JP2022106948A - 情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体およびコンピュータプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザの個人化ニーズに合致する満足度を向上させる情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】情報表示方法は、第一検索要求に応答して、クライアント端において第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することと、クライアント端において提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示することと、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求することと、を含む。【選択図】図２

Description

本開示は、データ処理の技術分野に関し、特にインテリジェント検索の分野に関し、具体的には情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラムに関する。

情報技術及びネットワーク技術の急速な発展に伴い、情報の膨張と冗長は、人々の社会活動及び娯楽活動に情報選択の困惑をもたらす。大量のリソースから必要な情報を検索することは、大きな挑戦を有する。インターネットの個人化情報サービスは、異なるユーザに対して異なる個人化情報サービスポリシーを提供することができる。ユーザの異なる特徴及び要求に基づいて自動化的な情報推薦を行う。しかし、推薦過程において、その推薦結果がユーザの個人化ニーズに合致する満足度の向上する余地がある。

本開示は、情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体、及びコンピュータプログラムを提供する。

本開示の一態様によれば、第一検索要求に応答して、クライアント端において第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することと、クライアント端において提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示することと、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求することと、を含む情報表示方法を提供する。

本開示の別の態様によれば、第一検索要求に応答し、クライアント端において第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索する第一検索モジュールと、クライアント端において提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示する表示モジュールと、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索するように要求する送信要求モジュールと、を含む情報表示装置を提供する。

本開示の別の態様によれば、電子機器を提供し、少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサと通信接続されたメモリとを含み、前記メモリには、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、前記少なくとも一つのプロセッサが上記のような方法を実行することができるように、前記命令は、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される。

本開示の別の態様によれば、コンピュータ命令が記憶された非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに上記のような方法を実行させる。

本開示の別の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、プロセッサにより実行される場合に、上記のような方法を実現する。

理解すべきものとして、本部分に記載された内容は本開示の実施例のキー又は重要な特徴を識別することを意図するものではなく、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の他の特徴は、以下の説明書により容易に理解されるであろう。

図面は、本技術案をよりよく理解するために用いられ、本開示を限定するものではない。
図１は、本開示の実施例に係る情報表示方法及び装置を適用可能な例示的なシステムアーキテクチャを概略的に示す。 図２は、本開示の実施例に係る情報表示方法のフローチャートを概略的に示す。 図３は、本開示の実施例に係る提示情報表示の概略図を概略的に示す。 図４は、本開示の他の実施例に係る提示情報表示の概略図を概略的に示す。 図５は、本開示の他の実施例に係る情報表示方法のフローチャートを概略的に示す。 図６は、本開示の実施例に係る情報表示装置のブロック図を概略的に示す。 図７は、本開示の実施例に係る情報表示方法を実現することに適する電子機器のブロック図を概略的に示す。

以下、図面を参照して本開示の例示的な実施例を説明し、ここで、理解の便宜上、本開示の実施例の様々な詳細を含み、それらを例示的なものと考えるべきである。したがって、当業者であれば、ここで説明した実施例に対して様々な変更及び修正を行うことができ、本開示の範囲及び精神から逸脱することはない。同様に、明確かつ簡単に説明するために、以下の説明において公知の機能及び構造に対する説明を省略する。

インターネット技術の発展に伴い、大量のデータリソースが爆発的に突入し、ユーザが自分の興味のある目標内容を正確に迅速に検索しにくくなる。検索エンジン技術の発展に伴い、この問題を大幅に解決した。例えば、ユーザは入力ボックス内にキーワード（該キーワードは語義を完全に表現しないコンテンツであってもよい）を入力した後、システム又はアプリケーションプログラムは例えば入力ボックスの下方に提示情報を提供することで、ユーザは提示情報から自分の目標検索コンテンツを選択し、快速入力及び精錬入力の効果を実現することができる。

しかし、大量のユーザが同時に使用して検索する過程において、サーバが爆発的な検索要求を受信し、負荷が大きすぎることを引き起こし、さらに処理速度が低下し、時間がかかり、ユーザ体験を低下させてしまう。

本開示は、情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体、及びコンピュータプログラムを提供する。

本開示の実施例によれば、情報表示方法は、第一検索要求に応答して、クライアント端（ユーザ端）において第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することと、クライアント端において提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示することと、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求することと、を含む。

本開示の実施例によれば、クライアント端とサーバとの結合方式を利用して提示情報を提供し、処理速度を向上させるとともに処理能力を満たすことを総合的に実現し、ユーザ体験を向上させる。

図１は、本開示の実施例に係る情報表示方法及び装置を適用可能な例示的なシステムアーキテクチャを概略的に示す。

なお、当業者が本開示の技術内容を理解させるように、図１には、本開示の実施例のシステムアーキテクチャを適用可能な例示のみを示し、本開示の実施例が他の装置、システム、環境又はシーンに用いることができないことを意味するものではない。例えば、別の実施例において、情報表示方法及び装置を適用可能な例示的なシステムアーキテクチャは端末装置を含んでもよいが、端末装置はサーバと対話せず、本開示の実施例が提供する情報表示方法及び装置を実現することができる。

図１に示すように、該実施例に係るシステムアーキテクチャ１００は、端末装置１０１、１０２、１０３、ネットワーク１０４及びサーバ１０５を備える。ネットワーク１０４は端末装置１０１、１０２、１０３とサーバ１０５との間に通信リンクの媒体を提供するために用いられる。ネットワーク１０４は、例えば有線及び／又は無線通信リンク等の様々な接続タイプを含むことができる。

ユーザは、端末装置１０１、１０２、１０３を使用して、ネットワーク１０４によって、サーバ１０５と対話することにより、メッセージ等を送受信することができる。端末装置１０１、１０２、１０３に、例えば知識閲覧類アプリケーション、ウェブページブラウザアプリケーション、検索類アプリケーション、リアルタイム通信ツール、メールボックスクライアント端及び／又はソーシャルプラットフォームソフトウェアなど（例に過ぎない）という様々な通信クライアント端アプリケーションがインストールされることができる。

端末装置１０１、１０２、１０３は、ディスプレイを有しかつウェブページの閲覧をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップ型携帯コンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含むが、それらに限定されない。

サーバ１０５は、様々なサービスを提供するサーバであってもよく、例えば、ユーザが端末装置１０１、１０２、１０３により閲覧されたコンテンツをサポートするバックグラウンド管理サーバ（例に過ぎない）であってもよい。バックグラウンド管理サーバは、受信されたユーザ要求等のデータに対して分析等の処理を行い、処理結果（例えば、ユーザの要求に応じて取得し又は生成されたウェブページ、情報、又はデータ等）を端末装置にフィードバックすることができる。

ここで、本開示の実施例におけるサーバは、クラウドサーバ（クラウドコンピューティングサーバ又はクラウドホストとも呼ばれ、クラウドコンピューティングサービスシステムにおける１つのホスト製品である）であってもよく、それにより、従来の物理ホストとＶＰＳサーバ（「Ｖｉｒｔｕａｌ Ｐｒｉｖａｔｅ Ｓｅｒｖｅｒ」、又は「ＶＰＳ」と略称する）における管理難度が大きく、サービス拡張性が弱いという欠陥を解決した。サーバは、配布式システムのサーバであってもよく、又はブロックチェーンを結合したサーバであってもよい。

ここで、本開示の実施例が提供する情報表示方法は、一般的に端末装置１０１、１０２、又は１０３により実行することができる。相応的には、本開示の実施例が提供する情報表示装置は端末装置１０１、１０２、又は１０３に設置されてもよい。

例えば、ユーザが電子書籍をオンラインで読む場合、端末装置１０１、１０２、１０３は、ユーザが入力ボックスに入力した検索コンテンツを取得し、取得された検索コンテンツをサーバ１０５に送信し、サーバ１０５により検索コンテンツを分析し、検索コンテンツにマッチングする提示情報を決定して、その提示情報をユーザに推薦することができる。あるいは、端末装置１０１、１０２、１０３及び／又はサーバ１０５と通信可能なサーバ又はサーバクラスタにより目標コンテンツを分析し、最終的に提示情報をユーザに推薦することを実現する。

理解すべきものとして、図１における端末装置、ネットワーク及びサーバの数は単に例示的なものである。また、実際の必要に応じて、任意数の端末装置、ネットワーク及びサーバを有することができる。

ここで、本開示の技術案において、係るユーザ個人情報の取得、記憶及び応用等は、いずれも相関法規則の規定を満たし、必要なセキュリティ対策を採用し、かつ公序良俗に反するものではない。

図２は、本開示の実施例に係る情報表示方法のフローチャートを概略的に示す。

図２に示すように、該方法は操作Ｓ２１０～Ｓ２３０を含む。

操作Ｓ２１０において、第一検索要求に応答し、クライアント端において第一検索要求が指示した検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索する。

操作Ｓ２２０において、クライアント端において提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示する。

操作Ｓ２３０において、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求する。

本開示の実施例によれば、第一検索要求のタイプは限定されない。例えば、ユーザによる使用中のアプリケーションプログラムがユーザの指示に応答して送信する要求であってもよく、アプリケーションプログラムにおける目標オブジェクトの変化によりトリガされた要求であってもよい。

本開示の実施例によれば、第一検索要求が指示する検索コンテンツのタイプは限定されない。例えば、検索コンテンツは、ユーザがウェブブラウザに入力するコンテンツであってもよく、通信類アプリケーションに入力するコンテンツであってもよい。

本開示の実施例によれば、検索コンテンツの形式は限定されない。例えば、英語、ピンイン、漢字又は他の言語文字であってもよい。ここで、該検索コンテンツは、完全に表現されない語句、単語又は文字であってもよい。アプリケーションプログラム又はシステムは、該検索コンテンツに基づいて語義を決定した操作指示を取得することが困難である。

本開示の実施例によれば、検索コンテンツにマッチングする提示情報のタイプは限定されない。例えば、検索コンテンツに関連し拡張された情報であってもよく、検索コンテンツの具体的な解釈説明内容であってもよく、検索コンテンツを翻訳した翻訳文字等であってもよい。ここでは贅言しない。検索コンテンツにマッチングし、かつユーザに提示作用を奏する情報であればよい。ユーザは、検索コンテンツにマッチングする提示情報を選択することにより目標語義又は目標内容を表現することができる。

本開示の実施例によれば、ユーザは、提示情報を選択することにより目標検索コンテンツの入力を迅速に完了することができる。ユーザの入力及び選択効率を向上させ、ユーザ体験を向上させることができる。

本開示の実施例によれば、クライアント端において提示情報を検索したと決定する場合、ユーザに検索された提示情報を表示することができる。この表示方式のタイプは限定されない。例えば、推薦リストの方式で表示してもよく、表示領域にスクロール表示してもよい。ここでは贅言しない。ユーザが提示情報に基づいて迅速に次の操作を行うことができるように、ユーザに表示することができればよい。

本開示の実施例によれば、さらにクライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合に、サーバに第二検索要求を送信してもよい。本開示の実施例において、第二検索要求のタイプは限定されない。例えば、クライアント端がサーバに直接送信する要求であってもよい。しかし、これに限定されず、本分野の既知の他の送信要求の方式を含んでもよく、検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求することを実現すればよい。

本開示の実施例によれば、まずクライアント端において、第一検索要求が指示した検索コンテンツにマッチングする提示情報をローカル検索し、クライアント端が提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示することで、処理速度を向上させることができ、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信することで、処理能力を向上させる。クライアント端がサーバと結合する方式を利用して提示情報を提供し、処理速度を向上させるとともに処理能力を満たすことを総合的に実現し、ユーザ体験を向上させる。

以下に、図３～図５を参照し、具体的な実施例を組み合わせて図２に示す方法をさらに説明する。

図３は、本開示の実施例に係る提示情報の表示の概略図を概略的に示す。

図３に示すように、ユーザは、アプリケーションプログラムの入力ボックス３１０内に検索コンテンツを入力し、例えばａを入力すれば、入力ボックス３１０の下方に提示情報リスト３２０を形成し、この提示情報リスト３２０は一定の順序に従って提示情報を表示することができ、例えばａｉ、ａｍ、あ、ａｓ、ａｌｌなどを表示することができる。

本開示の実施例によれば、ユーザが入力ボックス内に検索コンテンツを入力した時、ユーザが入力した検索コンテンツに基づいてユーザに提示情報を表示することにより、ユーザがそれらの提示情報を選択することができるので、ユーザの検索入力速度を大幅に向上させ、ユーザが自分で検索コンテンツを編集する難しさを低減する。

本開示の実施例によれば、入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、第一検索要求を取得することができる。

本開示の実施例によれば、入力ボックスのコンテンツの変化は具体的に限定されない。例えば、入力ボックスのコンテンツの追加又は削除等の変化であってもよい。入力ボックスの内容を変化させる操作であればよい。

本開示の実施例によれば、入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、クライアント端は第一検索要求を取得する。

本開示の実施例によれば、第一検索要求に検索コンテンツを有させることができる。例示的な実施例において、該検索コンテンツは入力ボックスにおける表示内容であってもよい。

本開示の実施例によれば、クライアント端は第一検索要求に応答し、検索コンテンツに基づいて検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索することができる。

本開示の実施例によれば、ユーザはブラウザの入力ボックス内に例えばキーワードというコンテンツを入力した時、テキスト入力ボックスの変化にリアルタイムに追跡することにより応答することができる。すなわち、入力ボックスにコンテンツ入力又はコンテンツ変化がある場合、イベントをトリガし、第一検索要求を取得する。例えば、ユーザが前の時点に入力ボックスに「ａ」を入力し、「ａ」が指示された第一検索要求に応答すれば、クライアント端において「ａ」にマッチングする提示情報を検索する。ユーザが次の時点に入力ボックスに「ｐ」をさらに入力し、「ａｐ」が指示された第一検索要求に応答すれば、クライアント端において「ａｐ」にマッチングする提示情報を検索する。

本開示の実施例によれば、入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、クライアント端は第一検索要求を取得する。入力ボックスの内容変化に基づいてリアルタイムに応答し、リアルタイム追跡処理の効果を実現し、ユーザ体験を向上させることができる。

本開示の実施例によれば、第一検索要求に応答し、プレフィックスインデックスの方式を利用してクライアント端のデータキャッシュから提示情報を検索することができる。

本開示の実施例によれば、クライアント端のデータキャッシュのタイプは限定されない。例えば、Ｒｅｄｉｓキャッシュ（redis cache）であってもよく、他のキャッシュ能力を有するデータベースであってもよい。

本開示の実施例によれば、キャッシュ時間は限定されない。例えば、一日であってもよく、一ヶ月であってもよい。処理能力を向上させそのリアルタイム性を体現するために、キャッシュ時間を一日に予め設定することができる。

本開示の実施例によれば、まずクライアント端のデータキャッシュ（data cache）から提示情報を検索し、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断されると、さらにサーバに第二検索要求を送信することで、クライアント端が頻繁にサーバに要求を送信することを回避し、大量の要求が同時にシステムに送信されることを回避し、負荷を低減し、処理効率を向上させることができる。

図４は、本開示の別の実施例に係る提示情報の表示の概略図を概略的に示す。

図４に示すように、ユーザは、入力ボックス４１０に「ａｐｔ」を入力し、「ａｐｔ」が指示された第一検索要求に応答すれば、クライアント端のキャッシュにプレフィックスインデックスの方式を利用して「ａｐｔ」にマッチングする提示情報を検索する。例えば、提示情報リスト４２０におけるａｐｔｘ、ａｐｔ攻撃、ａｐｔ－ｇｅｔ、ａｐｔモデル、ａｐｔｌｙ等の提示情報を検索する。

本開示の実施例によれば、プレフィックスインデックスの方式を利用することは簡単、効果的かつ正確である。

本開示の実施例によれば、検索及び呼び出しのために、提示情報は、全てキャッシュに記憶されることができる。しかしこれに限定されず、予め設定されたデータベースに記憶されてもよく、記憶及び読取の機能を実現可能な記憶空間であればよい。

本開示の実施例によれば、提示情報の表示方式は限定されない。例えば、入力ボックスの下方にプルダウンリストの方式で表示することができるが、これに限定されなく、提示し、その中からクリックして選択することを便宜にする方式であればよい。

本開示の実施例によれば、提示情報の表示数は限定されない。例えば、検索コンテンツにマッチングする全ての提示情報であってもよく、検索コンテンツにマッチングする全ての提示情報のうちの一部であってもよい。

例えば、クライアント端から検索コンテンツにマッチングする複数の候補提示情報を取得する。複数の候補提示情報を、重みに従ってソート（sort）し、ソート結果を取得する；ソート結果の優先順位に基づいて、複数の候補提示情報から予め設定された数の候補提示情報を提示情報として選択し、その提示情報を表示する。

本開示の実施例によれば、予め設定された数は限定されず、実際の状況に応じて設定することができる。例えば、候補提示情報の総数のうちの半分、四分の一であってもよく、又は固定数を予め設定された数としてもよい。

本開示の例示的な実施例によれば、検索コンテンツは「ａｐ」である場合、その候補提示情報は例えば、{ａｐｐ、ａｐｐｌｅ、ａｐｔ、ａｐｔｘ、ａｐｐｌｙ、ａｐe、ａｐｐ ｓｔｏｒｅ}であってもよい。複数の候補提示情報を、重みに従ってソートし、ａｐｐ、ａｐｐｌｅ、ａｐｔ、ａｐｐｌｙ、ａｐe、ａｐｔｘ、ａｐｐ ｓｔｏｒｅというソート結果を取得する。該ソート結果に基づいて、前から後への順序に応じて、以上の７つの候補提示情報からａｐｐ、ａｐｐｌｅ、ａｐｔ、ａｐｐｌｙ、ａｐeという５つを提示情報として選択して表示する。

本開示の実施例によれば、候補提示情報の重みの計算方式は限定されない。例えば、候補提示情報の履歴選択頻度を示すための重みであってもよく、候補提示情報の重要度を示すための重みであってもよく、複数の候補提示情報間の相違を示すための他の重みであってもよい。

本開示の実施例によれば、プレフィックスインデックスの方式を利用して検索コンテンツにマッチングする複数の候補提示情報を取得し、これにより、大量のデータから目標情報を迅速に取得しやすくなる。そして、複数の候補提示情報を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得することで、実際の需要に近づけることができ、提示情報をより正確にする。複数の候補提示情報から予め設定された数の候補提示情報を提示情報として選択することで、表示しやすくなり、冗長な情報を簡潔で正確に表示し、ユーザが目標提示情報を迅速に選択しやすく、ユーザ体験を向上させる。

本開示の実施例によれば、候補提示情報を、重みに従ってソートする場合、複数の候補提示情報の重みが同じである可能性がある。本開示の実施例において、重みが同じである少なくとも２つの候補提示情報について文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートしてソート結果を取得することができる。

例えば、複数の候補提示情報の重みが同じであるか否かを判断する。複数の候補提示情報のうちの少なくとも２つの候補提示情報の重みが同じであると判断された場合、重みが同じである少なくとも２つの候補提示情報について文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートしてソート結果を取得する。複数の候補提示情報の重みがいずれも異なる場合、重みに従ってソートしてソート結果を取得する。

本開示の実施例によれば、ａｓとａｌｌという英語単語に対して、その重みが同じで７８点であるので、ａｓとａｌｌという候補提示情報は重みだけでソートという操作を実現することができない。この場合、アルファベットの順序に応じて、重みが同じであるａｓとａｌｌをソートすることができる。例えば、英語文字において、ｌはｓの前に配列されるので、ａｌｌはａｓの前に配列される。

本開示の実施例によれば、実際の状況において、検索コンテンツは英語に限定されず、ピンインであってもよい。ピンインに対して、アルファベットの順序に応じてソートしてもよく、ピンイン文字の配列順序に応じてソートしてもよい。中国語の漢字に対して、総筆画数の配列順序に応じてソートすることができる。

本開示の実施例によれば、重み及び文字配列又は筆画配列の結合方式を利用して候補提示情報のソートを行うことで、そのソート方式を明確化し、システム処理の安定性を向上させる。

本開示の実施例によれば、候補提示情報の重み決定方式は、提示情報の履歴選択頻度に基づいて決定してもよい。例えば、ａｐｐ ｓｔｏｒｅが選択された頻度が１００回である一方、ａｐｐｌｅが選択された頻度１０回である場合、ａｐｐ ｓｔｏｒｅの重みはａｐｐｌｅの重みよりも高い。候補提示情報をソートする場合、ａｐｐ ｓｔｏｒｅはａｐｐｌｅの前に配置される。本開示の実施例において、より明確にするために、重みに履歴選択頻度回数と同じ値を付与してもよい。例えば、履歴選択頻度が１００回であるａｐｐ ｓｔｏｒｅの重み値が１００点であり、履歴選択頻度が１０回であるａｐｐｌｅの重み値が１０点である。このようにして、比較、ソートすることは、より簡単になる。

本開示の実施例によれば、候補提示情報の重み決定方式は、予め設定された時間帯内における候補提示情報の選択頻度に基づいて決定されてもよい。

例えば、予め設定された時間帯内における候補提示情報の選択頻度を確定する。候補提示情報の選択頻度に基づいて、候補提示情報の重みを決定する。

本開示の実施例によれば、時間帯を利用して候補提示情報の選択頻度をスクリーニングすることができ、例えば、一定の時間内の選択頻度を有効選択頻度として選択し、該時間帯以外の選択頻度が無効選択頻度となる。有効選択頻度のみに基づいて候補提示情報の重みを決定する一方、無効選択頻度を削除し、重みとして考慮しない。

本開示の実施例によれば、該予め設定された時間帯は、最近の時間帯であってもよく、例えば、入力ボックスの内容変化が発生する前の時間帯であり、その時間の長さは一日、一ヶ月又はより長いものであってもよいので、ここでは贅言しない。

本開示の実施例によれば、予め設定された時間帯を最近の時間帯として決定すると、人気イベントをより効果的に追跡して検索し、ニュースイベントをリアルタイムに効果的に表示することができる。

本開示の他の実施例によれば、候補提示情報の重みはさらに以下の方式で決定することができる。

例えば、候補提示情報の一回の履歴選択を第一重みとし、候補提示情報の一回の履歴選択時間を第二重みとすれば、候補提示情報の一回の重みは、第一重みと第二重みの積を含み、候補提示情報の総重みは複数の一回の重みの和である。

本開示の実施例によれば、履歴選択頻度と履歴選択時間を結合する方式で重みを計算し、重みに基づいてソートし、推薦結果をより正確にし、リアルタイム性及び有効性をより体現することができる。

本開示の実施例によれば、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、非同期要求の方式によってサーバに第二検索要求を送信することができる。

本開示の実施例によれば、サーバのタイプは限定されない。例えば、クラウドサーバであってもよい。しかしこれに限定されず、他のタイプのサーバであってもよく、記憶して検索し、候補提示情報を呼び出す機能を実現することができればよい。

本開示の実施例によれば、第二検索要求の送信方式は、非同期要求の方式であってもよいが、これに限定されず、同期要求の方式であってもよい。本開示の実施例において、非同期要求の方式を採用することで、より便利であり、システムの処理効率を向上させる。

本開示の実施例によれば、非同期要求の方式で送信されるのは、第二検索要求だけでなく、提示情報も、非同期呼び出しの方式でサーバインタフェースから取得することができる。

本開示の実施例によれば、ユーザが見えるように、提示情報を提示情報リストのフォームレンダリングページで表示してもよい。

本開示の実施例によれば、サーバはクラウドサーバであってもよい。本開示の実施例のクラウドサーバにＲｅｄｉｓデータベースを設置する。Ｒｅｄｉｓデータベースは、完全なオープンソースで高性能なｋｅｙ－ｖａｌｕｅデータベースであってもよい。Ｒｅｄｉｓデータベースにおけるデータはいずれもメモリに記憶され（磁気ディスクに永続化されてもよい）、性能が極めて高い。Ｒｅｄｉｓデータベースは豊富なデータ構造をサポートし、例えば、「順序セット」（sorted sets）であってもよく、すなわち、いくつかの重複しない要素を１つの集合に置き、各要素ごとにスコアを設定し、順序セットを形成する。

本開示の実施例によれば、サーバがクライアント端から送信された第二検索要求を受信した場合、第二検索要求に「検索コンテンツ」があり、検索コンテンツに基づいて順序セットから検索し、提示情報を取得し、その提示情報をクライアント端に送信することにより、クライアント端に表示される。

本開示の実施例によれば、クライアント端及びサーバ内のデータは、ユーザの次の操作に応じて、記憶された候補提示情報の重みを動的に調整することができる。

例えば、ユーザが提示情報から目標提示情報を選択することに応答し、クライアント端に目標提示情報及び選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて目標提示情報の重みを調整するし、目標提示情報、選択時間及び目標提示情報の重みをサーバに送信することにより、サーバは目標提示情報に関する記録を更新する。

本開示の実施例によれば、ユーザが提示情報から、ある目標提示情報、例えば「ａｓ」を選択すると、クライアント端は該目標提示情報を取得することができ、クライアント端はローカルに目標提示情報、選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて目標提示情報の重みを調整し、例えば、選択頻度が１増加すれば、重み値が１増加する。

本開示の実施例によれば、クライアント端は、さらに、非同期方式で関連パラメータをサーバに提出することができる。サーバは、ｋｅｙ「ａ」に対応する辞書の「ａｓ」のスコアに１を加算し、元の７８から７９になり、「ａｓ」の今回に選択された時間を記録することができる。

本開示の実施例によれば、サーバは、各提示情報の使用頻度をフォローして動的に調整することにより、候補提示情報の表示順序をリアルタイムに更新する。クラウドサーバのパラメータ動的調整が完了した後、クライアント端はそれに伴ってローカルデータのキャッシュを更新することができる。

本開示の実施例によれば、クライアント端とサーバはリアルタイムに動的に調整し、時効性を体現するとともに、推薦をより正確にする。

本開示の実施例によれば、情報表示方法を実行する初期に、ユーザの検索コンテンツをログに書き込み、一定の周期の後、ログに多くのユーザの常用な検索コンテンツを蓄積することができる。そして、データ処理により、初期の提示情報の記憶、検索及び呼び出しの機能を完了することができる。

図５は、本開示の別の実施例に係る情報表示方法のフローチャートを概略的に示す。

図５に示すように、クライアント端のアプリケーションのａ時刻において、その入力ボックス５１０内の検索コンテンツが「ａ」であり、その入力ボックス５１０の下方の提示情報リスト５２０に「ａｉ、ａｍ、あ、ａｓ及びａｌｌ」が表示される。ｂ時刻において、入力ボックス５１０’内の検索コンテンツが「ａｐ」に変化する。該検索コンテンツの変化に基づいて、第一検索要求を取得する。クライアント端は、第一検索要求に応答し、データキャッシュにおいて「ａｐ」にマッチングする、重みに従ってソートされた複数の候補提示情報である候補提示情報５３１を検索し、クライアント端が処理を行って、ソートされかつ予め設定された数に合致する複数の提示情報である提示情報５３２を取得し、該提示情報５３２に基づいて、入力ボックス５１０’の下方の表示リスト、例えば、提示情報リスト５２０’を更新する。

クライアント端が第一検索要求に応答し、データキャッシュに「ａｐ」にマッチングする提示情報を検索しなかった場合、サーバに第二要求を送信することができる。サーバは、例えば、Ｒｅｄｉｓデータベースにおいて「ａｐ」にマッチングする候補提示情報５４１を検索し、提示情報５４２を処理し取得することができる。そして、サーバはその情報５４２をクライアント端に送信することにより、クライアント端は受信された提示情報５４２に基づいて、入力ボックス５１０’の下方の提示情報リスト、例えば提示情報リスト５２０’を更新する。

本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、クライアント端とサーバとを結合する方式によって提示情報を提供し、処理速度を向上させるとともに処理能力を満たすことを総合的に実現し、ユーザ体験を向上させる。

図６は、本開示の実施例に係る情報表示装置のブロック図を概略的に示す。

図６に示すように、情報表示装置６００は、第一検索モジュール６１０、表示モジュール６２０及び送信要求モジュール６３０を含む。

第一検索モジュール６１０は、第一検索要求に応答し、クライアント端において第一検索要求が指示した検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索する。

表示モジュール６２０は、クライアント端において提示情報を検索したと判断された場合、その提示情報を表示する。

送信要求モジュール６３０は、クライアント端において提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求する。

本開示の実施例によれば、表示モジュール６２０は、取得サブモジュール、ソートサブモジュール、及び選択サブモジュールを含むことができる。

取得サブモジュールは、クライアント端から検索コンテンツにマッチングする複数の候補提示情報を取得する。ソートサブモジュールは、複数の候補提示情報を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得する。選択サブモジュールは、ソート結果の優先順位に基づいて、複数の候補提示情報から予め設定された数の候補提示情報を提示情報として選択し、その提示情報を表示する。

本開示の実施例によれば、情報表示装置６００は、頻度決定モジュール及び重み決定モジュールをさらに含む。

頻度決定モジュールは、予め設定された時間帯内の候補提示情報の選択頻度を決定する。重み決定モジュールは、候補提示情報の選択頻度に基づいて、候補提示情報の重みを決定する。

本開示の実施例によれば、ソートサブモジュールは、確定ユニット、第一ソートユニット、及び第二ソートユニットを含むことができる。

確定ユニットは、複数の候補提示情報の重みが同じであるか否かを判断する。第一ソートユニットは、複数の候補提示情報のうちの少なくとも２つの候補提示情報の重みが同じであると判断された場合、重みが同じである少なくとも２つの候補提示情報について文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートし、ソート結果を取得する。第二ソートユニットは、複数の候補提示情報の重みがいずれも異なる場合、重みに従ってソートし、ソート結果を取得する。

本開示の実施例によれば、情報表示装置６００は、調整応答モジュール及び送信重みモジュールをさらに含むことができる。

調整応答モジュールは、ユーザが提示情報から目標提示情報を選択することに応答し、クライアント端に目標提示情報及び選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて目標提示情報の重みを調整する。送信重みモジュールは、目標提示情報、選択時間及び目標提示情報の重みをサーバに送信することにより、サーバが目標提示情報に関する記録を更新する。

本開示の実施例によれば、送信要求モジュールは、送信要求ユニットを含むことができる。

送信要求ユニットは、非同期要求の方式によってサーバに第二検索要求を送信する。

本開示の実施例によれば、情報表示装置６００は、取得モジュールをさらに含むことができる。

取得モジュールは、入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、第一検索要求を取得する。

本開示の実施例によれば、第一検索モジュールは、検索ユニットを含むことができる。

検索ユニットは、プレフィックスインデックスの方式を利用してクライアント端のデータキャッシュから提示情報を検索する。

本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、可読記憶媒体及びコンピュータプログラムをさらに提供する。

本開示の実施例によれば、電子機器であって、少なくとも１つのプロセッサと、少なくとも１つのプロセッサと通信接続されるメモリと、を含み、メモリに少なくとも１つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶され、命令が少なくとも１つのプロセッサにより実行されることにより、少なくとも１つのプロセッサに上記のような方法を実行させることができる。

本開示の実施例によれば、コンピュータ命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ命令はコンピュータに上記のような方法を実行させる。

本開示の実施例によれば、コンピュータプログラムであって、プロセッサにより実行される際に上記のような方法を実現する。

図７は、本開示の実施例を実施可能な例示電子機器７００の例示的な概略ブロック図を示す。電子機器は、様々な形式のデジタルコンピュータ、例えば、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップコンピュータ、作業台、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ、及び他の適切なコンピュータを示す。電子機器は、さらに様々な形式の携帯装置、例えば、個人デジタルプロセス、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル装置及び他の類似の計算装置を表示することができる。本明細書に示された部材、それらの接続及び関係、及びそれらの機能は例示に過ぎず、本明細書に記載された及び／又は要求された本開示の実現を限定するものではない。

図７に示すように、機器７００は計算ユニット７０１を含み、この計算ユニット７０１は、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）７０２に記憶されたコンピュータプログラム又は記憶ユニット７０８からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）７０３にロードされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。ＲＡＭ ７０３には、さらに機器７００の操作に必要な様々なプログラム及びデータをさらに記憶することができる。計算ユニット７０１、ＲＯＭ ７０２、およびＲＡＭ ７０３は、バス７０４を介して相互に接続されている。入出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース７０５もバス７０４に接続されている。

機器７００における複数の部品は、Ｉ／Ｏインタフェース７０５に接続され、例えばキーボード、マウス等の入力ユニット７０６と、例えば様々なタイプのディスプレイ、スピーカ等の出力ユニット７０７と、例えば磁気ディスク、光ディスク等の記憶ユニット７０８と、例えばネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバ等の通信ユニット７０９と、を含む。機器７００は、通信ユニット７０９により、例えばインターネット等のコンピュータネットワーク及び／又は様々な電気通信網を介して他の機器と情報／データをやり取りすることができる。

計算ユニット７０１は、処理及び計算能力を有する各種の汎用及び／又は専用の処理モジュールであることができる。計算ユニット７０１のいくつかの例示として、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、グラフィックスプロセッシングユニット（ＧＰＵ）、各種の専用の人工知能（ＡＩ）計算チップ、各種の運行機械学習モデルアルゴリズムの計算ユニット、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ）、及び任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含むが、これらに限定されるものではない。計算ユニット７０１は、上記説明した各方法及び処理、例えば情報表示方法を実行する。例えば、いくつかの実施例において、情報表示方法は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され、例えば記憶ユニット７０８という機器可読媒体に有形的に含まれる。いくつかの実施例において、コンピュータプログラムの一部又は全部は、ＲＯＭ ７０２及び／又は通信ユニット７０９を介して機器７００にロード及び／又はインストールされることができる。コンピュータプログラムがＲＡＭ ７０３にロードされ計算ユニット７０１により実行される場合、上記説明した情報表示方法の一つ又は複数のステップを実行することができる。代替的に、他の実施例において、計算ユニット７０１は他の任意の適切な方式（例えば、ファームウェア）により情報表示方法を実行するように配置されてもよい。

本明細書で説明したシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、専用集積回路（ＡＳＩＣ）、専用標準製品（ＡＳＳＰ）、チップ上システムのシステム（ＳＯＣ）、負荷プログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ）、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び／又はそれらの組み合わせにおいて実現することができる。これらの様々な実施形態は、少なくとも１つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行され及び／又は解釈される一つ又は複数のコンピュータプログラムに実施され、当該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、記憶システム、少なくとも１つの入力装置、及び少なくとも１つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を該記憶システム、該少なくとも１つの入力装置、及び該少なくとも１つの出力装置に伝送することができる、ということを含むことができる。

本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、一つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで作成することができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供することができ、それによりプログラムコードがプロセッサ又はコントローラにより実行される際に、フローチャート及び／又はブロック図に規定された機能／操作が実施される。プログラムコードは機器に完全に実行されてもよく、部分的に機器で実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして部分的に機器で実行され遠隔機器で部分的に実行され、又は完全に遠隔機器又はサーバで実行されてもよい。

本開示のコンテキストにおいて、機器可読媒体は、有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は機器により使用され又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むか又は記憶することができる。機器可読媒体は、機器可読信号媒体又は機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。機器可読記憶媒体のより具体的な例示は、一つ又は複数の線に基づく電気的接続、携帯式コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバ、便利式コンパクトフラッシュメモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記コンテンツの任意の適切な組み合わせを含む。

ユーザとの対話を提供するために、コンピュータにここで説明されたシステム及び技術を実施することができ、該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置（例えば、ＣＲＴ（陰極線管）又はＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、キーボード及びポインティングデバイス（例えば、マウス又はトラックボール）と、を有し、ユーザは、該キーボード及び該ポインティングデバイスを介して入力をコンピュータに提供する。他の種類の装置は、さらにユーザとの対話を提供することもできる。例えば、ユーザに提供されたフィードバックは、いかなる形式のセンシングフィードバック（例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック）であることができ、そして、いかなる形式（音声入力、音声入力、又は、触覚入力を含む）でユーザからの入力を受信することができる。

ここで説明されたシステム及び技術を、バックグラウンド部品を含むコンピューティングシステム（例えば、データサーバとする）、又はミドルウェア部品を含むコンピューティングシステム（例えば、アプリケーションサーバ）、又はフロントエンド部品を含むコンピューティングシステム（例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザが該グラフィカルユーザインタフェース又は該ネットワークブラウザを介してここで説明されたシステム及び技術の実施形態と対話することができる）、又はこのようなバックグラウンド部品、ミドルウェア部品、又はフロントエンド部品の任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムに実施することができる。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）によりシステムの部品を互いに接続することができる。通信ネットワークの例示は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）及びインターネットを含む。

コンピュータシステムは、クライアント端及びサーバを含むことができる。クライアント端とサーバとは一般的に互いに離れており、通常、通信ネットワークを介して相互作用する。相応的なコンピュータで運行し、かつ互いにクライアント端－サーバの関係を有するコンピュータプログラムにより、クライアント端－サーバの関係を生成する。サーバは、クラウドサーバであってもよく、配布式システムのサーバであってもよく、又はブロックチェーンを結合したサーバであってもよい。

理解すべきものとして、以上に示した様々な形式のフローによって、ステップについて、改めてソートし、追加し、又は削除することができる。例えば、本開示に記載の各ステップは、並列的に実行されてもよく、順次に実行されてもよく、異なる順序で実行されてもよい。本開示に開示される技術案の所望の結果を実現することができれば、本明細書はこれを限定しない。

以上説明した情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体およびコンピュータプログラムは、以下のように表現することができる。

第１態様の情報表示方法は、
第一検索要求に応答して、クライアント端において前記第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することと、
クライアント端において前記提示情報を検索したと判断された場合、前記提示情報を表示することと、
前記クライアント端において前記提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、前記検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求することと、を含む。

第２態様の情報表示方法は、
第１態様の情報表示方法において、
クライアント端において前記提示情報を検索したと判断された場合、前記提示情報を表示することは、
前記クライアント端から、前記検索コンテンツとマッチングする複数の候補提示情報を取得することと、
前記複数の候補提示情報を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得することと、
ソート結果の優先順位に基づいて、前記複数の候補提示情報から、予め設定された数の候補提示情報を前記提示情報として選択し、前記提示情報を表示することと、を含む。

第３態様の情報表示方法は、
第２態様の情報表示方法において、
予め設定された時間帯内における前記候補提示情報の選択頻度を確定することと、
前記候補提示情報の選択頻度に基づいて、前記候補提示情報の重みを確定することと、をさらに含む。

第４態様の情報表示方法は、
第２態様の情報表示方法において、
前記複数の候補提示を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得することは、
前記複数の候補提示情報の重みが同じであるか否かを確定することと、
前記複数の候補提示情報のうちの少なくとも２つの前記候補提示情報の重みが同じであると判断された場合、重みが同じである少なくとも２つの前記候補提示情報を、文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートして前記ソート結果を取得することと、
前記複数の候補提示情報の重みがいずれも異なる場合、重みに従ってソートし、前記ソート結果を取得することと、を含む。

第５態様の情報表示方法は、
第２態様又は第３態様の情報表示方法において、
ユーザが前記提示情報から目標提示情報を選択することに応答し、前記クライアント端において前記目標提示情報及び選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて前記目標提示情報の重みを調整することと、
前記目標提示情報、前記選択時間及び前記目標提示情報の重みを前記サーバに送信することにより、前記サーバが前記目標提示情報に関する記録を更新することと、さらに含む。

第６態様の情報表示方法は、
第１態様の情報表示方法において、
前記クライアント端において前記提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信することは、
非同期要求の方式によってサーバに前記第二検索要求を送信することを含む。

第７態様の情報表示方法は、
第１態様の情報表示方法において、
入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、前記第一検索要求を取得することをさらに含む。

第８態様の情報表示方法は、
第１態様の情報表示方法において、
第一検索要求に応答して、クライアント端において前記第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することは、
プレフィックスインデックスの方式によって前記クライアント端のデータキャッシュから前記提示情報を検索することを含む。

第９態様の情報表示装置は、
第一検索要求に応答し、クライアント端において前記第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索する第一検索モジュールと、
クライアント端において前記提示情報を検索したと判断された場合、前記提示情報を表示する表示モジュールと、
前記クライアント端において前記提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、前記検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索するように要求する送信要求モジュールと、を含む。

第１０態様の情報表示装置は、
第９態様の情報表示装置において、
前記表示モジュールは、
前記クライアント端から前記検索コンテンツとマッチングする複数の候補提示情報を取得する取得サブモジュールと、
前記複数の候補提示を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得するソートサブモジュールと、
ソート結果の優先順位に基づいて、前記複数の候補提示情報から、予め設定された数の候補提示情報を前記提示情報として選択し、前記提示情報を表示する選択サブモジュールと、を含む。

第１１態様の情報表示装置は、
第１０態様の情報表示装置において、
予め設定された時間帯における前記候補提示情報の選択頻度を確定する頻度確定モジュールと、
前記候補提示情報の選択頻度に基づいて、前記候補提示情報の重みを決定する重み決定モジュールと、をさらに含む。

第１２態様の情報表示装置は、
第１０態様の情報表示装置において、
前記ソートサブモジュールは、
前記複数の候補提示情報の重みが同じであるか否かを確定する確定ユニットと、
前記複数の候補提示情報のうちの少なくとも２つの前記候補提示情報の重みが同じであると判断された場合、重みが同じである少なくとも２つの前記候補提示情報を、文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートして前記ソート結果を取得する第一ソートユニットと、
前記複数の候補提示情報の重みがいずれも異なる場合、重みに従ってソートし、前記ソート結果を取得する第二ソートユニットと、を含む。

第１３態様の情報表示装置は、
第１１態様又は第１２態様の情報表示装置において、
ユーザが前記提示情報から目標提示情報を選択することに応答し、前記クライアント端において前記目標提示情報及び選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて前記目標提示情報の重みを調整する調整応答モジュールと、
前記目標提示情報、前記選択時間及び前記目標提示情報の重みを前記サーバに送信することにより、前記サーバが前記目標提示情報に関する記録を更新する送信重みモジュールと、をさらに含む。

第１４態様の情報表示装置は、
第９態様の情報表示装置において、
前記送信要求モジュールは、
非同期要求の方式によってサーバに前記第二検索要求を送信する送信要求ユニットを含む。

第１５態様の情報表示装置は、
第９態様の情報表示装置において、
入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、前記第一検索要求を取得する取得モジュールをさらに含む。

第１６態様の情報表示装置は、
第９態様の情報表示装置において、
前記第一検索モジュールは、
プレフィックスインデックスの方式によって前記クライアント端のデータキャッシュから前記提示情報を検索する検索ユニットを含む。

第１７態様の電子機器は、
少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサと通信接続されたメモリとを含み、
前記メモリには、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、
前記少なくとも一つのプロセッサが第１態様から第８態様のいずれか１つに記載の方法を実行することができるように、前記命令は、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される。

第１８態様の記憶媒体は、
コンピュータ命令が記憶された非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに第１態様から第８態様のいずれか１つに記載の方法を実行させる。

第１９態様のコンピュータプログラムは、
プロセッサにより実行される場合に、第１態様から第８態様のいずれか１つに記載の方法を実現する。

上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば理解すべきように、設計要求及び他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブ組み合わせ及び代替を行うことができる。本開示の精神と原則内で行われた任意の修正、均等置換及び改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (19)

1. 第一検索要求に応答して、クライアント端において前記第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することと、
   クライアント端において前記提示情報を検索したと判断された場合、前記提示情報を表示することと、
   前記クライアント端において前記提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、前記検索コンテンツにマッチングする提示情報を検索するように要求することと、を含む
   ことを特徴とする情報表示方法。
2. クライアント端において前記提示情報を検索したと判断された場合、前記提示情報を表示することは、
   前記クライアント端から、前記検索コンテンツとマッチングする複数の候補提示情報を取得することと、
   前記複数の候補提示情報を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得することと、
   ソート結果の優先順位に基づいて、前記複数の候補提示情報から、予め設定された数の候補提示情報を前記提示情報として選択し、前記提示情報を表示することと、を含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の情報表示方法。
3. 予め設定された時間帯内における前記候補提示情報の選択頻度を確定することと、
   前記候補提示情報の選択頻度に基づいて、前記候補提示情報の重みを確定することと、をさらに含む
   ことを特徴とする請求項２に記載の情報表示方法。
4. 前記複数の候補提示を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得することは、
   前記複数の候補提示情報の重みが同じであるか否かを確定することと、
   前記複数の候補提示情報のうちの少なくとも２つの前記候補提示情報の重みが同じであると判断された場合、重みが同じである少なくとも２つの前記候補提示情報を、文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートして前記ソート結果を取得することと、
   前記複数の候補提示情報の重みがいずれも異なる場合、重みに従ってソートし、前記ソート結果を取得することと、を含む
   ことを特徴とする請求項２に記載の情報表示方法。
5. ユーザが前記提示情報から目標提示情報を選択することに応答し、前記クライアント端において前記目標提示情報及び選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて前記目標提示情報の重みを調整することと、
   前記目標提示情報、前記選択時間及び前記目標提示情報の重みを前記サーバに送信することにより、前記サーバが前記目標提示情報に関する記録を更新することと、さらに含む
   ことを特徴とする請求項２に記載の情報表示方法。
6. 前記クライアント端において前記提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信することは、
   非同期要求の方式によってサーバに前記第二検索要求を送信することを含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の情報表示方法。
7. 入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、前記第一検索要求を取得することをさらに含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の情報表示方法。
8. 第一検索要求に応答して、クライアント端において前記第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索することは、
   プレフィックスインデックスの方式によって前記クライアント端のデータキャッシュから前記提示情報を検索することを含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の情報表示方法。
9. 第一検索要求に応答し、クライアント端において前記第一検索要求が指示した検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索する第一検索モジュールと、
   クライアント端において前記提示情報を検索したと判断された場合、前記提示情報を表示する表示モジュールと、
   前記クライアント端において前記提示情報を検索しなかったと判断された場合、サーバに第二検索要求を送信し、前記検索コンテンツとマッチングする提示情報を検索するように要求する送信要求モジュールと、を含む
   ことを特徴とする情報表示装置。
10. 前記表示モジュールは、
    前記クライアント端から前記検索コンテンツとマッチングする複数の候補提示情報を取得する取得サブモジュールと、
    前記複数の候補提示を、重みに従ってソートし、ソート結果を取得するソートサブモジュールと、
    ソート結果の優先順位に基づいて、前記複数の候補提示情報から、予め設定された数の候補提示情報を前記提示情報として選択し、前記提示情報を表示する選択サブモジュールと、を含む
    ことを特徴とする請求項９に記載の情報表示装置。
11. 予め設定された時間帯における前記候補提示情報の選択頻度を確定する頻度確定モジュールと、
    前記候補提示情報の選択頻度に基づいて、前記候補提示情報の重みを決定する重み決定モジュールと、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項１０に記載の情報表示装置。
12. 前記ソートサブモジュールは、
    前記複数の候補提示情報の重みが同じであるか否かを確定する確定ユニットと、
    前記複数の候補提示情報のうちの少なくとも２つの前記候補提示情報の重みが同じであると判断された場合、重みが同じである少なくとも２つの前記候補提示情報を、文字配列順序又は筆画配列順序に応じてソートして前記ソート結果を取得する第一ソートユニットと、
    前記複数の候補提示情報の重みがいずれも異なる場合、重みに従ってソートし、前記ソート結果を取得する第二ソートユニットと、を含む
    ことを特徴とする請求項１０に記載の情報表示装置。
13. ユーザが前記提示情報から目標提示情報を選択することに応答し、前記クライアント端において前記目標提示情報及び選択時間を記録し、予め設定されたルールに基づいて前記目標提示情報の重みを調整する調整応答モジュールと、
    前記目標提示情報、前記選択時間及び前記目標提示情報の重みを前記サーバに送信することにより、前記サーバが前記目標提示情報に関する記録を更新する送信重みモジュールと、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項１１又は１２に記載の情報表示装置。
14. 前記送信要求モジュールは、
    非同期要求の方式によってサーバに前記第二検索要求を送信する送信要求ユニットを含む
    ことを特徴とする請求項９に記載の情報表示装置。
15. 入力ボックスのコンテンツが変化したと判断された場合、前記第一検索要求を取得する取得モジュールをさらに含む
    ことを特徴とする請求項９に記載の情報表示装置。
16. 前記第一検索モジュールは、
    プレフィックスインデックスの方式によって前記クライアント端のデータキャッシュから前記提示情報を検索する検索ユニットを含む
    ことを特徴とする請求項９に記載の情報表示装置。
17. 少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサと通信接続されたメモリとを含み、
    前記メモリには、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、
    前記少なくとも一つのプロセッサが請求項１～８のいずれか一項に記載の方法を実行することができるように、前記命令は、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される
    電子機器。
18. コンピュータ命令が記憶された非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに請求項１～８のいずれか一項に記載の方法を実行させる記憶媒体。
19. プロセッサにより実行される場合に、請求項１～８のいずれか一項に記載の方法を実現するコンピュータプログラム。

Images