JP2006204511A - ペンダント - Google Patents

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Abstract

【課題】ペンダントを衣服に固定することなく、ペンダントの紐止め金具がその着用中にずれて首の側方や前方に移動することを防止するペンダントを提供する。
【解決手段】ペンダント1に、一部又は全部がチェーンにより構成された着用者の首にかけるための紐部2と、紐部2の両端を結合するために紐部2の一方の先端に取り付けられた止め金具3と、他方の先端に取り付けられた止め金具受リング4と、着用者を装飾するためのペンダントトップ5と、ペンダントトップ5に紐部2を通すための開口部9を有する紐挿通部材7と、紐挿通部材7の開口部9の内部上面に形成され、紐部2のチェーンの隙間に挿入するための突起部を有する保持部材10と、を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ペンダントに係り、特に、ペンダントトップ及び紐止め金具を備えたペンダントに関するものである。
従来から、装飾を施したペンダントトップにチェーンを通して首にかけ、首の後方でチェーンの両端を紐止め金具で連結して着用するペンダントが知られている。
このようなペンダントでは、一般にペンダントトップ又はペンダントトップとチェーンの連結部にチェーンを通すことができる大きさ寸法の孔部又は開口部が形成されていることから、ペンダントトップを首の前方に位置させた状態でも、ペンダントの着用中に身体や首の動きによりチェーンが回って、ペンダントの紐止め金具が首の側方や前方に移動することがあった。
このため、本来は首の後方に位置するはずの紐止め金具がペンダントトップの近くに移動する場合や、ペンダントトップと重なり合う場合があり、ペンダントの美観を損ねるという問題があった。特に、紐止め金具に所定以上の重量がある場合や、ペンダントトップが紐止め金具より軽量である場合はその傾向が顕著であった。
しかし、紐止め金具が首の前方に回るたびに着用者が手でその位置を直すと、着用者にとって煩雑であるばかりでなく、装飾目的で着用しているペンダントに却って悪印象を与えることになる。
また、紐止め金具がずれることを防止するために、ペンダントトップとチェーンを接着などにより固定すると、ペンダントトップ又はチェーンを交換して使用することができなくなり、ペンダントトップ及びチェーンの使用の自由度が制限されることになる。
そこで、このような紐止め金具のずれを防止するために、チェーンの先端にずれ防止用止め器具を設けたペンダントが提案されている(特許文献1)。特許文献1に記載のペンダントには、チェーンの先端に更にずれ防止用鎖が設けられており、その先端に布又は鎖を挟むことのできるずれ防止用止め器具が設けられている。そして、ずれ防止用止め器具で着衣後ろ襟足中心を挟むことによって、ペンダントを衣服に固定し、チェーンが回って紐止め金具が首の前方に移動することを防止している。
特開平8−000321号公報
しかし、特許文献1に記載のペンダントは、衣服に固定することから、衣服を着替える場合はその都度ずれ防止用止め金具を外して付け替える必要があった。また、衣服を脱いだ状態では、ペンダントのずれ防止機能はまったく発揮されなかった。
更に、チェーンの先に更にずれ防止用鎖及びずれ防止用止め器具を設けるため、製造工程が煩雑化し、コストが高くなるという問題があった。また、ずれ防止用止め器具で衣服を挟むことにより、却って美観を損ねるおそれがあった。
本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、ペンダントを衣服に固定することなく、ペンダントの紐止め金具がその着用中にずれて首の側方や前方に移動することを防止するペンダントを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため請求項1に記載の発明は、ペンダントであって、紐の部分に所定の隙間を有し、着用者の首にかけるための紐部と、前記紐部の両端を結合する紐止め金具と、着用者を装飾するためのペンダントトップと、前記ペンダントトップに設けられ、前記ペンダントトップに前記紐部を通すための開口部を有する紐挿通部材と、前記紐挿通部材の開口部の内部に形成され、前記紐部の隙間に挿入するための突起部と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、紐挿通部材の開口部の内部上面に形成された突起部が、紐挿通部材の開口部に通された紐部のチェーンの隙間に挿入されることにより、紐部の位置が固定される。これにより、ペンダントの着用中に身体や首を動かしても紐部が首の回りで移動することはない。また、紐止め金具に所定以上の重量がある場合やペンダントトップが紐止め金具よりも軽量である場合でも、紐部が移動することはない。したがって、首の後方に位置させた紐止め金具が前方に回って、ペンダントトップの近くに移動することや、ペンダントトップと重なり合うことはなくなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のペンダントであって、前記突起部は前記紐部の隙間に挿入することのできる形状及び大きさ寸法とされていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、紐挿通部材の開口部の内部上面に形成された突起部を紐部のチェーンの隙間に挿入できることから、紐部の位置を固定して請求項1と同様の作用を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、ペンダントであって、着用者の首にかけるための紐部と、前記紐部の両端を結合する紐止め金具と、着用者を装飾するためのペンダントトップと、前記ペンダントトップに設けられ、前記ペンダントトップに前記紐部を通すための開口部を有する紐挿通部材と、前記紐挿通部材の両側において前記紐部に固定することにより、前記ペンダントトップを前記紐部における所定の位置に固定する固定部材と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ペンダントトップは紐部における所定の位置、すなわち首の前方において固定される。これにより、紐止め金具が首の後方に位置する一方で、ペンダントトップは紐止め金具と最も離れた位置で紐部に固定されることになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のペンダントであって、前記固定部材はシリコンによって成形され、前記紐部を挟持する開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、固定部材を紐部に容易に固定することができるという作用が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、紐部が首の回りで移動することはなく、首の後方に位置させた紐止め金具が前方に回って、ペンダントトップの近くに移動することや、ペンダントトップと重なり合って美観を損ねることはない。したがって、紐止め金具の位置を手で直す必要はなく、着用者にとって便利であり、また、ペンダントによって人に与える印象も改善される。また、ペンダントをずれ防止用止め器具などによって衣服を挟む必要がないため、洋服を着替えた場合でもずれ防止機能は発揮される。さらに、ペンダントトップ又は紐部のいずれか一方のみを交換することが可能であり、ペンダントトップ又は紐部の使用の自由度が制限されることもない。また、紐挿通部材に突起部を形成するのみなので、製造工程が徒に煩雑化することもない。さらに、突起部は紐挿通部材の開口部の内部に形成することから、突起部を形成することによって美観を損ねることもない。
請求項2に記載の発明によれば、紐挿通部材の開口部の内部上面に形成された突起部を紐部のチェーンの隙間に挿入できることから、紐部の位置を固定して請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ペンダントの着用中に身体や首を動かしても、ペンダントトップを首の前方に位置させている限り、紐止め金具を常に首の後方に位置させることができる。したがって、紐止め金具がペンダントトップの近くに移動することや、ペンダントトップと重なり合って美観を損ねることはない。また、紐止め金具の位置を手で直す必要はなく、ペンダントをずれ防止用止め器具などによって衣服を挟む必要もない。さらに、ペンダントトップ又は紐部の使用の自由度が制限されることもない。
請求項4に記載の発明によれば、固定部材を紐部に容易に固定することができるという効果が得られる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係るペンダント1は、ペンダント1を着用者の首にかけるための紐部2を有しており、紐部2はすべてチェーンによって構成されている。なお、紐部2の一部をベルト又はロープによって構成することや、ベルト又はロープによって構成された紐部2の一部にチェーン又は環状の部材を取り付けることも可能である。また、紐の部分に小突起物を挿入しうる所定の隙間がある組紐などを使用する場合は、紐部2をすべて組紐などのベルト又はロープによって構成してもよい。
また、紐部2はチェーンの両端を結合するための紐止め金具を備えている。すなわち、紐部2の一方の先端に止め金具3が取り付けられており、他方の先端に止め金具受リング4が取り付けられている。なお、紐部2の長さ寸法は任意であり、また、止め金具3及び止め金具受リング4としては、従来からペンダントに使用されている公知の紐止め金具を適宜使用することができる。
また、本実施形態に係るペンダント1は、ペンダントトップ5を有している。ペンダントトップ5は、ペンダント1が美観を有するように装飾が施された装飾部6と、ペンダントトップ5に紐部2を通すための紐挿通部材7とから構成されている。
装飾部6の上端部付近には、装飾部6に紐挿通部材7を取り付けるための連結部8が形成されている。連結部8は、装飾部6と一体として形成してもよく、装飾部6と別に成形した連結部8を装飾部6の上端部付近に接着などにより固定してもよい。本実施形態では連結部8に孔部(図示略)が形成されており、この孔部に紐挿通部材7の一部を通すことによって装飾部6に紐挿通部材7が取り付けられている。
なお、装飾部6に紐挿通部材7を取り付けることができれば、連結部8の孔部の大きさ寸法及び形状は任意であり、孔部の形状は、円形のほか矩形などにすることもできる。また、装飾部6に紐挿通部材7を取り付けるための装飾部6の構造としては、本実施形態のように連結部8を設ける構造のほか、従来から使用されている公知の構造を適宜採用することができる。また、連結部8を設けずに、紐挿通部材7とペンダントトップ5の装飾部6を直接連結する構造としてもよい。
紐挿通部材7は、上面の矩形の板状部材及び前側面及び後側面の逆三角形の板状部材により構成されている。紐挿通部材7は、板状部材を折り曲げることによって形成してもよく、別個に形成した矩形の板状部材及び三角形の板状部材を組み合わせて、これらの端部を接着することによって形成してもよい。このうち、前側面及び後側面の板状部材は、それぞれの三角形の頂点が当接した状態で固定されている。これにより、装飾部6を正面からみた状態で、その横方向から紐部2を通すことのできる逆三角形の開口部9が形成されている。図2は、紐挿通部材7を側面からみた図である。なお、開口部9は紐部2を通すことのできる形状及び大きさ寸法に形成されていればよく、逆三角形のほか、矩形や円形といった形状にしてもよい。
また、開口部9が紐部2を通すことのできる形状及び大きさ寸法とされていれば、紐挿通部材7の形状及び大きさ寸法は任意である。例えば、上面の板状部材と同様に、前側面の板状部材及び後側面の板状部材をそれぞれ矩形にすることも可能である。また、紐挿通部材7を板状部材によって構成するのではなく、任意の形状の部材に紐部2を通すことのできる形状及び大きさ寸法の孔部を形成することにより形成してもよい。
次に、紐挿通部材7の開口部9の内部上面には、紐挿通部材7の開口部9に通された紐部2のチェーンの隙間に挿入されることにより紐部2を保持する保持部材10が設けられている。保持部材10は、紐挿通部材7と一体として形成されてもよく、また、紐挿通部材7と別に成形した保持部材10を紐挿通部材7の開口部9の内面上部に接着などにより固定してもよい。なお、保持部材10は、紐部2の種類又は隙間の形状などに応じて、紐挿通部材7の開口部9の内部における任意の位置に設けることができる。例えば、本実施形態であれば紐挿通部材7の開口部9の内部側面に保持部材10を設けることも可能である。また、本実施形態では1個の保持部材10を設けているが、紐挿通部材7の開口部9の内部における任意の位置に複数個の保持部材10を設けることも可能である。
本実施形態の保持部材10は、板状の基台と、基台の表面の中央部付近に形成された突起部から構成されている。保持部材10は、基台の表面のうち突起部が形成されていない面が紐挿通部材7の内部上面に接着されることによって、紐挿通部材7の内部に固定されるようになっている。なお、本実施形態では紐挿通部材7の開口部9の内部上面が水平であることから、基台の表面は水平になっているが、例えば、紐挿通部材7の開口部9の形状を円形とした場合は、保持部材10をこの開口部9の内部上面に接着するため、基台の形状は弧状とされる。
また、保持部材10の突起部は、紐部2のチェーンの隙間に挿入することができる形状及び大きさ寸法とされている。すなわち、突起部の幅寸法はチェーンの隙間の径よりもやや小さい幅寸法とされている。また、突起部の長さ寸法は、突起部をチェーンの隙間に挿入した際に容易に抜けることがないように、チェーンの隙間の太さ又は径の大きさと比較して、所定の値より大きい長さ寸法とされている。さらに、保持部材10の突起部は、装飾部6を正面からみた場合に、紐挿通部材7の前側面に隠れて見えなくなる形状及び大きさ寸法とされている。
また、保持部材10の突起部は、円錐状とされている。なお、突起部の形状及び寸法は任意であり、紐部2のチェーンの隙間に挿入することができる形状及び大きさ寸法であって、突起部をチェーンの隙間に挿入した際に容易に抜けることがない長さ寸法であれば、突起部を円柱状や直方体として形成してもよい。
また、保持部材10は、金属、石、ゴム、布、木、紙、プラスティック類など、あらゆる材料によって構成することが可能である。特に、プラスティック類により構成した場合は滑り止め機能がはたらいて、突起部が紐部2のチェーンの隙間から抜けにくくなる。また、紐部2又は装飾部6と同様の金属により構成した場合はコストの削減になる場合がある。
次に、本実施形態に係るペンダント1の作用について説明する。
着用者は、ペンダントトップ5に通した紐部2を首に回し、首の後方において紐部2の一方の先端にある止め金具3を他方の先端にある止め金具受けリング4に係合させることによって、紐部2の両端を結合してペンダント1を着用する。
このとき、着用者は、ペンダントトップ5を首の前方であって身体の中央部付近に位置させる。そして、ペンダント1が美観を有するように装飾が施された装飾部6の正面部分を前方に向ける。これにより、ペンダント1の装飾的機能が発揮される。
一方、紐止め金具、すなわち止め金具3及び止め金具受リング4の係合部は、首の後方に位置させる。このように、通常ペンダントを着用する際には、装飾的効果の少ない紐止め金具は正面から見えないように首の後方に位置させる。
次に、着用者はペンダントトップ5の紐挿通部材7に形成された保持部材10を、紐部2におけるチェーンの隙間に挿入する。これにより、チェーンの隙間を保持部材10で保持して、紐止め金具が首の側方又は前方に移動することを防止する。特に、ペンダントトップ5にある程度の重量がある場合は、保持部材10は紐部2のチェーンの隙間から抜けにくくなる。
また、保持部材10をプラスティック類によって構成した場合は、滑り止め機能がはたらいて、ペンダントの着用者が身体や首を動かしたとしても、保持部材10の突起部は紐部2のチェーンの隙間から抜けにくくなる。また、紐部2又は装飾部6と同様の金属により構成した場合はコストの削減になる場合がある。
このようにペンダントトップ5の装飾部6の正面部分を前方に向けた状態では、紐挿通部材7の開口部9は前側面によって隠れるため、保持部材10は正面から見えなくなる。したがって、保持部材10を形成することによってペンダント1の装飾的機能を損なうことはない。
このように、本実施形態のペンダント1によれば、紐挿通部材7の開口部9の内部上面に形成された保持部材10が、紐挿通部材7の開口部9に通された紐部2のチェーンの隙間に挿入されることによって、紐部2の位置が固定される。これにより、ペンダント1の着用中に身体や首を動かしても紐止め金具が首の回りで移動することはない。また、紐止め金具に所定以上の重量がある場合やペンダントトップ5が紐止め金具より軽量である場合でも、紐部2が移動することはない。したがって、首の後方に位置させた紐止め金具が前方に回って、ペンダントトップ5の近くに移動することや、ペンダントトップ5と重なり合うことはなくなる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
本実施形態に係るペンダント1の紐部2は、第1の実施形態と同様にすべて又は一部をチェーンによって構成することができる。さらに、本実施形態の紐部2は、すべてベルト又はロープによって構成することもできる。すなわち、必ずしも紐の部分にチェーン、環状部材その他の隙間を備えている必要はない。また、紐部2は、第1の実施形態と同様に紐止め金具を備えている。
また、図3に示すように、ペンダント1は、連結部8において連結された装飾部6及び紐挿通部材7を備えたペンダントトップ5を有している点でも第1の実施形態と同様である。
ここで、本実施形態に係るペンダント1は、ペンダントトップ5を紐部2の所定の位置で固定する固定部材11を備えている点で第1の実施形態と相違する。
図3に示すように、固定部材11は、略円筒形であって、円筒の側面から中心部に向かって両辺が平行に延びる切り込み部分と、この切り込み部分の先端部を、その両辺の幅寸法より大きい径を有する円形状に形成した開口部12を有している。また、本実施形態の固定部材11は、弾性変形可能なシリコンによって成形されている。
図4に示すように、固定部材11は、開口部12の円形状の部分又は円形状の部分と切り込みの部分の双方によって、紐部2を挟持することにより紐部2に固定されるようになっている。そして、2つの固定部材11が紐挿通部材7の両側で紐部2に固定されることによって、ペンダントトップ5が紐部2の所定の位置で固定されるようになっている。なお、本実施形態では固定部材11を紐挿通部材7の両側に固定する構成としているが、固定部材11を紐挿通部材7のやや内側に潜り込ませて固定しても、本発明の効果は発揮される。この場合は、固定部材11が紐挿通部材7の前側面に覆われて見えなくなるため、美観の面でより優れた効果を発揮することができる。
次に、本実施形態に係るペンダント1の作用について説明する。
着用者は、ペンダント1を着用する前又は着用中において、2つの固定部材11をペンダント1の紐挿通部材7の両側において紐部2に固定する。その際、固定部材11の開口部12に紐部2を通し、開口部12の円形状の部分又は円形状の部分と切り込みの部分の双方によって紐部2を挟持させる。これにより、ペンダントトップ5を紐部2の所定の位置で固定する。
このように、本実施形態のペンダント1によれば、ペンダントトップ5は紐部2における所定の位置、すなわち首の前方において固定される。これによって、紐止め金具が首の後方に位置する一方で、ペンダントトップ5は紐止め金具と最も離れた位置で紐部2に固定されることになる。したがって、ペンダント1の着用中に身体や首を動かしても、ペンダントトップ5を首の前方に位置させている限り、紐止め金具を常に首の後方に位置させることができる。
以上詳述したように本発明のペンダントによれば、紐挿通部材に形成された突起部で紐部の位置を固定することにより、紐部が首の回りで移動することはなく、首の後方に位置させた紐止め金具が前方に回ってペンダントトップの近くに移動することや、ペンダントトップと重なり合って美観を損ねることはない。また、この場合、紐挿通部材に突起部を形成するのみなので製造工程が徒に煩雑化することもない。さらに、突起部は紐挿通部材の開口部の内部に形成することから、突起部を形成することによって美観を損ねることもない。
また、固定部材によってペンダントトップ5を首の前方で固定することにより、ペンダントの着用中に身体や首を動かしても、ペンダントトップを首の前方に位置させている限り、紐止め金具を常に首の後方に位置させることができる。したがって、紐止め金具がペンダントトップの近くに移動することや、ペンダントトップと重なり合って美観を損ねることはない。
これにより、紐止め金具の位置を手で直す必要はなく、着用者にとって便利であり、また、ペンダントによって人に与える印象も改善される。また、ペンダントを衣服に固定する必要もないため、洋服を着替えた場合でも本発明の効果は発揮される。さらに、ペンダントトップ又は紐部のいずれか一方のみを交換することが可能であり、ペンダントトップ又は紐部の使用の自由度が制限されることもない。
本発明の第1の実施形態に係るペンダントの構造を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る保持部材の構造を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る固定部材を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るペンダントの構造を示す部分拡大図である。
符号の説明
1 ペンダント
2 紐部
3 止め金具
4 止め金具受リング
5 ペンダントトップ
6 装飾部
7 紐挿通部材
8 連結部
9 開口部
10 保持部材
11 固定部材
12 開口部

Claims (4)

  1. 紐の部分に所定の隙間を有し、着用者の首にかけるための紐部と、
    前記紐部の両端を結合する紐止め金具と、
    着用者を装飾するためのペンダントトップと、
    前記ペンダントトップに設けられ、前記ペンダントトップに前記紐部を通すための開口部を有する紐挿通部材と、
    前記紐挿通部材の開口部の内部に形成され、前記紐部の隙間に挿入するための突起部と、
    を備えることを特徴とするペンダント。
  2. 前記突起部は前記紐部の隙間に挿入することのできる形状及び大きさ寸法とされていることを特徴とする請求項1に記載のペンダント。
  3. 着用者の首にかけるための紐部と、
    前記紐部の両端を結合する紐止め金具と、
    着用者を装飾するためのペンダントトップと、
    前記ペンダントトップに設けられ、前記ペンダントトップに前記紐部を通すための開口部を有する紐挿通部材と、
    前記紐挿通部材の両側において前記紐部に固定することにより、前記ペンダントトップを前記紐部における所定の位置に固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とするペンダント。
  4. 前記固定部材はシリコンによって成形され、前記紐部を挟持する開口部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のペンダント。
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