JP3200018U - 多機能チェア - Google Patents

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靖治 高橋
靖治 高橋
満 内藤
満 内藤
泰昭 渡邉
泰昭 渡邉
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株式会社オリバー
株式会社葵ファニチャー
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Abstract

【課題】アームレストを水平に回転移動させて着座動作を円滑に行わしめるとともに、着座後の頭部の支持状態を適宜調整することのできる多機能チェアを提供する。【解決手段】サイドカバー11付きのアームレスト1を、ベース7に形成された取付点O1を基点にして水平面内にて回転移動可能なように設ける。一方、背当部2の上端部に形成されるヘッドレスト部21内にベースエレメント5及びスライダを設ける。ベースエレメント5に沿ってスライド移動が可能なように形成されたスライダのところに頭部支持用ピロー3を設ける。この頭部支持用ピロー3を上下方向に移動させることによって着座者の頭部支持が適宜微調整可能となる。【選択図】図1

Description

本考案は、肘掛け部であるアームレストを水平方向に略90°回転移動させることによって着座者の着座動作を円滑に行なわせるようにするとともに、ヘッドレストと背当部とが一体的に形成されたものの、そのヘッドレストの内側に設置されるピロー(頭部支持用)の上下方向位置を適宜微調整することのできるようにした多機能チェアに関するものである。
従来の、この種のもの、例えば医療用あるいは理容用、または美容用のものとしては、単に背当部が後方に倒れるリクライニング式のもの等が挙げられる。
特開2000−152840号公報 特開平9−220138号公報
ところで、上記従来のものにおいては、着座者の着座姿勢を水平状態に保持するリクライニング方式等が採用されるようになっているが、着座時においてアームレストが邪魔になり、着座動作を円滑に行ない得ないと言う問題点がある。また、一旦着座した状態において着座者が小物類等をシートクッション上に置いたような場合において、この小物類をシートクッションから落としてしまうと言うような問題点があった。このような問題点を解決するために、アームレストの脇のところに、小物類落下防止用のサイドカバーを設け、このようなサイドカバーの設けられたアームレストを水平方向に所定角度だけ回転移動させることができるようにして、着座者の着座動作が円滑に行なえるようにするとともに、一旦着座した状態、特に、着座者の姿勢を略水平状態にした寝かせた状態において、着座者の頭部支持位置を適宜調整することのできるようにした、医療用、あるいは美・理容用の多機能チェアを提供しようとするのが、本考案の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本考案においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の考案である第一の考案においては、医療・福祉、あるいは美容・理容、更にはアミューズメント会場・施設にて用いられる多機能チェアに関して、着座者の腕部を支持するアームレストを、背当部側面部に設けられる取付点を基点にして略90°水平方向に回転移動させることのできるようにするとともに、当該アームレストの側面部のところに下方に向って延伸するように形成されたサイドカバーを設けるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項2記載の考案である第二の考案においては、医療・福祉、あるいは美容・理容、更にはアミューズメント会場・施設にて用いられる多機能チェアに関して、多機能チェアを形成する背当部の上端部のところに設けられる頭部支持用ピローの上下方向における設定位置を適宜調整することのできるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項3記載の考案である第三の考案においては、上記請求項2記載の多機能チェアに関して、上記頭部支持用ピローのヘッドレスト部への取付けを、ヘッドレスト部内面側に形成されるテープ状のベースエレメントと、当該ベースエレメントと係合するものであって当該ベースエレメントに沿って移動が可能であるとともに適宜位置での固定が可能なように形成され、更には、上記頭部支持用ピローの取付けられる基礎となるスライダと、からなるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項4記載の考案である第四の考案においては、上記請求項3記載の多機能チェアに関して、上記ヘッドレスト部内面側への取付部を成すベースエレメント、並びに、当該ベースエレメントと係合するスライダを、難燃性素材にて形成されるテープファスナからなるようにした構成を採ることとした。
請求項1記載の考案である第一の考案においては、着座者の着座に当ってはアームレストを水平方向に回転させてアームレストを背当部側へ開かせた状態に展開させる。これによって、着座者は、アームレストに邪魔されることなく自身の腰並びに身体全体を座部(クッション)上に置く(載せる)ことができるようになる。すなわち、着座者の着座動作が円滑に行なえるようになる。そして、このようにして着座者の着座が終了した状態において、開かれていたアームレストを元の状態に戻すことによって、着座者の身体(体)はチェアに完全に保持されることとなり、着座者の着座姿勢が保持されることとなる。
また、第二の考案のものにおいては、背当部上端部に一体的に形成されたヘッドレスト部のところに設けられる頭部支持用ピローの、その上下位置が自由に調整できるようになっていることより、着座者の体型あるいはサイズ等に応じて、着座者の頭部支持が最適の状態に保持されることとなる。そして、このような調整作業は上記頭部支持用ピローを着座者の手でもって簡単に行なうことができるようになっているので、着座者は自分の好みに応じて自由に自己の頭部支持状態を微調整することができることとなる。
また、第三の考案のものも、上記第二の考案のものと同様、頭部支持用ピローの高さ調整を円滑に行なうことができることとなる。特に、本考案のものにおいては、頭部支持用ピローの取付構成が、テープ状のベースエレメントと、当該ベースエレメントと係合するスライダと、からなる特殊なテープファスナにて形成されていることより、これらテープファスナの設けられるヘッドレスト部の内側表面は凹凸の少ない滑らかな面が形成されることとなる。これによって、着座者の頭部は快適な状態で保持されることとなる。
また、第四の考案のものにおいては、頭部支持用ピローのヘッドレスト部内面への取付けを形成するテープファスナを難燃性の素材にて形成させるようにしたので、火災等の災害に対して優れた耐性を有することとなり、安全性においても優れた機能を発揮することとなる。
本考案にかかるアームレストの展開状態を示す図である。 両アームレスト間の幅を拡げた状態を示す図である。 両アームレスト間の幅を狭めた状態を示す図である。 頭部支持用ピローの取付けを高い位置に保持した状態を示す正面視図である。 頭部支持用ピローの取付けを高い位置に保持した状態を示す側面視図である。 頭部支持用ピローの取付けを低めの位置に保持した状態を示す正面視図である。 頭部支持用ピローの取付けを低めの位置に保持した状態を示す側面視図である。
本考案を実施するための形態について、図1ないし図7を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、例えば図1に示す如く、座部6及び背当部2を基礎として、これらの両側面部のところに設けられるアームレスト1、1を主に形成されるチェアに関するものである。このような構成からなるものにおいて、本考案の第一の特徴とするところは、上記背当部2の両側面部のところに設けられるベース7、7を基礎にして、このベース7、7に形成される取付点O、Oを基点に水平面内にて略90°回転移動が可能なようにアームレスト1、1が設けられるようになっているものである。
なお、このようアームレスト1、1の側面部のところには、図1または図5に示す如くハードボード等からなるサイドカバー11、11が設けられるようになっている。このようなサイドカバー11、11を有する両アームレスト1、1が、例えば図1の実線図示の如く、通常状態(閉じた状態)にあっては、座部6、背当部2、両アームレスト1、1のそれぞれの側面部に設けられたサイドカバー11、11によって、ボックス状の立体空間が形成されることとなる。そして、このような空間内に着座者が着座した状態において、小物類等を座部6上であって、かつ、脇の方に置いた場合に、この小物類が上記サイドカバー11、11の作用により、座部6の外へと転がり落ちたりするのを抑止することができるようになる。
また、このような構成からなる両アームレスト1、1は、それぞれが、例えば図1における1B、1Cに示す如く、水平面内にて略90°の範囲内にて回転移動させることができるようになっている。このように、それぞれのアームレスト1、1を回転移動させる、すなわち、開かせることによって、着座しようとする者の着座動作を円滑に行なわせることができるようになる。このようにして、着座者が着座した後においては、上記アームレスト1、1を、図1における1Aの位置へと戻すことによって、着座者は背当部2、座部6等にて形成される空間内にゆったりとした状態で保持されることとなる。
このような構成からなるものにおいて、上記アームレスト1、1にて形成される、その横幅は、例えば、図2または図3に示すように、着座者の体型等に応じて、D、Dと変えることができるようになっている。具体的には、上記アームレスト1、1は、その付け根部のところが、両ベース7、7に対して、回転中心点O、Oを基点にして、回転移動が可能なようになっているとともに、これら両アームレスト1、1の取付けられるベース7、7自体も、その取付点O、Oを基点にして回転運動が可能なようになっている。このよう構成を採ることによって、例えば、横幅の大きな体型の着座者の場合においては、図2に示す如く、両アームレスト1、1を平行なように拡げて、その間隔を、基準となるDの値からDの値となるように拡幅させる。これによって、横幅の大きい体型の者の着座が円滑に行なえることとなる。一方、横幅の小さな体型の着座者の場合においては、例えば図3に示す如く、上記両アームレスト1、1の間の幅を狭めて、通常のDの値からDの値となるように上記両アームレスト1、1を作動させる。これによって、横幅の小さな体型の者も、上記背当部2、座部6等にて形成される空間内に、しっくりと納まることとなる。このように、体型の異なる者の間においても適正な着座姿勢を採ることができるようになる。
次に、本多機能チェアにおけるヘッドレスト部21内に設けられる頭部支持用ピロー3の構成及びその作動について、図4ないし図7を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、例えば図4または図5に示す如く、背当部2の上端部に形成されたヘッドレスト部21の、その内側表面側に設けられる頭部支持用ピロー3を主に形成されるものである。すなわち、クッション状の形態からなる頭部支持用ピロー3は、その裏面側のところが、凹面状の形態からなるヘッドレスト部21の表面上にテープファスナ等からなる装着手段を介して取付けられるようになっているものである。
具体的には、図4または図5に示す如く、テープファスナを形成するテープ状のベースエレメント5が、上記ヘッドレスト部21の内表面側のところに2本平行なように縫製手段あるいは貼付け手段を介して取付けられるようになっているものである。そして、このようなベースエレメント5、すなわち、ガイドレール的機能を発揮するそれぞれのベースエレメント5、5のところには、当該ベースエレメント5と噛合い係合するとともに、当該ベースエレメント5上をスライド移動するように形成されたスライダ51が設けられるようになっている。このようなスライダ51は、図4または図6に示す如く、一本のベースエレメント5のところに、2個上下方向に所定の間隔を有した状態で取付けられるようになっているものである。このような構成からなる上記4個のスライダ51上には取付基板55が設けられるようになっている。そして、このような取付基板55上に、所定のファスナ、例えばスナップファスナ等を介して、頭部支持用ピロー3が取付けられるようになっている。なお、この頭部支持用ピロー3は着脱可能なようになっており、取外すことによってメンテナンス作業を容易に行なえることとなる。
このような構成を採ることにより、頭部支持用ピロー3は、着座者の手操作等によって、その上下方向位置を自由に設定することができる。例えば図4または図5に示す如く、スライダ51に取付けられた取付基板55を、ヘッドレスト部21内に設置されたレール状のベースエレメント5に沿って上方へ引上げる、すなわち、スライド移動させる、ことによって、上記取付基板55上に取付けられた頭部支持用ピロー3は、図4または図5に示す如く、上記ヘッドレスト部21内において比較的上方の位置に固定されることとなる。これによって、着座者の頭部上方部のところが支持されることとなる。
これに対して、例えば図6に示す如く、上記取付基板55を上記ベースエレメント5に沿って下方へと引き降ろすことによって、ベースエレメント5と係合するスライダ51のところに取付けられた取付基板55は下方へとスライド移動することとなる。その結果、当該取付基板55上に取付けられた頭部支持用ピロー3は、図6または図7に示す如く、ヘッドレスト部21内にて下方の位置へと降ろされることとなる。このようにして、上記頭部支持用ピロー3は、着座者の比較的首に近いところを支持するようになる。このように、本実施の形態のものにおいては、上記頭部支持用ピロー3の上下方向位置(高さ)を自由に設定することができ、これによって、着座者に常に快適な着座姿勢を採らせることができるようになる。
1 アームレスト
11 サイドカバー
2 背当部
21 ヘッドレスト部
3 頭部支持用ピロー
5 ベースエレメント
51 スライダ
55 取付基板
6 座部
7 ベース







Claims (4)

  1. 医療・福祉、あるいは美容・理容、更にはアミューズメント会場・施設にて用いられるチェアにおいて、着座者の腕部を支持するアームレストを、背当部側面部に設けられる取付点を基点にして略90°水平方向に回転移動させることのできるようにするとともに、当該アームレストの側面部のところに下方に向って延伸するように形成されたサイドカバーを設けるようにした構成からなることを特徴とする多機能チェア。
  2. 医療・福祉、あるいは美容・理容、更にはアミューズメント会場・施設にて用いられるチェアにおいて、当該チェアを形成する背当部の上端部のところに設けられる頭部支持用ピローの上下方向における設定位置を適宜調整することのできるようにした構成からなることを特徴とする多機能チェア。
  3. 請求項2記載の多機能チェアにおいて、上記頭部支持用ピローのヘッドレスト部への取付けを、ヘッドレスト部内面側に形成されるテープ状のベースエレメントと、当該ベースエレメントと係合するものであって当該ベースエレメントに沿って移動が可能であるとともに適宜位置での固定が可能なように形成され、更には、上記頭部支持用ピローの取付けられる基礎となるスライダと、からなるようにしたことを特徴とする多機能チェア。
  4. 請求項3記載の多機能チェアにおいて、上記ヘッドレスト部内面側への取付部を成すベースエレメント、並びに、当該ベースエレメントと係合するスライダを、難燃性素材にて形成されるテープファスナからなるようにしたことを特徴とする多機能チェア。




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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3215204U (ja) * 2017-11-15 2018-03-08 深▲ジェン▼市▲祺▼▲勝▼▲協▼能▲電▼子有限公司Shenzhen Qishengxieneng Electronic Co., Ltd シートアームレストパッド

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JP3215204U (ja) * 2017-11-15 2018-03-08 深▲ジェン▼市▲祺▼▲勝▼▲協▼能▲電▼子有限公司Shenzhen Qishengxieneng Electronic Co., Ltd シートアームレストパッド

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