JP2016103612A - コイルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルユニットの構成部材の良好な保護およびユニット全体のコンパクト化を図ると共に、コイルの損失を低減化する。【解決手段】送電装置20のコア部材210は、平板部211と中空の突出部212とを有し、送電コイル21は、突出部212を包囲するように平板部211に配置され、シールド部材33は、コア支持部331と中空の突出支持部332とを有すると共にコア部材210に対して突出部212の突出方向とは反対側に配置され、コア部材210の平板部211はシールド部材33のコア支持部331により支持され、コア部材210の突出部212内にはシールド部材33の突出支持部332が配置され、ベース部材31は、シールド部材33に対してコア部材210とは反対側に配置されて当該シールド部材33を支持し、電力機器23は、シールド部材33とベース部材31との間に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、電力を送電または受電するコイルと、当該コイルに電気的に接続される電力機器とを含むコイルユニットに関する。
従来、移動体の走行路に沿って設けられた給電部と、移動体に設けられた受電部とを含み、給電部に受電部を対面させて給電を行う移動体の非接触給電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この非接触給電装置の給電部および受電部は、アルミ製の基板と、絶縁部材を介して基板上に配置されるフェライト製の板状コアと、当該板状コアの表面に形成された凹部に収容される長円状のコイル(巻き線)とを有する。また、給電部の基板は、移動体の走行路等に取り付けられ、受電部の基板は、移動体の下部に取り付けられる。そして、給電部および移動体の基板には、板状コアや巻き線を覆うように保護カバーが取り付けられる。
特開2008−120239号公報
ここで、上述の給電部や受電部といったコイルユニットの筐体の内部に、コイルに電気的に接続される例えばインバータや整流器といった電力機器を当該コイルやコアと共に収容することが考えられる。このようにコイルやコア等と共に電力機器をコイルユニットの筐体の内部に収容する場合、コイルやコア、電力機器等を様々な外力等から保護することができるようにしなければならない。また、このようなコイルユニットをコンパクト化するためには、コアの薄肉化やスペース効率をより向上させることが求められる。更に、電力機器をコイルに近接して配置する場合、電力機器にコイルの磁束による渦電流が流れないようにして損失の発生(Q値の低下)を抑制する必要がある。
そこで、本発明は、コイルユニットの構成部材の良好な保護およびユニット全体のコンパクト化を図ると共に、コイルの損失を低減化することを主目的とする。
本発明によるコイルユニットは、電力を送電または受電するコイルと、前記コイルに電気的に接続される電力機器とを含むコイルユニットであって、平板部と、前記平板部から一側に突出する中空の突出部とを有するコア部材と、前記コア部材に対して前記突出部の突出方向とは反対側に配置されるシールド部材と、前記シールド部材に対して前記コア部材とは反対側に配置されて該シールド部材を支持するベース部材とを備え、前記コイルは、前記突出部を包囲するように前記コア部材の前記平板部に配置され、前記電力機器は、前記シールド部材と前記ベース部材との間に配置され、前記シールド部材は、前記コア部材の前記平板部を支持するコア支持部と、前記コア部材の前記突出部を支持するように該突出部内に配置される中空の突出支持部とを有することを特徴とする。
このコイルユニットのように、コア部材の平板部をシールド部材のコア支持部により支持すると共に、コア部材の突出部を支持するように当該突出部内にシールド部材の突出支持部を配置することで、コア部材の強度を確保してその保護を図ることが可能となる。すなわち、このコイルユニットが例えば非接触式の送電装置として構成される場合、当該コイルユニットに非接触式の受電装置を搭載した車両が乗り上げたとしても、コア部材がシールド部材によって支持されるため、当該コア部材の変形等を良好に抑制することができる。また、このコイルユニットが例えば車両に搭載される非接触式の受電装置として構成される場合、当該コイルユニットが路面の凸部等と接触したとしても、コア部材がシールド部材によって支持されるため、当該コア部材の変形等を良好に抑制することが可能となる。従って、このコイルユニットでは、コア部材の変形等を良好に抑制しつつ、当該コア部材をより薄肉化することができる。
更に、コア部材の突出部およびシールド部材の突出支持部を中空に形成することで、シールド部材の突出支持部内をコイルユニットの構成部材の配置スペースとして利用することが可能となり、コイルユニットにおけるスペース効率をより向上させることができる。そして、電力機器をシールド部材とベース部材との間に配置することで、シールド部材によって電力機器に流入しようとする磁束を遮断し、当該磁束による渦電流が流れることで電力機器が昇温するのを良好に抑制することが可能となる。従って、電力機器を保護しつつ、コイルの損失を良好に低減化することができる。この結果、このコイルユニットでは、コア部材や電力機器の良好な保護およびユニット全体のコンパクト化を図ると共に、コイルの損失を低減化することが可能となる。
また、前記コイルユニットは、前記ベース部材と当接するように前記シールド部材に設けられたシールド側支持部と、前記シールド部材と当接するように前記ベース部材に設けられたベース側支持部との少なくとも何れか一方を含んでもよく、前記シールド部材の前記突出支持部は、前記コア支持部から延出された筒状の壁部を有してもよく、前記シールド側支持部および前記ベース側支持部の少なくとも何れか一方は、前記コイルユニットを平面視した際に前記突出支持部の前記壁部と少なくとも部分的に重なり合ってもよい。
このように構成されるコイルユニットでは、コア部材の突出部に荷重(外力)が加えられると、当該荷重が当該コア部材を支持する突出支持部の筒状の壁部に伝えられる。そして、突出支持部の壁部に加えられた荷重は、コイルユニットを平面視した際に当該壁部と少なくとも部分的に重なり合うシールド側支持部およびベース側支持部の少なくとも何れか一方を介して、地面等に配置されるベース部材に伝えられる。これにより、コア部材の突出部に荷重が加えられた際に、当該コア部材やシールド部材に加えられる曲げモーメント等をより小さくすることができる。この結果、コイルユニットに対して外力が作用した際に、コア部材やシールド部材を良好に保護すると共に、シールド部材とベース部材との間に配置される電力機器をも外力から良好に保護することが可能となる。
更に、前記シールド部材は、前記コア支持部の周縁部から前記突出支持部の突出方向とは反対側に延出された筒状の周壁部と、前記周壁部の端部から外方に張り出すように形成された延出部とを有してもよく、前記延出部と前記ベース部材との間には、空間が画成されてもよい。これにより、シールド部材の延出部とベース部材との間に電力機器等の配置スペースを確保すると共に、当該スペースに配置された電力機器に流入しようとする磁束をシールド部材の延出部により遮断してコア部材への磁束の流入を促進させることが可能となる。
また、前記ベース部材は、前記シールド部材の前記延出部と当接する第2の支持部を有してもよく、前記第2の支持部は、前記コイルユニットを平面視した際に前記シールド部材の前記周壁部と少なくとも部分的に重なり合ってもよい。これにより、ベース部材によってシールド部材をより安定に支持することが可能となる。
更に、前記コア部材の前記平板部は、前記シールド部材の前記コア支持部よりも外方に張り出すように形成されてもよい。これにより、より多くの磁束をコア部材に流入させてコイルのインダクタンス(Q値)をより高くすることが可能となる。
また、前記コイルユニットは、前記コイルと共に共振回路を構成するコンデンサを更に備えてもよく、前記コンデンサは、前記シールド部材の前記突出支持部内に配置されてもよい。これにより、コイルユニットにおけるスペース効率をより向上させることが可能となる。
更に、前記コイルは、送電コイルであってもよく、前記コイルユニットは、前記送電コイルから車両に搭載された受電装置に非接触で電力を供給する送電装置として構成されてもよい。
また、前記コイルは、受電コイルであってもよく、前記コイルユニットは、車両に搭載されると共に、前記車両の外部に配置された送電装置からの電力を非接触で受電する受電装置として構成されてもよい。
本発明によるコイルユニットとしての非接触式送電装置を含む給電システムの概略構成図である。 図1の非接触式送電装置を示す部分断面図である。 非接触式送電装置に含まれるシールド部材およびベース部材を示す断面図である。 図3のシールド部材の裏面およびベース部材の表面を示す平面図である。
次に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明によるコイルユニットとしての非接触式送電装置(以下、単に「送電装置」という)20を含む給電システム1の概略構成図であり、図2は、送電装置20を示す部分断面図である。図1に示す給電システム1は、駐車場等の車両の停車スペースに設置される送電装置20に加えて、電動機MGやバッテリ200を搭載したハイブリッド自動車あるいは電気自動車である車両100に搭載される非接触式受電装置(以下、単に「受電装置」という)10を含むものである。
受電装置10は、図1に示すように、巻回型の受電コイル11や、コア部材110、受電コイル11に直列に接続されて当該受電コイル11と共に共振回路を構成するコンデンサ12、これらを収容する例えば樹脂製の筐体15等を有する。本実施形態において、受電コイル11は、巻き線を同一平面上で例えば正方形状に巻回することにより形成された平板状の渦巻きコイルであり、巻き線により囲まれた空芯部を有する。ただし、受電コイル11は、巻き線を同一平面上で円形状あるいは長方形状に巻回することにより形成されたものであってもよく、比較的低背なものであれば、巻き線を螺旋状に巻回することにより形成された螺旋状コイルであってもよい。
コア部材110は、本実施形態ではフェライト等の強磁性体により形成された複数の部材により構成され、例えば長方形状の平面形状(輪郭)を有するフランジ状の平板部と、平板部の略中央部から一側(図2における上側)に突出する中空の突出部とを有する。本実施形態において、コア部材の突出部は、有蓋筒状に形成され、例えば角筒状かつ短尺(低背)の壁部と、当該壁部の先端を塞ぐ平板状の天板部とを有する。また、コア部材110の平板部は、突出部(壁部)の基端部から壁部と垂直かつ外方(径方向外側)に延在する。更に、コア部材110の平板部には、突出部を包囲するように受電コイル11が固定される。すなわち、コア部材110の突出部は、受電コイル11の空芯部内に挿入され、受電コイル11の巻き線は、突出部の外周面に沿って延びる。更に、コア部材110の突出部内には、コンデンサ12が配置される。
受電装置10は、受電コイル11(巻き線)の巻回軸(空芯部の中心軸)が車両100の上下方向に延在するように当該車両100のフロアパネルに取り付けられる。また、受電コイル11は、コア部材110の平板部よりも路面に近接するように筐体15内に収容される。更に、受電装置10の受電コイル11およびコンデンサ12は、図示しないフィルタ、整流器、リレー等を介してバッテリ200に接続される。なお、筐体15は、受電コイル11やコンデンサ12等を収容する内部空間を有するものであってもよく、受電コイル11やコンデンサ12等に対してモールド成形されてもよい。
送電装置20は、送電コイル21や、コア部材210、送電コイル21に直列に接続されて当該送電コイル21と共に共振回路を構成するコンデンサ22、所定周波数の交流電力(高周波電力)を送電コイルに供給するための複数の電力機器23、通信アンテナ24、電子制御装置(制御回路)25、これらを収容する筐体30等を有する。送電コイル21は、巻き線を図示しない樹脂製のボビンの周りに同一平面上で例えば長方形状に巻回することにより形成された平板状の渦巻きコイルであり、巻き線により囲まれた空芯部21cを有する。ただし、送電コイル21は、巻き線を同一平面上で円形状あるいは正方形状に巻回することにより形成されたものであってもよく、比較的低背なものであれば、巻き線を螺旋状に巻回することにより形成された螺旋状コイルであってもよい。本実施形態において、送電コイル21の短辺および長辺の長さは、受電コイル11の一辺の長さよりも長く定められている。
コア部材210は、本実施形態ではフェライト等の強磁性体により形成された複数の部材により構成される。図2に示すように、コア部材210は、例えば長方形状の平面形状(輪郭)を有するフランジ状の平板部211と、平板部211の略中央部から一側(図2における上側)に突出する中空の突出部212とを有する。本実施形態において、コア部材210の突出部212は、有蓋筒状に形成され、例えば短尺(低背)かつ角筒状の壁部213と、当該壁部213の先端を塞ぐ平板状の天板部214とを有する。また、コア部材210の平板部211は、突出部212(壁部213)の基端部から壁部213と垂直かつ外方(径方向外側)に延在する。更に、コア部材110の平板部211には、突出部212を包囲するように受電コイル11が固定される。すなわち、コア部材210の突出部212は、送電コイル21の空芯部21c内に挿入され、送電コイル21の巻き線は、突出部212(壁部213)の外周面に沿って延びる。
電力機器23は、家庭用電源といった外部電源としての交流電源40からの電力を直流電力に変換する整流器や、整流器からの電力を交流電力(高周波電力)に変換するインバータ、高周波ノイズを除去するフィルタ等を含む。通信アンテナ24は、本実施形態において、送電装置20の電子制御装置25と車両100の電子制御装置との間で例えばWI−FI規格による無線通信を可能とするコイルアンテナとして構成される。電子制御装置25は、通信アンテナ24を介して車両100の図示しない電子制御装置と情報をやり取りしながら、整流器やインバータ等を制御する。
また、図2に示すように、送電装置20の筐体30は、ベース部材31およびカバー32を含む。ベース部材31は、例えばアルミニウム合金等の金属を鋳造することにより形成されており、長方形状の平面形状(輪郭)を有する。ベース部材31の裏面(図2における下面)には、それぞれ車両の停車スペースの設置面(地面)と当接する複数の脚部300が設けられている。カバー32は、樹脂(非磁性材料)により形成されており、長方形状の平面形状(輪郭)を有する天板部321と、当該天板部321の周縁部に沿って延在する側壁部322とを有する。
本実施形態において、カバー32の側壁部322は、天板部321の周縁部から当該天板部321と垂直に延出される。カバー32は、側壁部322の端面(図2における下端面)がベース部材31の表面(図2における上面)と当接するように図示しない複数のボルト等により当該ベース部材31に固定される。また、カバー32の側壁部322の端面には、図示しない一連のシール溝が形成されており、当該シール溝とベース部材31との間には、図示しない無担状のシール部材が配置される。これにより、筐体30には、ベース部材31とカバー32とにより、送電コイル21やコア部材210、電力機器23、通信アンテナ24、電子制御装置25等の収容空間が画成される。更に、筐体30の収容空間内には、送電コイル21やコア部材210等と共に、ベース部材31により支持されるシールド部材33が配置される。
シールド部材33は、交流磁束を遮断可能な例えばアルミニウム合金等の金属(非磁性導電材料)を鋳造することにより形成される。図2から図4に示すように、シールド部材33は、例えば長方形状の平面形状(輪郭)を有するフランジ状のコア支持部331と、コア支持部331の略中央部から一側(図2および図3における上側)に突出する中空の突出支持部332とを有する。本実施形態において、シールド部材33の突出支持部332は、コア部材210の突出部212内に嵌合可能な有蓋筒状に形成され、例えば角筒状かつ短尺(低背)の壁部333と、当該壁部333の先端を塞ぐ平板状の天板部334とを有する。また、シールド部材33のコア支持部331は、平板状に形成されており、突出支持部332(壁部333)の基端部から壁部333と垂直かつ外方(径方向外側)に延在する。
更に、シールド部材33は、コア支持部331の周縁部から突出支持部332の突出方向とは反対側(図2および図3における下側)に延出された角筒状の周壁部(第2の壁部)335と、周壁部335の端部(図2および図3における下端部)から当該周壁部335と垂直かつ外方(径方向外側)に延在するフランジ状の延出部336とを有する。すなわち、周壁部335は、突出支持部332の壁部333と平行に延在するようにコア支持部331と延出部336との間に設けられる。また、延出部336は、コア支持部331よりも突出支持部332の突出方向とは反対側で外方(径方向外側)に張り出す。本実施形態において、周壁部335(コア支持部331)の輪郭線の内側の面積(平面視した際の投影面積)は、コア部材210(平板部211)の輪郭線の内側の面積よりも小さく定められている。更に、延出部336の輪郭線の内側の面積は、コア部材210(平板部211)の輪郭線の内側の面積よりも大きく定められている。
加えて、シールド部材33は、その裏面(図2および図3における下面)から突出支持部332の突出方向とは反対側(図2および図3における下側)に延出された支持部(シールド側支持部)337を有する。本実施形態において、支持部337は、図2から図4に示すように、コア支持部331の平坦な裏面と垂直に延在する角筒状に形成されている。また、支持部337は、突出支持部332の壁部333に沿って延在すると共に、シールド部材33(送電装置20)を平面視した際に壁部333と全周にわたって部分的に重なり合うように形成される。シールド部材33の延出部336の裏面および支持部337の端面には、筐体30への配置前に、天板部334の裏面(内面)から延出部336の裏面までの距離と、天板部334の裏面から支持部337の他面までの距離とが一定(同一)になるように例えばエンドミルを用いた端面加工が施される。
シールド部材33を支持するベース部材31は、その表面(図2における上面)から延出された第1支持部(ベース側支持部)311および第2支持部312を有する。本実施形態において、第1および第2支持部311,312は、図2から図4に示すように、ベース部材31の平坦な表面と垂直に延在する角筒状に形成されている。第1支持部311は、送電装置20を平面視した際にシールド部材33の筒状の支持部337と全周にわたって部分的に重なり合うように形成される。また、第2支持部312は、送電装置20を平面視した際にシールド部材33の筒状の周壁部335と全周にわたって部分的に重なり合うように形成される。ベース部材31の第1および第2支持部311,312の端面には、送電装置20の組み立て前に、ベース部材31の表面(図2における上面)から第1支持部311の端面までの距離(高さ)と、ベース部材31の表面から第2支持部312の端面までの距離(高さ)とが一定(同一)になるように例えばエンドミルを用いた端面加工が施される。
次に、送電装置20の組み立て手順について説明する。送電装置20の組み立てに際し、シールド部材33には、送電コイル21を保持したコア部材210と、コンデンサ22とが予め固定される。すなわち、本実施形態において、送電コイル21、コア部材210、コンデンサ22およびシールド部材33は、ベース部材31への組み付けに先立って、1体のアセンブリとして組み立てられる。コア部材210は、図2に示すように、平板部211の裏面とコア支持部331の表面とが対向するようにシールド部材33に固定され、突出部212内には、シールド部材33の突出支持部332が配置される。
本実施形態において、コア部材210の裏面(図2における下面)は、樹脂等の絶縁部材215により覆われており、コア部材210とシールド部材33との間には、図2に示すように、当該絶縁部材215が介設される。これにより、コア部材210の平板部211がシールド部材33のコア支持部331により支持され、コア部材210の突出部212はシールド部材33の突出支持部332により支持される。コンデンサ22は、図2に示すように、シールド部材33の突出支持部332内に配置され、天板部334の裏面(図2における下面)に固定される。更に、コンデンサ22は、送電コイル21と電気的に接続される。なお、コア部材210とシールド部材33との間に絶縁部材215を介設することで、コア部材210を流れる磁束がシールド部材33に流入しないようにして渦電流損が発生するのを抑制することができる。
また、コア部材210がシールド部材33に固定された際、コア部材210の平板部211は、図2に示すように、シールド部材33のコア支持部331よりも外方に張り出す。すなわち、コア支持部331の周縁部は、全周にわたって、コア部材210の平板部211の周縁部よりも当該平板部211の延在方向における内側(送電コイル21の巻回軸側)に位置する。これにより、シールド部材33の延出部336は、コア部材210の平板部211によって図2における上方から部分的に覆われる。
更に、複数の電力機器23や電子制御装置25等は、それぞれベース部材31の予め定められた位置に配置され、図示しないボルト等を介して固定される。具体的には、複数の電力機器23や電子制御装置25等は、ベース部材31の第1支持部311により包囲される部分、第1および第2支持部311、312の間、第2支持部312を包囲する部分の何れかに配置される。次いで、ベース部材31には、送電コイル21やコア部材210と一体化されたシールド部材33が複数の電力機器23等を覆うように図示しないボルト等を介して固定される。
図2に示すように、ベース部材31にシールド部材33が固定された際、ベース部材31の第1支持部311の端面は、シールド部材33のベース部材31に向けて延びる支持部337の端面と当接する。本実施形態において、第1支持部311の端面と支持部337の端面とは、送電装置20を平面視した際、互いにほぼ完全に重なり合う。また、ベース部材31の第1支持部311と、シールド部材33の支持部337とは、送電装置20を平面視した際に突出支持部332の壁部333と部分的に重なり合う。更に、ベース部材31の第2支持部312の端面は、シールド部材33の延出部336の裏面と当接し、当該第2支持部312は、送電装置20を平面視した際にシールド部材33の周壁部335と部分的に重なり合う。
これにより、ベース部材31は、シールド部材33に対してコア部材210とは反対側で当該シールド部材33を支持する。ここで、送電装置20では、上述のような端面加工によりシールド部材33の支持部337および延出部336やベース部材31の第1および第2支持部311,312の高さをそれぞれ一定になるように容易に調整することができる。従って、ベース部材31によってシールド部材33をガタつかないように支持することが可能となる。
そして、シールド部材の天板部334、壁部333、支持部337、ベース部材31の第1支持部311および当該ベース部材31の表面により電力機器23等の配置スペースが画成される。また、シールド部材33のコア支持部331、支持部337、周壁部335、ベース部材31の第1および第2支持部311,312並びに当該ベース部材31の表面によっても電力機器23等の配置スペースが画成される。更に、シールド部材33の延出部336とベース部材31との間にも、電力機器23等の配置スペースが確保される。ベース部材31とシールド部材33との間に配置された各電力機器23は、ケーブル(ワイヤーハーネス)を介して、送電コイル21やコンデンサ22といった対応する要素に電気的に接続される。なお、ベース部材31やシールド部材33の支持部311,312,337には、ケーブルを配索するための図示しない孔部や切り欠き等が適宜形成されてもよい。
送電コイル21、コア部材210、シールド部材33、電力機器23等がベース部材31に組み付けられた後、当該ベース部材31にカバー32が固定される。また、通信アンテナ24は、カバー32とシールド部材33との間に画成される空間に配置され、図示しないケーブルを介して電子制御装置25と電気的に接続される。これにより、通信アンテナ24からの電磁波は樹脂製のカバー32によって遮断されないことから、電子制御装置25と車両100側の電子制御装置との間で通信アンテナ24を介して良好に情報をやり取り(無線通信)することが可能となる。
上述のように構成される送電装置20は、筐体30、送電コイル21およびコア部材210の長手方向が停車スペースにおける車両100の車幅方向と平行に延在すると共に、送電コイル21の巻回軸が鉛直方向すなわち車両100の上下方向に延在するように、当該停車スペースに設置される。また、筐体30内の送電コイル21は、コア部材210の平板部211よりも上方すなわち車両100側に位置する。
受電装置10および送電装置20を含む給電システム1により車両100に電力を供給するに際しては、受電装置10の受電コイル11と送電装置20の送電コイル21とが互いに対向する状態で電力機器23から送電コイルに電力を供給する。これにより、受電装置10の受電コイル11には、筐体30の樹脂製のカバー32を介して送電装置20からの磁束が車両100の上下方向に流入し、送電コイル21から電磁誘導(磁気共鳴)により非接触で電力が供給される。この結果、受電装置10から整流器等を介してバッテリ200に電力を供給し、当該電力によりバッテリ200を充電することが可能となる。
また、送電装置20では、電力機器23がシールド部材33とベース部材31との間に配置されている。従って、コア支持部331、天板部334および延出部336等を有するシールド部材33(並びにベース部材31)によって電力機器23に流入しようとする磁束を遮断してコア部材210(平板部211)への磁束(受電コイル11からの磁束)の流入を促進させると共に、当該磁束による渦電流が流れることで電力機器23が昇温するのを良好に抑制することが可能となる。
更に、コア部材210の平板部211は、上述のように、シールド部材33のコア支持部331よりも外方に張り出す。従って、より多くの磁束をコア部材210(平板部211)に流入させて送電コイル21のインダクタンス(Q値)をより高くすることが可能となる。この結果、送電装置20では、送電コイル21の損失を良好に低減化することができる。加えて、電力機器23をシールド部材33とベース部材31との間に配置することで、電力機器23で発生するノイズ(高周波ノイズ)が筐体30の外部に漏洩するのを良好に抑制することも可能となる。
そして、シールド部材33は、送電装置20を平面視した際に突出支持部332の壁部333と部分的に重なり合う支持部337を有する。更に、ベース部材31は、送電装置20を平面視した際に突出支持部332の壁部333と部分的に重なり合うと共にシールド部材33の支持部337と当接する第1支持部311を有する。
これにより、送電装置20では、コア部材210の突出部212に荷重(外力)が加えられると、当該荷重が当該コア部材210を支持する突出支持部332の筒状の壁部333に伝えられる。そして、突出支持部332の壁部333に加えられた荷重は、当該壁部と部分的に重なり合う支持部337および第1支持部311を介して、停車スペース(地面等に配置されるベース部材31に伝えられる。これにより、コア部材210の突出部212に荷重が加えられた際に、当該コア部材210やシールド部材33に加えられる曲げモーメント等をより小さくすることができる。この結果、送電装置20に対して、例えば車両100の車輪が乗り上げることによる荷重(外力)が作用した際に、例えばコア部材210にクラック等のダメージを与えないように当該コア部材210やシールド部材33を良好に保護すると共に、シールド部材33とベース部材31との間に配置される電力機器23をも外力から良好に保護することが可能となる。
また、送電装置20では、コア部材210の平板部211がシールド部材33のコア支持部331により支持され、コア部材210の突出部212内に当該突出部212を支持するようにシールド部材33の突出支持部332が配置される。これにより、コア部材210の強度を確保してその保護を図ることが可能となる。すなわち、送電装置20に車両100の車輪が乗り上げたとしても、コア部材210がシールド部材33によって支持されるため、当該コア部材210の変形等を良好に抑制することができる。従って、このコイルユニットでは、コア部材の変形等を良好に抑制しつつ、当該コア部材210をより薄肉化することができる。更に、コア部材210の突出部212およびシールド部材33の突出支持部332を中空に形成することで、シールド部材33の突出支持部332内をコンデンサ22の配置スペースとして利用することが可能となり、送電装置20におけるスペース効率をより向上させることができる。この結果、送電装置20全体のコンパクト化を図ることが可能となる。
加えて、送電装置20のシールド部材33では、突出支持部332の筒状の壁部333や、コア支持部331と延出部336との間の筒状の周壁部335がリブとして機能することから、当該壁部333や周壁部335付近における強度が高まり、シールド部材33の強度をより向上させることができる。また、ベース部材31は、送電装置20を平面視した際にシールド部材33の周壁部335と部分的に重なり合うと共にシールド部材33の延出部336の裏面と当接する第2支持部312を有する。これにより、ベース部材31によってシールド部材33をより安定に支持することが可能となる。
以上説明したように、コイルユニットとしての非接触式送電装置20は、電力を送電または受電する送電コイル21、コア部材210、送電コイル21に電気的に接続される電力機器23、シールド部材33およびベース部材31を含む。コア部材210は、平板部211と、平板部211から一側に突出する中空の突出部212とを有し、送電コイル21は、突出部212を包囲するようにコア部材210の平板部211に配置される。シールド部材33は、コア支持部331と、中空の突出支持部332とを有し、コア部材210に対して突出部212の突出方向とは反対側に配置される。また、コア部材210の平板部211はシールド部材33のコア支持部331により支持され、コア部材210の突出部212内には、当該突出部212を支持するようにシールド部材33の突出支持部332が配置される。更に、ベース部材31は、シールド部材33に対してコア部材210とは反対側に配置されて当該シールド部材33を支持する。そして、電力機器23は、シールド部材33とベース部材31との間に配置される。これにより、送電装置20では、コア部材210や電力機器23の良好な保護および装置全体のコンパクト化を図ると共に、送電コイル21の損失を低減化することが可能となる。
なお、上記実施形態では、シールド部材33とベース部材31との双方に送電装置20を平面視した際に突出支持部332の壁部333と部分的に重なり合うように支持部337,311が設けられるが、これに限られるものではない。すなわち、ベース部材31から第1および第2支持部311,312が省略されてもよい。この場合、シールド部材33の支持部337をベース部材31に向けて延長すると共に、当該シールド部材33に送電装置20を平面視した際に周壁部335と少なくとも部分的に重なり合うように支持部(上記第2支持部312に相当するもの)を設けてもよい。また、シールド部材33から支持部337を省略し、ベース部材31の第1支持部311をシールド部材33に向けて延長してもよい。すなわち、ベース部材31によりシールド部材33を支持するための支持部は、ベース部材31およびシールド部材33の何れか一方に設けられてもよい。
更に、ベース部材31の第1支持部311やシールド部材33の支持部337は、送電装置20を平面視した際にシールド部材33の壁部333と完全に重なり合うように形成されてもよい。また、ベース部材31の第2支持部312は、送電装置20を平面視した際にシールド部材33の周壁部335と完全に重なり合うように形成されてもよい。また、シールド部材33から延出部336が省略されてもよい。この場合、シールド部材33の周壁部335をシールド側支持部とし、当該周壁部335の端面とベース部材31の第2支持部312とを当接させてもよい。更に、シールド部材33から延出部336が省略された場合、コア部材210の平板部211が図2に示すものよりも更に外方に延出されてもよい。また、送電コイル21およびコア部材210は、シールド部材33がベース部材31に固定された後に、シールド部材33に固定されてもよく、コンデンサ22は、ベース部材31に対するシールド部材33の取付時に突出支持部332内に配置されてもよい。
更に、カバー32から側壁部322を省略し、ベース部材31に当該側壁部322に相当する側壁部を設けてもよい。また、ベース部材31の第1および第2支持部311,312や、シールド部材33の支持部337は、電力機器23のサイズ等に応じて断続的に形成されてもよい。更に、送電装置20には、複数の放熱フィンを有する放熱器が例えば筐体30と当接するように設けられてもよく、筐体30あるいはカバー32に複数の放熱フィンが配設されてもよい。これにより、送電装置20から受電装置10への送電に際して発熱する整流器やインバータ、フィルタといった電力機器23を良好に冷却することが可能となる。
また、詳細な説明は省略するが、給電システム1を構成する受電装置10において、筐体15は、上述の筐体30のベース部材31、カバー32、シールド部材33等と同様に構成されたベース部材、カバー、シールド部材等を含むものとされてもよく、当該筐体15内に受電コイル11やコンデンサ12、それらに電気的に接続される整流器等の電力機器等が収容されてもよい。これにより、受電装置10のコア部材110や電力機器の良好な保護および装置全体のコンパクト化を図ると共に、受電コイル11の損失を低減化することが可能となる。また、受電装置10が路面の凸部等と接触したとしても、コア部材110がシールド部材によって支持されるため、当該コア部材210の変形や損傷を良好に抑制可能となり、変形等を良好に抑制しつつコア部材210をより薄肉化することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の外延の範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。更に、上記発明を実施するための形態は、あくまで課題を解決するための手段の欄に記載された発明の具体的な一形態に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載された発明の要素を限定するものではない。
本発明は、コイルユニットや非接触式給電システムの製造産業等において利用可能である。
1 給電システム、10 非接触式受電装置、11 受電コイル、12 コンデンサ、15 筐体、20 非接触式送電装置、21 送電コイル、21c 空芯部、22 コンデンサ、23 電力機器、24 通信アンテナ、25 電子制御装置、30 筐体、31 ベース部材、32 カバー、33 シールド部材、40 交流電源、100 車両、110 コア部材、200 バッテリ、210 コア部材、211 平板部、212 突出部、213 壁部、214 天板部、215 絶縁部材、300 脚部、311 第1支持部、312 第2支持部、321 天板部、322 側壁部、331 コア支持部、332 突出支持部、333 壁部、334 天板部、335 周壁部、336 延出部、337 支持部、MG 電動機。

Claims (8)

  1. 電力を送電または受電するコイルと、前記コイルに電気的に接続される電力機器とを含むコイルユニットであって、
    平板部と、前記平板部から一側に突出する中空の突出部とを有するコア部材と、
    前記コア部材に対して前記突出部の突出方向とは反対側に配置されるシールド部材と、
    前記シールド部材に対して前記コア部材とは反対側に配置されて該シールド部材を支持するベース部材とを備え、
    前記コイルは、前記突出部を包囲するように前記コア部材の前記平板部に配置され、
    前記電力機器は、前記シールド部材と前記ベース部材との間に配置され、
    前記シールド部材は、前記コア部材の前記平板部を支持するコア支持部と、前記コア部材の前記突出部を支持するように該突出部内に配置される中空の突出支持部とを有することを特徴とするコイルユニット。
  2. 請求項1に記載のコイルユニットにおいて、
    前記ベース部材と当接するように前記シールド部材に設けられたシールド側支持部と、前記シールド部材と当接するように前記ベース部材に設けられたベース側支持部との少なくとも何れか一方を更に含み、
    前記シールド部材の前記突出支持部は、前記コア支持部から延出された筒状の壁部を有し、
    前記シールド側支持部および前記ベース側支持部の少なくとも何れか一方は、前記コイルユニットを平面視した際に前記突出支持部の前記壁部と少なくとも部分的に重なり合うことを特徴とするコイルユニット。
  3. 請求項1または2に記載のコイルユニットにおいて、
    前記シールド部材は、前記コア支持部の周縁部から前記突出支持部の突出方向とは反対側に延出された筒状の周壁部と、前記周壁部の端部から外方に張り出すように形成された延出部とを有し、
    前記延出部と前記ベース部材との間には、空間が画成されることを特徴とするコイルユニット。
  4. 請求項3に記載のコイルユニットにおいて、
    前記ベース部材は、前記シールド部材の前記延出部と当接する第2の支持部を有し、
    前記第2の支持部は、前記コイルユニットを平面視した際に前記シールド部材の前記周壁部と少なくとも部分的に重なり合うことを特徴とするコイルユニット。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載のコイルユニットにおいて、
    前記コア部材の前記平板部は、前記シールド部材の前記コア支持部よりも外方に張り出すように形成されることを特徴とするコイルユニット。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載のコイルユニットにおいて、
    前記コイルと共に共振回路を構成するコンデンサを更に備え、
    前記コンデンサは、前記シールド部材の前記突出支持部内に配置されることを特徴とするコイルユニット。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載のコイルユニットにおいて、
    前記コイルは、送電コイルであり、
    前記送電コイルから車両に搭載された受電装置に非接触で電力を供給する送電装置として構成されることを特徴とするコイルユニット。
  8. 請求項1から6の何れか一項に記載のコイルユニットにおいて、
    前記コイルは、受電コイルであり、
    車両に搭載されると共に、前記車両の外部に配置された送電装置からの電力を非接触で受電する受電装置として構成されることを特徴とするコイルユニット。
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