JP6810541B2 - 什器 - Google Patents

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Description

本発明は、什器に関するものである。
一般に、空港等の公共施設等の各種施設には、利用者が着座可能なソファー等の椅子が設置されている。このような椅子は、床面上に設けられる脚部と、脚部に支持された座部及び背凭れと、を備えている。
近年、出先においても、ノート型PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末、携帯型電話端末、スマートフォン等の電子機器に装備された充電池を充電することに対する要求が高まっている。
このため、各種の施設、列車、自動車等の室内空間に設置された椅子の周辺等に、コンセントや、給電可能なUSB(Universal Serial Bus)コネクタ等が装備されつつある。
例えば、特許文献1には、床面に設置される脚体と、脚体に支持された座部と、脚体に支持され隣り合う座部の間に配置されたコンセントボックスと、を備え、コンセントボックスにコンセントが設けられた椅子が提案されている。コンセントとして、電源コンセント及び充電用USBポートが上下にそれぞれ設けられている。
特開2016−2431号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の椅子のように空港の待合ロビー等のような不特定多数の人間が利用する空間や、オフィス等のような多数の人間が利用する空間において、椅子等の什器に設けられたコンセント等のケーブルが接続される接続ポートを、当該什器に着座している以外の者に利用されると、当該什器を利用している者にとっては、個人の着座空間を脅かされて不快に感じる可能性がある。さらに、着座者が接続ポートを利用して充電しつつ、電子機器で作業をしている際に他人に覗き込まれたりすると、他人の視線が気になり作業に集中できない可能性がある。
また、上記の特許文献1に記載の椅子では、コンセントボックスの接続ポートと接続されたケーブルは、例えば、上方に延び、椅子の座部の上面に沿って後方に延び、座部上の所定の箇所で電源アダプターや余長ケーブルが束ねられて、当該所定の箇所からさらに前方等に延び電子機器に接続される。このようにケーブルが複数回折り返されるため、ケーブルの取り回しが複雑になってしまうという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、個々の着座空間を脅かされることなく接続ポートの利用が可能であるとともに、配線の取り回しがスムーズな什器を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る什器は、床面上に設置される脚部と、前記脚部に支持される座部と、を有する支持体と、前記座部の着座方向の後方に設けられ、該座部に着座する着座者の着座空間を形成する空間形成体と、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、前記給電部は、前記空間形成体の前記着座方向の前側に配置され、前記空間形成体は、前記床面上に設置されるとともに前記脚部とは異なる支持脚体に支持され、前記給電部は、前記脚部及び前記支持脚体とは異なる支持部材に支持されていることを特徴とする。
また、本発明に係る什器は、床面上に設置される脚部と、前記脚部に支持される座部と、を有する支持体と、前記座部の着座方向の後方に設けられ、該座部に着座する着座者の着座空間を形成する空間形成体と、前記支持体に支持され、前記着座者の背を受ける背凭れと、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、前記給電部は、前記空間形成体の前記着座方向の前側に配置され、前記空間形成体は、前記床面上に設置されるとともに前記脚部とは異なる支持脚体に支持されていることを特徴とする。
このように構成された什器では、座部に着座する着座者は、空間形成体に配置された給電部の接続ポートを利用して、電子機器に給電することができる。給電部は座部の着座方向の後方に設けられた空間形成体の着座方向の前側、すなわち空間形成体の着座者側に配置されているため、給電部は着座者が利用するためのものと認識しやすく、着座者以外の者が給電部を利用することが抑制される。よって、空間形成体により着座者の着座空間が形成され、着座者は個人の当該着座空間を脅かされることなく、接続ポート及び電子機器を利用することができる。
また、接続ポートが設けられた給電部は空間形成体の着座空間の前側に設けられているため、接続ポートに接続された配線は、座部に着座する着座者の後方から前方に向かって延び電子機器に接続される。つまり、配線は例えば前後方向に延びるだけであり、取り回しがスムーズである。
また、本発明に係る什器では、前記背凭れは、前記座部の後部から上方に立ち上がるように設けられた背凭れベースと、前記背凭れベースの前記着座方向の前方に配置され、前記前方に向かって膨らむ背当て部材と、を有していてもよい。
このように構成された什器では、着座者は、背凭れベースの着座方向の前方に配置され、前方に向かって膨らむ背当て部材に背中を支持させることができるため、快適に着座することができる。
また、背当て部材は前方に向かって膨らむ構成であるため、着座者の背中と空間形成体との間には前後方向の空間が形成される。よって、空間形成体の前側に配置された給電部が着座者の背中や後頭部等の身体の後部と接触することが抑制され、安全に充電することができる。
本発明に係る椅子によれば、什器の利用者が、個々の着座空間を脅かされることなく、接続ポートを利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る什器の全体構成を示す斜視図である。 上記什器の側面図である。 互いに隣接するパネル部材どうしの間に設けられる支持部材及び支持部材に支持された給電部を示す斜視展開図である。 互いに隣接するパネル部材どうしの間に設けられた支持部材を示す断面図である。 互いに隣接するパネル部材どうしの間に挟持された支持部材を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る什器の全体構成を示す斜視図である。 上記什器の側面図である。 背凭れベース上に係止された支柱及び支柱に支持された給電部を示す斜視図である。 給電部を支持する支柱を斜め前方から見た斜視図である。 給電部を支持する支柱を斜め後方から見た斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る什器の全体構成を示す斜視図である。図2は、上記什器の側面図である。図3は、互いに隣接するパネル部材同士の間に設けられる支持部材及び支持部材に支持された給電部を示す斜視展開図である。図4は、互いに隣接するパネル部材どうしの間に設けられた支持部材を示す断面図である。図5は、互いに隣接するパネル部材どうしの間に挟持された支持部材を示す平面図である。
図1、図2に示すように、ソファーユニット(什器)1は、着座可能な複数のソファー(椅子)10と、各ソファー10の背面側に一体的に設けられたパネル体(空間形成体、パネル部材)20と、給電装置(給電部)30Aと、を備えている。
以下の説明において、便宜上、ソファー10に着座した着座者が前を向く方向を着座方向とし、着座方向の前方を単に「前方」、その反対方向を「後方」と称する。また、ソファー10が設置される床面F側とその反対側を結ぶ方向を「上下方向」と称する。また、ソファー10の幅方向、つまり前後方向と直交する水平方向を「幅方向」と称する。また、図中において、前方を矢印FRで示し、上方を矢印UPで示し、幅方向の左方を矢印LHで示す。
(ソファー)
本実施形態では、ソファーユニット1は、互いに隣接配置された2個のソファー10を備えている。各ソファー10は、床面F上に設置される支持体2と、支持体2に支持され着座者の背を受ける背凭れ14とを有している。
支持体2は、上方に向かって延びる4本の脚部11と、これら脚部11に支持された座部12と、を有している。
脚部11は、ソファー10の前後方向および幅方向に間隔を有して4本設けられている。これら脚部11の上端は、座部12の下面に取り付けられている。座部12の上面は、利用者が着座可能な座面12uとされている。
背凭れ14は、背凭れベース16と、クッション(背当て部材)17と、を備えている。
背凭れベース16は、鉛直面内に位置する板状で、下部が座部12の後部に連結されて、座部12の座面12uよりも上方に向かって突出するよう延びている。ここで、背凭れベース16は、着座者による荷重に耐えうるよう、所要の強度を有した材料、例えば、木系材料、樹脂系材料、金属系材料、あるいはこれらを組み合わせた複合材料等の硬質材料から形成されている。
クッション17は、背凭れベース16の前方に沿って配置されている。クッション17は、背凭れベース16よりも柔軟で、例えば布やビニール素材のカバー17a内に、スポンジ、ウレタン等の軟質材料からなる各種クッション材が充填されている。クッション17の前面17fは、前方に向かって膨らむ形状をなしている。なお、このクッション17は、図1、図2に図示した形状に限らず、いかなる形状であってもよい。
(パネル体)
本実施形態では、ソファー10の背凭れ14の背面に沿って、2枚のパネル体20が隣接配置されている。
図2に示すように、パネル体20は、パネル状の基体21の両面に、柔軟性および弾性を有した材料、例えば発泡ウレタン材等からなるクッション材22と、基材およびクッション材22を覆う表皮材23と、を備えている。
基体21の外周部には、フレーム24が設けられている。フレーム24は、パネル体20の外周部に沿って周方向に連続し、パネル体20の内方に向けて窪んだ溝24mを有している。隣接配置されたパネル体20において、隣接する溝24m間は、後述する外部電力源(不図示。以下同じ。)に通線される給電ケーブル(配線)35を収容可能な配線収容部C1とされている。
パネル体20の下部は、L字状のジョイント金具26を介し、ソファー10の座部12の下面に連結されている。また、図1に示すように、パネル体20の上下方向の中間部は、パネル体20の前面に設けられた下向きコ字状の係止フック27が、ソファー10の背凭れベース16の上端16tに係止されることで固定されている。
これにより、パネル体20は、ソファー10の背凭れベース16の後方に沿うようにしてソファー10と一体に設けられている。また、パネル体20は、背凭れベース16よりも上方に延出して設けられている。
図3、図4に示すように、上記したようなパネル体20の下部のコーナー部には、床面Fに接地することで、パネル体20を床面F上に立設させる支持脚体25が設けられている。
支持脚体25は、フレーム24の下部端部に収容される基部25aと、基部25aから下方に延びる支持脚部25bと、を一体に備えている。また、支持脚体25には、支持脚部25bに対してパネル体20の幅方向外側に、下方およびパネル体20の幅方向外側に開口したスリット25sが形成されている。図4に示すように、このスリット25s内には、上方に窪んだ凹部25tが形成されている。
パネル体20の上部20uは、背凭れベース16よりも上方に延びている。
図1及び図2に示すように、パネル体20により、該パネル体20よりも前方には、各ソファー10に着座した利用者の着座空間Sが形成されている。パネル体20よりも前方において、隣接するソファー10間の境界部S0よりも一方のソファー10側は該一方のソファー10を利用する着座者の第一着座空間S1とされ、境界S0よりも他方のソファー10側は該他方のソファー10を利用する着座者の第二着座空間S2とされている。換言すると、第一着座空間S1及び第二着座空間S2は、境界部S0を挟んで隣接配置されている。
(給電装置)
図1〜図3に示すように、給電装置30Aは、各ソファー10に着座した利用者が、電子機器の充電等を行う際に利用することができるものである。図3に示すように、給電装置30Aは、装置本体31を備えている。
装置本体31の前面31fは、上方から下方に向かうにしたがって次第に前方に傾斜している。前面31fは、境界部S0を挟んで、左右対称に形成されている。換言すると、前面61fは、境界部S0を挟んで、第一着座空間S1及び第二着座空間S2に跨って形成されている。
装置本体31の前面31fは、電子装置の電源プラグが接続可能なコンセント接続ポート(接続ポート)32や、USBケーブルの端部に設けられたコネクタが接続可能なコネクタ接続ポート(接続ポート)33を備えている。
この実施形態において、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33は、装置本体31の幅方向中心に対し、幅方向一方の側と他方の側とにそれぞれ左右対称に設けられている。詳細には、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33は、境界部S0を挟んで、第一着座空間S1及び第二着座空間S2のそれぞれに設けられている。
図3に示すように、装置本体31は、支持部材40に支持されている。支持部材40は、杆体41と、固定金具42と、ステー43と、受け台44と、を一体に備えている。
図3、図5に示すように、杆体41は、平断面視矩形状の筒状をなしている。杆体41は、互いに隣接するパネル体20の間に挟み込まれて配置される。具体的には、杆体41は、互いに隣接するパネル体20の側端部に形成された溝24m,24m内に収容され、水平方向への移動が拘束されている。杆体41の内部は、外部電力源(不図示。以下同じ。)に通線される給電ケーブル35が挿通される配線挿通部C2とされている。
図3、図4に示すように、固定金具42は、杆体41の下端部に設けられている。固定金具42は、パネル体20の表面に沿って幅方向両側に突出する係合片42a,42aを有している。各係合片42aは、上方に突出する凸部42bを有している。
固定金具42は、支持脚体25に形成されたスリット25s内に下方から挿入され、凸部42bがスリット25sの凹部25tに係合した状態で、固定金具42と支持脚体25とが、ボルト45により締結される。
これにより、支持部材40は、上下方向への移動が拘束されている。
図3に示すように、ステー43は、杆体41の上部において、杆体41の幅方向中央部から前方に向かって突出するよう設けられている。
図5に示すように、ステー43は、互いに隣接するパネル体20の溝24m内で杆体41が挟持された状態で、パネル体20の隙間から前方に突出するよう設けられている。図2に示すように、ステー43は、ソファー10の背凭れベース16の上端よりも上方に位置するよう設けられている。
受け台44は、水平面内に位置するよう、ステー43の上面に設けられている。受け台44は、パネル体20に対して前方のソファー10側に張り出し、背凭れベース16の上方に配置される。
装置本体31は、この受け台44上に固定されている。この状態で、装置本体31に設けられたコンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33は、各ソファー10の前方を向くよう設けられている。
換言すると、装置本体31は、パネル体20の上部20uにおいて、前面20fに沿って配置されている。また、装置本体31は、クッション17の前面17fよりも後方に配置されている。
このように構成されたソファーユニット1では、座部12に着座する着座者は、パネル体20に配置された給電装置30Aのコンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33を利用して、電子機器に給電することができる。給電装置30Aは座部12の着座方向の後方に設けられたパネル体20の着座方向の前側、すなわちパネル体20の着座者側に配置されているため、給電装置30Aは着座者が利用するためのものと認識しやすく、着座者以外の者が給電装置30Aを利用することが抑制される。よって、着座者は、パネル体20により着座者の第一着座空間S1、第二着座空間S2が形成され、個人の第一着座空間S1、第二着座空間S2を脅かされることなく、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33を利用することができる。
また、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33が設けられた給電装置30Aは、パネル体20の第一着座空間S1、第二着座空間S2の前側に設けられている。よって、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33に接続された配線は、座部12に着座する着座者の後方から前方に向かって延び電子機器に接続される。つまり、配線は例えば前後方向に延びるだけであり、取り回しがスムーズである。
また、座部12に着座する着座者は、後方に設けられた背凭れ14に背中を支持させて快適に着座することができる。
さらに、パネル体20は、背凭れ14の後方に配置され、背凭れ14のよりも上方まで延びパネル状に形成されている。このパネル体20における背凭れ14よりも上方の位置に給電装置30Aが配置されているため、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33に接続された給電ケーブル35が着座者の邪魔になることなく快適に充電することができる。
また、着座者は、背凭れベース16の前方に配置され、前方に向かって膨らむクッション17に背中を支持させることができるため、快適に着座することができる。
また、クッション17は前方に向かって膨らむ構成であるため、着座者の背中とパネル体20との間には前後方向の空間が形成されるため、パネル体20の前側に配置された給電装置30Aが着座者の背中や後頭部等の身体の後部と接触することが抑制され、安全に充電することができる。
また、パネル体20は、ジョイント金具26及び係止フック27を介し、ソファー10の座部12及び背凭れベース16の上端16tに連結されている。よって、着座者がパネル体20に荷重を加えた場合に、パネル体20は座部12及び背凭れ14とともに所定の強度を有する。よって、着座者はコンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33を利用して、安全に充電することができる。
また、パネル体20には給電ケーブル35が収容可能な配線収容部C2が形成されているため、給電ケーブル35の外部への露出が抑制される。よって、外観品質よく、充電をすることができる。
さらに、配線収容部C2には支持部材40が配置され、支持部材40の杆体41の内部の配線挿通部C2には給電ケーブル35が挿通されている。よって、給電ケーブル35の露出を確実に抑制することができるとともに、パネル体20の溝24mどうしの間に配置された給電ケーブル35の損傷を抑制することができる。
また、給電装置30Aを支持する支持部材40は隣接するパネル体20の間に挟持されているため、支持部材40の露出が抑制され、外観品質を向上させることができる。
また、着座者がコンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33に電源プラグや各種のコネクタを、座部12の前方、つまり背凭れ14の前面に対面した側から容易に接続することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る椅子の第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る什器の全体構成を示す斜視図である。図7は、上記什器の側面図である。図8は、背凭れベース上に係止された支柱及び支柱に支持された給電部を示す斜視図である。図9は、給電部を支持する支柱を斜め前方から見た斜視図である。図10は、給電部を支持する支柱を斜め後方から見た斜視図である。
図6、図7に示すように、ソファーユニット1Aは、着座可能な複数のソファー10と、パネル体20と、給電装置(給電部)30Bと、を備えている。
給電装置30Bは、装置本体31を備えている。装置本体31は、支柱50に支持されている。
図8〜図10に示すように、支柱50は、支持ブラケット51と、受け台52と、脚部カバー53と、を備えている。
支持ブラケット51は、支柱部54(図10参照)と、支柱部54から下方に延出した延出部55と、を一体に有している。
図10に示すように、支柱部54は、鉛直面内に位置する板状の基部54aと、基部54aの幅方向両側から前方に延びる側壁部54bとを有して、平断面視前向きコ字状をなしている。基部54aの下端部には、装置本体31から導出される給電ケーブル35を通す凹部54cが形成されている。
図8〜図10に示すように、延出部55は、支柱部54の基部54aから連続して下方に延出するプレート部55aと、プレート部55aの幅方向一端から直交して前方に延出する直交片55bと、を有した平断面視L字状をなしている。
図10に示すように、受け台52は、支持ブラケット51の支柱部54上に、水平面内に位置するよう設けられている。受け台52には、上下方向に貫通し、支柱部54の基部54aと側壁部54b,54bとに囲まれた空間に連通する開口部52aが形成されている。
受け台52上に設置される装置本体31には、下方に向かって延び、開口部52aに挿入される挿入片31aが一体に設けられている。挿入片31aには、上下方向に連続するスリット36と、挿入片31aの幅方向両側から前方に延び、支柱部54の側壁部54b,54bに沿うサポート壁37,37とが形成されている。
装置本体31は、挿入片31aを開口部52aから支柱部54の内側に挿入した状態で、支柱部54の後方から、支柱部54に形成された貫通孔54h及びスリット36にビス56を挿通させ、このビス56にナット57を螺着させることで、支持ブラケット51に固定される。
脚部カバー53は、支持ブラケット51の支柱部54を前方から覆う前面部53aと、前面部53aの幅方向両側から後方に向かって延び、支柱部54の側壁部54bを幅方向外側から覆う側面部53b,53bとを一体に有している。また、脚部カバー53の前面部53aの背面側には、前面部53aと前後方向に間隔をあけて配置された固定プレート部53cが設けられている。
このような脚部カバー53は、支柱部54の内側に挿入された挿入片31aに固定プレート部53cを対向させた状態で、支柱部54に形成された貫通孔54g、及びスリット36にビス58を挿通させ、このビス58を固定プレート部53cにねじ込むことで、支持ブラケット51に固定される。
なお、固定プレート部53cには、前記のナット57及びビス56の先端部を収容する開口部53hが形成されている。
図6、図8に示すように、このような支柱50は、互いに隣接するソファー10,10の境界部に配置され、支持ブラケット51の延出部55のプレート部55aを、一方のソファー10の背凭れベース16の背面に沿わせ、直交片55bを、互いに隣接するソファー10,10の背凭れベース16,16の間に差し込んだ状態で、図示しないビスによって背凭れベース16に固定される。この状態で、図10に示した支柱部54は、背凭れベース16の上端16t上に載置される。また、給電ケーブル35は、凹部54cを通して背凭れベース16の後方に導出される。
また、支柱50が設けられた背凭れベース16の後方には、背凭れベース16を後方から覆うようにパネル体20が設けられている。
このようにして設けられた支柱50の受け台52上に設置された装置本体31は、背凭れベース16の上方に配置されている。この状態で、装置本体31に形成されたコンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33は、各ソファー10の前方を向くよう設けられている。
このように構成されたソファーユニット1Aでは、背凭れベース16よりも上方に延びる支柱50上に給電装置30Bが設けられているため、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33が背凭れ14よりも上方に露出する。よって、コンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33への電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
また、支柱50は背凭れベース16の上端に係止して設ければよいので、組立性に優れる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の椅子は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、椅子として、ソファーユニット1,1Aを示したが、それらの外観や形状については何ら限定するものではなく、適宜他の構成に変更可能である。
また、給電装置30A〜30Bの外観、形状についても、何ら限定するものではない。さらに、給電装置30A〜30Bに、コンセント接続ポート32やコネクタ接続ポート33を設けるようにしたが、その種類、設置数等は適宜変更することが可能である。
また、背凭れベース16とクッション17とを別体としているが、背凭れベースとクッションとを、カバー部材で一体に覆うようにしてもよい。
また、支持体2は、脚部11と座部12とを有し、座部12は脚部11を介して床面F状に設置するようにしたが、支持体が脚部を有さずに座部自体を床面上に直に設置するようにしてもよい。
また、給電装置30Aは、ソファー10の幅方向におけるソファー10どうしの境界部S0上に設置するようにしたが、給電装置30Aが空間形成体の着座方向の前側に配置されていればよい。例えば、給電装置30Aは、ソファー10の幅方向における任意の位置に設置可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
1,1A ソファーユニット(什器)
2 支持体
10 ソファー(椅子)
11 脚部
12 座部
14 背凭れ
16 背凭れベース
17 クッション(背当て部材)
17f クッションの前面
20 パネル体(空間形成体、パネル部材)
30A〜30B 給電装置(給電部)
31 装置本体
31f 装置本体の前面
32 コンセント接続ポート(接続ポート)
33 コネクタ接続ポート(接続ポート)
35 給電ケーブル(配線)
40 支持部材
50 支柱
C1 配線収容部
C2 配線挿通部
S 着座空間
S1 第一着座空間
S2 第二着座空間
F 床面

Claims (3)

  1. 床面上に設置される脚部と、前記脚部に支持される座部と、を有する支持体と、
    前記座部の着座方向の後方に設けられ、該座部に着座する着座者の着座空間を形成する空間形成体と、
    電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、
    前記給電部は、前記空間形成体の前記着座方向の前側に配置され、
    前記空間形成体は、前記床面上に設置されるとともに前記脚部とは異なる支持脚体に支持され、
    前記給電部は、前記脚部及び前記支持脚体とは異なる支持部材に支持されていることを特徴とする什器。
  2. 床面上に設置される脚部と、前記脚部に支持される座部と、を有する支持体と、
    前記座部の着座方向の後方に設けられ、該座部に着座する着座者の着座空間を形成する空間形成体と、
    前記支持体に支持され、前記着座者の背を受ける背凭れと、
    電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、
    前記給電部は、前記空間形成体の前記着座方向の前側に配置され、
    前記空間形成体は、前記床面上に設置されるとともに前記脚部とは異なる支持脚体に支持されていることを特徴とする什器。
  3. 前記背凭れは、
    前記座部の後部から上方に立ち上がるように設けられた背凭れベースと、
    前記背凭れベースの前記着座方向の前方に配置され、前記前方に向かって膨らむ背当て部材と、を有することを特徴とする請求項2に記載の什器。
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