JP2018031441A - 配管支持金具用スペーサーおよびそれを備えた配管支持構造 - Google Patents
配管支持金具用スペーサーおよびそれを備えた配管支持構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018031441A JP2018031441A JP2016165078A JP2016165078A JP2018031441A JP 2018031441 A JP2018031441 A JP 2018031441A JP 2016165078 A JP2016165078 A JP 2016165078A JP 2016165078 A JP2016165078 A JP 2016165078A JP 2018031441 A JP2018031441 A JP 2018031441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- pipe
- pipe support
- piping
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 title claims abstract description 117
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- -1 for example Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
Description
また、特許文献2に開示されたスペーサーは、配管と断熱材との間に空気層からなる断熱層を形成し、断熱効果を高めることを目的とするものである。
さらに、特許文献3に開示されたスペーサーは、大径の外管の中に小径の内管を付設することを目的とするものである。
第2の発明は、バンド部分に嵌合することを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第3の発明は、2層以上重ね合わせてなることを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第4の発明は、スペーサーどうしを嵌合して2層以上重ね合わせてなることを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第5の発明は、配管の周方向に分割されて組となるスペーサーを連結するための連結構造を備えるか、又はC字形に形成したことを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第6の発明は、配管の周方向に分割されて組となるスペーサーをそれぞれバンド部分に嵌合することを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第7の発明は、配管の周方向に分割されて組となるスペーサーを環状に連結して、配管に取り付けることを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第8の発明は、長尺なシートを配管に巻き付けたことを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第9の発明は、スペーサーとバンド部分又は/及びスペーサーどうしが着脱自在であることを特徴とする同配管支持金具用スペーサーである。
第10の発明は、上記第1の発明乃至第9の発明に係る配管支持金具用スペーサーを備えた配管支持構造である。
(1)本願発明は、配管を支持する配管支持金具のバンド部分と配管との間にスペーサーを介在させることで、そのバンド部分に本来的に適用される配管径(サイズ)とは異なる別の複数のサイズの配管を1つの配管支持金具で支持又は振れ止めをすることが可能になる。
(2)スペーサーを配管支持金具のバンド部分に嵌合させることで、スペーサーのズレや外れなどが無くなり、安定する。
(3)スペーサーを2層以上重ね合わせてなることで、様々なサイズの配管に柔軟に対応することができる。
(4)スペーサーどうしを嵌合して2層以上重ね合わせてなることで、スペーサーどうしのズレや外れなどが無くなり、安定する。
(5)配管の長手方向に分割されて組となるスペーサーを連結するための連結構造を備えたスペーサー、又はC字形に形成したスペーサーにすることで、施工が容易になる。
(6)配管の長手方向に分割されて組となるスペーサーをそれぞれバンド部分に嵌合することで、分割された各スペーサーパーツがそれぞれバンド部分に付いているので、各スペーサーパーツどうしを連結する必要がなくなる。
(7)配管の長手方向に分割されて組となるスペーサーを環状に連結して、配管に取り付けることで、スペーサーだけで配管の径を形成・維持できるようになる。
(8)長尺なシートを配管に巻き付けることによっても、スペーサーになり得る。
(9)スペーサーとバンド部分又は/及びスペーサーどうしを着脱自在な構造にすることで、様々な仕様・状況に対応できて利便性が向上する。なお、スペーサーは接着剤やステープラ等を用いて取り付けることも可能である。
図1は、本願発明に係る配管支持金具用スペーサーの第1実施形態を示す説明図であり、本願発明の基本構造の一例を示すものである。
図1に図示するように、配管支持金具用スペーサー(以下「スペーサー」)10は、配管90を支持する配管支持金具80のバンド部分81と配管90との間に介在するものである。これによって、配管支持金具80は、本来の支持の対象である配管のほかに、これよりも小異径の配管も支持することが可能になる。
また、上記した本願発明の基本構造に、次のような追加構造を備えても良い。
例えば、スペーサー10の当接突起11は、配管支持金具80のバンド部分81と当接する当接面20と同じ高さ(厚み)を有してバンド部分81と当接するものである。これを設けることで、製造に当たりスペーサー10の樹脂量を節約した形にできる(その他の実施形態においても同じ)。
さらに、スペーサー10は、配管90の長手方向にフレア形状12にすることで、配管90の損傷を防止できる。
図2(a)は、スペーサ−10Aに係止部13A,13Aを備え、それが配管支持金具80に係止することによって嵌合する構造となっている。
図2(b)は、スペーサ−10Bに係止部13Bを備え、それが配管支持金具80(の係止孔82)に係止することによって嵌合する構造となっている。
図2(c)は、スペーサ−10Cに係止部13Cを備え、それが配管支持金具80に係止することによって嵌合する構造となっている。
図2(d)は、分割されたスペーサ−10K,10Kに係止部13K,13Kを備え、それらが配管支持金具80に係止することによって嵌合する構造となっている。
図3に図示するように、スペーサー10Dは、スペーサー10D1にスペーサー10D2を重ね合わせた2層構造になっている。このようにスペーサーを周方向に重ね合わせることで、配管支持金具は様々なサイズの配管に柔軟に対応することができるようになる。なお、重ね合わせは、図示の2層に限定されず、2層以上重ね合わせても良い。
図3に図示したスペーサー10D2の係止部14D2とスペーサー10D1の係止孔15D1との嵌合の他に、次のような嵌合構造が考えられる(但し、図示のものに限定する趣旨ではない。)
図4(a)は、スペーサ−10E2の係止部14E2,14E2が、スペーサー10E1の係止孔15E1,15E1に係止することによって嵌合する構造となっている。
図4(b)は、スペーサ−10F2の係止部14F2,14F2が、スペーサー10F1の両端に係止することによって嵌合する構造となっている。
図4(c)は、スペーサ−10G2の係止溝16G2,16G2を、スペーサー10G1の両端に差し込むことによって嵌合する構造となっている。
図5(a)は、配管の周方向に分割されて組となるスペーサー10Hを、ヒンジにより連結構造17Hとしたものである。
図5(b)は、配管の周方向に分割されて組となるスペーサー10Iを、組み式により連結構造17Iとしたものである。
図5(c)は、C字形に形成したスペーサー10Lを用いて欠円部分から配管90を差し込むことによりスペーサーを取り付ける構造であって、このようなスペーサーの一体化であってもよい。
(1)配管の周方向で分割されて組となるスペーサーをそれぞれバンド部分に嵌合する。これにより、分割された各スペーサーパーツがそれぞれバンド部分に付いているので、各スペーサーパーツどうしを連結する必要がなくなる(図5に図示する連結構造が不要になる)。
(2)配管の周方向で分割されて組となるスペーサーを環状に連結しながら(嵌合・引っかけ等の機構を用いて)、配管に直接スペーサーを取り付けることで、スペーサーだけで配管の径を形成・維持できるようになる。すなわち、図2に図示するようにスペーサーを配管支持金具のバンド部分に取り付ける必要がなくなる。
図示するように、長尺なシートに係止部18Jと係止孔19Jを備え、これを配管90に巻き付けてスペーサー10Jとしたものである。係止部18Jは係止孔19Jに係止してスペーサー10Jの形状を維持し、係止部13Jによって配管支持金具80に嵌合させる。なお、配管90の外径によっては係止部と係止孔の組合せを柔軟にすること(例えば、係止部18J1を係止孔19J2に係止させること等)で、様々なサイズの配管に対応できる。
11 当接突起
12 フレア形状
20 当接面
80 配管支持金具
81 バンド部分
90 配管
Claims (10)
- 配管を支持する配管支持金具のバンド部分と配管との間に介在させて、複数のサイズの配管を1つの配管支持金具で支持又は振れ止めを可能にすることを特徴とする配管支持金具用スペーサー。
- バンド部分に嵌合することを特徴とする請求項1記載の配管支持金具用スペーサー。
- 2層以上重ね合わせてなることを特徴とする請求項1又は2記載の配管支持金具用スペーサー。
- スペーサーどうしを嵌合して2層以上重ね合わせてなることを特徴とする請求項3記載の配管支持金具用スペーサー。
- 配管の周方向に分割されて組となるスペーサーを連結するための連結構造を備えるか、又はC字形に形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の配管支持金具用スペーサー。
- 配管の周方向に分割されて組となるスペーサーをそれぞれバンド部分に嵌合することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の配管支持金具用スペーサー。
- 配管の周方向に分割されて組となるスペーサーを環状に連結して、配管に取り付けることを特徴とする請求項1,3,4,5記載の配管支持金具用スペーサー。
- 長尺なシートを配管に巻き付けたことを特徴とする請求項1記載の配管支持金具用スペーサー。
- スペーサーとバンド部分又は/及びスペーサーどうしが着脱自在であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の配管支持金具用スペーサー。
- 請求項1から9のいずれかに記載の配管支持金具用スペーサーを備えた配管支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016165078A JP6933874B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 配管支持金具用スペーサーおよびそれを備えた配管支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016165078A JP6933874B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 配管支持金具用スペーサーおよびそれを備えた配管支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018031441A true JP2018031441A (ja) | 2018-03-01 |
JP6933874B2 JP6933874B2 (ja) | 2021-09-08 |
Family
ID=61305013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016165078A Active JP6933874B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 配管支持金具用スペーサーおよびそれを備えた配管支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6933874B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198069A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Isuzu Motors Ltd | 配管用クリップ装置 |
JPH08296769A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Marui Sangyo Kk | 配管設備用保温材 |
JPH1163302A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-03-05 | Nhk Spring Co Ltd | 配管用断熱支持装置 |
JP2004100821A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 配管用サポート |
JP2007187301A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-07-26 | Liaison International Inc | パイプクランプ構造及びそのためのスリーブ部材 |
EP2461077A1 (fr) * | 2010-12-02 | 2012-06-06 | Samvaz S.A. | Collier de fixation pour tuyaux |
JP2013217411A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材配設具 |
-
2016
- 2016-08-25 JP JP2016165078A patent/JP6933874B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198069A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Isuzu Motors Ltd | 配管用クリップ装置 |
JPH08296769A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Marui Sangyo Kk | 配管設備用保温材 |
JPH1163302A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-03-05 | Nhk Spring Co Ltd | 配管用断熱支持装置 |
JP2004100821A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 配管用サポート |
JP2007187301A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-07-26 | Liaison International Inc | パイプクランプ構造及びそのためのスリーブ部材 |
EP2461077A1 (fr) * | 2010-12-02 | 2012-06-06 | Samvaz S.A. | Collier de fixation pour tuyaux |
JP2013217411A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材配設具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6933874B2 (ja) | 2021-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11209117B2 (en) | Transportation pipe | |
EP2399054A1 (en) | A tubular duct member | |
WO2015182526A1 (ja) | 排気熱回収器及びその製造方法 | |
WO2016051770A1 (ja) | 低温流体用真空断熱二重管のバイヨネット継手用ガイド機構 | |
JP6480693B2 (ja) | 低温流体用真空断熱二重管の継手構造 | |
CN105855654A (zh) | 一种气液分离器及其接管焊接组件 | |
JP2018031441A (ja) | 配管支持金具用スペーサーおよびそれを備えた配管支持構造 | |
CN104110553A (zh) | 耐腐蚀高压波纹管补偿器 | |
JP2015187468A (ja) | 真空断熱パイプ | |
JP7079618B2 (ja) | 接続部保温部材の施工方法、接続部保温部材、接続部保温部材ユニット及び冷媒配管ユニット | |
KR101507743B1 (ko) | 고무 벨로즈관 및 그 제조방법 | |
JP5559850B2 (ja) | 配管用結露防止具 | |
JP2012242009A (ja) | 接続管、その製造方法、及びそれを用いた冷却装置 | |
CN205001767U (zh) | 一体化真空传输管 | |
KR101691586B1 (ko) | 비금속성 익스펜션 조인트장치 | |
WO2016136312A1 (ja) | 接続具 | |
JP6278174B2 (ja) | 管継手構造 | |
JP4831970B2 (ja) | 他部材への溶接による二重管管端接続部位置決め構造 | |
JP2006112576A (ja) | 管継手 | |
JP4536571B2 (ja) | 曲管 | |
AU2013203541A1 (en) | Thermally insulated hot gas piping system | |
JP2000120980A (ja) | 高温ダクトの接続構造 | |
CN111197669B (zh) | 复合管、阀及其安装方法 | |
CN208074345U (zh) | 多介质输送高真空管用缠绕垫片 | |
KR20170000999U (ko) | 배관 연결용 신축 이음관 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200807 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6933874 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |