JP2018018993A - 操作パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】開口から露出する操作部が設けられた操作部材のガタツキを防止し、操作部材の取付け及び取外し時の作業性に優れる操作パネルを提供する。【解決手段】前面板1aに設けた開口10から操作部材29の操作部が露出するように、前面板1aの裏側に操作部材29の取付部2が配設される操作パネルであって、操作部材29には、取付部2を抜け止め状態に係止させる係止手段12、22と、係止状態にあるとき、前面板1aの裏面を弾性的に押圧する押圧手段20が設けられている【選択図】図4

Description

本発明は、開口に操作部材の操作部が配設された操作パネルに関する。
従来、開口に操作ボタンや収納ケースの把持部等の操作部を配設させた操作パネルで構成面の一部を形成した器具が知られている。例えば、図12に示すように、テーブルコンロでは、グリル庫(43)の扉の両側に位置するコンロ本体(4)の前面板(44)が、各種操作を行うための操作部を備える操作パネルを構成している。
前面板(44)には、コンロバーナ(41a)(41b)の点火および消火を行うためのコンロ点消火操作ボタン(4a)や、グリル庫(43)内のグリルバーナの点火および消火を行うためのグリル点消火操作ボタン(4b)、さらには、左右方向にスライドさせることにより各バーナに送られるガス量を増減調節することができる火力調節レバー(4c)が設けられている。また、これら点操作ボタン(4a)(4b)と火力調節レバー(4c)との間には、加熱時間を所定時間にセットするタイマー設定等に利用される押圧操作式の操作表示部(31)が配設されている。例えば、操作表示部(31)を操作してタイマーを設定すると、セットされた時間が経過した時点で、対応するバーナが自動的に消火される。
尚、以下では、前面板(44)がテーブルコンロの正面となり、前面板(44)側から見たときの奥行き方向を前後方向、幅方向を左右方向、高さ方向を上下方向という。
図13は、前面板(44)を後方から見た要部分解斜視図である。操作表示部(31)は、樹脂製のケース枠(3)内に、電子基板(32)が配線(34)と共に嵌め込まれて一体に形成された電子ユニット(33)の前面に形成されている。この種の電子ユニット(33)は、コンロ本体(4)の前面板(44)に形成されている開口(44a)から操作表示部(31)の前面が露出するように、ケース枠(3)が前面板(44)の後方から開口(44a)に抜け止め状態に嵌め込まれて取り付けられる。
ケース枠(3)の左右両辺における中央域には、外表面の所定位置に外方に突出する係止突起(30)を形成した突片(330)がそれぞれ後方へ突設されており、その基端部の外側を、隙間(S)を介して囲むように、ガイド枠(331)が設けられている。
なお、開口(44a)の左右両側縁の中央部には、突片(330)とガイド枠(331)との間の隙間(S)に挿入可能な係止片(440)が、前面板(44)の後方へ突出しており、その先端部近傍には、係止突起(30)が嵌まり込み可能な大きさの係止孔(40)が形成されている。
電子ユニット(33)をコンロ本体(4)の前面板(44)に取り付けるには、前面板(44)の後方から、ケース枠(3)の前面側を開口(44a)に近付け、ケース枠(3)に設けた突片(330)とガイド枠(331)との間の隙間(S)に、係止片(440)を強制的に挿通させれば、係止片(440)又は突片(330)の少なくとも一方が弾性変形することにより、係止突起(30)が係止孔(40)にワンウェイ係止すると同時に、ケース枠(3)の外周域が、開口(44a)に嵌まり込む。これにより、電子ユニット(33)は、操作表示部(31)の前面がコンロ本体(4)の開口(44a)から前面板(44)の表面と略同一面状に露出する態様で、前面板(44)に後方へ抜け止め状態に取り付けられる。
特開2013−217548号公報 特開2004−282627号公報 特開2012−230860号公報
上記のような操作表示部(31)が開口(44)から露出した前面板(44)を設けるためには、取付時にケース枠(3)が開口(44a)に円滑に挿入されるよう、ケース枠(3)の外周よりも開口(44a)の内周を大きく形成する必要がある。そのため、ケース枠(3)が開口(44)に嵌め込まれた状態で、ケース枠(3)と開口(44)との間には、不可避的に隙間が生じる。また、係止孔(40)にスムーズに係止突起(30)をワンウェイ係止させるために、係止突起(30)の形状は、図13に示すように、前方(取付方向)に向かって降下する傾斜面を有する断面略三角形状に形成されていると共に、係止孔(40)は係止突起(30)よりも大きく形成されているため、前後方向に僅かに遊間する係止態様となっている。その結果、ケース枠(3)は前記遊間分だけ前後へ移動可能となっている。従って、操作表示部(31)を押圧操作すると、ケース枠(3)のガタツキが生じる。ガタツキが生じないように、上記した係止突起と係止孔の他に、特許文献2に開示されているような、ガタツキ防止爪とこれを受ける爪受けをさらに設けることも考えられるが、構造が複雑になる上に、取付けや取外しの作業性が低下するという不都合がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、前面板に設けられた開口から操作部が露出するように、操作部材を前記前面板の裏側に、がたつくことなく且つ容易に取り付けることのできる操作パネルを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、
前面板に設けた開口から操作部材の操作部が露出するように、前記前面板の裏側に前記操作部材の取付部が配設される操作パネルであって、
前記操作部材には、前記取付部を抜け止め状態に係止する係止手段と、前記係止手段によって係止された状態にあるとき、前記前面板の裏面を弾性的に押圧する押圧手段が設けられている操作パネルである。
本発明によれば、前記操作部材は、前面板の裏面に配設される取付部と、開口から露出する操作部を有し、係止手段によって、抜け止め状態に係止されると共に、係止状態にて、押圧手段が前記前面板の裏面を弾性的に押圧する構成となっている。これにより、前記操作部材は、前後に移動阻止状態に位置決めされ、開口に露出する操作部を操作する際に、操作部材が前後にがたつく不都合を防止できる。また、押圧手段を弾性変形させながら、操作部材を係止手段によって操作パネルに係止させることができるので、前面板への操作部材の取付けや取外しを容易に行うことができる。
上記操作パネルにおいて、好ましくは、
前記押圧手段は、前記取付部の周縁から外方へ突設された複数の弾性片からなり、
前記弾性片は、前記取付部が係止された状態にあるとき前記前面板の裏面を押圧する押圧部を有する。
上記操作パネルによれば、係止手段の係止状態にて、操作部材の後方への移動が阻止されているとき、取付部の周縁から外方に突設させた押圧手段としての弾性片に設けた押圧部が、前面板の裏面を押圧する構成としたから、操作部材は前方への移動も阻止される。これにより、前面板の開口から操作部を露出させた状態にて操作部材の前後のガタツキを防止できる。また、押圧手段として、取付部の周縁に弾性片を設け、これに具備させた押圧部で前面板の裏面を押圧させるだけであるから、構造が簡単であり、容易に取付けや取外し作業を行うことができる。
上記操作パネルにおいて、好ましくは、
前記開口は略矩形状に形成され、
前記開口周縁の対向辺の各々から係止片が後方へ延設されており、
前記係止片は係止孔を有し、
前記操作部材は、前記取付部として前記開口に嵌め込まれて係止される略矩形状のケース枠と、前記ケース枠の前面側に配設される押圧操作式の操作部と、前記ケース枠の後面側に配設される電子基板とを有する電子ユニットからなり、
前記ケース枠には、前記係止孔に後方から係止可能な係止突起が形成され、
前記弾性片は、前記ケース枠の対向面の外面の各々に少なくとも一つ突設されている。
上記操作パネルにおける操作部材は、開口に嵌め込まれて係止される取付部としての略矩形状のケース枠と、ケース枠の前面に設けられ、開口から露出させる押圧操作式の操作部と、ケース枠の裏面に設けられた電子基板とを有する電子ユニットとし、これを前面板に取り付ける場合、取付部であるケース枠に設けた係止突起が、開口周縁の対向辺の各々に設けた係止片の係止孔に係止されるように、ケース枠を後方から開口に挿入させる。このとき、ケース枠に一体的に設けられている弾性片の押圧部が前面板の裏面に当接すると、弾性片が撓み、ケース枠に設けられた係止突起を、係止片に設けられている係止孔にスムーズに係止させることができる。係止突起が係止孔へ係止された係止完了状態では、ケース枠は後方へ抜け止め状態に係止されると同時に、前記弾性片の押圧部が、前面板の裏面を押圧することにより前方への移動も阻止される。このように、電子ユニットは、前面板に対して、前後方向に移動が阻止された状態に取り付けられるから、開口から露出させている操作部を押圧操作しても、操作部材のガタツキを防止することができる。
上記操作パネルにおいて、好ましくは、
前記開口は略矩形状に形成され、
前記開口周縁の対向辺の各々から係止片が後方へ延設されており、
前記係止片は係止孔を有し、
前記操作部材は、電池が収容されるケース体と、前記操作部として前記ケース体の前端に設けられ且つ前記開口を閉塞すると共に前記ケース体を引き出し操作する閉塞板と、前記取付部として前記ケース体を引き出し自在に収容し且つ前後に開放する略矩形状の筒部材とを有する電池収納ユニットからなり、
前記筒部材には、前記係止孔に後方から係止可能な係止突起が形成され、
前記弾性片は、前記筒部材の前方開放端の対向辺の各々に少なくとも一つ突設されている。
上記操作パネルにおける操作部材は、電池が収容されるケース体と、開口を閉塞する操作部としての閉塞板と、開口からケース体を引き出し自在に収容し且つ前後に開放する取付部としての略矩形状の筒部材とを有する電池収納ユニットとし、これを前面板に取り付ける場合、取付部である筒部材を後方から開口に添設させる。このとき、筒部材に一体的に設けられている弾性片の押圧部が前面板の裏面を押圧すると、弾性片が撓む。これにより、筒部材に設けられた係止突起を、係止片に設けられている係止孔にスムーズに係止させることができる。係止突起が係止孔へ係止された係止完了状態では、筒部材は後方へ抜け止め状態に係止されると同時に、筒部材に設けられた弾性片の押圧部が、前面板の裏面を押圧することにより前方への移動も阻止される。このように、筒部材は、前面板に対して、前後方向に移動が阻止された状態に取り付けられるから、開口を閉塞する操作部である閉塞板を前後に操作しても、操作部材のガタツキを防止することができる。
以上のように、本発明によれば、操作部材の取付部は、開口に対して、係止手段によって抜け止め状態に取り付けられると共に、押圧手段によって前方への移動が阻止されるから、開口から操作部を露出させた取付態様にて、操作部を押圧操作しても、操作部材のガタツキを防止できる。また、操作部材に設けられた押圧手段は、上記係止状態で前面板の裏面を弾性的に押圧するだけであるから、前面板への操作部材の取付けや取外しも容易であり、作業性を低下させることもない。
本発明の実施の形態の操作パネルの前方からの斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルの後方からの要部分解斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルに装着させる電子ユニットの前方からの斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルに装着させる電子ユニットの後方からの斜視図である。 本発明の第2番目の実施の形態の操作パネルの前方からの斜視図である。 本発明の第2番目の実施の形態の操作パネルの後方からの斜視図である。 本発明の第2番目の実施の形態の操作パネルに具備させる電池収納ユニットの筒部材の斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルに装着させる電子ユニットの他の例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルに装着させる電子ユニットのさらに他の例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルに具備させる電池収納ユニットの筒部材の他の例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の操作パネルに具備させる電池収納ユニットの筒部材のさらに他の例を示す斜視図である。 従来のテーブルコンロの斜視図である。 従来のコンロに装着させる電子ユニットの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る操作パネルについて、ガスコンロの前面に設けられる操作パネルを例に挙げて説明する。
本発明の実施の形態によるコンロは、図12に示したコンロと同様に、略矩形箱状のコンロ本体(4)の上方開放部は天板によって閉塞されていると共に、天板には2つのコンロバーナ(41a)(41b)が備えられており、その中央にはグリル庫(43)が設けられている。
コンロ本体(4)の前面は、中央のグリル庫(43)の扉と、その右側の板金製の右前面板(1a)と、左側の同じく板金製の左前面板(1b)とで構成されている。これら前面板(1a)(1b)はそれぞれ、図1及び図5に示すように、共に、前方へ向かって降下する傾斜面を有しており、傾斜面に各種操作を行うための操作部が設けられて操作パネルを構成している。
まず、図1〜図4に基づいて、右前面板(1a)に操作部材として電子ユニット(29)が取付けられた操作パネルについて説明する。
図1は、右前面板(1a)の前方からの斜視図である。傾斜面の下部域には左右に略矩形状の開口(14)が設けられており、右側の開口(14)からは、押し操作することにより、グリル庫(43)のグリルバーナの点火・消火を行うグリル用点消火ボタン(14c)が突出しており、左側の開口(14)からは、右側のコンロバーナ(41a)の点火・消火を行うコンロ用点消火ボタン(14a)が突出している。
前記傾斜面の上方域には、点火中のコンロバーナ(41a)及びグリルバーナの火力を調節するための火力調節レバー(図示せず)を突出させるための一対の長孔(13)が形成されている。各長孔(13)から突出するレバー部分を長孔(13)の長手方向に左右方向にスライドさせることにより、火力を調節することができる。
これら長孔(13)と開口(14)との間に位置する前記傾斜面には、コンロバーナ(41a)やグリルバーナに対応した電子ユニット(29)の操作表示部(25)を露出させるための略矩形状の開口(10)が開設されている。
図2は、点消火ボタン(14a)(14c)を取り外した状態の右前面板(1a)の後方からの要部分解斜視図である。開口(10)はバーリング加工によって形成されており、開口(10)の周縁には、後方に向かってフランジ片が立設している。また、前記フランジ片の左右の中央には、後方に向かって係止片(11)(11)が突設している。係止片(11)の各々には、後述する電子ユニット(29)のケース枠(2)に設けられた係止突起(22)が後方よりワンウェイ係合する係止孔(12)が形成されている。
図3は、電子ユニット(29)の前方からの斜視図であり、図4は、電子ユニット(29)の後方からの斜視図であり、図4には電子ユニット(29)の係止状態を示すために係止片(11)も表示されている。
操作部材である電子ユニット(29)は、図3及び図4に示すように、略矩形箱状の樹脂成形体からなるケース枠(2)と、ケース枠(2)の前面に接着固定された略矩形薄板状の樹脂成形体からなる操作表示部(25)と、ケース枠(2)の後面に嵌め込まれた電子基板(24)とから構成されている。これらは一部あるいは全部が予め一体に形成されていてもよい。操作表示部(25)は、タイマーをセットするために押圧操作されるボタン部(27)と、半透明の樹脂材料からなる表示窓部(28)とを備えている。なお、ボタン部(27)のみを有する操作部が用いられてもよい。表示窓部(28)は、下方の電子基板(24)上に設けられた7セグメント表示器と対向しており、表示窓部(28)を介して、セットされた時間が表示される。図示しないが、ケース枠(2)の前面には、ボタン部(27)の後方に対向配置され、ボタン部(28)の押圧操作により揺動し電子基板(24)上に設けられた押釦スイッチのアクチュエータに当接して、押釦スイッチを駆動する駆動部と、表示窓部(28)の後方に形成され、7セグメント表示器が臨む透孔とが形成されている。
ケース枠(2)の前面の周囲を形成する矩形枠部は、開口(10)への挿入が容易となるように、開口(10)の周縁に形成されたフランジ片の内径よりも僅かに小さな、開口(10)と同一の略矩形状を有している。また、矩形枠部のうち、左右の外面の上下両端近傍の4箇所には、ケース枠(2)の左右外方へ一体的に突設された板バネ部(20a)と、その先端から前方へ延設された押圧部(20b)とから略L字状に構成された弾性片(20)がそれぞれ備えられている。この弾性片(20)が、発明特定事項としての弾性片に対応する。また、前記左右の外面の中央域には、突片(21)が後方へ突設されている。突片(21)の外面の所定位置には前方に向かって降下する斜面を有する係止突起(22)が突設されていると共に、係止突起(22)よりも前方側のケース枠(2)の外面には、隙間(S)を介して、ガイド枠(23)が設けられている。なお、弾性片(20)の数や形状、設置個所は、開口(10)や電子ユニット(29)の形態に応じて適宜設定される。
上記構成の電子ユニット(29)を、右前面板(1a)の開口(10)に取り付けるには、図2に示すように、右前面板(1a)の後方から、開口(10)の左右両辺に設けられた係止片(11)(11)間にケース枠(2)を位置させると共に、ケース枠(2)の左右の両外面に設けられているガイド枠(23)の内側の隙間(S)に、係止片(11)を突片(21)の外面に沿って差し込んでいく。係止片(11)の先端には、外方へ僅かに傾斜させた差込片(11a)が設けられていると共に、突片(21)の外面に設けられている係止突起(22)の前面側には上記したような斜面が設けられているから、差込片(11a)が係止突起(22)の斜面を押し進むことにより、突片(21)を内方に僅かに撓ませながら、係止片(11)は隙間(S)内に差し込まれていく。係止片(11)に設けられた係止孔(12)に、係止突起(22)が嵌まり込んだ時点で、ワンウェイ係合することとなり、係止突起(22)の後方端(22a)が、係止孔(12)の後方辺(12a)に当接することにより、ケース枠(2)は、右前面板(1a)の裏面にて後方へ抜け止め状態に取り付けられる。
突片(21)の係止突起(22)が、係止片(11)の係止孔(12)に、後方へ抜け止め状態に係止された状態にて、弾性片(20)の押圧部(20b)の先端部が、板バネ部(20a)の弾性力によって、右前面板(1a)の開口(10)の周辺を裏面から押圧するように、各部の寸法は設定されている。よって、ケース枠(2)は、その四隅にて、前方への移動が阻止される。
これにより、ケース枠(2)は、開口(10)内に嵌め込まれた状態にて、前後に移動が阻止された状態に取り付けられるから、操作表示部(25)のボタン部(27)を押圧操作する際に、電子ユニット(29)のガタツキが防止される。
また、係止片(11)の係止孔(12)に、突片(21)の係止突起(22)が係止する前に、弾性片(20)の押圧部(20b)の先端が右前面板(1a)の裏面に当接していても、係止片(11)は、板バネ部(20a)を僅かに撓ませながら、隙間(S)に挿入させていくことができ、係止突起(22)を係止孔(12)に係止させることができる。よって、係止突起(22)を係止孔(12)に係止させ難いといった取付け不良を生じさせることなく、電子ユニット(29)のガタツキを防止することができる。さらに、板金からなる係止片(11)を外方に強制的に広げれば、係止突起(22)と係止孔(12)との係止状態を解除することができ、右前面板(1a)から電子ユニット(29)を容易に取外すことができる。
次に、図5〜図7に基づいて、左前面板(1b)に操作部材として電池収納ユニット(59)が取付けられた操作パネルについて説明する。なお、左前面板(1b)の開口(10)への電子ユニット(29)の取付け構造は、上記と同様であるため、同一の部分には同一の引用番号を使用して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
左前面板(1b)の傾斜面には、後述する電池収納ユニット(59)のケース体(55)を出し入れするための略矩形状の開口(15)が開設されている。開口(15)の左右両辺の中央域には、図6に示すように、上述した開口(10)に設けられた係止片(11)と同様、係止孔(16)を有する係止片(17)が後方へ水平方向に突設されている。
操作部材としての電池収納ユニット(59)は、開口(15)を閉塞する操作部としての閉塞板(54)と、閉塞板(54)の後方に一体に形成され、電池が収納されるケース体(55)と、ケース体(55)を前後へ摺動自在に収納し且つ前後に開放する取付部としての筒部材(5)とから構成されている。閉塞板(54)は、開口(15)の周縁に形成されたフランジ片の内径よりも僅かに小さな略矩形状を有しており、下端に、ケース体(55)を前後に出し入れするための把持部(54a)が形成されている。従って、把持部(54a)を把持して、閉塞板(54)を前方に引き出すと、閉塞板(54)の後方に連設されたケース体(55)が筒部材(5)内を前方に移動して左前面板(1b)内から引き出され、後方に押し込むとケース体(55)が筒部材(5)内を後方に移動して左前面板(1b)の後方へ収容され、開口(15)が閉塞される。
筒部材(5)の前方開放端は、図7に示すように、左前面板(1b)の前記傾斜面に沿うように斜め上方に向かって開放していると共に、閉塞板(54)でちょうど閉塞可能な大きさの内枠(51)と、その外周を包囲するように設けられている外枠(52)とから二重構造に構成されている。
内枠(51)の左右の側面と外枠(52)の左右の側面との間には、ガイド枠(53)が設けられており、ガイド枠(53)と内枠(51)の側面との間には、水平方向に延びる隙間(S2)が形成されている。そして、この隙間(S2)に、上記係止片(17)を、最終挿入位置に達するまで挿入させたとき、係止片(17)に設けた係止孔(16)に対応する内枠(51)の左右両側面の所定位置に、係止孔(16)にワンウェイ係合する係止突起(56)が突設している。この係止突起(56)には、上記係止突起(22)と同様に、前方に向かって降下する斜面が設けられている。
また、筒状体(5)の前面の周囲を構成する外枠(52)の前方開放端の左右両辺各々の上下の4箇所には、上述した弾性片(20)と同様な構造の弾性片(50)が左右に突設されている。
各弾性片(50)は、外枠(52)の前方開放端から左右方向へ延設されていると共に、前記前方開放端の左右両辺に対して直角方向に弾性的に撓む板バネ部(50a)と、その先端から、左前面板(1b)の裏面に向かって突設する押圧部(50b)とから略L字状に形成されており、係止突起(56)が係止孔(16)に係止した状態にて、押圧部(50b)の先端が、左前面板(1b)の裏面を押圧するように、各部の寸法は所定の長さに設定されている。
左前面板(1b)の開口(15)に、電池収納ユニット(59)を取り付けるには、まず、左前面板(1b)の後方から、開口(15)の左右両辺に設けられた係止片(17)(17)間に筒部材(5)を位置させると共に、筒部材(5)の左右のガイド枠(53)と内枠(51)の側面との間に設けられている隙間(S2)に、係止片(17)を差し込んでいく。内枠(51)の左右両側面の外面に設けられている係止突起(56)は上記したような斜面が設けられているから、板金製の係止片(17)は外方に僅かに広がりながら隙間(S2)内に差し込まれていく。そして、係止片(17)に設けられた係止孔(16)に、係止突起(56)が嵌まり込んだ時点でワンウェイ係合することとなり、係止突起(56)の後方端が、係止孔(16)の後方辺に当接することにより、筒部材(5)は左前面板(1a)の裏面にて後方へ抜け止め状態に取り付けられる。
係止突起(56)が係止片(17)の係止孔(16)に後方へ抜け止め状態に係止された状態にて、弾性片(50)の押圧部(50b)の先端部が、板バネ部(50a)の弾性力によって、左前面板(1b)の開口(15)の周辺を裏面から押圧するように、各部の寸法は設定されている。よって筒部材(5)は、その四隅にて、前方への移動が阻止される。
上記のようにして筒部材(5)が左前面板(1b)の開口(15)の裏面に取り付けられた状態で、ケース体(55)を、その後端部から、開口(15)を介して、筒部材(5)内に所定位置まで挿入させる。
筒部材(5)は、係止孔(16)に係止突起(56)がワンウェイ係合することにより、後方へ移動阻止状態に取り付けられ、弾性片(50)の押圧部(50b)の先端が左前面板(1b)の裏面を前方へ押圧することにより、前方への移動も阻止されている。これにより、筒部材(5)は、開口(15)に対してがたつくことなく且つ容易に取り付けられることとなり、筒部材(5)に収納させるケース体(55)の、スムーズな引き出し操作及び押込み操作が可能となる。さらに、板金からなる係止片(17)を外方に広げて係止突起(56)と係止孔(16)との係止状態を解除することにより、左前面板(1b)から筒部材(5)を容易に取外すことができる。
図8から図11に示すものは、押圧手段を構成する弾性片の変形例を示している。図8と図9は電子ユニット(29)のケース枠(2)に具備させており、図10と図11では電池収納ユニットの筒部材(5)に具備させているが、各弾性片は、これらケース枠(2)及び筒部材(5)のどちらに設けることも可能である。
なお、図8及び図9に示す電子ユニット(29)では、係止突起(22)を突設させた突片(21)を、ケース枠(2)の上下の外面に設ける構成としたため、図示しないが、係止突起(22)に係合する係止孔(12)を有する係止片(11)は、開口(10)の上下の周縁から後方に突設される構成とする。
図8に示す実施の形態の弾性片(20)は、ケース枠(2)の左右の外面の上下端近傍からそれぞれ左右外方へ突設させた一対の支持片(20c)間に介在させた板バネ部(20a)と、その略中央部から前方へ向かって突出する板状の押圧部(20b)とから構成されており、突片(21)の係止突起(22)が、係止片(11)の係止孔(12)に抜け止め状態に係止される際には、板バネ部(20a)の中央部が後方へ撓み、係止完了状態にて、押圧部(20b)の先端部が、板バネ部(20a)の弾性力によって、前面板の開口(10)の周辺を裏面から押圧する構成となっている。このものでは、支持片(20c)及び押圧部(20b)も板バネ製としても良い。
図9に示す弾性片(20)は、前面に押圧部(20b)を突設させた板バネ部(20a)をケース枠(2)の左右の外面中央部から両側方へ突設させる構成としたもので、押圧部(20b)の先端が前面板の裏面に当接すると、押圧部(20b)又は板バネ部(20a)が後方にしなり、その弾性復帰力で、押圧部(20b)の先端が前記裏面を押圧する構成となっている。
また、図10及び図11は、電池収納ユニットのうち、筒部材(5)と左前面板(1b)とを示しており、弾性片(50)は、筒部材(5)の上下面に突設させている。
図10は、筒部材(5)の前方開放端近傍の上下面からそれぞれ上下方に向かって突設させた板バネ部(50a)の突出端部に、前方へ突出する凸部を設けて押圧部(20b)としたもので、板バネ部(50a)の弾性復帰力により、凸部の突出端が左前面板(1b)の裏面を押圧する。
図11に示すものは、一枚の板バネを略U字状に湾曲させて弾性片(50)を構成したもので、略U字状の板バネ部(50a)の前方へ最も突出している屈曲端部が押圧部(20b)として機能することとなる。
図8、図9に示した弾性片(20)はケース枠(2)の上下辺に設けても良く、同様に、図10、図11に示した弾性片(50)は、筒部材(5)の前方開放端の左右に設けても良い。
また、前記押圧手段としての弾性片は、上記形状に限定されるものではなく、前後に弾性変形する板バネ部と、前面板の裏面を押圧する押圧部を有する構成であれば、他の形状でも良い。
また、前記押圧手段は、ケース枠(2)又は筒部材(5)の前方開放端の周縁の対向する辺又は面に、1つずつ又は2つずつ同数設ける構成としたが、一方の辺に1つ、他方の辺に2つ等、千鳥状に設ける構成としても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、電子ユニット(29)や電池収納ユニット(59)としての操作部材は、各々の取付部としてのケース枠(2)及び筒部材(5)が、係止手段によって、左右の前面板(1a)(1b)の裏面に係止されて、操作部材の後方への移動が阻止されると共に、押圧手段によって前方への移動も阻止される構成としたから、取付け性を考慮して、操作部と開口との間や係止突起と係止孔との間に隙間が形成されていても、操作部材のガタツキを防止できる。また、押圧手段は、上記係止状態で左右の前面板(1a)(1b)の裏面を弾性的に押圧するから、左右の前面板(1a)(1b)への操作部材の取付けや取外しも容易であり、作業性を低下させることもない。
なお、上記した実施の形態では、器具の前面に操作パネルが設けられるテーブルコンロについて説明したが、器具の構成面の一部に操作パネルが設けられるものであれば、本発明を適用できる。例えば、器具の上面に操作部が設けられる暖房機等の操作パネルにも本発明を適用できる。
(1a)・・・・・・・・・・右前面板(前面板)
(10)・・・・・・・・・・開口
(12)・・・・・・・・・・係止孔(係止手段)
(22)・・・・・・・・・・係止突起(係止手段)
(20)・・・・・・・・・・弾性片(押圧手段)
(25)・・・・・・・・・・操作表示部(操作部)
(29)・・・・・・・・・・電子ユニット(操作部材)

Claims (4)

  1. 前面板に設けた開口から操作部材の操作部が露出するように、前記前面板の裏側に前記操作部材の取付部が配設される操作パネルであって、
    前記操作部材には、前記取付部を抜け止め状態に係止する係止手段と、前記係止手段によって係止された状態にあるとき、前記前面板の裏面を弾性的に押圧する押圧手段が設けられている操作パネル。
  2. 請求項1に記載の操作パネルにおいて、
    前記押圧手段は、前記取付部の周縁から外方へ突設された複数の弾性片からなり、
    前記弾性片は、前記取付部が係止された状態にあるとき前記前面板の裏面を押圧する押圧部を有する操作パネル。
  3. 請求項2に記載の操作パネルにおいて、
    前記開口は略矩形状に形成され、
    前記開口周縁の対向辺の各々から係止片が後方へ延設されており、
    前記係止片は係止孔を有し、
    前記操作部材は、前記取付部として前記開口に嵌め込まれて係止される略矩形状のケース枠と、前記ケース枠の前面側に配設される押圧操作式の操作部と、前記ケース枠の後面側に配設される電子基板とを有する電子ユニットからなり、
    前記ケース枠には、前記係止孔に後方から係止可能な係止突起が形成され、
    前記弾性片は、前記ケース枠の対向面の外面の各々に少なくとも一つ突設されている操作パネル。
  4. 請求項2に記載の操作パネルにおいて、
    前記開口は略矩形状に形成され、
    前記開口周縁の対向辺の各々から係止片が後方へ延設されており、
    前記係止片は係止孔を有し、
    前記操作部材は、電池が収容されるケース体と、前記操作部として前記ケース体の前端に設けられ且つ前記開口を閉塞すると共に前記ケース体を引き出し操作する閉塞板と、前記取付部として前記ケース体を引き出し自在に収容し且つ前後に開放する略矩形状の筒部材とを有する電池収納ユニットからなり、
    前記筒部材には、前記係止孔に後方から係止可能な係止突起が形成され、
    前記弾性片は、前記筒部材の前方開放端の対向辺の各々に少なくとも一つ突設されている操作パネル。
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