JP4050576B2 - 椅子及びその肘掛け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子及びその肘掛け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
椅子の肘掛け装置は、一般に、座の左右側部に立ち上げた肘支柱と、着座した人の肘が載る肘当てとを備えており、肘当てを高さ調節したり角度調節したりできる可動式のものと、肘当てと肘支柱とが一体化した固定式のものとに大別される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
可動式肘掛け装置の場合、肘当ては、合成樹脂から成る剛体構造の肘本体にクッション材を張った構造のものが多く、固定式肘掛け装置の場合は、肘当ては合成樹脂の剛体構造になっていることが多い。
【0004】
いずれにしても、従来は、人の肘や腕に対する感触を緩和する役割は専らクッション材を設けることで対処しており、クッション材を設けずにクッション機能を発揮できる肘掛け装置は提供されていなかった。
【0005】
また、クッション材としては、スポンジやウレタンゴムのように加圧によって圧縮変形する素材が使用されているが、クッション材の圧縮変形量には限度があるため、快適な使い心地を得ることに限界があった。
【0006】
本発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、座の左右両側方に配置された肘支柱と、前記肘支柱に設けた肘当てとを備えた肘掛け装置において、前記肘当てを、着座した人が肘や腕を載せることによって撓み変形し得る形態にした。
【0008】
そして、前記肘当ては合成樹脂製の肘本体を備えており、この肘本体を、上部と下部とを備えていてこれら上部と下部との後部又は前部が自由端となるよう椅子の側面視で湾曲若しくは屈曲した形態と成すことにより、当該肘本体はその上部と下部との自由端部の間隔が狭まる状態に撓み変形すること許容されている。
【0009】
更に、肘本体のうち上部の自由端部を肘支柱にスライド不能に嵌合して下部の自由端部を肘支柱に対して上下スライド可能に嵌合するか、又は、肘本体のうち上部の自由端部を肘支柱にスライド自在に嵌合して下部の自由端部を肘支柱に対してスライド不能に固定するかしている。
【0010】
請求項の発明では、請求項において、前記肘当ては、前記肘本体と、肘本体における少なくとも上部の上面に重なった肘パットとから成っており、肘パットを、合成樹脂製の基板の表面にクッション材を張った構成として、基板を、肘本体における上部のうち肘支柱が嵌合して隠れている部分に下方から挿通したねじにより肘本体に固定している。本発明は、請求項1又は2に記載した肘掛け装置を備えた椅子も含んでいる。
【0011】
【発明の作用・効果】
請求項1のように構成すると、肘当ては、人の肘や腕が載ることによる下向きの押圧力によってその上面が沈むように撓み変形し、この撓み変形による緩衝作用により、人の肘や腕に対するクッション性が確保される。
【0012】
従って、仮にクッション材を設けていない肘当てであっても、硬い感触を緩和して肘当てを快適に使用することができる。そして、クッション材を設けていない肘当てを使用すると、クッション性を備えた肘当てでありながら、製造コストを抑制できると共に廃棄後の分別処理を簡単に行える。
【0013】
そして、肘本体は、上部及び下部の自由端部を支点とした片持ち梁状になるため、肘本体の上部には着座者の肘や腕による荷重がモーメントとして作用するが、肘本体の上部と下部とは肘支柱に取り付いているため、大きな荷重が掛かっても過度に変形し過ぎて破損することはない。従って、クッション材性を確保しつつ、肘支柱に対する取付け強度も保持できる。
【0014】
また、従来の固定式肘掛け装置は肘支柱と肘当てとの全体を樹脂で一体成形していることが殆どであったため、全体が専用品となって融通性に欠けていたが、本願発明のように肘当てを肘支柱とは別体の構成にすると、肘支柱は他の肘掛け装置と共用可能となるため、コスト抑制に一層寄与することが可能となる。
【0015】
請求項のように肘本体に肘パットを設けると、肘パットのクッション材が圧縮変形することによるフィット性と、肘本体及び肘パットが沈み込むように撓み変形することによる緩衝作用との相乗効果により、クッション性をより向上させて、肘当てを感触が良く使い心地が良いものとすることができる。
【0016】
ところで、肘当てを肘本体とその上面に装着した肘パットとよりなる構造にする場合は、肘パットを肘本体に固定する方法としては、例えば実公昭7−37552号公報に記載されているように、肘本体に下方から挿通したねじを肘パットにねじ込むことにより、肘パットを肘本体に固定していることが多い。
【0017】
しかし、着座した使用者は肘パットと肘本体とを手で握ることがままあり、このため、人の指で肘本体の下面を触ることがある。すると、ねじの頭が使用者の指に触れて使用者に違和感を与えることがあった。
【0018】
この点について、実用新案登録第2560041号には、肘本体の下面に、ねじの頭が隠れる座ぐり穴を空けることが記載されており、このようにするとねじの頭が人の指に触れることを防止できる。しかし、座ぐり穴に人の指が触れて違和感を覚えることは防止できていなかった。この点についてはカバーを設ければ良いと考えられるが、これでは構造が複雑化するという別の問題が生じる。
【0019】
これに対して本願請求項のように構成すると、肘パットの基板を肘本体に固定するためのねじ及びねじ挿通用貫通穴は、肘本体における上部のうち肘支柱に嵌合させるために隠れている部分に位置しているため、ねじの頭や貫通穴が露出することによって美感が悪化することや、ねじの頭や貫通穴に指先が触れることによって使用者に違和感を与えるといった不具合は全く生じない。
【0020】
換言すると、わざわざカバーを設けなくても、肘本体のうち肘支柱への取付け部を利用することにより、ねじ及びねじ挿通用貫通穴を隠すことができるのであり、その結果、部材点数の増大を招来することなく、美感及び感触の悪化を防止できるのである。
【0021】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
(1).第1実施形態(図1〜図4)
図1〜図4では第1実施形態を示している。このうち図1は右側面図、図2は正面図、図3は分離斜視図であり、椅子は、脚支柱(ガスシリンダ)を備えた脚1と、座2と、背もたれ3と、ヘッドレスト装置4と、肘掛け装置5とを備えている。
【0023】
脚支柱の上端にはベース6が固定されており、ベース6に中間部材7の前部が後退動可能に取付けられている。また、ベース6には左右一対の揺動フレーム8が後傾動自在に連結されており、揺動フレーム8に背もたれ3が取付けられている。
【0024】
座2は中間部材7に前後動可能に取付けられており、背もたれ3が後傾動すると、座2は後退しつつ後傾する(すなわち、座2と背もたれ3とがシンクロしている)。
【0025】
図3に示すように、中間部材7は翼状に形成されており、この中間部材7の左右両側部下面に肘掛け装置5を取付けるようになっている。図3の符号9は座板である。
【0026】
肘掛け装置5の詳細は図4に示されている。図4のうち(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(B)のC−C視図である。
【0027】
肘掛け装置5は、断面円形の金属パイプからなる肘支柱10と、これに上方から嵌め込み装着した肘当て11とを備えている。肘支柱10は、側面視でやや前傾姿勢になっている。肘支柱10の下端には横向き部10aを曲げ形成しており、この横向き部10aの先端に、中間部材7に下方から重なる取付板12を溶接等によって固着している。
【0028】
図3に示すように、前記中間部材7には、前記取付板12を締結するボルトが貫通する複数個(3個)の穴13が空いており、穴13を貫通したボルトを、中間部材7の後部に重なった補強板(図示せず)にねじ込むようになっている。もちろん、ボルトを中間部材7に直接ねじ込んで固定しても良い。
【0029】
本実施形態では、肘当て11は、ポリプロピレンのような合成樹脂を素材として製造された肘本体14のみからなっており、肘本体14は、上部14aと下部14bと両者を前端部において繋ぐ連接部14cとで側面視後ろ向き開口の略U字状(又は略つ字状)に形成されている。各部14a,14b,14cとも中実で平べったい断面形状になっている。このため、その両端が互いに接近するように容易に撓み変形し得る。なお、肘本体14はブロー成形法によって中空状に形成することも可能である。
【0030】
そして、上部14aの自由端部(後部)には下向き突部14dを形成し、これを肘支柱10の上端に嵌め込む一方、下部14bの自由端部(後部)端部には上下開口の筒状部14eを一体に形成し、これを肘支柱10にスライド可能に嵌め込んでいる。本例では、下向き突部14dはねじ15で肘支柱10に上下動不能に固定している(なお、下向き突部14dをボス状に形成して、これを肘支柱10の内部に嵌め込むことも可能である)。
【0031】
他方、筒状部14eには上下長手の長穴16を形成し、この長穴16を貫通して、ねじ17を肘支柱10にねじ込んでいる。ねじ17はガイドとストッパーとの機能を備えており、筒状部14eは固定されていない。
【0032】
本実施形態では、肘本体14の上部14aはその後部を支点とした片持ち梁状になっているため、着座した人が肘や腕を肘本体14に載せることによって下向きの荷重が作用すると、肘本体14は、その連接部14cが沈むような下向きの押圧作用を受ける。
【0033】
すると、筒状部14eが下向きにスライドすることにより、肘本体14の上部14aが曲がるように撓み変形することが許容され、この撓み変形により、人の肘や腕が当たるに際して緩衝作用が生じて、快適なクッション性を確保できる。本実施形態では、肘本体14の撓み変形は長穴16によって規制される。
【0034】
筒状部14eの下降下限を規制する規制手段としては、長穴16を設けることに代えて、肘支柱10のうち筒状部14eの下方にストッパー用ねじをねじ込んでも良い。また、長穴16に代えて下向きに切り開かれた長溝とすることも可能である。
【0035】
本実施形態のように肘支柱10が円形の場合は、長穴16を設けると、ねじ17が回り止めの機能を果たす利点がある。また、肘本体14に手をかけて持ち上げることがあるが、この場合に肘当て11が外れることをねじ15,17で阻止できる利点もある。
【0036】
(2).第2実施形態(図5)
図5に示すのは第1実施形態の変形例である第2実施形態であり、この実施形態では、肘本体14の筒状部14eは肘支柱10に対してねじ17で上下動不能に固定されている。
【0037】
他方、肘本体14の下向き突部14eは肘支柱10に対してスライド可能な状態に嵌め込んでおり、下向き突部14eに上下長手の長穴16を空けて、この長穴16を貫通して、ガイド及びストッパーを兼用するねじ15を肘支柱10にねじ込んでいる。
【0038】
この変形例では、肘本体14は、その上部14aが全体的に沈み込むような状態に撓み変形することになる。
【0039】
(3).第3実施形態(図6〜図7)
図6及び図7では、請求項3を具体化した第3実施形態を示している。図6のうち(A)は縦断側面図、(B)は(A)のB−B視断面図、図7は図6(A)の VII-VII視断面図である。
【0040】
本実施形態では、肘当て11は、第1及び第2実施形態と同様の形態の肘本体14と、肘本体14の上部14a及び連接部14cとを外側から包む肘パット18とから成っている。肘本体14は、その上部14aに設けた下向き突部14dを肘支柱10の上端に嵌め込んでねじ15で固定し、下部14bに設けた筒状部14eを肘支柱10にスライド自在に嵌めでいる。
【0041】
本実施形態では、第1実施形態のような筒状部14eのスライド量規制手段は設けておらず、肘本体14の曲げ応力と肘支柱10に対する摩擦抵抗とが下向き押圧力に均衡する状態まで筒状部14eはスライドする。筒状部14のスライドを容易ならしめるため、筒状部14eの内面のうち手前側でかつ下半部には、肘支柱10との間に隙間が空くように盗み部19を形成している。
【0042】
肘パット18は、肘本体14の上部14aと連接部14cとに重なる基板20と、その表面に張られたクッション材21と、クッション材21を包む表皮材22とから成っている。基板20はポリプロピレンのような合成樹脂からなっている一方、クッション材21はウレタンゴムような多孔質素材からなっており、表皮材22は皮革(人口又は天然)や布などからなっている。表皮材22として人口皮革を使用する場合、廃棄後の処理の点からはクロムを含有していないものが好ましい。
【0043】
肘パット18の基板20は、肘本体14の上部14a及び連接部14cを左右両側から包むように側板30aを備えており、表皮材22は、側板20aの内側に回り込んでいる。
【0044】
また、基板20の内面にはその長手方向に延びる多数条の縦リブ20b及び図示しない横リブが形成されており、最も外側に位置した縦リブ20bと側板20aとの間に、表皮材22の縁部を収納する空所形成されている。
【0045】
また、縦リブ20bの付け根に沿って刃物を走らせることにより(すなわち縦リブ20bを定規代わりに使用することにより)、表皮材22の縁部を綺麗にカットしている。なお、表皮材22の縁部は基板20に接着剤で接着したり、超音波等の各種溶着法によって溶着したりしている。側板20aや縦リブ20bは、基板20及び肘本体14の撓み変形を阻害しない程度の突出寸法としている。
【0046】
肘パット18における基板20のうち肘本体14の下向き突部14dと重なる部位には、肘支柱10と平行(同心状)に延びる下向き筒部23を一体に設けている一方、肘本体14における上部14aの後部には、前記下向き筒部23がきっちり嵌まると共に下向き突部14dの内部と連通する段付きの貫通穴(ねじ挿通穴)24を設けて、貫通穴24に下方から挿入したねじ25を下向き筒部23にねじ込み、これにより、肘パット18をその後部において肘本体14に固定している。
【0047】
また、基板20のうち前端部に後ろ向きの係合突起26を設ける一方、肘本体14の連接部14cには前記係合突起26が嵌まる前向き開口の係合穴27を設けて、これら係合突起26と係合穴27との嵌め合わせにより、肘パット18の前部を肘本体14から離反不能に保持している。
【0048】
肘パット18の基板20は、感圧性や速乾性等の接着剤28によっても肘本体14に固定されている。ねじ25及び係合突起26のみによる固定としたり、接着剤28のみによる固定としたりすることも可能である。なお、係合突起26及び係合穴27の対は複数対設けても良いし、係合突起26を肘本体14に設けて係合穴27を基板20に設けても良い。
【0049】
この第3実施形態では、肘パット18の存在により、使用者の肘や腕に対してフィット性を与えることができるため、より快適である。また、肘パット18を後部で固定するためのねじ25及び貫通穴24は、肘本体14における下向き筒部14dの中空部内に隠れていて外側に露出することはないため、美感において優れると共に、使用者の手がねじ25の頭や貫通穴24に触れることによる不快感を生じることは全くない。
【0050】
そして、肘パット18の前部は係合突起26と係合穴27との嵌合によって肘本体14から離反不能に保持されているため、1本のねじ25だけで、肘パット18を肘本体14に対して脱落不能に取り付けることができるのである。また、係合穴27は肘パット18の方向にだけ開口していて肘本体14の内周面には開口しておらず、係合突起26と係合穴27とが外部に露出することはないため、美感の悪化を防止できると共に人の手が触れて違和感を感じるようなことも皆無となる。
【0051】
本実施形態のように、肘パット18における基板20の後部に設けた下向き突起23にねじ25をねじ込む構造にすると、基板20は薄くしたままでねじ25の引っ掛かり寸法を大きくできるため、基板20が容易に撓み変形する状態を保持しつつ、基板20を肘本体14にしっかりとねじ止めできる利点がある。なお、下向き突起25は肘パット18を位置決めする機能も備えている。
【0052】
本実施形態では、肘支柱10を肘本体14における下向き突部14dの中空部内に挿入しているが、肘支柱10の少なくとも上部を中空状に形成している場合は、肘本体14の上部14aに下向きのボス部を形成して、これに肘支柱10の上部を外から嵌め込んでも良いのであり、この場合は、ねじ25はボス部に下方から挿入すれば良いのであり、この場合も、ねじ25は外部に全く露出しない。
【0053】
(4).第4実施形態(図8)
図8では、第4実施形態を示している。(A)は要部の縦断側面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。この実施形態は肘パット18の基板20をねじで固定することに代えて、ワンタッチ的に装着できる取り付け手段として、基板20に下向き突設した係合爪29を、その弾性に抗しての変形を利用して貫通穴24の大径部24aに係合させている。
【0054】
この実施形態では、肘パット18の取り付けをねじ止めよりも簡単に行える。なお、基板20に係合穴を形成して、肘本体14に係合爪を形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る椅子の正面図である。
【図2】右側面図である。
【図3】ベースと中間部材と座板との分離斜視図である。
【図4】肘掛け装置の縦断側面図である。
【図5】第2実施形態を示す図である。
【図6】第実施形態を示す図である。
【図7】図6の VII-VII視断面図である。
【図8】第実施形態を示す図である。
【符号の簡単な説明】
2 座
3 背もたれ
5 肘掛け装置
7 中間部材
10 肘支柱
11 肘当て
14 肘本体
14a 肘本体の上部
14b 肘本体の下部
16 長穴
18 肘パット
20 基板
21 クッション材
23 下向き筒部
24 貫通穴
26 係合突起
27 係合穴

Claims (3)

  1. 座の左右両側方に配置された肘支柱と、前記肘支柱に設けた肘当てとを備えており、前記肘当てを、着座した人が肘や腕を載せることによって撓み変形し得る形態としている、
    という肘掛け装置であって、
    前記肘当ては合成樹脂製の肘本体を備えており、この肘本体を、上部と下部とを備えていてこれら上部と下部との後部又は前部が自由端となるよう椅子の側面視で湾曲若しくは屈曲した形態と成すことにより、当該肘本体はその上部と下部との自由端部の間隔が狭まる状態に撓み変形することが許容されており、
    前記肘本体のうち上部の自由端部を肘支柱にスライド不能に嵌合して下部の自由端部を肘支柱に対して上下スライド可能に嵌合するか、又は、肘本体のうち上部の自由端部を肘支柱にスライド自在に嵌合して下部の自由端部を肘支柱に対してスライド不能に嵌合するかしている、
    椅子の肘掛け装置。
  2. 前記肘当ては、前記肘本体と、前記肘本体における少なくとも上部の上面に重なった肘パットとから成っており、
    前記肘パットは合成樹脂製の基板の表面にクッション材を張った構成であり、前記肘パットの基板を、肘本体における上部のうち肘支柱が嵌合して隠れている部分に下方から挿通したねじにより肘本体に固定している、
    請求項1に記載した椅子の肘掛け装置。
  3. 請求項1又は2に記載した肘掛け装置を備えている椅子。
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