JP7408997B2 - 家具 - Google Patents
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Description
また、請求項2に係る発明は、ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、前記囲いフレーム部が、前記周壁の上縁部近傍に当該周壁との間に隙間を形成し得る状態で配設されており、前記ベースの上に、前記椅子本体が配された空間の両側部及び後部を包囲し得るスクリーンが取り付け可能なものであり、前記隙間に、前記スクリーンの下端部を配設し得るように構成されている家具である。
また、請求項3に係る発明は、ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、前記フレーム体が、前記周壁における前端部の外側に位置し上下方向に延びてなる左右の起立フレーム部と、左右の起立フレーム部の上端部から後方に延出した前記囲いフレーム部とを備えたものである家具である。
また、請求項4に係る発明は、ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、前記底壁が、前記ベースを構成する脚体により支持されたものであって、前記脚体が、床面に対して起立した左右の前脚及び左右の後脚と、前記前脚と後脚との間を繋ぐとともに前記底壁の下面に接続した下支持フレームとを備えたものである家具である。
また、請求項5に係る発明は、ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、前記底壁の前部に、後方に凹ませた凹陥部が設けられており、前記椅子本体における座の前部が、前記凹陥部により形成された凹み空間の上に配設されている家具である。
ベースAは、椅子本体Bが載設される底壁1と、底壁1の上に配設され椅子本体Bの両側部及び後部を覆い得る周壁2と、水平方向に延びてなり周壁2の外側を囲う囲いフレーム部32を有したフレーム体3と、底壁1、周壁2、及び、フレーム体3を支持し得る脚体4と、天板支持機構Gを介して底壁1及び周壁2に支持された天板であるフロント天板Fと、周壁2に支持されたサイド天板Hとを備えている。
底壁1は、略水平な上面を有した平板状のものである。底壁1は、脚体4により床面から離れた位置に支持されている。底壁1の上には、図示しない取付機構を介して椅子本体Bが取り付けられている。
周壁2は、床面に対して起立した姿勢をなし使用者が活動し得る所定空間すなわち椅子本体Bが配される空間を側方から部分的に囲み得る形態をなしたものである。周壁2は、底壁1における左右の周縁部及び後の周縁部に立設されたものである。周壁2の下縁は、底壁1に接続している。
フレーム体3は、金属製のパイプ材により構成されたものである。
脚体4は、床面に対して起立した左右の前脚41及び左右の後脚42と、前脚41と後脚42との間を繋ぐとともに底壁1の下面に接続した下支持フレーム43とを備えたものである。
フロント天板Fは、椅子本体Bの前側に位置し天板支持機構Gにより所定の方向に移動可能に支持されたものである。
天板支持機構Gは、フロント天板Fを前後方向及び上下方向に移動可能、且つ、傾動可能に支持し得るものである。
サイド天板Hは、上面に物品を載置し得るものである。この実施形態では、サイド天板Hは、椅子本体Bの左側に設けられている。サイド天板Hは、左の周壁構成要素2aにトレーIと一体化された前部のブラケットbrや図示しない後部のブラケットを介して支持されている。
椅子本体Bは、ベースAに支持されたものである。椅子本体Bは、底壁1及び周壁2により囲われた空間に配設されている。
アッパースクリーンCは、ベースA上に取り付けられ外部からの視認を抑制し得るものである。アッパースクリーンCは、椅子本体Bが配された空間の両側部及び後部を包囲し得る形態をなしている。
基本フレーム部材5は、水平方向に延び周壁2の外側を囲む下フレーム部51と、下フレーム部51における一端部及び他端部である左右の前端部から立設された上下方向に延びてなる一方及び他方の起立フレーム部である左右の前フレーム部52と、左右の前フレーム部52の上端部間を繋ぐ水平方向に延びた上フレーム部53とを備えたものである。基本フレーム部材5は、側面視においてコ字状をなしている。
張地Mは、袋状に形成され基本フレーム部材5を外側から覆うものである。張地Mは、基本フレーム部材5を被覆し得る袋状のものであり布材により縫製されたものである。張地Mは、下端部に内部空間と外部空間とを連通し得る開口部Kを有している。開口部Kは、複数のファスナーLすなわち、左のファスナーL、中央のファスナーL、及び、右のファスナーLにより開閉可能に構成されている。
中間連結フレーム部材6は、上下方向に延びてなり左右に二本、すなわち左右に対をなして配設されている。中間連結フレーム部材6は、基本フレーム部材5に対して取り付けられるものである。より具体的に言えば、中間連結フレーム部材6は、基本フレーム部材5における下フレーム部51の後部たる後下フレーム部分512と上フレーム部53の後部たる後上フレーム部分532との間を繋ぐものである。
アッパースクリーンCを、ベースAに対して取り付ける方法を説明する。
アッパースクリーンCの製造方法は、図18に示すように、連続ループ状をなす基本フレーム部材5に対して開口部Kを有した袋状の張地Mを上側から被せ(張地被覆工程S1)、その後、図19に示すように、張地Mの左及び右のファスナーLを中途の位置までスライドさせて開口部Kの一部を閉じ(開口部一部閉塞工程S2)、次いで、図20に示すように、張地Mの外側から基本フレーム部材5に対して中間連結フレーム部材6を取り付け(中間連結フレーム部材取付工程S3)、しかる後に、図21に示すように、張地MのファスナーLを最終位置までスライドさせて開口部Kの全部を閉じる(開口部全部閉塞工程S4)ものである。
フロントスクリーンDは、ベースAの前側に位置し、床面に対して起立し得るものである。フロントスクリーンDは、外部からの視認を抑制し得るものである。フロントスクリーンDは、ベースAに取り付けられたアッパースクリーンCに対して磁力により接続し得るように構成されている。フロントスクリーンDは、椅子本体Bよりも前の空間における前部及び左側部を包囲し得る形態をなしている。
基本フレーム部材7は、水平方向に延び平面視においてL字状に曲がった形態をなす下フレーム部71と、下フレーム部71における一端部及び他端部である右前端部及び左後端部から立設された上下方向に延びてなる一方及び他方の起立フレーム部である前後の起立フレーム部72、74と、前後の起立フレーム部72、74の上端部間を繋ぐものであり、水平方向に延びてなり平面視においてL字状に曲がった上フレーム部76とを備えたものである。
張地Qは、袋状に形成され基本フレーム部材7を外側から覆うものである。張地Qは、基本フレーム部材7を被覆し得る袋状のものであり布材により縫製されたものである。張地Qは、下端部に内部空間と外部空間とを連通し得る開口部Kを有している。開口部Kは、単一のファスナーLにより開閉可能に構成されている。
中間連結フレーム部材8は、上下方向に延びてなるものである。中間連結フレーム部材8は、基本フレーム部材7に対して取り付けられるものである。より具体的に言えば、中間連結フレーム部材8は、基本フレーム部材7における下フレーム部71と上フレーム部76との間を繋ぐものである。中間連結フレーム部材8の下端部からは、下方に向かって脚フレーム83が一体的に延設されている。
フロントスクリーンDの製造方法は、基本的にはアッパースクリーンCとほぼ同様の工程を備えている。
1…底壁
2…周壁
3…フレーム体
sk…隙間
B…椅子本体
C…アッパースクリーン(スクリーン)
D…フロントスクリーン(スクリーン)
Claims (11)
- ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、
前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、
前記囲いフレーム部が、前記周壁の上縁部近傍に当該周壁との間に隙間を形成し得る状態で配設されており、且つ、複数箇所において接続部材を介して前記周壁に接続しているものである家具。 - ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、
前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、
前記囲いフレーム部が、前記周壁の上縁部近傍に当該周壁との間に隙間を形成し得る状態で配設されており、
前記ベースの上に、前記椅子本体が配された空間の両側部及び後部を包囲し得るスクリーンが取り付け可能なものであり、
前記隙間に、前記スクリーンの下端部を配設し得るように構成されている家具。 - ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、
前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、
前記フレーム体が、前記周壁における前端部の外側に位置し上下方向に延びてなる左右の起立フレーム部と、左右の起立フレーム部の上端部から後方に延出した前記囲いフレーム部とを備えたものである家具。 - ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、
前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、
前記底壁が、前記ベースを構成する脚体により支持されたものであって、
前記脚体が、床面に対して起立した左右の前脚及び左右の後脚と、前記前脚と後脚との間を繋ぐとともに前記底壁の下面に接続した下支持フレームとを備えたものである家具。 - ベースに椅子本体を配設してなる家具であって、
前記ベースが、底壁と、この底壁の上に配設され前記椅子本体の両側部及び後部を覆い得る周壁と、水平方向に延びてなり前記周壁の外側を囲う囲いフレーム部を有したフレーム体とを備えたものであり、
前記底壁の前部に、後方に凹ませた凹陥部が設けられており、
前記椅子本体における座の前部が、前記凹陥部により形成された凹み空間の上に配設されている家具。 - 前記周壁の下縁が、前記底壁に接続したものである請求項1、2、3、4又は5記載の家具。
- 前記底壁及び前記周壁により囲われた空間に、後傾動作可能な背凭れを備えた前記椅子本体が配設されている請求項1、2、3、4、5又は6記載の家具。
- 前記椅子本体の前側に、天板支持機構により支持された天板が配設されたものであり、
前記天板支持機構が、前記天板を前後方向及び上下方向に移動可能、且つ、傾動可能に支持し得るものである請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の家具。 - 前記天板支持機構が、上下方向に伸縮可能に構成され前記周壁に取り付けられた基部と、基端部が前記基部に枢支されるとともに先端部が前記天板を枢支し得るアームを備えたものであり、
前記天板が、前記椅子本体に近接した使用位置と、この使用位置よりも前記椅子本体から退避した退避位置とを採り得るものである請求項8記載の家具。 - 前記椅子本体の少なくとも左右何れか一方に、前記周壁に支持されたサイド天板を備えたものであり、
前記サイド天板と前記底壁との間に、物品を配設可能な領域が構成されている請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の家具。 - 前記フレーム体が、前記周壁における前端部の外側に位置し上下方向に延びてなる左右の起立フレーム部を備えたものであり、
前記左右の前脚が、前記左右の起立フレーム部に軸心を一致させて当該左右の起立フレーム部の下に配設されている請求項4記載の家具。
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