JP2023041422A - コイルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触充電システムに用いるコイルユニットにおいて、装置ケースの強度を向上させると共に低背化を図ることができるコイルユニットを得る。【解決手段】コイルユニット1は、渦巻き状に形成されたコイル2と、コイル2と電気的に接続される複数の回路基板40と、コイル2及び複数の回路基板40を収容する装置ケース10と、を備え、装置ケース10は、設置面側に開口した筐体を成し、複数の回路基板40を収容する第1収容空間S1を有するケース本体20と、ケース本体20の開口を塞ぐ第1カバー部材50と、相手側のコイルユニットと対向するケース本体20の表面の一部を覆うように配置され、ケース本体20との間にコイル2を収容する第2収容空間S2を形成する第2カバー部材60と、を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、電気自動車に搭載されたバッテリを充電する非接触充電システムにおける地上又は電気自動車に配置されるコイルユニットに関する。
近年、電気自動車の車載バッテリに電力を充電する充電方法として、非接触充電システムが注目を集めている。非接触充電システムでは、地上に配置された送電側のコイルユニットと電気自動車に配置された受電側のコイルユニットとの間で電力を伝送し、電気自動車に搭載されたバッテリを充電する。
非接触充電システムに用いるコイルユニットは、地上に配置する場合は車両の乗り上げ等を考慮して強度を確保する必要があり、車両の底面に配置する場合は路面から突出した障害物との衝突や飛び石等を考慮して強度を確保する必要がある。また、これらの障害物との接触を低減させるためには、コイルユニットの低背化を図ることが望ましい。
一方、コイルユニットのケースは、コイル間で発生する磁界を妨げないようにするため、コイルを覆う部分の部材には、金属など強度確保が容易な材料を用いることができない。このため、ケースの一側面を開口させてコイルを収容し、収容したコイルを覆うようにしてケースの開口を塞ぐカバー部材を配置している。
例えば、特許文献1に記載されたコイルユニット(伝送装置)は、地上に配置された状態で、装置上方側に開口した箱状のベース板を備えている。このコイルユニットでは、ベース板の内部に送電コイルが収容され、収容された送電コイルの上方側を樹脂製のカバー部材(樹脂蓋)で覆う構成となっている。
特開2017-126596号公報
上記特許文献1に記載された技術では、ベース板に設けられた開口が、装置の上方側、即ち、車両側のコイルユニットと対向する側に開口している。従って、車両の乗り上げによってコイルユニットの上面に荷重が入力された場合に、強度確保が難しいという課題がある。
また、送電コイルの載置面と同等の大きさにベース板の大きさが設計されているため、電力伝送用のコイルと共に制御用の複数の回路基板を収容すると、高さ方向にケースの厚みが増し、装置の低背化を図ることが難しいという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、非接触充電システムに用いるコイルユニットにおいて、装置ケースの強度を向上させると共に低背化を図ることができるコイルユニットを得ることを目的とする。
本発明に係るコイルユニットは、地上に配置された送電側のコイルユニットと電気自動車に配置された受電側のコイルユニットとの間で電力を伝送し、前記電気自動車に搭載されたバッテリを充電する非接触充電システムにおける地上又は電気自動車に配置されるコイルユニットであって、渦巻き状に形成されたコイルと、前記コイルと電気的に接続される複数の回路基板と、前記コイル及び前記複数の回路基板を収容する装置ケースと、を備え、前記装置ケースは、設置面側に開口した筐体を成し、前記複数の回路基板を収容する第1収容空間を有するケース本体と、前記ケース本体の開口を塞ぐ第1カバー部材と、相手側のコイルユニットと対向する前記ケース本体の表面の一部を覆うように配置され、前記ケース本体との間に前記コイルを収容する第2収容空間を形成する第2カバー部材と、を有する。
本発明に係るコイルユニットによれば、渦巻き状に形成されたコイルと、当該コイルと電気的に接続される複数の回路基板とが装置ケースに収容されている。この装置ケースは、設置面側に開口した筐体を成すケース本体を有し、ケース本体の第1収容空間に複数の回路基板を収容すると共に設置面側の開口を第1カバー部材で塞いでいる。また、ケース本体は、相手側のコイルユニットと対向する表面と、これを覆う第2カバー部材との間に第2収容空間を形成し、第2収容空間にコイルを収容している。従って、ケース本体の開口が相手側のコイルユニットと対向する側面に形成されないため、ケース本体の強度、ひいては、装置ケースの強度を向上させることができる。
また、第2カバー部材がケース本体の表面の一部を覆う構成とされ、第1収容空間の収容面が第2収容空間の収容面よりも大きく設定されている。これにより、複数の回路基板の収容スペースを確保しつつ、設置面に対してケース本体を高さ方向に小型化させることができるため、装置ケースの低背化を図ることができる。
本実施形態に係るコイルユニットの平面側斜視図である。 本実施形態に係るコイルユニットの底面側斜視図である。 本実施形態に係るコイルユニットの分解斜視図である。 (A)には、ケース本体の平面側斜視図が示されており、(B)には、ケース本体の底面側斜視図が示されている。 本実施形態に係るケース本体の底面図である。 本実施形態に係るケース本体の部分断面図であり、(A)には、図5のVIA-VIA線に沿って切断した断面が示されており、(B)には、図5のVIB-VIB線に沿って切断した断面が示されている。 本実施形態に係る第2カバー部材を示す斜視図であり、(A)には、平面側斜視図が示されており、(B)には、底面側斜視図が示されている。 本実施形態に係る第3カバー部材を示す斜視図であり、(A)には、平面側斜視図が示されており、(B)には、底面側斜視図が示されている。 本実施形態に係るコイルケースを示す斜視図であり、(A)には、コイルケースを平面側から見た分解斜視図が示されており、(B)には、コイルケースを底面側から見た部分分解斜視図が示されている。 (A)には、第2収容空間に収容される補強板及びセンサ基板の分解斜視図が示されており、(B)には、図9(A)に示す領域Pの拡大図が示されている。 本実施形態に係る第2収容空間の一部を示す部分断面図であり、図1のXI-XI線に沿った断面が示されている。 本実施形態に係る非接触充電システムの概略図である。 本実施形態に係るコイルユニットを示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る非接触充電システム100と、非接触充電システム100に用いられるコイルユニット1について図1~図13を参照して説明する。本実施形態では、説明の便宜上、各図中に適宜示す上下、左右、前後の矢印で示す方向を、それぞれ上下方向、左右方向、前後方向と定義して説明する。また、各図中においては、図面を見易くするため、一部の符号を省略している場合がある。
図12に示されるように、非接触充電システム100は、電気自動車やプラグインハイブリッド車等の電気自動車200を充電するためのシステムである。非接触充電システム100では、地上に配置された送電側のコイルユニット1Aと電気自動車200に配置された受電側のコイルユニット1Bとの間で電力を伝送し、電気自動車200に搭載されたバッテリ300を充電する。電力の伝送方法は、送電側のコイルユニット1Aに収容された一次側のコイル2と、受電側のコイルユニット1Bに収容された二次側のコイル2とを対向して配置し、コイル間の電磁誘導を利用して電力を伝送する。具体的に、商用電源400から送電側のコイルユニット1Aに交流の電力を供給することで一次側のコイル2に誘導電流を流し、磁界を発生させる。発生した磁界は二次側のコイル2に達し、二次側のコイル2に誘導電流が流れることによって電力を伝送する。
以下では、地上に配置された送電側のコイルユニット1Aを中心に構成を説明する。また、送電側のコイルユニット1Aと受電側のコイルユニット1Bを区別しない場合は、単にコイルユニット1として説明する。
図13は、送電側のコイルユニット1Aの主要部を示すブロック図である。この図に示すように、コイルユニット1Aは、コイル2、電源回路部3、電力変換部4、制御部5及びセンサコイル部6を有している。電源回路部3は、商用電源400から供給される交流電力を利用して制御部5に供給する制御用電源を生成する。
電力変換部4は、商用電源400から供給される交流電源を所定の高周波交流電力に変換し、送電用のコイル2に供給する。具体的に、電力変換部4は、PFC部4Aとインバータ部4Bを有している。PFC部4Aは、一例として、一つのコンバータを備える1ステージ方式のPFC(Power Factor Correction)回路から成り、交流電力を直流の電力に変換し、出力波形を整形することで電源の力率を改善する。インバータ部4Bは、インバータ回路から成り、PFC部4Aから供給される直流の電力を高周波交流電力に変換してコイル2に供給する。
制御部5は、コイルユニット1Aの各種制御信号を生成する機能を有する。具体的に、制御部5は、インピーダンス制御部5A、センサ制御部5B、及びシステム監視制御部5Cを有している。インピーダンス制御部5Aは、複数の共振チョーク41(図5参照)と複数のコンデンサ(不図示)を含むIMN(Impedance Matching Network)回路から成る。インピーダンス制御部5Aは、共振チョーク41のL値とコンデンサのC値に基づいて、送電側の出力インピーダンスと受電側の負荷インピーダンスとの整合を行い、インバータ部4Bから出力される高周波交流電力の周波数を制御する。これにより、コイルユニット1A,1B間における電力の伝送効率を向上させる。センサ制御部5Bは、コイルユニット1Aの周囲の異物を検知する機能を有する。本実施形態では、センサ制御部5Bは、センサコイル部6に対する通電を制御し、センサコイル部6からの信号に基づいて、コイルユニット1Aの周囲の金属異物を検知可能に構成されている。システム監視制御部5Cは、非接触充電システム100内の監視を制御する機能を有する。
コイルユニット1Aは、上述したコイル2、電源回路部3、電力変換部4、制御部5及びセンサコイル部6の各構成が装置ケース10に収容されている。装置ケース10は、図1~図3に示すように、筐体を成すケース本体20と、ケース本体20の開口を塞ぐ第1カバー部材50と、ケース本体20の表面を覆う第2カバー部材60及び第3カバー部材70とを有する。
(ケース本体)
図4(A)に示すように、ケース本体20は、設置面側(図4(A)では下方側)に開口した筐体を成しており、前壁部20A、後壁部20B、左壁部20C、右壁部20D、及び上壁部20Eを有している。ケース本体20は、前後方向及び左右方向に所定の幅を有し、上下方向に扁平に形成することで低背な形状となっており、設置面に対し、僅かな突出量で設置可能となっている。このケース本体20は、一例として、アルミニウム等の非磁性材料で形成されたダイカスト部材とされている。
ケース本体20の上壁部20Eにおいて、相手側のコイルユニット1(1B)と対向する表面(図4(A)では上面)は、平面状に形成された前部領域FAと、複数の放熱フィン22が一体に設けられた後部領域RAを有している。前部領域FAは、後述する第2カバー部材60によって覆われる領域であり、第2カバー部材60との接合面に設けられた環状の凹溝24と、凹溝24に沿って設けられた複数のねじ孔26を有している。後部領域RAは、後述する第3カバー部材70によって覆われる領域であり、後部領域RAの表面に形成された複数の放熱フィン22は、後部領域RAから後壁部20B、左壁部20Cの後部及び右壁部20Dの後部に跨って形成されている。
図4(B)に示すように、上壁部20Eの内側面には、設置面側に突出した円柱状の複数のボス部28が形成されており、複数のボス部28を介して複数の回路基板40(図5参照)及び複数の回路部品が上壁部20Eの内側面に固定される。また、上壁部20Eの内側面には、第1仕切り壁部30と第2仕切り壁部32とが立設されている。第1仕切り壁部30は、上壁部20Eの前部中央を前後方向に延びる第1リブ301と、第1リブ301と交差するように左右方向に延びる第2リブ302とで構成されている。第2仕切り壁部32は、上壁部20Eの後部中央を前後方向に延びる第3リブ321で構成されている。これらの第1及び第2仕切り壁部30,32は、ケース本体20の内部空間を複数の区画に仕切り、後述する複数の回路基板40の位置決め行う治具であると共に、ケース本体20の剛性を高めるための補強部材でもある。
図5には、ケース本体20の底面図が示されている。この図に示すように、ケース本体20の側壁部を構成する前壁部20A、後壁部20B、左壁部20C及び右壁部20Dには、複数のボス部34,36が一体に設けられている。これらのボス部34,36には、後述する第1カバー部材50をケース本体20に固定するためのねじ部材98(図6参照)が螺合される。具体的に、前壁部20A、後壁部20B、左壁部20Cの後部及び右壁部20Dの後部に配置されたボス部34は、ケース本体20の表面から突出する放熱フィン22と一体に形成されている。一方、左壁部20Cの前部と右壁部20Dに配置されたボス部36は、二重構造壁となっている左壁部20C及び右壁部20Dの外壁と内壁の間に一体に形成されている。
上記構成のケース本体20は、前壁部20A、後壁部20B、左壁部20C、右壁部20D、及び上壁部20Eによって形成される内部空間が第1収容空間S1とされている。この第1収容空間S1には、上述したコイルユニット1Aの電源回路部3、電力変換部4及び制御部5を構成する六つの回路基板40(A~F)が収容されている。
第1収容空間S1における後部空間には、回路基板40A~40Cが収容されている。回路基板40A~40Cは、電源回路部3及び電力変換部4を構成する回路基板である。具体的に、回路基板40Aには、電源回路部3を構成する電源回路が実装され、回路基板40Bには、電力変換部4のPFC部4Aを構成するPFC回路が実装され、回路基板40Cには、電力変換部4のインバータ部4Bを構成するインバータ回路が実装されている。これらの回路基板40は、コイルユニット1Aの作動時に大電流が流れる部位であり、発熱量が大きい回路基板となっている。特に、電力変換部4を構成するPFC回路やインバータ回路は、複数のスイッチング素子42(図6(B)参照)を有しているため、通電時におけるスイッチング素子42の発熱により、回路基板の発熱量が増大する。このため、これら発熱量の大きい回路基板40A~40Cは、第1収容空間S1の後部に収容し、上壁部20Eにおいて放熱フィン22が形成された部位の内側面に対向して配置される。これにより、回路基板40A~40Cで発生した熱を、効率良くケース本体20の外部に放熱することができる。
一方、第1収容空間S1における前部空間には、回路基板40D~40Fが収容されている。回路基板40D~40Fは、制御部5を構成する回路基板である。具体的に、回路基板40Dには、インピーダンス制御部5Aを構成するIMN回路が実装され、回路基板40Eには、センサ制御部5Bを構成する制御回路が実装され、回路基板40Fには、システム監視制御部5Cを構成する制御回路が実装されている。
上述したように、上壁部20Eの内側面には複数のボス部28が設けられており、複数のボス部28を介して複数の回路基板40A~40Fが内側面に支持されている。図6(A)には、一例として、インバータ部4Bを構成する回路基板40Cの断面が示されている。この図に示すように、回路基板40A~40Fは、基板に形成された貫通孔にねじ部材98を挿通させ、ねじ部材98の雄ねじ部をボス部28の内側面に形成した雌ねじ部に螺合させて固定している。これにより、回路基板40A~40Fが、上壁部20Eと近接対向した位置に配置される。
ここで、回路基板40B及び回路基板40Cは、スイッチング素子42の発熱をケース本体20側へ直接に放熱するための伝熱経路を更に有している。図6(B)には、一例として、インバータ部4Bを構成する回路基板40Cの断面が示されている。この図に示すように、回路基板40Cに実装されたスイッチング素子42は、ケース本体20の上壁部20Eと回路基板40Cとの間に配置されている。スイッチング素子42は、絶縁性の樹脂でモールドされた本体部421と本体部421から延びるリード部422を有し、リード部422の先端が、基板に形成された配線パターンに電気的に接続されている。このスイッチング素子42では、樹脂モールドされた本体部421が絶縁シート43を介して上壁部20Eの内側面に当接するように配置されている。これにより、本体部421で発生した熱を上壁部20Eに直接伝達する放熱経路を有している。更に、上壁部20Eの内側面には、上壁部20Eからスイッチング素子42に向かって延びるブラケット状の放熱部材44の一端が固定されており、放熱部材44を介してスイッチング素子42の本体部421で発生した熱を上壁部20Eに伝達する放熱経路を有している。放熱部材44は、例えば熱伝導性に優れる板金で構成され、延在方向の一端は、上壁部20Eにねじ部材98を用いて固定されている。ねじ部材98は、上壁部20Eに設けられたボス部46に螺合している。このボス部46は、上壁部20Eから上方側へ突出し、放熱フィン22と一体に形成されている。これにより、放熱部材44に伝達する熱を効率良く放熱フィン22に伝達し、ケース本体20の外部に放熱することができる。
更に、六つの回路基板40A~40Fは、非磁性材料で形成されたケース本体20と後述する第1カバー部材50とによって構成された筐体の内部に収容されることにより、コイル2の電磁誘導作用による発熱から保護されている。即ち、ケース本体20と第1カバー部材50を構成する非磁性材料は、外部の磁界による磁化が殆ど発生しない。従って、スチール等の強磁性体からなる筐体と比較して、コイル2の電磁誘導作用による誘導加熱を抑制することができ、第1収容空間S1に収容した回路基板40A~40Fをケース本体20の発熱から保護することができる。
(第1カバー部材)
図3に示すように、ケース本体20の設置面側(図3では下方側)には、矩形板状の第1カバー部材50が配置され、第1カバー部材50によってケース本体20の開口が塞がれる。第1カバー部材50は、ケース本体20と同様にアルミニウム等の非磁性材料で形成された矩形板状の部材である。
図2及び図6(A)に示すように、第1カバー部材50の外周部には、第1カバー部材50を上下方向に貫通する複数の貫通孔52が形成されている。第1カバー部材50は、貫通孔52にねじ部材98を挿通させ、ねじ部材98の雄ねじ部をケース本体20の側壁部(前壁部20A、後壁部20B、左壁部20C及び右壁部20D)に設けたボス部34,36の雌ねじ部に螺合させることにより、ケース本体20に固定されている。ケース本体20と第1カバー部材50とを接合するねじ部材98は、コイルユニット1Aを設置した状態では、設置面に面して配置されるため、外部に露出されない。
(第2カバー部材)
図1及び図3に示すように、ケース本体20の上壁部20Eにおいて、平板状の前部領域FAは、第2カバー部材60で覆われている。第2カバー部材60は、一例として、樹脂材料で形成されている。図7(A)及び図7(B)に示すように、第2カバー部材60は、ケース本体20側(図7では下方側)に開口した筐体を成し、ケース本体20の上壁部20Eとの間にコイル2等を収容する第2収容空間S2を形成する。具体的に、第2カバー部材60は、ケース本体20の上壁部20Eと対向する天井壁部62と、天井壁部62の外周端部から垂下された側壁部64と、側壁部64の端部に設けられた鍔状のフランジ部66と、を有している。第2カバー部材60は、フランジ部66をケース本体20の上壁部20Eにねじ締結させることにより、ケース本体20に固定される。
図7(B)に拡大して示すように、第2カバー部材60のフランジ部66とケース本体20の上壁部20Eとの間には、シール材69が介在する。シール材69は、一例として、シリコン系の湿式のシール材で構成されており、液状の状態でケース本体20の凹溝24に充填され、硬化すると、弾性を持ったゴム状物となる。
フランジ部66の下面(ケース本体20の上壁部20Eと対向する面)には、第2カバー部材60の外周部に沿って延在する環状の凸部67と、凸部67に沿って配置された複数の切り欠き部68とが形成されている。凸部67は、ケース本体20の上壁部20Eに第2カバー部材60を設置すると、上壁部20Eの表面に形成された凹溝24に挿入される。この状態において、凹溝24の側面と凸部67との間には所定の間隙が形成され、当該間隙に弾性を持ったシール材69が充填されるため、凹溝24の側面と凸部67との間にシール材69が介在した状態となる。シール材69は、弾性変形により、金属製のケース本体20と樹脂製の第2カバー部材60の線膨張収縮差による接合面のズレを吸収する。また、凹溝24に凸部67を挿入することにより、平面同士の接合と比較して、シール材69を介した接合面積を大きく設定することができるため、フランジ部66とケース本体20の接合強度を高めることができる。
第2カバー部材60は、側壁部64の内側面に、角部を面取りして形成した傾斜面64Aが形成されている。傾斜面64Aは、第2カバー部材60の内側に向かうにつれて上壁部20Eの表面との間の間隙が大きくなるように傾斜されている。このため、凹溝24から押し出された余剰分のシール材69は、傾斜面64Aと上壁部20Eとの間に留まり肉厚のシール層を形成し、第2カバー部材60の内部へ流入しない。これにより、第2カバー部材60の内部に収容される部品とシール材69との接触を抑制することができる。また、余剰分のシール材69が形成する肉厚のシール層により、第2カバー部材60の内部の密閉性が高められている。
このように、湿式のシール材69によって第2カバー部材60のフランジ部66はケース本体20の上壁部20Eに密着する。その後、フランジ部66の切り欠き部68にねじ部材98を挿通し、ねじ部材98の雄ねじ部をケース本体20に形成したねじ孔26の雌ねじ部に螺合させることにより第2カバー部材60を固定する。
(第3カバー部材)
図1及び図3に示すように、ケース本体20の上壁部20Eにおいて、放熱フィン22が形成された後部領域RAは、第3カバー部材70で覆われている。この第3カバー部材70は、樹脂材料で形成された保護カバーであり、ユーザが、高温の放熱フィン22に接触するリスクを低減させるために設けられている。
図8(A)及び図8(B)に示すように、第3カバー部材70は、ケース本体20側(図8では下方側)に開口した筐体を成し、ネジ等の図示しない固定具によって外周部の複数箇所がケース本体20に固定されている。第3カバー部材70は、表面全体に複数の長孔形状の貫通孔71が形成された、網目状のカバー部材となっている。従って、第3カバー部材70は、内外の通気性に優れ、放熱フィン22のから放出される熱を効率良く外気に逃がすことができるため、放熱性能が損なわれない。
ここで、図8(B)に示すように、第3カバー部材70は、ケース本体20の表面(相手側のコイルユニット1Bと対向する面)と対向する天井壁部72を有しており、天井壁部72の内側面には、カバー補強部74が一体に設けられている。カバー補強部74は、天井壁部62の内側面からケース本体20側に突出した複数の突起部741を備えており、第3カバー部材70をケース本体20に固定すると、それぞれの突起部741が、放熱フィン22の間に配置される。これにより、第3カバー部材70は、突起部741を介して内側からケース本体20に支持されて補強される。
図3に示すように、ケース本体20と第2カバー部材60との間に形成される第2収容空間S2には、補助遮蔽板76、フェライト板78、コイルケース80、コイル2、補強板88及びセンサ基板94が収容されている。
補助遮蔽板76は、前後方向及び左右方向に所定の幅を有し、上下方向に所定の厚みを有する矩形板状部材であり、ケース本体20の前部領域FAを覆うように配置される。補助遮蔽板76は、ケース本体20と同様にアルミニウム等の非磁性材料で形成されており、コイル2で発生する磁気からケース本体20をシールドするために配置されている。
補助遮蔽板76の上方側には、平板状のコイルケース80が配置されている。図9に示すように、コイルケース80は、前後方向及び左右方向に所定の幅を有し、上下方向に所定の厚みを有する樹脂製の矩形板状部材である。コイルケース80の一方側の面(図9では上面側)には、渦巻き形状のコイル溝82が形成されており、コイル溝82の内側に渦巻き状に形成されたコイル2が配置されている。コイル2を構成する線状導体は、一例として、リッツ線である。リッツ線は、絶縁被覆された複数の線材(細線)を撚り合わせて形成されており、表皮効果による巻線抵抗を抑制する点において優れる。コイル2の両端部から引き出された引出線2A,2B(図9(A)参照)は、コイルケース80の中央部及び端部を貫通して形成されたコイル挿通部84A,84Bを通って引き出され、ケース本体20の内部で複数の回路基板40A~40Fと電気的に接続されている。
図9(B)に示すように、コイルケース80の他方側の面(図9では下面側)は、複数の仕切り壁部86によってマス目状に仕切られた複数の区画を有している。複数の区画には、矩形板状の複数のフェライト板78がそれぞれ固定されている。
コイルケース80の上方側には、補強板88が配置されており、補強板88の上方側には、二枚のセンサ基板94が左右方向に並んで配置されている。補強板88は、前後方向及び左右方向に所定の幅を有し、上下方向に所定の厚みを有する樹脂製の矩形板状部材である。この補強板88は、補強板88と一体に設けられた複数の補強部材90を有している。複数の補強部材90はそれぞれ、筒状の外側壁901の内側に格子状の格子リブ902を一体に形成して柱状を成している。複数の補強部材90は、補強板88の上面に規則的に配列されており、センサ基板94に貫通形成された複数の貫通穴96にそれぞれ挿通されている。従って、図11に示すように、コイルケース80と第2カバー部材60の間には、複数の補強部材90が配置され、複数の補強部材90によって第2カバー部材60の上壁部20Eが下方側から支持されている。
また、補強板88は、補強板88の上面から第2カバー部材60側に突出して設けられた複数の基板支持部92を有する。複数の基板支持部92はそれぞれ、補強部材90よりも小径の円柱状に形成されており、補強板88の上面に規則的に配列されている。そして、複数の基板支持部92によって、補強板88から離間した位置で二枚のセンサ基板94が下方側から支持されている。なお、二枚のセンサ基板94と基板支持部92は、図示しない樹脂製のクリップを用いて互いに固定されている。
二枚のセンサ基板94は、一例として、金属検知用の複数のセンサコイル部6を有する配線基板で構成されている。また、二枚のセンサ基板94に形成された複数の貫通穴96は、各センサコイル部6の中央部を貫通するように設けられている。
ここで、図10(B)は、図10(A)の領域Pを拡大して示す拡大図である。この図に示されるように、センサコイル部6は、センサ基板94の上面及び下面に形成された一対のコイル部61,62で構成されている。上述したように、センサコイル部6は、回路基板40Eに実装されたセンサ制御部5Bと電気的に接続されており、センサ制御部5Bの制御により、センサ基板94の下面に形成された一次コイル部6Aに交流の電力が供給される。一次コイル部6Aに交流の電力が供給されると、一次コイル部6Aの周囲に形成される磁界によってセンサ基板94の上面に配置された二次コイル部6Bに誘導起電力が生じる。このとき、センサコイル部6の周囲に金属異物が存在する場合、金属異物に一次コイル部6Aの磁束が流れることによって、金属異物に過電流が流れるため、二次コイル部6Bの実行抵抗が大きくなり、二次コイル部6Bの誘導起電力が設定値に対して変動する。このため、二次コイル部6Bの両端の電圧をセンサ制御部5Bで検知して、金属異物の有無を判断することができる。この、一対のコイル部61,62を用いた金属異物の検知方法は、特開2017-126596号公報にも開示される通り、公知であるため、詳細な説明は省略する。
センサ制御部5Bは、コイル2から電力を伝送する前に、複数のセンサコイル部6に通電して、第2カバー部材60の上に金属異物が存在するか否かを判断する。第2カバー部材60の上に金属異物が存在すると、コイル2の周囲の磁束によって金属異物が高温になる恐れがあるため、コイル2に対する電力の供給を中止する。
(作用並びに効果)
以上説明したように、本実施形態のコイルユニット1では、渦巻き状に形成されたコイル2と、当該コイル2と電気的に接続される複数の回路基板40(A~F)とが装置ケース10に収容されている。この装置ケース10は、設置面側に開口した筐体を成すケース本体20を有し、ケース本体20の第1収容空間S1に複数の回路基板40を収容すると共に、設置面側の開口を第1カバー部材50で塞いでいる。また、ケース本体20は、相手側のコイルユニット1と対向する表面と、これを覆う第2カバー部材60との間に第2収容空間S2を形成し、第2収容空間S2にコイル2を収容している。従って、ケース本体20の開口が相手側のコイルユニット1と対向する面に形成されないため、ケース本体20の強度、ひいては、装置ケース10の強度を向上させることができる。
また、第2カバー部材60がケース本体20の表面の一部を覆う構成とされ、第1収容空間S1の収容面が第2収容空間S2の収容面よりも大きく設定されている。これにより、複数の回路基板40の収容スペースを確保しつつ、ケース本体20を高さ方向に小型化させることができるため、装置ケース10の低背化を図ることができる。
また、本実施形態では、ケース本体20の表面には、第2カバー部材60が配置されていない部分に複数の放熱フィン22が一体に形成されている。これにより、ケース本体20の内部で生じた熱を外部へ放熱させる放熱性能が高められ、第1収容空間S1に配置された複数の回路基板40を通電時の発熱から保護することができる。
更に、本実施形態では、ケース本体20に収容される複数の回路基板40A~40Fのうち、発熱量が大きい回路基板40A~40Cを、ケース本体20において複数の放熱フィン22が形成された部分の内側面に支持している。これにより、発熱量の大きい回路基板40A~40Cで生じた熱を効率良く放熱フィン22に伝えることができるため、ケース本体20の放熱効率を向上させることができる。
また、複数の回路基板40A~40Fは、非磁性材料で形成されたケース本体20及び第1カバー部材50で覆われている。このため、ケース本体20と第1カバー部材50では、コイルユニット1間で電力を伝送する際に、コイル2の磁界による磁化が殆ど発生しない。従って、スチール等の強磁性体からなる筐体と比較して、コイル2の電磁誘導作用によるケース本体20及び第1カバー部材50の誘導加熱を抑制することができるため、第1収容空間S1に収容した回路基板40A~40Fをケース本体20等の発熱から保護することができる。
更に、本実施形態では、コイルユニット1を構成するコイル2は、渦巻状に形成されて、平板状のコイルケース80の表面上に配置されている。当該コイル2は、相手側のコイルユニット1と対向するように配置された第2カバー部材60によって覆われている。ここで、コイルケース80と第2カバー部材60との間には、柱状の補強部材90が配置されているため、第2カバー部材60に入力される荷重が、補強部材90を介してコイルケース80側に分散される。これにより、第2カバー部材の板厚を薄くしても必要な強度を確保することができるため、装置ケース10の強度を向上させると共に低背化を図ることができる。
ここで、補強部材90は、第2カバー部材60側に突出するようにして、コイルケース80と第2カバー部材60との間に配置される補強板88に一体に設けられている。これにより、第2カバー部材60に入力される荷重が、柱状の補強部材90を介して板状の補強板88に分散されるため、第2カバー部材60と障害物との接触面積が小さい場合であっても、局所的に荷重が集中することが抑制される。このようにして、補強部材90に伝達される荷重の分散効率を高め、装置ケース10の強度を効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、コイルケース80と第2カバー部材60との間にセンサ基板94を備え、補強部材90は、センサ基板94に形成された貫通穴96に挿通された状態で、コイルケース80と第2カバー部材60との間に配置されている。これにより、装置ケースの強度を高めつつ、コイルケース80と第2カバー部材60の間に形成される空間部を利用してセンサ基板94を収容することができる。
更に、本実施形態では、センサ基板94には、センサ基板94の一平面上に形成された複数のセンサコイル部6を有し、複数の貫通穴96は、センサコイル部6の中央部を貫通するように形成されている。これにより、センサコイル部6を有するセンサ基板94において、デッドスペースとなるセンサコイル部6の中央部を利用して補強部材90を配置することができるため、センサ基板94の基板設計に与える制約を最小にして、装置ケース10の強度を高めることができる。
また、センサ基板94は、補強板88と第2カバー部材60との間に配置され、補強板88からセンサ基板94側に突出して設けられた複数の基板支持部92によって支持されている。これにより、センサ基板94が、補強板88と離間した位置に配置されるため、コイルケース80に配置されたコイル2とセンサ基板94との距離を大きく設定することができる。これにより、受電時又は送電時におけるコイル2の磁界がセンサ基板94に与える磁気的な影響を低減させることができ、センシングの精度の変調を防止することができる。
[補足説明]
上記実施形態では、地上に配置される送電側のコイルユニット1Aを中心に説明したが、本発明の構成は、車両側に配置される受電側のコイルユニット1Bにも適用することができる。
また、上記実施形態では、コイルケース80と第2カバー部材60との間に配置される柱状の補強部材90が補強板88と一体に形成される構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、第2カバー部材60からコイルケース80側に突出するように、補強部材90が第2カバー部材60に一体に形成される構成としてもよい。補強部材90をカバー部材60と一体に設けることで、組立時の部材点数が減り、製造工程を容易にすることができる。
また、上記実施形態では、「センサ基板の一平面上に形成されるセンサコイル部」として、センサコイル部6がセンサ基板94の表面(上面及び下面)に形成される構成を説明したが、「センサ基板の一平面上」は、センサ基板の内部の一平面を含む広い概念であり、上記実施形態の構成に限定されない。即ち、センサコイル部6が、センサ基板94の内部の一平面上に形成される構成としてもよい。
1 コイルユニット(1A,1B)
2 コイル
10 装置ケース
20 ケース本体
22 放熱フィン
40 回路基板(40A~40F)
50 第1カバー部材
60 第2カバー部材
100 非接触充電システム
200 電気自動車
300 バッテリ
S1 第1収容空間
S2 第2収容空間

Claims (4)

  1. 地上に配置された送電側のコイルユニットと電気自動車に配置された受電側のコイルユニットとの間で電力を伝送し、前記電気自動車に搭載されたバッテリを充電する非接触充電システムにおける地上又は電気自動車に配置されるコイルユニットであって、
    渦巻き状に形成されたコイルと、
    前記コイルと電気的に接続される複数の回路基板と、
    前記コイル及び前記複数の回路基板を収容する装置ケースと、を備え、
    前記装置ケースは、
    設置面側に開口した筐体を成し、前記複数の回路基板を収容する第1収容空間を有するケース本体と、
    前記ケース本体の開口を塞ぐ第1カバー部材と、
    相手側のコイルユニットと対向する前記ケース本体の表面の一部を覆うように配置され、前記ケース本体との間に前記コイルを収容する第2収容空間を形成する第2カバー部材と、を有するコイルユニット。
  2. 前記ケース本体は、相手側のコイルユニットと対向する表面において、前記第2カバー部材が配置されていない部分には放熱フィンが一体に形成されている請求項1に記載のコイルユニット。
  3. 前記ケース本体は、前記複数の回路基板のうち発熱量が大きい回路基板を、前記放熱フィンが形成された部分の内側面に支持している請求項2に記載のコイルユニット。
  4. 前記ケース本体及び前記第1カバー部材は非磁性材料で形成されており、前記第2カバー部材は樹脂材料で形成されている請求項1~3のいずれかに記載のコイルユニット。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023248645A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 株式会社デンソー 非接触送電システム、非接触給電システムおよび非接触給電方法

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