JP2016195677A - 椅子 - Google Patents

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JP2016195677A
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隆雅 山根
Takamasa Yamane
隆雅 山根
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Abstract

【課題】被収容物の出し入れが容易で、かつ優れた強度を有する物品収容部を備えた椅子を提供する。【解決手段】椅子1は、着座者が着座する座10と、座10の右側方に設けられる物品収容部31と、回動軸P回りに座10を回動可能に支持する回動支持部50Bと、を備える。物品収容部31は、左右方向に並んで設けられて間に収容空間Sを形成する、座10側に位置する右側板33A、および座10とは反対側に位置する左側板33Bと、収容空間Sの前側に形成される開口部32と、を備える。回動軸Pは、物品収容部31の前後幅内に配置され、左側板33Bの前端縁は、右側板33Aの前端縁よりも前後方向において後側に位置し、かつ回動軸Pよりも前側に位置している。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子に関するものである。
従来、座の幅方向の側方に箱状の物品収容部が設けられた椅子が知られている。例えば、特許文献1には、椅子の一側部に固設された支持体に沿ってメモ台を出し入れ可能に収納しておくようにした物品収容部を備えた椅子が記載されている。物品収容部の収容空間は、椅子の幅方向に並んで設けられた一対の側板間に形成され、椅子の奥行方向における前側が開口している。一対の側板は、椅子の奥行方向の長さが略同一となるように形成されている。
また、特許文献2には、肘掛の下方に荷物を収容する物品収容部を設けた椅子が記載されている。物品収容部は、椅子の幅方向外側に配設された側板と、側板の上端部から内側に向かって配設された肘掛と、側板の下端部から内側に向かって配設された底板と、により構成され、椅子の幅方向内側に向かって開口したコの字状に形成されている。
特許第2783994号公報 特開平11−075994号公報
しかしながら、特許文献1に記載の椅子においては、収容空間が椅子の奥行方向に沿って略同一の長さに形成された一対の側板間に形成されているので、収容空間の前方の開口部は狭く、かつ前方にのみ開口している。このため、座に着座した着座者は、収容空間へ被収容物を出し入れする際に、被収容物を保持している手を収容空間の前方に回さなければならない。よって、収容空間への被収容物の出し入れのし易さに難がある。
上記特許文献1に記載の椅子に対して、特許文献2に記載の椅子は、物品収容部が椅子の幅方向内側に向かって、奥行方向に沿って広く開口しているため、収容空間への被収容物の出し入れを容易に行うことができる。しかも、特許文献2に記載の椅子は、物品収容部が椅子の幅方向内側に向かって開口しているため、物品収容部を挟んだ両側の座に着座する着座者のうちいずれの着座者向けの収容空間であるか判断が容易に付く。しかしながら、肘掛が側板により片持ち支持された状態であるため、肘掛に作用する荷重に対する強度が不十分となるおそれがある。
そこで本発明は、被収容物の出し入れが容易で、かつ優れた強度を有する物品収容部を備えた椅子を提供するものである。
本発明の椅子は、着座者が着座する座と、前記座の幅方向における側方に設けられる物品収容部と、前記幅方向に沿うように設けられた回動軸回りに前記座を回動可能に支持する回動支持部と、を備え、前記物品収容部は、前記幅方向に並んで設けられて間に収容空間を形成する、前記座側に位置する内側板、および前記座とは反対側に位置する外側板と、前記幅方向に直交する奥行方向において前記収容空間の前側に形成される開口部と、を備え、前記回動軸は、前記奥行方向において前記物品収容部の前後幅内に配置され、前記内側板の前記開口部側の端部は、前記外側板の前記開口部側の端部よりも、前記奥行方向において後側に位置し、かつ前記回動軸よりも前側に位置している。
本発明によれば、内側板の開口部側の端部が、外側板の開口部側の端部よりも後側に位置しているため、開口部における内側板の端部と外側板の端部との間の仮想面を、奥行方向に直交する面に対して座側に向かって傾斜させることができる。このため、内側板の開口部側の端部と外側板の開口部側の端部とが奥行方向において同じ位置に設けられている構成と比較して、座の前方から見た開口部の幅を広く設けつつ、開口部を座に向けることができる。これにより、収容空間への被収容物の出し入れを、座の前方から収容空間の開口部に向かう、奥行方向に対して傾斜した方向に沿ってスムーズに行うことが可能となる。よって、座に着座した着座者は、収容空間への被収容物の収容、および収容空間からの被収容物の取り出しを容易に行うことができる。しかも、物品収容部は、内側板および外側板を備えるため、内側板を備えない構成と比較して、物品収容部の上部に上方から下方に向けて作用する荷重に対する強度を向上させることができる。さらに、内側板の開口部側の端部は、回動軸よりも前側に位置しているため、回動支持部を支持する部材として内側板を使用する際に、回動支持部を内側板の前後幅内で支持できるので、強度を確保したうえで回動支持部を支持できる。したがって、被収容物の出し入れが容易で、かつ優れた強度を有する物品収容部を備えた椅子とすることができる。
また、収容空間の開口部の幅が広く設けられるため、収容空間へ手を入れやすくなる。これにより、収容空間内の清掃作業を効率よく行うことが可能となる。
上記の椅子において、当該椅子は、前記幅方向に複数並んで設けられ、前記座の前記幅方向の一側方のみに前記物品収容部が設けられる、ことが望ましい。
本発明によれば、物品収容部が座の幅方向の一側方のみに設けられるため、並んで設けられた各椅子に着座する着座者には、物品収容部を1個ずつ分配することができる。この際、一の椅子の座と、一の椅子の他側方に設けられた他の椅子の座と、の間には、他の椅子の物品収容部が設けられるが、他の椅子の物品収容部の収容空間は、開口部を他の椅子の座側に向けている。このため、一の椅子に着座する着座者は、他の椅子の物品収容部の収容空間が他の椅子に着座する着座者が占有する収容空間であると判断できる。したがって、各椅子に着座する着座者に対して、占有できる収容空間を容易に区別させることができる。
上記の椅子において、前記物品収容部は、前記内側板および前記外側板をこれらの上部において連結する上部連結部を備える、ことが望ましい。
本発明によれば、内側板および外側板をこれらの上部において連結する上部連結部を有するため、上部連結部を肘掛として使用する際に、上部連結部に作用する荷重を一対の側板で受けることができる。したがって、優れた強度を有する物品収容部が得られる。
上記の椅子において、前記物品収容部は、前記内側板および前記外側板をこれらの下部において連結する下部連結部を備える、ことが望ましい。
本発明によれば、物品収容部は、下部連結部を備えるため、被収容物を下部連結部上に載置することができる。したがって、被収容物を床面上に載置することなく、収容空間に収容することが可能な物品収容部が得られる。
上記の椅子において、前記下部連結部は、床面に載置されている、ことが望ましい。
本発明によれば、下部連結部が床面に載置されているため、物品収容部を床面に自立させることができる。したがって、物品収容部に作用する荷重に対する強度を向上させることができる。
上記の椅子において、前記回動支持部は、前記内側板に設けられる、ことが望ましい。
本発明によれば、回動支持部を内側板に設けるため、別途複雑な構造を設けることなく、座を支持することができる。しかも、内側板の開口部側の端部は、回動軸よりも前方に位置しているため、回動支持部を内側板の前後幅内で支持できる。したがって、強度を確保したうえで座を支持することができる。
上記の椅子において、前記内側板および前記外側板のうち少なくとも一方の外側面には、化粧カバー部材が配置されている、ことが望ましい。
本発明によれば、内側板および外側板のうち少なくとも一方の外側面に化粧カバー部材が配置されるため、内側板および外側板を強固な鋼板等により形成した場合でも、外観が損なわれることを防止できる。したがって、意匠性に優れた椅子とすることができる。
上記の椅子において、前記座は、着座面が上方を向く使用状態と、前記着座面が後方を向く不使用状態と、の間で前記回動軸回りに回動可能とされ、前記不使用状態における前記座の前記着座面と反対側の底面が、前記内側板の前記開口部側の端部に前記幅方向から見て沿うように位置する、ことが望ましい。
本発明によれば、不使用状態における座の底面が、内側板の開口部側の端部に沿うように位置するため、不使用状態にある座が収容空間の開口部を塞ぐことを防止できる。これにより、座に着座する前の着座者が収容空間への被収容物の出し入れを容易に行うことが可能となる。
本発明によれば、被収容物の出し入れが容易で、かつ優れた強度を有する物品収容部を備えた椅子が得られる。
本発明の実施形態における連結された椅子の斜視図である。 前記椅子の物品収容部を左側から見た斜視図である。 前記物品収容部を右側から見た斜視図である。 前記物品収容部を左側から見た分解斜視図である。 前記椅子の幅方向中心において幅方向に直交する面における断面図である。 前記椅子の回動支持部の側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る椅子1は、劇場や講堂、待合室等において連結して設置される連結椅子である。なお、以下の説明において、前後、左右、上下の各呼称は、座に着座した着座者が正規姿勢で着座したときにおける着座者を基準とした向きである。また、以下の説明では、正規姿勢で着座した着座者の「前方」を図中矢印FRで示し、「上方」を図中矢印UPで示し、「左方」を図中矢印LHで示す。
図1は、本実施形態における連結された椅子の斜視図である。
図1に示すように、椅子1は、建物の床面Fに固定されている。図1に示す例では、椅子1は左右方向に複数並んだ状態で連結されている。椅子1は、着座者が着座する座10と、座10の後方から上方に向かって起立するように設けられた背凭れ20と、座10の幅方向(左右方向)の側方に設けられた脚体30と、を備える。さらに、椅子1は、着座面10aが上方を向くことで着座者が着座可能となる使用状態(図1における左から2番目の椅子1Bの座10の状態。)と、着座面10aが後方を向く不使用状態(図1における最も左の椅子1Aの座10の状態。)と、の間で相互に移行可能となるように、左右方向に沿う回動軸P回りに座10を回動可能に支持する回動支持部50A,50B(図3参照)を備える。
各椅子1の座10の左右いずれかの側方(本実施形態では右側方)に設けられた脚体30は、各椅子1が有する物品収容部31となっている。すなわち、本実施形態では、左右方向に複数連結された椅子1の脚体30のうち、最も左側に設けられた脚体30Aを除いた全ての脚体30が物品収容部31となっている。
図2は、物品収容部を左側から見た斜視図である。図3は、物品収容部を右側から見た斜視図である。図4は、物品収容部を左側から見た分解斜視図である。
図2に示すように、物品収容部31は、座10(図1参照)に着座する着座者がカバン等の被収容物を収容するための収容空間Sを内側に備えた箱状に形成されている。物品収容部31は、左右方向に並んで設けられて間に収容空間Sを形成する一対の側板33と、一対の側板33同士をこれらの上部において連結する肘掛39(請求項の「上部連結部」に相当。)と、一対の側板33同士をこれらの下部において連結する脚部41(請求項の「下部連結部」に相当。)と、一対の側板33の後端縁同士の間を塞ぐ後部閉塞板(不図示)と、を有している。
一対の側板33は、左右方向外側(座10とは反対側。本実施形態では右側。)に設けられた右側板33A(請求項の「外側板」に相当。)と、左右方向内側(座10側。本実施形態では左側)に設けられた左側板33B(請求項の「内側板」に相当。)と、を含んでいる。
図3に示すように、右側板33Aは、例えばステンレス鋼等の金属材料により、左右方向から見て下辺側が狭い逆台形状に形成されている。右側板33Aは、左右方向から見て、上端縁33Aaと下端縁33Abとが平行となるように形成されている。また、右側板33Aは、左右方向から見て前端縁33Acが上下方向に沿うとともに、後端縁33Adが下端部から上端部に向かうにしたがい後方に向かって傾斜するように形成されている。
右側板33Aの外側(右側)の面には、回動支持部50Aが設けられている。また、右側板33Aの後方上部の角部には、取付金具36Aが固定されている。取付金具36Aは、例えば右側板33Aと同じ材料により、板状に形成されている。取付金具36Aは、右側板33Aの外側の面に沿って配置される側面部36Aaと、右側板33Aの後端縁33Adに対応する位置から右方に向かって延びるように屈曲する後面部36Abと、を有する。側面部36Aaは、右側板33Aに例えば溶接等により固定されている。後面部36Abには、背凭れ20(図1参照)が固定される。
図3および図4に示すように、右側板33Aの外側の面には、化粧カバー部材34Aが配置されている。化粧カバー部材34Aは、例えば合板の表面にファブリックが貼付されたものである。化粧カバー部材34Aは、左右方向から見て、右側板33Aと同等の形状に形成されている。化粧カバー部材34Aには、右側板33Aに設けられた回動支持部50Aに対応する位置に孔34Aaが設けられている。また、化粧カバー部材34Aには、取付金具36Aに対応する位置に切欠34Abが形成されている。化粧カバー部材34Aは、孔34Aaおよび切欠34Abにより回動支持部50Aおよび取付金具36Aを避けた状態で、面ファスナー等を介して右側板33Aに取り付けられている。
図2に示すように、左側板33Bは、例えばステンレス鋼等の金属材料により、左右方向から見て下辺側が狭い逆台形状に形成されている。左側板33Bは、左右方向から見て、上端縁33Baと下端縁33Bbとが平行となるように形成されている。また、左側板33Bは、左右方向から見て、前端縁33Bcが上下方向に沿うとともに、後端縁33Bdが下端部から上端部に向かうにしたがい後方に向かって傾斜するように形成されている。左側板33Bの上端縁33Baの上下方向における位置は、右側板33Aの上端縁33Aa(図3参照)の上下方向における位置と略一致している。左側板33Bの後端縁33Bdは、左右方向から見て、右側板33Aの後端縁33Ad(図3参照)と寸法および位置が略一致するように形成されている。また、左側板33Bの前端縁33Bcは、左右方向から見て、右側板33Aの前端縁33Acよりも、前後方向(奥行方向)において後側に位置し、かつ回動軸Pよりも前側に位置するように形成されている。
左側板33Bの外側(左側)の面には、回動支持部50Bが設けられている。また、左側板33Bの後方上部の角部には、取付金具36Bが固定されている。取付金具36Bは、例えば左側板33Bと同じ材料により、板状に形成されている。取付金具36Bは、左側板33Bの外側の面に沿って配置される側面部36Baと、左側板33Bの後端縁33Bdに対応する位置から左方に向かって延びるように屈曲する後面部36Bbと、を有する。側面部36Baは、左側板33Bに例えば溶接等により固定されている。後面部36Bbには、背凭れ20が固定される。
図2および図4に示すように、左側板33Bの外側の面には、化粧カバー部材34Bが配置されている。化粧カバー部材34Bは、化粧カバー部材34Aと同様に、例えば合板の表面にファブリックが貼付されたものである。化粧カバー部材34Bは、左右方向から見て、左側板33Bと同等の形状に形成されている。化粧カバー部材34Bには、左側板33Bに設けられた回動支持部50Bに対応する位置に孔34Baが設けられている。また、化粧カバー部材34Bには、取付金具36Bに対応する位置に切欠34Bbが形成されている。化粧カバー部材34Bは、孔34Baおよび切欠34Bbにより回動支持部50Bおよび取付金具36Bを避けた状態で、面ファスナー等を介して左側板33Bに取り付けられている。
図2および図3に示すように、肘掛39は、例えば木材等により、前後方向に長い矩形板状に形成されている。肘掛39の左右方向の幅寸法は、右側板33Aと左側板33Bとの離間距離と同等になっている。肘掛39の前後方向の長さ寸法は、右側板33Aの上端縁33Aaの前後方向における寸法と同等となっている。肘掛39は、右側板33Aの上端縁33Aaの全体、および左側板33Bの上端縁33Baの全体と接続している。
脚部41は、例えばステンレス鋼等の金属材料により、前後方向に長い直方体状に形成されている。脚部41の左右方向の幅寸法は、右側板33Aと左側板33Bとの離間距離と同等となっている。脚部41の前後方向の長さ寸法は、右側板33Aの下端縁33Abの前後方向における寸法と同等となっている。脚部41の上面には、底板42が配置されている。底板42は、例えば木材等により、矩形板状に形成されている。底板42は、上下方向から見て、脚部41と略同一の形状に形成されている。底板42は、脚部41の上面全体を覆っている。脚部41は、床面Fに載置され、不図示のアンカーボルト等によって床面Fに対して固定されている。
図2に示すように、収容空間Sは、右側板33A、左側板33B、肘掛39および脚部41(底板42)の間に形成されている。右側板33Aの前端縁33Acと左側板33Bの前端縁33Bcとの間は、前方に開口する収容空間Sの開口部32とされている。
図1に示すように、脚体30のうち、最も左側に設けられた脚体30Aは、物品収容部31における開口部32を閉塞した構成となっている。具体的に、脚体30Aは、左右方向に並んで設けられる右側板33Aおよび左側板33Cと、一対の側板33A,33C同士をこれらの上部において連結する肘掛39と、一対の側板33A,33C同士をこれらの下部において連結する脚部41と、一対の側板33A,33Cの後端縁同士の間を塞ぐ後部閉塞板(不図示)と、一対の側板33A,33Cの前端縁同士の間を塞ぐ前部閉塞板35と、を有している。左側板33Cは、例えばステンレス鋼等の金属材料により、左右方向から見て、右側板33Aと同等の形状に形成されている。前部閉塞板35は、例えばステンレス鋼等の金属材料により、上下方向に長い矩形板状に形成されている。右側板33Aおよび前部閉塞板35の表面は、それぞれ化粧カバー部材34C,34Dにより覆われている。化粧カバー部材34C,34Dは、化粧カバー部材34A,34Bと同様に、例えば合板の表面にファブリックが貼付されたものである。化粧カバー部材34C,34Dは、面ファスナー等を介して左側板33Cおよび前部閉塞板35にそれぞれ取り付けられている。
図5は、椅子の幅方向中心において幅方向に直交する面における断面図である。
図5に示すように、座10は、着座面10aを形成する座クッション11と、座クッション11を支持する不図示の座フレームと、座フレームにおける着座面10aとは反対側の裏面を覆う裏面パネル13と、を有する。座クッション11は、クッション材を表皮11aで覆った構成を有する。着座面10aとは反対側に位置する裏面パネル13の底面13aは、不使用状態(図5における2点鎖線で示す状態。)において、左側板33Bの前端縁33Bcに左右方向から見て沿うように設けられている。
座10には、支持軸15が取り付けられている。支持軸15は、例えば金属材料により、角筒状に形成されている。支持軸15は、左右方向に沿うように配置され、座10を左右方向に貫通している。支持軸15は、使用状態の座10(図5における実線で示す状態。)の後側にある基端部10bにおいて、座フレームに対して回動軸P回りに回動可能となるように、座フレームを支持している。回動軸Pは、支持軸15の中心軸と一致している。支持軸15の周囲には、支持軸15に対して座フレームを所定方向に付勢することで、座10を不使用状態の位置へ跳ね上げるように回動させる不図示の座付勢機構が設けられる。支持軸15の右側端部は、座10の右側に配置された脚体30(物品収容部31)の左側板33Bに設けられた回動支持部50Bに固定されている。支持軸15の左側端部は、座10の左側に配置された脚体30の右側板33Aに設けられた回動支持部50A(図3参照)に固定されている。
図2および図3に示すように、回動支持部50A,50Bは、それぞれ物品収容部31の一対の側板33A,33B各々の収容空間Sとは反対側の面に、図示しないネジ等の固定手段により固定されている。なお、回動支持部50Aと回動支持部50Bとは、左右方向に直交する仮想面に対して面対称に形成されている。このため、以下の回動支持部50A,50Bの説明では、特に記載のない限り、左側板33Bに設けられた回動支持部50Bについて説明する。
図6は、回動支持部の側面図である。
図6に示すように、回動支持部50Bは、左側板33Bから左方に向かって延びている。回動支持部50Bは、支持軸15を支持する支持壁50a と、支持壁50aの後部から上方に向かって折曲された後部壁50bと、を有している。さらに、回動支持部50Bは、後部壁50bの上部から前方に向かって折曲された上部壁50cと、支持壁50aの前部から上方に向かって折曲された前部壁50dと、を有している。上部壁50cは、前方から後方に向かうにしたがって次第に支持壁50aに近接するように下方に向かって形成されている。上部壁50cの前部と前部壁50dの上部との間は、前方に開口する開口51とされている。
回動支持部50Bの内側には、上述の支持軸15の右側端部が配置されている。支持軸15は、開口51を前方から後方に向かって挿通され、支持壁50aの上面に接するように配置されている。
上部壁50cと支持軸15との間には、規制部材55が配置されている。規制部材55は、左右方向から見て、前方から後方に向かうにしたがい上下方向における幅寸法が次第に縮幅するくさび形のブロック状に形成されている。規制部材55は、開口51を前方から後方に向かって挿通されている。規制部材55は、上部壁50cの下面と、支持軸15の上面と、に当接した状態で、ボルト等の締結部材57により後部壁50bに対して締結固定されている。これにより、支持軸15の回動支持部50Bからの脱落を規制している。
図5に示すように、背凭れ20は、座10の後部の上方に起立する背凭れ面20aを形成する背クッション21と、背クッション21を後方から支持する背ベース板24と、を備える。背クッション21は、クッション材を表皮21aで覆った構成を有する。背クッション21は、着座者の腰部を後方から支持し易いように、背凭れ面20aの上下中間部よりも下側の高さとなる位置を前方に凸の頂部22とするように形成されている。頂部22は、物品収容部31の上端よりも下方に設けられる。
背凭れ面20aにおける頂部22よりも上方の範囲は、上方に向かうにしたがって後方に傾いている。背凭れ面20aにおける頂部22よりも下方の範囲は、下方に向かうにしたがって後方に傾いている。背ベース板24は、前後方向に直交する鉛直面に対して後傾した平面に沿う平板状をなし、前後方向から見て上下に長い長方形状に形成されている。背ベース板24の左側部は、背凭れ20の左側に配置された脚体30の右側板33Aに設けられた取付金具36Aの後面部36Ab(図3参照)に対して、ボルト等の締結部材により締結固定されている。背ベース板24の右側部は、背凭れ20の右側に配置された脚体30(物品収容部31)の左側板33Bに設けられた取付金具36Bの後面部36Bb(図2参照)に対して、ボルト等の締結部材により締結固定されている。背ベース板24の下端は、物品収容部31の脚部41の上部と同等の高さに設けられている。背クッション21の下端は、背ベース板24の下端より上方でかつ、使用状態にある座10の着座面10aの後端近傍に設けられている。
以上説明したように、本実施形態1の椅子1は、着座者が着座する座10と、座10の右側方に設けられる物品収容部31と、回動軸P回りに座10を回動可能に支持する回動支持部50A,50Bと、を備える。物品収容部31は、左右方向に並んで設けられて間に収容空間Sを形成する、座10側に位置する右側板33A、および座10とは反対側に位置する左側板33Bと、収容空間Sの前側に形成される開口部32と、を備える。回動軸Pは、物品収容部31の前後幅内に配置され、左側板33Bの前端縁33Bc(開口部32側の端部)は、右側板33Aの前端縁33Ac(開口部32側の端部)よりも前後方向において後側に位置し、かつ回動軸Pよりも前側に位置している。
この構成によれば、左側板33Bの前端縁33Bcが、右側板33Aの前端縁33Acよりも後側に位置しているため、開口部32における左側板33Bの前端縁33Bcと右側板33Aの前端縁33Acとの間の仮想面を、前後方向に直交する面に対して座10側に向かって傾斜させることができる。このため、左側板の前端縁と右側板の前端縁とが前後方向において同じ位置に設けられている構成と比較して、座10の前方から見た開口部32の幅を広く設けつつ、開口部32を座10側に向けることができる。これにより、収容空間Sへの被収容物の出し入れを、座10の前方から収容空間Sの開口部32に向かう、前後方向に対して傾斜した方向に沿ってスムーズに行うことが可能となる。よって、座10に着座した着座者は、収容空間Sへの被収容物の収容、および収容空間Sからの被収容物の取り出しを容易に行うことができる。しかも、物品収容部31は、右側板33Aおよび左側板33Bを備えるため、左側板33Bを備えない構成と比較して、物品収容部31の上部に上方から下方に向けて作用する荷重に対する強度を向上させることができる。さらに、左側板33Bの前端縁33Bcは、回動軸Pよりも前側に位置しているため、回動支持部50Bを支持する部材として左側板33Bを使用する際に、回動支持部50Bを左側板33Bの前後幅内で支持できるので、強度を確保したうえで回動支持部50Bを支持できる。したがって、被収容物の出し入れが容易で、かつ優れた強度を有する物品収容部31を備えた椅子1とすることができる。
また、収容空間Sの開口部32の幅が広く設けられるため、収容空間Sへ手を入れやすくなる。これにより、収容空間S内の清掃作業を効率よく行うことが可能となる。
また、回動軸Pの前後方向における位置を左側板33Bの前端縁33Bcよりも後方とすることで、使用状態において座10の後側に位置する基端部10bを支持軸15に支持させることができる。これにより、着座者が着座した際の座10に対する荷重位置を、回動軸Pよりも前方とすることができる。このため、着座者が座10に着座した際に、座10の後部が沈み込むように、座10が不使用状態の位置に向かって回動することを防止できる。したがって、座り心地の優れた椅子1とすることができる。
また、物品収容部31が座10の左右いずれかの側方(本実施形態では右側方)のみに設けられるため、並んで設けられた各椅子1に着座する着座者には、物品収容部31を1個ずつ分配することができる。この際、一の椅子1(例えば椅子1B)の座10と、一の椅子1の左側方に設けられた他の椅子1(例えば椅子1A)の座10と、の間には、他の椅子1の物品収容部31が設けられるが、他の椅子1の物品収容部31の収容空間Sは、開口部32を他の椅子1の座10側に向けている。このため、一の椅子1に着座する着座者は、他の椅子1の物品収容部31の収容空間Sが他の椅子1に着座する着座者が占有する収容空間Sであると判断できる。したがって、各椅子1に着座する着座者に対して、占有できる収容空間Sを容易に区別させることができる。
また、物品収容部31は、右側板33Aおよび左側板33Bをこれらの上部において連結する肘掛39を有するため、肘掛39に作用する荷重を一対の側板33で受けることができる。
また、物品収容部31は、脚部41を備えるため、被収容物を脚部41(底板42)上に載置することができる。したがって、被収容物を床面F上に載置することなく、収容空間Sに収容することができる。
さらに、脚部41が床面Fに載置されているため、物品収容部31を床面Fに自立させることができる。したがって、物品収容部31に作用する荷重に対する強度を向上させることができる。
また、回動支持部50Bが左側板33Bに設けられているため、別途複雑な構造を設けることなく、座10を支持することができる。しかも、左側板33Bの前端縁33Bcは、回動軸Pよりも前方に位置しているため、回動支持部50Bを左側板33Bの前後幅内で支持できる。したがって、強度を確保したうえで座10を支持することができる。
さらに、回動支持部50Aが右側板33Aに設けられているため、椅子1が左右方向に複数連結される場合に、右側方に配置された隣り合う椅子1の座10を右側板33Aで支持することができる。したがって、椅子1が左右方向に複数連結される場合においても、別途複雑な構造を設けることなく、座10を支持することができる。
また、右側板33Aおよび左側板33Bの外側面に化粧カバー部材34A,34Bが配置されるため、右側板33Aおよび左側板33Bを強固な鋼板等により形成した場合でも、外観が損なわれることを防止できる。したがって、意匠性に優れた椅子1とすることができる。
また、不使用状態における座10の裏面パネル13の底面13aが、左側板33Bの前端縁33Bcに沿うように位置するため、不使用状態にある座10が収容空間Sの開口部32を塞ぐことを防止できる。これにより、座10に着座する前の着座者が収容空間Sへの被収容物の出し入れを容易に行うことが可能となる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、椅子1は複数並んだ状態で互いに連結されていたが、これに限定されず、椅子1は単体で使用されてもよい。
また、上記実施形態においては、物品収容部31は、床面Fに自立していたが、これに限定されるものではない。例えば、物品収容部は、別途床面Fに設置された脚の機能を有する支持構造体に、床面Fから浮いた状態で支持される構成であってもよい。このとき、座や背凭れ等も支持構造体に支持されてもよい。
また、上記実施形態において、不使用状態における座10の裏面パネル13の底面13aは、左側板33Bの前端縁33Bcに沿うように設けられていたが、より好ましくは左側板33Bの前端縁33Bcよりも後方に位置することが望ましい。これにより、座の不使用状態において、開口部32全体を開いた状態とすることができるので、座に着座する前の着座者が収容空間Sへの被収容物の出し入れをより容易に行うことが可能となる。
また、上記実施形態においては、収容空間Sに収容される被収容物として、椅子1から切り離された物品であるカバンを例に挙げたが、これに限定されず、被収容物は椅子1に取り付けられた物品であってもよい。具体的には、例えば収容空間Sに対して出し入れ自在となるように物品収容部31に取り付けられたメモ台等であってもよい。この場合であっても、着座者は手を収容空間Sの前方に回すことなく被収容物を把持できるため、被収容物の出し入れを容易に行うことができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…椅子 10…座 13a…裏面パネルの底面(底面) 31…物品収容部 32…開口部 33A…右側板(外側板) 33Ac…右側板の前端縁(外側板の開口部側の端部) 33B…左側板(内側板) 33Bc…左側板の前端縁(内側板の開口部側の端部) 34A,34B…化粧カバー部材 39…肘掛(上部連結部) 41…脚部(下部連結部) 50A,50B…回動支持部 F…床面 P…回動軸 S…収容空間

Claims (8)

  1. 着座者が着座する座と、
    前記座の幅方向における側方に設けられる物品収容部と、
    前記幅方向に沿うように設けられた回動軸回りに前記座を回動可能に支持する回動支持部と、
    を備え、
    前記物品収容部は、
    前記幅方向に並んで設けられて間に収容空間を形成する、前記座側に位置する内側板、および前記座とは反対側に位置する外側板と、
    前記幅方向に直交する奥行方向において前記収容空間の前側に形成される開口部と、
    を備え、
    前記回動軸は、前記奥行方向において前記物品収容部の前後幅内に配置され、
    前記内側板の前記開口部側の端部は、前記外側板の前記開口部側の端部よりも、前記奥行方向において後側に位置し、かつ前記回動軸よりも前側に位置している、椅子。
  2. 当該椅子は、前記幅方向に複数並んで設けられ、
    前記座の前記幅方向の一側方のみに前記物品収容部が設けられる、請求項1に記載の椅子。
  3. 前記物品収容部は、前記内側板および前記外側板をこれらの上部において連結する上部連結部を備える、請求項1または2に記載の椅子。
  4. 前記物品収容部は、前記内側板および前記外側板をこれらの下部において連結する下部連結部を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の椅子。
  5. 前記下部連結部は、床面に載置されている、請求項4に記載の椅子。
  6. 前記回動支持部は、前記内側板に設けられる、請求項1から5のいずれか1項に記載の椅子。
  7. 前記内側板および前記外側板のうち少なくとも一方の外側面には、化粧カバー部材が配置されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の椅子。
  8. 前記座は、着座面が上方を向く使用状態と、前記着座面が後方を向く不使用状態と、の間で前記回動軸回りに回動可能とされ、
    前記不使用状態における前記座の前記着座面と反対側の底面が、前記内側板の前記開口部側の端部に前記幅方向から見て沿うように位置する、請求項1から7のいずれか1項に記載の椅子。
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