JP3204633U - 指周り装身具 - Google Patents

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弘文 小林
弘文 小林
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株式会社マノエ
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Abstract

【課題】指に装着して指周りを装飾する新しい装身具を提供する。【解決手段】指周り装身具10は、指に装着する指周り装身具であって、第一の指18と、第一の指18に隣接する第二の指20の間に挟まれる第一部材12と、第一部材12に連結され、第一の指18および第二の指20の背に接する第二部材14と、第一部材12に連結され、第一の指18および第二の指20の腹に接する第三部材16とを有する。指周り装身具10は、第一の指18の第二の指20と反対の側面、および第二の指20の第一の指18と反対の側面で、隙間が形成されるように構成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、アーム部が環状である指輪とは異なる指周り装身具に関するものである。
指輪は、環状のアーム部を指に装着して、指周りを装飾する装身具である。環状のアーム部を備える指輪以外にも、指に装着して指周りを装飾する装身具があれば、装飾のバリエーションが広がる。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、指に装着して指周りを装飾する新しい装身具を提供することを目的とする。
本考案の指周り装身具は、指に装着する指周り装身具であって、第一の指と、第一の指に隣接する第二の指の間に挟まれる第一部材と、第一部材に連結され、第一の指および第二の指の背に接する第二部材と、第一部材に連結され、第一の指および第二の指の腹に接する第三部材とを有する。本考案の指周り装身具において、第一の指の第二の指と反対の側面、および第二の指の第一の指と反対の側面で、隙間が形成されるように構成されていてもよい。
本考案の指周り装身具において、第一部材および第三部材が棒形状を有していてもよい。本考案の指周り装身具において、指に装着された状態で、第一の指と第二の指の先端方向から見たときに、エ字形状部を有していてもよい。本考案の指周り装身具において、第二部材が装飾部を備えていてもよい。本考案の指周り装身具において、装飾部が、つがい結びを含む紐状部材であり、紐状部材の一部が、第一の指および第二の指の背に接していてもよい。本考案の指周り装身具において、指に装着された状態で、第一の指と第二の指の背方向から見たときに、第二部材がS字形になっていてもよい。本考案の指周り装身具において、第一部材、第二部材、および第三部材が一体物であってもよい。
本考案によれば、指に装着して指周りを装飾する新しい装身具が得られる。
本考案の第一の実施形態に係る指周り装身具の斜視図。 本考案の第一の実施形態に係る指周り装身具を指に装着した状態の斜視図。 本考案の第一の実施形態に係る指周り装身具の正面図。 本考案の第二の実施形態に係る指周り装身具の斜視図。 本考案の第二の実施形態に係る指周り装身具の背面図。
以下、本考案の指周り装身具について、図面を参照しながら各実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、指周り装身具、指周り装身具の構成物、および指周り装身具の周辺物を模式的に表したものであり、これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
図1は、本考案の第一の実施形態に係る指周り装身具10を示している。図2は、指周り装身具10を指に装着した状態を示している。図3は、指周り装身具10が指に装着された状態で、指の先端方向から指周り装身具10を見たときの図、すなわち正面図である。指周り装身具10は、図2および図3に示すように、指に装着して使用する。指周り装身具10は、第一部材12と、第二部材14と、第三部材16を備えている。第一部材12は、第一の指18(例えば中指)と、第一の指18に隣接する第二の指20(例えば薬指)の間に挟まれる。第一部材12は、例えば金属製で棒形状を有している。
第二部材14は、第一部材12の一端に連結されている。図3に示すように、第二部材14は、第一の指18の背18aおよび第二の指20の背20aに接している。図1および図2に示すように、本実施形態では、指周り装身具10が指に装着された状態で、第一の指18と第二の指20の背18a,20aの方向から見たときに、第二部材14がS字形になっている。本実施形態では第二部材14がS字形状を有しているが、第二部材は、棒形状、長方形板形状、または楕円板形状などを有していてもよい。
第二部材14は装飾が施されている、すなわち装飾部を備えている。具体的には、円柱状の複数の宝飾玉22が連なるようにして第二部材14が構成されている。本実施形態以外にも、第二部材が基台で、その基台上に宝飾玉や貴金属などの装飾部材を設けてもよい。また、第二部材自体の形状や構造が装飾部としての機能を有していてもよい。なお、第一部材12と第二部材14は一体物であってもよい。
図3に示すように、第三部材16は、第一部材12の第二部材14と反対側、すなわち第一部材12の他端に連結されている。また、第三部材16は、第一の指18の腹18bと第二の指20の腹20bに接している。第三部材16は、例えば金属製で棒形状を有している。図2および図3に示すように、第一部材12、第二部材14、および第三部材16が、第一の指18および第二の指20を挟んでいるので、指周り装身具10が指から容易に抜けない。
また、図2および図3に示すように、第二部材14と第三部材16は、第一の指18および第二の指20の側面で直接つながっていない。すなわち、第一の指18の第二の指20と反対の側面18c、および第二の指20の第一の指18と反対の側面20cで、指の先端から付根まで隙間が形成されるように構成されている。このように、指周り装身具10は、指の周囲を覆う指輪を装着したときとは異なり、指の窮屈さを感じずに解放感がある。
また、図3に示すように、指周り装身具10が指に装着された状態で、第一の指18と第二の指20の先端方向から指周り装身具10を見たときに、カタカナの「エ」の文字の形状部分を有している。このように、見る方向によっては直線的な部材を組み合わせたシンプルな構造になっているため、指周り装身具10は意匠性に優れている。
図4は、本考案の第二の実施形態に係る指周り装身具30を示している。図5は、指周り装身具30が指に装着された状態で、指の根本方向から指周り装身具30を見たときの図、すなわち背面図である(ただし、指の図示を省略した)。装身具30も、第一部材32と、第二部材34と、第三部材36とを備えている。第二部材34は、それ自体が装飾部となっている。この装飾部は、蝶結びや固結びなどのつがい結びを含む紐状部材である。そして、紐状部材の一部34aが、第一の指および第二の指の背に接する。本実施形態では、第一部材32、第二部材34、および第三部材36が一体物である。このため、指周り装身具30は意匠性に優れている。
10 指周り装身具
12 第一部材
14 第二部材
16 第三部材
18 第一の指
18a 第一の指の背
18b 第一の指の腹
18c 第一の指の側面
20 第二の指
20a 第二の指の背
20b 第二の指の腹
20c 第二の指の側面
22 宝飾玉
30 指周り装身具
32 第一部材
34 第二部材
34a 紐状部材の一部
36 第三部材

Claims (8)

  1. 指に装着する指周り装身具であって、
    第一の指と、前記第一の指に隣接する第二の指の間に挟まれる第一部材と、
    前記第一部材に連結され、前記第一の指および前記第二の指の背に接する第二部材と、
    前記前記第一部材に連結され、前記第一の指および前記第二の指の腹に接する第三部材と、を有する指周り装身具。
  2. 請求項1において、
    前記第一の指の前記第二の指と反対の側面、および前記第二の指の前記第一の指と反対の側面で、隙間が形成されるように構成されている指周り装身具。
  3. 請求項1または2において、
    前記第一部材および前記第三部材が棒形状を有する指周り装身具。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    指に装着された状態で、前記第一の指と前記第二の指の先端方向から見たときに、エ字形状部を有する指周り装身具。
  5. 請求項1から4のいずれかにおいて、
    前記第二部材が装飾部を備える指周り装身具。
  6. 請求項5において、
    前記装飾部が、つがい結びを含む紐状部材であり、
    前記紐状部材の一部が、前記第一の指および前記第二の指の背に接する指周り装身具。
  7. 請求項1から5のいずれかにおいて、
    指に装着された状態で、前記第一の指と前記第二の指の背方向から見たときに、第二部材がS字形になっている指周り装身具。
  8. 請求項1から7のいずれかにおいて、
    前記第一部材、前記第二部材、および前記第三部材が一体物である指周り装身具。
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