JP2018037452A - パワー半導体モジュール - Google Patents

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伊東 弘晃
Hiroaki Ito
弘晃 伊東
大部 利春
Toshiharu Obe
利春 大部
関谷 洋紀
Hironori Sekiya
洋紀 関谷
渡邉 尚威
Naotake Watanabe
尚威 渡邉
久田 秀樹
Hideki Hisada
秀樹 久田
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Abstract

【課題】製造コストを低減できるパワー半導体モジュールを提供する。【解決手段】実施形態にかかるパワー半導体モジュールは、互いに対向する第1チップ対向面と、前記第1チップ対向面に非並行な第1接合面と、をそれぞれ有する、第1導電ブロック及び第2導電ブロックと、前記第1導電ブロックと前記第2導電ブロックとの間に挟持される半導体チップと、を備える第1構造部と、第1放熱部と、前記第1放熱部と前記第1構造部との間に配され、前記第1放熱接合面に接合される第1絶縁シートと、前記絶縁シートに接合される複数の第1金属シートと、を備え、前記第1金属シートが、前記第1構造部の第1導電ブロックの前記第1接合面及び前記第2導電ブロックの前記第1接合面に、それぞれ、はんだ材または導電性ペースト材により接合される、第2構造部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、パワー半導体モジュールに関する。
例えば電気自動車等の分野において、インバータ装置等のパワー半導体モジュールの小型化および信頼性向上が要求されている。パワー半導体モジュールの小型化及び信頼性向上のためには、半導体チップおよび電力変換器について、冷却効率を高めることが必要となる。
パワー半導体モジュールにおいて、例えば、半導体チップと、半導体チップの両面の電極に接合される接合面を有する第1導電ブロック、および第2導電ブロックと、これらの導電ブロックに接合される伝熱面を有する伝熱部材と、を備える構造が知られている。各導電ブロックはブロック状の金属で構成されている。導電ブロックと伝熱部との間の電気的絶縁を確保するために絶縁部が必要となる。一般に、伝熱部材には導電性金属部材が用いられることがあり、その場合、伝熱部材上に樹脂製で接着性を有する絶縁シートを接合し、この絶縁シート上に導電ブロックを接合している。
特開2007−67220号公報
本発明が解決しようとする課題は、製造コストを低減できるパワー半導体モジュールを提供することである。
実施形態にかかるパワー半導体モジュールは、互いに対向する第1チップ対向面と、前記第1チップ対向面に非並行な第1接合面と、をそれぞれ有する、第1導電ブロック及び第2導電ブロックと、正極側が前記第1導電ブロックの前記第1チップ対向面に電気的に接続され、負極側が前記第2導電ブロックの前記第1チップ対向面に電気的に接続され、前記第1導電ブロックと前記第2導電ブロックとの間に挟持される半導体チップと、を備える第1構造部と、前記第1構造部における前記第1導電ブロックの前記第1接合面及び前記第2導電ブロックの前記第1接合面に対向して配される第1放熱接合面を有する第1放熱部と、前記第1放熱部と前記第1構造部との間に配され、前記第1放熱接合面に接合される第1絶縁シートと、前記絶縁シートに接合される複数の第1金属シートと、を備え、前記第2構造部の複数の前記第1金属シートが、前記第1構造部の第1導電ブロックの前記第1接合面及び前記第2導電ブロックの前記第1接合面に、それぞれ、はんだ材または導電性ペースト材により接合される、第2構造部と、を備える。
第1実施形態に係るインバータモジュールの構成を示す側面図。 同インバータモジュールの構成を示す斜視図。 同インバータモジュールの製造工程を示す説明図。 第2実施形態に係るインバータモジュールの構成を示す斜視図。 同インバータモジュールの構成を示す側面図。 第3実施形態に係るインバータモジュールの構成を示す側面図。 同インバータモジュールの構成を示す分解斜視図。 同インバータモジュールの構成を示す平面図。 同インバータモジュールの構成を示す側面図。 第4実施形態に係るインバータモジュールの構成を示す平面図。 同インバータモジュールの構成を示す側面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係るパワー半導体モジュールとしてのインバータモジュール1の構成について、図1および図2を参照して説明する。また、各図において説明の便宜上、適宜構成を拡大、縮小または省略して示している。図中矢印Y、Z、Xは互いに直交する3方向をそれぞれ示している。
図1はインバータモジュール1の構造を示す斜視図であり、図2はY方向から見た側面図である。
インバータモジュール1は、半導体チップ12を少なくとも1つ有する半導体チップ群12Aと、半導体チップ12の正極側に接合される第1導電ブロック15と、半導体チップ12の負極側に接合される第2導電ブロック16と、を備える第1構造部S1と、半導体チップ12の熱を放熱する放熱部としての冷却部20と、冷却部20と第1構造部S1との間に配される第2構造部S2と、を備える。
第2構造部S2は、絶縁シート18(第1絶縁シート)と、はんだ材または導電性ペースト材である接合部材25により第1導電ブロック15及び第2導電ブロック16にそれぞれ接合される複数の金属シート27、28(第1金属シート)と、を備える。インバータモジュール1は、モールド樹脂21によって封止され、パッケージとして構成される。
具体的には、図1及び図2に示すように、冷却部20上に絶縁シート18が接合され、この絶縁シート18上に一対の金属シート27、28が伝熱可能に接合される。各金属シート27、28上にブロック状の導電ブロック15、16が接合部材25を介して伝熱可能に接合されている。隣り合う一対の導電ブロック15、16間に、導電ブロック15、16が対向する接合面にその両面がそれぞれ伝熱可能に接合される一対の半導体チップ12が配されている。
半導体チップ群12Aは、インバータの1つの相の少なくとも1アームの一部を構成する半導体チップ12としてスイッチング素子であるIGBT13およびダイオード14を備える。ダイオード14は、IGBT13に対して逆並列接続されている。
IGBT13およびダイオード14の外形状は、例えば矩形の板状に構成されている。IGBT13およびダイオード14は厚さ方向がインバータモジュール1の幅方向に沿う縦型配置である。本実施形態において、IGBT13およびダイオード14の両主面には、導電ブロック15、16の一部を構成するコレクタ電極板23およびエミッタ電極板24がそれぞれ設けられている。
IGBT13およびダイオード14は、それぞれの一方の主面がはんだによってコレクタ電極板23を介して第1導電ブロック15に接合され、他方の主面がはんだによってエミッタ電極板24を介して第2導電ブロック16に接合されている。ここで、エミッタ電極板24のIGBT13との接合領域は、IGBT13の信号端子等の引き出し部形成および絶縁等の関係から、IGBT13の対向する面よりも小さい。すなわち対向するIGBT13の面の一部にのみエミッタ電極板24が接合されている。
第1導電ブロック15および第2導電ブロック16は、導電性金属である銅もしくは銅合金から直方体に形成されたバスバーである。第1導電ブロック15および第2導電ブロック16は、それぞれ、半導体チップ12に対向配置されIGBT13の一方の面に電気的に接続される第1チップ対向面15a、16aと、外側面と、底面である第1接合面15b、16bと、上面と、を有するブロック状に構成されている。第1チップ対向面15a、16a及び外側面と、第1接合面15b、16b及び上面とは、非並行であり、例えば直交している。
第1導電ブロック15および第2導電ブロック16は、半導体チップ12を挟んで対向配置され、少なくとも半導体チップ12と熱伝達可能に接続されている。第1導電ブロック15には、半導体チップ12の正極側が電気的かつ機械的に接合されている。第2導電ブロック16には、半導体チップ12の負極側が電気的かつ機械的に接合されている。したがって、第1導電ブロック15は正側導体として正電極を形成し、第2導電ブロック16は負側導体として負電極を形成する。具体的には、導電ブロック15、16は、IGBT13およびダイオード14に、コレクタ電極板23、エミッタ電極板24を介して接合される。
導電ブロック15、16の底面はX方向に並んで配置されている。この導電ブロック15、16の底面は、導電ブロック15、16の下側にそれぞれ配された一対の金属シート27、28に接合部材25を介して、それぞれ接合されている。接合部材26は変位吸収性や熱伝導性の高い寄与する材料であり、例えば本実施形態においてははんだを用いる。
各金属シート27、28は、例えば銅等の金属材料から第1および第2導電ブロック15、16のZ方向端面に対応する矩形の板状に構成されている。金属シート27、28の第1の主面は、第1導電ブロック15または第2導電ブロック16に対向するブロック対向領域の外方に配される外縁部をそれぞれ有する。すなわち、金属シート27、28は、各導電ブロック15、16の接合面の外周縁よりも外方に突出する外縁部27aを有する。
具体的には、X方向及びY方向において、金属シート27、28は導電ブロック15、16の下面よりも寸法が大きく構成されている。言い換えれば各導電ブロック15、16は金属シート27の接合面内に収まる構成である。
外縁部27a、28aは、導電ブロック15、16と半導体チップ12との接合部材26であるはんだと絶縁シート18との間に存在することにより、半導体チップ12と導電ブロック15、16とのはんだ付けのリフロー工程において、はんだが絶縁シート18に接触することを防止している。各辺における導電ブロック15、16と金属シート27、28の端面位置の差、すなわち外縁部27a、28aの幅は、間に介在する接合部材26であるはんだ層の厚さ以上とする。
絶縁シート18は、エポキシ系樹脂等の絶縁材料により構成される。絶縁シート18は、例えば熱圧着により接合可能に構成されている。絶縁シート18は、第1および第2導電ブロック15、16のZ方向端面に対応する矩形の板状に構成されている。絶縁シート18は、冷却部20と金属シート27、28との間に介在することで、電気的な絶縁を確保する。絶縁シート18の下面は冷却部20に接合されている。
冷却部20は、たとえば放熱性の高い銅合金、アルミ合金等の金属シートであり、別に構成されたヒートシンク等の冷却器と接続される。あるいは、冷却部20はヒートシンク等の冷却器を一体に備える構造であってもよい。冷却部20は複数の導電ブロック15、16の底面に対向配置される冷却接合面20a(第1放熱接合面)を有する。この冷却接合面20aに、絶縁シート18を介して、複数の導電ブロック15、16の底面が接合される。すなわち導電ブロック15、16の底面が同一の仮想平面上に配置される。
以上の様に構成されたインバータモジュール1の製造方法において、例えば図3に示すように、半導体チップ12および導電ブロック15、16を接合部材26となるはんだで接合し、別途金属シート27、28と絶縁シート18を接合した冷却部20に、接合部材25となるはんだを用いて接合する。
すなわち、インバータモジュール1の製造方法は、半導体チップ12の一方及び他方の側面に接合部材26を介して第1導電ブロック15及び第2導電ブロック16をそれぞれ接合して第1構造部S1を構成することと、冷却部20に第1の絶縁シート18を介して金属シート27、28を接合して第2構造部S2を構成することと、第1構造部S1における第1導電ブロック15及び第2導電ブロック16の第1接合面と、第2構造部S2における金属シート27、28の上面とを、接合部材25を介して接合すること、を備える。
この製造方法によれば、一般に流通している伝熱板に絶縁部材を介して金属シートを接合した基板を用いることにより、金属シート27、28および絶縁シート18を冷却部20に接合する際に必要となる加圧プロセスを削減することができるため、製造プロセスの低コスト化が可能となる。
あるいは本実施形態にかかるインバータモジュール1の製造方法の他の例として、例えば半導体チップ12および導電ブロック15、16と金属シート27、28とを、接合部材25を介して接合した後、別途絶縁シート18を接合した冷却部20に接合することもできる。
この製造方法は、第1の半導体チップ12の正極側及び負極側に、第1導電ブロック15及び第2導電ブロック16を、接合部材26により接合するとともに、第1導電ブロック15及び第2導電ブロック16の底面に、第1の金属シート27、28を接合部材25によりそれぞれ接合することと、冷却部20に絶縁シート18を接合した構造部を、第1の金属シート27、28に接合することと、を備える。
この製造方法によれば、接合部材25、26による接合プロセスを1つのプロセスで実現させることができるため、製造プロセスの簡素化が可能となる。
以上のように構成されたインバータモジュール1において、半導体チップ12により生じた熱は、接合部材26により半導体チップ12の両主面に接合された導体15、16、接合部材25、金属シート27、28及び絶縁シート18を介して、冷却部20に伝達される。
本実施形態かかるインバータモジュール1は以下の効果を奏する。
上記実施形態にかかるインバータモジュール1は、導電ブロック15、16と冷却部20との間に、絶縁シート18と、金属シート27、28と、接合部材25が介在する構成である。このため、例えば導電ブロック15、16が絶縁シート18に直接接合される構成に比べ、変位吸収量が大きい。すなわち、接合部材25であるはんだ層によって、接合面における変位を吸収できる。したがって、導電ブロック15、16の平面度が低い場合であっても、共通の平面上に、高い熱伝導性を確保して、複数の導電ブロック15、16を接合することができる。
ここで、一般的に、平面度吸収のために絶縁部材を厚く設計することは、伝熱経路中に熱抵抗を増加させ、熱的な性能低下を招くことから、絶縁部材は薄く設計することが望ましい。この点、本実施形態においては、金属シート27、28を介在させ接合部材25により変位を吸収できることから、絶縁シート18を必要以上に厚くすることなく、平面度の制約を緩和できる。なお、一般に接合部材25にははんだが用いられるが、はんだ材の熱伝導率は一般に樹脂材料で形成される絶縁シート18よりも高いため、絶縁シート18よりも厚くしても熱抵抗への影響は少ない。
また、一般的に、複数の導電ブロックを半導体チップの両側面に接合した構造物を、薄い絶縁シートを介して伝熱部材に接合すると、絶縁シートを加熱しながら積層方向であるZ方向に高い圧力を付与することが必要であり、位置ずれや損傷の原因となる。これに対して、上記本実施形態にかかるインバータモジュール1は、複数の導電ブロック15、16を半導体チップ12の両側面に接合した構造物を、はんだなどの接合部材25を介して金属シート27、28に接合するため、高い負荷をかけずに組付けることができる。したがって、組立性が良く、また応力による破損や位置ずれを抑制できることから、モジュールとしての信頼性を向上できる。
上記実施形態にかかるインバータモジュール1は、金属シート27、28の外周が導電ブロック15、16と対向するブロック対向領域よりも外方に突出する外縁部27a、28aを備える。このため、はんだが絶縁シートに接触して絶縁性能が劣化することを防止できる。また、導電ブロック15、16と絶縁シート18とが直接接触した場合にはIGBT13およびダイオード14の発熱によって生じる熱変形の応力が直接絶縁シート18に作用して絶縁シート18の性能劣化や破損を招く原因となるが、本実施形態においては導電ブロック15、16と絶縁シート18との接触を防止することで、これを回避できる。また、この外縁部27aを設けたことにより、絶縁シート18と接合部材26との距離を必要以上に大きくとる必要がなく、また接触回避のための別構成が不要であるため、モジュール全体の大型化もしくは加工コストの増大を抑制できる。
また、半導体チップ12と導電ブロック15、16との間の接合部材26が、製造工程において導電ブロック15、16の表面を伝い伸展した場合においても、導電ブロック15、16の下端のコーナー部において、導電ブロック15、16と金属シート27、28との接合面にある接合部材25と一体化することになる。このため、接合部材26が絶縁シート18と直接接触することが防止できる。加えて、金属シート27、28の端面は、導電ブロック15、16よりも突出した位置にあることから、接合部材25端部に滑らかなフィレットを形成することが可能となるとともに、接合部材25が絶縁シート18と接触しないように抑制する効果を得ることができる。このとき、金属シート27、28の外縁部27a、28aの突出長さを接合部材25の厚さと同等以上とすることにより、角度45度以下の滑らかなフィレットを形成することができ、接合信頼性を確保することができる。したがって、半導体チップ12の下端と導電ブロック15、16の下端の間に距離を確保する必要もなく、かつ導電ブロック15、16に加工を施す必要もなくなることから、モジュールの大型化や加工コストの増大を招くことなく、絶縁シート18が接合部材25と接触することによって生じる劣化を抑制することができる。
さらに、導電ブロック15、16と絶縁シート18との間に接合部材25および金属シート27、28が介在することにより、導電ブロック15、16の熱変形が絶縁シート18に与える影響を緩和することができる。一般に、絶縁部材が接合される伝熱部材および金属シートは、銅もしくはアルミのような金属が用いられているが、ここで伝熱部材と金属シートの材料が同一の場合には、熱膨張係数が同一となるため、絶縁部材の表裏に作用する熱変形の差は小さく、絶縁部材に作用する応力は低減する。また、導電ブロック15、16と金属シート27、28との間には接合部材25が介在しているが、例えば銅やアルミよりも柔らかいはんだを用いることから、導電ブロック15、16と金属シート27、28との間の熱変形の差異の多くは、接合部材25であるはんだ層が大きくひずむことによって緩和されることになる。したがって、インバータモジュール1において、絶縁シート18に作用する応力は、直接導電ブロック15、16が接触する構造と比べて小さなものとなり、絶縁シート18の劣化や破損を回避することができる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態に係るインバータモジュール2について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、第2実施形態に係るインバータモジュール2の構成を示す斜視図であり、図5はインバータモジュール2をY方向から見た側面図である。
なお、第2実施形態にかかるインバータモジュール2は、X方向において複数の半導体チップ群12A、12Bを配置するとともに、第3導電ブロック19及び金属シート29を設けた点が、上記第1実施形態と異なる。すなわち、インバータモジュール2において、第1構造部S1は、正極側が第2導電ブロック16に接合される第2の半導体チップを有する半導体チップ群12Bと、第2の半導体チップ群12Bの負極側に接合される第3導電ブロック19と、をさらに備える。また、インバータモジュール2において第2構造部S2は、はんだ材または導電性ペースト材を含む接合部材25により第3導電ブロック19に接合される第1の主面及び絶縁シート18の他方の主面に接合される第2の主面を有する金属シート29を、さらに備える。この他は第1実施形態にかかるインバータモジュール1と同様であるため、第2実施形態にかかるインバータモジュール2において、インバータモジュール1と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図4および図5に示すように、第2実施形態に係るインバータモジュール2は、冷却部20上に、絶縁シート18を介して3つの金属シート27、28、29が配列され、それぞれの金属シート27、28、29上に第1、第2、および第3導電ブロック15、16、19が設けられている。第1及び第2導電ブロック15、16間と、第2導電ブロック及び第3導電ブロックの間に、それぞれ半導体チップ群12A、12Bが配されている。半導体チップ群12A、12Bは、IGBT13およびダイオード14を二組ずつY方向に並列して備える。
一方の半導体チップ群12A(第1半導体チップ群)を構成するIGBT13およびダイオード14は、第1導電ブロック15と第2導電ブロック16に挟持され、他方の半導体チップ群12B(第2半導体チップ群)を構成するIGBT13およびダイオード14は、第2導電ブロック16と第3導電ブロック19に挟持される。第1導電ブロック15は、半導体チップ12群Aに対向配置されIGBT13の一方の面に電気的に接続される第1チップ対向面15aと、外側面と、底面である第1接合面15bと、上面である第2接合面15dと、を有するブロック状に構成されている。第1チップ対向面15a及び外側面と、第1接合面15b及び第2接合面15dとは、非並行であり、例えば直交している。
第2導電ブロック16は、半導体チップ群12Aに対向配置されIGBT13の一方の面に電気的に接続される第1チップ対向面16aと、底面である第1接合面16bと、外側面であり半導体チップ群12Bに対向する第2チップ対向面16cと、上面である第2接合面16dと、を有するブロック状に構成されている。第1チップ対向面16a及び第2チップ対向面16cと、第1接合面16b及び第2接合面16dとは、非並行であり、例えば直交している。
第3導電ブロック19は第1および第2導電ブロック15、16と同様に構成されている。第3導電ブロック19は半導体チップ群12Bに対向する第1チップ対向面19aと、第1チップ対向面19aと直交する底面である第1接合面19aと、第1接合面19aの反対側の上面である第2接合面19dと、を有する
第1導電ブロック15の第1チップ対向面15aは、一方の半導体チップ群12Aの正極側が電気的かつ機械的に接合されている。第2導電ブロック16の第1チップ対向面16aには一方の半導体チップ群12Aの負極側が電気的かつ機械的に接合されている。第2導電ブロックは、第1チップ対向面16aとは反対の第2チップ対向面16bを有し、第2チップ対向面16bには他方の半導体チップ群12Bの正極側が、電気的かつ機械的に接合されている。さらに第3導電ブロック19には、他方の半導体チップ群12Bの負極側が電気的かつ機械的に接合されている。したがって、第1導電ブロック15は、正側導体として正電極を形成し、第3導電ブロック19は負側導体として負電極を形成し、第2導電ブロック16は、出力となる交流側電極を形成する。
また、第1導電ブロック15、第2導電ブロック16、第3導電ブロック19は、それぞれ半導体チップ12との接合面に直交する端面に、はんだで構成される接合部材25を介して金属シート27、28、29が接合されている。3つの金属シート27、28、29の下面は電気的な絶縁を確保するための絶縁シート18が接着され、さらに絶縁シート18は冷却部20の冷却接合面に接合されている。
本実施形態において、IGBT13に接続される複数の信号端子41が上方、すなわちZ方向の一方に導出されている。また導電ブロック15、19のY方向における一方の端面から、電極端子31、32がそれぞれ導出されている。導電ブロック16のY方向における他方の端面から電極端子33が導出されている。
また、第3導電ブロック19と冷却部20との間には、電気的な絶縁を確保するための絶縁シート18と金属シート29と接合部材25が介在している。
ここで、第1導電ブロック15には、半導体チップ12の正極側が接合されており、第3導電ブロック19には、もう一方の半導体チップ12の負極側が接合されているため、第1導電ブロック15は正側導体として正電極を形成し、第3導電ブロック19は負側導体として負電極を形成する。さらに第2導電ブロック16には、一方の半導体チップ12の負極側と他方の半導体チップ12の正極側が接合されているため、交流導体として交流電極を形成する。
本実施形態にかかるインバータモジュール2においても、上記第1実施形態と同様の効果を奏する、また、インバータモジュール2においては、1つのパワー半導体モジュールで正負交流の出力を実現する構成とすることができる。
[第3実施形態]
以下、図6乃至8に従って、第3実施形態に係るインバータモジュール3について説明する。図6は第3実施形態に係るインバータモジュール3の構成をY軸方向から見た側面図である。図7はインバータモジュール3の斜視図であり、図8はインバータモジュール3をZ軸方向からみた平面図である。図9は、インバータモジュール3をX軸方向からみた側面図である。なお、図8及び図9において冷却部20及び冷却部120を省略して示している。
本実施形態にかかるインバータモジュール3は、互いに離間して配される一対の第3構造部S3と、一対の第3構造部S3の下方に配された第1冷却部20と、一対の第3構造部S3の上方にそれぞれ配された一対の冷却パーツ121を有する第2冷却部120と、複数の第3構造部S3と第1冷却部20との間に配された第4構造部S4と、複数の第3構造部S3と複数の第2冷却部120との間にそれぞれ配された複数の第5構造部S5と、を備える。
第3構造部S3、上側の第2冷却部120、及び第5構造部S5は、Y方向において2つに分割して配され、下側の第1冷却部20及び第4構造部S4は、Y方向に一体に連続して構成されている。
第3構造部S3は第1実施形態における第1構造部S1が第2半導体チップ群12B及び第3導電ブロック19をさらに備えた構成であり、第2実施形態における第1構造部S1と同様に構成されている。第3構造部S3は、Y方向に並列して配される、IGBT13及びダイオード14をそれぞれ有する一対の半導体チップ群12A、12Bと、3つの導電ブロック15、16、19と、をそれぞれ備える。
第4構造部S4は、冷却部20上に接合される1枚の絶縁シート18と、絶縁シート18と、一対の第3構造部S2の導電ブロック15、16、19にそれぞれ接合される複数の金属シート27、28、29と、を備える。第4構造部S4において、X方向に3列、各列に2つずつ、合計6つの金属シート27、28、29が配列されている。
一対の第5構造部S5は、第2冷却部120の一対の冷却パーツ121の対向面にそれぞれ接合される一対の第2絶縁シート18と、一対の第2絶縁シート18と各導電ブロック15、16、19にそれぞれ接合される第2金属シートである金属シート27、28、29と、をそれぞれ備える。
冷却部120は、冷却部20と同様の構成であり、たとえば放熱性の高い銅合金、アルミ合金等の金属シートであり、別に構成されたヒートシンク等の冷却器と接続される。あるいは、冷却部120はヒートシンク等の冷却器を一体に備える構造であってもよい。冷却部120は複数の導電ブロック15、16、19の上面に対向配置される冷却接合面120a(第2放熱接合面)を有する。この冷却接合面120aに、絶縁シート18を介して、複数の導電ブロック15、16、19の上面が接合される。すなわち導電ブロック15、16、19の上面は同一の仮想平面上に配置される。
インバータモジュール3は、下側の第4構造部S4の絶縁シート18より上の部材が、Y方向において2つに分割され互いに離間して配置されている。したがって、一対の第3構造部S3が互いに対向するブロック対向面側に、上端に至る通路が形成されている。
一対の第3構造部S3において、一対のダイオード14はブロック対向面側である内方に配され、一対のIGBT13は一対のダイオード14よりも外方にそれぞれ配される。
また、第3構造部S3の導電ブロック15、16、19にそれぞれ接続される複数の電極端子131a〜131c、132a〜132cは、それぞれの導電ブロック15、16、19のブロック対向面に接続される。電極端子131a〜131c、132a〜132cは、Y方向に並ぶ一対の導電ブロック15、15間、一対の第2導電ブロック16、16間、及び一対の第3導電ブロック19、19間、及び一対の冷却パーツ121、121間に形成される通路を通って上方に向けてそれぞれ導出されている。
すなわち、導電ブロック15、16、19に接続される電極端子131a〜131c、132a〜132c、は一対の第3構造部S3の間に接続され、上側の一対の第5構造部S5の間、及び上側の冷却部120の一対の冷却パーツ121の間を通って、上方に導出される。
ここで、Y方向の一方に配される第1導電ブロック15、及び第3導電ブロック19に接続される電極端子131a、131cを正電極とし、Y方向他方に配される第1導電ブロック15、及び第3導電ブロック19に接続される電極端子132a、132cを負電極とする。第2導電ブロック16にそれぞれ接続される電極端子131b及び132bは、互いに導電位となる交流電極端子とする。したがって、インバータモジュール3はそのY方向の中央部に形成された隙間である通路50において、正電極と負電極が近接して対向する構造となる。
インバータモジュール3のY方向両端面付近に配されるIGBT13からゲート端子等の信号端子141がY方向外方にそれぞれ導出される。信号端子141は導電ブロック15、16間及び導電ブロック16、19間を通って、Y方向両端からY方向に外方に導出される。
インバータモジュール3において、半導体チップ12により生じた熱は、半導体チップ12の両主面に接合された導電ブロック15、16、19は、接合部材25、125、金属シート27、28、29、127、128、129及び絶縁シート18、118を介して、冷却部20、120にそれぞれ伝達される。
この他、各部の構成は第1または第2実施形態にかかるインバータモジュール1、2と同様であるため、共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態にかかるインバータモジュール3によれば、上下両面を放熱面とすることができるため、放熱性能が向上し、インバータモジュール3の小型化を実現することができる。
また、上下に冷却部20、120を配置する場合に、導電ブロック15、16、19の上下面の平面度の要求が高くなるが、本実施形態にかかるインバータモジュール3においては接合部材25、125を介した積層構造とすることで、接合部材25、125によって変位を吸収できる。このため、面精度の要求を緩和でき、コスト低減効果が高まる。
また、インバータモジュール3においては、Y方向の中央部であるブロック対向面に、電極端子131a〜131c、132a〜132cを配置し、かつ電極端子131a、131cを正電極とし、電極端子132a、132cを負電極とした。このため、正電極と負電極を近接して対向させることが可能となる。したがって、対向する電流が近接して通電する構造となることから、インバータモジュール3を通電動作させる際に生じる回路のインダクタンスが、正負電極が離間している構成よりも低減する。このため、スイッチングの際に生じるサージ電圧を低減することができ、インバータモジュール3の信頼性を向上させることができる。
さらに、インバータモジュール3において、Y方向の両端、すなわち外側に、IGBT13を配置し、信号端子141をインバータモジュール3のY方向における両端部に配置することにより、上下に配置された冷却部20、120との干渉を避けつつ、短い経路かつ同一距離における端子接続が可能となる。したがって、信号端子のインダクタンス低減とばらつき低減を実現し、IGBT13の安定動作を実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば他の実施形態として図10及び図11に示すように、中央の第2導電ブロック16の下面に配される金属シート28はY方向において一体に連続する構成としてもよい。なお、図10において冷却部20、120を省略している。この場合、金属シート28を導電性材料とすることにより交流電極端子を共通化することができ、一つの交流電極端子を取り出すことで交流出力が可能となるため、端子数を削減することができる。
また上記実施形態において、導電ブロックの一部として、ブロック状の導電ブロック15、16、19と半導体チップ12との間に電極板23、24を介在させたが、これに限られるものではない。例えば電極板を省略してIGBTやダイオードなどの半導体チップとブロック状の導体とを直接接合させることも可能である。
また、上記実施形態においては半導体チップとしてIGBT13を例示したが、これに限られるものではなく、他の半導体チップと導体を接合する構成においても上記各実施形態と同様の効果を奏する。
半導体チップ12や導電ブロック15、16、19の数も上記に限られるものではなく、適宜変更して実施可能である。例えば半導体チップ12は1つであってもよい。
また、接合部材25、26ははんだに限られるものではなく、例えば導電性ペーストなどを用いてもよい。
また、図7に示される第3実施形態にかかるインバータモジュール3では、上側の第2冷却部120を互いに離間する一対の冷却パーツ121、121で構成し、これらの冷却パーツ121、121の間に形成される通路50を通って電極端子を導出したが、これに限るものではない。例えば冷却部120を一体に連続させて構成することも可能であり、例えば冷却部120の所定箇所に積層方向に貫通する貫通孔が形成され、これらの貫通孔によって通路50を構成してもよい。この場合にも上記第3実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2、3…インバータモジュール、12…半導体チップ、12A、12B…半導体チップ群、13…IGBT、14…ダイオード、15…第1導電ブロック、16…第2導電ブロック、18、118…絶縁シート、19…第3導電ブロック、20、120…冷却部、21…モールド樹脂、23…コレクタ電極板、24…エミッタ電極板、25、125…接合部材、26…接合部材、27、28、29、127、128、129…金属シート、27a…突出部、31、32、33…電極端子、41…信号端子、131a〜131c…電極端子、141…信号端子、S1…第1構造部、S2…第2構造部。

Claims (5)

  1. 互いに対向する第1チップ対向面と、前記第1チップ対向面に非並行な第1接合面と、をそれぞれ有する、第1導電ブロック及び第2導電ブロックと、
    正極側が前記第1導電ブロックの前記第1チップ対向面に電気的に接続され、負極側が前記第2導電ブロックの前記第1チップ対向面に電気的に接続され、前記第1導電ブロックと前記第2導電ブロックとの間に挟持される半導体チップと、
    を備える第1構造部と、
    前記第1構造部における前記第1導電ブロックの前記第1接合面及び前記第2導電ブロックの前記第1接合面に対向して配される第1放熱接合面を有する第1放熱部と、
    前記第1放熱部と前記第1構造部との間に配され、前記第1放熱接合面に接合される第1絶縁シートと、前記第1絶縁シートに接合される複数の第1金属シートと、を備え、複数の前記第1金属シートが、前記第1構造部の第1導電ブロックの前記第1接合面及び前記第2導電ブロックの前記第1接合面に、それぞれ、はんだ材または導電性ペースト材により接合される、第2構造部と、を備えるパワー半導体モジュール。
  2. 複数の前記第1金属シートは、前記第1導電ブロックまたは前記第2導電ブロックに対向するブロック対向領域の外方に配される外縁部を有する、請求項1に記載のパワー半導体モジュール。
  3. 前記第1構造部は、正極側が前記第2導電ブロックに接合される第2半導体チップと、前記第2半導体チップの負極側に接合される第1チップ対向面と前記第1チップ対向面とは非並行な第1接合面を有する第3導電ブロック、をさらに備え、
    前記第2構造部は、前記第1絶縁シートと前記第3導電ブロックとの間に配され、はんだ材または導電性ペースト材により前記第3導電ブロックの前記第1接合面に接合される第1の金属シートをさらに備える、請求項1または2記載のパワー半導体モジュール。
  4. 互いに対向する第1チップ対向面と前記第1チップ対向面に非並行な第1接合面及び第2接合面と、をそれぞれ有する第1導電ブロック、第2導電ブロック、及び第3導電ブロックと、
    前記第1導電ブロックの前記第1チップ対向面と前記第2導電ブロックの前記第1チップ対向面との間に挟持されるIGBT及びダイオードを備える第1半導体チップ群と、
    前記第2導電ブロックの前記第1チップ対向面とは反対側の第2チップ対向面と、前記第3導電ブロックの前記第1チップ対向面との間に挟持されるIGBT及びダイオードを備える第2半導体チップ群と、をそれぞれ備えるとともに、互いに離間して配される複数の第3構造部と、
    複数の前記第3構造部の前記第1接合面に対向して配される第1放熱部と、
    複数の前記第3構造部の前記第2接合面に対向して配される第2放熱部と、
    複数の前記第3構造部と前記第1放熱部との間に配され、前記第1放熱部に接合される第1絶縁シートと、前記第1絶縁シートに接合される複数の第1金属シートと、を備え、複数の前記第1金属シートが、前記第3構造部の第1導電ブロック、前記第2導電ブロック、及び前記第3導電ブロックの前記第1接合面に、それぞれ、はんだ材または導電性ペースト材により接合される、第4構造部と、
    複数の前記第3構造部と前記第2放熱部との間にそれぞれ配され、前記第2放熱部にそれぞれ接合される第2絶縁シートと、前記第2絶縁シートにそれぞれ接合される複数の第2金属シートと、をそれぞれ備え、前記第2金属シートが、前記第3構造部の第1導電ブロック、前記第2導電ブロック、及び前記第3導電ブロックの前記第2接合面にそれぞれはんだ材または導電性ペースト材により接合される、複数の第5構造部と、
    を備え、
    複数の第3構造部のうち互いに離間して配される一対の前記第3構造部において、一対の前記ダイオードは一対の前記第3構造部が対向するブロック対向面側である内方に配され、一対の前記IGBTは一対の前記ダイオードよりも前記ブロック対向面から離間した外方にそれぞれ配され、
    複数の前記第1導電ブロック、前記第2導電ブロック、及び前記第3導電ブロックにそれぞれ接続される複数の電極端子は、各導電ブロックの前記ブロック対向面に接続され、前記第2放熱部に形成される通路を通って、前記導電ブロックと前記第2放熱部とが積層される方向に導出され、
    前記IGBTに接続される信号端子は、前記第1導電ブロックと前記第2導電ブロックとの間及び前記第2導電ブロックと前記第3導電ブロックとの間から、前記外方に向けて導出される、パワー半導体モジュール。
  5. 一対の前記第3構造部のうち一方の前記第3構造部における前記第1導電ブロック及び前記第3導電ブロックに接続される前記電極端子は正極であり、
    他方の前記第3構造部における前記第1導電ブロック及び前記第3導電ブロックに接続される前記電極端子は負極であり、
    一対の前記第3構造部の第2導電ブロックにそれぞれ接続される前記電極端子は互いに導電位となる交流電極端子である、請求項4記載のパワー半導体モジュール。
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