JP2018030048A - 鋼板用クリーナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングの内面に鉄粉が付着するのを防止すると共に、ブラシロールの異物除去性能を長時間にわたって保持可能で、しかも、装置清掃作業を容易かつ迅速に行うことが可能な鋼板用クリーナ装置を提供する。【解決手段】搬送される鋼板Wの鋼板表面Waから異物Dを除去するために回転駆動するブラシロール1と、ブラシロール1を覆うケーシング2と、ブラシロール1に付着した異物D内の鉄粉dを磁力にて吸着除去するための磁石棒3と、を備え、磁石棒3の軸心L3は、ブラシロール1の回転軸心L1に平行状に配設されると共に、回転軸心L1よりも鋼板搬送方向上流側Yaに配設され、かつ、磁石棒3は、ケーシング2から外部へ露出状に設けられているものである。【選択図】図1

Description

本発明は、鋼板用クリーナ装置に関する。
従来、搬送される鋼板に付着している鉄粉を除去するための鋼板用クリーナ装置は、図6に示すように、鉄粉dを除去するために鋼板表面Waに接触して回転駆動するブラシロール91と、そのブラシロール91を覆うケーシング92と、を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−263758号公報
しかし、ケーシング92の内面に鉄粉dが付着して堆積し、その堆積した鉄粉dが振動や自重等によって落下して、再び、鋼板Wに付着する虞れがあるという問題があった。また、ブラシロール91に大量の鉄粉dが付着すると、ブラシロール91の異物除去性能が低下するという問題があった。しかも、ブラシロール91やケーシング92に付着した鉄粉dを除去する装置清掃作業は多大な時間と手間がかかるという問題もあった。
そこで、本発明は、ケーシングの内面に鉄粉が付着するのを防止すると共に、ブラシロールの異物除去性能を長時間にわたって保持可能で、しかも、装置清掃作業を容易かつ迅速に行うことが可能な鋼板用クリーナ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の鋼板用クリーナ装置は、搬送される鋼板の鋼板表面から異物を除去するために回転駆動するブラシロールと、該ブラシロールを覆うケーシングと、該ブラシロールに付着した異物内の鉄粉を磁力にて吸着除去するための磁石棒と、を備え、上記磁石棒の軸心は、上記ブラシロールの回転軸心に平行状に配設されると共に、上記回転軸心よりも鋼板搬送方向上流側に配設され、かつ、上記磁石棒は、上記ケーシングから外部へ露出状に設けられているものである。
また、上記磁石棒に、ワイピングクロスを巻き掛けているものである。
また、上記磁石棒は、空転自在に設けているものである。
また、側面視で上記ブラシロールの回転軸心点と上記磁石棒の軸心点とを結んだ仮想直線と、側面視で上記ブラシロールの上記回転軸心点から鉛直下方へ引いた基準垂線と、の間の角度が、10度以上100度以下となるように、上記磁石棒を配設したものである。
本発明によれば、ケーシングの内面に鉄粉が付着して堆積するのを防止でき、堆積した鉄粉が鋼板に再び付着するような悪影響を防止できる。ブラシロールに付着した鉄粉によって、ブラシロールの異物除去性能が低下するのを防止できる。つまり、長時間にわたって、確実かつ安定的に、鋼板から異物を除去できる。また、ケーシングやブラシロールの清掃の頻度を低減できると共に、装置清掃作業を容易かつ迅速に行うことができる。
本発明の鋼板用クリーナ装置の実施の一形態を示す要部断面側面図である。 要部断面平面図である。 要部拡大断面図である。 他の実施形態を示す要部断面側面図である。 他の実施形態の変形例を示す要部拡大断面図である。 従来技術を説明するための要部断面側面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る鋼板用クリーナ装置は、図1に示すように、水平面状の鋼板Wを図外のプレス加工機へ(鋼板搬送方向Yへ)搬送するための搬送ローラ等を有する搬送手段8と、鋼板表面Waに付着している異物Dを除去するために回転駆動するブラシロール1と、ブラシロール1を覆うカバー状のケーシング2と、ブラシロール1に付着した異物Dを吸い込み除去するためのノズル70を有する吸塵手段7と、を備えている。
そして、ブラシロール1に付着した異物D内の鉄粉dを磁力にて吸着除去するための磁石棒3を備えている。
図1及び図2に示すように、ブラシロール1は、回転軸心L1が水平状に配設されると共に、平面視で鋼板搬送方向Yに直交状に配設されている。ブラシロール1の一端部11は、ブラシ駆動用モータM1に連動連結されている。
ブラシロール1は、ブラシ毛19が鋼板表面Waに摺接(接触)する区間において鋼板搬送方向Yに抗するような矢印N1方向へ回転駆動する。言い換えると、ブラシロール1の下部は、ブラシ毛19が鋼板搬送方向下流側Ybから鋼板搬送方向上流側Yaへ向かうように、回転駆動する。
磁石棒3の軸心L3は、ブラシロール1の回転軸心L1に平行状に配設され、かつ、ブラシロール1の回転軸心L1よりも鋼板搬送方向上流側Yaに配設されている。
磁石棒3は、その両端部31,31がベアリング等の軸受部材にて空転自在(自由に回転可能)に枢支されている。
そして、ブラシロール1と磁石棒3とを相対的に接近・離間可能に設け、ブラシロール1の回転軸心L1と磁石棒3の軸心L3との軸心間距離Eを調整可能としている。
なお、モータに連結されていない磁石棒3を、鋼板搬送方向Yに平行な方向へ移動可能とし、ブラシロール1を固定とするのが軸心間距離Eの調整作業や構造が容易となる点で好ましい。また、ブラシロール1及び磁石棒3の両方を移動可能に設けても良く、ブラシロール1を移動可能とし磁石棒3を固定に設けても良い。
図1乃至図3の実施形態において、磁石棒3は、その外周面30において鋼板搬送方向下流側Ybに、ブラシロール1のブラシ毛19が摺接(接触)するように配設している。
従って、磁石棒3は、ブラシ毛19から力を受けて、ブラシロール1の回転方向と反対方向(矢印N3方向)にゆっくりと自転可能(連れ廻り回転可能)である。
さらに、図3に示すように、側面視でブラシロール1の回転軸心点(回転中心点)P1と磁石棒3の軸心点(中心点)P3とを結んだ仮想直線Sと、側面視で上記回転軸心点P1から鉛直下方へ引いた基準垂線Qと、の間の角度θが、10度以上100度以下となるように、より好ましくは、20度以上95度以下となるように、磁石棒3を配設している。つまり、二点鎖線で示す磁石棒3のように配設するも良い。
上述の角度θが、下限値未満となるように磁石棒3を配設すると、或いは、鋼板表面Waから直接に鉄粉dを吸着除去するように配設すると、磁石棒3に磁着して貯まった鉄粉dが鋼板表面Waに付着する虞れがある。
また、上述の角度θが、上限値を超えると、ブラシロール1に付着している鉄粉dが、磁石棒3に磁着するよりも前に、遠心力によって鉄粉dがブラシロール1から飛散される虞れがある。
図1に示すように、磁石棒3は、ケーシング2から外部へ露出状に設けている。つまり、ケーシング2の鋼板搬送方向上流側Yaに設けた開口部20を介して、磁石棒3の外周面30の一部(鋼板搬送方向上流側Ya)がケーシング2から外部へ露出している。
図示省略するが、ケーシング2から露出している磁石棒3の外周面30を、所定時間毎に、清掃布や清掃紙等の拭取具で拭いて、磁石棒3から鉄粉dを除去するための拭き取り手段を設けている。
拭き取り手段は、エア駆動式の直線往復移動スライダに拭取具を取着して、磁石棒3の軸心L3に平行状に、拭取具付きスライダを往復移動させて鉄粉dの拭き取り除去を行うもの、或いは、清掃作業者が手(手動)で拭取具を用いて拭き取り除去を行うもの等である。
吸塵手段7は、異物吸い込み除去用のノズル70を、ケーシング2内に複数配設している。ノズル70は、先端吸込口部がブラシロール1に向いて配設され、先端吸込口部にブラシロール1が近接乃至当接(摺接)している。
複数のノズル70を、側面視で回転軸心点P1(回転軸心L1)廻りに等間隔に設けている。ノズル70をこのように回転軸心点P1廻りに配設することで、ブラシロール1に付着した異物Dを確実に吸い込み除去する。
なお、図示の吸塵手段7は、ノズル70と、ノズル70に連通する内部吸引室と、を有するバキュームクリーナ71を複数設けた場合であるが、側面視で回転軸心点P1廻りに複数のノズル70を有する1つの大きなバキュームクリーナ71を設けても良い。
上述の実施形態の作用(使用方法)について説明する。
先ず、搬送される鋼板Wの鋼板表面Waには、加工油や防錆油等の油分によって油膜が形成され、その油膜に異物Dが付着している。
つまり、異物Dには、油分が付着している。また、異物Dは、鉄粉d、塵、埃、等様々なものを含んでいる(有している)。
鋼板Wは水平面状姿勢が保持されつつ搬送される。ブラシロール1は、回転駆動して鋼板表面Waに摺接し、異物Dをかき上げるように除去する。ブラシロール1には、塵や埃、鉄粉d等の異物Dが付着する。
そして、ブラシロール1の鋼板搬送方向上流側Yaが、磁石棒3に摺接することで、ブラシロール1に付着した異物D内の鉄粉dは、直ぐに、磁力にて磁石棒3に吸着(磁着)され、ブラシロール1から除去される。
ここで、油分が付着している鉄粉dは、埃や塵等の他の異物Dと比べて、比重が重くてブラシロール1からケーシング2の内面に向かって叩きつけるように飛ばされて付着・堆積しやすく、吸塵手段7にて吸込み除去もされにくいといった問題の多い異物Dである。このような鉄粉dを磁石棒3で磁着除去することで、ブラシロール1の回転駆動を長時間続けた場合に、ケーシング2の内面に付着する鉄粉dの量が大幅に軽減し、ブラシロール1に鉄粉dが大量に付着したままとならず、ブラシロール1の異物除去性能の低下を防止する。
さらに、ブラシロール1の回転軸心L1廻りに設けた複数のノズル70,70,70によって、磁石棒3で除去できなかった異物D(僅かに残った鉄粉dや、鉄粉d以外の塵や埃等の異物D)を、ブラシロール1から除去する。
次に、他の実施形態について説明する。
図4に示すように、ケーシング2から外部へ露出状に設けた磁石棒3に、長尺帯状のワイピングクロス5を巻き掛けて、磁石棒3とブラシロール1の間に、ワイピングクロス5を介在させている。
ワイピングクロス5(以下、クロス5と呼ぶ場合もある)は、ブラシロール1に接触して、鋼板表面Waから除去されブラシロール1に付着した異物Dを、ブラシロール1から除去するためのものである。
つまり、磁石棒3の磁力によってブラシロール1から引き寄せた鉄粉dを捕集すると共に、ブラシロール1から、異物D(鉄粉dや、鉄粉d以外の塵や埃等)及び油分を、拭き取り除去可能なものである。
クロス5は、ポリエステルやポリエチレン、ナイロン等の極細の合成繊維(化学繊維)を用いて、織物、編物、不織布、或いは、それらを組み合せて、帯状に形成したものであり、異物捕集性能を有している。また、繊維屑が発生しにくいように形成されている。
そして、クロス5を、磁石棒3に巻き掛けた(懸架)状態で走行させて、磁石棒3とブラシロール1の間に帯状のクロス5の未使用部を供給すると共に、磁石棒3とブラシロール1の間から帯状のクロス5の使用済み部を回収するためのクロス供給回収手段50を備えている。
クロス供給回収手段50は、ケーシング2の外部から、ケーシング2の内部へクロス未使用部を供給すると共に、ケーシング2の内部からケーシング2の外部へクロス使用済み部を回収する。つまり、(クロス5に付着された)異物Dをケーシング2の内部から外部へ搬送・回収する。
クロス供給回収手段50は、クロス5の基端縁部が取着されると共に、ロール状に保持したクロス5を帯状に送り出すための繰り出しリール部51と、クロス5の先端縁部が取着されると共に帯状のクロス5をロール状に巻取る巻取りリール部52と、巻取りリール部52を回転駆動させるための巻取り用モータM52と、を備えている。磁石棒3をクロス折り返し用懸架ローラと併用している。クロス5には所定のテンション(張り)が付与されている。
クロス供給回収手段50は、クロス5とブラシロール1の間(摺接域)において、クロス供給走行方向Zaが、ブラシロール1の回転方向N1に対向するように、クロス5を繰り出している(巻き取っている)。また、磁石棒3は空転自在であるのでクロス5のスムーズな走行を実現する。
また、クロス5の異物捕集性能に加えて、異物Dには油分が付着しているため、クロス5から異物Dが離間する虞れはほとんど無いが、クロス5に付着した異物Dがクロス走行時の振れや揺れ等によって落下して鋼板表面Waに落下するのを防止する受け部材59を、設けている。
受け部材59は、ブラシロール1と磁石棒3の間の下方位置からクロス5の回収側走行範囲の下方位置にわたって、設けている。言い換えると、クロス5の異物付着範囲と、鋼板Wと、の間に設けている。
クロス5は、繰り出しリール部51及び巻取りリール部52に着脱自在に取着され、所定長さ走行する(巻き取られる)と、廃棄される使い捨てである。言い換えると、クロス供給回収手段50は、クロス5を交換自在としている。
また、クロス5の繰り出し(巻取り)が間欠的になるように巻取り用モータM52を制御(間欠運転)させると、クロス5の使い捨て頻度が少なくなって経済的であると共にクロス交換頻度が少なくなり、プレス加工ライン等の設備が長時間運転可能となる。
また、クロス5の繰り出しが連続的になるように巻取り用モータM52を駆動させると、クロス5にて(間欠運転に比べて)確実かつ安定的にブラシロール1から異物Dを除去できる。
上述のように、クロス5とクロス供給回収手段50を設けることで、磁石棒3に鉄粉dが付着したままとならず、磁石棒3の清掃が不要となる。鉄粉dや、鉄粉d以外の塵や埃等の異物Dを除去し、ケーシング2の外部へ容易に取り出せる。
なお、ブラシロール1、磁石棒3、吸塵手段7、搬送手段8、等の構造や配置などの他の構成及び作用効果は、図1乃至図3の実施形態と同様である。
次に、他の実施形態の変形例について説明する。
図5に示すように、ブラシロール1と磁石棒3の間において、クロス5とブラシロール1との間に、間隙εを形成して(所定間隔寸法をもって離間させて)、非接触としている。間隙ε(所定間隔寸法)は、磁石棒3の磁力によってブラシロール1から鉄粉dをクロス5へ引き付け可能な寸法である。
このように構成することで、クロス5とブラシロール1が相互に擦れることで生じる傷みを防止でき耐久性を向上できる。また、クロス5がブラシロール1に摺接する(擦れる)ことで生じる虞れのある極微小な繊維屑の発生を防止できる。
なお、ブラシロール1、磁石棒3、吸塵手段7、搬送手段8、クロス5、クロス供給回収手段50、受け部材59等の構造や配置などの他の構成及び作用効果は、図1乃至図4の実施形態と同様である。
なお、図1乃至図5を用いて説明した実施形態において、磁石棒3よりも鋼板搬送方向上流側Yaで、加工油や防錆油等の油分を散布又は塗布する油分付与手段が設けられ、鋼板表面Waに油膜を形成している。
ブラシロール1による異物除去性能が安定するため、磁石棒3及びブラシロール1よりも鋼板搬送方向上流側Yaや鋼板搬送方向下流側Ybにおいて、油分吸着ロールを設ける必要がなく(省略でき)、磁石棒3及びブラシロール1の鋼板搬送方向下流側Ybにおいて油分補充手段も設ける必要がなくなって(省略できて)、プレス加工ライン等の工場設備の簡素化を実現できる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、磁石棒3は、外周面30が横断面円形状であれば良く、中空形状又は中実形状(円筒形状又は円柱形状)のいずれであっても良い。搬送手段8は、ローラ型コンベアや、ベルト型コンベア等、鋼板Wを水平面状に搬送可能であれば良い。
以上のように本発明は、搬送される鋼板Wの鋼板表面Waから異物Dを除去するために回転駆動するブラシロール1と、ブラシロール1を覆うケーシング2と、ブラシロール1に付着した異物D内の鉄粉dを磁力にて吸着除去するための磁石棒3と、を備え、磁石棒3の軸心L3は、ブラシロール1の回転軸心L1に平行状に配設されると共に、回転軸心L1よりも鋼板搬送方向上流側Yaに配設され、かつ、磁石棒3は、ケーシング2から外部へ露出状に設けられているので、ケーシング2の内面(内部)に鉄粉dが付着して堆積する(貯まる)のを防止でき。堆積した鉄粉dが鋼板Wに再び付着するような悪影響を防止できる。ブラシロール1に付着した鉄粉dによって、ブラシロール1の異物除去性能が低下するのを防止できる。つまり、鋼板Wから異物Dを確実に除去できると共に安定した異物除去性能が得られる。また、ケーシング2やブラシロール1の清掃の頻度を低減できると共に、装置清掃作業を容易かつ迅速に行うことができる。
また、磁石棒3に、ワイピングクロス5を巻き掛けているので、磁石棒3の清掃を行う必要がなく、装置清掃作業にかかる時間と手間を大幅に削減できる。磁石棒3は、鉄粉dを引き寄せる磁着性能を安定して発揮でき、ブラシロール1から鉄粉dを確実に除去できる。
また、磁石棒3は、空転自在に設けているので、設備導入費用やランニングコストを低減できる。磁石棒3の配置調整を容易に行うことができる。
また、側面視でブラシロール1の回転軸心点P1と磁石棒3の軸心点P3とを結んだ仮想直線Sと、側面視でブラシロール1の回転軸心点P1から鉛直下方へ引いた基準垂線Qと、の間の角度θが、10度以上100度以下となるように、磁石棒3を配設したので、磁石棒3に磁着して貯まった鉄粉dが鋼板表面Waに付着するのを防止しつつ確実にブラシロール1から鉄粉dを除去できる。ブラシロール1に付着している鉄粉dが、磁石棒3に磁着するよりも前に、遠心力によって飛ばされるのを防止できる。
1 ブラシロール
2 ケーシング
3 磁石棒
5 ワイピングクロス
D 異物
d 鉄粉
L1 回転軸心
L3 軸心
P1 回転軸心点
P3 軸心点
Q 基準垂線
S 仮想直線
W 鋼板
Wa 鋼板表面
Ya 鋼板搬送方向上流側
θ 角度

Claims (4)

  1. 搬送される鋼板(W)の鋼板表面(Wa)から異物(D)を除去するために回転駆動するブラシロール(1)と、該ブラシロール(1)を覆うケーシング(2)と、該ブラシロール(1)に付着した異物(D)内の鉄粉(d)を磁力にて吸着除去するための磁石棒(3)と、を備え、
    上記磁石棒(3)の軸心(L3)は、上記ブラシロール(1)の回転軸心(L1)に平行状に配設されると共に、上記回転軸心(L1)よりも鋼板搬送方向上流側(Ya)に配設され、かつ、上記磁石棒(3)は、上記ケーシング(2)から外部へ露出状に設けられていることを特徴とする鋼板用クリーナ装置。
  2. 上記磁石棒(3)に、ワイピングクロス(5)を巻き掛けている請求項1記載の鋼板用クリーナ装置。
  3. 上記磁石棒(3)は、空転自在に設けている請求項1又は2記載の鋼板用クリーナ装置。
  4. 側面視で上記ブラシロール(1)の回転軸心点(P1)と上記磁石棒(3)の軸心点(P3)とを結んだ仮想直線(S)と、側面視で上記ブラシロール(1)の上記回転軸心点(P1)から鉛直下方へ引いた基準垂線(Q)と、の間の角度(θ)が、10度以上100度以下となるように、上記磁石棒(3)を配設した請求項1,2又は3記載の鋼板用クリーナ装置。
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