JP2018030479A - 車両の走行制御装置 - Google Patents

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Katsuhiko Sato
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Abstract

【課題】 追従走行制御中における車線変更の所要時間を短縮できる車両の走行制御装置を提供する。【解決手段】 自車線(51)と隣接車線(52)および各車線を走行する他車(2,3)を認識する周囲認識手段(21)を備えた車両(1)の走行制御装置(10)であって、前記周囲認識手段(21)に自車線を走行する先行他車が認識されない場合は、目標車速に従って定速走行制御を行い、前記周囲認識手段に自車線を走行する先行他車(2)が認識された場合は、目標車間時間(τ1)に従って前記先行他車(2)を追従する追従走行制御を行う機能と、前記追従走行制御中に隣接車線への車線変更を実行する機能を備えるものにおいて、前記車線変更機能の作動時に、前記目標車間時間(τ1)より短い第2の目標車間時間(τ2)が適用され、車線変更の実行前に先行他車との車間時間が短縮されるように動作可能である。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の走行制御装置に関し、さらに詳しくは、アダプティブクルーズコントロール(ACC)機能および自動車線変更機能を備えた車両の走行制御装置に関する。
先行車が無い場合は定速走行制御を行い、先行車がある場合は先行車への追従制御を行うアダプティブクルーズコントロール(ACC)が実用化されている。例えば、特許文献1には「追従走行制御中に自車両が隣接する走行レーンへ進路変更した後に定速走行制御へ移行する際の実際の加速度を、先行車が自車両前方から離脱した後に定速走行制御へ移行する際の実際の加速度よりも大きくなるように目標車速を設定する」ことが記載されている。この場合、元の車線における追従走行制御を車線変更により離脱し、変更後の車線における定速走行制御に移行しており、車線変更は運転者の操作に依拠している。
特開2009−149255号公報
ところで、走行車種や法定速度が規定されている高速道路であっても、速度差がある車両が混在する中での車線変更は、他車両との接触等や、交通流の混乱を招く原因になりかねない。そこで、車線変更をACCと連動させて自動で行うことが検討されているが、その場合、運転者や同乗者に不快感を与えない車両挙動範囲で可及的短時間かつ短距離で車線変更を完了することが望ましい。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、追従走行制御中における車線変更の所要時間を短縮できる車両の走行制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、自車線と隣接車線および各車線を走行する他車を認識する周囲認識手段を備えた車両の走行制御装置であって、
前記周囲認識手段に自車線を走行する先行他車が認識されない場合は、目標車速に従って定速走行制御を行い、前記周囲認識手段に自車線を走行する先行他車が認識された場合は、目標車間時間に従って前記先行他車を追従する追従走行制御を行う機能と、前記追従走行制御中に隣接車線への車線変更を実行する機能を備えるものにおいて、
前記車線変更機能の作動時に、前記目標車間時間より短い第2の目標車間時間が適用され、車線変更の実行前に先行他車との車間時間が短縮されるように動作可能であることを特徴とする車両の走行制御装置にある。
本発明に係る車両の走行制御装置によれば、自動車線変更を行う場合の追従走行制御における目標車間時間(第2の目標車間時間)を、自動車線変更を行わない場合の目標車間時間より短くすることで、車線変更の実施以前に先行他車との車間時間(車間距離)が短縮されているので、車線変更の所要時間及び所要距離を短縮することができ、交通流への影響を最小限に留めることができる。
しかも、加速度や目標速度を増加させる必要が無いので、車両の挙動が変化することもなく、運転者や同乗者に不快感を与えることもない。また、既に定速走行制御の目標速度が上限値に設定されていた場合でも、自動車線変更の所要時間及び所要距離を短縮でき、かつ、目標速度設定や加速度設定を大きくする場合よりも、所要時間及び所要距離の短縮効果が大きい。
車両の走行制御システムを示す概略図である。 車両の外界センサ群を示す概略的な平面図である。 車両の走行制御システムを示すブロック図である。 本発明実施形態に係る走行制御を示すフローチャートである。 前方車間距離(a)と後方車間距離(b)を示す平面図である。 比較例(a)および各実施例(b)〜(d)のタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1において、本発明に係る走行制御システムを備えた車両1は、エンジンや車体など一般的な自動車の構成要素に加え、従来運転者が行っていた認知・判断・操作を車両側で行うために、車両周囲環境を検知する外界センサ21、車両情報を検知する内界センサ22、速度制御および操舵制御のためのコントローラ/アクチュエータ群、定速走行/追従走行制御のためのACCコントローラ14、および、自動車線変更(経路追従制御)を実施するための自動運転コントローラ10を備えている。
速度制御および操舵制御のためのコントローラ/アクチュエータ群、操舵制御のためのEPS(電動パワーステアリング)コントローラ31、加減速度制御のためのエンジンコントローラ32、ESP(登録商標;スタビリティコントロールシステム)/ABS(アンチロックブレーキシステム)コントローラ33を含む。
外界センサ21は、自車線51および隣接車線52を画定する道路上の白線5、自車周辺にある他車両や障害物、人物などの存在と相対距離を画像データや点群データとして自動運転コントローラ10に入力するための複数の検知手段からなる。
例えば、図2に示すように、車両1は、前方検知手段211,212としてミリ波レーダ(211)およびカメラ(212)、前側方検知手段213および後側方検知手段214としてLIDAR(レーザ画像検出/測距)、後方検知手段215としてカメラ(バックカメラ)を備え、自車両周囲360度をカバーし、それぞれ自車前後左右方向安全距離内の車両や障害物等の位置と距離、白線位置を検知できるようにしている。
内界センサ22は、車速センサ、ヨーレートセンサ、加速度センサなど、車両の運動状態を表す物理量を計測する複数の検知手段からなり、図3に示すように、それぞれの測定値は、自動運転コントローラ10に入力され、外界センサ21からの入力とともに演算処理される。
自動運転コントローラ10は、環境・状態推定部11、経路生成部12、および、車両制御部13を含む。環境・状態推定部11は、GPS等の測位手段24を用いて自車の絶対位置を取得し、外界センサ21により検知される自車線51および隣接車線52の白線位置、他車位置および速度を推定する。経路生成部12は、地図情報23を参照し、環境・状態推定部11で推定された自車位置と、隣接車線52の白線位置、他車位置および速度と、内界センサ22により検知される自車の運動状態に基づいて、車線変更における自車位置から到達目標地点までの目標経路50を生成する。車両制御部13は、目標経路50に基づいて目標車速および目標舵角を算出し、車速指令をACCコントローラ14に送信し、経路追従のための舵角指令をEPSコントローラ31に送信する。
なお、車速は、EPSコントローラ31およびACCコントローラ14にも入力される。車速により操舵トルクが変わるため、EPSコントローラ31は、車速毎の操舵角−操舵トルクマップを参照して操舵機構41にトルク指令を送信する。エンジンコントローラ32、ESP/ABSコントローラ33、EPSコントローラ31により、エンジン42、ブレーキ43、操舵機構41を制御することで、車両1の縦横方向の運動が制御される。
(自動車線変更機能の概要)
次に、中央分離帯のある片側二車線以上の高速道路で、先行車を追い越すための車線変更を想定して、自動車線変更機能の概要を説明する。
自動運転コントローラ10は、外界センサ21に取得される外界情報(車線、自車位置、自車走行車線および隣接車線を走行中の他車位置、速度)、内界センサ22に取得される内界情報(車速、ヨーレート、加速度)に基づいて、車線変更の目標経路および目標車速を生成する。そして、生成した目標経路・目標車速による他車両との車間距離・相対速度に基づいて、安全な車線変更が可能か否かを判定し、車線変更可能と判定された場合は「自動車線変更可能フラグ」を立てる。
自動車線変更機能が起動状態で「自動車線変更可能フラグ」が立っており、さらに、運転者の車線変更意思(ウインカ操作等)があった場合のみ、自動運転コントローラ10が生成した目標経路に従って自動操舵により車線変更が実行される。
この際、自動運転コントローラ10は、自車位置と自車の運動特性、すなわち、車速Vで走行中に操舵機構41に操舵トルクTが与えられた時に生じる前輪舵角δによって、車両運動により生じるヨーレートと横加速度の関係から、Δt秒後の車両の速度・姿勢・横変位を推定し、Δt秒後に横変位がytとなるような舵角指令をEPSコントローラ31に与え、Δt秒後に速度Vtとなるような速度指令をACCコントローラ14に与える。
車線変更の終了は、自車位置が隣接車線52の中央(xc±α,yc±β;α・βは許容誤差)にあり、かつ、追い越した車両との車間距離が、自車速と後方車速により決定される後方安全距離より大きいことをもって判断される。後方安全距離については後述する。
(ACC、EPS、ESP/ABS、エンジン制御と自動車線変更機能の関係)
自動車線変更機能は、主としてACCコントローラ14による縦方向制御(速度制御)とEPSコントローラ31による横方向制御(操舵制御)を組み合わせることにより実施される。当然ながら、ACCコントローラ14、EPSコントローラ31、エンジンコントローラ32、および、ESP/ABSコントローラ33は、自動操舵とは無関係に独立して作動するが、自動車線変更機能の作動中は、自動運転コントローラ10からの指令入力でも作動可能になっている。
自動運転コントローラ10からの舵角指令を受けたEPSコントローラ31は、車速−操舵角−操舵トルクのマップを参照して、アクチュエータ(EPSモータ)にトルク指令を出し、操舵機構41が目標とする前輪舵角を与える。また、自動運転コントローラ10からの速度指令を受けたACCコントローラ14は、内界センサ22から取得される車速に応じてブレーキ制御のための減速指令またはエンジン制御のための加減速指令を出す。
ACCコントローラ14からの減速指令を受けたESP/ABSコントローラ33は、アクチュエータに油圧指令を出し、ブレーキ43の制動力を制御することで車速を制御する。また、ACCコントローラ14からの加減速指令を受けたエンジンコントローラ32は、アクチュエータ出力(スロットル開度)を制御することで、エンジン42にトルク指令を与え、駆動力を制御することで車速を制御する。
ACC機能は、外界センサ21としてのミリ波レーダ211、ACCコントローラ14、エンジンコントローラ32、ESP/ABSコントローラ33等のハードウエアとソフトウエアの組合せで機能する。
すなわち、先行車が無い場合は目標車速(クルーズコントロールセット速度)で定速走行し、先行車に追いついた場合(先行車速度が目標車速以下の場合)には、先行車速度に合わせて、設定されたタイムギャップ(車間時間=車間距離/自車速)に応じた車間距離を維持しながら先行車に追従走行する。
先行車の車線離脱や自車の車線変更等により先行車がミリ波レーダ211の検知範囲を外れた場合には、設定加速度で目標車速まで加速し、目標車速を維持して定速走行する。自動車線変更時に自動操舵により車両の向きが変わり、先行車がミリ波レーダ211の検知範囲を外れた場合も同様であり、設定加速度にて目標車速まで加速する。
ところで、ACC機能と連動させて自動車線変更を行う場合、交通流への影響等を考慮して、運転者や同乗者に不快感を与えない車両挙動範囲で可及的短時間かつ短距離で完了すべきことは既に述べたが、隣接車線への移動時間短縮や先行車追い抜きから後方安全距離確保までの時間短縮は、目標速度の増速によるため、既に目標速度が制限速度上限に設定されている場合は実施できない。
そこで、本発明では、目標速度や加速度設定は変更せずに、追従走行の目標車間時間を短縮することで、車線変更の所要時間および所要距離を短縮する構成としている。具体的には、ACCにおける追従走行の目標車間時間を、自動車線変更機能を利用する場合/利用しない場合を含む複数用意し、自動車線変更機能の作動時に最小の目標車間時間が適用されるようにする。
(改良された自動車線変更フロー実施例1)
以下、ACC機能と連動した自動車線変更について図4を参照しながら説明する。
(1)ACCの起動と自動車線変更機能起動準備
運転者により自動車線変更機能オン/オフ・スイッチのオン操作がなされると(ステップ100)、ACC作動判定が行われ(ステップ101)、非作動の場合には、ACCを起動し、ACC起動中である旨をメーターパネル内に表示する(ステップ104)。既にACCが作動している場合には、自動車線変更実行に必要な自動運転コントローラ10、ACCコントローラ14、EPSコントローラ31、エンジンコントローラ32、ESP/ABSコントローラ33、外界センサ21、内界センサ22、および、アクチュエータ類のシステムチェックが実施される(ステップ102)。
(2)自動車線変更機能の起動可否判定
システムチェック後、自動運転コントローラ10が自動車線変更機能の起動可否判定を行う(ステップ103)。何らかの理由により、各コントローラ・センサ・アクチュエータ類が正常に動作せず、NGとなった場合には、メーターパネル内に自動車線変更機能起動不可表示するとともに、運転者に対して音声等により、自動車線変更機能起動不可である旨を通知する(ステップ105)。
(3)自動車線変更機能の起動
起動可否判定でOKとなった場合は自動車線変更機能を起動する(ステップ110)。自動車線変更機能の起動中は、自動運転コントローラ10により、次項に記載する(i)周囲環境認識と(ii)自動車線変更経路・車速目標の生成が常時実施されている。
(4)周囲環境認識と自動車線変更経路車速目標の生成
(i)周囲環境認識
自動運転コントローラ10の環境・状態推定部11は、外界センサ21から得た点群データと画像データから求めた自車に対する自車線白線の相対座標、他車両の相対座標・相対速度と、地図情報23を参照してGPS測位手段24に取得された自車の絶対座標から、車線上の自車位置(x,y座標)を推定する。
(ii)車線変更経路・車速目標の生成
自動運転コントローラ10の経路生成部12では、環境・状態推定部11の周囲環境認識処理によって推定された車線51上の自車位置と、隣接車線52の白線位置、および、内界センサ22に取得される車速を基に、Δt秒後に隣接車線中央を走行することを想定した自車位置(xt,yt)と目標車速(Vt)を算出する。
(5)自動車線変更可否判定
次に、算出した目標経路50・車速と外界センサ21で検知した先行他車の相対位置・速度と、自車速度により決まる前方安全距離(XFOC)、および、自車および後続他車速度により決まる後方安全距離(XROC)から、車線変更可否を判定する。
前方(または前側方)安全距離は、次式1により求めることができる。前方車間距離の概念を図5(a)に示す。
(式1) XFOC=XBD=VVUT /(2・aVUT
但し、
BD:制動距離(m)、VVUT:自車両速度(km/h)、
VUT:自車両減速度(m/s2
後方(または後側方)安全距離は、次式2により求めることができる。後方車間距離の概念を別紙図5(b)に示す。
(式2) XROC=XRT+XBB+XBD+XST
ここで、
RT=(VRO−VVUT)・RT
BB={VRO −(VRO−(aRO/2)・BB)}/aRO−VVUT・BB
BD={(VRO −VVUT )/2・aRO}−{(VRD−VVUT)/aRO}・VVUT
ST=VVUT・ST
但し、
RT:後方車両反応距離(m)、XBB:制動立ち上り距離(m)
BD:制動距離(m)、XST:制動後安全車間距離(m)、
VUT:自車両速度(km/h)、VRO:後方車両速度(km/h)、
RO:後方車両減速度(m/s)、
RT:反応時間(sec)、BB:制動立ち上り時間(sec)、ST:安全車間時間(sec)
上記のように算出した目標経路50に従って車線変更し、先行他車を追い越し、後方車間距離が後方安全距離以上となるまでの間に、前方安全距離または後方安全距離以内に近接すると推定される他車の有無が判定され(ステップ112)、無いと推定される場合に車線変更可能と判定し、「自動車線変更可能フラグ」を立てる(ステップ113)。
上記判定に至る演算処理は自動車線変更機能の起動中は継続されており、自動車線変更フラグは、周囲環境に応じて随時更新される。一方、車線変更可否判定でNGとなった場合には、メーターパネル内等に「自動車線変更不可」が表示されるとともに、音声等で自動車線変更不可であることが運転者に通知される(ステップ173)。
(6)ACCタイムギャップ変更
上記のように自動車線変更可能と判定されると、音声等で運転者に対してACC設定のタイムギャップを変更することが通知され(ステップ120)、タイムギャップが第1の目標車間時間(タイムギャップ1)から、それよりも短い第2の目標車間時間(タイムギャップ2)に変更される(ステップ121)。
タイムギャップ設定が変更されると同時に、自動運転コントローラ10の車両制御部13からACCコントローラ14に変更されたタイムギャップ設定が送られ、ACCコントローラ14からの加減速指令により車両が加速され、第2の目標車間時間(タイムギャップ2)に応じた車間距離まで先行他車との車間距離が短縮される。この際の加速度は初期設定値のままであっても良いが、設定可能範囲でより大きな設定値に変更することで、車間距離を詰める時間を短縮することもできる。
ACCの設定項目には、定速走行制御のためのクルーズコントロールセット速度(目標速度)、追従走行制御のためのタイムギャップ(目標車間時間τ=車間距離/車速)、加速度があり、それぞれ初期値が設定されている。タイムギャップは多段階に設定可能であり、例えば、初期値に第1の目標車間時間(タイムギャップ1)に設定されている場合に、それより短い第2の目標車間時間(タイムギャップ2)が予め指定され、自動車線変更可能と判定された場合に第2の目標車間時間(タイムギャップ2)が適用される場合の他に、第2の目標車間時間(タイムギャップ2)よりさらに短い第3の目標車間時間(タイムギャップ3)を第2の目標車間時間(タイムギャップ2)と組合せて予め指定しておき、後述のステップ133で第3の目標車間時間(タイムギャップ3)が適用されるようにすることもできる。この構成については実施例2で述べる。
(7)自動車線変更準備完了(READY)表示
上記のように自動車線変更機能の起動からACCタイムギャップ変更までのフローが完了した段階で、自動車線変更準備が整ったものとして、メーターパネル内に「自動車線変更準備完了(READY)」が表示される(ステップ122)。運転者は追従走行中に「自動車線変更準備完了(READY)」表示によって自動車線変更可能であることを確認する。なお、片側3車線以上の道路の中央車線を走行中の場合、左右何れの隣接車線に変更可能か、「自動車線変更準備完了(READY)」表示を左右それぞれに対応して設けることもできる。
(8)運転者による自動車線変更意思表示(ウインカ操作)
上記のように「自動車線変更準備完了(READY)」が表示された状態で、運転者がウインカ操作することにより、自動車線変更を開始する(ステップ130)。このウインカ操作は自動車線変更開始のトリガ操作であると同時に、先述のように、左右それぞれに対応して「自動車線変更準備完了(READY)」表示が設けられている場合は、左右何れの隣接車線に変更するかの意思表示となる。
ウインカ操作後、即時のウインカ点滅はせず、ウインカ点滅可否を判定する(ステップ131)。ウインカ点滅判定により、自動車線変更準備完了(READY)状態であり、運転者によるトリガ操作があった場合に、ウインカが点滅する(ステップ132)。なお、本実施例ではステップ133は考慮されず、自動操舵開始まで第2の目標車間時間(タイムギャップ2)が維持される。
(9)自動車線変更の実行
ウインカ点滅開始後3秒経過した時点から自動操舵を開始する(ステップ140)。それと同時に、メーターパネル内に「自動車線変更中」が表示され、音声等での自動車線変更中であることが運転者に通知される(ステップ141)。自動操舵の開始とともに、ACCコントローラ14からの加減速指令により車両が加速され、変更された車線においてACC目標車速(クルーズコントロールセット速度)で走行して先行他車を追い越す。自動車線変更中も常時、車線変更可否判定は継続されており(ステップ142)、車線変更可能と判定された場合には、車線変更終了判定を行う(ステップ143)。
自動車線変更中(車線変更前)に自動車線変更継続不可と判定された場合には、運転者への権限移譲通知が出され(ステップ170)、自動操舵を中止するとともに、メーターパネル内の自動車線変更中表示を消灯する(ステップ171,172)。この場合、自動車線変更可能フラグは降ろされ、自動車線変更不可の表示と通知がなされる(ステップ173)。また、車線変更の初期段階に自動車線変更継続不可と判定された場合には、自動操舵を中止する代わりに、自動操舵により自車線に復帰させて追従走行制御に戻るようにすることもできる。
(10)自動車線変更終了判定
自動車線変更終了の判定は、自車位置(横方向位置)と後方車間距離(縦方向位置)により判定し、自車位置が目標とした車線の略中央にあり、かつ、追い越した他車との車間距離が後方安全距離よりも大きいことをもって、自動車線変更終了と判定されると、メーターパネル内の「自動車線変更中」表示が消灯する(ステップ144)。
(11)自動車線変更機能の停止
自動車線変更終了後も、運転者による自動車線変更機能オン/オフSWのオフ操作がない場合には、自動車線変更機能は起動状態にあり、周囲環境認識と自動車線変更経路・車速目標の生成、車線変更可否判定は継続して行われているが、運転者により自動車線変更機能オン/オフSWのオフ操作がなされた場合には(ステップ145)、自動車線変更準備完了(READY)表示が消灯し(ステップ146)、周囲環境認識と自動車線変更経路・車速目標の生成、車線変更可否判定が停止される(ステップ150)。それと同時にACCタイムギャップの変更通知が出され(ステップ151)、ACCタイムギャップが第1の目標車間時間(タイムギャップ1)に変更され(ステップ152)、自動車線変更機能が停止される(ステップ160)。
(改良された自動車線変更フロー実施例2)
上述した実施例1では、第1の目標車間時間(タイムギャップ1)より短い第2の目標車間時間(タイムギャップ2)が予め指定され、自動車線変更可能と判定された場合に第2の目標車間時間(タイムギャップ2)が適用される場合について述べたが、第2の目標車間時間(タイムギャップ2)と、それより短い第3の目標車間時間(タイムギャップ3)とを組合せて指定しておき、自動車線変更の実行前のウインカ点滅中に、第3の目標車間時間(タイムギャップ3)を適用して車間時間をさらに短縮しておくこともできる。以下、第3の目標車間時間(タイムギャップ3)を適用した自動車線変更フロー(実施例2)について、図4を参照しながら説明する。
第2,第3の2段階の目標車間時間(タイムギャップ2,3)が指定される場合も、実施例1の(3)自動車線変更機能の起動(ステップ110)〜(6)ACCタイムギャップ変更(ステップ121)〜(7)自動車線変更準備完了(READY)表示(ステップ122)までのフローは共通であり、自動車線変更可能と判定された場合に、第1の目標車間時間(タイムギャップ1)から、それより短い第2の目標車間時間(タイムギャップ2)に変更され、自動車線変更準備完了(READY)表示(ステップ122)までに第2の目標車間時間(タイムギャップ2)に従って車間距離が短縮されるが、実施例2では、(8)運転者による自動車線変更意思表示(ウインカ操作/ステップ130)の後で、第2の目標車間時間(タイムギャップ2)から、それより短い第3の目標車間時間(タイムギャップ3)にさらに変更され、第3の目標車間時間(タイムギャップ3)に従って車間距離がさらに短縮される。
すなわち、「自動車線変更準備完了(READY)」が表示された状態で運転者がウインカ操作すると(ステップ130)、ウインカ点滅判定が行われ(ステップ131)、自動車線変更準備完了(READY)状態で運転者によるトリガ操作があった場合に、ウインカが点滅する(ステップ132)と同時に、ACCタイムギャップが第2の目標車間時間(タイムギャップ2)から第3の目標車間時間(タイムギャップ3)に変更され(ステップ133)、ウインカ点滅中にACCコントローラ14からの加減速指令により車両が加速され、第3の目標車間時間(タイムギャップ3)に応じた車間距離まで先行他車との車間距離が短縮されるように制御される。
ウインカ点滅開始後3秒経過した時点から自動操舵が開始される(ステップ140)。この間、第3の目標車間時間(タイムギャップ3)に到達しない限り、加速は継続され、変更された車線において、ACC目標車速(クルーズコントロールセット速度)に到達するまで加速され、先行他車を追い越す。自動操舵の開始と同時に自動車線変更中であることが運転者に通知され(ステップ141)、自動車線変更中も車線変更可否判定は継続され(ステップ142)、車線変更可能と判定された場合に車線変更終了判定が行われる(ステップ143)こと、および、それ以降のフローは実施例1と同様である。
上記のように、実施例2では、ウインカ点滅中に加速が開始されることで、自動操舵開始前に先行他車との車間距離が短縮され、先行他車を追い越して後方安全距離を確保するまでの所要走行距離が短縮されるとともに、自動操舵の実行後に速やかにACC目標車速(クルーズコントロールセット速度)に到達でき、自動車線変更の所要時間を短縮するうえでも有利である。
なお、実施例2においても、実施例1と同様に、自動車線変更終了後に運転者による自動車線変更機能オン/オフSWのオフ操作がない場合は、自動車線変更機能は起動状態にあり、周囲環境認識と自動車線変更経路・車速目標の生成、車線変更可否判定は継続して行われているが、ACCタイムギャップは、第2の目標車間時間(タイムギャップ2)に復帰しており、次に自動車線変更可能と判定されるまで、第2の目標車間時間(タイムギャップ2)が維持される。一方、運転者により自動車線変更機能のオフ操作がなされた場合は、実施例1と同様にステップ146以降が実行される。
(改良された自動車線変更による所要時間短縮効果)
本発明に係る走行制御の自動車線変更による所要時間短縮効果を検証するために、ACC目標車速(クルーズコントロールセット速度)が100km/h(27.8m/s)、加速度が0.6(m/s)、タイムギャップ初期値が3.6秒に設定されている車両が、80km/h(22.2m/s)で走行する先行車に追い付き、追従走行している状態から、自動車線変更機能により車線変更を行う場合を想定し、ACCタイムギャップが車線変更まで初期値(τ1)に維持されている比較例と、それよりも短い第2、第3の目標車間時間(τ2、τ3)に変更された実施例1、2について、後方安全距離を確保できる車間距離に至るまでに要する時間(距離)を車線変更所要時間(距離)として算出する計算によるシミュレーションを行った。結果を図6のタームチャートに示す。なお、図中において、上段は車速V(km/h)、下段は車間距離x(m)を示しており、これらは、x=Vτ・1000/3600の関係にある。
図6(a)の比較例では、先行車に追い付き80km/hまで減速して追従走行しており、自動車線変更可能フラグの後、ACCタイムギャップが初期値τ1=3.6秒に維持された状態で運転者によるトリガT(ウインカ操作)があり、1.5秒の空走後、ウインカ点滅W、3秒間の点滅後に自動車線変更開始S、それと共に加速が開始され(加速度0.6m/s)、先行車との車間距離が初期値x1=79.9mから短縮され始め、9.3秒後に100km/hまで増速された。その後、先行車を追い越して後方安全距離(23.3m、図中マイナス方向に表示)にて車線変更終了Eまで15秒を要している。この比較例では、トリガTを起点とする車線変更の所要時間は28.8秒、所要距離は749.7mであった。
図6(b)は実施例1に対応しており、自動車線変更可能フラグの直後にACCタイムギャップがτ2=2.0秒に変更されたことで、運転者によるトリガT(ウインカ操作)の時点では車間距離がx2=44.4mまで短縮されており、1.5秒の空走、3秒間のウインカ点滅W後に自動車線変更開始S、それと共に加速が開始され、9.3秒後に100km/hまで増速された直後に先行車を追い越し、8.6秒後に後方安全距離(23.3m)にて車線変更終了Eしており、トリガTを起点とする車線変更の所要時間は22.4秒、所要距離は573.3mまで短縮された。
図6(c)は実施例2に対応しており、自動車線変更可能フラグの直後にACCタイムギャップが初期値τ1=3.6秒からτ2=2.0秒に変更され、運転者によるトリガT(ウインカ操作)の時点で車間距離がx2=44.4mまで短縮される点は実施例1と同様であるが、1.5秒の空走後、ウインカ点滅Wと同時にACCタイムギャップがτ3=1.0秒にさらに変更され、その時点で加速が開始される点が異なる。3秒間のウインカ点滅W後に自動車線変更開始S(この時点ではタイムギャップτ3に相当する車間距離x3=22.2mまで短縮されていない)、その6.3秒後に100km/hまで増速され、先行車を追い越し、8.6秒後に後方安全距離(23.3m)にて車線変更終了Eしており、トリガTを起点とする車線変更の所要時間は19.2秒、所要距離は494.3mであった。
以上のシミュレーション結果から明らかなように、実施例1では、自動車線変更機能の起動時にACCタイムギャップが初期値(τ1)より短い第2の目標車間時間(τ2)に変更され、車線変更前に車間時間が短縮されていることで、目標速度や加速度の設定は比較例と同じでありながら、車線変更の所要時間は20%以上短縮されている。しかも、目標速度や加速度の設定が比較例と同じであることは、車線変更時の車両挙動も比較例と同様であることを意味している。
また、実施例2では、自動車線変更機能の起動時にACCタイムギャップが第2の目標車間時間(τ2)に変更され、車間時間が短縮されることに加えて、ウインカ点滅と同時にACCタイムギャップが第3の目標車間時間(τ3)にさらに変更され、ウインカ点滅中にも車間時間が短縮されることで、車線変更の所要時間は33%以上短縮されている。実施例2でも、目標速度や加速度の設定は比較例と同じであり、車線変更時の車両挙動も比較例と同様であることは言うまでもない。
さらに、上記実施例1、2では、目標速度や加速度の設定は比較例と同じであったが、自動車線変更機能の起動時ないしは車線変更前後の加速時における加速度設定を、ACC設定加速度より大きくする操作を付加することで更なる所要時間の短縮が見込める。
以上、本発明のいくつかの実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいてさらに各種の変形および変更が可能であることを付言する。
1 車両(自車)
2 車両(先行他車)
3 車両(後続他車)
5 白線
10 自動運転コントローラ
11 環境・状態推定部
12 経路生成部
13 車両制御部
14 ACCコントローラ
21 外界センサ
22 内界センサ
31 EPSコントローラ
32 エンジンコントローラ
33 ESP/ABSコントローラ
41 操舵機構
42 エンジン
43 ブレーキ
50 目標経路
51,52 車線

Claims (4)

  1. 自車線と隣接車線および各車線を走行する他車を認識する周囲認識手段を備えた車両の走行制御装置であって、
    前記周囲認識手段に自車線を走行する先行他車が認識されない場合は、目標車速に従って定速走行制御を行い、前記周囲認識手段に自車線を走行する先行他車が認識された場合は、目標車間時間に従って前記先行他車を追従する追従走行制御を行う機能と、前記追従走行制御中に隣接車線への車線変更を実行する機能を備えるものにおいて、
    前記車線変更機能の作動時に、前記目標車間時間より短い第2の目標車間時間が適用され、車線変更の実行前に先行他車との車間時間が短縮されるように動作可能であることを特徴とする車両の走行制御装置。
  2. 前記先行他車との車間時間が短縮された後に車線変更準備完了を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両の走行制御装置。
  3. 前記車線変更準備完了の表示後、運転者による車線変更指示としてウインカ操作が行われ、所定時間のウインカ点滅後に車線変更が実行されるように動作可能であることを特徴とする請求項2記載の車両の走行制御装置。
  4. 前記所定時間のウインカ点滅中に前記第2の目標車間時間より短い第3の目標車間時間が適用され、車線変更の実行前に先行他車との車間時間がさらに短縮されるように動作可能であることを特徴とする請求項3記載の車両の走行制御装置。
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