JP2018018926A - コイルユニット - Google Patents

コイルユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2018018926A
JP2018018926A JP2016147219A JP2016147219A JP2018018926A JP 2018018926 A JP2018018926 A JP 2018018926A JP 2016147219 A JP2016147219 A JP 2016147219A JP 2016147219 A JP2016147219 A JP 2016147219A JP 2018018926 A JP2018018926 A JP 2018018926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield member
coil
coil unit
shield
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016147219A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6519546B2 (ja
Inventor
浩章 湯浅
Hiroaki Yuasa
浩章 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016147219A priority Critical patent/JP6519546B2/ja
Publication of JP2018018926A publication Critical patent/JP2018018926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6519546B2 publication Critical patent/JP6519546B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】筐体の内のスペースを確保しつつシールド板の剛性を向上させることができるとともに、充電効率の低下を抑制することができるコイルユニットを提供する。【解決手段】コイルユニット3は、コイル12と、コイル12によって生成される電磁波を遮蔽するシールド部材25と、シールド部材25上に配置されるフェライト板24と、シールド部材25を支持する支持部32を含み、コイル12およびシールド部材25を収容する筐体20と、を備える。シールド部材25は、第1シールド部材251と、第1シールド部材251に積層され、第1シールド部材251を補強する第2シールド部材252と、を含み、第2シールド部材252の外周縁部は、第1シールド部材251の外周縁部よりも内側に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、フェライト板およびコイルを含むコイルユニットに関し、特に、非接触充電システムに用いられるコイルユニットに関する。
従来、非接触充電システムについて各種提案されている(特許文献1〜5)。そして、従来のコイルユニットが開示された文献として、たとえば特開2016−129191号公報(特許文献6)が挙げられる。
特許文献6に開示のコイルユニットは、非接触充電システムに用いられるものであり、筐体の底部に設けられた複数の支持壁によって支持されたシールド板(金属板)上にフェライト板が配置されている。
特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報 特開2016−129191号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成において、コイルユニットが車両に踏まれたりすることにより外部から衝撃が加えられた場合には、筐体の一部を構成する蓋体が下方に押されて、フェライト板を押圧しながら、シールド板を押圧する。
シールド板として、アルミ板を用いた場合には、アルミ板は剛性が低いため、上記のように押圧された場合には、支持壁間の部分が撓み変形する。フェライト板は、剛性が高くなっており、アルミ板よりも変形しにくくなっている。このため、アルミ板が撓むことにより、フェライト板に局所的に押圧力が集中して、フェライト板が割れてしまう。
このようなフェライト板の割れを抑制する対策として、支持壁の数をさらに増加させて、アルミ板の変形を抑制することが考えられる。しかしながら、支持壁の数を増加させた場合には、筐体内の空間が狭くなり、筐体内に、電子部品や整流器等の機器を配置するスペースを確保することが困難となる。
一方で、シールド板として、アルミ板よりも剛性の高い鉄板を用いた場合には、外部からコイルユニットに衝撃が加えられた場合には、シールド板の変形を抑制することができる。しかしながら、鉄板は、アルミ板よりも透磁率が大きいため、コイルユニット内に配置されたコイルによって生成された磁束が鉄板に入り込んでしまい、エネルギー損失が発生する。これにより、充電効率が低下する。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、筐体の内のスペースを確保しつつシールド板の剛性を向上させることができるとともに、充電効率の低下を抑制することができるコイルユニットを提供することにある。
このコイルユニットは、巻回軸の周囲を取り囲むように配置されたコイルと、上記巻回軸に交差するように設けられ、上記コイルによって生成される電磁波を遮蔽するシールド部材と、上記コイルと上記シールド部材との間に位置するように、上記シールド部材上に配置されるフェライト板と、上記シールド部材に対して上記コイルが位置する側とは反対側から上記シールド部材を支持する支持部を含み、上記コイルおよび上記シールド部材を収容する筐体と、を備える。上記シールド部材は、上記コイル側に位置する第1シールド部材と、上記第1シールド部材に対して上記コイルが位置する側とは反対側に位置するように上記第1シールド部材に積層され、上記第1シールド部材を補強する第2シールド部材とを含み、上記巻回軸方向から見た場合に、上記第2シールド部材の外周縁部は、上記第1シールド部材の外周縁部よりも内側に位置する。
上記コイルユニットにおいては、シールド部材を第1シールド部材と第2シールド部材とで構成し、第1シールド部材を第2シールド部材によって補強することにより、シールド部材の剛性を向上させることができる。この結果、シールド部材を支持する支持部を増加させる必要がなくなり、筐体内のスペースを確保することができる。
さらに、上記コイルユニットにおいては、巻回軸方向から見た場合に、第2シールド部材の外周縁部が、第1シールド部材の外周縁部よりも内側に位置することにより、第1シールド部材によって第2シールド部材が覆われる。これにより、第2シールド部材として第1シールド部材よりも透磁率が大きいものを用いた場合であっても、充電時にコイルから発生する磁束が第2シールド部材に入り込むことを抑制することができる。この結果、エネルギーの損失を抑制し、充電効率の低下を抑制することができる。
本発明によれば、筐体の内のスペースを確保しつつシールド板の剛性を向上させることができるとともに、充電効率の低下を抑制することができるコイルユニットを提供することができる。
実施の形態に係る非接触充電システムを示す模式図である。 実施の形態に係る非接触充電システムを示す電気回路図である。 実施の形態に係るコイルユニットを示す分解斜視図である。 実施の形態に係るコイルユニットに具備されるケース本体、送電コイル、フェライト板を示す平面図である。 実施の形態に係るコイルユニットの断面図であり、図4に示すV−V線に対応する部分の断面図である。 実施の形態に係るコイルユニットにおける磁束の一例を示す図である。 比較例に係るコイルユニットにおける磁束の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、実施の形態に係る非接触充電システムを示す模式図である。図2は、実施の形態に係る非接触充電システムを示す電気回路図である。図1および図2を参照して、実施の形態に係る非接触充電システム1について説明する。なお、図1などにおいて、「U」は、上方向を示す。「D」は、下方向を示す。
図1および図2に示すように、非接触充電システム1は、コイルユニット4およびバッテリ7が搭載された車両2と、車両2の外部に設けられたコイルユニット3とを含む。コイルユニット4は、車両2のフロアパネル15の下面に設けられており、コイルユニット3から非接触で電力を受電する。
コイルユニット4は、共振器5と、共振器5に接続された整流器6とを含む。共振器5は、受電コイル8およびコンデンサ9とを含み、受電コイル8およびコンデンサ9によってLC共振回路が形成されている。整流器6は、共振器5が受電した交流電力を直流電力に変換して、バッテリ7に供給する。
コイルユニット3は、共振器14と、変換器11とを含む。共振器14は、送電コイル12とコンデンサ13とを含み、送電コイル12およびコンデンサ13によってLC共振回路が形成されている。
変換器11は、電源10に接続されており、電源10から供給される交流電流の周波数を調整すると共に、電圧を調整して、共振器14に供給する。
図3は、実施の形態に係るコイルユニッを示す分解斜視図である。なお、図3においては、便宜上のため、変換器11を省略している。図4は、実施の形態に係るコイルユニットに含まれるケース本体、送電コイル、フェライト板を示す平面図である。図5は、実施の形態に係るコイルユニットの断面図であり、図4に示すV−V線に対応する部分の断面図である。図3から図5を参照して、コイルユニット3について説明する。
図3から図5に示すように、コイルユニット3は、筐体としての収容ケース20と、収容ケース20内に収容された送電コイル12、ボビン23、複数のフェライト板24、シールド部材25および基板26とを含む。
収容ケース20は、ケース本体21と、ケース本体21を覆うように設けられた樹脂蓋22とを含む。ケース本体21は、たとえば、アルミニウムやアルミニウム合金によって形成されている。
ケース本体21は、ベース部30と、環状壁部31と、複数の支持壁32とを含む。ベース部30は、略平板形状を有する。ベース部30は、樹脂蓋22に向かい合う主面33を有する。ベース部30の外周縁部には、台座34および張出部27が設けられている。
台座34には、ネジ穴35が形成されている。ネジ穴35にボルト42が挿入され、収容ケース20が地面等に固定される。なお、収容ケース20は、他の態様によっても地面に固定されていてもよい。
また、張出部27にもネジ穴28が形成されている。ネジ穴28には、後述するボルト48が挿入され、樹脂蓋22がケース本体21に固定される。
環状壁部31は、ベース部30の主面33上に設けられている。環状壁部31は、ベース部30の外周縁部の内側において、ベース部30の外周縁部に沿って設けられている。環状壁部31は、送電コイル12の巻回軸O1に沿って樹脂蓋22側に突出するように設けられている。環状壁部31と、ベース部30の外周縁部との間には、複数のボス38が設けられている。複数のボス38の各々には穴部39が形成されている。
複数の支持壁32は、ベース部30の主面33上に設けられている。複数の支持壁32は、環状壁部31の内側に設けられている。複数の支持壁32は、ベース部30の中央から略放射状に設けられている。複数の支持壁32は、送電コイル12の巻回軸O1に沿って樹脂蓋22側に突出するように設けられている。送電コイル12の巻回軸O1方向に沿った複数の支持壁32の高さは、巻回軸O1方向に沿った環状壁部31の高さと同等である。
環状壁部31および複数の支持壁32は、シールド部材25に対して送電コイル12が位置する側とは反対側からシールド部材25を支持する。環状壁部31および複数の支持壁32は、シールド部材25を支持する支持部に相当する。
基板26は、環状壁部31内に位置する部分のベース部30に設けられた固定部(不図示)によってベース部30に固定される。基板26は、ベース部30の主面33とシールド部材25との間に位置する。
基板26は、複数のスリット26aを有する。複数のスリット26aの各々は、複数の支持壁32の各々に対応する位置に設けられている。複数のスリット26aの各々には、対応する支持壁32が貫通する。
基板26には、上述のコンデンサ13等の実装部品が実装されている。コンデンサ13は、基板26を貫通する複数の支持壁32に干渉しないように配置されている。
シールド部材25は、環状壁部31および複数の支持壁32上に配置される。シールド部材25は、送電コイル12によって生成される電磁波を遮蔽する。シールド部材25は、巻回軸O1に交差するように設けられている。シールド部材25の中央部は、基板26が位置する側と反対側に突出する。
シールド部材25は、第1シールド部材251および第2シールド部材252を含む。第1シールド部材251は、送電コイル12側に位置する。第1シールド部材251の中央部は、基板26から遠ざかるように突出する。第1シールド部材251は、たとえば、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって構成されている。
第2シールド部材252は、第1シールド部材251に対して送電コイル12が位置する側とは反対側に位置するように第1シールド部材251に積層されている。第2シールド部材252は、第1シールド部材251を補強する。これにより、シールド部材25の剛性は、第1シールド部材251単体の剛性よりも大きくなる。第2シールド部材252の剛性は、第1シールド部材251の剛性よりも大きいことが好ましい。また、第2シールド部材252の透磁率は、第1シールド部材251の透磁率よりも大きくてもよい。
第2シールド部材252は、第1シールド部材251に対応した形状を有する。第2シールド部材252の中央部は、基板26から遠ざかるように突出する。巻回軸O1方向から見た場合に、第2シールド部材252の外周縁部は、第1シールド部材251の外周縁部よりも内側に位置する。第2シールド部材252は、鉄または鉄合金によって構成されている。
複数のフェライト板24は、送電コイル12とシールド部材25との間に位置するように、シールド部材25上に配置されている。複数のフェライト板24は、突出するシールド部材25の中央部を囲むように放射状に配置されている。
複数のフェライト板24は、巻回軸O1方向から見た場合に、複数の支持壁32と重ならないように配置されている。すなわち、巻回軸O1方向から見た場合に、互い隣り合うフェライト板24の間の隙間に、支持壁32が配置されている。
ボビン23は、シールド部材25に対して基板26が位置する側とは反対側から複数のフェライト板24を覆う。ボビン23は、送電コイル12を収容するためのコイル溝43を有する。ボビン23は、互いに相対する主面を有する。コイル溝43は、上記主面のうち、複数のフェライト板24と対向する主面と反対側に位置する主面に設けられている。
ボビン23の外周縁部には、複数のピン16が形成されている。各ピン16は、ベース部30の主面33に向けて突出している。このピン16が、ボス38の穴部39に挿入されることにより、ボビン23がケース本体21に固定される。
送電コイル12は、コイル溝43に収容されている。送電コイル12は、巻回軸O1の周囲を取り囲むように形成されている。なお、図3に示す例においては、巻回軸O1は、車両の上下方向に延びている。送電コイル12は、渦巻型コイルであり、中央部に開口部49が形成されている。
樹脂蓋22は、上下方向における一方側が開口する略箱型形状を有する。樹脂蓋22は、ボビン23を覆う。樹脂蓋22の外周縁部には、複数の張出部46が形成されている。各張出部46には穴部47が形成されている。この穴部47と、ケース本体21のネジ穴28とにボルト48が挿入されることにより、樹脂蓋22がケース本体21に固定される。
図6は、実施の形態に係るコイルユニットにおける磁束の一例を示す図である。図6を参照して、コイルユニット3における磁束MP3の一例について説明する。
非接触充電システム1において、コイルユニット3からコイルユニット4に電力を供給する際には、送電コイル12に交流電力が供給され、送電コイル12の周囲に多くの磁束が形成される。
たとえば、図6に示すように、基板26側に向かう磁束MP3は、第1シールド部材251として、アルミニウム等の透磁率の小さい部材を用いることにより、送電コイル12側に向けて反射させることができる。
この際、第2シールド部材252として、第1シールド部材251よりも鉄等の透磁率の大きな部材を用いた場合であっても、第2シールド部材252の外周縁部は、第1シールド部材251の外周縁部の内側に位置することにより、第2シールド部材252に磁束が入り込むことを抑制することができる。
この結果、第2シールド部材252に磁束による渦電流が発生することが抑制され、電力伝送時に、第2シールド部材252が高温となることを抑制できるとともに、エネルギーの損失による充電効率の低下を抑制することができる。
なお、第1シールド部材251の外周縁部に第2シールド部材252側に向けて折り曲がる折曲部を設け、当該折曲部によって第2シールド部材252の外周縁部における端面を覆うことにより、さらに磁束MP3が第2シールド部材252に入り込むことをさらに抑制することができる。
また、上述のように、第2シールド部材252が、第1シールド部材251に対して送電コイル12が位置する側とは反対側に位置するように、第1シールド部材251に積層されることにより、シールド部材25の剛性が、第1シールド部材251の剛性よりも大きくなる。
これにより、ケース本体21に設けられた支持壁32の数を増やすことなく、シールド部材25の剛性を向上させることができる。この結果、収容ケース20内のスペースを確保することができる。
シールド部材25の剛性を向上させることにより、コイルユニット3が車両に踏まれたりすることにより外部から外力が加わった場合には、シールド部材25の変形が抑制されることにより、蓋体22がフェライト板24を押圧する押圧力をシールド部材25に分散させることができる。これにより、フェライト板24が割れることを抑制することができる。
以上のように、実施の形態に係るコイルユニットにあっては、筐体の内のスペースを確保しつつシールド板の剛性を向上させることができるとともに、充電効率の低下を抑制することができる。
なお、コイルユニット4は、上記のコイルユニット3を上下方向に反転させた構成とほぼ同様の構成であり、上記のコイルユニット3に関する技術思想をコイルユニット4に当然に適用することができる。これにより、コイルユニット4においても、コイルユニット3と同様に、筐体の内のスペースを確保しつつシールド板の剛性を向上させることができるとともに、充電効率の低下を抑制することができる。
また、車両2の下方側から衝突対象物に衝突した場合等によって、外部からコイルユニット4に外力が加わった場合にあっても、上述同様に、蓋体22がフェライト板24を押圧する押圧力をシールド部材25に分散させることができ、フェライト板24が割れることを抑制することができる。
(比較例)
図7は、比較例に係るコイルユニットにおける磁束の一例を示す図である。図7を参照して、比較例に係るコイルユニット3Xにおける磁束MPXの一例について説明する。
図7に示すように、比較例に係るコイルユニット3Xは、実施の形態に係るコイルユニット3Xと比較した場合に、巻回軸O1方向から見た場合に、第2シールド部材252の外周縁部が第1シールド部材251の外周縁部の外側に位置する点において相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
比較例においては、第1シールド部材251から露出する部分の第2シールド部材252から露出しているため、第1シールド部材251として透磁率の小さい部材を用い、第2シールド部材252として透磁率の大きい部材を用いた場合には、第2シールド部材252に磁束MPXが入り込んでしまう。
このため、第2シールド部材252に渦電流が発生し、電力伝送時に、第2シールド部材252が高温になるとともに、エネルギーの損失によって充電効率が悪化してしまう。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 非接触充電システム、2 車両、3,3X,4 コイルユニット、5 共振器、6 整流器、7 バッテリ、8 受電コイル、9 コンデンサ、10 電源、11 変換器、12 送電コイル、13 コンデンサ、14 共振器、15 フロアパネル、16 ピン、20 収容ケース、21 ケース本体、22 樹脂蓋、23 ボビン、24 フェライト板、25 シールド部材、26 基板、26a スリット、27 張出部、28 ネジ穴、30 ベース部、31 環状壁部、32 支持壁、33 主面、34 台座、35 ネジ穴、38 ボス、39 穴部、42 ボルト、43 コイル溝、46 張出部、47 穴部、48 ボルト、49 開口部、251 第1シールド部材、252 第2シールド部材。

Claims (1)

  1. 巻回軸の周囲を取り囲むように配置されたコイルと、
    前記巻回軸に交差するように設けられ、前記コイルによって生成される電磁波を遮蔽するシールド部材と、
    前記コイルと前記シールド部材との間に位置するように、前記シールド部材上に配置されるフェライト板と、
    前記シールド部材に対して前記コイルが位置する側とは反対側から前記シールド部材を支持する支持部を含み、前記コイルおよび前記シールド部材を収容する筐体と、を備え、
    前記シールド部材は、前記コイル側に位置する第1シールド部材と、前記第1シールド部材に対して前記コイルが位置する側とは反対側に位置するように前記第1シールド部材に積層され、前記第1シールド部材を補強する第2シールド部材と、を含み、
    前記巻回軸方向から見た場合に、前記第2シールド部材の外周縁部は、前記第1シールド部材の外周縁部よりも内側に位置する、コイルユニット。
JP2016147219A 2016-07-27 2016-07-27 コイルユニット Expired - Fee Related JP6519546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016147219A JP6519546B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 コイルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016147219A JP6519546B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 コイルユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018018926A true JP2018018926A (ja) 2018-02-01
JP6519546B2 JP6519546B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=61081615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016147219A Expired - Fee Related JP6519546B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 コイルユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6519546B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068575A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 トヨタ自動車株式会社 コイルユニット
US11214156B2 (en) 2018-11-05 2022-01-04 Mahle International Gmbh Inductive charging device

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10106821A (ja) * 1996-09-25 1998-04-24 Tokin Corp 電磁干渉抑制体
JP2012191739A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Hitachi Metals Ltd 伝送コイル装置並びにそれを用いた受電装置及び給電装置
JP2014179543A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Hosiden Corp 非接触給電装置および非接触受電装置
JP2016103612A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 トヨタ自動車株式会社 コイルユニット
JP2016103926A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 トヨタ自動車株式会社 受電装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10106821A (ja) * 1996-09-25 1998-04-24 Tokin Corp 電磁干渉抑制体
JP2012191739A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Hitachi Metals Ltd 伝送コイル装置並びにそれを用いた受電装置及び給電装置
JP2014179543A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Hosiden Corp 非接触給電装置および非接触受電装置
JP2016103612A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 トヨタ自動車株式会社 コイルユニット
JP2016103926A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 トヨタ自動車株式会社 受電装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068575A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 トヨタ自動車株式会社 コイルユニット
CN111091962A (zh) * 2018-10-23 2020-05-01 丰田自动车株式会社 线圈单元
US11355280B2 (en) 2018-10-23 2022-06-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Coil unit
CN111091962B (zh) * 2018-10-23 2022-12-30 丰田自动车株式会社 线圈单元
US11574770B2 (en) 2018-10-23 2023-02-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Coil unit
JP7225674B2 (ja) 2018-10-23 2023-02-21 トヨタ自動車株式会社 コイルユニット
US11214156B2 (en) 2018-11-05 2022-01-04 Mahle International Gmbh Inductive charging device

Also Published As

Publication number Publication date
JP6519546B2 (ja) 2019-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6369493B2 (ja) 給電コイルユニット、ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送装置
JP6642330B2 (ja) コイルユニット
JP7225674B2 (ja) コイルユニット
JP6520838B2 (ja) コイルユニット
JP6617682B2 (ja) コイルユニット
JP2018082088A (ja) コイルユニット
JP2018018926A (ja) コイルユニット
JP2017103320A (ja) 送電装置
JP7180267B2 (ja) コイルユニット
JP6780608B2 (ja) コイルユニット
JP7069836B2 (ja) コイルユニット
JP2014017971A (ja) Dc−dcコンバータ
JP5903579B2 (ja) 電力伝送コイル
JP6519541B2 (ja) コイルユニット
JP6443358B2 (ja) コイルユニット
JP5771725B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP6729442B2 (ja) コイルユニット
JP2018064422A (ja) コイルユニット
JP7091656B2 (ja) リアクトル
JP2016010171A (ja) 非接触給電装置における受電側ユニット
JP2011014942A (ja) リアクトルおよびリアクトル用コイル
JP6669102B2 (ja) コイルユニット
JP6806013B2 (ja) コイルユニット
JP6696350B2 (ja) コイルユニット
JP6285810B2 (ja) 非接触給電装置におけるコイルユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190408

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6519546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees