JP6426510B2 - 送電機器 - Google Patents
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Description
上記送電機器について、前記通路形成部は、前記コイル領域に設けられ、前記外底面に沿う方向に延びた複数の突条を備え、前記複数の突条は、前記外底面に沿い、且つ、前記突条の延設方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて配列されているとよい。
なお、締結部及び突出板部の双方が複数設けられている場合には、複数の突出板部のうち全部が外底面と直交する方向から見て締結部と重なる位置に配置されていてもよいし、複数の突出板部のうち一部の突出板部が外底面と直交する方向から見て締結部と重なる位置に配置されていてもよい。
かかる構成によれば、ケースの一側面に沿って配置された交流電源を好適に冷却できる。
図3に示すように、送電機器11は、1次側コイル13a及び1次側コンデンサを含む送電器13が収容されたケース30を備えている。ケース30は略直方体形状である。詳細には、図3〜図7に示すように、ケース30は、当該ケース30が設置される設置面(例えば地面)201と対向する外底面31と、外底面31とは反対側の上面32と、4つの側面33〜36とを有している。ケース30は、非磁性体であって熱伝導率が空気よりも高い材料(例えばアルミニウム等)で構成されている。なお、本実施形態では、設置面201と外底面31とは平行である。
図7及び図8に示すように、ケース30は、設置面201と外底面31との間の少なくとも一部において流体(例えば空気)が流れる第1通路81及び第2通路82を形成する通路形成部80を備えている。通路形成部80は、例えば外底面31から設置面201に近づく方向である下方に突出した複数の突出部を備えており、これら複数の突出部によって両通路81,82が形成されている。
ケース30が、外底面31と設置面201とが対向する状態で設置面201に設置された場合、突出面90aと設置面201とが接触し、外底面31と設置面201との間に通路81,82が形成される。そして、例えば、図7及び図8の二点鎖線に示すように、空気などの流体が通路81,82を流れ、その結果ケース30が冷却される。
(1)交流電力が入力される1次側コイル13aを備え、2次側コイル23aを有する受電機器21の2次側コイル23aに対して非接触で交流電力を送電可能な送電機器11は、1次側コイル13aが収容されているものであって設置面201に設置されるケース30を備えている。ケース30は、設置面201と対向する外底面31と、設置面201と外底面31との間の少なくとも一部において流体が流れる通路81,82を形成する通路形成部80を備えている。これにより、流体が通路81,82を流れることによってケース30を冷却することができる。よって、仮に設置面201を構成する部材(例えば土等)の熱伝導率が低い場合であっても、ケース30の発熱を抑制できる。
○ 通路形成部は、外底面31と設置面201との間の少なくとも一部において通路を形成すればよい。例えば、図9及び図10に示すように、通路形成部80は、通路114を形成するものとして、外底面31を底面とする凹部111を有する構成であってもよい。詳細には、通路形成部80は、外底面31における仕切壁61よりも第3側面35寄りの領域の全てに重なるとともに一部が仕切壁61よりも第1側面33側に張り出した突出板部112と、第4突出角部113とを有している。そして、凹部111は、これら突出板部112及び第4突出角部113と底面フィン101の端面101aとによって区画されている。凹部111によって形成される通路114は、複数の底面フィン101によって形成される第2通路82と連通している。このため、例えば、図10の二点鎖線のように、流体は、通路114及び第2通路82を流れ得る。つまり、通路形成部とは、通路を形成するものとして、外底面から突出した突出部を有する構成とも言えるし、外底面を底面とする凹部を有する構成とも言える。なお、図9及び図10においては、ケーブル62及びコネクタ63の図示を省略している。
○ 通路81,82を流れる流体は、空気に限られず任意であり、例えば水でもよい。
○ 第1通路81と第2通路82とのいずれか一方を省略してもよい。
○ 交流電源12を省略して、系統電力が送電器13に直接入力される構成であってもよい。
○ 送電器13の共振周波数と受電器23の共振周波数とは電力伝送が可能な範囲内で異なっていてもよい。
○ 両コイル13a,23a間での電力伝送は、磁場共鳴に限られず、電磁誘導によって行われてもよい。
○ 受電器23によって受電された交流電力は車両用バッテリ22の充電に用いられたが、これに限られず、他の用途に用いられてもよい。
(イ)外部電力を予め定められた周波数の交流電力に変換する交流電源と、前記交流電力が入力される1次側コイルと、を備え、2次側コイルを有する受電機器の前記2次側コイルに対して非接触で前記交流電力を送電可能な送電機器において、前記1次側コイル及び前記交流電源の双方が収容されたケースを備えていることを特徴とする送電機器。
Claims (9)
- 交流電力が入力される1次側コイルを備え、2次側コイルを有する受電機器の前記2次側コイルに対して非接触で前記交流電力を送電可能な送電機器において、
前記1次側コイルが収容されているものであって設置面に設置されるケースを備え、
前記ケースは、
前記設置面と対向する外底面と、
前記設置面と前記外底面との間の少なくとも一部において流体が流れる通路を形成する通路形成部と、
を備え、
前記外底面のうち、前記外底面と直交する方向から見て前記1次側コイルと重なる領域と当該領域に囲まれた領域とをコイル領域とすると、
前記通路形成部は、前記コイル領域と前記設置面との間に前記通路を形成し、
前記通路形成部は、前記コイル領域に設けられ、前記外底面に沿う方向に延びた複数の突条を備え、
前記複数の突条は、前記外底面に沿い、且つ、前記突条の延設方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて配列されていることを特徴とする送電機器。 - 交流電力が入力される1次側コイルを備え、2次側コイルを有する受電機器の前記2次側コイルに対して非接触で前記交流電力を送電可能な送電機器において、
前記1次側コイルが収容されているものであって設置面に設置されるケースを備え、
前記ケースは、
前記設置面と対向する外底面と、
前記設置面と前記外底面との間の少なくとも一部において流体が流れる通路を形成する通路形成部と、
を備え、
前記外底面のうち、前記外底面と直交する方向から見て前記1次側コイルと重なる領域と当該領域に囲まれた領域とをコイル領域とすると、
前記通路形成部は、前記コイル領域と前記設置面との間に前記通路を形成し、
前記通路形成部は、前記外底面よりも前記設置面寄りに配置される突出面を有する突出板部を備え、
前記突出板部は、前記外底面と直交する方向から見て前記コイル領域とは重ならない位置に配置されていることを特徴とする送電機器。 - 前記通路形成部は、前記コイル領域に設けられ、前記外底面に沿う方向に延びた複数の突条を備え、
前記複数の突条は、前記外底面に沿い、且つ、前記突条の延設方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて配列されている請求項2に記載の送電機器。 - 前記ケースは、
第1ケース構成体及び第2ケース構成体と、
前記両ケース構成体を締結する締結部と、
を備え、
前記締結部は、前記外底面と直交する方向から見て前記コイル領域とは重ならない位置に配置されており、
前記突出板部は、前記外底面と直交する方向から見て前記締結部と重なる位置に配置されている請求項2又は請求項3に記載の送電機器。 - 前記ケースには、前記交流電力を出力する交流電源が収容されており、
前記交流電源は、前記ケース内における前記外底面とは反対側の内底面に接触している発熱体を有しており、
前記通路形成部は、前記外底面のうち前記外底面と直交する方向から見て前記発熱体と重なる発熱体領域に形成されたものであって前記外底面から突出した複数の底面フィンを備えている請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の送電機器。 - 交流電力が入力される1次側コイルを備え、2次側コイルを有する受電機器の前記2次側コイルに対して非接触で前記交流電力を送電可能な送電機器において、
前記1次側コイルが収容されているものであって設置面に設置されるケースを備え、
前記ケースは、
前記設置面と対向する外底面と、
前記設置面と前記外底面との間の少なくとも一部において流体が流れる通路を形成する通路形成部と、
を備え、
前記ケースには、前記交流電力を出力する交流電源が収容されており、
前記交流電源は、前記ケース内における前記外底面とは反対側の内底面に接触している発熱体を有しており、
前記通路形成部は、前記外底面のうち前記外底面と直交する方向から見て前記発熱体と重なる発熱体領域に形成されたものであって前記外底面から突出した複数の底面フィンを備えていることを特徴とする送電機器。 - 前記外底面のうち、前記外底面と直交する方向から見て前記1次側コイルと重なる領域と当該領域に囲まれた領域とをコイル領域とすると、
前記通路形成部は、前記コイル領域と前記設置面との間に前記通路としての第1通路を形成するものであり、
前記第1通路と、前記複数の底面フィンによって形成される第2通路とは連通している請求項5又は請求項6に記載の送電機器。 - 前記交流電源は、前記ケースにおける一側面に沿って配置されており、
前記ケースにおける前記一側面には側面フィンが形成されている請求項5〜7のうちいずれか一項に記載の送電機器。 - 前記ケースにおける前記一側面には、外部電力が伝送されるケーブルが接続されるコネクタが設けられており、
前記交流電源は、前記コネクタを介して入力される外部電力を前記交流電力に変換するものであり、
前記1次側コイルは、前記交流電源よりも前記一側面から離れた位置に配置されている請求項8に記載の送電機器。
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