JP6221593B2 - データ管理方法、データ管理プログラム及びデータ管理装置 - Google Patents

データ管理方法、データ管理プログラム及びデータ管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータを用いた情報検索におけるデータの表示順序を制御する技術に関する。
コンピュータを用いた情報検索をより効率的に行うことを可能にするべく、検索結果の表示順序を工夫する技術が従来から提案されている。一例として、検索対象の文書を文書蓄積部に登録する際に、文書自体に含まれるキーワードによる索引に加えて、どのようなプロファイル情報を持つユーザに該文書が適合するかを示す適合度情報を予め作成しておく技術がある。当該技術では、ユーザが検索毎に入力した検索条件に加えて、ユーザのプロファイル情報と適合度情報に基づいて、検索結果の各文書のスコア計算及びランキング(スコアの大小順序の決定)を行う。そして、個々のユーザに応じて各文書の検索結果の表示順序を変更する。
特開2002−32401号公報
ここで、例えばサポート業務やコールセンター業務等においては、顧客からの問合せに対する適切な回答を導き出すための情報を得るべく、効率的な情報検索が望まれる。
そこで、本発明の1つの側面では、コンピュータを用いた情報検索を、効率的に実現することを目的とする。
本発明の1つの側面では、コンピュータが、記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザにより更新された場合に、ユーザのスキルの高さを示す情報に基づいて、更新された対象情報の重要度を示す情報を更新する。また、情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる対象情報を複数抽出し、抽出した対象情報の夫々の重要度を示す情報を参照する。そして、夫々の重要度を示す情報に基づいて、抽出した対象情報の検索結果の表示順序を制御する。
本発明の1つの側面によれば、コンピュータを用いた情報検索を、効率的に実現することができる。
本実施形態におけるシステムの全体構成の一例を示す説明図である。 本実施形態における資材情報DBの一例を示す説明図である。 本実施形態におけるユーザ別更新情報DBの一例を示す説明図である。 本実施形態におけるユーザ別検索情報DBの一例を示す説明図である。 本実施形態におけるスキルレベル値換算表及び資材専門性ポイント換算表の一例を示す説明図である。 本実施形態における全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態における資材の検索処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における検索結果ソート順ポイントの算出例及び検索結果のソート例を示す説明図である。 本実施形態における資材の参照処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における資材の更新処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるシステムの全体構成の一例を示す説明図である。 本実施形態における検索キーワード情報DBの一例を示す説明図である。 本実施形態における検索キーワード専門性ポイント換算表の一例を示す説明図である。 本実施形態における検索キーワード指定処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における検索キーワード候補ソート順ポイントの算出例及び検索結果のソート例を示す説明図である。 本実施形態における資材の検索処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す説明図である。
[実施形態の背景及び概要]
本実施形態では、コンピュータを用いた情報検索を効率的に実現する技術の一例について説明する。
例えば、サポート業務やコールセンター業務等の中で行われる情報検索では、顧客に対する適切な回答を導き出すことが可能な情報を、ユーザ(サポート業務やコールセンター業務を行うオペレータ等)が効率的に検索して得られることが望ましい。しかし、スキルの低いユーザの場合、例えば、検索結果として表示された情報のうち、どの情報が適切な回答に結び付く情報であるのかを判断することが難しい。また、そもそも検索キーワードを指定する際に、どのような検索キーワードを指定して検索すればよいかを判断することが難しい。このため、スキルの高いユーザに具体的な指示を仰いだり、スキルの高いユーザが検索マニュアル等を作成したりする作業が発生する。これらの作業には多大なる時間と手間を要し、業務が非効率となる。
そこで、スキルの低いユーザでも情報検索によって効率的に的確な情報を得ることを可能にするべく、本実施形態では、情報検索において抽出対象となる対象情報の表示方法(出力方法)を工夫する。その一例として、本実施形態では、情報検索による検索結果を表示する際に、ユーザにとって重要度の高い情報を示す検索結果を上位に表示させる。また、本実施形態では、ユーザが入力した検索文字列に関連する検索キーワード候補を自動的に表示する際に、ユーザにとって重要度の高い検索キーワード候補を上位に表示させる。
ここで、このようなサポート業務やコールセンター業務等では、顧客に対して正確に回答を行うことが必要となる。このため、このような回答を導き出すために検索結果として上位に表示されるべき情報は、単に参照数が多い情報や、内容が簡易で読みやすい情報等ではなく、かりに内容が難しいものであっても、信頼性の高い情報であることが求められる。同様に、検索キーワード候補として上位に表示される情報も、単によく使われる検索キーワード等ではなく、信頼性の高い情報を検索するのに適切な検索キーワードであることが求められる。
このため、本実施形態では、スキルの高いユーザがアクセスした情報(例えばスキルが高いユーザが更新した情報や使用した検索キーワード)は、顧客への正確な回答に結び付く情報(例えば信頼性の高い情報や適切な検索キーワード)であるものとして、情報検索において上位に表示させるようにする。
こうすることで、本実施形態によれば、スキルの低いユーザが検索作業を行う場合であっても、スキルの高いユーザがアクセスしたデータを用いるようにユーザを誘導することができるため、適切な回答に結び付く情報を効率的に得ることが可能となる。
[実施例1]
<システムの全体構成及びサーバの機能構成>
図1は、実施例1におけるシステムの全体構成の一例を示す。本システムは、例えば、顧客からの問合せに対して回答を行うサポート業務やコールセンター業務を行うユーザが使用する。
本実施形態におけるシステムは、サーバ1及びユーザ端末2を備える。サーバ1及びユーザ端末2はいずれもコンピュータであり、ネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。ネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等である。サーバ1は、ユーザ端末2を介してユーザが行った種々の要求に応じた処理を行う。一例として、本実施形態では、サーバ1がWEBサーバ(アプリケーションサーバ及びデータベースサーバの機能を含む)、ユーザ端末2がWEBクライアントとして機能し、ユーザ端末2では、WEBブラウザを介して種々の操作を行う。
サーバ1は、ユーザが使用する各種情報を含んだ実体データである情報資材(以下、本実施形態では「資材」という)のデータの検索や更新等を行なう資材管理部10を備える。また、サーバ1は、記憶手段において、資材集合100、資材情報DB101、ユーザ別更新情報DB102及びユーザ別検索情報DB103、スキルレベル値換算表104及び資材専門性ポイント換算表105を備える。
資材管理部10は、資材検索部11、資材検索結果ソート部12、資材参照部13及び資材更新部14を備える。
資材検索部11は、ユーザ端末2からユーザが指定した検索キーワードを受け付け(受信し)、当該検索キーワードを含んだ資材を検索し、検索結果の資材の抽出を行う。
資材検索結果ソート部12は、検索結果の資材の表示順序を制御する。具体的には、検索結果の資材の表示順序をソートし、ソート済みの検索結果をユーザ端末2に送信して、ユーザ端末2に表示させる。
資材参照部13は、ユーザ端末2から資材の参照要求を受け付け、当該参照要求に基づき、参照対象となる資材をユーザ端末2に送信する。
資材更新部14は、ユーザ端末2から資材の更新要求を受け付け、当該更新要求に基づき、更新対象となる資材を更新する。
資材集合100は、検索対象や更新対象となる資材自体が格納されるデータ集合である。
資材情報DB101は、資材集合100に含まれる各資材に関する情報が格納されるデータベースである。資材情報DB101は、図2に示すように、資材の識別子である[資材]、当該資材が参照された回数を示す[参照回数]、当該資材を過去に更新した1又は複数のユーザのスキルの高さを示すスキルレベル値(詳細は後述する)に基づいて算出された値を示す[更新者スキルレベル値指標]及び当該資材の総合的な重要度(価値)を示す[資材ポイント]の項目を含む。[資材ポイント]の詳しい内容については後述する。
ユーザ別更新情報DB102は、ユーザが行った資材の更新に関する情報が格納されるデータベースである。ユーザ別更新情報DB102は、図3に示すように、ユーザの識別子である[ユーザ]、当該ユーザが過去に更新した1又は複数の資材の資材ポイントの合計を示す[更新資材ポイント合計]、及び、当該ユーザのスキルの高さを示し、[更新資材ポイント合計]に応じて値が決まる[スキルレベル値]を含む。
ユーザ別検索情報DB103は、ユーザが使用した検索キーワードに関する情報が格納されるデータベースである。ユーザ別検索情報DB103は、図4に示すように、ユーザの識別子である[ユーザ]、当該ユーザが過去に検索に使用した[検索キーワード]及び当該検索キーワードが用いられた[使用回数]を含む。
スキルレベル値換算表104は、図5に示すように、[更新資材ポイント合計]と[スキルレベル値]との対応関係を示す表である。
資材専門性ポイント換算表105は、図5に示すように、ユーザが用いた回数の多い上位の検索キーワードが検索対象の資材に含まれている数と、資材がユーザの専門分野に合致している度合を示す[資材専門性ポイント]との対応関係を示す表である。
<全体処理>
サーバ1において実行される全体処理の一連の流れについて、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS1で、資材検索部11が、ユーザ端末2から、ユーザが指定した検索キーワードを含んだ情報検索の要求を受け付ける。
ステップS2で、資材検索部11が、受け付けた検索要求に基づき、指定された検索キーワードを含む資材を資材集合100から検索し、検索結果を抽出する。
ステップS3で、資材検索結果ソート部12が、抽出された検索結果の表示順序を適切にソートし、ユーザ端末2に送信する。ユーザ端末2では、受信した検索結果を表示する。
ステップS4で、資材参照部13が、ユーザ端末2から、ユーザによる資材の参照要求を受け付ける。そして、資材参照部13は、参照要求のあった資材本体のデータを、ユーザ端末2に送信する。ユーザ端末2では、受信した資材本体のデータを表示する。
ステップS5で、資材更新部14が、ユーザによる資材の更新要求の有無を判定する。資材の更新要求がある場合(Yes)にはステップS6に進み、ない場合(No)には処理を終了する。
ステップS6で、資材更新部14が、ユーザによる資材の更新要求に基づき、資材を更新する。
なお、上記説明は、全体処理の一連の流れの一例に過ぎず、夫々の資材について必ず上記順序で処理がなされることを示すものではない。例えば、ある資材が検索結果として表示されるか否かに関わらず、当該資材が直接参照されることもあり得るし、ある資材について直接更新がなされた後に、当該資材が検索結果として抽出されることもあり得る。
以下、資材の検索処理、参照処理及び更新処理について詳細に説明する。
<資材の検索処理>
ユーザが資材を検索する際に実行される処理について、図7を示して説明する。この処理は、図6に示した全体処理のうち、ステップS2〜S3の処理を詳細に示すものであり、資材検索部11が、ユーザ端末2から、ユーザが指定した検索キーワードを含んだ情報検索の要求を受け付けたきに実行される。
ステップS11で、資材検索部11が、受け付けた検索要求に基づき、指定された検索キーワードを含む資材を資材集合100から検索する。なお、資材検索の方法(アルゴリズム)自体は、一般的な検索エンジン等で用いられている方法とする。
ステップS12で、資材検索部11が、検索結果の資材を抽出し、資材検索結果ソート部12に渡す。
ステップS13で、資材検索部11が、今回の検索でユーザにより指定された検索キーワードに関する情報を、ユーザ別検索情報DB103に反映させる。具体的には、ユーザ別検索情報DB103における当該ユーザに対応するデータにつき、今回の検索キーワードと一致する[検索キーワード]の[使用回数]を1回加算する。もし一致する[検索キーワード]が存在しなければ、新たに[検索キーワード]及び[使用回数](初期値は1回)のデータを追加する。例えば、図4に示したユーザ別検索情報DB103の例において、ユーザXが検索キーワード「d」を用いて検索を行った場合、[検索キーワード]が「d」のデータに対応する[使用回数]である「12」が、1回加算されて「13」となる。
ステップS14で、資材検索結果ソート部12が、検索結果に含まれる資材毎に[検索結果ソート順ポイント]を算出する。[検索結果ソート順ポイント]は、検索結果を、より有効な資材が上位に表示されるようにソートするためのポイントである。
この[検索結果ソート順ポイント]の算出方法の一例について詳述する。
まず、資材検索結果ソート部12は、資材情報DB101を参照し、夫々の検索結果の資材に対応する[資材ポイント]を抽出する。
さらに、資材検索結果ソート部12は、検索結果の資材毎に、今回の検索を行っているユーザの専門分野との関連性の強さを示す[資材専門性ポイント]を決定する。この[資材専門性ポイント]は、例えば、ユーザがよく使用する検索キーワード(一例として上位5つの検索キーワード)が、検索結果の資材にいくつ含まれるかにより決定する。これは、一般に、ユーザは自分の専門分野に関連する検索キーワードを頻繁に使うものであり、よく使われる検索キーワードは、そのユーザの専門分野を示すことが多いという考え方に基づいている。資材検索結果ソート部12は、まず、今回の検索を行っているユーザがよく使用する検索キーワードの上位5つを、ユーザ別検索情報DB103から抽出する。そして、資材検索結果ソート部12は、検索結果の資材毎に、今回の検索を行っているユーザがよく使用する検索キーワードの上位5つが含まれている数をカウントする。さらに、資材検索結果ソート部12は、資材専門性ポイント換算表105を参照して、当該カウントした数に対応する[資材専門性ポイント]を決定する。
そして、資材検索結果ソート部12は、例えば次のような演算式によって[検索結果ソート順ポイント]を算出する。
「[検索結果ソート順ポイント]=[資材専門性ポイント]×[資材ポイント]」
上記演算式は、ユーザの専門分野との関連性が強く、かつ価値や重要性の高い資材ほど検索結果の上位に表示させるという考え方に基づいている。しかし、当該演算式は一例に過ぎず、かかる演算方法に限定されるものではない。例えば、[資材ポイント]のみを[検索結果ソート順ポイント]に反映させても、検索結果の資材を適切にソートするという効果を奏することは可能である。
ステップS15で、資材検索結果ソート部12が、算出した検索結果ソート順ポイントの高い順に、検索結果における資材の表示順序をソートする。
ステップS16で、資材検索結果ソート部12が、資材の表示順序がソートされた検索結果をユーザ端末2に送信し、ユーザ端末2に表示させる。換言すれば、資材検索結果ソート部12は、ソート済みの検索結果を出力する。
なお、ステップS13の処理は、上記順序に限らず、例えばステップS16の後などに実行してもよい。
ここで、図8に、[検索結果ソート順ポイント]の算出例及び検索結果のソート例を示す。ユーザXが検索を行った場合において、当該ユーザXがよく使用する検索キーワードの上位5つが「a,b,c,d,e」であるとする。そして、図8に示すように、資材A01、資材B01、資材C01、資材D01及び資材E01の5つの資材が検索結果として抽出された場合を想定する。これらの資材の資材情報は、図2に示した資材情報DB101に格納されている。
この具体例において、[資材専門性ポイント]は次のように決定される。すなわち、資材A01の場合、含有文字が「a,b,c,d,e」であり、ユーザXがよく使用する検索キーワードの上位5つのうち、5つを含んでいる。そこで、図5に示す資材専門性ポイント換算表105を参照すると、資材に含まれている検索キーワード数が5つの場合、[資材専門性ポイント]は「1.5」となる。資材B01の場合、含有文字が「a,b」であり、検索キーワードの上位5つのうち2つを含んでいるため、[資材専門性ポイント]は「1.2」となる。資材C01の場合、含有文字が「a,b,d,e,y」であり、検索キーワードの上位5つのうち4つを含んでいるため、[資材専門性ポイント]は「1.4」となる。資材D01の場合、含有文字が「z」であり、検索キーワードの上位5つを1つも含んでいない。このため、[資材専門性ポイント]は「1.0」となる。資材E01の場合、含有文字が「a,b,e,x」であり、検索キーワードの上位5つのうち2つを含んでいるため、[資材専門性ポイント]は「1.2」となる。
そして、資材A01の[資材ポイント]が「120」であることから、資材A01の[検索結果ソート順ポイント]は、「資材専門性ポイント120×資材ポイント1.5=180」となる。他の資材についても同様に[検索結果ソート順ポイント]を算出すると、資材B01は「3.3×1.2=3.96」、資材C01は「10×1.4=14」、資材D01は「7×1.0=7」、資材E01は「5.5×1.3=7.15」となる。その結果、図8に示すように、検索結果の表示順は、資材A01、資材C01、資材E01、資材D01、資材B01の順となる。
<資材参照処理>
次に、ユーザにより資材が参照されるときの処理について、図9を示して説明する。この処理は、図6に示した全体処理のうち、ステップS4の処理を詳細に示すものであり、ユーザ端末2から、資材の参照要求を受け付けたときに実行される。
ステップS21で、資材参照部13は、参照要求のあった資材を資材集合100から取得し、ユーザ端末2に送信する。
ステップS22で、資材参照部13は、資材情報DB101のうち、参照要求のあった資材の[参照回数]を1加算して更新する。例えば、図2に示した資材情報DB101の例において、資材Aが参照された場合、参照回数が「120」から「121」となる。なお、資材情報DB101には、例えば参照日等の情報も格納し、当該参照回数を、一定の期間内の参照回数に限定するようにしてもよい。
ステップS23で、資材参照部13は、参照要求のあった資材の参照回数が更新されたことに伴い、資材情報DB101の[資材ポイント]を再計算して更新する。この資材ポイントの算出方法は、後述の資材の更新処理において詳細に説明する。
<資材の更新処理>
次に、ユーザが資材を更新する際に実行される処理について、図10を示して説明する。この処理は、図6に示した全体処理のうち、ステップS6の処理を詳細に示すものであり、ユーザ端末2から、資材の更新要求を受け付けたときに実行される。
ステップS31で、資材更新部14は、資材集合100に含まれる資材のうち、更新要求の対象である資材を、更新要求の内容に基づいて更新する。
ステップS32で、資材更新部14は、資材情報DB101のうち、今回の更新対象の資材の[更新者スキルレベル値指標]を更新する。具体的には、資材更新部14は、例えば次のような演算式によって更新後の[更新者スキルレベル値指標]を算出し、更新する。
「更新後の[更新者スキルレベル値指標]=(更新前の[更新者スキルレベル値指標]+今回の更新を行ったユーザの[スキルレベル値])/2」
上記演算式は、更新する資材に対する影響度はその資材を最後に更新するユーザによって与えられる影響がより大きいという考え方に基づいている。例えば、過去にスキルの低いユーザばかりが更新した資材に対して、最後にスキルの高いユーザが1回更新をした場合、最終更新者であるスキルの高いユーザの影響を強く受けて、資材の質が上がる可能性が高い。そのため、本実施形態では、[更新者スキルレベル値指標]は、例えば単純に全更新者のスキルレベルの平均値とするのではなく、上記演算式のように、最終更新者のスキルレベル値が強く反映されるような式とする。しかし、当該演算式は一例に過ぎず、かかる演算方法に限定されるものではない。
ステップS33で、資材更新部14は、資材情報DB101のうち、今回の更新対象の資材の[資材ポイント]を更新する。具体的には、資材更新部14は、例えば次のような演算式によって[資材ポイント]を算出し、更新する。
「[資材ポイント]=[参照回数]×[更新者スキルレベル値指標]」
上記演算式は、ユーザからの資材の参照回数が多く、かつスキルレベル値の高い更新者による更新回数が多い資材は、資材の総合的な重要度が高いという考え方に基づいている。しかし、当該演算式は一例に過ぎず、かかる演算方法に限定されるものではない。例えば、[更新者スキルレベル値指標]のみによっても、資材の重要度を判断することは可能である。
ステップS34で、資材更新部14は、ユーザ別更新情報DB102のうち、今回の更新を行ったユーザの[更新資材ポイントの合計]を更新する。具体的には、資材更新部14は、例えば次のような演算式によって[更新資材ポイントの合計]を算出し、更新する。
「更新後の[更新資材ポイントの合計]=更新前の[更新資材ポイントの合計]+更新した資材の[資材ポイント]」
ステップS35で、資材更新部14は、ユーザ別更新情報DB102のうち、今回の更新を行ったユーザの[スキルレベル値]を更新する。具体的には、資材更新部14は、スキルレベル値換算表104を参照して、ステップS35で更新した[更新資材ポイントの合計]に対応するスキルレベル値を特定し、特定した値でユーザ別更新情報DB102の[スキルレベル値]を更新する。
ここで、資材の更新に伴う資材情報DB101及びユーザ別更新情報DB102の更新処理について、データの具体例を示して説明する。例えば、図2に示した資材情報DB101の資材A01を、図3に示したユーザ別更新情報DB102のユーザXが更新する場合を想定する。この場合、資材情報DB101における、資材A01の更新後の[更新者スキルレベル値指標]は、資材A01の更新前の[更新者スキルレベル値指標]である「1.0」に今回の更新を行ったユーザXの[スキルレベル値]である「1.1」を加算して2で除算した値、すなわち「(1.0+1.1)/2=1.05」となる。さらに、資材A01の資材ポイントは、資材A01の[参照回数]である「120」に更新後の[更新者スキルレベル値指標]である「1.05」を乗算した値、すなわち「120×1.05=126」となる。
また、ユーザ別更新情報DB102における、今回の更新を行ったユーザXの更新後の[更新資材ポイントの合計]は、更新前の[更新資材ポイントの合計]である「99」に、更新した資材A01の[資材ポイント]である「120」を加算した値、すなわち「99+120=219」となる。そして、これに伴い、ユーザXの[スキルレベル値]は、図5に示したスキルレベル値換算表104に基づき、「1.1」から「1.2」に更新される。
<本実施例による効果等>
本実施例によれば、資材の検索結果を表示するときに、検索結果の資材の表示順序が、資材の重要度を示す[資材ポイント]が反映された[検索結果ソート順ポイント]に基づいてソートされる。そして、[資材ポイント]には、これまでに資材にアクセスして更新したユーザの[スキルレベル値]が反映されている。このため、本実施例では、よりスキルの高いユーザがアクセスして更新を行った重要度が高い資材が上位にくるように、検索結果が表示される。したがって、スキルの低いユーザでも、検索結果の中から重要度の高い資材を判別することが可能となり、効率的な情報検索が実現される。なお、検索結果の資材は「情報検索の際に抽出対象となる対象情報」の一例であり、更新は「アクセス」の一態様である。
また、本実施例では、[検索結果ソート順ポイント]には、[資材専門性ポイント]が反映される。このため、ユーザの専門分野と整合する度合が高く当該ユーザにとって適切な資材が、検索結果の上位に表示されることとなる。
さらに、本実施例では、ユーザが資材を更新した際における資材の[更新者スキルレベル値指標]の更新において、最後に更新をしたユーザの[スキルレベル値]が強く反映されるように更新がなされる。このため、最後にスキルの高いユーザが更新をした、より重要な資材が、検索結果の上位に表示されることとなり、検索結果の資材の表示順序がより適切なものとなる。
また、本実施例では、ユーザが資材を更新した際におけるユーザの[スキルレベル値]の更新において、ユーザが更新をした資材の資材ポイントが反映される。このため、より資材ポイントが高い資材、すなわち重要度が高い資材を更新したときに、ユーザの[スキルレベル値]が適切に上がることとなる。
また、本実施例では、資材ポイントに、資材の参照回数が反映される。このため、資材の重要度に加え、ユーザによる資材の需要の高さも検索結果の資材の表示順序に反映されることとなる。
[実施例2]
実施例2では、実施例1に加え、ユーザが検索キーワードを指定する際に、入力された検索文字列に応じて複数の検索キーワード候補のデータを表示する機能を付加した例について説明する。なお、一般的には、検索キーワード候補として3〜5個のキーワードの組み合わせが10候補程度抽出される。ここで、本実施例では、複数の検索キーワード候補を単に表示するのではなく、適切な表示順序にソートして表示する。以下、原則として、実施例1と同様の内容については説明を省略する。
<システムの全体構成及びサーバの機能構成>
図11は、実施例2におけるシステムの全体構成の一例を示す。実施例2におけるシステムが備えるサーバ1は、実施例1に加え、検索キーワード候補の抽出及び検索キーワード候補に関する情報の更新等を行う検索キーワード管理部20を備える。また、実施例2におけるサーバ1は、記憶手段において、実施例1に加え、検索キーワード情報DB201及び検索キーワード専門性ポイント換算表202を備える。
検索キーワード管理部20は、検索キーワード候補抽出部21、検索キーワード候補ソート部22及び検索キーワード候補更新部23を備える。
検索キーワード候補抽出部21は、ユーザ端末2でユーザにより入力された検索文字列(検索キーワード自体も含む)に関連する検索キーワード候補を抽出する。
検索キーワード候補ソート部22は、抽出された検索キーワードの表示順序をソートし、ソート済みの検索キーワード候補をユーザ端末2に送信する。
検索キーワード候補更新部23は、ユーザが検索に用いた検索キーワードに基づき、検索キーワード候補に関する情報を更新する。
検索キーワード情報DB201は、検索キーワード候補に関する情報が格納されるDBであり、図12に示すように、検索キーワード自体を示す[検索キーワード]、当該検索キーワードが使用された回数を示す[使用回数]、当該検索キーワードを過去に使用したユーザのスキルレベル値に基づいて算出された値を示す[使用者スキルレベル値指標]及び当該検索キーワードの総合的な重要度(価値)を示す[検索キーワードポイント]の項目を含む。
検索キーワード専門性ポイント換算表202は、図13に示すように、ユーザが用いた回数の多い上位の検索キーワードが検索キーワード候補に含まれている数と、検索キーワード候補がユーザの専門分野に合致している度合を示す[検索キーワード専門性ポイント]との対応関係を示す表である。
<検索キーワード指定処理>
ユーザが検索キーワードを指定する際に実行する処理について、図14を示して説明する。この処理は、図6に示した全体処理のうち、ステップS1の処理を詳細に示すものである。
ステップS41では、検索キーワード候補抽出部21が、ユーザ端末2から、ユーザが入力した検索文字列を受け付ける。
ステップS42では、検索キーワード候補抽出部21が、ユーザ端末2で入力された検索文字列に関連する検索キーワードの候補を、検索キーワード情報DB201に格納された検索キーワードから組み合わせて抽出する。なお、検索キーワード候補の抽出方法(アルゴリズム)自体は、一般的な検索エンジン等で用いられている方法とする。そして、検索キーワード候補抽出部21は、抽出した検索キーワード候補を、検索キーワード候補ソート部22に渡す。
ステップS43では、検索キーワード候補ソート部22が、検索キーワード候補毎に[検索キーワード候補ソート順ポイント]を算出する。[検索キーワード候補ソート順ポイント]は、検索キーワード候補を、より有効な検索キーワード候補が上位に表示されるように並び替えるためのポイントである。
この[検索キーワード候補ソート順ポイント]の算出方法の一例について詳述する。
まず、検索キーワード候補ソート部22は、検索キーワード情報DB201を参照し、夫々の検索キーワード候補に対応する[検索キーワードポイント]を抽出する。そして、検索キーワード候補に含まれる検索キーワードの[検索キーワードポイント]の平均値を算出する。
さらに、検索キーワード候補ソート部22は、検索キーワード候補毎に、今回の検索を行っているユーザの専門分野との関連性の強さを示す[検索キーワード専門性ポイント]を決定する。この[検索キーワード専門性ポイント]は、例えば、ユーザが過去に使用した回数が多いものから所定数の検索キーワード(一例として上位5つの検索キーワード)が、検索キーワード候補にいくつ含まれるかにより決定する。検索キーワード候補ソート部22は、まず、今回の検索を行っているユーザがよく使用する検索キーワードの上位5つを、ユーザ別検索情報DB103から抽出する。そして、検索キーワード候補ソート部22は、検索キーワード候補毎に、今回の検索を行っているユーザがよく使用する検索キーワードの上位5つが含まれている数をカウントする。さらに、検索キーワード候補ソート部22は、検索キーワード専門性ポイント換算表202を参照して、当該カウントした数に対応する[検索キーワード専門性ポイント]を決定する。
そして、検索キーワード候補ソート部22は、例えば次のような演算式によって[検索キーワード候補ソート順ポイント]を算出する。
「[検索キーワード候補ソート順ポイント]=[検索キーワード専門性ポイント]×[検索キーワードポイントの平均値]」
上記演算式は、ユーザの専門分野との関連性が強く、かつ価値や重要性の高い検索キーワード候補ほど上位に表示させるという考え方に基づいている。
ステップS44では、検索キーワード候補ソート部22が、算出した検索キーワード候補ソート順ポイントの高い順に、検索キーワード候補の表示順序をソートする。
ステップS45では、検索キーワード候補ソート部22が、表示順序がソートされた検索キーワード候補をユーザ端末2に送信し、ユーザ端末2に表示させる。換言すれば、検索キーワード候補ソート部22が、ソート済みの検索キーワード候補を出力する。
ステップS46では、資材検索部11が、ユーザ端末2から、検索キーワード候補の中からユーザが指定(選択)した検索キーワードを含んだ検索要求を受け付ける。
ここで、図15に、[検索キーワード候補ソート順ポイント]の算出例及び検索キーワード候補のソート例を示す。本具体例では、ユーザXが検索を行った場合において、当該ユーザXがよく使用する検索キーワードの上位5つが「a,b,c,d,e」であるとする。そして、検索キーワードの[キーワードポイント]が図12に示した検索キーワード情報DB201の状態であるとする。さらに、本具体例では、ユーザが入力した検索文字列(検索キーワード)「a」に対し、関連する2つの検索キーワード候補を組み合わせて表示するものとし、図15に示すように、「a,b,c」、「a,e,f」、「a,c,d」、「a,b,f」が検索キーワード候補として抽出されたとする。
この具体例において、図12に示した検索キーワード情報DB201を参照すると、「a,b,c」に含まれる検索キーワードのうち「a」、「b」、「c」の[検索キーワードポイント]は、夫々「10」、「132」、「46.8」である。このため、「a,b,c」の[検索キーワードポイントの平均値]は「(10+132+46.8)/3=62.9」となる。同様に、「a,e,f」は「(10+2+5.5)/3=5.8」となる。「a,c,d」は「(10+46.8+18.7)/3=25.2」となる。「a,b,f」は「(10+132+5.5)/3=49.2」となる。(なお、本具体例では小数点以下2桁を四捨五入している。)
また、[検索キーワード専門性ポイント]は次のように決定される。すなわち、「a,b,c」の場合、ユーザXがよく使用する検索キーワードの上位5つのうち、3つを含んでいる。そこで、図13に示す検索キーワード専門性ポイント換算表202を参照すると、検索キーワード候補に含まれている検索キーワード数が3つの場合、[検索キーワード専門性ポイント]は「1.3」となる。「a,e,f」の場合、含有文字が「a」のみであり、検索キーワードの上位5つのうち1つを含んでいるため、[検索キーワード専門性ポイント]は「1.1」となる。「a,c,d」の場合、含有文字が「a,c」であり、検索キーワードの上位5つのうち2つを含んでいるため、[検索キーワード専門性ポイント]は「1.2」となる。「a,b,f」の場合も、含有文字が「a,b」であり、検索キーワードの上位5つのうち2つを含んでいるため、[検索キーワード専門性ポイント]は「1.2」となる。
このため、「a,b,c」の検索キーワード候補ソート順ポイントは、「1.3×62.9=81.77」となる。同様に、「a,e,f」は「1.1×5.8=6.38」となる。「a,c,d」は「1.2×25.2=30.24」となる。「a,b,f」は「1.2×49.2=59.04」となる。したがって、図15に示すように、検索キーワード候補の表示順は、「a,b,c」、「a,b,f」、「a,c,d」、「a,e,f」の順となる。
<資材の検索処理(検索キーワード情報更新処理)>
次に、ユーザが資材を検索する際に実行される実施例2の処理について、図16を示して説明する。
ステップS11〜S13は、実施例1と同様であるため説明を省略する。
ステップS101〜S103で、検索キーワード候補更新部23が、今回の検索でユーザにより指定された検索キーワードに関する情報を、検索キーワード情報DB201に反映させる。
ステップS101で、検索キーワード候補更新部23が、検索キーワード情報DB201のうち、今回の検索でユーザにより指定された検索キーワードの[使用回数]を1加算して更新する。
ステップS102で、検索キーワード候補更新部23が、検索キーワード情報DB201のうち、今回の検索でユーザにより指定された検索キーワードの[使用者スキルレベル値指標]を更新する。具体的には、検索キーワード候補更新部23は、ユーザ別更新情報DB102を参照し、今回の検索を行ったユーザの[スキルレベル値]を抽出する。そして、例えば次のような演算式によって更新後の[使用者スキルレベル値指標]を算出し、更新する。
「更新後の[使用者スキルレベル値指標]=(更新前の[使用者スキルレベル値指標]+今回の検索を行ったユーザの[スキルレベル値])/2」
上記演算式は、検索キーワードを最後に使用した人の影響を大きく反映させるという考え方に基づいている。しかし、当該演算式は一例に過ぎず、かかる演算方法に限定されるものではない。
ステップS103で、検索キーワード候補更新部23が、検索キーワード情報DB201のうち、今回の検索でユーザにより指定された検索キーワードの[検索キーワードポイント]を更新する。具体的には、検索キーワード候補更新部23は、例えば次のような演算式によって[検索キーワードポイント]を算出し、更新する。
「[検索キーワードポイント]=[使用回数]×[使用者スキルレベル値指標]」
上記演算式は、ユーザからの使用回数が多く、かつスキルレベル値の高いユーザによる使用回数が多い検索キーワードは、適切な資材を検索する際における総合的な重要度が高いという考え方に基づいている。しかし、当該演算式は一例に過ぎず、かかる演算方法に限定されるものではない。例えば、[使用者スキルレベル値指標]のみによっても、検索キーワードの重要度を判断することは可能である。
ステップS14〜S16は、実施例1と同様であるため説明を省略する。
なお、ステップS101〜S103の処理は、上記順序に限らず、例えばステップS16の後などに実行してもよい。
ここで、検索キーワードの使用に伴う検索キーワード情報DB201の更新処理について、データの具体例を示して説明する。例えば、図12に示した検索キーワード情報DB201の検索キーワード「a」を、図3に示したユーザ別更新情報DB102のユーザXが使用する場合を想定する。この場合、検索キーワード情報DB201における、検索キーワード「a」の[使用回数]は、「10+1=11」となる。さらに、検索キーワード情報DB201における、更新後の検索キーワード「a」の[使用者スキルレベル値指標]は、更新前の検索キーワード「a」の[使用者スキルレベル値指標]である「1.0」に今回の検索を行ったユーザXの[スキルレベル値]である「1.1」を加算して2で除算した値、すなわち「(1.0+1.1)/2=1.05」となる。さらに、検索キーワード「a」の検索キーワードポイントは、検索キーワード「a」の[使用回数]である「11」に更新後の[使用者スキルレベル値指標]である「1.05」を乗算した値、すなわち「11×1.05=11.55」となる。
<本実施例による効果等>
本実施例によれば、実施例1による効果に加え、複数の検索キーワード候補を表示するときに、検索キーワード候補の表示順序が、検索キーワードの重要度を示す[検索キーワードポイント]が反映された[検索キーワード候補ソート順ポイント]に基づいてソートされる。そして、[検索キーワードポイント]には、これまでに検索キーワードを使用したユーザの[スキルレベル値]が反映されている。このため、本実施例では、よりスキルの高いユーザがアクセスして使用した重要度が高い検索キーワード候補が上位に表示される。したがって、スキルの低いユーザでも、検索キーワード候補の中から重要度の高い検索キーワードを判別することが可能となり、効率的な情報検索が実現される。なお、検索キーワード候補は「情報検索の際に抽出対象となる対象情報」の一例であり、使用は「アクセス」の一態様である。
また、本実施例では、[検索キーワード候補ソート順ポイント]には、[検索キーワード専門性ポイント]が反映される。このため、ユーザの専門分野と整合する度合が高く当該ユーザにとって適切な検索キーワード候補が、上位に表示されることとなる。
さらに、本実施例では、ユーザが検索キーワードを使用した際における検索キーワードの[使用者スキルレベル値指標]の更新において、最後に使用したユーザの[スキルレベル値]が強く反映されるように更新がなされる。このため、最後にスキルの高いユーザが更新をした、より重要な検索キーワード候補が上位に表示されることとなり、検索キーワード候補の表示順序がより適切なものとなる。
また、本実施例では、検索キーワードポイントに、検索キーワードの使用回数が反映される。このため、検索キーワード候補の重要度に加え、ユーザによる検索キーワードの需要の高さも検索キーワード候補の表示順序に反映されることとなる。
なお、前述した実施例2では、実施例1の機能及び処理を全て含んでいるが、例えば、資材の検索結果のソートや関連する資材情報DB等の更新等を行わず、検索キーワード候補のソートのみを行うようにしてもよい。このようにしても、少なくとも、情報検索をより効率的に実現するという効果を奏することは可能である。
また、本実施形態で説明した技術は、顧客からの問合せに対して回答を行うサポート業務やコールセンター業務で使用されるシステムに限定して適用されるものではなく、他の使用目的のシステムにおいても当然に適用可能である。
[コンピュータのハードウェア構成]
ここで、サーバ1として機能するコンピュータのハードウェア構成の一例を図17に示す。本コンピュータは、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、可搬記憶媒体駆動装置904、入出力装置905及び通信インタフェース906を備える。
プロセッサ901は、制御ユニット、演算ユニット及び命令デコーダ等を含み、実行ユニットが、命令デコーダで解読されたプログラムの命令に従い、制御ユニットより出力される制御信号に応じ、演算ユニットを用いて算術・論理演算を実行する。かかるプロセッサ901は、制御に用いる各種情報が格納される制御レジスタ、既にアクセスしたメモリ2等の内容を一時的に格納可能なキャッシュ、及び、仮想記憶のページテーブルのキャッシュとしての機能を果たすTLBを備える。なお、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)コアが複数設けられている構成でもよい。
メモリ902は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶装置であり、プロセッサ901で実行されるプログラムがロードされるとともに、プロセッサ901の処理に用いるデータが格納されるメインメモリである。また、ストレージ903は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムや各種データが格納される。可搬記憶媒体駆動装置904は、可搬記憶媒体907に記憶されたデータやプログラムを読み出す装置である。可搬記憶媒体907は、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク又はフラッシュメモリ等である。プロセッサ901は、メモリ902やストレージ903と協働しつつ、ストレージ903や可搬記憶媒体907に格納されたプログラムを実行する。なお、プロセッサ901が実行するプログラムや、アクセス対象となるデータは、当該コンピュータと通信可能な他の装置に格納されていてもよい。また、本実施形態で記載したサーバ1の記憶手段とは、メモリ902、ストレージ903及び可搬記憶媒体907若しくは当該コンピュータと通信可能な他の装置の少なくともいずれかを示す。
入出力装置905は例えばキーボードやタッチパネル、ディスプレイ等であり、ユーザ操作等による動作命令を受け付ける一方、コンピュータによる処理結果を出力する。
通信インタフェース906は、例えば、例えばLANカード等の他、無線周波受信機および送信機、ならびに光受信機および送信機を含むことができる。
これらのコンピュータの各構成要素は、バス908で接続されている。
なお、前述した実施形態におけるユーザ端末2の機能は、サーバ1と同一の装置で実現してもよい。すなわち、前述したユーザによる検索要求、参照要求及び更新要求等は、サーバ1の入力装置を介して行われてもよい。
[その他]
なお、本明細書で説明した各装置等の機能的構成及び物理的構成は、上述の態様に限るものではなく、例えば、各機能や物理資源を統合して実装したり、逆に、さらに分散して実装したりすることも可能である。
また、本明細書において、閾値等との比較において「〜以上」や「〜以下」とした記載箇所は、当該記載に限定されるものではなく、「〜より大きい(〜を上回る)」や「〜より小さい(〜を下回る)」に適宜置き換えることが可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータが、
記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされたときに、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
情報検索の要求を受け付けたときに、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の表示順序を制御する
処理を実行するデータ管理方法。
(付記2)
前記対象情報は、情報検索による検索結果として抽出される実体データを含み、
前記更新する処理は、前記実体データがユーザにより更新されたときに、更新をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、更新された前記実体データの重要度を示す情報を更新し、
前記抽出する処理は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより指定された検索キーワードを含んだ前記実体データを検索結果として複数抽出し、
前記制御する処理は、抽出した前記検索結果における前記実体データの夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、前記検索結果における前記実体データの表示順序を制御する、付記1記載のデータ管理方法。
(付記3)
前記対象情報は、情報検索においてユーザにより入力される検索文字列に関連して抽出される検索キーワード候補を含み、
前記更新する処理は、前記検索キーワード候補がユーザにより検索キーワードとして指定されて使用されたときに、使用をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、使用された当該検索キーワード候補の重要度を示す情報を更新し、
前記抽出する処理は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより入力された検索文字列に関連する検索キーワード候補を複数抽出し、
前記制御する処理は、抽出した前記検索キーワード候補の夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、当該検索キーワード候補の表示順序を制御する、付記1又は2に記載のデータ管理方法。
(付記4)
前記制御する処理は、情報検索の前記要求を行ったユーザが過去に使用した回数が多いものから所定数の検索キーワードを取得し、前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報及び取得した前記所定数の検索キーワードが前記対象情報の夫々に含まれている数に基づいて、当該対象情報の表示順序を制御する、付記1〜3のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
(付記5)
前記更新する処理は、アクセスされた前記対象情報に過去にアクセスを行った1又は複数のユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて算出された値と、今回アクセスを行ったユーザの前記スキルの高さを示す情報が示す値との平均値を算出し、当該平均値に基づいて、前記対象情報の前記重要度を示す情報を更新する、付記1〜4のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
(付記6)
情報検索による検索結果として抽出される実体データがユーザにより更新されたときに、更新対象となった当該実体データの重要度を示す情報を取得し、当該重要度を示す情報に基づいて、更新を行ったユーザの前記スキルの高さを示す情報を更新する、付記1〜5のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
(付記7)
前記更新する処理は、アクセスを行ったユーザの前記スキルの高さを示す情報及びアクセスされた前記対象情報に対するアクセス回数に基づいて、当該対象情報の前記重要度を示す情報を更新する、付記1〜6のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
(付記8)
コンピュータに、
記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされたときに、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
情報検索の要求を受け付けたときに、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の表示順序を制御する
処理を実行させるデータ管理プログラム。
(付記9)
記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされたときに、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
情報検索の要求を受け付けたときに、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出する抽出部と、
抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の表示順序を制御する制御部と
を備えるデータ管理装置。
1…サーバ、2…ユーザ端末、10…資材管理部、11…資材検索部、12…資材検索結果ソート部、13…資材参照部、14…資材更新部、20…検索キーワード管理部、21…検索キーワード候補ソート部、23…検索キーワード候補更新部、100…資材集合、101…資材情報DB、102…ユーザ別更新情報DB、103…ユーザ別検索情報DB、104…スキルレベル値換算表、105…資材専門性ポイント換算表、201…検索キーワード情報DB、202…検索キーワード専門性ポイント換算表

Claims (18)

  1. コンピュータが、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザにより更新された場合に、ユーザのスキルの高さを示す情報に基づいて、更新された対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる対象情報を複数抽出し、
    抽出した対象情報の夫々の重要度を示す情報を参照し、夫々の重要度を示す情報に基づいて、抽出した前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する
    処理を実行するデータ管理方法。
  2. コンピュータが、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記対象情報は、情報検索による検索結果として抽出されるデータを含み、
    前記更新する処理は、前記データがユーザにより更新された場合に、更新をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、更新された前記データの重要度を示す情報を更新し、
    前記抽出する処理は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより指定された検索キーワードを含んだ前記データを検索結果として複数抽出し、
    前記制御する処理は、抽出した前記検索結果における前記データの夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、前記検索結果における前記データの検索結果の表示順序を制御する、
    処理を実行するデータ管理方法。
  3. コンピュータが、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記対象情報は、情報検索においてユーザにより入力される検索文字列に関連して抽出される検索キーワード候補を含み、
    前記更新する処理は、前記検索キーワード候補がユーザにより検索キーワードとして指定されて使用された場合に、使用をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、使用された当該検索キーワード候補の重要度を示す情報を更新し、
    前記抽出する処理は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより入力された検索文字列に関連する検索キーワード候補を複数抽出し、
    前記制御する処理は、抽出した前記検索キーワード候補の夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、当該検索キーワード候補の表示順序を制御する、
    処理を実行するデータ管理方法。
  4. コンピュータが、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記制御する処理は、情報検索の前記要求を行ったユーザが過去に使用した回数が多いものから所定数の検索キーワードを取得し、前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報及び取得した前記所定数の検索キーワードが前記対象情報の夫々に含まれている数に基づいて、当該対象情報の検索結果の表示順序を制御する、
    処理を実行するデータ管理方法。
  5. コンピュータが、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記更新する処理は、アクセスされた前記対象情報に過去にアクセスを行った1又は複数のユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて算出された値と、今回アクセスを行ったユーザの前記スキルの高さを示す情報が示す値との平均値を算出し、当該平均値に基づいて、前記対象情報の前記重要度を示す情報を更新する、
    処理を実行するデータ管理方法。
  6. コンピュータが、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    情報検索による検索結果として抽出されるデータがいずれかのユーザにより更新された場合に、更新対象となった当該データの重要度を示す情報を取得し、当該重要度を示す情報に基づいて、更新を行った該いずれかのユーザのスキルの高さを示す情報を更新する、
    処理を実行するデータ管理方法。
  7. コンピュータに、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザにより更新された場合に、ユーザのスキルの高さを示す情報に基づいて、更新された対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる対象情報を複数抽出し、
    抽出した対象情報の夫々の重要度を示す情報を参照し、夫々の重要度を示す情報に基づいて、抽出した前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する
    処理を実行させるデータ管理プログラム。
  8. 記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザにより更新された場合に、ユーザのスキルの高さを示す情報に基づいて、更新された対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる対象情報を複数抽出する抽出部と、
    抽出した対象情報の夫々の重要度を示す情報を参照し、夫々の重要度を示す情報に基づいて、抽出した前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する制御部と
    を備えるデータ管理装置。
  9. コンピュータに、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記対象情報は、情報検索による検索結果として抽出されるデータを含み、
    前記更新する処理は、前記データがユーザにより更新された場合に、更新をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、更新された前記データの重要度を示す情報を更新し、
    前記抽出する処理は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより指定された検索キーワードを含んだ前記データを検索結果として複数抽出し、
    前記制御する処理は、抽出した前記検索結果における前記データの夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、前記検索結果における前記データの表示順序を制御する、
    処理を実行させるデータ管理プログラム。
  10. 記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出する抽出部と、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する制御部と、を備え、
    前記対象情報は、情報検索による検索結果として抽出されるデータを含み、
    前記更新部は、前記データがユーザにより更新された場合に、更新をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、更新された前記データの重要度を示す情報を更新し、
    前記抽出部は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより指定された検索キーワードを含んだ前記データを検索結果として複数抽出し、
    前記制御部は、抽出した前記検索結果における前記データの夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、前記検索結果における前記データの表示順序を制御する、
    データ管理装置。
  11. コンピュータに、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記対象情報は、情報検索においてユーザにより入力される検索文字列に関連して抽出される検索キーワード候補を含み、
    前記更新する処理は、前記検索キーワード候補がユーザにより検索キーワードとして指定されて使用された場合に、使用をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、使用された当該検索キーワード候補の重要度を示す情報を更新し、
    前記抽出する処理は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより入力された検索文字列に関連する検索キーワード候補を複数抽出し、
    前記制御する処理は、抽出した前記検索キーワード候補の夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、当該検索キーワード候補の表示順序を制御する、
    処理を実行させるデータ管理プログラム
  12. 記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出する抽出部と、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する制御部と、を備え、
    前記対象情報は、情報検索においてユーザにより入力される検索文字列に関連して抽出される検索キーワード候補を含み、
    前記更新部は、前記検索キーワード候補がユーザにより検索キーワードとして指定されて使用された場合に、使用をしたユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて、使用された当該検索キーワード候補の重要度を示す情報を更新し、
    前記抽出部は、前記要求に係る情報検索においてユーザにより入力された検索文字列に関連する検索キーワード候補を複数抽出し、
    前記制御部は、抽出した前記検索キーワード候補の夫々の前記重要度を示す情報に基づいて、当該検索キーワード候補の表示順序を制御する、
    データ管理装置。
  13. コンピュータに、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記制御する処理は、情報検索の前記要求を行ったユーザが過去に使用した回数が多いものから所定数の検索キーワードを取得し、前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報及び取得した前記所定数の検索キーワードが前記対象情報の夫々に含まれている数に基づいて、当該対象情報の検索結果の表示順序を制御する、
    処理を実行させるデータ管理プログラム。
  14. 記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出する抽出部と、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、情報検索の前記要求を行ったユーザが過去に使用した回数が多いものから所定数の検索キーワードを取得し、前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報及び取得した前記所定数の検索キーワードが前記対象情報の夫々に含まれている数に基づいて、当該対象情報の検索結果の表示順序を制御する、
    データ管理装置。
  15. コンピュータに、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    前記更新する処理は、アクセスされた前記対象情報に過去にアクセスを行った1又は複数のユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて算出された値と、今回アクセスを行ったユーザの前記スキルの高さを示す情報が示す値との平均値を算出し、当該平均値に基づいて、前記対象情報の前記重要度を示す情報を更新する、
    処理を実行させるデータ管理プログラム。
  16. 記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出する抽出部と、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する制御部と、を備え、
    前記更新部は、アクセスされた前記対象情報に過去にアクセスを行った1又は複数のユーザの前記スキルの高さを示す情報に基づいて算出された値と、今回アクセスを行ったユーザの前記スキルの高さを示す情報が示す値との平均値を算出し、当該平均値に基づいて、前記対象情報の前記重要度を示す情報を更新する、
    データ管理装置。
  17. コンピュータに、
    記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新し、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出し、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御し、
    情報検索による検索結果として抽出されるデータがいずれかのユーザにより更新された場合に、更新対象となった当該データの重要度を示す情報を取得し、当該重要度を示す情報に基づいて、更新を行った該いずれかのユーザのスキルの高さを示す情報を更新する、
    処理を実行させるデータ管理プログラム。
  18. 記憶手段に格納された、情報検索において抽出対象となる対象情報がユーザによりアクセスされた場合に、アクセスを行ったユーザのスキルの高さを示す情報を参照し、当該スキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた前記対象情報の重要度を示す情報を更新する更新部と、
    情報検索の要求を受け付けた場合に、当該要求に係る情報検索において抽出対象となる前記対象情報を複数抽出する抽出部と、
    抽出した前記対象情報の夫々の前記重要度を示す情報を参照し、当該重要度を示す情報に基づいて、前記対象情報の検索結果の表示順序を制御する制御部と、を備え、
    情報検索による検索結果として抽出されるデータがいずれかのユーザにより更新された場合に、更新対象となった当該データの重要度を示す情報を取得し、当該重要度を示す情報に基づいて、更新を行った該いずれかのユーザのスキルの高さを示す情報を更新する、
    データ管理装置。
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