JP2018032767A - 位置決め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続部材と案内部との間の配置位置がずれていた場合の基板と接続部材とを接合する接合部への応力の発生を防止可能な位置決め構造を提供する。【解決手段】位置決め構造1は、第一部材10と、前記第一部材10と接続部材12で接続される第二部材22とを位置決めする位置決め構造1であって、第一部材10又は第二部材20の一方に接続され、第一部材10又は第二部材20の他方の貫通孔に挿通する突起部40を有する位置決め部材30を備え、突起部40には、貫通孔25を、接続部材12、22が接続開始される位置まで案内する誘導部41と、接続部材12、22が接続完了した状態において、貫通孔25の誘導を解除する逃げ部43とを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、位置決め構造に関する。
車載装置などの電子装置の製造過程において、電子装置に搭載される基板を所定の位置に配置する種々の技術が知られている。例えば、特許文献1には、基板を載置する対象物に対象物と基板との間の位置関係が適切になるように基板を案内する案内部を形成することが記載されている。特許文献1に記載される位置決め構造では、作業者が対象物に基板を載置するときに、案内部を介して対象物及び基板を接続させるため、対象物及び基板の双方に形成される接続部の位置合わせが容易になる。
特開2016−4798号公報
また、一対の基板を、双方の基板のそれぞれに半田により接合されたボードtoボードコネクタ(以下、単にコネクタとも称する)等の接続部材を介して接続することが知られている。一対の基板を、コネクタを介して接続するときに、案内部を利用して接続部材を接続することで、接続部材の接続が容易且つ確実に実施できる。しかしながら、案内部を利用して基板に配置された接続部材を接続する場合、双方の基板の位置関係が一意に決定されるため、製造ばらつき等に起因して接続部材と案内部との間の配置位置がずれていたときに、基板と接続部材を接合する半田に応力が生じる。基板と接続部材を接合する半田に応力が生じると、基板と接続部材を接合する半田は、経時的に劣化してクラック等が発生し、例えば、コネクタを接続部材として使用するときにコネクタ間の断線等の不具合が生じるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するものであり、基板に接合された接続部材と案内部との間の配置位置がずれていた場合でも、基板と接続部材とを接合する接合部に応力が発生するおそれが低い位置決め構造を提供することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明に係る位置決め構造は、第一部材と、第一部材と接続部材で接続される第二部材とを位置決めする位置決め構造であって、第一部材又は第二部材の一方に接続され、第一部材又は第二部材の他方の貫通孔に挿通する突起部を有する位置決め部材を備え、突起部には、貫通孔を、接続部材が接続開始される位置まで案内する誘導部と、接続部材が接続完了した状態において、貫通孔の誘導を解除する逃げ部とを有している。
また、本発明に係る位置決め構造では、逃げ部は、突起部の先端より所定距離離間した位置に設けられ、誘導部より、太さまたは幅の小さいくびれ部であることが好ましい。
また、本発明に係る位置決め構造では、誘導部とくびれ部の間に、誘導部からくびれ部にかけて、太さまたは幅が徐々に変化する遷移部を有することが好ましい。
また、本発明に係る位置決め構造では、突起部のそれぞれは、平板状の部材であることが好ましい。
また、本発明に係る位置決め構造では、少なくとも2つの突起部を備え、突起部の何れかは、面の方向が他の突起部の面の向きと異なることが好ましい。
また、本発明に係る位置決め構造では、2以上の突起部は、1枚の板状部材から曲げ起こしによって一体的に形成されることが好ましい。
また、本発明に係る位置決め構造では、位置決め部材は第一部材と、第二部材とを所定距離離間して支持する支持部をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、基板に接合された接続部材と案内部との間の配置位置がずれていた場合でも、基板と接続部材とを接合する接合部に応力が発生するおそれを低くすることが可能になった。
実施形態に係る位置決め構造の一例の斜視図である。 (a)は図1に示す第1実装基板の平面図であり、(b)は(a)に示す第1実装基板の正面図であり、(c)は(a)に示す第1実装基板の側面図である。 (a)は図1に示す第2実装基板の平面図であり、(b)は(a)に示す第2実装基板の正面図であり、(c)は(a)に示す第2実装基板の側面図である。 図1に示す保持部材の平面図である。 (a)は図4において矢印Aで示される方向から見た保持部材の正面図であり、(b)は図4において矢印Bで示される方向から見た保持部材の背面図である。(c)は図4において矢印Cで示される方向から見た保持部材の左側面図であり、(d)は図4において矢印Dで示される方向から見た保持部材の右側面図である。(e)は第1突起部の部分拡大正面図であり、(f)は第2突起部の部分拡大正面図である。 第1コネクタと第2コネクタとを接続するときの第1プリント基板と第1突起部との位置関係を示す図であり、(a)は第1状態を示し、(b)は第1状態に次ぐ第2状態を示し、(c)は第2状態に次ぐ第3状態を示し、(d)は第3状態に次ぐ第4状態を示す。 突起部の変形例を示す図であり、(a)は第1変形例を示し、(b)は第2変形例を示し、(c)は第3変形例を示す。
以下の図面を参照して、本発明に係る位置決め構造について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明との均等物に及ぶ点に留意されたい。本発明に係る位置決め構造は、コネクタ等の接続部材を介して接続される第1基板及び第2基板と、第1基板及び第2基板の接続位置を決定する位置決め部材とを有する。位置決め部材は、支持部と、支持部から第1基板の方向に延伸する突起部であって、第1基板の反対側の面から少なくとも幅方向の端部が離隔して配置された案内部と、支持部と案内部との間に位置し且つ案内部の幅よりも幅が狭い逃げ部とを有する。位置決め部材の案内部が第1基板と第2基板とを接続するときに第1基板及び第2基板の双方の位置を適切に案内するので、第1基板と第2基板を接続する接続部材の接続は容易である。また、第1基板及び第2基板が接続された後は、位置決め部材の逃げ部が第1基板を幅方向に移動可動に固定するので、基板に接合された接続部材と案内部との間の配置位置がずれていた場合でも、基板と接続部材とを接合する接合部に応力が発生するおそれは低い。
(実施形態に係る位置決め構造の構成)
図1は、実施形態に係る位置決め構造の一例である基板接続構造の斜視図である。
基板接続構造1は、第1実装基板10と、第2実装基板20と、位置決め部材の一例であり、第1実装基板10及び第2実装基板20の双方を保持する保持部材30とを有する。第1実装基板10は、第1プリント基板11と、第1プリント基板11に半田付けにより実装された第1コネクタ12とを含む。第2実装基板20は、第2プリント基板21と、第2プリント基板21に半田付けにより実装され且つ第1コネクタ12と嵌合する第2コネクタ22とを含む。第1実装基板10と第2実装基板20とは、第1コネクタ12及び第2コネクタ22を介して電気的に接続される。保持部材30は、第1プリント基板11に形成された貫通孔を貫通する第1突起部40A及び40Cと、第2プリント基板21に形成された貫通孔を貫通する第2突起部40E及び40Gを有する。保持部材30は、第1プリント基板11と第2プリント基板21との間の距離が第1コネクタ12及び第2コネクタ22の合計の高さになるように、第1プリント基板11及び第2プリント基板21を保持する。
第1実装基板10と保持部材30とは、保持部材30が有する一対の第1突起部40A及び40Cを第1実装基板10に形成される貫通孔を貫通させることで所望の位置に位置決めされる。また、第1実装基板10と保持部材30とは、4つのネジ50A〜50Dによって結合される。
第2実装基板20と保持部材30とは、保持部材30が有する一対の第2突起部40E及び40Gを第2実装基板20に形成される貫通孔を貫通させることで所望の位置に位置決めされる。また、第2実装基板20と保持部材30とは、ネジ50E〜50G及びネジ50Fの対角に位置する不図示のネジ50Hによって結合される。
図2(a)は第1実装基板10の平面図であり、図2(b)は第1実装基板10の正面図であり、図2(c)は第1実装基板10の側面図である。
第1プリント基板11は、第1表面13と、第1表面13の反対側に位置する第1裏面14とを有する。第1コネクタ12は、第1プリント基板11の第1表面13に半田付けにより実装され、第1プリント基板11の第1表面13及び第1裏面14に形成される不図示の配線と電気的に接続される。
第1プリント基板11は、第1表面13から第1裏面14に貫通し、保持部材30が有する一対の第1突起部40A及び40Cのそれぞれが貫通する一対の貫通孔である第1貫通孔15A及び15Cが形成される。また、第1プリント基板11は、第1表面13から第1裏面14に貫通し、4つのネジ50A〜50Dのそれぞれと螺合して第1プリント基板11と保持部材30とを接続する4つの第1螺合孔16A〜16Dが形成される。
図3(a)は第2実装基板20の平面図であり、図3(b)は第2実装基板20の正面図であり、図3(c)は第2実装基板20の側面図である。
第2プリント基板21は、第2表面23と、第2表面23の反対側に位置する第2裏面24とを有する。第2コネクタ22は、第2プリント基板21の第2表面23に半田付けにより実装され、第2プリント基板21の第2表面23及び第2裏面24に形成される不図示の配線と電気的に接続される。
第2プリント基板21は、第2表面23から第2裏面24に貫通し、保持部材30が有する一対の第2突起部40E及び40Gのそれぞれが貫通する一対の貫通孔である第2貫通孔25E及び25Gが形成される。また、第2プリント基板21は、第2表面23から第2裏面24に貫通し、4つのネジ50E〜50Hのそれぞれと螺合して第2プリント基板21と保持部材30とを接続する4つの第2螺合孔26E〜26Hが形成される。
図4は保持部材30の平面図であり、図5(a)は図4において矢印Aで示される方向から見た保持部材30の正面図であり、図5(b)は図4において矢印Bで示される方向から見た保持部材30の背面図である。図5(c)は図4において矢印Cで示される方向から見た保持部材30の左側面図であり、図5(d)は図4において矢印Dで示される方向から見た保持部材30の右側面図である。図5(e)は第1突起部40Aの部分拡大正面図であり、図5(f)は第2突起部40Eの部分拡大正面図である。
保持部材30は、基部31と、第1腕部32A〜32D及び第2腕部32E〜32Hと、第1支持部33A〜33D及び第2支持部33E〜33Hと、第1突起部40A及び40C並びに第2突起部40E及び40Gとを有する金属製の部材である。基部31、第1腕部32A〜32D及び第2腕部32E〜32H、第1支持部33A〜33D及び第2支持部33E〜33H、並びに第1突起部40A及び40C並びに第2突起部40E及び40Gは一体物である。第1腕部32A〜32D及び第2腕部32E〜32H、第1支持部33A〜33D及び第2支持部33E〜33H、並びに第1突起部40A及び40C並びに第2突起部40E及び40Gは、折り曲げ加工により形成される。
基部31は、第1コネクタ12及び第2コネクタ22の双方が貫通可能な方形の開口部35が中央部分に形成された枠状の形状を有する。基部31の外周は、第1辺311、第1辺と対向する第2辺312、第1辺311及び第2辺312に直交する第3辺313、並びに第3辺313に対向する第4辺314により形成される。基部31の第1辺311には第1腕部32A及び32Bが接続され、基部31の第2辺312には第1腕部32C及び32Dが接続される。また、基部31の第3辺313には第2腕部32E及び32Fが接続され、基部31の第4辺314には第2腕部32G及び32Hが接続される。
第1腕部32A〜32D及び第2腕部32E〜32Hのそれぞれは方形の平板状の形状を有し、第1腕部32A〜32Dは基部31の延伸方向と直交する第1方向に延伸し、第2腕部32E〜32Hは第1方向と反対の方向に延伸する。
第1支持部33A〜33D及び第2支持部33E〜33Hのそれぞれは方形の平板状の形状を有し、基部31の延伸方向と平行する方向に基部31に対して外側に向って延伸する。第1支持部33A及び33Bのそれぞれの一辺は第1腕部32A及び32Bの上辺と接し、基部31の第1辺311から外側に向かう第2方向に延伸する。第1支持部33C及び33Dのそれぞれの一辺は第1腕部32C及び32Dの上辺と接し、第1支持部33A及び33Bが延伸す第2方向と反対方向に延伸する。第2支持部33E及び33Hのそれぞれの一辺は第2腕部32E及び32Hの下辺と接し、基部31の第3辺313から外側に向かう第3方向に延伸する。第2支持部33F及び33Gのそれぞれの一辺は第2腕部32F及び32Gの上辺と接し、第2支持部33E及び33Hが延伸す第3方向と反対方向に延伸する。
第1支持部33A〜33Dのそれぞれは、第1プリント基板11に形成される第1螺合孔16A〜16Dと共にネジ50A〜50Dのそれぞれと螺合して第1プリント基板11と保持部材30とを接続する第1螺合孔34A〜34Dが形成される。
第2支持部33E〜33Hのそれぞれは、第2プリント基板21に形成される第2螺合孔26E〜26Hと共にネジ50E〜50Hのそれぞれと螺合して第2プリント基板21と保持部材30とを接続する第2螺合孔34E〜34Hが形成される。
第1支持部33A〜33Dの基部31の反対側の面と、第2支持部33E〜33Hの基部31の反対側の面との間の距離は、第1コネクタ12及び第2コネクタ22が接続されたときの第1コネクタ12及び第2コネクタ22の合計の高さと一致する。第1コネクタ12と第2コネクタ22が接続されたときに、第1支持部33A〜33Dの基部31の反対側の面は第1プリント基板11の第1表面13と接し、第2支持部33E〜33Hの基部31の反対側の面は第2プリント基板21の第2表面23と接する。保持部材30は、第1コネクタ12と第2コネクタ22が接続されたときに、第1プリント基板11と第2プリント基板21との間の距離が第1コネクタ12及び第2コネクタ22の合計の高さと一致するように、第1実装基板10及び第2実装基板20を保持する。
第1突起部40A及び40C並びに第2突起部40E及び40Gのそれぞれは、平板状の形状を有する。第1突起部40A及び40Cの厚さは第1貫通孔15A及び15Cの短手方向の長さと同一であり、第2突起部40E及び40Gの厚さは第2貫通孔25E及び25Gの短手方向の長さと同一である。第1突起部40Aは、第1支持部33Aの第1腕部32Aに接する辺と対向する辺から基部31の延伸方向に直交する第1方向に延伸し、第1突起部40Cは第1支持部33Cの第1腕部32Cに接する辺と直交する辺から第1方向に延伸する。第1突起部40Aが第1支持部33Aに接する辺と第1突起部40Cが第1支持部33Cに接する辺とが直交するので、第1突起部40Aの平面と第1突起部40Cの平面とは直交する。すなわち、第1突起部40Aの平面と第1突起部40Cの平面とは向きが異なる。
第2突起部40Eは、第2支持部33Eの第2腕部32Eに接する辺と対向する辺から第1方向の反対方向に延伸し、第2突起部40Gは第2支持部33Gの第2腕部32Gに接する辺と直交する辺から第1方向の反対方向に延伸する。第2突起部40Eが第2支持部33Eに接する辺と第2突起部40Gが第2支持部33Gに接する辺とが直交するので、第2突起部40Eの平面と第2突起部40Gの平面とは直交する。すなわち、第2突起部40Eの平面と第2突起部40Gの平面とは向きが異なる。
第1突起部40Aは、第1誘導部41Aと、第1案内部42Aと、第1逃げ部43Aとを有する。第1誘導部41Aは、第1突起部40Aの端部に位置し、先端に近付くに従って幅が狭くなる円弧状の平面を有する。第1誘導部41Aは、先端に近付くに従って幅が狭くなる円弧形状を有することで、第1コネクタ12及び第2コネクタ22は、第1実装基板10と第2実装基板20との間の位置関係が所定の接続位置に近付くように誘導される。
第1案内部42Aは、第1誘導部41Aと第1逃げ部43Aとの間に位置し、方形の平面を有する。第1案内部42Aの幅は、第1コネクタ12と第2コネクタ22とが接続されるときに貫通する第1貫通孔15Aの長手方向の長さ、すなわち第1貫通孔15Aの幅と等しい。第1案内部42Aが第1貫通孔15Aの幅と等しい幅を有することで、第1実装基板10及び第2実装基板20は、第1誘導部41Aによって誘導された接続位置を維持しながら第1コネクタ12と第2コネクタ22との接続する直前まで案内される。
第1逃げ部43Aは、第1支持部33Aと第1案内部42Aとの間に位置する。第1逃げ部43Aの幅は、第1案内部42Aの幅、すなわち第1突起部40Aの最大幅よりも狭い。より詳細には、第1逃げ部43Aは、第1誘導部41A及び第1案内部42Aから離れて第1支持部33Aに近付くほど幅が狭くなる逆テーパ状の形状を有する。すなわち、第1逃げ部43Aは、第1突起部40Aの先端より所定距離離間した位置に設けられ、第1誘導部41Aより、太さまたは幅の小さいくびれ部を含む。また、第1逃げ部43Aは、第1誘導部41Aとくびれ部の間に、誘導部41Aからくびれ部にかけて、太さまたは幅が徐々に変化する遷移部を有する。また、第1支持部33Aと第1案内部42Aとの間、すなわち第1逃げ部43Aの高さは、第1プリント基板11の厚さよりも高い。第1逃げ部43Aは、幅が第1突起部40Aの最大幅よりも狭く且つ高さが第1プリント基板11の厚さよりも高いので、第1コネクタ12及び第2コネクタ22が接続されたときに、第1プリント基板11を幅方向に移動可能に保持する。
図6は、第1コネクタ12と第2コネクタ22とを接続するときの第1プリント基板11と第1突起部40Aとの位置関係を示す図である。図6(a)は第1状態を示し、図6(b)は第1状態に次ぐ第2状態を示し、図6(c)は第2状態に次ぐ第3状態を示し、図6(d)は第3状態に次ぐ第4状態を示す。
第1状態では、第1プリント基板11と第1突起部40Aとは離隔して配置される。次いで、第2状態では、第1突起部40Aの先端に位置する第1誘導部41Aは、第1プリント基板11に形成される第1貫通孔15Aと重なって配置される。第1誘導部41Aが第1貫通孔15Aと重なって配置される間に、第1プリント基板11は、第1コネクタ12と第2コネクタとが接続される接続位置に誘導される。次いで、第3状態では、第1誘導部41Aの下方に位置する第1案内部42Aは、第1プリント基板11に形成される第1貫通孔15Aに重なって配置される。第1貫通孔15A第1がを包含する間に、第1プリント基板11は、第1コネクタ12と第2コネクタとが接続される接続位置に案内される。そして、第4状態では、第1コネクタ12と第2コネクタとが接続され、第1支持部33Aは第1プリント基板11と接し、第1プリント基板11に形成される第1貫通孔15Aは第1案内部42Aの下方に位置する第1逃げ部43Aを包含する。第1コネクタ12と第2コネクタとが接続されるときに、第1貫通孔15Aが第1突起部40Aの最大幅よりも幅が狭い第1逃げ部43Aを包含することで、第1コネクタ12は、第1突起部40Aの幅方向に移動することができる。
第1突起部40Cの構成及び機能は、第1突起部40Aの構成及び機能と同様なので、ここでは詳細な説明を省略する。
第2突起部40Eは、第2誘導部41Eと、第2案内部42Eと、第2逃げ部43Eとを有する。第2誘導部41Eは、第2突起部40Eの端部に位置し、先端に近付くに従って幅が狭くなる円弧状の平面を有する。第2誘導部41Eは、先端に近付くに従って幅が狭くなる円弧形状を有することで、第1コネクタ12及び第2コネクタ22は、第1実装基板10と第2実装基板20との間の位置関係が所定の接続位置に近付くように誘導される。
第2案内部42Eは、第2誘導部41Eと第2逃げ部43Eとの間に位置し、方形の平面を有する。第2案内部42Eの幅は、第1コネクタ12と第2コネクタ22とが接続されるときに貫通する第2貫通孔25Eの幅と等しい。第2案内部42Eが第2貫通孔25Eの幅と等しい幅を有することで、第1実装基板10及び第2実装基板20は、第2誘導部41Eによって誘導された接続位置を維持しながら第1コネクタ12と第2コネクタ22との接続する直前まで案内される。
第2逃げ部43Eは、第2支持部33Eと第2案内部42Eとの間に位置する。第2逃げ部43Eの幅は、第2案内部42Eの幅、すなわち第2突起部40Eの最大幅よりも狭い。より詳細には、第2逃げ部43Eは、第2誘導部41E及び第2案内部42Eから離れて第2支持部33Eに近付くほど幅が狭くなる逆テーパ状の形状を有する。また、第2支持部33Eと第2案内部42Eとの間、すなわち第2逃げ部43Eの高さは、第2プリント基板21の厚さよりも高い。第2逃げ部43Eは、幅が第2案内部42Eの幅よりも狭く且つ高さが第2プリント基板21の厚さよりも高いので、第1コネクタ12及び第2コネクタ22が接続されたときに、第2プリント基板21を幅方向に移動可能に保持する。
第2突起部40Gの構成及び機能は、第2突起部40Eの構成及び機能と同様なので、ここでは詳細な説明を省略する。
(実施形態に係る位置決め構造の作用効果)
実施形態に係る位置決め構造では、第1基板と第2基板との間に位置する第1支持部から延伸する第1突起部は、第1基板に形成された貫通孔を貫通した第1案内部と、第1支持部と第1案内部との間に位置し且つ幅が第1案内部の幅よりも狭い逃げ部とを有する。第1基板に搭載される第1コネクタと第2基板が搭載される第2コネクタが接続されたときに、第1支持部が第1基板に接し且つ第1案内部の幅方向の端部が第1基板と離隔して配置することで、第1基板を第1突起部の幅方向に移動可動に固定する。実施形態に係る位置決め構造では、位置決め部材が第1基板を第1突起部の幅方向に移動可動に固定するので、第1基板に接合された接続部材と案内部との間の配置位置がずれていた場合でも、第1基板と接続部材とを接合する接合部に応力が発生するおそれは低い。
また、実施形態に係る位置決め構造では、第1逃げ部は、第1支持部に近付くほど幅が狭くなる逆テーパ状の形状を有するので、接続された第1基板と位置決め部材とを分離するときに、引掛り等が発生することはなく、容易に分離できる。
実施形態に係る位置決め構造では、第1突起部は平板状の部材であり、第1逃げ部の幅は第1案内部の幅よりも狭いので、第1突起部の幅方向に第1基板を移動可能として、第1突起部の厚さ方向への第1基板の移動を規制できる。例えば、第1突起部の厚さ方向に他の部品が近接して配置されるときに、第1突起部の幅方向に第1基板を移動可能として、第1突起部の厚さ方向への第1基板の移動を規制することで、第1基板が他の部品に接触することを防止できる。
実施形態に係る位置決め構造では、第1突起部の何れかは、面の方向が他の第1突起部の面の向きと異なるので、突起部が配置された位置に応じて所望の方向への基板の移動を可能とし、移動を可能とする方向と直交する方向への基板の移動を規制する。例えば、第1突起部40Aは、第1プリント基板11の短手方向の移動を可能とし且つ第1プリント基板11の長手方向の移動を規制する。反対に、第1突起部40Cは、第1プリント基板11の短手方向の移動を可能とし且つ第1プリント基板11の長短手方向の移動を規制する。
実施形態に係る位置決め構造では、第1基板と第2基板との間に位置する第2支持部から延伸する第2突起部は、第2基板に形成された貫通孔を貫通した第2案内部と、第2支持部と第2案内部との間に位置し且つ幅が第2案内部の幅よりも狭い逃げ部とを有する。第1基板に搭載される第1コネクタと第2基板が搭載される第2コネクタが接続されたときに、第2支持部が第2基板に接し且つ第2案内部の幅方向の端部が第2基板と離隔して配置することで、第2基板を第2突起部の幅方向に移動可動に固定する。実施形態に係る位置決め構造では、位置決め部材が第2基板を第2突起部の幅方向に移動可動に固定するので、第2基板に接合された接続部材と案内部との間の配置位置がずれていた場合でも、第2基板と接続部材とを接合する接合部に応力が発生するおそれは低い。
(実施形態に係る位置決め構造の変形例)
基板接続構造1では、保持部材30が位置決め部材として使用されるが、実施形態に係る位置決め構造では、第1基板及び第2基板の少なくとも一方の位置を決定可能な他の部材を位置決め部材として使用してもよい。
例えば、位置決め部材は、略棒状の形状であり、一端が、第1基板または第2基板の一方にネジ固定、圧入、半田付け等によって、あらかじめ位置決めされた状態で、略垂直に立設される。位置決め部材の他端には、以上の実施形態で説明した位置決め構造(図1の突起部40に相当する)が形成されており、第1基板または第2基板の他方に設けられた位置決め孔(図2の貫通孔15、または図3の貫通孔25に相当する)に挿通され位置決めがなされる。なお、この場合、第1基板と第2基板は別途設けられた保持部材よって保持されてもよい。
また、以上の実施形態では、プリント基板同士を、互いに、所定距離離間して接続する際の位置決め構造について説明したが、実施の形態はプリント基板に限られず、略板状の部材を他の略板状、またはその他の形状の部材に接続する構造一般に適用することができる。この場合、略板状の部材に貫通孔を設け、他の部材側に接続された位置決め部材の突起部を当該貫通孔に挿通することで位置決めが行われる。
また、第1突起部40Aは平板状の形状を有するが、実施形態に係る位置決め構造では、突起部は円筒状の形状を有してもよい。突起部が円筒状の形状を有するとき、突起部は、半球状の誘導部と、誘導部の径と同一径を有する円筒状の案内部と、案内部の径よりも短い径を有する円筒状の逃げ部を有してもよい。
また、突起部の形状は円筒形に限らず、三角形、四角形、六角形等の多角柱状でもよく、この場合、誘導部は角柱の先端を球状に丸めた形状としてもよく、逃げ部は誘導部より太さの小さい多角柱状、または円筒状としてもよい。そして、突起部の形状を円筒状、多角柱状とする場合は、第1基板または第2基板に設けられる貫通孔15、25は、突起部の形状に合わせて、それぞれ円形、多角形状とすることが望ましい。
また、以上の実施形態では、位置決め部材は金属製の部材であるとして説明したが、金属製に限らず樹脂製の部材も適用可能である。
また、第1突起部40Aは、円弧状の誘導部と、方形の案内部と、逆テーパ状の逃げ部を有するが、実施形態に係る位置決め構造では、突起部は他の形状を有してもよい。
図7は突起部の変形例を示す図であり、図7(a)は第1変形例を示し、図7(b)は第2変形例を示し、図7(c)は第3変形例を示す。
突起部50は、円弧状の誘導部51と、方形の案内部52と、案内部52よりも短手方向の長さが短い方形の逃げ部53とを有する。逃げ部53の短手方向の長さが案内部52よりも短手方向の長さが短いので、突起部50は、第1突起部40Aと同様に、第1プリント基板11に形成される第1貫通孔15Aを貫通したときに、第1プリント基板11を幅方向に移動可能に固定する。
突起部60は、略方形の案内部62と、逆テーパ状の逃げ部63とを有する。突起部60は、逆テーパ上の逃げ部63が第1支持部33Aと案内部62との間に配置されるので、第1突起部40Aと同様に、第1プリント基板11に形成される第1貫通孔15Aを貫通したときに、第1プリント基板11を幅方向に移動可能に固定する。
突起部70は、放物線状の誘導部71と、方形の案内部72と、逆テーパ状の逃げ部73とを有する。突起部70は、放物線状の誘導部71を有するので、第1突起部40Aと同様に、第1実装基板10と第2実装基板20との間の位置関係を誘導することができる。また、突起部70は、逆テーパ上の逃げ部73が第1支持部33Aと案内部72との間に配置されるので、第1突起部40Aと同様に、第1プリント基板11に形成される第1貫通孔15Aを貫通ときに、第1プリント基板11を幅方向に移動可能に固定する。
1 基板接続構造(位置決め構造)
10 第1実装基板
11 第1プリント基板(第1基板)
12 第1コネクタ
13 第1表面
14 第1裏面
15A、15C 第1貫通孔
20 第2実装基板
21 第2プリント基板(第2基板)
22 第2コネクタ
23 第2表面
24 第2裏面
25E、25G 第2貫通孔
30 保持部材(位置決め部材)
31 基部
32A〜32D 第1腕部
32E〜32H 第2腕部
33A〜33D 第1支持部
33E〜33H 第2支持部
40A、40C 第1突起部
40E、40G 第2突起部
41A 第1誘導部
42A 第1案内部
43A 第1逃げ部
41E 第2誘導部
42E 第2案内部
43E 第2逃げ部

Claims (7)

  1. 第一部材と、前記第一部材と接続部材で接続される第二部材とを位置決めする位置決め構造であって、
    第一部材又は第二部材の一方に接続され、第一部材又は第二部材の他方の貫通孔に挿通する突起部を有する位置決め部材を備え、
    前記突起部には、前記貫通孔を、前記接続部材が接続開始される位置まで案内する誘導部と、
    前記接続部材が接続完了した状態において、前記貫通孔の誘導を解除する逃げ部とを有している、
    ことを特徴とする位置決め構造。
  2. 前記逃げ部は、前記突起部の先端より所定距離離間した位置に設けられ、前記誘導部より、太さまたは幅の小さいくびれ部である、請求項1に記載の位置決め構造。
  3. 前記誘導部と前記くびれ部の間に、前記誘導部から前記くびれ部にかけて、太さまたは幅が徐々に変化する遷移部を有する、請求項2に記載の位置決め構造。
  4. 前記突起部のそれぞれは、平板状の部材である、請求項1〜3の何れか一項に記載の位置決め構造。
  5. 少なくとも2つの前記突起部を備え、前記突起部の何れかは、面の方向が他の突起部の面の向きと異なる、請求項4に記載の位置決め構造。
  6. 前記2以上の突起部は、1枚の板状部材から曲げ起こしによって一体的に形成される、請求項5に記載の位置決め構造。
  7. 前記位置決め部材は前記第一部材と、前記第二部材とを所定距離離間して支持する支持部をさらに備える、請求項1〜5の何れか一項に記載の位置決め構造。
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