JP6641166B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
また、特許文献2に開示された技術では、背凭れの背面の脚を折り畳み可能であるので、起立状態では脚が邪魔にならないが、背凭れが倒伏状態にあるときに安定して背凭れを支えるために脚を背凭れの上部に配置しようとすると、背凭れの重心位置が高くなってしまう。
上記態様の椅子は、収容部に収容された補助脚を背凭れの脚取付部に固定することにより、補助脚が、倒伏状態の背凭れを支える脚となる。このため、背凭れを倒伏させてベッドとして使用する際に転倒しにくい位置に脚を配置可能であり、且つ、背凭れを起立状態として利用する際に邪魔にならない。
この場合、背凭れの強度を保つための縦枠部材及び横枠部材により収容部が形成されるので、収容部も十分に高い強度とすることができる。
また、前記背凭れは、前記縦枠部材を互いに離間して複数有し、前記横枠部材を互いに離間して複数有していてもよい。
この場合、収容部を露出させて補助脚を収容部から取り出すために表皮材を中間部までまくり上げれば済むので、背凭れが倒伏状態であるときに背凭れに対して遊端部となる領域を小さくすることができる。
脚体3は、前方に配置された前脚4と、後方に配置された後脚5と、前脚4と後脚5とを連結する連結杆6と、キャスタ7とを備えている。
前脚4は、上端が下端よりも椅子1の内側に配置されるように僅かに傾斜して上下方向に延設されている。前脚4の上端は、連結杆6に一体的に接続されている。
後脚5は、前脚4の後方に配置されている。後脚5は、上端が下端よりも椅子1の内側に配置されるように僅かに傾斜して上下方向に延設されている。後脚5の上端は、連結杆6に一体的に接続されている。
連結杆6は、前脚4と後脚5とを接続するように前後方向に延設されている。連結杆6は、例えば溶接やロウ付けによって前脚4及び後脚5と一体的に接続されている。
キャスタ7は、前脚4の下端と後脚5の下端との各々に取り付けられている。本実施形態においては、合計で4つのキャスタ7が脚体3に設けられている。これらのキャスタ7は設置面Fに載置され、椅子1の全体を前後左右に移動可能とする。
本実施形態では、蝶番部11は、座部9の後方で背凭れ15が略水平に配置されるまで背凭れ15を後傾させることができる。
なお、縦枠部材17は、背凭れ15の補強のために、背凭れ15の左右方向の両端に加えて、背凭れ15の左右方向における中間部に設けられていてもよい。
脚取付部19は、表側面材16に接触する平板部20と、平板部20に固定されたネジ部21と、平板部20を表側面材16に固定する連結部材22とを有する。
収容部25の位置は、起立状態にある背凭れ15の下部及び中間部の横枠部材18b,18cと、背凭れ15の左右方向の中間部に互いに離間して配された2つの縦枠部材17a,17bと、によって規定されている。収容部25の内面には、補助脚33を連結可能な連結具26が固定されている。
連結具26は、表側面材16に固定されている。連結具26は、補助脚33の外面に接して補助脚33を挟み込む一対の腕部27を有している。また、本実施形態では、1つの補助脚33を互いに離間した二箇所で保持することができるように、2つの連結具26が互いに離間した位置に配置されている。本実施形態の連結具26は、補助脚33の中心線方向が横枠部材18が延びる方向と平行となるように補助脚33を保持する。
なお、収容部25を構成する縦枠部材17及び横枠部材18の本数は適宜設定されてよい。また、収容部25を構成するために裏側面材23は必須でない。
図3に示すように、本実施形態の椅子1は、起立状態にある背凭れ15を倒伏状態とすることにより、ベッドとして使用することができる。ベッドとして本実施形態の椅子1を使用する場合には、まず、補助脚33を収容部25から取り出すために、図2に示すように、表皮材29をめくり上げる。続いて、収容部25から補助脚33を取り外し、補助脚33を脚取付部19に固定する(図7参照)。補助脚33を収容部25から取り出すために表皮材29をめくり上げることにより、裏側面材23上の面ファスナー24に取り付けられた固定ベルト10が露出する(図2参照)。この固定ベルト10を背凭れ15から外すと、背凭れ15を前方に傾動させることができるようになる。裏側面材23上の面ファスナー24から固定ベルト10を外して背凭れ15を前方に傾動させた後に背凭れ15を後方に傾動させることにより、図8に示すように、背凭れ15を倒伏させることができる。
なお、表皮材29をめくり上げる動作に続いて収容部25から補助脚33を取り外すことに代えて、裏側面材23上の面ファスナー24から固定ベルト10を外して背凭れ15を前方に傾動させる動作に続いて収容部25から補助脚33を取り外してもよい。
背凭れ15が略水平となるように倒伏した状態にあるとき、背凭れ15の表側面材16は水平であり、背凭れ15の前面(上記の倒伏した状態においては上面)に位置する表皮材29も水平となるようにクッション材28に保持されている。補助脚33は、補助脚33の中心線が表側面材16の面と垂直となるように脚取付部19を介して表側面材16に固定されているので、利用者の荷重に抗して背凭れ15の表側面材16が水平となるように支持することができる。その結果、倒伏状態にある背凭れ15に利用者が乗っても椅子1が倒れることなく安定する。
例えば、脚取付部のネジ部をネジ孔部にねじ込む量を調節することで補助脚の高さ調整をすることもできる。この場合、設置面が水平でない場合にも、背凭れの前面(倒伏状態において上に向く面)が水平となるように背凭れを倒伏させることができる。
また、補助脚の形状は上記実施形態に示す直管状には限定されない。たとえば、倒伏状態の背凭れを平面視した時の背凭れの上端近傍で設置面に載置されるようになっていれば、湾曲形状であってもよい。
また、上記実施形態では背凭れが座部に支持されている例が開示されているが、背凭れは主支持構造体に支持されていてもよい。たとえば、脚体及び肘掛けを有する主支持構造体を備えた椅子において、肘掛けに背凭れが支持されていてもよい。
2 主支持構造体
3 脚体
4 前脚
5 後脚
6 連結杆
7 キャスタ
8 脚カバー
9 座部
10 固定ベルト
11 蝶番部
12 固定金具
13 回動金具
14 ラチェット機構
15 背凭れ
16 表側面材
17 縦枠部材
18 横枠部材
19 脚取付部
20 平板部
21 ネジ部
22 連結部材
23 裏側面材
24 面ファスナー
25 収容部
26 連結具
27 腕部
28 クッション材
29 表皮材
30 ファスナー
31 テープ
32 スライダー
33 補助脚
34 ネジ孔部
Claims (4)
- 設置面に載置される主支持構造体と、
前記主支持構造体に支持される座部と、
起立状態と倒伏状態との間で移動可能となるように前記主支持構造体又は前記座部に支持された背凭れと、
前記背凭れが倒伏状態である時に前記設置面に当接するように前記背凭れに固定可能であるとともに前記背凭れから取り外し可能な補助脚と、
を備え、
前記背凭れが、
前記背凭れの背面側に設けられ前記補助脚を収容可能な収容部と、
前記収容部を覆う表皮材と、
前記起立状態において前記収容部よりも上部に位置し前記補助脚を固定可能な脚取付部と、
を有する
ことを特徴とする椅子。 - 前記背凭れが、
前記起立状態における前記背凭れの高さ方向を向く縦枠部材と、
前記起立状態における前記背凭れの幅方向を向き前記縦枠部材と交差する横枠部材と、
を有し、
前記縦枠部材及び前記横枠部材によって前記収容部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の椅子。 - 前記背凭れは、前記縦枠部材を互いに離間して複数有し、前記横枠部材を互いに離間して複数有している
ことを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記起立状態における前記背凭れの高さ方向の上部、中間部、及び下部に前記横枠部材がそれぞれ設けられ、
前記起立状態において前記中間部より下方に前記収容部が配され、
前記起立状態において前記中間部より上方に前記脚取付部が配されている
ことを特徴とする請求項3に記載の椅子。
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2015
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