JP3143022U - 環状装身具 - Google Patents

環状装身具 Download PDF

Info

Publication number
JP3143022U
JP3143022U JP2008002656U JP2008002656U JP3143022U JP 3143022 U JP3143022 U JP 3143022U JP 2008002656 U JP2008002656 U JP 2008002656U JP 2008002656 U JP2008002656 U JP 2008002656U JP 3143022 U JP3143022 U JP 3143022U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
core
cylinder
decorative cylinder
hollow small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008002656U
Other languages
English (en)
Inventor
正久 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD.
Original Assignee
SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD. filed Critical SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD.
Priority to JP2008002656U priority Critical patent/JP3143022U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143022U publication Critical patent/JP3143022U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】誰でも簡単に、素早く装着、取外しでき、構成簡素で、組立て作業が簡単に、迅速に且つ確実に行えて、組立て易く、弾性スプリングの圧縮変形の負担を小さくでき、耐久性に優れ、外観上の体裁が良く、ブレスレット等に最適な環状装身具を提供する。
【解決手段】複数の分割構成単体を連結した環状装身具であって、分割構成単体は、装飾筒体1と、装飾筒体1の開放端10に夫々溶着する左右の中空小球体2と、左右の芯チェーン5と、芯チェーン5の先端部分に夫々固定する左右の止め玉6と、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装する左右の弾性スプリング7とを備え、芯チェーン5を基端がわに牽引したとき、止め玉6で弾性スプリング7を圧縮し、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内から引き出せるよう形成し、牽引力を解除したとき、弾性スプリング7の弾発力の解放で、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内に引き戻せるように構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、主に、ブレスレットやアンクレットの如き環状装身具に係り、特に、誰でも簡単に且つ素早く装着したり或いは取外したりでき、しかも、構成が比較的簡素で、組立て易く、耐久性に優れ、外観上の体裁も良くなるように工夫した環状装身具に関するものである。
従来、この種のブレスレット等にあっては、種々のものが提供されている。
例えば、一般的に提供されているものとしては、適宜ブレスレット本体の両端部分に適宜一対の止め具を固定し、この一対の止め具相互を連結・分離することにより、その装着、取外しが行えるように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、その装着、取外しが簡単に行えるように形成したものとして、例えば、特許文献2に示すような装身具が提案されている。これは、連結孔を設けた複数の装飾部材を、伸縮性のある紐を通して連結したものである。
実用新案登録第3062481号公報 実開平6−62810号公報
ところが、前者の如きブレスレットにあっては、一対の止め具がかなり小さく構成されており、その連結・分離操作が行い難い難点があった。しかも、この一対の止め具が外部に露出しているものは、外観上の体裁が悪くなる難点もあった。
また、後者の如き装身具にあっては、伸縮性のある紐の耐久性が低い難点や、ブレスレットが伸びた状態にあるとき、紐が複数の装飾部材の間から露出してしまい、外観上の体裁が悪い難点もあった。
しかして、本考案は前述の如き難点等を解消できるようにすべく案出されたもので、請求項1記載の環状装身具にあっては、複数の分割構成単体を略環状に連結して構成されるブレスレットやアンクレット等の環状装身具であって、前記分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体1と、この装飾筒体1の筒芯方向両端の開放端10に夫々溶着される左右の中空小球体2と、この左右中空小球体2に夫々穿設した貫通小孔11に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーン5と、装飾筒体1内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーン5の先端部分に夫々固定される左右の止め玉6と、左右の芯チェーン5の先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体1の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装される左右の弾性スプリング7とを備え、装飾筒体1に対して左右の芯チェーン5を夫々基端がわに牽引したときに、止め玉6が装飾筒体1内を開放端10がわに移動して弾性スプリング7を圧縮し、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内から引き出せるように形成すると共に、前記牽引力を解除したときに、弾性スプリング7の弾発力が解放されて、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内に引き戻せるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の環状装身具にあっては、複数の分割構成単体を略環状に連結して構成されるブレスレットやアンクレット等の環状装身具であって、前記分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体1と、この装飾筒体1の筒芯方向両端の開放端10に夫々溶着される左右の中空小球体2と、この左右中空小球体2に夫々穿設した貫通小孔11に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーン5と、装飾筒体1内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーン5の先端部分に夫々固定される左右の止め玉6と、左右の芯チェーン5の先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体1の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装される左右の弾性スプリング7と、左右の芯チェーン5の基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体2より大径となる左右の装飾中空大球体3と、左右の芯チェーン5の基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体2と略同径となる左右の装飾中空小球体4と、左右の芯チェーン5の基端部分が装着される略小環状の連結リング8とを備え、装飾筒体1に対して左右の芯チェーン5を夫々基端がわに牽引したときに、止め玉6が装飾筒体1内を開放端10がわに移動して弾性スプリング7を圧縮し、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内から引き出せるように形成すると共に、前記牽引力を解除したときに、弾性スプリング7の弾発力が解放されて、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内に引き戻せるように構成する手段を採用した。
従って、請求項1記載の環状装身具によれば、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように力を加えるだけで、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1内に収容されている左右の芯チェーン5の一部を、弾性スプリング7の弾発力に抗して装飾筒体1外に夫々引き出せるようになり、環状装身具自身をスムーズに且つ大きく伸ばすようにすることができ、例えば、手首より太い手の部分を無理なく容易に通過せしめられるようになる。
しかも、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように加えている力を解除するだけで、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1から引き出されていた左右の芯チェーン5の一部を、弾性スプリング7の弾発力によって装飾筒体1内に夫々引き戻せるようになり、環状装身具自身をスムーズに元の長さに戻すことができ、手首等に容易に且つ安定的に装着できるようになる。
すなわち、環状装身具自体の伸縮率を大きく形成することが可能となり、環状装身具を誰でも簡単に且つ素早く装着したり或いは取外したりできるようになる。
加えて、その構成が比較的簡素となり、組立て易く、耐久性に優れ、外観上の体裁も良く、ブレスレットやアンクレット等に最適な環状装身具となる。
特に、分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体1と、この装飾筒体1の筒芯方向両端の開放端10に夫々溶着される左右の中空小球体2と、この左右中空小球体2に夫々穿設した貫通小孔11に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーン5と、装飾筒体1内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーン5の先端部分に夫々固定される左右の止め玉6と、左右の芯チェーン5の先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体1の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装される左右の弾性スプリング7とを備えているので、中空小球体2の貫通小孔11と弾性スプリング7に芯チェーン5を挿通してから、芯チェーン5の先端部分に止め玉6を固定しておき、止め玉6及び弾性スプリング7を装飾筒体1内に収容し、その後、中空小球体2を装飾筒体1の開放端10に溶着するだけで、止め玉6及び弾性スプリング7を装飾筒体1内に確実に配置できるようになり、環状装身具自体の組立て作業がより簡単に、迅速に且つ確実に行えるようになる。
しかも、中空小球体2によって装飾筒体1の端部の処理が綺麗に行えるようになり、外観上の体裁がより良いものとなる。
また、装飾筒体1は適宜湾曲しているので、手首等に馴染み易いものとなる。
そして、装飾筒体1の両端に左右の弾性スプリング7を内装した分割構成単体を、複数連結することにより環状装身具が構成されるので、一つの弾性スプリング7に於ける圧縮変形量が少なくなるように設定しても、環状装身具全体での伸び総量を大きくすることが可能となる。ひいては、一つの弾性スプリング7に於ける圧縮変形の負担を小さくするように設定でき、弾性スプリング7の変形(永久的な変形)や劣化(弾性力の低下等)を低減できるようになり、その耐久性を上げることができるようになる。
また、請求項2記載の環状装身具によれば、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように力を加えるだけで、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1内に収容されている左右の芯チェーン5の一部を、弾性スプリング7の弾発力に抗して装飾筒体1外に夫々引き出せるようになり、環状装身具自身をスムーズに且つ大きく伸ばすようにすることができ、例えば、手首より太い手の部分を無理なく容易に通過せしめられるようになる。
しかも、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように加えている力を解除するだけで、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1から引き出されていた左右の芯チェーン5の一部を、弾性スプリング7の弾発力によって装飾筒体1内に夫々引き戻せるようになり、環状装身具自身をスムーズに元の長さに戻すことができ、手首等に容易に且つ安定的に装着できるようになる。
すなわち、環状装身具自体の伸縮率を大きく形成することが可能となり、環状装身具を誰でも簡単に且つ素早く装着したり或いは取外したりできるようになる。
加えて、その構成が比較的簡素となり、組立て易く、耐久性に優れ、外観上の体裁も良く、ブレスレットやアンクレット等に最適な環状装身具となる。
特に、分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体1と、この装飾筒体1の筒芯方向両端の開放端10に夫々溶着される左右の中空小球体2と、この左右中空小球体2に夫々穿設した貫通小孔11に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーン5と、装飾筒体1内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーン5の先端部分に夫々固定される左右の止め玉6と、左右の芯チェーン5の先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体1の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装される左右の弾性スプリング7と、左右の芯チェーン5の基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体2より大径となる左右の装飾中空大球体3と、左右の芯チェーン5の基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体2と略同径となる左右の装飾中空小球体4と、左右の芯チェーン5の基端部分が装着される略小環状の連結リング8とを備えているので、中空小球体2の貫通小孔11と弾性スプリング7に芯チェーン5を挿通してから、芯チェーン5の先端部分に止め玉6を固定しておき、更に、装飾中空大球体3と装飾中空小球体4に芯チェーン5を相通してから、芯チェーン5の基端部分に連結リング8を装着しておき、止め玉6及び弾性スプリング7を装飾筒体1内に収容し、その後、中空小球体2を装飾筒体1の開放端10に溶着するだけで、止め玉6及び弾性スプリング7を装飾筒体1内に確実に配置した状態の分割構成単体を組立てられるようになり、環状装身具自体の組立て作業がより簡単に、迅速に且つ確実に行えるようになる。
しかも、中空小球体2によって装飾筒体1の端部の処理が綺麗に行えるようになり、外観上の体裁がより良いものとなる。
また、装飾筒体1は適宜湾曲しているので、手首等に馴染み易いものとなる。
更に、装飾中空大球体3と装飾中空小球体4とによって、環状装身具自体がより豪華となり、大きな装飾中空大球体3がアクセントとなって、その外観上の体裁もより良いものとなる。
そして、装飾筒体1の両端に左右の弾性スプリング7を内装した分割構成単体を、複数連結することにより環状装身具が構成されるので、一つの弾性スプリング7に於ける圧縮変形量が少なくなるように設定しても、環状装身具全体での伸び総量を大きくすることが可能となる。ひいては、一つの弾性スプリング7に於ける圧縮変形の負担を小さくするように設定でき、弾性スプリング7の変形(永久的な変形)や劣化(弾性力の低下等)を低減できるようになり、その耐久性を上げることができるようになる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案は、複数の分割構成単体を略環状に連結して構成されるブレスレットやアンクレット等の環状装身具である。
具体的には、前記分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体1と、この装飾筒体1の筒芯方向両端の開放端10に夫々溶着される左右の中空小球体2と、この左右中空小球体2に夫々穿設した貫通小孔11に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーン5と、装飾筒体1内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーン5の先端部分に夫々固定される左右の止め玉6と、左右の芯チェーン5の先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体1の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装される左右の弾性スプリング7とを備えたものである。
更に、前記分割構成単体には、左右の芯チェーン5の基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体2より大径となる左右の装飾中空大球体3と、左右の芯チェーン5の基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体2と略同径となる左右の装飾中空小球体4と、左右の芯チェーン5の基端部分が装着される略小環状の連結リング8とを設けることもできる。
それから、装飾筒体1に対して左右の芯チェーン5を夫々基端がわに牽引したときに、止め玉6が装飾筒体1内を開放端10がわに移動して弾性スプリング7を圧縮し、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内から引き出せるように形成すると共に、前記牽引力を解除したときに、弾性スプリング7の弾発力が解放されて、芯チェーン5の一部を装飾筒体1内に引き戻せるように構成されている。
すなわち、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように力を加えるだけで、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1内に収容されている左右の芯チェーン5の一部を、弾性スプリング7の弾発力に抗して装飾筒体1外に夫々引き出せるようになり、環状装身具自身をスムーズに且つ大きく伸ばすようにすることができ、例えば、手首より太い手の部分を無理なく容易に通過せしめられるように構成されたものである。しかも、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように加えている力を解除するだけで、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1から引き出されていた左右の芯チェーン5の一部を、弾性スプリング7の弾発力によって装飾筒体1内に夫々引き戻せるようになり、環状装身具自身をスムーズに元の長さに戻すことができ、手首等に容易に且つ安定的に装着できるように構成されている。
本考案の環状装身具は、例えば、貴金属製の適宜分割構成単体を形成する。そして、複数(例えば、五個)の分割構成単体を、その両端相互を適宜連結して略環状となるように形成されたもので、ブレスレットやアンクレット(或いは、ネックレス)等として利用できるようにしたものである。
前記分割構成単体は、例えば、装飾筒体1と、左右の中空小球体2と、左右の芯チェーン5と、左右の止め玉6と、左右の弾性スプリング7とを少なくとも備え、図示例では、更に、左右の装飾中空大球体3と、左右の装飾中空小球体4と、左右の連結リング8とを備えたものとなっている。
前記装飾筒体1は、例えば、プラチナ等の貴金属(或いは、プラチナメッキされた金属)によって適宜緩やかに湾曲した略細長円筒状に形成されており、その筒芯方向両端部分は開放端10となっている。しかも、装飾筒体1の外周表面には適宜装飾模様が刻設されている。
前記中空小球体2は、例えば、金等の貴金属(或いは、金メッキされた金属)によって略中空球形状に形成されており、しかも、その外径は、装飾筒体1の外径と略同程度となるように形成されている。更に、中空小球体2の所定位置には、芯チェーン5が挿通可能となるような一対の貫通小孔11が穿設されている。そして、中空小球体2は、その貫通小孔11と装飾筒体1の筒芯とが一致するように、装飾筒体1の開放端10に溶着(ロウ付け)されるようになる。
前記装飾中空大球体3は、例えば、金等の貴金属(或いは、金メッキされた金属)によって略中空球形状に形成されており、しかも、その外径は、装飾筒体1の外径よりかなり大きく(例えば、約2倍弱)なるように形成されている。更に、装飾中空大球体3の所定位置には、芯チェーン5が挿通可能となると共に、中空小球体2の外径より稍小さな一対の貫通大孔12が穿設されている。更に、装飾中空大球体3の外表面には適宜装飾模様が刻設されている。
そして、装飾中空大球体3は、中空小球体2に隣設するように配されると共に、その貫通大孔12で中空小球体2に安定的に当接できるように形成されている。
前記装飾中空小球体4は、例えば、金等の貴金属(或いは、金メッキされた金属)によって略中空球形状に形成されており、しかも、その外径は、装飾筒体1(中空小球体2)の外径と同程度となるように形成されている。更に、装飾中空大球体3の所定位置には、芯チェーン5が挿通可能となる一対の貫通小孔13が穿設されている。更に、装飾中空小球体4の外表面には適宜装飾模様(例えば、複数の小さな平坦面でカットしたような模様)が形成されている。
そして、装飾中空小球体4は、装飾中空大球体3に隣設して、中空小球体2とで装飾中空大球体3を挟むような位置に配されている。しかも、装飾中空小球体4は、装飾中空大球体3の貫通大孔12に安定的に当接できるように形成されている。
前記芯チェーン5は、例えば、金等の貴金属(或いは、金メッキされた金属)によって適宜鎖状に形成されている。尚、この芯チェーン5は、ある程度の引張り強さ等を備えたものが利用され、簡単に破断することがないようなものが採用される。
前記止め玉6は、例えば、適宜材料によって略球形状に形成され、装飾筒体1内をスムーズに移動できるように形成されると共に、芯チェーン5の先端部分に確実に且つ簡単に固定できるように形成されている。
前記弾性スプリング7は、例えば、コイルスプリング状に形成されており、芯チェーン5の先端がわ部分に外装されると共に、装飾筒体1の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉6と中空小球体2との間に夫々縮装されて、止め玉6が中空小球体2から離れて、芯チェーン5を装飾筒体1内に常時引き込む向きにその弾発力を付勢できるように形成されている。
前記連結リング8は、例えば、金等の貴金属(或いは、金メッキされた金属)によって中空小球体2や装飾中空小球体4の外径と同程度の外径を有する略小環状に形成されており、この連結リング8は、芯チェーン5の基端部分に取付けられている。尚、この連結リング8は、隣設する分割構成単体に於いて、共用するように形成してあるが、分割構成単体毎に二つ(左右)の連結リング8を設けても良い。
図中9は、例えば、隣設する分割構成単体の連結リング8相互を連結する略楕円板状の連結プレートで、この連結プレート9は、金等の貴金属(或いは、金メッキされた金属)によって形成され、その表面に、環状装身具の材質や適宜マーク等が刻設されている。
ところで、環状装身具の具体的構成、形状、寸法、材質、分割構成単体の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配列状態、装飾筒体1の具体的構成、形状、寸法、材質、中空小球体2の具体的構成、形状、寸法、材質、装飾中空大球体3の具体的構成、形状、寸法、材質、装飾中空小球体4の具体的構成、形状、寸法、材質、芯チェーン5の具体的構成、形状、寸法、材質、止め玉6の具体的構成、形状、寸法、材質、弾性スプリング7の具体的構成、形状、寸法、材質、連結リング8の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、連結プレート9の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、開放端10の具体的構成、形状、寸法、貫通小孔11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、貫通大孔12の具体的構成、形状、寸法、配設位置、貫通小孔13の具体的構成、形状、寸法、配設位置等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本考案の環状装身具は、前述の如く構成されており、次にその製造例について説明すると、先ず、芯チェーン5を、弾性スプリング7と中空小球体2と装飾中空大球体3と装飾中空小球体4とに貫通させ、芯チェーン5の先端部分に止め玉6を固定すると共に、芯チェーン5の基端部分に連結リング8を装着して、これらを分離不能な連設状態となる連設部材を形成する。
そして、この連設部材の止め玉6と弾性スプリング7を、左右の開放端10から装飾筒体1内に夫々収容させる。
その後、中空小球体2を開放端10に溶着(ロウ付け)することにより、分割構成単体が形成される。
それから、複数の分割構成単体を略環状に連結して環状装身具が構成される。このとき、連結リング8は、隣設する分割構成単体で共用しても良いし、連結プレート9やその他の部材を介して連結しても良い。
更に、本考案の環状装身具の使用例について説明すると、先ず、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように力を加えると、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1内に収容されている左右の芯チェーン5の一部が、弾性スプリング7の弾発力に抗して装飾筒体1外に夫々引き出されるようになり、環状装身具自身がスムーズに且つ大きく伸びるようになる。
そして、手首より太い手の部分を無理なく通過させ、手首の部分に到達したときに、環状装身具自体を大きく拡径せしめるように加えている力を解除する。すると、複数の分割構成単体に於いて、装飾筒体1から引き出されていた左右の芯チェーン5の一部が、弾性スプリング7の弾発力によって装飾筒体1内に夫々引き戻され、環状装身具自身がスムーズに元の長さに戻って、手首に安定的に装着されるようになる。
本考案の環状装身具を例示する平面図である。 本考案の環状装身具を例示する一部切欠部分平面図である。 本考案の環状装身具を例示する一部切欠部分平面図である。
符号の説明
1 装飾筒体
2 中空小球体
3 装飾中空大球体
4 装飾中空小球体
5 芯チェーン
6 止め玉
7 弾性スプリング
8 連結リング
9 連結プレート
10 開放端
11 貫通小孔
12 貫通大孔
13 貫通小孔

Claims (2)

  1. 複数の分割構成単体を略環状に連結して構成されるブレスレットやアンクレット等の環状装身具であって、前記分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体と、この装飾筒体の筒芯方向両端の開放端に夫々溶着される左右の中空小球体と、この左右中空小球体に夫々穿設した貫通小孔に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーンと、装飾筒体内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーンの先端部分に夫々固定される左右の止め玉と、左右の芯チェーンの先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉と中空小球体との間に夫々縮装される左右の弾性スプリングとを備え、装飾筒体に対して左右の芯チェーンを夫々基端がわに牽引したときに、止め玉が装飾筒体内を開放端がわに移動して弾性スプリングを圧縮し、芯チェーンの一部を装飾筒体内から引き出せるように形成すると共に、前記牽引力を解除したときに、弾性スプリングの弾発力が解放されて、芯チェーンの一部を装飾筒体内に引き戻せるように構成したことを特徴とする環状装身具。
  2. 複数の分割構成単体を略環状に連結して構成されるブレスレットやアンクレット等の環状装身具であって、前記分割構成単体は、適宜湾曲した略細長円筒状を呈する装飾筒体と、この装飾筒体の筒芯方向両端の開放端に夫々溶着される左右の中空小球体と、この左右中空小球体に夫々穿設した貫通小孔に夫々摺動自在に挿通される左右の芯チェーンと、装飾筒体内を移動自在に内装されると共に、左右の芯チェーンの先端部分に夫々固定される左右の止め玉と、左右の芯チェーンの先端がわ部分に夫々外装されると共に、装飾筒体の左右端部がわに夫々内装され、しかも、止め玉と中空小球体との間に夫々縮装される左右の弾性スプリングと、左右の芯チェーンの基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体より大径となる左右の装飾中空大球体と、左右の芯チェーンの基端がわ部分に夫々外装されると共に、中空小球体と略同径となる左右の装飾中空小球体と、左右の芯チェーンの基端部分が装着される略小環状の連結リングとを備え、装飾筒体に対して左右の芯チェーンを夫々基端がわに牽引したときに、止め玉が装飾筒体内を開放端がわに移動して弾性スプリングを圧縮し、芯チェーンの一部を装飾筒体内から引き出せるように形成すると共に、前記牽引力を解除したときに、弾性スプリングの弾発力が解放されて、芯チェーンの一部を装飾筒体内に引き戻せるように構成したことを特徴とする環状装身具。
JP2008002656U 2008-04-24 2008-04-24 環状装身具 Expired - Lifetime JP3143022U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008002656U JP3143022U (ja) 2008-04-24 2008-04-24 環状装身具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008002656U JP3143022U (ja) 2008-04-24 2008-04-24 環状装身具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3143022U true JP3143022U (ja) 2008-07-03

Family

ID=43292986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008002656U Expired - Lifetime JP3143022U (ja) 2008-04-24 2008-04-24 環状装身具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143022U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488455Y1 (ko) * 2018-10-24 2019-02-01 김용인 가변 길이 구조를 갖는 링형 장신구

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488455Y1 (ko) * 2018-10-24 2019-02-01 김용인 가변 길이 구조를 갖는 링형 장신구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016030922A1 (ja) 略環状装身具
JP3143022U (ja) 環状装身具
US20110179826A1 (en) Finger Ring for Holding Interchangeable Gems
EP1911366A1 (en) Product for ornamental use, in particular a precious or costume jewellery product having a variable form
JP4214168B1 (ja) ビーズ装飾物作製補助具
CN203575777U (zh) 编织手链
CN204888977U (zh) 一种工艺品首饰组件装置
KR200269199Y1 (ko) 장신구의 연결구조
JP3144410U (ja) 装身具
JPH09224722A (ja) 身装品の構造
JP3158971U (ja) 装身具
CN204861568U (zh) 一种组合式首饰单件装置
CN215685293U (zh) 一种圈口可伸缩的首饰
JP7329291B1 (ja) 装身具
JP3141402U (ja) ネックレス等の装身具
KR200472032Y1 (ko) 귀고리 핀고정부재 구조
JP3066656U (ja) ネックレス・ブレスレット兼用チェ―ン
CN105054514A (zh) 一种工艺品首饰组件装置
KR200488455Y1 (ko) 가변 길이 구조를 갖는 링형 장신구
JP3118666U (ja) ペンダントトップを有するネックレス
JP4460624B1 (ja) 紐状体の任意の位置にスライドし係留できる留め具
KR200365068Y1 (ko) 귀고리
JP3115496U (ja) ピアスイヤリング
JP2001275726A (ja) 装飾チェーン用のデザインパーツとその製造方法
JP2020092958A (ja) 連結型身飾り品形成部材および身飾り品

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term