JP6405903B2 - コイルユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電力を送電または受電するコイルと、当該コイルに電気的に接続される電力機器とを含むコイルユニットに関する。
従来、コイルユニットとして、それぞれ導電部材を巻回することにより構成された電力伝送用コイルおよび通信用コイルを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このコイルユニットの電力伝送用コイルは、通信用コイルの巻回軸と当該巻回軸に対して直交する直交軸とを対角線とする矩形状かつ平面状に導電材を巻回することにより構成され、通信用コイルの周囲に設けられる。これにより、このコイルユニットでは、電力伝送用コイルと通信用コイルとの間における電磁結合による相互干渉を抑制して、電力伝送と無線通信とを同時に実行することができる。
特開2014−049479号公報
しかしながら、上記従来のコイルユニットのように通信用コイルが電力伝送用コイルにより包囲される場合、電力伝送用コイルで発生する磁束による渦電流が流れることで通信用コイルが昇温してしまうおそれがある。一方、磁束を遮蔽するシールド部材で通信用コイルを覆えば、当該通信用コイルの昇温を抑制することができるが、通信用コイルを介した無線通信が不能になってしまう。また、上述のようなコイルユニットの筐体の内部に、電力伝送用コイルに電気的に接続される例えばインバータや整流器といった電力機器を当該電力伝送用コイルや通信用コイルと共に収容することが考えられるが、この場合には、通信用コイルのみならず、電力機器の渦電流による昇温をも抑制することが必要となる。
そこで、本発明は、コイル、当該コイルに電気的に接続される電力機器および通信アンテナを1体の筐体内に収容してコイルユニット全体をコンパクト化しつつ、通信アンテナを介して外部機器と良好に無線通信可能とし、かつ通信アンテナや電力機器の昇温を抑制することを主目的とする。
本発明によるコイルユニットは、電力を送電または受電するコイルと、前記コイルに電気的に接続される電力機器と、外部機器との無線通信に供される通信アンテナとを含むコイルユニットにおいて、前記コイルが収容される第1収容部と、前記第1収容部と前記コイルの巻回軸と交差する方向に並ぶように区画されると共に前記電力機器が収容される第2収容部とを有する筐体と、前記第1および第2収容部を覆うように前記筐体に取り付けられる樹脂製の蓋体と、前記第2収容部内の前記電力機器を覆うように前記筐体と前記蓋体との間に配置されるシールド部材とを備え、前記シールド部材は、前記蓋体側から前記筐体の底部側に向けて凹むように形成された凹部を有し、前記通信アンテナは、前記シールド部材の前記凹部内に配置されることを特徴とする。
このコイルユニットは、電力を送電または受電するコイルと、コイルに電気的に接続される電力機器と、外部機器との無線通信に供される通信アンテナと、コイル、電力機器および通信アンテナを収容する筐体と、樹脂製の蓋体と、シールド部材とを含む。筐体は、コイルが収容される第1収容部と、第1収容部とコイルの巻回軸と交差する方向に並ぶように区画されると共に電力機器が収容される第2収容部とを有する。また、蓋体は、第1および第2収容部を覆うように筐体に取り付けられ、シールド部材は、第2収容部内の電力機器を覆うように筐体と蓋体との間に配置される。更に、シールド部材は、蓋体側から筐体の底部側に向けて凹むように形成された凹部を有し、通信アンテナは、シールド部材の凹部内に配置される。
これにより、電力機器および通信アンテナは、第1収容部とコイルの巻回軸と交差する方向に並ぶように区画される第2収容部内に配置される。そして、第2収容部内の電力機器は、シールド部材により覆われ、シールド部材の凹部内に配置された通信アンテナは、樹脂製の蓋体により覆われる。従って、通信アンテナからの電磁波が樹脂製の蓋体によって遮断されてしまうことはなく、通信アンテナを介して外部機器と良好に無線通信することが可能となる。また、電力機器および通信アンテナをコイルから巻回軸と交差する方向に離間させることにより両者に対するコイルからの磁束の流入を抑制すると共に、シールド部材によって電力機器に磁束が流入するのを極めて良好に抑制することができる。従って、このコイルユニットでは、送電コイルからの磁束による渦電流が流れることで通信アンテナおよび電力機器が昇温するのを良好に抑制することが可能となる。この結果、コイル、当該コイルに電気的に接続される電力機器および通信アンテナを1体の筐体内に収容してコイルユニット全体をコンパクト化しつつ、通信アンテナを介した無線通信を可能とし、かつ通信アンテナや電力機器の昇温を抑制することができる。
また、筐体は、金属により形成されると共に、底部の外周に沿って延びる側壁部と、底部から延出されて第1収容部と第2収容部とを区画する隔壁部とを有してもよく、シールド部材は、側壁部の一部および隔壁部と当接して第2収容部内の電力機器を覆ってもよい。更に、コイルユニットは、第2収容部を画成する筐体の側壁部に沿って配設される複数の放熱フィンを有してもよい。また、コイルユニットは、車両に搭載されたバッテリに接続された受電装置に非接触で電力を供給する送電装置として構成されてもよく、送電装置から非接触で電力を受電して車両に搭載されたバッテリに電力を供給する受電装置として構成されてもよい。
本発明によるコイルユニットとしての非接触式送電装置を含む給電システムの概略構成図である。 図1に示す非接触式送電装置の部分断面図である。
次に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明によるコイルユニットとしての非接触式送電装置20を含む給電システム1の概略構成図である。同図に示す給電システム1は、駐車場等の車両の停車スペースに設置される非接触式送電装置(以下、単に「送電装置」という)20に加えて、電動機MGやバッテリ200を搭載したハイブリッド自動車あるいは電気自動車である車両100に搭載される非接触式受電装置(以下、単に「受電装置」という)10を含むものである。
受電装置10は、フェライトコア上に配置された渦巻き状あるいは螺旋状(巻回型)の受電コイル11や、受電コイル11に直列に接続されて当該受電コイル11と共に共振回路を構成するコンデンサ12、これらを収容する例えば樹脂製のケース15等を有する。受電装置10は、受電コイル11の巻回軸(軸心)が車両100の上下方向に延在するように当該車両100のフロアパネルに取り付けられ、図示しないフィルタ、整流器、リレー等を介してバッテリ200に接続される。
送電装置20は、フェライトコア上に配置された渦巻き状あるいは螺旋状(巻回型)の送電コイル21や、送電コイル21に直列に接続されて当該送電コイル21と共に共振回路を構成するコンデンサ22、所定周波数の交流電力(高周波電力)を送電コイルに供給するための複数の電力機器23、通信アンテナ24、電子制御装置(制御回路)25、これらを収容する筐体30等を有する。電力機器23は、家庭用電源といった外部電源としての交流電源40からの電力を直流電力に変換する整流器や、整流器からの電力を交流電力(高周波電力)に変換するインバータ、高周波ノイズを除去するフィルタ等を含む。通信アンテナ24は、本実施形態において、送電装置20の電子制御装置25と車両100の電子制御装置との間で例えばWI−FI規格による無線通信を可能とするコイルアンテナとして構成される。電子制御装置25は、通信アンテナ24を介して車両100の図示しない電子制御装置と情報をやり取りしながら、整流器やインバータ等を制御する。
図2は、送電装置20を示す部分断面図である。同図に示すように、送電装置20は、筐体30に加えて、蓋体31、放熱器(ヒートシンク)32およびシールド部材33を含む。
筐体30は、例えばアルミニウム合金等の金属により形成されており、略長方形状の底部300や、それぞれ底部300の表面(図中上面)から本実施形態では当該底部300と垂直に延出された隔壁部301および側壁部302を有する。隔壁部301は、底部300の一対の側縁部に沿った一方向における中央部よりも一端側(図2における右端側)で、当該一対の側縁部の一方から他方まで延在する。また、側壁部302は、底部300の周縁部に沿って延在する。これにより、筐体30には、底部300、隔壁部301および側壁部302により、それぞれ底部300とは反対側すなわち図2中上方(電力の送電方向)に向けて開口する第1収容部30aおよび第2収容部30bが画成される。図示するように、第2収容部30bは、隔壁部301により第1収容部30aと仕切られ、第1収容部30aと底部300の延在方向に並ぶ。更に、筐体30の下面には、それぞれ車両の停車スペースの設置面と当接する複数の脚部303が設けられている。
蓋体31は、樹脂(非磁性材料)により平板状に形成されており、筐体30の側壁部302の輪郭(図2中上方からみた輪郭)に概ね一致する平面形状(本実施形態では、略長方形状の平面形状)を有する。また、蓋体31の周縁部からは、低背の突出部310が全周にわたって本実施形態では垂直に延出されている。蓋体31の突出部310は、筐体30の側壁部302の端面(図2における上端面)と当接するように図示しない複数のボルト等により筐体30に固定され、第1および第2収容部30a,30bを覆う。また、筐体30の側壁部302の端面には、図示しない一連のシール溝が形成されており、当該シール溝と蓋体31との間には、無担状のシール部材34が配置される。
放熱器32は、高い熱伝動性を有する銅やアルミといった金属材料により形成されており、互いに接触しないように間隔をおいて配設された複数の放熱フィン320を有する。図2に示すように、本実施形態において、放熱器32は、筐体30の底部300および第2収容部30bを画成する筐体30の一端側(図2における右端側)の側壁部302と当接するように筐体30に取り付けられる。これにより、放熱器32の複数の放熱フィン320は、筐体30の当該一端側の側壁部302に沿って配設されることになり、筐体30の底部300や側壁部302に伝達された熱は、放熱器32の複数の放熱フィン320を介して外部(空気中)に放出される。
シールド部材33は、例えばアルミニウム合金等の金属材料(非磁性導電材料)により形成されており、第2収容部30bの開口部の輪郭よりも一回り大きい輪郭の平面形状(本実施形態では、略長方形状の平面形状)を有する。シールド部材33は、第2収容部30bを画成する筐体30の隔壁部301および側壁部302の端面と当接するように図示しない複数のボルト等により筐体30に固定される。すなわち、シールド部材33は、筐体30と蓋体31との間に配置され、当該シールド部材33の表面(図2における上面)と蓋体31との間には隙間が形成される。また、シールド部材33の長手方向(図2における奥行き方向)の例えば略中央部には、図2における上側から下側、すなわち蓋体31側から筐体30の底部300側に向けて突出するように凹部330が形成されている。本実施形態において、凹部330は、通信アンテナ24を収容可能な容積を有するように形成される。
そして、送電装置20では、送電コイル21やコンデンサ22、電子制御装置25等が筐体30の第1収容部30a内に収容される。送電コイル21は、受電装置10の受電コイル11と対向可能となるように、その巻回軸(軸心)が筐体30の高さ方向(底部300と直交する方向)、すなわち車両100の上下方向に延在するように第1収容部30a内に配置される。また、整流器、インバータ、フィルタといった電力機器23は、筐体30の第2収容部30b内に収容される。更に、筐体30には、第2収容部30b内の電力機器23を覆うようにシールド部材33が固定され、シールド部材33の凹部330内には、通信アンテナ24が配置される。これにより、電力機器23および通信アンテナ24は、第1収容部30aと底部300の延在方向すなわち送電コイル21の巻回軸と直交(交差)する方向に並ぶように区画される第2収容部30b内に配置される。この結果、送電装置20では、送電コイル21、電力機器23および通信アンテナ24を1体の筐体30内に収容して装置全体をコンパクト化することができる。
また、図2に示すように、送電コイル21や通信アンテナ24は、筐体30の側壁部302に固定される樹脂製の蓋体31によって覆われる。更に、シールド部材33の凹部330内に配置された通信アンテナ24は、図示しないケーブルを介して電子制御装置25と電気的に接続される。また、第2収容部30b内の電力機器23は、アルミニウム合金製の筐体30の底部300、隔壁部301および側壁部302とシールド部材33により包囲される。第2収容部30b内の電力機器23は、隔壁部301に形成された図示しない孔部に挿通されるケーブル(ワイヤーハーネス)を介して、第1収容部30a内の送電コイル21やコンデンサ22と電気的に接続される。
上述のように構成される送電装置20は、電力機器23を収容する筐体30の第2収容部30b(電力機器23)が駐車場等の停車スペースに対する車両100の進入方向における前側(後向き駐車時における後部側)に位置するように当該停車スペースに設置される。かかる送電装置20から車両100の受電装置10に電力を供給するに際しては、受電装置10の受電コイル11と送電装置20の送電コイル21とが互いに対向する状態で電力機器23から送電コイルに電力を供給する。これにより、受電装置10の受電コイル11には、筐体30の樹脂製の第1蓋体31を介して、送電コイル21から電磁誘導(磁気共鳴)により非接触で電力が供給される。この結果、受電装置10から整流器等を介してバッテリ200に電力を供給し、当該電力によりバッテリ200を充電することが可能となる。
また、送電装置20では、通信アンテナ24からの電磁波が樹脂製の蓋体31によって遮断されてしまうことはなく、電子制御装置25と車両100側の電子制御装置との間で通信アンテナ24を介して良好に情報をやり取り(無線通信)することが可能となる。更に、送電装置20では、電力機器23および通信アンテナ24が送電コイル21から巻回軸と交差(直交する)する方向に離間させられることから、両者に対する送電コイル21からの磁束の流入を抑制することができる。また、第2収容部30b内の電力機器23は、アルミニウム合金製の筐体30の底部300、隔壁部301および側壁部302とシールド部材33により包囲されることから、電力機器23への磁束の流入は極めて良好に抑制される。従って、送電装置20では、送電コイル21からの磁束による渦電流が流れることで通信アンテナ24および電力機器23が昇温するのを良好に抑制することが可能となる。
更に、送電装置20では、電力機器23で発生するノイズ(高周波ノイズ)が筐体30の外部に漏洩するのを良好に抑制することができる。また、電力機器23を収容する第2収容部30bをシールド部材33により覆うことで、例えば車両100の車輪が送電装置20に乗り上げることにより加えられる荷重といったような外力から電力機器23を良好に保護することもできる。更に、送電装置20から受電装置10への送電に際し、筐体30の第2収容部30bに収容された整流器やインバータ、フィルタといった電力機器23は、それぞれの作動に伴って熱を発生するが、電力機器23の熱は、筐体30の底部300や側壁部302を介して放熱器32に伝達され、当該放熱器32の複数の放熱フィン320を介して外部(空気中)に放出される。従って、送電装置20では、ファン等を用いた強制冷却を行うことなく、第2収容部30b内の電力機器23を良好に冷却することが可能となる。
以上説明したように、コイルユニットとしての非接触式送電装置20は、電力を送電する送電コイル21と、当該送電コイル21に電気的に接続される電力機器23と、外部機器すなわち車両100の電子制御装置との無線通信に供される通信アンテナ24と、送電コイル21、電力機器23および通信アンテナ24等を収容する筐体30と、樹脂製の蓋体31と、シールド部材33とを含む。筐体30は、送電コイル21が収容される第1収容部30aと、当該第1収容部30aと送電コイル21の巻回軸と交差する方向に並ぶように区画されると共に電力機器23が収容される第2収容部30bとを有する。また、蓋体31は、第1および第2収容部30a,30bを覆うように筐体30に取り付けられ、シールド部材33は、第2収容部30b内の電力機器23を覆うように筐体30と蓋体31との間に配置される。更に、シールド部材33は、蓋体31側から筐体30の底部300側に向けて凹むように形成された凹部330を有し、通信アンテナ24は、シールド部材33の凹部330内に配置される。これにより、送電コイル21、当該送電コイル21に電気的に接続される電力機器23および通信アンテナ24を1体の筐体30内に収容して送電装置20の全体をコンパクト化しつつ、通信アンテナ24を介した無線通信を可能とし、かつ電力機器23や通信アンテナ24の昇温を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、底部300から延出されて第1収容部30aと第2収容部30bとを区画する隔壁部301が筐体30に設けられ、シールド部材33が側壁部302の一部および隔壁部301と当接して第2収容部30b内の電力機器23を覆うが、送電装置20の構成は、これに限られるものではない。すなわち、筐体30から隔壁部301を省略すると共に、シールド部材33に第1収容部30aと第2収容部30bとを区画する隔壁部を設けてもよい。このような構成を採用しても、筐体30およびシールド部材33により電力機器23を包囲して、当該電力機器23への送電コイル21からの磁束の流入や、電力機器23で発生するノイズ(高周波ノイズ)の漏洩を良好に抑制することが可能となる。
また、詳細な説明は省略するが、給電システム1を構成する受電装置10において、ケース15を上述の筐体30や蓋体31、シールド部材33等と同様に構成された筐体や蓋体、シールド部材等を含むものとし、当該ケース15内に受電コイル11やコンデンサ12、それらに電気的に接続されるフィルタ、整流器等の電力機器、電子制御装置に接続される通信アンテナを収容してもよい。これにより、受電コイル11、当該コイルに電気的に接続される電力機器および通信アンテナを1体のケース15内に収容して受電装置10の全体をコンパクト化しつつ、通信アンテナを介した無線通信を可能とし、かつ通信アンテナや電力機器の昇温を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明は、コイルユニットや非接触式給電システムの製造産業等において利用可能である。
1 給電システム、10 非接触式受電装置、11 受電コイル、12 コンデンサ、15 ケース、20 非接触式送電装置、21 送電コイル、22 コンデンサ、23 電力機器、24 通信アンテナ、25 電子制御装置、30 筐体、30a 第1収容部、30b 第2収容部、31 蓋体、32 放熱器、33 シールド部材、34 シール部材、40 交流電源、100 車両、200 バッテリ、300 底部、301 隔壁部、302 側壁部、303 脚部、310 突出部、320 放熱フィン、330 凹部、MG 電動機。

Claims (1)

  1. 電力を送電または受電するコイルと、前記コイルに電気的に接続される電力機器と、外部機器との無線通信に供される通信アンテナとを含み、車両に搭載されたバッテリに接続された受電装置に非接触で電力を供給する送電装置として構成されたコイルユニットにおいて、
    前記コイルが収容される第1収容部と、前記第1収容部と前記コイルの巻回軸と交差する方向に並ぶように区画されると共に前記電力機器が収容される第2収容部とを有する筐体と、
    前記第1および第2収容部を覆うように前記筐体に取り付けられる樹脂製の蓋体と、
    前記第2収容部内の前記電力機器を覆うように前記筐体と前記蓋体との間に配置されるシールド部材とを備え、
    前記筐体は、底部の外周に沿って延びる側壁部と、前記底部から延出されて前記第1収容部と前記第2収容部とを区画する隔壁部とを有し、
    前記シールド部材は、前記側壁部の一部および前記隔壁部と当接して前記第2収容部内の前記電力機器を覆うと共に、前記蓋体側から前記筐体の底部側に向けて凹むように形成された凹部を有し、前記通信アンテナは、前記シールド部材の前記凹部内に配置されることを特徴とするコイルユニット。
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