JP3176850U - 形状保持可能な装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者等がいつでも自由に形を変更することができ、その形を保持することができる装身具を提供する。
【解決手段】装身具は、装飾体2を、使用者が形成する三次元の曲線に沿って連なるように、形状保持可能な芯材3に通してなる。装飾体2として複数個の真珠を用いるとともに、形状保持可能な芯材3として合成樹脂製のものを用いると、とくに好ましい。芯材3が樹脂製の場合、その端部を加熱溶融させて玉状の抜け止め部を形成し、その抜け止め部に連結用金具を被せるとよい。
【選択図】図2

Description

本考案は、真珠などの装飾体に芯材を通してなる装身具に関するものである。
ネックレスやブレスレットなどの装身具として、芯材に装飾体である真珠や宝石類、ガラス玉、ビーズなどを連挿したものがある。このような装身具の芯材には、一般にミシン糸が使われている。芯材から装飾体が抜けないよう、糸の端部は結んで玉状の抜け止め部を形成し、その抜け止め部に留め具を取り付けている。
特許文献1に記載された首飾りは、糸ではなく、弾性に富み、剛性のある金属線などの芯材に飾り玉を通している。この首飾りは、芯材が弾性を有しているため、芯材の両端部間を広げて首の周りに装着し、その後、芯材を緩めることにより芯材の端部間を狭めて首に掛ける。芯材が剛性を有するので、製造時に首飾りの形状をあらかじめ定めておくことができ、使用中もその形状が維持される。
実用新案登録第3031506号公報
芯材に糸を用いた装身具、たとえばネックレスは、首に掛けると重力の影響で垂れてしまい、形状がどれも同じようなものになってしまう。また、特許文献1に記載された首飾りは、芯材に剛性があるためあらかじめ設定された形を保持することはできるが、使用者等が自由に形を変えられるものではない。つまり、従来の装身具には、形状の自由度が乏しいという課題があった。
そのような課題を解決するため、本考案は、いつでも自由に形を変更することができ、しかもその形を保持できる装身具を提供することを目的とする。
請求項に係る装身具は、装飾体を、使用者が形成する三次元の曲線に沿って連なるように、形状保持可能な芯材に通してなることを特徴とする。
ここで装身具とは利用者の身体に装着可能なネックレスやイヤリング、ブレスレットなどのほか、衣服、バッグ等につけられるものすべてをいい、装飾体とは、真珠、宝石、ガラス玉などのほか、芯材を通す穴を備えたものすべてをいう。また、形状保持可能な芯材は、その形状を使用者が手指で自由に変えることができ、しかもその形状が保たれる金属や合成樹脂製の芯材をいう。
形状保持可能な芯材を装飾体に通したこのような装身具であれば、使用者が、好みの形に、いつでも自由に簡単に、しかも三次元的に装身具を変形させることができる。その変形は、製造や販売の時点に限らず、使用者が手指で容易に実現でき、変形された形は保持される。そのため、TPOや気分に合わせて多様に形を選んで使用することでき、装飾性が高い装身具として楽しむことができる。1つの装身具が何通りにも使えることから経済的でもある。また、普通の装身具と異なる付属物が外から見えるわけではないので、フォーマルな場面でも違和感なく使用できるという利点もある。
請求項2に係る考案の装身具は、さらに、上記の形状保持可能な芯材として合成樹脂製のものを使用したことを特徴とする。
形状保持可能な合成樹脂製の芯材は安価であるため、形の変更と保持とが可能な上記のような装身具を安価に提供できる。また、樹脂製の芯材は軽量であるため、装着者への負担が少ない。さらに、樹脂製の芯材なので、比較的柔らかい装飾体が連なっている装身具を変形させても、装飾体を傷つけにくいという利点がある。
請求項3の装身具は、真珠や宝石、ガラス玉などの装飾体を複数個、形状保持可能な合成樹脂製芯材に通したものであり、これについても上記と同様の利点がある。
請求項4に係る考案の装身具は、複数個の真珠を、形状保持可能な合成樹脂製芯材に通したことを特徴とする。
このように、装飾体として複数個の真珠を用いるとともに形状保持可能な芯材として合成樹脂製のものを用いると、装身具として格別に有利である。すなわち、
・ 真珠はダイヤモンドのような宝石やガラス玉に比べると柔らかいため、芯材や隣接する真珠との接触で傷つきやすく、傷ついた箇所から割れや真珠層の剥離が生じることがあるが、芯材が樹脂製であれば真珠を傷つけにくく、割れや剥離が生じにくい。
・ 装飾体を複数個連ねた装身具がその形状を重力に対抗して保持するには、上記の芯材がある程度の太さ(通常の糸と比較して)を備えている必要がある。真珠は、宝石に比べると大きめの穴の加工が施しやすいので、太めの芯材を通すことも難しくない。
・ 真珠も樹脂製の芯材も軽量なので、重力による負荷が小さくて済むため、設定した形が長時間、安定して保たれる。
・ 形が安定して保たれると、真珠の玉同士の相対変位が最小限に抑えられるため、そのことによっても真珠が傷つきにくい。
・ 個々の真珠の美しい球形と、形状保持可能な芯材に沿って複数の真珠が連なる三次元の曲線とによって、優美な外観の装身具となる。
請求項5に係る考案の装身具は、装飾体を通した上記樹脂製芯材の端部を加熱溶融させて、玉状の抜け止め部にし、この抜け止め部に連結用金具を被せたことを特徴とする。
合成樹脂製の芯材は、細すぎると装飾体の重みで装身具の形を保持しにくくなるため、一般に用いられる糸や金属製芯材より太めのものを使用せざるをえない。芯材が太いと結びにくいうえ、樹脂製芯材は糸や金属製芯材より滑るので結んでもほどけやすい。そのため、樹脂製芯材の端を結んで抜け止めにすることは困難である。
請求項5に記載したように樹脂性芯材を溶かして玉にするのは極めて容易であるうえ、それによって、装飾体が抜けないよう確実に留めることも可能である。溶かしてできた玉状の抜け止め部を挟み込むように連結用金具を取り付ければ、その金具を用いて装身具を衣服等に取り付けたり環状にしたりすることができる。
考案に係る装身具は、いつでも自由に形を変形させ得るとともに、その形を保持させることができるので、装飾性に優れ利用価値が高い。
請求項2に係る装身具のように樹脂製の形状保持可能な芯材を用いると、芯材に通す装飾体を傷つけにくいうえ、軽量で安価である。請求項3の装身具についても同様である。
請求項4に係る装身具は、真珠の美しさを損なわずに、真珠を自由な形に連ねてその形を保持し、楽しむことができる。
請求項5に係る装身具は、容易に装飾体が抜けることがないよう、簡単な工程で抜け止めおよび連結部を形成できる。
考案に係る装身具の一実施形態である装身具1を示す外観図である。 装身具1の装飾体2を芯材3に通した状態を示す外観図である。 芯材3の抜け止め部3a等を示す外観図である。 考案に係る装身具の別の実施形態である装身具11を示す全体図である。 図4の装身具11を別の形に変えた例を示す全体図である。 図4の装身具11を、さらに別の形に変えた例を示す全体図である。
考案に係る装身具の一実施形態を、図1〜3に基づき説明する。
装身具1は、装飾体としての複数個の真珠2を、形状保持が可能な芯材3に通したもので、一連のネックレスとして構成している。
真珠2は、ほぼ球形の天然真珠で、それぞれ中央に貫通穴(図示せず)を設けている。
芯材3は合成樹脂製で、ここでは、手芸用として市販されている断面が円形の形状保持芯材を使用している。材料面または製造上の工夫によって塑性変形性能を高めたポリオレフィン(ポリエチレン)製の糸が市販されている。芯材3は、手指等の力で塑性変形する性質を備えていて、変形させるとその形を保持できる。芯材3が細すぎると、連ねた真珠2の重みで装身具1の形を保持しにくくなるため、芯材3は、通常の芯材として使われている糸に比べて太めのものにする。したがって、真珠2に開ける貫通穴も通常より大きくする必要があり、ここでは真珠2に直径φ1.2mmの穴を開け、その穴に直径φ1.1mmの芯材3を通している。
真珠2を通したのち(図2参照)、芯材3の端部は、図3に示すように適当な位置で加熱溶融させて玉状にし、抜け止め部3aを形成している。
その抜け止め部3aに、市販の一般的な連結用金具(図示省略)を被せるように取り付けている。芯材3の両端部を連結用金具で留めることにより、装身具1を首等に掛けることができる。
装身具1は、たとえば図1に示すように、首から下に垂れた部分を捻り合わせた形にすることができるので、従来の、重力により垂れ下がった、ありふれた形になりがちなネックレスに比べて装飾性が高められる。また、たとえば使用者が、図1とは別の形に曲げ直すことも可能である。したがって、従来の、形状が剛性芯材により固定されているネックレス等とも異なり、装身具1をTPOや気分に合わせて様々な形に変えて楽しむことができる。芯材3が樹脂製なので、装身具1の形を変える際に真珠2の貫通穴を傷つけにくいため、真珠2に割れや真珠層の剥離が生じにくい。
図4に、考案に係る装身具の別の実施形態を示す。
図4の装身具11は、複数個の真珠2を、形状保持が可能な樹脂性芯材3に通したもので、一連のイヤリングとして構成している。真珠2を通した芯材3の両端を合わせて環状にし、芯材3の端部を上記と同様に溶かして、玉状の抜け止め部(図示せず)を形成している。その抜け止め部に、耳に装着するための連結用金具4を取り付けている。
イヤリングタイプの装身具11の場合、装飾体2のサイズが小さく、数も少ないので軽量であるため、芯材3の直径は小さくても形状が保持されやすい。ここでは、真珠2に直径φ0.8mmの貫通穴を開け、その穴に直径φ0.7mmの芯材3を通している。
装身具11も、図4の状態では、上記した図1の装身具1と同様に、垂れた部分を捻り合わせることにより、従来の、糸を芯材にしたイヤリングに比べて装飾性が高められている。
装身具11を、図5に示すティアードロップ型に変形させたり、図6に示す円形のものに変形させたりすることも可能である。いずれも、使用者が、好みに応じていつでも形を定め、保持させることができる。
図示しないが、装飾体は、芯材3に通せるものであれば上記した真珠には限られない。たとえば、カットしたブラックダイヤやクリスタルガラスを用いることもできる。装飾体の形状が丸くなくてもよい。また、装身具として、実施形態に示したネックレスやイヤリング以外の構成としてもよい。
1・11 装身具
2 真珠(装飾体)
3 芯材
4 連結用金具

Claims (5)

  1. 装飾体を、使用者が形成する三次元の曲線に沿って連なるように、形状保持可能な芯材に通してなることを特徴とする装身具。
  2. 形状保持可能な上記の芯材として合成樹脂製のものを使用したことを特徴とする請求項1に記載の装身具。
  3. 複数個の装飾体を、形状保持可能な合成樹脂製芯材に通したことを特徴とする請求項1または2に記載の装身具。
  4. 複数個の真珠を、形状保持可能な合成樹脂製芯材に通したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装身具。
  5. 装飾体を通した上記樹脂製芯材の端部を加熱溶融させて玉状の抜け止め部を形成し、この抜け止め部に連結用金具を被せたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の装身具。
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