JP2018038470A - 装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】腕時計等の装身具において、バネ棒が通されるバンドの端部に複雑な形状の切欠きを形成することなく、バネ棒の飛び出しを防止又は抑制する。【解決手段】腕時計1は、ケース31と、ピン部材32,33と、コイルばね35と、軸方向L1に沿って移動可能とされた操作部34と、を有するバネ棒30と、バネ棒30が配置される挿通孔21aと、バネ棒30の操作部34を、移動可能の範囲での移動を許容する切欠き21cと、が形成されたブレスレット20と、挿通孔21aに配置されたバネ棒30のピン部材32,33がそれぞれ嵌め合わされる嵌合孔12a,12aを有する腕時計本体10と、を備え、切欠き21cは挿通孔21aに配置されたバネ棒30の軸方向L1に対して傾いた方向L2に延びている。【選択図】図5

Description

本発明は、腕時計等の装身具に関する。
腕時計は、腕時計本体にバンドが連結されている。腕時計は、バンドが腕に巻き付けられることによって、腕に装着される。ここで、腕時計本体とバンドはバネ棒によって連結されている。バネ棒は、全体として棒状に形成されていて、長さ方向である軸方向に伸縮するように構成されている。具体的には、バネ棒の両端にそれぞれ、先端にピンが形成されたピン部材が配置されていて、各ピン部材は、2つのピン部材の間に配置されたコイルばねによって軸方向の外側に押し付けられた状態となっている。ピン部材及びコイルばねは、円筒状のケースに収容されている。そして、コイルばねを縮めることで、ピン部材が軸方向の中央部側に移動可能となり長さが短くなる。
一方、腕時計本体のケースには、外方に突き出したラグが形成されている。ラグは2つで1対のバンド取り付け部となり、腕時計では2対のバンド取り付け部を有している。対となる2つのラグが互いに向き合う面にはそれぞれ、バネ棒のピン部材のピンが挿入される孔が形成されている。そして、バンドの各端部に設けられたエンド部(エンドピース)に、バンドの幅方向に通されたバネ棒の各ピンが、それぞれ対応するラグの孔に挿入されることで、バンドと腕時計本体とが連結される。
バンドと腕時計本体とが連結された状態から、バネ棒のコイルばねを縮めることでピンを嵌合孔から抜くと、バンドを腕時計本体から取り外すことができる。ここで、ピン部材には、コイルばねを縮めるための手がかりとなる引っ掛け部が形成されているが、細い工具などを引っ掛けるための部分であるため非常に小さく形成されている。そのため、工具でコイルばねを縮め、一方のピンが嵌合孔から抜けた状態のとき、工具がその引っ掛け部から誤って外れて(離れて)しまうと、縮んでいたコイルばねの弾性力がピンに作用してピンが元の状態に飛び出し、ケースに対するピンの相対移動が停止した時点で、ピンの運動エネルギがバネ棒全体の運動を誘起し、バネ棒がエンド部から勢いよく飛び出してしまうことが起こり得る。
そこで、引っ掛け部を円筒状のケースの外周面から突出させて指でも操作することが可能な操作部を設けたものがある。また、バンドのエンド部には、挿通孔に配置された操作部を露出させるとともに、操作部の移動可能の範囲に対応して操作部の移動を許容する案内用の切欠きが形成されている。
ここで、コイルばねを縮めた状態に維持できるように、エンド部には、コイルばねの伸縮に対応して操作部が通過する軸方向に延びた切欠きと、操作部の軸方向への移動を制限した周方向に分岐した切欠きと、を形成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭57−052817号公報
しかし、特許文献1に記載されたバンドのエンド部に形成された複雑な形状の切欠きを実際に製造するのは難しい。なお、この問題は、バンドと腕時計本体とをバネ棒で連結した腕時計にのみ生じる問題ではなく、バンドとこのバンドが連結される被バンド連結体とをバネ棒で連結したアクセサリ等の装身具においても同様に生じる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、バネ棒が通されるバンドの端部に複雑な形状の切欠きを形成することなく、バネ棒の飛び出しを防止又は抑制することができる腕時計等の装身具を提供することを目的とする。
本発明は、筒状のケースと、前記ケースの内部で、前記ケースの軸方向の両端に配置されたピン部材と、前記ケースの内部に配置され、前記ピン部材を前記軸方向の外側に押圧する弾性部材と、前記ケースの外周面の外側に突出し、前記ピン部材を前記弾性部材の押圧に抗して前記軸方向の内側に向けて変位させる移動操作が可能とされた操作部とを有するバネ棒と、前記バネ棒が配置される、幅方向に沿って延びた挿通孔と、前記挿通孔に配置された前記バネ棒の前記操作部を、前記挿通孔の一方の端部を開放端として前記操作部の移動可能の範囲での移動を許容するように突出させる案内用の切欠きとが形成されたバンドと、前記挿通孔に配置された前記バネ棒の前記ピン部材がそれぞれ嵌め合わされる嵌合孔を有する被バンド連結体と、を備え、前記ピン部材を前記軸方向の内側に向けて変位させた状態の前記操作部が、前記ピン部材を変位させていない状態を経て前記開放端に移動するまでの範囲で、前記操作部が前記切欠きによって形成された壁面の少なくとも一部に接触するように、前記切欠きは前記挿通孔に配置された前記バネ棒の前記軸方向に対して傾いた方向に延びている装身具である。
本発明に係る装身具によれば、バネ棒が通されるバンドの端部に複雑な形状の切欠きを形成することなく、バネ棒の飛び出しを防止又は抑制することができる。
本発明に係る装身具の一実施形態である腕時計の裏面側(文字板とは反対の裏蓋側)を示す平面図である。 バネ棒を表す斜視図である。 図2に示したバネ棒の、操作部を含む鉛直面による断面を示す断面図である。 腕時計本体に形成されたラグ、バンドのエンドピース及びバネ棒の関係を示す、軸方向に沿った縦断面図である。 エンドピースに形成された切欠きと操作部との関係を示す平面図である。 図5におけるI−I線に沿った断面を拡大した断面図である。 バネ棒の操作部をバネ棒の軸方向に沿って中央部側に移動させた状態を示す、図5相当の平面図である。 切欠きによって形成された互いに対向する2つの壁面が互いに平行でない例を示す図5相当の平面図である。 切欠きによって形成された互いに対向する2つの壁面がそれぞれ屈曲した2つの平面で形成された例を示す図5相当の平面図である。 切欠きが、軸方向よりも、挿通孔の端部に近づくにしたがって腕時計本体から遠ざかる向きの方向に傾いて形成されたエンドピースの例を示す図5相当の平面図である。
以下、本発明に係る装身具の実施形態について、図面を参照して説明する。
<腕時計の全体構成>
図1は、本発明に係る装身具の一実施形態である腕時計1の裏面側(文字板とは反対の裏蓋側)を示す平面図である。図示の腕時計1は、主に女性向けの腕時計である。腕時計1は、腕時計本体10(被バンド連結体の一例)と、金属製のブレスレット20(バンドの一例)と、バネ棒30と、を備え、腕時計本体10とブレスレット20とがバネ棒30によって連結されている。
(バネ棒)
図2は、バネ棒30を表す斜視図であり、図3は、図2に示したバネ棒30の、操作部34を含む鉛直面による断面を示す断面図である。図示のバネ棒30は、ケース31と、ピン部材32,33と、コイルばね35(弾性部材の一例)と、操作部34と、を有している。ケース31は、図2に示すように、円筒形状であり、両端は絞られている。このため、両端の開口の直径は両端以外の内径よりも小さい。また、ケース31の周壁の一部には、後述する操作部34をケース31の外側に突出させて、操作部34をケース31の円筒形状の軸方向L1に沿って移動可能とさせる開口としてスライド窓31aが形成されている。
2つのピン部材32,33は、ケース31の内部で、ケース31の軸方向L1の両端に配置されている。一方のピン部材32は、図3に示すように、ケース31の絞られた端部よりも直径が大きく形成された鍔部32bが形成されていて、ケース31の内部を軸方向L1に沿って移動可能であるが、鍔部32bがケース31の端部に引っ掛かることでケース31に保持されている。また、鍔部32bには、ケース31の軸方向L1の中央部側から、コイルばね35が接触していて、コイルばね35から軸方向L1の外側に押圧されている。ピン部材32は、開口よりも小さい直径で円柱状に形成され、鍔部32bよりも軸方向L1の外側に形成されてケース31から突出したピン32aを有している。
他方のピン部材33は、ケース31の絞られた端部よりも直径が大きく形成された円柱部33bが形成されていて、ケース31の内部を軸方向L1に沿って移動可能であるが、円柱部33bがケース31の端部に引っ掛かる。また、円柱部33bには、ケース31の軸方向L1の中央部側から、コイルばね35が接触していて、コイルばね35から軸方向L1の外側に押圧されている。ピン部材33は、開口よりも小さい直径で円柱状に形成され、円柱部33bよりも軸方向L1の外側に形成されてケース31から突出したピン33aを有している。
コイルばね35は、ピン部材32,33と同様にケース31の内部であって、ピン部材32とピン部材33との間に配置されている。コイルばね35の自然長は、ケース31の内部においてピン部材32,33間に配置されているときの長さよりも長い。したがって、コイルばね35は、弾性力により、ピン部材32,33をそれぞれ軸方向L1の外側(端部側)に押圧している。
操作部34は、一方のピン部材33と一体的に形成されている。具体的には、図3に示すように、ピン部材33の円柱部33bから円柱部33bの半径方向の外側に突出して形成されている。操作部34は、先端側の頭部34aと、頭部34aより内側で円柱部33bに接合した首部34bとにより構成されている。頭部34aは首部34bよりも大きく形成されていて、手の指を掛けて軸方向L1に沿って荷重を掛けることができる大きさとなっている。
また、操作部34の首部34bは、ケース31のスライド窓31aを貫通していて、頭部34aをケース31の外周面の外側に露出させている。操作部34は、スライド窓31aの範囲で軸方向L1に沿って移動可能であり、操作部34の頭部34aに指等を掛けて、スライド窓31aの範囲で軸方向L1の中央部側に向けた荷重を掛けることで、操作部34が接合されたピン部材33を、コイルばね35の弾性力に抗して、軸方向L1の内側(中央部側)に向けて変位させることができる。
(腕時計本体)
図4は、腕時計本体10に形成されたラグ12、ブレスレット20のエンドピース21及びバネ棒30の関係を示す、軸方向L1に沿った縦断面図、図5は、エンドピース21に形成された切欠き21cと操作部34との関係を示す平面図、図6は、図5におけるI−I線に沿った断面を拡大した断面図である。
腕時計本体10は、ケース11及び風防ガラスで囲まれた内部に、ムーブメント、文字板及び指針等を収容している。ケース11には、図1に示すように、外方に突き出した4つのラグ12が形成されている。ラグ12は2つで1対のバンド取り付け部を構成し、腕時計1は2対のバンド取り付け部を有している。図4に示すように、対となる2つのラグ12,12が互いに向き合う面12p,12pにはそれぞれ、バネ棒30のピン部材32のピン32a及びピン部材33のピン33aがそれぞれ嵌め合わされる嵌合孔12a,12aが形成されている。
向き合う面12p,12p間の寸法は、バネ棒30のケース31の長さよりも長いが、操作部34に荷重を作用させない状態での、バネ棒30の全体の寸法(ピン部材32,33の軸方向L1に沿った最も外側の面の間の寸法)よりも短い。したがって、操作部34に荷重を作用させない状態では、バネ棒30のピン32a及びピン33aがそれぞれ嵌合孔12a,12aに挿入された状態となるため、バネ棒30は1対のバンド取り付け部に保持される。
一方、操作部34に、スライド窓31aの範囲で軸方向L1の中央部側に向けた荷重を作用させて、ピン部材33を軸方向L1の中央部側に最も変位させた状態では、操作部34と一体のピン部材33のピン33aが、ラグ12の嵌合孔12aから抜けた状態となる。したがって、ピン33aが嵌合孔12aから抜けた状態で、ピン33aをラグ12の向き合う面12pから退避させるようにバネ棒30を傾けることで、他方のピン部材32のピン32aも、ラグ12の嵌合孔12aから抜くことができ、バネ棒30は1対のバンド取り付け部に保持されない状態となる。
なお、本実施形態の腕時計1は、2つの嵌合孔12a,12aが、向き合う面12p,12pとは反対側の面まで貫通しているが、これは、嵌合孔12a,12aを穿孔して形成する場合の製造の容易化のためである。したがって、各嵌合孔12a,12aは、向き合う面12p,12pとは反対側の面まで貫通していなくてもよい。
(ブレスレット)
ブレスレット20は、金属製であり、帯状の両端にそれぞれエンドピース21を備えている。各エンドピース21には、図4に示すように、ブレスレット20の幅方向(ブレスレット20の長さ方向に直交する方向)に沿って延びた、バネ棒30が配置される挿通孔21aが形成されている。また、エンドピース21には、ブレスレット20の、エンドピース21に隣接する他のピースに連結するための連結棒が通される他の挿通孔21bも形成されている。
エンドピース21は、幅が、1対のラグ12,12の向き合う面12p,12p間の寸法よりも僅かに狭く形成されていて、挿通孔21aにバネ棒30が配置された状態においては、エンドピース21の幅の外側に、挿通孔21aに配置されたバネ棒30の両端のピン32a,33aだけが突出した状態となる。
また、エンドピース21には、図5に示すように、挿通孔21aに配置されたバネ棒30の操作部34を、操作部34の移動可能の範囲での移動を許容するように突出させる案内用の切欠き21cが形成されている。この切欠き21cは、エンドピース21の幅方向の一方の側面まで達して、端部は側面に開口した開放端21hを形成している。
また、この切欠き21cは、ピン部材33を軸方向L1の中央部側(内側)に向けて変位させた状態の操作部34が、ピン部材33を変位させていない状態を経て開放端21hに移動するまでの範囲で、操作部34が切欠き21cによって形成されたエンドピース21に形成された壁面21dの少なくとも一部に接触するように形成されている。切欠き21cは、例えば、ピン部材33を軸方向L1に沿って中央部側に向けて変位させた状態から、ピン部材33を変位させていない状態に戻る前の範囲で、操作部34が壁面21dに接触するように、形成することができる。この場合、具体的には、切欠き21cは、エンドピース21の挿通孔21aに配置されたバネ棒30の軸方向L1に対して角度θ(θ≠0)[度]だけ傾いた方向L2に延びたように形成することができる。
この角度θは、例えば2.5[度]であるが、この角度に限定されるものではない。すなわち、壁面21dに接触する操作部34を、軸方向L1の中央部側(内側)に向けて移動させることができる範囲であれば、2.5[度]を超える角度であってもよい。ただし、角度θが過剰に大きいと、操作部34を、軸方向L1の中央部側(内側)に向けて移動させる際の抵抗が大きくなって操作がしにくくなったり、操作部34から指を離した後に、コイルばね35の弾性力だけで操作部34が元の位置に戻らなかったりすることが起こり得る。このため、角度θは、そのような問題が生じない範囲で設定するのが好ましく、例えば2〜5[度]の範囲、より好ましくは2〜3[度]の範囲が適切である。
なお、切欠き21cによって形成された互いに対向する2つの壁面21d,21eは平行に形成されていて、これら2つの壁面21d,21e間の寸法は、図6に示すように、操作部34の首部34bの太さよりも広く、かつ頭部34aの太さよりも狭く設定されている。
壁面21eは、軸方向L1に対して角度θだけ傾いているため、操作部34を軸方向L1に沿って中央部側に向けて変位させる際、仮に、操作部34を壁面21e側に押し付けながら操作しても、操作部34が壁面21eの一部に接触して、操作部34を角度θの方向に案内する。これにより、操作部34が軸方向L1の中央部側に変位された状態のとき、操作部34は軸方向L1に対して壁面21d側に寄せられた状態となり、軸方向L1の中央部側に変位した操作部34から手を離し、コイルばね35の弾性力により操作部34が変位前の位置を経て開放端21hに移動するまでの間で、より確実に操作部34を壁面21dに接触させることができる。
また、本実施形態の腕時計1における切欠き21cによって形成された互いに対向する2つの壁面21d,21eは平行であるが、これら2つの壁面21d,21eは平行でなくてもよい。
<作用>
図7は、バネ棒30の操作部34をバネ棒30の軸方向L1に沿って中央部側に移動させた状態を示す、図5相当の平面図である。以上のように構成された腕時計1によれば、ブレスレット20のエンドピース21が腕時計本体10のラグ12,12にバネ棒30によって連結されている状態(図5参照)から、ブレスレット20を取り外すときは、図7に示すように、バネ棒30の操作部34(特に頭部34a)に指を掛けて、コイルばね35の弾性力に抗して、操作部34をバネ棒30の軸方向L1に沿って中央部側に移動させる。このとき、操作部34と一体のピン部材33のピン33aは、図示右側のラグ12の嵌合孔12a(図4参照)から抜けた状態となっている。
この状態で、ピン33aが、ラグ12の向き合う面12pから退避するようにエンドピース21の傾きを調整することで、エンドピース21の幅方向の一方の端部をバンド取り付け部である2つのラグ12,12の間から退避させる。なお、この状態では、他方のピン部材32のピン32aはラグ12の嵌合孔12aに挿入されたままの状態である。
ここで、操作部34に掛けていた指を操作部34から離すと、操作部34は、ピン部材33に作用しているコイルばね35の弾性力により、バネ棒30の軸方向L1に沿ってスライド窓31aの範囲で外側(ピン部材33の側の外側)に、ケース31に対して相対的に変位する。首部34bがスライド窓31aの端に到達してケース31に当たると、ケース31に対する操作部34及びピン部材33の相対移動は停止するが、操作部34及びピン部材33の運動エネルギがバネ棒30の全体に作用し、バネ棒30が軸方向L1に沿ってエンドピース21の挿通孔21aから飛び出すように動く。
バネ棒30がエンドピース21の挿通孔21aから飛び出すとき、操作部34は、エンドピース21に形成された切欠き21cを通過するが、図5に示すように、バネ棒30の移動方向が軸方向L1であるのに対して、切欠き21cは軸方向L1に対して角度θだけ傾いた方向L2に沿って延びている。したがって、バネ棒30が挿通孔21aから飛び出そうとするとき、軸方向L1に沿って移動する操作部34の、主に頭部34aの下部が、切欠き21cにより形成された壁面21dに接触する。この接触によって発生する摩擦力により、バネ棒30の運動エネルギが減少し、挿通孔21aから飛び出すバネ棒30の速度が小さくなり、又はバネ棒30の飛び出しが抑制される。
このように、本実施形態の腕時計1によると、バネ棒30が通されるブレスレット20のエンドピース21に複雑な形状の切欠きを形成することなく、すなわち、エンドピースに従来より形成されていた切欠きを、バネ棒30の軸方向L1に対して僅かに傾いた方向L2に変えただけの構造により、バネ棒30の飛び出しを有効に防止又は抑制することができる。
また、本実施形態の腕時計1は、エンドピース21に形成された切欠き21cが、この切欠き21cによって形成される2つの互いに対向する壁面21d,21eが互いに平行であるため、旋削等の加工によって簡単に形成することができる。
本発明における切欠きは、切欠きによって形成される互いに対向する2つの壁面が平行であるものに限定されない。図8は、切欠き21cによって形成された互いに対向する2つの壁面21d,21eが互いに平行でない例を示す図5相当の平面図である。
図8に示したエンドピース21の切欠き21cは、切欠き21cの端部(開放端21h)に向かうにしたがって、バネ棒30の軸心に近づく側の壁面21dは図5に示した実施形態の切欠き21cと同じであるが、図5に示した実施形態では、切欠き21cの端部(開放端21h)に向かうにしたがって、バネ棒30の軸心から遠ざかる側であった壁面21eは、本実施形態では、バネ棒30の軸心から遠ざからずに、バネ棒30の軸方向L1と平行な方向L3に沿って延びている。切欠き21cがこのような壁面21d,21eを形成するものであっても、軸方向L1の外側に向かって移動する操作部34を壁面21dに接触させることができ、上述した実施形態の腕時計1と同様の効果を発揮する。
なお、図8に示した実施形態は、切欠き21cの開放端21hにおける壁面21d,21e間の寸法(幅)と、これらの壁面21d,21eに挟まれた操作部34の部位との隙間を狭めることで、より確実に操作部34を壁面21dに接触させることが可能である。
本発明における切欠きは、切欠きによって形成される互いに対向する2つの壁面がそれぞれ単一の平面で形成されているものに限定されない。図9は、切欠き21cによって形成された互いに対向する2つの壁面がそれぞれ屈曲した2つの平面で形成された例を示す図5相当の平面図である。
図9に示したエンドピース21の切欠き21cは、切欠き21cの開放端21h側で、バネ棒30の軸方向L1に対して傾いた方向L2に平行な2つの壁面21d,21eを形成し、切欠き21cの開放されていない端部側で、バネ棒30の軸方向L1に平行な方向L4に沿って延びた2つの壁面21f,21gを形成している。切欠き21cがこのように、互いに対向する2つの壁面として、それぞれ屈曲した2つの平面(壁面21d,21f及び壁面21e,21g)を形成するものであっても、軸方向L1の外側に向かって移動する操作部34を壁面21dに接触させることができ、上述した実施形態の腕時計1と同様の効果を発揮する。
なお、図9に示した例の変形例として、切欠き21cで形成される壁面として、2つの平面で形成するのではなく、曲面で形成したものであってもよい。例えば、壁面21f,21gは、軸方向L1に沿った中央部側から開放端21hに向かうにしたがって、小さな曲率で曲がる曲面で形成してもよい。
また、本実施形態の腕時計1は、エンドピース21に形成された切欠き21cが、軸方向L1よりも、挿通孔21aの端部に近づくにしたがって腕時計本体10に近づく向きの方向L2に傾いている。切欠き21cは、腕時計1を腕に装着した状態で、内側に向いた面に形成されているため、腕への装着状態では、切欠き21cは、配置が裏側であると同時にラグ12で隠されるため、人目に付きにくい。しかし、配置が裏側であっても、切欠き21cの端部は開口しているため、ラグ12の先端に近づくと、エンドピース21の回転位置によっては、切欠き21cの開放端21hがラグ12から腕時計本体10とは反対側にはみ出して、外部の側方から見え易くなる。
本実施形態の腕時計1における切欠き21cは、上述した通りの傾きであるため、切欠き21cの端部の開放端21hはラグ12の根元に近づくため、切欠き21cの開放端21hがラグ12の先端に近づくものよりも、開放端21hが外部の側方から見えにくくなっている。したがって、本実施形態の腕時計1は、切欠き21cが外観品質に与える影響を低くすることができる。
図10は、切欠き21cが、軸方向L1よりも、挿通孔21aの端部に近づくにしたがって腕時計本体10から遠ざかる向きの方向L5に傾いて形成されたエンドピース21の例を示す図5相当の平面図である。図10に示した切欠き21cが形成されたエンドピース21を有する実施形態の腕時計1は、上述したように、図5に示したエンドピース21を有する実施形態の腕時計1に比べて、切欠き21cの端部の開放端21hが外部の側方から見え易くなる可能性はあるが、切欠き21cによって形成された壁面21eに操作部34が接触して、バネ棒30の飛び出しを有効に防止又は抑制することができ、本発明に係る装身具の一例とすることができる。
本実施形態の腕時計1は、図1に示すように腕時計1を裏側にして腕時計本体10に対してエンドピース21を上側に配置した状態で、切欠き21cが、図5に示すように、エンドピース21の幅方向における右側に、開放端21hが形成されているが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、図5のエンドピース21とは左右対称で、エンドピース21の幅方向における左側に、開放端21hが形成されている切欠きであってもよい。
本実施形態の腕時計1は、図1に示すように、ラグ12に、チャーム(小アクセサリ)19が付加されている。チャーム19は、飾り19aと飾り19aに付加されたリング19bとを備えていて、リング19bにラグ12を通し、ラグ12にブレスレット20のエンドピース21を連結した状態で、チャーム19が腕時計1に保持される。そして、このように保持されたチャーム19を他の種類のチャームに交換する場合、上述した要領で、ラグ12からエンドピース21を取り外すことが必要となる。したがって、このようにラグ12に、交換可能のチャーム19が保持された腕時計1では、エンドピース21を着脱する機会が多くなり、上述した効果が発揮される機会が増えて、より効果的である。
なお、ラグ12の向き合う面12p,12p付近の背面(腕時計1の裏側に対応した面)は、図1に示すように、向き合う面12p,12pに対して傾斜した傾斜部12q,12qが形成されているが、図5では、この傾斜部12q,12qを省略して示している。この傾斜部12q,12qは、エンドピース21の挿通孔21aにバネ棒30が挿通されてピン32a,33aが挿通孔21aからそれぞれ突出した状態で、腕時計1の裏面側からラグ12,12の間にエンドピース21を挿入する場合に、バネ棒30を縮めながらピン32a,33aをラグ21の挿通孔21a,21aに案内するように形成されている。
なお、ラグ12は、先端部よりも根元側が細くなって括れた形状となっており、これにより、ラグ12とケース11の本体部分(ムーブメント等を収容した筒状の部分)とエンドピース21とで囲まれた空間のうち、チャーム19のリング19bが動く範囲の空間を広くすることができる。これにより、リング19bを動きやすくし、チャーム19を動かし易くすることができる。
上述した実施形態の腕時計1は、操作部34を、エンドピース21の切欠き21cによって形成された壁面21dで接触させるものであるが、操作部34が実際に接触するのは壁面21dの全面に接触(面接触)するのではなく線状に接触(線接触)するため、切欠き21cによって形成される壁面は、操作部34に接触する部分が線状に形成されていてもよい。
本実施形態におけるバネ棒30は、操作部34が接合されていない側のピン部材32が、ケース31とは別体の構成であるが、ピン部材32はケース31に対して相対移動するものでなくてもよく、例えば、ケース31の一部がピン32aとして形成されていてもよい。
なお、実施形態の腕時計1は、操作部34のみが切欠き21cによって形成された壁面21dに接触するものであるが、挿通孔21aの内径と、バネ棒30のケース31の外径と、傾いた方向L2の角度θとを調整することで、バネ棒30のケース31の外周面のうち、切欠き21cの開口した端部の側に対応した部分をも、壁面21dに接触させるようにしてもよい。例えば、図6において、壁面21dの下端部を、この下端部に隣接するケース31の外周面に接触させるような寸法関係に設定することも可能である。
実施形態の腕時計1は、バンドの一例として金属製のブレスレット20を適用したものであるが、本発明に係るバンドは、端部であるエンドピースが金属や樹脂、鉱石等の剛体であればよく、エンドピースを除いた他の帯状の部分は皮革、布、ゴム等の軟らかいものであってもよい。
本実施形態は、本発明に係る装身具の一例として腕時計を適用したものであるが、本発明に係る装身具は、腕時計に限定されるものではなく、時計以外の、例えば、ケース11内にムーブメントの代わりに貴石他の装飾部材が配置された腕時計型のブレスレットなどの装身具にも適用することができる。
1 腕時計
10 腕時計本体
12 ラグ
21 エンドピース
21a 挿通孔
21c 切欠き
21d 壁面
21e 壁面
30 バネ棒
31 ケース
31a スライド窓
33 ピン部材
33a ピン
34 操作部
34a 頭部
34b 首部
35 コイルばね
L1 軸方向
L2 方向

Claims (4)

  1. 筒状のケースと、前記ケースの内部で、前記ケースの軸方向の両端に配置されたピン部材と、前記ケースの内部に配置され、前記ピン部材を前記軸方向の外側に押圧する弾性部材と、前記ケースの外周面の外側に突出し、前記ピン部材を前記弾性部材の押圧に抗して前記軸方向の内側に向けて変位させる移動操作が可能とされた操作部と、を有するバネ棒と、
    前記バネ棒が配置される、幅方向に沿って延びた挿通孔と、前記挿通孔に配置された前記バネ棒の前記操作部を、前記挿通孔の一方の端部を開放端として前記操作部の移動可能の範囲での移動を許容するように突出させる案内用の切欠きと、が形成されたバンドと、
    前記挿通孔に配置された前記バネ棒の前記ピン部材がそれぞれ嵌め合わされる嵌合孔を有する被バンド連結体と、を備え、
    前記ピン部材を前記軸方向の内側に向けて変位させた状態の前記操作部が、前記ピン部材を変位させていない状態を経て前記開放端に移動するまでの範囲で、前記操作部が前記切欠きによって形成された壁面の少なくとも一部に接触するように、前記切欠きは前記挿通孔に配置された前記バネ棒の前記軸方向に対して傾いた方向に延びている装身具。
  2. 前記切欠きは、前記操作部が接触する前記壁面と、前記壁面に対向する他の壁面とが平行になるように形成されている請求項1に記載の装身具。
  3. 前記他の壁面は、前記移動操作によって移動する前記操作部を、前記傾いた方向に案内するように形成されている請求項2に記載の装身具。
  4. 前記切欠きは、前記挿通孔の端部に近づくにしたがって前記被バンド連結体に近づく向きに傾いている請求項1から3のうちいずれか1項に記載の装身具。
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