JP3200528U - イヤクリップ - Google Patents
イヤクリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3200528U JP3200528U JP2015003983U JP2015003983U JP3200528U JP 3200528 U JP3200528 U JP 3200528U JP 2015003983 U JP2015003983 U JP 2015003983U JP 2015003983 U JP2015003983 U JP 2015003983U JP 3200528 U JP3200528 U JP 3200528U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ear clip
- ear
- main body
- ears
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
【課題】軽量で、耳に複数個を取り付けても装着感に優れ、加工が容易であり、カラフルな色に着色するのが容易であり、長期間使用しても操作不良を起こさず、装着感も損なわれないイヤクリップを提供する。【解決手段】合成樹脂の一体成形により、耳にはさむ隙間1をあけてリング状の本体2を形成すると共に、この本体2の両端に丸みを帯びた当て部3を形成したものとし、前記合成樹脂は、1,4—シクロヘキサンジメタノール55%、エチレングリコール30%、高純度テレフタル酸10%、ポリプロピレン及び/又はスチレン−ブタジエン共重合体4%を含み、各成分比率を5%以下の許容範囲としたものとしている。【選択図】図1
Description
この考案は、装飾用のイヤクリップに関し、より詳細には、装着感に優れ、長期間使用しても装着感が損なわれない、合成樹脂製のイヤクリップに関するものである。
従来からイヤクリップは、耳にはさむフェイクピアスとして、ピアスホールがなくても簡単に装着できる装飾品として、多種多様のものが存在している。
従来のイヤクリップには、例えば、図7に示したような、断面がほぼ円形の金属製の丸棒11を、耳にはさむ隙間12をあけてリング状に曲げ、曲げた両端に小球部13を形成したものとしている。このイヤクリップは、耳にはさんだときに、小球部13が耳に接触するので、耳への当たりが柔和となり、装着感を向上させている。
さらに、従来のイヤクリップには、例えば、図8に示したような、断面が平たい半円形の平棒21を、耳にはさむ隙間22をあけてリング状に曲げ、曲げた両端をさらに曲げて小さいリング部23を形成したものとしている。このイヤクリップは、耳にはさんだときに、リング部23が耳に接触するので、耳への当たりが柔和となり、装着感を向上させている。
また、従来のイヤクリップには、例えば、図9に示したような、断面がほぼ円形の金属製の中空棒31を、耳にはさむ隙間32をあけてリング状に曲げ、曲げた一端に丸み部33を形成してこの一端を閉じている。中空棒31の他端には、出没自在とした円弧状のスライドピン34を挿入し、このスライドピン34の先端に設けた小円形板35が、中空棒31に形成した丸み部33に接触するようにしている。
このイヤクリップは、図10に示したように、小円形板35を指で押えて、スライドピン35を中空棒31内に戻すことにより、隙間32をあけて耳にはさんでから、指を離すようにしている。このイヤクリップでも、耳にはさんだときに、丸み部33や小円形板35が耳に接触するので、耳への当たりが柔和となり、装着感を向上させている。
イヤークリップ、ヤフーショッピングの商品説明、〔平成27年7月23日検索〕、インターネット<http://store.shopping.yahoo.co.jp/mixnuts/cp-00-00127xx.html>
イヤクリップ、楽天市場の商品説明、〔平成27年7月23日検索〕、インターネット<http://item.rakuten.co.jp/culet/10001121/ >
イヤリングタイプのピアスイヤリング、インターネットショッピングの商品説明、〔平成27年7月23日検索〕、インターネット<http://ja.aliexpress.com/store/product/1Pair-Punk-Goth-Clip-On-Fake-Hoop-Nose-Lip-Ear-Ring-Stud-Earrings-For-Women-Piercing/439953_32223019140.html>
しかしながら、上記非特許文献1〜3に示された従来のイヤクリップは、いずれも金属で作製されており、過敏な耳に取り付けるには重く感じられる。また、この種のイヤクリップにおいて、リング状のものは、ファッション性を高めるために、耳に複数個を取り付けることがあるが、この場合には金属で作製されたものでは特に重量が増して、装着感が悪化するという課題を有していた。
さらに、上記従来のイヤクリップは、金属で作製されているため、金属加工するのに手間がかかると共に、材料費も高くなるという課題を有していた。
また、上記従来のイヤクリップは、金属で作製されているため、金属色は最初から施されているものの、金属色以外にするには金属表面に着色しなければならず、金属色以外のカラフルな色にするのが困難であるという課題を有していた。
さらにまた、上記非特許文献3に示された従来のイヤクリップは、指で押さえたり、指を離すなどの操作をしなければならず、耳への取り付け操作が面倒であったり、長期間使用すると操作不良を起こすことがあるという課題を有していた。
そこで、この考案は、上記従来のイヤクリップが有する課題を解決するものであり、軽量で、耳に複数個を取り付けても装着感に優れ、加工が容易であり、カラフルな色に着色するのが容易であり、長期間使用しても操作不良を起こさず、装着感も損なわれないイヤクリップを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案のイヤクリップは、合成樹脂の一体成形により、耳にはさむ隙間1をあけてリング状の本体2を形成すると共に、この本体2の両端に丸みを帯びた当て部3を形成したものとし、前記合成樹脂は、1,4―シクロヘキサンジメタノール55%、エチレングリコール30%、高純度テレフタル酸10%、ポリプロピレン及び/又はスチレン−ブタジエン共重合体4%を含み、各成分比率を5%以下の許容範囲としたものとしている。
そして、この考案のイヤクリップにおいて、前記合成樹脂の一体成形は、多色成形としている。
さらに、この考案のイヤクリップにおいて、前記隙間1は、2〜3mmとしており、本体2の弾性変形により4〜6mmに広げることができるようにしている。
この考案のイヤクリップは、以上に述べたように構成されているので、軽量なものとなり、耳に複数個を取り付けても装着感に優れたものとなる。
さらに、この考案のイヤクリップは、加工が容易であり、カラフルな色に着色するのが容易なものとなる。
また、この考案のイヤクリップは、長期間使用しても操作不良を起こさず、装着感も損なわれないものとなる。
以下、この考案のイヤクリップを実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案のイヤクリップは、図1〜3に示したように、合成樹脂の一体成形により、耳にはさむ隙間1をあけてリング状に本体2を形成すると共に、この本体2の両端に丸みを帯びた当て部3を形成したものとしている。
前記合成樹脂は、1,4―シクロヘキサンジメタノール55%、エチレングリコール30%、高純度テレフタル酸10%、ポリプロピレン及び/又はスチレン−ブタジエン共重合体4%を含み、各成分比率を5%以下の許容範囲としている。
このような合成樹脂組成にすることにより、この考案のイヤクリップは、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、アルリル樹脂、またはスチレン−ブタジエン共重合体樹脂などの単独の樹脂で形成されたものより、イヤクリップとして好ましい弾性変形をするものとなり、また繰り返して長期間使用してもその弾性力が劣ってくることのないものとなる。
さらに、この考案のイヤクリップは、合成樹脂で一体成形するときに、図5〜6に示したように、本体2に装飾品(図示せず)などを取り付けるための小孔4を形成することができる。この小孔4は、図示したように本体2の外周に突き出したフランジ5に形成しているが、フランジ5を形成することなく本体2に直接形成してもよい。
そして、この考案のイヤクリップは、合成樹脂で一体成形することによって、色彩の選択は自由となり、また多色成形することによって、二色、三色を合わせた色彩にすることもできる。
前記隙間1は、2〜3mmとしているが、本体2の弾性変形により4〜6mmに広げることができるようにしている。
前記本体2は、断面形状を略円形、略楕円形、多角形などとして、全体をリング状としており、リング径を10〜20mm程度に形成するのが好ましい。図示した本体2は、断面形状を約2mm径の略円形とし、リング径を約10mmに形成しているが、このような小径なものに限らず、場合によってはリング径をこの5〜10倍程度にすることも可能である。
前記当て部3は、断面形状を略円形、略楕円形とするなど丸みを帯びた形状としており、耳との接触面は平面としてもよいが、少し膨らんだ湾曲面とするのが、耳への接触感も向上するので好ましい。
以上のように構成したこの考案のイヤクリップは、リング本体2の隙間1をその使用者の耳の厚さより少し広げて、図4に示したように、耳輪hや耳垂aや耳珠tなどに挟んで使用することができる。図示したように、耳輪hには複数個を挟んで使用するのが容易なものとなり、必要に応じ耳垂aや耳珠tにも複数個、挟んで使用することができる。
さらに、この考案のイヤクリップは、リング本体2に小孔4形成したものでは、この小孔4に装飾品などを取り付けると、イヤクリップの重量は増加するが、前記当て部3が耳に接触すると共に本体1の適度な弾性変形により、耳への接触感も損なわれず、耳から落下しにくい状態で確実に耳に装着されるものとなる。
以上に述べたように構成されているので、この考案のイヤクリップは、軽量なものとなり、耳に複数個を取り付けても装着感に優れたものとなる。
さらに、この考案のイヤクリップは、加工が容易であり、カラフルな色に着色するのが容易なものとなり、イヤリングの色彩の選択は自由となり、また多色成形することもでき、二色、三色は勿論、多色を合わせた色彩にすることもできる。
また、この考案のイヤクリップは、好ましい弾性変形をするものとなり、また繰り返して使用してもその弾性力が劣ってくることがないので、長期間使用しても操作不良を起こさず、装着感も損なわれないものとなる。
1 隙間
2 本体
3 当て部
2 本体
3 当て部
Claims (3)
- 合成樹脂の一体成形により、耳にはさむ隙間(1)をあけてリング状の本体(2)を形成すると共に、この本体(2)の両端に丸みを帯びた当て部(3)を形成したものとし、前記合成樹脂は、1,4―シクロヘキサンジメタノール55%、エチレングリコール30%、高純度テレフタル酸10%、ポリプロピレン及び/又はスチレン−ブタジエン共重合体4%を含み、各成分比率を5%以下の許容範囲としていることを特徴とするイヤクリップ。
- 前記合成樹脂の一体成形は、多色成形としていることを特徴とする請求項1記載のイヤクリップ。
- 前記隙間(1)は、2〜3mmとしており、本体(2)の弾性変形により4〜6mmに広げることができるようにしていることを特徴とする請求項1または2記載のイヤクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003983U JP3200528U (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | イヤクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003983U JP3200528U (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | イヤクリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3200528U true JP3200528U (ja) | 2015-10-22 |
Family
ID=54477558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015003983U Expired - Fee Related JP3200528U (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | イヤクリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3200528U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017169976A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 有限会社富士金属工芸社 | イヤリング |
-
2015
- 2015-08-05 JP JP2015003983U patent/JP3200528U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017169976A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 有限会社富士金属工芸社 | イヤリング |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8549879B2 (en) | Ornaments for eyeglasses | |
US20130074547A1 (en) | Finger Ring for Holding Interchangeable Gems | |
JP2006288484A (ja) | 健康リストバンド | |
CN204218135U (zh) | 一种链珠 | |
JP3200528U (ja) | イヤクリップ | |
US20110179826A1 (en) | Finger Ring for Holding Interchangeable Gems | |
JP2014158633A (ja) | フリーサイズ装身具 | |
US5974632A (en) | Eyeglasses fastening device | |
KR100709671B1 (ko) | 귀찌형 귀고리 | |
US20020092323A1 (en) | Decorative bead for bracelets, necklaces and the like | |
JP5738087B2 (ja) | イヤリング | |
CN102300483B (zh) | 装饰品用卡扣 | |
CN202800391U (zh) | 一种扣子 | |
CN202722731U (zh) | 万用表带 | |
CN104257045A (zh) | 一种可自由定位的链珠 | |
JP3233026U (ja) | イヤーカフ | |
JP2008178505A (ja) | ペンダント及びペンダント製造方法 | |
CN205180571U (zh) | 一种环状金属装饰物 | |
JP2016043109A (ja) | 耳用装身具 | |
JP3204633U (ja) | 指周り装身具 | |
JP3198567U (ja) | ブレスレット | |
CN210492926U (zh) | 戒指 | |
JP2014033957A (ja) | イヤリング | |
JP3224771U (ja) | 身飾品 | |
JP3176850U (ja) | 形状保持可能な装身具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3200528 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |