JP2018024473A - 電子部品収納テープ用のキャリアテープ、電子部品収納テープ、ならびに、電子部品収納テープの製造方法 - Google Patents

電子部品収納テープ用のキャリアテープ、電子部品収納テープ、ならびに、電子部品収納テープの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法に適した電子部品収納テープ用のキャリアテープを提供する。
【解決手段】キャリアテープ10は、帯状のテープ本体11と、電子部品ECを収納可能な長さL1、幅W1および深さD1を有し、かつ、テープ本体11に長さ方向に等間隔で設けられた収納凹部12aとを有している。テープ本体11における収納凹部12aの幅方向一側には、テープ本体11の上面から収納凹部12aの幅方向一側面に向かって深さD2が増加し、かつ、収納凹部12aと連続する形態の案内凹部12bが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品収納テープ用のキャリアテープと、このキャリアテープを使用した電子部品収納テープと、この電子部品収納テープの製造方法に関する。
従前の電子部品収納テープ用のキャリアテープは、帯状のテープ本体に略直方体状の多数の収納凹部が長さ方向に等間隔で設けられ、かつ、略円状の多数の送り孔が長さ方向に等間隔で設けられた構造を有している(例えば後記特許文献1〜3を参照)。
また、前記キャリアテープの各収納凹部への電子部品の挿入は、一般に、ボウルフィーダによって整列された略直方体状の電子部品をリニアフィーダを介して挿入機に順次供給し、かつ、キャリアテープを挿入機の下側で間欠移動させ、挿入機に供給された電子部品をキャリアテープが停止したタイミングで下方移動させて収納凹部に挿入する方法によって行われている。
ところで、前記方法のようにキャリアテープの収納凹部に上から電子部品を挿入するには、挿入前の電子部品の2次元位置と、電子部品が挿入される収納凹部の2次元位置とを、上から見て整合させる必要がある。そのため、最近では、挿入時の相互位置の管理を簡便化するため、キャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法が検討されている。
しかしながら、先に述べた従前のキャリアテープは、キャリアテープの収納凹部に上から電子部品を挿入することを前提とした構造にあるため、キャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法に適しているとは言いがたい。
特開2012−081997号公報 特開2006−160369号公報 特開2002−240851号公報
本発明が解決しようとする課題は、キャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法に適した電子部品収納テープ用のキャリアテープと、このキャリアテープを使用した電子部品収納テープと、この電子部品収納テープの製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る電子部品収納テープ用のキャリアテープは、キャリアテープの長手方向を長さ方向とし、短手方向を幅方向とし、これら方向と直交する方向を高さ方法とするとともに、長さ方向に沿う寸法を長さとし、幅方向に沿う寸法を幅とし、高さ方向に沿う寸法を高さまたは深さとしたとき、キャリアテープは、帯状のテープ本体と、電子部品を収納可能な長さ、幅および深さを有し、かつ、テープ本体に長さ方向に等間隔で設けられた収納凹部とを有しており、テープ本体における収納凹部の幅方向一側には、テープ本体の上面から収納凹部の幅方向一側面に向かって深さが増加し、かつ、収納凹部と連続する形態の案内凹部が設けられている。
また、本発明に係る電子部品収納テープは、前述のキャリアテープと、キャリアテープの収納凹部に収納された電子部品と、電子部品が収納された収納凹部の上端開口を塞ぐようにキャリアテープの上面一部を覆うカバーテープとを備えている。
さらに、本発明に係る電子部品収納テープの製造方法は、前述のキャリアテープを用意するステップと、キャリアテープの収納凹部に電子部品を収納するステップと、電子部品が収納された収納凹部の上端開口を塞ぐようにキャリアテープの上面一部をカバーテープによって覆うステップとを備えている。
本発明によれば、キャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法に適した電子部品収納テープ用のキャリアテープと、このキャリアテープを使用した電子部品収納テープと、この電子部品収納テープの製造方法を提供することができる。
図1は本発明の第1実施形態に係るキャリアテープの部分上面図である。 図2は図1のS1−S1線に沿う断面図である。 図3(A)〜図3(C)は図1および図2に示したキャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法の一例を示す図である。 図4は図1および図2に示したキャリアテープを使用した電子部品収納テープの部分上面図である。 図5は本発明の第2実施形態に係るキャリアテープの図2対応図である。 図6は図5に示したキャリアテープの収納凹部に横から電子部品を挿入する方法の一例を示す図である。 図7は本発明の第3実施形態に係るキャリアテープの図2対応図である。
以下の説明では、便宜上、後記キャリアテープ10の長手方向(図1の左右方向)を長さ方向と表記し、短手方向(図1の上下方向)を幅方向と表記し、これら方向と直交する方向(図2の上下方向)を高さ方向と表記するとともに、長さ方向に沿う寸法を長さと表記し、幅方向に沿う寸法を幅と表記し、高さ方向に沿う寸法を高さまたは深さと表記する。
《第1実施形態》
図1および図2は、本発明の第1実施形態に係るキャリアテープ10を示す。
図1および図2に示したキャリアテープ10は、エンボス加工タイプであり、その材料は例えばポリスチレン、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等である。エンボス加工の方式には特段の制限はなく、例えば圧空成形、プレス成形、真空ロータリー成形(真空ドラム成形)等が適宜採用できる。
キャリアテープ10は、(1)幅Wの帯状のテープ本体11と、(2)テープ本体11の幅方向一端縁11aに近い位置に、長さ方向に等間隔(ピッチP1)で設けられた多数の部品収納部12と、(3)テープ本体11の幅方向他端縁11bに近い位置に、長さ方向に等間隔(ピッチP2)で設けられた略円状の多数の送り孔13と、を有している。キャリアテープ10の高さHは、後記収納凹部12aの深さD1にテープ本体11の厚さtを加えた値に相当する。ちなみに、テープ本体11の幅Wと厚さtに特段の制限はないが、一例をあげれば幅Wが8mmの場合の厚さtは概ね0.15〜0.4mmの範囲内にある。
また、キャリアテープ10における各部品収納部12の幅方向一端縁(図1の下側端縁)とテープ本体11の幅方向一端縁11aとの間には、幅Wmのマージン部(符号省略)が存在する。このマージン部は、テープ本体11の上面にカバーテープ20(図4を参照)を付着するときに利用される領域である。
各部品収納部12は、収納凹部12aと、この収納凹部12aの幅方向一側に設けられた案内凹部12bとによって構成されている。
収納凹部12aは、電子部品EC(図3および図4を参照)を収納可能な長さL1、幅W1および深さD1を有する略直方体状を成している。この収納凹部12aは、底面12a1と、4つの側面12a2(幅方向で向き合う2側面と長さ方向で向き合う2側面)とによって構成されている。図1および図2には現れていないが、実際の4つの側面12a2それぞれにはエンボス加工時の抜きテーパーに相当する0.2〜10度程度の傾きがある。ちなみに、電子部品ECは、略直方体状であり、収納凹部12aの長さL1に対応した第1寸法(符号省略)と、収納凹部12aの幅W1に対応した第2寸法(符号省略)と、収納凹部の深さD1に対応した第3寸法(符号省略)を有している。
収納凹部12aの幅W1は電子部品ECの第1寸法よりも僅かに大きく、収納凹部12aの長さL1は電子部品ECの第2寸法よりも僅かに大きく、収納凹部12aの深さD1は電子部品ECの第3寸法よりも僅かに大きい。また、収納凹部12aの4つの側面12a2のうちの案内凹部12b側の幅方向一側面(図2の左側側面)の高さは、深さD1から案内凹部12bの深さD2の最大値を減じた値に相当する。
案内凹部12bは、略5面体状を成しており、電子部品ECを収納凹部12aに案内する部分である。この案内凹部12bは、底面12b1と、2つの側面12b2(長さ方向で向き合う2側面)とによって構成されている。図1および図2には現れていないが、実際の2つの側面12b2それぞれにはエンボス加工時の抜きテーパーに相当する0.2〜10度程度の傾きがある。
図1および図2から分かるように、案内凹部12bは、テープ本体11の上面から収納凹部12aの4つの側面12a2のうちの幅方向一側面(図2の左側側面)に向かって深さD2が増加し、かつ、収納凹部12aと連続する形態を有するとともに、テープ本体11の上面から収納凹部12aの幅方向一側面(図2の左側側面)に向かって長さL2が減少する形態を有している。
案内凹部12bの幅W2に特段の制限はないが、収納凹部12aの深さD2の最大値を考慮のうえで、底面12b1の傾斜角度が15〜30度の範囲内になるように幅W2を設定することが好ましい。また、案内凹部12bの長さL2の最小値は、収納凹部12aの長さL1と一致している。長さL2の最大値は電子部品ECの第2寸法よりも大きければよいが、電子部品ECの第2寸法の1.1倍〜1.5倍の範囲内で設定することが好ましい。さらに、案内凹部12bの深さD2の最大値は収納凹部12aの深さD1よりも小さければよいが、電子部品ECの第3寸法の1/4〜3/4の範囲内で設定することが好ましい。
図3は、図1および図2に示したキャリアテープ10の収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法の一例を示す。この挿入方法はあくまでも一例であって、キャリアテープ10の収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を制限するものではない。
図3のTGはテープガイド、TGaはガイド溝、IGは部品ガイド、IGaは部品通路である。テープガイドTGの上面は、キャリアテープ10の収納凹部12aおよび案内凹部12bを除く部分の下面を支えており、ガイド溝TGaの内面は、収納凹部12aと案内凹部12bの下面を支えている。一方、部品ガイドIGの下面は、キャリアテープ10の長さ方向の間欠移動を妨げず、かつ、キャリアテープ10の上下方向の変位を抑止できる程度のクリアランスを介して、キャリアテープ10の上面と向き合っている。また、部品通路IGaの横断面形は電子部品ECの第2寸法および第3寸法よりも僅かに大きな矩形であり、案内凹部12bの底面12b1の傾斜角度に見合った傾きを有している。
図3(A)に示したように、キャリアテープ10の収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入するときには、ボウルフィーダ(図示省略)によって整列された電子部品ECをリニアフィーダ(図示省略)を介して、部品通路IGaに送り込む。部品通路IGaに送り込まれた電子部品ECは、部品通路IGaの傾きにしたがって滑動し、案内凹部12bに送り込まれる。そして、図3(B)に示したように、案内凹部12bに送り込まれた電子部品ECは、底面12b1の傾きにしたがって滑動し、収納凹部12aに送り込まれる。
先に述べたように案内凹部12bはテープ本体11の上面から収納凹部12aの幅方向一側面(図3(B)の左側側面)に向かって長さL2が減少する形態を有しているため、案内凹部12bに送り込まれた直後の電子部品ECの姿勢に乱れがある場合でも、この姿勢の乱れは案内凹部12bを移動する過程で矯正される。また、案内凹部12bの長さL2の最小値が収納凹部12aの長さL1と一致しているため、姿勢矯正後の電子部品ECは案内凹部12bから収納凹部12aにスムースに送り込まれる。
図3(C)に示したように、収納凹部12aに送り込まれた電子部品ECは、その先端が収納凹部12aの幅方向他側面(図3(C)の右側側面)に接したところで、その下面が収納凹部12aの底面12a1に接するように傾き、これにより電子部品ECが収納凹部12aに挿入される。案内凹部12bの深さD2の最大値が収納凹部12aの深さD1よりも小さいため、収納凹部12aに収納された後の電子部品ECが外力によって振動しても、電子部品ECの一部が案内凹部12bに入り込んで収納姿勢が大きく乱れるといった不具合を生じることはない。
なお、電子部品ECの質量が小さいことやサイズが小さいこと等を原因として、案内凹部12bにおける電子部品ECの滑動や案内凹部12bから収納凹部12aへの電子部品ECの送り込みがスムースに行われないときには、部品ガイドIGの部品通路IGaが存しない部分(図3(A)の右側部分)の下面とキャリアテープ10の上面とのクリアランス、あるいは、部品ガイドIGの前記部分に別途設けた吸引通路を通じて部品通路IGaに負圧を作用させ、この負圧によって部品通路IGa内の電子部品ECを案内凹部12bおよび収納凹部12aに引き込むようにするとよい。
前述のとおり、収納凹部12aの幅方向一側に、テープ本体11の上面から収納凹部12aの幅方向一側面に向かって深さD2が増加し、かつ、収納凹部12aと連続する形態の案内凹部12bが設けられているため、この案内凹部12bを利用して、キャリアテープ10の収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる。
また、案内凹部12bの深さD2の最大値が、収納凹部12aの深さD1よりも小さいため、収納凹部12aに収納された後の電子部品ECが外力によって振動しても、電子部品ECの一部が案内凹部12bに入り込んで収納姿勢が大きく乱れるといった不具合を生じることはない。
さらに、案内凹部12bが、テープ本体11の上面から収納凹部12aの幅方向一側面に向かって長さL2が減少する形態を有しているため、案内凹部12bに送り込まれた直後の電子部品ECの姿勢に乱れがある場合でも、この姿勢の乱れを案内凹部12bを移動する過程で矯正することができる。しかも、案内凹部12bの長さL2の最小値が収納凹部12aの長さL1と一致しているため、姿勢矯正後の電子部品ECを案内凹部12bから収納凹部12aにスムースに送り込むことができる。
図4は、図1および図2に示したキャリアテープ10を使用した電子部品収納テープ30を示す。
図4に示した電子部品収納テープ30は、キャリアテープ10の各収納凹部12aに電子部品ECが収納されており、電子部品ECが収納された各収納凹部12aの上端開口を塞ぐようにキャリアテープ11の上面一部が帯状のカバーテープ20によって覆われている。つまり、この電子部品収納テープ30は、キャリアテープ10の各収納凹部12aに電子部品ECを収納した後に、電子部品ECが収納された各収納凹部12aの上端開口を塞ぐようにキャリアテープ11の上面一部を帯状のカバーテープ20によって覆うことによって製造されている。
カバーテープ20は、収納状態が外から確認できるように好ましくは透明または半透明である。また、カバーテープ20は感熱タイプと感圧タイプのいずれであってもよく、少なくとも幅方向両側がテープ本体11の上面に付着している。つまり、図1および図2に示したキャリアテープ10を使用すれば、図4に示した電子部品収納テープ30を的確に製造することができる。
《第2実施形態》
図5は、本発明の第2実施形態に係るキャリアテープ10-1を示す。
図5に示したキャリアテープ10-1が、図1および図2に示したキャリアテープ10と異なるところは、案内凹部12bの幅W2を小さくして底面12b1の傾斜角度を大きくした点と、案内凹部12bの幅W2を小さくしたことに伴ってマージン部(符号省略)の幅Wmが大きくなっている点にある。他の構成は図1および図2に示したキャリアテープ10と同じであるためその説明を省略する。
このキャリアテープ10-1であっても、図1および図2に示したキャリアテープ10と同様に、収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる他、図4に示した電子部品収納テープ30と同様の電子部品収納テープを的確に製造することができる。
図5に示したキャリアテープ10-1は、図1および図2に示したキャリアテープ10と比べて、案内凹部12bの底面12b1の傾斜角度が大きいため、図6に示したように、部品通路IGaの傾きが図3に示した部品通路IGaの傾きと同じ場合には、部品通路IGaの傾きよりも案内凹部12bの底面12b1の傾きが大きくなるとともに、部品通路IGaの入口側の横断面形よりも出口側(案内凹部12bの底面12b1が存する箇所)の横断面形が大きくなる。そのため、部品通路IGaから案内凹部12bへの電子部品ECの送り込み、ならびに、案内凹部12bから収納凹部12aへの電子部品ECの送り込みをスムースに行うことができる。
なお、図5に示したキャリアテープ10-1の場合も、電子部品ECの質量が小さいことやサイズが小さいこと等を原因として、案内凹部12bにおける電子部品ECの滑動や案内凹部12bから収納凹部12aへの電子部品ECの送り込みがスムースに行われないときには、部品ガイドIGの部品通路IGaが存しない部分(図6の右側部分)の下面とキャリアテープ10の上面とのクリアランス、あるいは、部品ガイドIGの前記部分に別途設けた吸引通路を通じて部品通路IGaに負圧を作用させ、この負圧によって部品通路IGa内の電子部品ECを案内凹部12bおよび収納凹部12aに引き込むようにするとよい。
《第3実施形態》
図7は、本発明の第3実施形態に係るキャリアテープ10-2を示す。
図7に示したキャリアテープ10-2が、図1および図2に示したキャリアテープ10と異なるところは、キャリアテープ10-2自体が圧縮加工タイプである点にある。このキャリアテープ10-2の材料は例えば紙、合成紙等であり、収納凹部12aと案内凹部12bが圧縮加工によって形成されているためキャリアテープ10-2の高さHは幅方向において略一定である。他の構成は図1および図2に示したキャリアテープ10と同じであるためその説明を省略する。
このキャリアテープ10-2であっても、図1および図2に示したキャリアテープ10と同様に、収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる他、図4に示した電子部品収納テープ30と同様の電子部品収納テープを的確に製造することができる。
《他の実施形態》
(m1)前述の各実施形態では、部品収納部12の収納凹部12aとして第1寸法>第2寸法=第3寸法の関係を有する略直方体状の電子部品ECに対応したもの示したが、収納凹部12aの深さD1を変更すれば、第1寸法>第2寸法>第3寸法の関係を有する略直方体状の電子部品や、第1寸法>第3寸法>第2寸法の関係を有する略直方体状の電子部品を挿入対象(収納対象)とすることができる。収納凹部12aの深さD1を変更しても、収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる他、図4に示した電子部品収納テープ30と同様の電子部品収納テープを的確に製造することができる。
(m2)前述の各実施形態では、部品収納部12の配置間隔(ピッチP1、図1を参照)を送り孔13の配置間隔(ピッチP2、図1を参照)の1/2としたものを示したが、挿入対象(収納対象)となる電子部品のサイズに応じて各ピッチP1およびP2を変更してもよい。各ピッチP1およびP2を変更しても、収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる他、図4に示した電子部品収納テープ30と同様の電子部品収納テープを的確に製造することができる。
(m3)前述の各実施形態では、部品収納部12の案内凹部12bとして底面12b1が平面から成るものを示したが、底面12b1を同様の傾きを有する緩やかな曲面(凸曲面や凹曲面等)としても、収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる他、図4に示した電子部品収納テープ30と同様の電子部品収納テープを的確に製造することができる。
(m4)前述の各実施形態では、部品収納部12の案内凹部12bとしてテープ本体11の上面から収納凹部12aの幅方向一側面に向かって長さL2が減少する形態を有するものを示したが、案内凹部12bの長さL2を一定とし、かつ、この長さL2を収納凹部12aの長さL1と一致させるようにしてもよい。この場合は、案内凹部12bによる姿勢矯正作用は得にくくなるものの、収納凹部12aに横から電子部品ECを挿入する方法を適切に行うことができる他、図4に示した電子部品収納テープ30と同様の電子部品収納テープを的確に製造することができる。
10,10-1,10-2…キャリアテープ、11…テープ本体、11a…幅方向一端縁、11b…幅方向他端縁、12…部品収納部、12a…収納凹部、12a1…底面、12a2…側面、W1…収納凹部の幅、L1…収納凹部の長さ、D1…収納凹部の深さ、12b…案内凹部、12b1…底面、12b2…側面、W2…案内凹部の幅、L2…案内凹部の長さ、D2…案内凹部の深さ、20…カバーシート、30…電子部品収納テープ。

Claims (8)

  1. 電子部品収納テープ用のキャリアテープであって、
    前記キャリアテープの長手方向を長さ方向とし、短手方向を幅方向とし、これら方向と直交する方向を高さ方法とするとともに、長さ方向に沿う寸法を長さとし、幅方向に沿う寸法を幅とし、高さ方向に沿う寸法を高さまたは深さとしたとき、
    前記キャリアテープは、帯状のテープ本体と、電子部品を収納可能な長さ、幅および深さを有し、かつ、前記テープ本体に長さ方向に等間隔で設けられた収納凹部とを有しており、
    前記テープ本体における前記収納凹部の幅方向一側には、前記テープ本体の上面から前記収納凹部の幅方向一側面に向かって深さが増加し、かつ、前記収納凹部と連続する形態の案内凹部が設けられている、
    電子部品収納テープ用のキャリアテープ。
  2. 前記案内凹部の最大深さは、前記収納凹部の深さよりも小さい、
    請求項1に記載の電子部品収納テープ用のキャリアテープ。
  3. 前記電子部品は、前記収納凹部の幅に対応した第1寸法と前記収納凹部の長さに対応した第2寸法と前記収納凹部の深さに対応した第3寸法とを有しており、
    前記案内凹部の最大深さは、前記電子部品の第3寸法の1/4〜3/4の範囲内で設定されている、
    請求項1または2に記載の電子部品収納テープ用のキャリアテープ。
  4. 前記案内凹部は、前記テープ本体の上面から前記収納凹部の幅方向一側面に向かって長さが減少する形態を有している、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品収納テープ用のキャリアテープ。
  5. 前記電子部品は、前記収納凹部の幅に対応した第1寸法と前記収納凹部の長さに対応した第2寸法と前記収納凹部の深さに対応した第3寸法とを有しており、
    前記案内凹部の最大長さは、前記電子部品の第2寸法の1.1倍〜1.5倍の範囲内で設定されている、
    請求項4に記載の電子部品収納テープ用のキャリアテープ。
  6. 前記案内凹部の最小長さは、前記収納凹部の長さと一致している、
    請求項4または5に記載の電子部品収納テープ用のキャリアテープ。
  7. 電子部品収納テープであって、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャリアテープと、
    前記キャリアテープの前記収納凹部に収納された前記電子部品と、
    前記電子部品が収納された前記収納凹部の上端開口を塞ぐように前記キャリアテープの上面一部を覆うカバーテープとを備えている、
    電子部品収納テープ。
  8. 電子部品収納テープの製造方法であって、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャリアテープを用意するステップと、
    前記キャリアテープの前記収納凹部に前記電子部品を収納するステップと、
    前記電子部品が収納された前記収納凹部の上端開口を塞ぐように前記キャリアテープの上面一部をカバーテープによって覆うステップとを備えている、
    電子部品収納テープの製造方法。
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