JP7081916B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
本発明の椅子は、床面上に配置される下部構造体と、前記下部構造体上に支持され、使用者を支持する座部と、前記下部構造体上に、前記座部に対して左右方向に隣接する位置に支持され、前記左右方向と交差する前後方向に延び、上面が下部物品載置面である下部支持体と、前記下部支持体の後方の端部に上方に向かって立設され、前記前後方向が自身の厚さ方向となる板状に形成された後方壁部、及び、前記前後方向が自身の厚さ方向となる板状に形成され、前記後方壁部から前方に離間した前方壁部を有する連結部と、前記連結部から前方に延び、前記下部支持体よりも上方で前記連結部に支持され、上面が上部物品載置面である上部支持体と、を備え、前記下部支持体の前方の端は、前記上部支持体の前方の端よりも前方に位置していることを特徴としている。ここで言う下部構造体上とは、下部構造体上に直接配置されていることだけでなく、下部構造体を覆うように配置されていることも意味する。
この発明によれば、下部物品載置面よりも上方に上部物品載置面が配置されている。このため、例えば、下部物品載置面に置いた飲食物等がこぼれたときに、上部物品載置面に配置された他の物品が汚れるのを抑えることができる。
この発明によれば、下部物品載置面及び上部物品載置面のいずれかに置いた電子機器を差込み口に接続することが可能となり、椅子の使い勝手を良好にすることができる。
この発明によれば、差込み口が斜め上方を向いているため、差込み口の視認性を高めることができる。
この発明によれば、下部物品載置面に置いた飲食物等がこぼれても、座部、及び座部に座る使用者に飲食物等が付着することを抑制することができる。
図1及び図2に示すように、本実施形態のクッション装置1は、装置本体11と、オプション装置であるテーブル66及びパネル装置81と、を備えている。クッション装置1は、装置本体11に、上記テーブル66及びパネル装置81等のオプション装置を選択的に取付けることにより、クッション装置1の構成を様々に変更することができる。
以下では、装置本体11に着座する使用者にとっての前後方向(第2方向)X、左右方向(第1方向)Y、及び上下方向Zを基準にして説明する。例えば、前後方向X及び左右方向Yは、水平面に沿う方向であり、前後方向Xと左右方向Yとは、互いに直交(交差)する。
3つの脚体17は、左右方向Yに互いに間隔を空けて配置されている。各脚体17は、は、前後方向Xに互いに間隔を空けて配置された一対の脚本体19と、一対の脚本体19間を連結する横梁20と、を有している。各脚本体19は、床面F上に配置され、上下方向Zに沿って延びている。脚本体19の下端部には、アジャスタ21が取付けられている。アジャスタ21は、脚本体19の高さを調節する。
横梁20は、前後方向Xに沿って延び、一対の脚本体19の上端部同士を連結している。脚本体19及び横梁20は、金属製の丸パイプ等により形成されている。
なお、脚部14が有する脚体17の数は3つに限定されず、2つでもよいし、4つ以上でもよい。
同様に、図5に示すように、下片28の前方の端部には、上下方向Zに貫通する前方貫通孔28bが形成されている。前方貫通孔28b及びボルト61で、テーブル66の後述するハイテーブル69の雌ネジ部80cを取付ける前方取付け部(取付け部)28Bを構成する(図5参照)。下片28のうち一対のビーム23が接続される部分には、開口部(不図示)が形成されている。
図3及び図4に示すように、各側片29は、下片28の左右方向Yの各端部から上方に向かって延びている。
各側片29の後端部には、後方(先端側)に向かうに従い漸次、上方に向かうように傾斜して斜め下方を向く第1受け面29aが形成されている。後方貫通孔28aは、各第1受け面29aよりも前方に配置されている。
ブラケット15の後端部には、脚部14の連結部材18から後方(前後方向Xの一方側)に突出する後方オプション支持部(オプション支持部)15aが形成されている。後方オプション支持部15aは、後方貫通孔28a、及び一対の第1受け面29aを有している。後方オプション支持部15aが連結部材18から突出する突出方向は、後方である。前方は、後方オプション支持部15aの突出方向とは反対側である。
ブラケット15の前端部には、脚部14の連結部材18から前方(前後方向Xの他方側)に突出する前方オプション支持部(オプション支持部)15bが形成されている。前方オプション支持部15bは、前方貫通孔28b、及び一対の第1受け面29bを有している。前方オプション支持部15bが連結部材18から突出する突出方向は、前方である。
図3に示すように、各側片29のうち一対のビーム23に接合する部分には、切欠き29cが形成されている。ブラケット15は、一対の側片29間に隙間を形成することにより、中空状に形成されている。
各ブラケット15に後方オプション支持部15a及び前方オプション支持部15bが形成されているため、後方オプション支持部15a、前方オプション支持部15bのそれぞれは、連結部材18に左右方向Yに互い間隔を空けて複数設けられている。
各ブラケット15は、下片28の開口部、及び側片29の切欠き29c内に一対のビーム23を配置した状態で、一対のビーム23に溶接等により固定されている。
底板34は、平面視で左右方向Yに長い矩形状に形成されている。後方腕部35は、左右方向Yに見たときに、後方に向かって凸となるように湾曲した半円形状に形成され、これにより前方に開口する凹部を形成している。後方腕部35は、底板34の後方の縁部に立設されている。この例では、後方腕部35が、底板34の後方の縁部に左右方向Yに互いに間隔を空けて対をなして配置されている。後方腕部35には、前方に開口する凹部に嵌合するようにして、一対のビーム23のうちの後方のビーム23が係合されている。
例えば、底板34、一対の後方腕部35、及び一対の前方腕部36は、弾性を有する金属板をプレス加工すること等により一体に形成されている。
一方で、各後方腕部35を後方に向かって弾性的に変形させ、各前方腕部36を前方に向かって弾性的に変形させた状態で、一対のビーム23を各後方腕部35と各前方腕部36とで前後方向Xに挟むように配置する。各後方腕部35及び各前方腕部36を復元変形させると、各後方腕部35及び各前方腕部36が一対のビーム23に係合し、一対のビーム23に配線トレー33が取付けられる。
配線挿通空間S1を配線ケーブル75が通ることにより、配線ケーブル75が外部に露出しないため、装置本体11としての体裁を良好にすることができる。
底板45は、水平面に沿って配置されている。底板45には、被連結部となる鬼目ナット49が埋設されている。鬼目ナット49は、底板45の下面から下方に露出して開口している。鬼目ナット49は、ブラケット15の上片30の貫通孔30aの上方となる位置に配置されている。
上板46は、底板45の上方に底板45との間に隙間を空けて配置されている。前板47は、底板45の前端部と上板46の前端部とを連結している。前板47は、底板45と上板46との間の隙間を保持する。
座クッション43は、例えばクッション材を、表皮材で覆って構成されている。クッション材は、ウレタンフォーム材等で形成されている。表皮材は、皮革、布、ビニール等の樹脂等で形成されている。座クッション43は、上板46の上方を覆い、さらに、底板45、上板46、及び前板47の前方を覆っている。
なお、座フレーム42の左右方向Yの端部は、座クッション43によりそれぞれ側方まで張りくるまれている。
背面板55は、座フレーム42の底板45の後端部から上方に向かって延びている。第1前面板56は、背面板55の上端部から、前方に向かうに従い漸次、下方に向かうように傾斜した向きに配置されている。第1前面板56の下端部は、底板45から上方に離間している。
第2前面板57は、底板45の前後方向Xの中間部から上方に向かって延びている。第2前面板57の上端部は、第1前面板56の下端部に連結されている。第2前面板57は、座フレーム42の上板46の後端部に連結されている。
背クッション53は、例えば座クッション43と同様に、クッション材及び表皮材で構成されている。背クッション53は、背面板55及び第1前面板56の上方を覆い、さらに、第2前面板57の上部の前方を覆っている。背クッション53は、背面板55の後方も覆っている。
なお、背フレーム52の左右方向Yの端部は、背クッション53によりそれぞれ側方まで張りくるまれている。
このように構成された座部41及び背凭れ部51は、座部41及び背凭れ部51上に乗る使用者を支持する。
なお、連結部材18に支持されている全てのブラケット15が座部41及び背凭れ部51を支持しているとは限られず、座部41同士の間にブラケット15が配されていてもよい。また、ブラケット15のうち、座部41及び背凭れ部51を支持しているもの全てが座部41及び背凭れ部51に固定されているとは限られず、座部41の鬼目ナット49と対応する位置にブラケット15を配して連結するとともに、当該ブラケット15と左右方向Yに位置をずらして座部41の下方にて他のブラケット15を配するようにしてもよい。
図2及び図6に示すように、ユニットテーブル67は、下棚(下部支持体)70と、壁部(連結部)71と、上棚(上部支持体)72と、を有している。下棚70及び上棚72は、板状に形成されている。
下棚70は、水平面に沿って延び、平面視で前後方向Xに長い矩形状に形成されている。下棚70は、壁部71の後述する後方壁部71bから前方((棚70,72が延びる側))に向かって延びている。
下棚70の上面は、物品が置かれる下部物品載置面70aとして機能する。下部物品載置面70aとしては、物品として飲食物等が置かれる載置面として利用されることが好ましい。下棚70の前端部は、上棚72の前端部よりも前方に突出している。図2に示すように、下部物品載置面70aは、座部41の上面よりも下方に配置されている。
後方壁部71bは、下棚70の後端部に上方に向かって立設されている。
前方壁部71aは、後方壁部71bよりも前方に配置されている。前方壁部71aの前方の外面は、前方に向かうに従い漸次、下方に向かうように傾斜している。前方壁部71aのうち上下方向Zの中間部には、前後方向Xに貫通する貫通孔71cが形成されている。貫通孔71c内には、接続ユニット74が取付けられている。接続ユニット74の前方の外面は、前方壁部71aの前方の外面に沿っている。接続ユニット74の前方の外面には、コンセント(電気的な差込み口)74aが設けられている。
なお、電気的な差込み口はコンセント74aであるとしたが、電気的な差込み口はこれに限定されず、LAN(Local Area Network)ポートや、USB(Universal Serial Bus)ポート等でもよい。
上棚72の左右方向Yの長さと前方壁部71aの左右方向Yの長さと、後方壁部71bの左右方向Yの長さとは、互いに同等である。下棚70の左右方向Yの長さは、上棚72の左右方向Yの長さよりも長い。下棚70、前方壁部71a、後方壁部71b、及び上棚72それぞれの左右方向Yの中央部は、互いに一致している。
前方壁部71a、後方壁部71b、及び上棚72を左右方向Yに挟むように、一対の化粧板76が配置されている。化粧板76は、左右方向Yに見たときに上縁部よりも下縁部が長い台形状に形成されている。
上棚72の左右方向Yの長さ及び一対の化粧板76の左右方向Yの長さ(厚さ)の合計と、下棚70の左右方向Yの長さとは、互いに同等である。
ユニットテーブル67は、左右方向Yに見たときにコ字状(C字状)に形成されている。
なお、ハイテーブル69は、パネル装置81の後述するバックパネル82の後で説明する。
図2及び図7に示すように、バックパネル82は、パネル本体86と、一対の固定機構87と、を有している。パネル本体86は、例えば、有色のアクリル樹脂等によって矩形の平板状に形成されている。
パネル本体86は、厚さ方向が前後方向Xとなるように配置されている。
パネル本体86のうち、各保持穴86aの下端部の前方の部分には、保持穴86aを前方に露出させる切欠き86bが形成されている。切欠き86bは、下方に開口している。切欠き86bの左右方向Yの長さと保持穴86a左右方向Yの長さとは、互いに同等である。
固定部材92は、前後方向Xに長い直方体状に形成されている。固定部材92の左右方向Yの長さとブラケット15の一対の側片29間の距離とは、互いに同等であり、固定部材92は一対の側片29間に嵌合される。固定部材92の下面のうち前方の部分には、ボルト61に嵌め合う雌ネジ部(被取付け部)92aが形成されている。雌ネジ部92aは、ブラケット15の後方貫通孔28aに挿入されたボルト61に嵌め合うことにより、後方オプション支持部15aに取付けられている。
なお、本体部89には第2受け面93aが1つ形成されていればよい。この場合、ブラケット15には、1つの第2受け面93aに対応する第1受け面29a及び第1受け面29bがそれぞれ1つだけ形成されていればよい。
固定部材92及び一対の受け部材93の全体としての左右方向Yの長さ、上部固定片94の左右方向Yの長さ、及び下部固定片95の左右方向Yの長さは、互いに同等である。これらの長さは、パネル本体86の切欠き86bの左右方向Yの長さよりも短い。
下部固定片95の左右方向Yの端部と一対の受け部材93の下面とは、補強リブ98によりそれぞれ接合されていることが好ましい。
固定部材92、一対の受け部材93、上部固定片94、下部固定片95、一対の支持部材96、及び一対の補強リブ98は、ダイキャストによって金属製部材として一体的に形成されていている。また、金属製の板材等をプレス加工したり、溶接したりすることにより、これらの部材を一体に形成してもよい。
雌ネジ部90aには、上部固定片94の貫通孔94aに挿入されたボルト61が嵌め合っている。雌ネジ部90bには、下部固定片95の貫通孔95aに挿入されたボルト61が嵌め合っている。これら2本のボルト61により、本体部89に支持棒90が固定されている。
本実施形態では、1本のブラケット15の後方オプション支持部15aに、1つの固定機構87が取付けられる。
一方で、各支持棒90に対してパネル本体86を上方に引き上げることにより、一対の固定機構87からパネル本体86が取外される。
なお、バックパネル82の雌ネジ部92aに後方貫通孔28aを介して挿入されたボルト61を嵌め合わせることによって、後方取付け部28Aにバックパネル82の雌ネジ部92aが取付けられたときに、第1受け面29aと第2受け面93aとが接触するため、バックパネル82が、雌ネジ部92aに対して第2受け面93aが上方に移動するように後方取付け部28A周りに回転すること(図4において矢印B1のように回転すること)が規制される。
すなわち、バックパネル82Aの構成については、符号に「A」を付加して示し、バックパネル82Bの構成については、符号に「B」を付加して示す。例えば、バックパネル82Aのパネル本体86をパネル本体(第1パネル体)86Aと言い、バックパネル82Bのパネル本体86をパネル本体(第2パネル体)86Bと言う。
天板78は、平面視において矩形状に形成され、水平面に沿うように配置されている。
第1支持部材79は、上下方向Zに沿って延びる棒状に形成されている。第1支持部材79の上端部は、天板78の下面に接続されている。第1支持部材79の上端部は、平面視において天板78の対角線の中心からずらした位置に接続されている。天板78は、図示しない回転機構により、第1支持部材79の軸線周りに回転可能に第1支持部材79に接続されていることが好ましい。
このように構成されたハイテーブル69は、ボルト61を用いてブラケット15の前方取付け部28Bに取付けられる。
パネル本体111は、矩形の平板状に形成され、厚さ方向が左右方向Yとなるように配置されている。パネル本体111の前縁部111a及び後縁部111bは、上下方向Zに沿って延びている。パネル本体111の下縁部111c及び上縁部(図8では不図示)は、前後方向Xに沿って延びている。
パネル本体111の下方かつ後方の隅部には、パネル本体111を左右方向Yに貫通する切欠き115が形成されている。
切欠き115の上縁部115aは、パネル本体111の後縁部111bにおける上下方向Zの中間部から前方に向かって延びている。切欠き115の前縁部115bは、パネル本体111の下縁部111cにおける前後方向Xの中間部から上方かつ後方に向かって斜めに延びている。
切欠き115は、ユニットテーブル67の化粧板76の形状に対応させて形成されている。
前方保持穴111dは、パネル本体111の下縁部111cにおける前後方向Xの中間部から上方に向かって延びている。後方保持穴111eは、切欠き115の前縁部115bにおける前後方向Xの中間部から上方に向かって延びている。保持穴111d,111eは、パネル本体111の上下方向Zの中間部まで延びている。
固定金具118は、支持片121と、第1連結片122と、第2連結片123と、を有している。例えば、支持片121、第1連結片122、及び第2連結片123は、板状に形成されている。支持片121は、前後方向Xに沿って延びている。第1連結片122は、支持片121の前端部から、下方に向かって突出している。第2連結片123は、第1連結片122の下端部から、後方に向かって突出している。支持片121と第2連結片123との距離と、ユニットテーブル67の下棚70における上下方向Zの長さ(厚さ)とは、互いに同等である。
例えば、支持片121、第1連結片122、及び第2連結片123は、金属製の板材を折り曲げること等により一体に形成されている。
支持棒119は、上下方向Zに沿って延びる棒状に形成されている。支持棒119の下端部は、支持片121の前後方向Xの中間部に、溶接等により固定されている。
固定金具126は、支持片129と、連結片130と、下向片131と、を有している。例えば、支持片129、連結片130、及び下向片131は、板状に形成されている。支持片129は、前方に向かうに従い漸次、下方に向かうように傾斜している。支持片129は、ユニットテーブル67の前方壁部71aに対応して傾斜している。連結片130は、支持片129の後端部から後方に向かって延びている。下向片131は、連結片130の後端部から下方に向かって垂下する。下向片131は、ユニットテーブル67の上棚72の後面、及び後方壁部71bに沿って配置されている。
支持棒127は、上下方向Zに沿って延びる棒状に形成されている。支持棒127の下端部は、支持片129の前後方向Xの中間部に、溶接等により固定されている。
まず、ユニットテーブル67の下棚70の前方から前方固定機構112の固定金具118を後方に移動させ、下棚70の前端部に前方固定機構112の固定金具118を係合させる。こうして、ユニットテーブル67に前方固定機構112が取付けられる。
固定機構112,113の支持棒119,127にパネル本体111の保持穴111d,111eをそれぞれ外挿することにより、固定機構112,113にパネル本体111が取付けられる。パネル本体111、前方固定機構112、及び後方固定機構113により、第1中間パネル84が構成される。
ユニットテーブル67から第1中間パネル84を取外す手順は、上記とは逆の手順となる。第1中間パネル84は、装置本体11にユニットテーブル67が取付けられている部分に中間パネルを取付けるときに用いられる。
下棚70及び上棚72は、連結部71から水平面に沿ってそれぞれ延びるとともに、上下方向に対向する。これにより、棚70,72が上下方向Zに重なるように配置されるため、棚70,72及び連結部71を水平面に沿う方向に小型化することができる。
前方連結部71aの前方の外面が傾斜しているため、コンセント74aが斜め上方を向いている。従って、コンセント74aの視認性を高めることができる。
下部物品載置面70aは、座部41の上面よりも下方に配置されている。これにより、下部物品載置面70aに置いた飲食物等がこぼれても、座部41、及び座部41に座る使用者に飲食物等が付着することを抑制することができる。
例えば、前記実施形態では、図10に示すように、ユニットテーブル136が下棚70と、壁部(連結部)137と、上棚72と、を有していてもよい。この変形例では、壁部137は、1枚の板材により形成され、下棚70の後端部に上方に向かって立設されている。壁部137の上端部は、上棚72よりも上方に突出している。
連結部142は丸棒状に形成され、下棚70の後端部に上方に向かって立設されている。連結部142は、下棚70の左右方向Yの中間部に配置されている。連結部142の径は、下棚70の左右方向Yの長さ、及び上棚72の左右方向Yの長さのいずれよりも小さい。上棚72は、連結部142の上端部から、前方及び後方にそれぞれ延びている。
ユニットテーブル67に、コンセント74aが設けられていなくてもよい。
前方連結部71aの前方の外面は、上下方向Zに沿っていたり、前方に向かうに従い漸次、上方に向かうように傾いていてもよい。
下部物品載置面70aは、座部41の上面よりも上方に配置されていてもよい。
12 下部構造体
41 座部
70 下棚(下部支持体)
70a 下部物品載置面
71,137 壁部(連結部)
72 上棚(上部支持体)
72a 上部物品載置面
74a コンセント(電気的な差込み口)
142 連結部
F 床面
Claims (4)
- 床面上に配置される下部構造体と、
前記下部構造体上に支持され、使用者を支持する座部と、
前記下部構造体上に、前記座部に対して左右方向に隣接する位置に支持され、前記左右方向と交差する前後方向に延び、上面が下部物品載置面である下部支持体と、
前記下部支持体の後方の端部に上方に向かって立設され、前記前後方向が自身の厚さ方向となる板状に形成された後方壁部、及び、前記前後方向が自身の厚さ方向となる板状に形成され、前記後方壁部から前方に離間した前方壁部を有する連結部と、
前記連結部から前方に延び、前記下部支持体よりも上方で前記連結部に支持され、上面が上部物品載置面である上部支持体と、
を備え、
前記下部支持体の前方の端は、前記上部支持体の前方の端よりも前方に位置している椅子。 - 前記連結部の前記前方壁部の前方の外面に、前記後方壁部と前記前方壁部との間を通る配線ケーブルが接続される電気的な差込み口が設けられている請求項1に記載の椅子。
- 前記連結部の前記前方壁部の前記外面は、前方に向かうに従い漸次、下方に向かうように傾斜している請求項2に記載の椅子。
- 前記下部物品載置面は、前記座部の上面よりも下方に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の椅子。
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