可能とされて設けられている。前記連結部7をチェア本体部2の側部に設けた場合、側壁部材6は、その側部(側面)が前記連結部7を側方から覆うカバー部9とされており、かつ、側壁部材6の上部が肘掛け部8とされている。
この側壁部材6は別の椅子と連結させるための連結部7に取り付けることができる。つまり、連結部7を、チェア本体部2に側壁部材6を取り付けるための部分と、チェア本体部2に別の椅子を連結させるための部分とに、兼用させることができ、部品点数の低減と構成の簡素化が可能となる。
このマッサージチェア1の座部3は、別の椅子が連結されると当該別の椅子の座面と隣り合わせとなって一つの共通座面A(例えば図11参照)を形成することができる座面3aを有している。すなわち、前記側壁部材6が取り外された状態にあるマッサージチェア1に別の椅子(ソファ11)を並べるよう設けることにより、マッサージチェア1の座部3の座面3aと、その隣に設けられる別の椅子の座面(13a)とにより、連続状となる共通座面Aが形成される。
そして、マッサージチェア1の連結部7がチェア本体部2の側部に設けられている場合、共通座面Aが形成されると当該共通座面Aにより、この連結部7は上方から隠される状態となる。つまり、隣り合う座面同士が縁部でひっついた状態とされて、これら座面により共通座面Aが構成され、この共通座面Aが連結部7を隠すこととなる。これにより、マッサージチェア1と別の椅子とにより、座面が連続している一体感のある長椅子が構成される。
このマッサージチェア1と連結される別の椅子は、前記説明したマッサージチェア1と同じものや、図4〜図6に示しているマッサージ機能を備えていないソファ11がある。
まず、図1〜図3の一つのマッサージチェア1に連結させる別の椅子を、それと同じマッサージチェア1とした場合、つまり複数台のマッサージチェア1によりマッサージ機ユニットを構成した場合について説明する。
これにより構成されるマッサージ機ユニットが図7〜図10に示しているものである。このユニットは、各マッサージチェア1において左右一方側(隣り合う側)の側壁部材6(図1参照)を取り外して、連結部7を露出状とし、連結部7同士を結合させることで、2台のマッサージチェア1を連結している。
図7がこの2台のマッサージチェア1が並んで設けられたマッサージ機ユニットを示す正面図であり、図8がその平面図、図9が底面図、図10が背面図である。
このマッサージユニットを説明すると、このユニットは、それぞれ別個独立している2台のマッサージチェア1を備えており、これらマッサージチェア1は並んで設けられることにより、マッサージチェア1の各座面3aが隣り合わせとされて、一つの共通座面Aを形成している。
このマッサージチェア1同士は、後に詳しく説明する連結手段21によって連結固定することができ、この連結手段21は、各マッサージチェア1のチェア本体部2における連結部7を連結している。したがって、背もたれ部4とフットレスト部5とは、隣り合うチェア1同士において連結されておらず、それぞれが独自に回動することができる。例えば、一方のマッサージチェア1は背もたれ部4を起立状態とさせ、別のマッサージチェア1は背もたれ部4を後方倒れ状態とさせることができる。さらに、マッサージチェア1が有する制御部(図示せず)により、それぞれのマッサージチェア1において別個独立した異なるマッサージ動作をさせたり、また、双方を同期させて二人の施療者に対して同じマッサージ動作をさせたり、それぞれのマッサージチェア1のマッサージ機構10同士を関連付けて動作させて、共通座面Aに寝転んだ状態にある一人の施療者に対して、二台のマッサージチェア1で一組とされたユニット(二台で一組のマッサージ機構10)により一つのマッサージ動作をさせることができる。
次に、図1〜図3の一つのマッサージチェア1に連結させる別の椅子をソファ11とした場合、つまり、マッサージチェア1とソファ11とによりマッサージ機ユニットを構成した場合を説明する。
連結させるソファ11は、図4の正面図、図5の平面図、図6の側面図に示すように、座部13を有すると共に床面に載置状態とされるソファ本体部12と、このソファ本体部12の後部側に設けられた背もたれ部14とを備えている。さらに、座部13に着座した際に施療者の脚部に対応する部分として脚対応部15を備えている。
このソファ11は座面13aと背もたれ部14が二人掛け用とされているが、ソファ本体部12が備えているベースフレーム35は、左右方向に長い一体ものとされている。つまり、このソファ11は一体とされた二人掛け用のものである。なお、図示しているソファ11は、座面13a及び背もたれ部14のそれぞれにおいて境界線が形成されて2区分に分割されているように見せているが、境界線を無くして一体状として見せるものであってもよい。さらに、本発明のソファ11は三人掛け以上であってもよい。
そして、このソファ11が有しているソファ本体部12は、マッサージ機構10を備える前記マッサージチェア1と連結可能とさせるための連結部17を有しており、ソファ本体部12における座部13の座面13aは、図11に示しているように、マッサージチェア1を連結させると当該マッサージチェア1の座面3aと隣り合わせとなって一つの共通座面Aを形成することができる。連結部17はソファ本体部12の側部又は下部に設けられる。
また、ソファ11の背もたれ部14はリクライニング可能であってもよく、また脚対応部15においても座部13に対して回動するよう構成し、脚対応部15を鉛直面状と水平面状との間を回動させてもよい。
このソファ11と前記マッサージチェア1とを連結させる際には取り外されることとなる側壁部材16が、座部13の側方に取り付けられている。つまり、側壁部材16はソファ本体部12の側方に取り外し可能とされて設けられている。ソファ11側における連結部17をソファ本体部12の側部に設けた場合、側壁部材16は、その側部(側面)が前記連結部17を側方から覆うカバー部19とされており、かつ、側壁部材16の上部が肘掛け部18とされている。
この側壁部材16はマッサージチェア1と連結させるための連結部17に取り付けることができる。つまり、連結部17を、ソファ本体部12に側壁部材16を取り付けるための部分と、ソファ本体部12にマッサージチェア1を連結させるための部分とに、兼用させることができ、部品点数の低減と構成の簡素化が可能となる。
ソファ11の座部13、背もたれ部14、脚対応部15はそれぞれマッサージチェア1のものと、同じようなデザイン(形態)とされており、さらに、ソファ11における肘掛け部18を有する側壁部材16と、マッサージチェア1における肘掛け部8を有する側壁部材6とは同一のデザインとされており、両者において外観に統一性をもたせている。そして、これらを並べるよう設けて一つのマッサージ機ユニットとした場合の一体感を備えさせている。
さらに、マッサージチェア1の側壁部材6とソファ11の側壁部材16とは、同一のデザインであると共に同一の構造(取り付け構造)とされており、双方を共用させることができる。従って、マッサージチェア1とソファ11とによるユニットを(セットとして)利用者が購入する場合、側壁部材6(16)については、マッサージチェア1用の左右一対とソファ11用の左右一対の合計4個を用意する必要はなく、ユニットとしての左右一対の合計2個を用意するのみでよく、経済的である。
ソファ11の連結部17がソファ本体部12の側部に設けられている場合、マッサージチェア1が側方に並べて設けられて前記共通座面Aが形成されると当該共通座面Aにより、ソファ11側の連結部17とマッサージチェア1側の連結部7とが共に上方から隠された状態となる。つまり、ソファ11の座面13aとマッサージチェア1の座面3a同士が縁部でひっついた状態とされて、これら座面13a,3aにより共通座面Aが構成され、この共通座面Aが連結部17,7を上方から隠すこととなる。これにより、ソファ11とマッサージチェア1とにより、座面が連続している一体感のある長椅子が構成される。
そして、前記マッサージチェア1とこのソファ11とを連結させた場合のマッサージ機ユニットが図11〜図14に示しているものである。この場合の連結は、マッサージチェア1が有するソファ11側の側壁部材6を取り外し、ソファ11が有するチェア1側の側壁部材16を取り外して、マッサージチェア1とソファ11のそれぞれにおいて連結部7,17を露出状とし、連結部7,17同士を結合させることで、マッサージチェア1とソファ11とを連結させている。
図11が前記マッサージチェア1と前記ソファ11が並んで設けられたマッサージ機ユニットを示す正面図であり、図12がその平面図、図13がその底面図、図14がその背面図である。
このマッサージユニットを説明すると、このユニットは、マッサージ機構10を備えた1台の一人掛け用のマッサージチェア1と、このマッサージチェア1とは別体である二人掛け用のソファ11とを備えており、これらマッサージチェア1とソファ11とが並んで設けられることにより、マッサージチェア1の座面3aとソファ11の座面13aとが隣り合わせとされて、一つの共通座面Aを形成している。
マッサージチェア1とソファ11とは、後に詳しく説明する連結手段21によって連結固定することができ、この連結手段21は、マッサージチェア1側の連結部7とソファ11側の連結部17とを連結している。
従って、隣り合うマッサージチェア1とソファ11との間において、背もたれ部4と背もたれ部14、フットレスト部5と脚対応部15とは、それぞれにおいて連結されていない。これにより、マッサージチェア1において、背もたれ部4とフットレスト部5とは単独で回動することができる。例えば、マッサージチェア1の背もたれ部4を後方倒れ状態とさせ、ソファ11の背もたれ部4を起立状態のままとできる。
前記マッサージチェア1と前記ソファ11とを連結させる連結手段21の具体的な構成について説明する。
図17に示している連結手段21は、マッサージチェア1の連結部7とソファ11の連結部17とを連結する取り外し可能な連結金具とされている。マッサージチェア1の連結部7はチェア本体部2の本体部フレーム32が有する脚パイプ36(図15と図16参照)とされており、ソファ11の連結部17はベースフレーム35が有する脚パイプ37とされている(第1の形態)。つまり、この連結金具21は、脚パイプ36,37同士を掴み合うようにして、相互を連結している。なお、図3と図6、及び図15と図16に示しているように、ソファ11のベースフレーム35が有する脚パイプ37は、マッサージチェア1の本体部フレーム32が有する脚パイプ36と同様の構成とされている。
この連結金具21は、隣接させた状態にある両脚パイプ36,37を二方向から挟んで固定するものであり、両脚パイプ36,37のそれぞれの周方向半分を収容状としている第1金具22と、第1金具22の一端部に回動可能に取り付けられて一方の脚パイプ36の残り半分を収容可能とする第2金具23と、第1金具22の他端部に回動可能に取り付けられて他方の脚パイプ37を収容可能とする第3金具24と、第2金具23と第3金具24とを連結して固定するボルト・ナット25とを有している。
この連結金具21によれば、マッサージチェア1とソファ11とを所定の位置に並べるよう設けてから固定が可能となる。
次に、図18は連結手段21の変形例(第2の形態)であり、この連結手段21は、隣接させた状態にある両脚パイプ36,37のそれぞれに固定した第1固定板26と第2固定板27と、面で接触させた状態にある第1固定板26と第2固定板27とを連結して固定するボルト・ナット28とから構成されている。この場合の連結部7,17は、それぞれ第1固定板26と第2固定板27となる。この構成によれば、簡単な構成によりマッサージチェア1とソファ11とを強固に連結固定させることができる。なお、この固定板26,27は各脚パイプ36,37のそれぞれに複数個(例えば、前部と後部に)設けられている。または、固定板26,27をそれぞれ椅子の前後方向に大きい1枚の板として構成して、その前部と後部の複数箇所においてボルト・ナット28により、両固定板26,27を連結して固定するようしてもよい。
また、この第1固定板26に肘掛け部8を有する前記側壁部材6を連結させることができ、第2固定板27に肘掛け部18を有する前記側壁部材16を連結させることができる。
図19は連結手段21の別の変形例(第3の形態)であり、この連結手段21は、ソファ11のベースフレーム35の側面に水平突出状態に設けられている第1係合部材29と、マッサージチェア1の本体部フレーム32の側面に上下回動可能に設けられて水平突出状態と上方傾斜状態との間を回動する第2係合部材30とから構成されており、第1、第2係合部材29,30は相互が係合する爪部29a,30aを有している。そして、第2係合部材30は、水平突出状態に姿勢が維持されるよう設けられた弾性部材を有しており、ソファ11とマッサージチェア1とを水平方向に接近させることで、第2係合部材30の爪部30aが、前記弾性部材の弾性力に抗して、第1係合部材29の爪部29aの傾斜面を乗り越えて、爪部29aと爪部30aとが係合し、マッサージチェア1とソファ11とが連結固定される。この場合、ソファ11の連結部17が第1係合部材29とされ、マッサージチェア1の連結部7が第2係合部材30とされる。この構成によれば、マッサージチェア1、ソファ11を高さ方向に大きく持ち上げることなく、水平方向に移動させることで連結が可能となる。
図20は連結手段21のさらに別の変形例(第4の形態)であり、この連結手段21は、ソファ11のベースフレーム35の側面に設けられている第1係合部材38と、マッサージチェア1の本体部フレーム32の側面に設けられている第2係合部材39とから構成されており、第1係合部材38は上下方向が深さ方向(上下方向に貫通している)孔部38aが形成されており、この孔部38aに断面が倒立L字型である第2係合部材39を差し込むことで両者が係合し、マッサージチェア1とソファ11とが連結固定される。この場合、ソファ11の連結部17が第1係合部材38とされ、マッサージチェア1の連結部7が第2係合部材39とされる。この構成によれば、簡単な連結手段21が得られる。
以上第1から第4の形態までは、マッサージチェア1の連結部7とソファ11の連結部17がそれぞれの側部に設けらており、連結部7,17はマッサージチェア1、ソファ11に、左右対称の配置とされている。
図21は連結手段21の他の変形例(第4の形態)であり、この連結手段21は、マッサージチェア1とソファ11との下部に設けられる枠部材40とされており、この枠部材40は、左右方向にまっすぐでかつ平行な一対のガイドレール41を有している。これらガイドレール41に沿って、マッサージチェア1とソファ11とを所定の位置まで左右の水平方向に移動させることができ、かつ、ガイドレール41に対してマッサージチェア1とソファ11とを図示しないボルト・ナットなどにより固定して、マッサージチェア1とソファ11は所定の位置で固定される。この場合、マッサージチェア1とソファ11の底部にはガイドレール41を転動する車輪(図示せず)を設けるのが好ましい。
この枠部材40は、一対のガイドレール41と、一対のガイドレール41の一端部を連結固定している連結部材42aと、他端部において取り外し可能とされている取り外し連結部材42bとを有しており、取り外し連結部材42bが外されて枠部材40に開口入口部が形成される。この開口入口部からマッサージチェア1とソファ11とを移動させ、マッサージチェア1とソファ11とを一対のガイドレール41に対して所定位置に固定し、取り外し連結部材42bをガイドレール41に固定する。
この構成によれば、楽にマッサージチェア1とソファ11と所定の配置に移動させて取り付けることができる。
図22は前記枠部材40の変形例(第5の形態)であり、この枠部材40は、ガイドレール41が左右方向ではなく前後方向とされたものであり、マッサージチェア1とソファ11とを前後方向のガイドレール41に沿って移動させて取り付けるものである。この場合、開口入口部が枠部材40の左右側部ではなく後部又は前部に形成される。その他の構成は、第4の形態と同様である。
図23は前記枠部材40の変形例(第6の形態)であり、この枠部材40は、マッサージチェア1とソファ11とが並んで設けられているユニットに対して、四本の直線連結部材43によりそれぞれ四方から囲って、直線連結部材43を連結させるものである。この構成によれば、あらかじめマッサージチェア1とソファ11とを所定の位置関係に配設させてユニットを構成し、その後、直線連結部材43により囲って枠部材40を形成し、この枠部材40によりマッサージチェア1とソファ11とを固定することができる。
なお、以上の図示した連結手段21は、マッサージチェア1とソファ11とを連結する場合として説明したが、マッサージチェア1同士を連結させる場合も同様とできる。また、連結手段21は、図示した形態に限らずその他のものであってもよい。
また、本発明のマッサージチェア1、ソファ11、マッサージ機ユニットは、図示する形態に限らずこの発明の範囲内において他の形態のものであっても良く、例えば、マッサージ機ユニットが、全体として4人掛け用の長椅子となるようしてもよい。
本発明の実施の一形態に係るマッサージチェアの正面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 本発明の実施の一形態に係るソファの正面図である。 図4の平面図である。 図4の側面図である。 本発明の実施の一形態に係るマッサージ機ユニットの正面図である。 図7の平面図である。 図7の底面図である。 図7の背面図である。 本発明の他の実施の形態に係るマッサージ機ユニットの正面図である。 図11の平面図である。 図11の底面図である。 図11の背面図である。 マッサージチェアのフレームを説明する斜視図であり、背もたれ部が起立状態にある。 マッサージチェアのフレームを説明する斜視図であり、背もたれ部が後方倒れ状態にある。 連結手段の第1の形態を示す説明図である。 連結手段の第2の形態を示す説明図である。 連結手段の第3の形態を示す説明図である。 連結手段の第4の形態を示す説明図である。 連結手段の第5の形態を示す説明図である。 連結手段の第6の形態を示す説明図である。 連結手段の第7の形態を示す説明図である。
符号の説明
1 マッサージチェア
2 チェア本体部
3 座部
3a 座面
4 背もたれ部
6 側壁部材
7 連結部
8 肘掛け部
9 カバー部
10 マッサージ機構
11 ソファ
12 ソファ本体部
13 座部
13a 座面
14 背もたれ部
17 連結部
21 連結手段
A 共通座面

Claims (9)

  1. マッサージ機構を備えたマッサージチェアと、このマッサージチェアとは別体であるソファとを備え、前記マッサージチェアと前記ソファとが並んで設けられ、当該マッサージチェアの座面と当該ソファの座面とが隣り合わせとされて一つの共通座面が形成されていることを特徴とするマッサージ機ユニット。
  2. 前記マッサージチェアと前記ソファとは、連結手段により連結固定されている請求項1に記載のマッサージ機ユニット。
  3. マッサージ機構を備えたそれぞれが別個独立している複数台のマッサージチェアを備え、これら複数台のマッサージチェアが並んで設けられ、当該マッサージチェアの各座面が隣り合わせとされて一つの共通座面が形成されていることを特徴とするマッサージ機ユニット。
  4. 前記マッサージチェア同士は、連結手段により連結固定されている請求項3に記載のマッサージ機ユニット。
  5. 座部を有すると共に床面に載置状態とされるチェア本体部を備え、このチェア本体部は、別の椅子と連結させるための連結部を有し、前記座部は、前記別の椅子が連結されると当該椅子の座面と隣り合わせとなって一つの共通座面を形成することができる座面を有していることを特徴とするマッサージチェア。
  6. 前記連結部は前記チェア本体部の側部に設けられ、前記共通座面が形成されると当該共通座面により、前記連結部は上方から隠される請求項5に記載のマッサージチェア。
  7. 前記チェア本体部は、前記別の椅子と連結させる際には取り外される側壁部材を前記座部の側方において有しており、この側壁部材の上部が肘掛け部とされかつ側部が前記連結部を側方から覆うカバー部とされている請求項6に記載のマッサージチェア。
  8. 座部を有すると共に床面に載置状態とされるソファ本体部を備え、このソファ本体部は、マッサージ機構を備えるマッサージチェアと連結させるための連結部を有し、前記座部は、前記マッサージチェアが連結されると当該マッサージチェアの座面と隣り合わせとなって一つの共通座面を形成することができる座面を有していることを特徴とするソファ。
  9. 前記連結部は前記ソファ本体部の側部に設けられ、前記共通座面が形成されると当該共通座面により、前記連結部は上方から隠される請求項8に記載のソファ。
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