JP6765182B2 - 椅子の肘掛け、椅子 - Google Patents

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本発明は、椅子の肘掛け、およびそれを備える椅子、並びに椅子の肘掛けの製造方法に関する。
従来、下記特許文献1,2に開示された椅子の肘掛けが知られている。
これらの肘掛けは、前後方向に延びる上部杆と、この上部杆の前部より下方へ延びる前部杆と、からなる肘掛け本体を備えている。上部杆は着座者の腕を支持し、前部杆は手指を掛ける部位として使用することが可能である。こうした構成を備えることによって、着座者の腕を広い領域において支持することができる。
そして、上記した肘掛けでは、肘掛け本体における上部杆から前部杆にかけて取り付けられる肘当て部材も備えている。この肘当て部材は、肘掛け本体よりも柔軟性の高い素材から形成されており、着座者が腕を乗せた際に柔軟な感触を与えることが可能になっている。前部杆の上部における上部杆からの移行領域には、着座者の手指が掛けられるため、肘当て部材は、前記移行領域にも所定の長さを有して配設されていることが望ましい。
肘掛け本体に対する肘当て部材の具体的な取り付け構造としては、上部杆の上面に、前方には開放されているが上方には閉塞されている被係合凹部を形成し、この被係合凹部に対して、肘当て部材の側部から外側方に突出する係合片を、前方から後方へ略水平に変位させることによって係合させた後、前記移行領域において、上方に開放された被係合凹部に対して、肘当て部材の前部に形成された下向きの係合爪を、上方から下方へ変位させることによって係合させる。すなわち、肘掛け本体に対する肘当て部材の取り付けは、肘掛け本体の上部杆を覆う部位と前部杆の移行領域を覆う部位とで、相互に係合方向が異なっている。
実用新案登録第2560041号公報 特許第3528528号公報
上記従来の構成において、肘当て部材の肘掛け本体への取り付けは、まず、肘当て部材における上部杆を覆う部位を、上部杆に対して前方から後方へ略水平に変位させることによって係合させ、その後、肘当て部材における前記移行領域を覆う部位を、移行領域に対して上方から下方へ変位させることによって係合させる、という二動作によって行われる。しかし、肘当て部材の取り付け作業を容易にするという点では改善の余地がある。
本願発明は、上記の技術的課題に鑑みてなされたもので、肘掛けの上部杆および前部杆を覆う肘当て部材の取り付け作業を容易にし、手指の広い範囲にかけて上部杆および前部杆とは異なる感触を容易に与えることを可能とする椅子の肘掛け、およびそれを備える椅子、並びに椅子の肘掛けの製造方法を提供する。
上記課題の解決手段として、本発明の椅子の肘掛けは、椅子本体に支持される肘掛け構造体と、前記肘掛け構造体に取り付けられる肘当て部材と、を備え、前記肘掛け構造体は、前後方向に延びる上部杆と、該上部杆の前部から下方へ延びる前部杆と、を有し、前記肘当て部材は、前記上部杆の上面を覆う上面被覆部と、該上面被覆部の前部から下方へ延びて前記前部杆の前面を覆う前面被覆部と、を有し、前記上部杆と前記上面被覆部との間には、前記上面被覆部が前記上部杆の上面に沿って後方へ移動することで、該上面被覆部を前記上部杆への取り付け状態にする上面取り付け部が設けられ、前記前部杆と前記前面被覆部との間には、前記前面被覆部が前記上面被覆部とともに前記上面に沿って後方へ移動することで、前記前面被覆部を前記前部杆への取り付け状態にする前面取り付け部が設けられている。
この構成によれば、肘当て部材が上部杆の上面に沿って移動することのみにより、肘当て部材の上面被覆部および前面被覆部が肘掛け構造体に対して取り付け状態となるので、肘当て部材の一側を取り付けた後に他側を取り付けるといった二動作を要する従来構成に対し、肘当て部材の後方移動という一動作で肘当て部材全体を取り付けることが可能となり、肘当て部材の取り付け作業を容易にすることができる。
したがって、肘当て部材を、上部杆から前部杆への移行部位にも容易に配設することができ、手指の広い範囲にかけて上部杆および前部杆とは異なる感触を容易に与えることができる。
また、上記椅子の肘掛けにおいて、前記前部杆および前記前面被覆部は、前記上部杆および前記上面被覆部の各々の前端から下後方へ折り返すように設けられている構成としてもよい。
この場合、肘当て部材に載せた手で肘掛け前端を握り込むような使い方をしても、手指の広い範囲にかけて上部杆および前部杆とは異なる感触を与えることができる。これにより、肘掛けにより身体を預けやすくなり、疲れにくく使い勝手のよい肘掛けを構成することができる。
また、上記椅子の肘掛けにおいて、前記前部杆は、前記上部杆の前端から下後方へ折り返すように湾曲する湾曲部を有し、前記前面被覆部は、前記湾曲部に沿うように湾曲している構成としてもよい。
この場合、肘当て部材に載せた手で肘掛け前端を握り込みやすくなり、より疲れにくく使い勝手のよい肘掛けを構成することができる。
また、上記椅子の肘掛けにおいて、前記上面取り付け部は、前記肘掛け構造体に設けられて上方に閉塞されるとともに前方に開放する構造体側上面係止部と、前記肘当て部材に設けられて前後方向に延在するとともに前記構造体側上面係止部の前方から該構造体側上面係止部の下方に入り込んで係合状態となる肘当て側上面係止部と、を備えている構成としてもよい。
この場合、肘当て側上面係止部を構造体側上面係止部の前方から下方に潜り込ませることで上面取り付け部の係合が完了するので、弾性変形する爪等を用いる場合と比べて成形誤差等による負荷の増大を抑え、肘当て部材の取り付け作業を容易にするとともに、上面取り付け部の破損を抑止することができる。
また、上記椅子の肘掛けにおいて、前記肘当て部材は、肘置き面を形成する表装体と、該表装体を外装するとともに前記上面取り付け部の肘当て側上面係止部および前記前面取り付け部の肘当て側前面係止部を形成するベース体と、を備えている構成としてもよい。
この場合、肘当て部材の柔らかい触感と各取り付け部の肘当て側係止部の強度とを容易に両立させるとともに、各取り付け部の肘当て側係止部の成形を容易にすることができる。
また、上記椅子の肘掛けにおいて、前記肘掛け構造体には、前記上面取り付け部の構造体側上面係止部および前記前面取り付け部の構造体側前面係止部を形成する中間部材が取り付けられている構成としてもよい。
この場合、肘掛け構造体とは別体の中間部材により、各取り付け部の構造体側係止部を形成することができ、比較的大型の肘掛け構造体の成形への影響を抑えることができる。
そして、本発明の椅子は、上記した椅子の肘掛けを備えている。
この構成によれば、着座者の腕に上部杆および前部杆とは異なる感触を付与できる椅子になるとともに、肘当て部材の取り付けも堅牢なものとし、長期的に品質を維持することができる。
また、上記椅子の肘掛けの製造方法は、椅子本体に支持される肘掛け構造体と、前記肘掛け構造体に取り付けられる肘当て部材と、を備え、前記肘掛け構造体は、前後方向に延びる上部杆と、該上部杆の前部から下方へ延びる前部杆と、を有し、前記肘当て部材は、前記上部杆の上面を覆う上面被覆部と、該上面被覆部の前部から下方へ延びて前記前部杆の前面を覆う前面被覆部と、を有し、前記上部杆に前記上面被覆部を載せるとともに前記前部杆の前方に前記前面被覆部を配置した状態の前記肘当て部材を、前記上部杆の上面に沿って後方へ移動させることで、前記上面被覆部を前記上部杆への取り付け状態にするとともに、前記前面被覆部を前記前部杆への取り付け状態にする工程を含んでいる。
この構成によれば、肘当て部材が上部杆の上面に沿って移動することのみにより、肘当て部材の上面被覆部および前面被覆部が肘掛け構造体に対して取り付け状態となるので、肘当て部材の一側を取り付けた後に他側を取り付けるといった二動作を要する従来構成に対し、肘当て部材の後方移動という一動作で肘当て部材全体を取り付けることが可能となり、肘当て部材の取り付け作業を容易にすることができる。
本発明によれば、肘掛けの上部杆および前部杆を覆う肘当て部材の取り付け作業を容易にし、手指の広い範囲にかけて上部杆および前部杆とは異なる感触を容易に与えることを可能とする椅子の肘掛け、およびそれを備える椅子、並びに椅子の肘掛けの製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態における椅子の前面側の斜視図である。 上記椅子の後面側の斜視図である。 上記椅子の背凭れ周辺の分解斜視図である。 (a)は上記背凭れの背枠および肘掛けの前面図、(b)は(a)の側面図である。 上記肘掛けの分解斜視図である。 上記肘掛けの分解側面図である。 上記肘掛けの肘当て部材のベース部材の斜視図である。 上記肘掛けの中間部材の斜視図である。 図4(a)のIX断面図である。 図4(b)のX断面図である。 図4(b)のXI断面図である。 上記肘掛けの肘当て部材を取り付ける工程を示す平面説明図である。 上記肘掛けの肘当て部材を取り付ける工程を示す側面説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、前後上下左右等の向きは、椅子1に正規姿勢で着座した着座者の正面側を「前」、その逆側(背面側)を「後」とし、上下左右も着座者から見た向きと同一とする。また、図中において、矢印UPは上方を示し、矢印FRは前方を示し、LHは左方を示している。
図1、図2に示すように、椅子1は、フロアF上に載置される脚部2と、脚部2の上端部に設置される支基3と、着座者が着座する座体4と、支基3の上面に取り付けられて座体4を支持する座受部材5と、支基3から後部上方側に延出して座体4に着座した着座者の背中を支持する背凭れ6と、背凭れ6の下部両側に固定される左右一対の肘掛け20と、を備えている。以下、椅子1における肘掛け20を除いた部分を椅子本体1Aと称する。
脚部2は、キャスタ7a付きの多岐脚7と、多岐脚7の中央部より起立し昇降機構であるガススプリングを内蔵する脚柱8とを備え、脚柱8の上端部に支基3が取り付けられている。支基3には、脚柱8の昇降調整機構と背凭れ6の傾動調整機構とが内蔵されている。
図3、図4に示すように、背凭れ6は、椅子1の幅方向(左右方向)に離間して略平行に配置された一対の杆材9を有する枠部材10と、一対の杆材9間に架設される面材11と、一対の杆材9に被せられる袋状の張材12と、を備えている。図4(a)中の線CLは左右中心線を示す。
枠部材10は、前記一対の杆材9の下端部間に渡る下枠部14を一体に有し、一対の杆材9の上端部間には左右に延びる連結フレーム15が取り付けられて、正面視で概略矩形の枠状に形成されている。枠部材10および連結フレーム15は、例えば合成樹脂製とされ、それぞれ射出成形により一体形成されている。下枠部14の前下方には、支基3に対する取付部16が一体形成されている。
面材11は、メッシュ材またはエラストマー等からなる面材本体11aと、面材本体11aの幅方向両側にそれぞれ設けられる側部支持フレーム11bと、面材本体11aの下端に設けられる下部支持フレーム11cと、を備えている。側部支持フレーム11bおよび下部支持フレーム11cは、縫合または溶着等によって面材11に取り付けられている。面材11は、側部支持フレーム11bが杆材9に取り付けられて支持され、下部支持フレーム11cが下枠部14に取り付けられて支持されることで、枠部材10に固定されている。
枠部材10の下部の幅方向両側には、それぞれ肘掛け20の後端部が取り付けられている。枠部材10の下部の幅方向両側には、幅方向の外側に開口する凹部17が形成されている。この凹部17の開口を閉塞するように、肘掛け20の後端部が取り付けられている。凹部17内には上下一対のナット(不図示)が埋設され、これらのナットに対して肘掛け20の後端部を貫通した幅方向に沿う一対のボルトB1がそれぞれ螺着される。
肘掛け20の後端部の幅方向の外側には、幅方向の外側に開口する凹部18が形成されている。この凹部18の開口を閉塞するように、肘掛け20の後端部の幅方向の外側にはカバープレート19が取り付けられている。凹部18内には、前記ボルトB1を挿通する一対の貫通孔N1(図5、図6参照)が形成されている。
以下、本実施形態の肘掛け20について詳細に説明する。なお、左右の肘掛け20は互いに左右対称の構成を有しており、以下の説明では図に示す左側の肘掛け20を参照して説明を行い、右側の肘掛け20については説明を省略する。また、以下の説明において、肘掛け20の上下、前後および左右の向きは、特に記載がなければ肘掛け20を椅子本体1Aに取り付けた状態での向きと同一とする。
図5、図6に示すように、肘掛け20は、前記椅子本体1Aに支持される肘掛け構造体21と、肘掛け構造体21に取り付けられる肘当て部材31と、を備えている。
肘掛け構造体21は、硬質の合成樹脂によって側面視で概略三角形状の枠状に一体形成されている。肘掛け構造体21は、前後方向に延びる上部杆22と、該上部杆22の前部から後下方へ延びる前部杆23と、上部杆22および前部杆23の後端部間に渡る後部杆24と、を有している。後部杆24の下部は、枠部材10の下部側面に上下一対のボルトB1(図2参照)によって締結固定される。
上部杆22は、上下幅を抑えた偏平の樋状に形成されている。
前部杆23は、その上部で上部杆22の前端から下後方へ折り返すように湾曲する湾曲部25と、湾曲部25の下端から下後方へ傾斜して延びる下後方延出部26と、を有する。
湾曲部25は、上部杆22と連続するように偏平の樋状に形成されている。上部杆22から湾曲部25にかけて形成される樋形状部27は、後部を上部杆22の後端部で終端させ、下部を湾曲部25の下端部で終端させている(図9参照)。
下後方延出部26は、下後方ほど左右幅を狭めるとともに上下幅を増すように断面形状を徐変させて形成されている。
肘当て部材31は、上部杆22の上面22aと湾曲部25の前面(外周面)23aとに渡ってこれら両面22a,23aを覆うように設けられている。上部杆22の上面22aおよび湾曲部25の前面23aは、それぞれ樋形状部27の開口端に沿う面とされている。
肘当て部材31は、上部杆22の上面22aを覆う上面被覆部32と、湾曲部25の前面23aを覆う前面被覆部33と、を有している。前面被覆部33は、湾曲部25と同様、上面被覆部32の前端から下後方へ折り返すように湾曲している。
肘当て部材31は、上部杆22の上面22aに上方から当接した状態で、上部杆22の上面22aに沿うように後方へ移動することで、肘掛け構造体21への取り付け状態となる。
具体的に、上部杆22と上面被覆部32との間には、上面被覆部32の後方移動によって上面被覆部32を上部杆22への取り付け状態とする上面取り付け部41が設けられ、湾曲部25と前面被覆部33との間には、前面被覆部33の後方移動によって前面被覆部33を湾曲部25への取り付け状態とする前面取り付け部42が設けられている。
上面取り付け部41は、上部杆22に設けられる構造体側上面係止部28と、上面被覆部32に設けられる肘当て側上面係止部38と、を有している。
構造体側上面係止部28は、後述する中間部材45に設けられるとともに、該中間部材45を樋形状部27内に取り付けた状態で、上方には閉塞されるとともに前方には開放した態様となる。肘当て側上面係止部38は、肘当て部材31に設けられて前後方向に延在するとともに、構造体側上面係止部28の前方から該構造体側上面係止部28の下方に入り込んで係合状態となる。
前面取り付け部42は、湾曲部25に設けられる構造体側前面係止部29と、前面被覆部33に設けられる肘当て側前面係止部39と、を有している。
ここで、肘掛け構造体21は、左右方向の型割りにより一体成形されているが、前記樋形状部27は、別途スライド型等を用いて形成されている。このとき、構造体側上面係止部28および構造体側前面係止部29を同時に形成しようとすると、型構造を複雑にしたり係止構造に制限を与えたりする虞がある。
本実施形態では、肘掛け構造体21の全体構造を形成する構造体本体に対し、樋形状部27内に別体の中間部材45を設けることで、型構造の複雑化を抑えた上で樋形状部27内に所望の係止構造を形成可能としている。
図8を併せて参照し、中間部材45は、下方に開放する門形の断面形状で上部杆22内を前後方向に延びる角形断面部46と、角形断面部46の後方に連なる偏平状の後端フランジ部47と、角形断面部46の前方に連なり湾曲部25内を湾曲部25に沿うように延びる前端湾曲部48と、を有している。中間部材45は、例えば構造体本体と同様の合成樹脂製とされ、上下方向の型割りにより一体形成されている。
中間部材45は、樋形状部27内に上方から入り込み、複数のビスba,bb,bcにより樋形状部27内に固定されている。具体的に、中間部材45の角形断面部46は、前後方向に並ぶ複数(四本)のビスbaを上方から挿通し、樋形状部27内に上方に向けて立設された締結ボス27aに螺着し締め込むことで固定され、後端フランジ部47は、一本のビスbbを上方から挿通し、後部杆24の上端部に形成されて樋形状部27内に開口するネジ孔27bに螺着し締め込むことで固定され、前端湾曲部48は、一本のビスbcを前方から挿通し、樋形状部27内に前方に向けて立設された締結ボス27cに螺着し締め込むことで固定される。図中符号46a,47a,48aは、角形断面部46、後端フランジ部47および前端湾曲部48のビス挿通部をそれぞれ示す。
角形断面部46の上部両側には、角形断面部46の上面と面一をなすように左右に張り出す左右一対の構造体側上面係止部28が設けられている。構造体側上面係止部28は、角形断面部46を固定する複数のビスbaの各々の側方に並ぶように複数(ビスbaと同数)設けられている。複数の構造体側上面係止部28は、互いに略均等な前後幅H1を有し、かつ前後方向で互いに略均等な間隔K1を空けて並設されている。構造体側上面係止部28は、上部杆22の上面22aに概ね沿う板状に設けられている。
中間部材45の前端湾曲部48には、前方に突出する左右一対の構造体側前面係止部29が設けられている。構造体側前面係止部29は、前端湾曲部48を固定するビスbcの側方に並ぶように設けられている。構造体側前面係止部29は、左右方向に弾性変形可能な弾性片29aと、弾性片29aの前端部の外側に突設される係止爪29bと、を有している。
図5〜図7を参照し、肘当て部材31は、肘置き面31aを含む外面を形成する例えばラバー製の表装体34と、該表装体34を外装するとともに上面取り付け部41の肘当て側上面係止部38および前面取り付け部42の肘当て側前面係止部39を形成する例えば肘掛け構造体21と同様の合成樹脂製のベース体35と、を備えている。肘当て部材31は、素材の異なる二種類の部材により、肘置き面31aの柔軟な感触と肘当て側上面係止部38および肘当て側前面係止部39の強度とを両立させている。なお、肘当て部材31は柔軟な感触を与えるものに限らず、軟質な部位が無くても(肘掛け構造体21と同様に硬質であっても)、外面のシボ加工等により肘掛け構造体21とは異なる感触を与えるものであってもよい。また、肘当て部材31が二色成形等の手段によりベース体35と一体成形されている構成であってもよい。
図9〜図11を併せて参照し、表装体34は、肘置き面31aを形成する上壁部34aと、上壁部34aの前端から前部杆23の湾曲部25に沿って前下方に回り込む湾曲壁部34bと、上壁部34aおよび湾曲壁部34bの外周縁から肘掛け構造体21側に起立する周壁部34cと、周壁部34cの肘掛け構造体21側の端縁から肘掛け20の内側にクランク状の断面形状をなして入り込む噛み込み部34dと、を有している。噛み込み部34dは、ベース体35の外周縁と樋形状部27の開口部との間に噛み込まれて、表装体34の装着状態を維持する。
ベース体35は、上部杆22の上面22aおよび湾曲部25の前面23aに沿う板状をなし、外縁部を表装体34の噛み込み部34dよりも内側に入り込ませることで、表装体34を外装可能としている。ベース体35は、表装体34の上壁部34aと隙間S1を空けて対向するベース上壁部35aと、表装体34の湾曲壁部34bと隙間S2を空けて対向するベース湾曲壁部35bと、を有している。ベース体35と表装体34との間の両隙間S1,S2には、例えばウレタンフォーム等のクッション材が内蔵されている。なお、両隙間S1,S2の少なくとも一方が空洞のままでもよい。ベース湾曲壁部35bの左右側端部および下端部には、ベース湾曲壁部35bと湾曲壁部34bとの間の隙間S2を確保するとともにベース湾曲壁部35bの剛性を確保するビード形状部35cが形成されている。なお、ベース体35と表装対34との間に隙間がなく、かつベース体35の少なくとも一部に相対的に剛性の小さい(撓み易い)部位が設けられた構成であってもよい。
ベース上壁部35aには、複数の構造体側上面係止部28にそれぞれ係合する複数の肘当て側上面係止部38が設けられている。
肘当て側上面係止部38は、肘当て部材31の肘当て構造体への取り付け状態で、構造体側上面係止部28の左右外側から下方に回り込む鉤状に形成されている(図10参照)。肘当て側上面係止部38は、前記取り付け状態で構造体側上面係止部28に下方から当接して係合する係止片38aと、前記取り付け状態で構造体側上面係止部28の前端に前方から当接して係合するストッパ片38bと、を有する。
複数の肘当て側上面係止部38は、互いに略均等な前後幅H2を有し、かつ前後方向で略均等な間隔K2を空けて並設されている。各肘当て側上面係止部38の前後幅H2は、前後方向に並ぶ複数の構造体側上面係止部28間の間隔K1よりも小とされている。
図12、図13に示すように、複数の肘当て側上面係止部38は、肘当て部材31が肘掛け構造体21に対して概ね前記前後幅H2分だけ前方にずれた状態で、前後方向に並ぶ複数の構造体側上面係止部28間に入り込むことが可能であり、このとき、肘当て部材31の上面被覆部32の下面32aが上部杆22の上面22aに当接可能である。上面被覆部32の下面32aは、ベース体35の外周縁に外嵌した噛み込み部34dの外周側の下面であり、樋形状部27の開口端に沿う面とされている。なお、図示都合上、図12、図13では表装体34の図示を略す。
ベース上壁部35aの後端部の下方には、後端フランジ部47に形成された後端爪受け49に対して肘当て部材31の後方移動によって係合可能な後端爪36が突設されている。
ベース湾曲壁部35bには、一対の構造体側前面係止部29を挿入し係合させる一対の肘当て側前面係止部39が設けられている。一対の肘当て側前面係止部39は、前後方向に並ぶ構造体側上面係止部28間に肘当て側上面係止部38を入り込ませた状態では、一対の構造体側前面係止部29に対して前方に離間する。このため、肘当て側前面係止部39は、肘当て部材31の上面被覆部32の下面32aを上部杆22の上面22aに当接させる際の妨げにはならない。
そして、前後方向に並ぶ構造体側上面係止部28間に肘当て側上面係止部38を入り込ませ、肘当て部材31の上面被覆部32の下面32aを上部杆22の上面22aに当接させた当接配置状態とした際には、各肘当て側上面係止部38の係止片38aが対応する構造体側上面係止部28の前方で該構造体側上面係止部28の下方に進入可能な高さに配置される。各構造体側上面係止部28の前端部は、円弧形状および前上がりのテーパ面を有するガイド部28aとされ、各肘当て側上面係止部38を対応する構造体側上面係止部28に前方から係合しやすくしている。
前記当接配置状態から、上部杆22の上面22aに沿って肘当て部材31を後方に移動させると、各肘当て側上面係止部38の係止片38aが対応する構造体側上面係止部28の下方に係合する。このとき、各肘当て側上面係止部38のストッパ片38bが対応する構造体側上面係止部28の前端に当接するとともに、ベース体35の後端爪36が中間部材45の後端爪受け49に係合し、かつ前面被覆部33の後面33aが湾曲部25の前面23aに当接することで、肘当て部材31の後方移動が停止される。この停止位置が肘当て部材31の肘掛け構造体21への取り付け位置となる。前面被覆部33の後面33aは、ベース体35の外周縁に外嵌した噛み込み部34dの外周側の後面であり、樋形状部27の開口端に沿う面とされている。
湾曲部25においては、上部杆22の上面22aに沿って肘当て部材31を後方に移動させる際、一対の構造体側前面係止部29が一対の肘当て側前面係止部39に挿入されて係合する。これにより、肘当て部材31が肘掛け構造体21から前方へ離脱することが規制される。
肘当て部材31が肘掛け構造体21への取り付け位置まで後方移動すると、ベース体35の外周縁が表装体34の噛み込み部34dを介して樋形状部27の開口内に嵌合し、肘当て部材31の肘掛け構造体21への取り付けが完了する。
以上説明したように、上記実施形態における椅子1の肘掛け20では、椅子本体1Aに支持される肘掛け構造体21と、前記肘掛け構造体21に取り付けられる肘当て部材31と、を備え、前記肘掛け構造体21は、前後方向に延びる上部杆22と、該上部杆22の前部から下方へ延びる前部杆23と、を有し、前記肘当て部材31は、前記上部杆22の上面22aを覆う上面被覆部32と、該上面被覆部32の前部から下方へ延びて前記前部杆23の前面23aを覆う前面被覆部33と、を有し、前記上部杆22と前記上面被覆部32との間には、前記上面被覆部32が前記上部杆22の上面22aに沿って後方へ移動することで、該上面被覆部32を前記上部杆22への取り付け状態にする上面取り付け部41が設けられ、前記前部杆23と前記前面被覆部33との間には、前記前面被覆部33が前記上面被覆部32とともに前記上面22aに沿って後方へ移動することで、前記前面被覆部33を前記前部杆23への取り付け状態にする前面取り付け部42が設けられている。
この構成によれば、肘当て部材31が上部杆22の上面22aに沿って移動することのみにより、肘当て部材31の上面被覆部32および前面被覆部33が肘掛け構造体21に対して取り付け状態となるので、肘当て部材31の一側を取り付けた後に他側を取り付けるといった二動作を要する従来構成に対し、肘当て部材31の後方移動という一動作で肘当て部材31全体を取り付けることが可能となり、肘当て部材31の取り付け作業を容易にすることができる。
したがって、肘当て部材31を、上部杆22から前部杆23への移行部位にも容易に配設することができ、手指の広い範囲にかけて柔軟な感触(上部杆22および前部杆23とは異なる感触)を容易に与えることができる。
また、上記椅子の肘掛けでは、前記前部杆23および前記前面被覆部33は、前記上部杆22および前記上面被覆部32の各々の前端から下後方へ折り返すように設けられている。
この構成によれば、肘当て部材31に載せた手で肘掛け前端を握り込むような使い方をしても、手指の広い範囲にかけて柔軟な触感を与えることができる。これにより、肘掛けにより身体を預けやすくなり、疲れにくく使い勝手のよい肘掛けを構成することができる。
また、上記椅子の肘掛けでは、前記前部杆23は、前記上部杆22の前端から下後方へ折り返すように湾曲する湾曲部25を有し、前記前面被覆部33は、前記湾曲部25に沿うように湾曲している。
この構成によれば、肘当て部材31に載せた手で肘掛け前端を握り込みやすくなり、より疲れにくく使い勝手のよい肘掛けを構成することができる。
また、上記椅子の肘掛けでは、前記肘当て部材31は、肘置き面31aを形成する表装体34と、該表装体34を外装するとともに前記上面取り付け部41の肘当て側上面係止部38および前記前面取り付け部42の肘当て側前面係止部39を形成するベース体35と、を備えている。
この構成によれば、肘当て部材31の柔らかい触感と各取り付け部41,42の肘当て側係止部38,39の強度とを容易に両立させるとともに、各取り付け部41,42の肘当て側係止部38,39の成形を容易にすることができる。
また、上記椅子の肘掛けでは、前記肘掛け構造体21には、前記上面取り付け部41の構造体側上面係止部28および前記前面取り付け部42の構造体側前面係止部29を形成する中間部材45が取り付けられている。
この構成によれば、肘掛け構造体21とは別体の中間部材45により、各取り付け部41,42の構造体側係止部28,29を形成することができ、比較的大型の肘掛け構造体21の成形への影響を抑えることができる。
そして、上記実施形態の椅子1は、上記した椅子の肘掛けを備えているので、着座者の腕に柔軟な感触を付与できる椅子になるとともに、肘当て部材31の取り付けも堅牢なものとし、長期的に品質を維持することができる。
また、上記実施形態の椅子の肘掛けの製造方法は、椅子本体1Aに支持される肘掛け構造体21と、前記肘掛け構造体21に取り付けられる肘当て部材31と、を備え、前記肘掛け構造体21は、前後方向に延びる上部杆22と、該上部杆22の前部から下方へ延びる前部杆23と、を有し、前記肘当て部材31は、前記上部杆22の上面22aを覆う上面被覆部32と、該上面被覆部32の前部から下方へ延びて前記前部杆23の前面23aを覆う前面被覆部33と、を有し、前記上部杆22に前記上面被覆部32を載せるとともに前記前部杆23の前方に前記前面被覆部33を配置した状態の前記肘当て部材31を、前記上部杆22の上面22aに沿って後方へ移動させることで、前記上面被覆部32を前記上部杆22への取り付け状態にするとともに、前記前面被覆部33を前記前部杆23への取り付け状態にする工程を含んでいる。
この構成によれば、肘当て部材31が上部杆22の上面22aに沿って移動することのみにより、肘当て部材31の上面被覆部32および前面被覆部33が肘掛け構造体21に対して取り付け状態となるので、肘当て部材31の一側を取り付けた後に他側を取り付けるといった二動作を要する従来構成に対し、肘当て部材31の後方移動という一動作で肘当て部材31全体を取り付けることが可能となり、肘当て部材31の取り付け作業を容易にすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前部杆が湾曲部を有さず上部杆の前端から下方へ屈曲した形状をなし、この屈曲部を覆うように前記前面被覆部が設けられる構成であってもよい。前部杆が下後方へ延出せず鉛直下方または下前方へ延出する構成であってもよい。肘掛け構造体が枠状の一体形成品ではなく面材を含んだり適宜分割された構成であってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 椅子
1A 椅子本体
20 肘掛け
21 肘掛け構造体
22 上部杆
22a 上面
23 前部杆
23a 前面
25 湾曲部
28 構造体側上面係止部
29 構造体側前面係止部
31 肘当て部材
31a 肘置き面
32 上面被覆部
33 前面被覆部
34 表装体
35 ベース体
38 肘当て側上面係止部
39 肘当て側前面係止部
41 上面取り付け部
42 前面取り付け部
45 中間部材

Claims (7)

  1. 椅子本体に支持される肘掛け構造体と、前記肘掛け構造体に取り付けられる肘当て部材と、を備え、
    前記肘掛け構造体は、前後方向に延びる上部杆と、該上部杆の前部から下方へ延びる前部杆と、を有し、
    前記肘当て部材は、前記上部杆の上面を覆う上面被覆部と、該上面被覆部の前部から下方へ延びて前記前部杆の前面を覆う前面被覆部と、を有し、
    前記上部杆と前記上面被覆部との間には、前記上面被覆部が前記上部杆の上面に沿って後方へ移動することで、該上面被覆部を前記上部杆への取り付け状態にする上面取り付け部が設けられ、
    前記前部杆と前記前面被覆部との間には、前記前面被覆部が前記上面被覆部とともに前記上面に沿って後方へ移動することで、前記前面被覆部を前記前部杆への取り付け状態にする前面取り付け部が設けられ、
    前記肘掛け構造体には、前記上面取り付け部の構造体側上面係止部および前記前面取り付け部の構造体側前面係止部を形成する中間部材が取り付けられ、
    前記中間部材は、前記上部杆に形成されて前記上部杆の上面を開口端とする樋形状部樋形状部の内部に取り付けられ、
    前記上面取り付け部は、前記中間部材に設けられる構造体側上面係止部と、前記肘当て部材に設けられる肘当て側上面係止部と、を有し、
    前記肘当て側上面係止部は、前記構造体側上面係止部に下方から当接する、椅子の肘掛け。
  2. 前記中間部材の両側には、左右に張り出す左右一対の前記構造体側上面係止部が設けられ、
    前記肘当て側上面係止部は、前記構造体側上面係止部の左右外側から下方に回り込む鉤状に形成されている、請求項1に記載の椅子の肘掛け。
  3. 前記前部杆および前記前面被覆部は、前記上部杆および前記上面被覆部の各々の前端から下後方へ折り返すように設けられている、請求項1又は2に記載の椅子の肘掛け。
  4. 前記前部杆は、前記上部杆の前端から下後方へ折り返すように湾曲する湾曲部を有し、前記前面被覆部は、前記湾曲部に沿うように湾曲している、請求項3に記載の椅子の肘掛け。
  5. 前記上面取り付け部は、前記肘掛け構造体に設けられて上方に閉塞されるとともに前方に開放する前記構造体側上面係止部と、前記肘当て部材に設けられて前後方向に延在するとともに前記構造体側上面係止部の前方から該構造体側上面係止部の下方に入り込んで係合状態となる前記肘当て側上面係止部と、を備えている、請求項1から4の何れか一項に記載の椅子の肘掛け。
  6. 前記肘当て部材は、肘置き面を形成する表装体と、該表装体を外装するとともに前記上面取り付け部の肘当て側上面係止部および前記前面取り付け部の肘当て側前面係止部を形成するベース体と、を備えている、請求項1から5の何れか一項に記載の椅子の肘掛け。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の椅子の肘掛けを備えている、椅子。
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