JP6395095B2 - 非接触給電装置および非接触給電システム - Google Patents

非接触給電装置および非接触給電システム Download PDF

Info

Publication number
JP6395095B2
JP6395095B2 JP2017504872A JP2017504872A JP6395095B2 JP 6395095 B2 JP6395095 B2 JP 6395095B2 JP 2017504872 A JP2017504872 A JP 2017504872A JP 2017504872 A JP2017504872 A JP 2017504872A JP 6395095 B2 JP6395095 B2 JP 6395095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
base
contact
coil
contact power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017504872A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016143341A1 (ja
Inventor
田村 秀樹
秀樹 田村
悟 田舎片
悟 田舎片
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2016143341A1 publication Critical patent/JPWO2016143341A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6395095B2 publication Critical patent/JP6395095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L53/00Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
    • B60L53/10Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
    • B60L53/12Inductive energy transfer
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、一般に、非接触給電装置および非接触給電システムに関し、より詳細には、給電対象に非接触で給電する非接触給電装置およびそれを備えた非接触給電システムに関する。
近年、車両に設けられた受電部に非接触で給電する給電装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された給電装置は、給電側通信部と、給電側制御部と、給電部とを備えている。上記給電装置は、給電部が地表から露出するように地面上に設置もしくは埋設される。
給電部は、給電コイルを備えている。この給電部は、給電側制御部の制御に従って給電コイルに所定の周波数の電流を供給することで、上記受電部に非接触で給電する。
ところで、特許文献1に記載された給電装置等の非接触給電装置は、放熱性を高めることが望まれている。
国際公開第2013/145579号
本発明の目的は、放熱性を高めることが可能な非接触給電装置および非接触給電システムを提供することである。
本発明に係る一態様の非接触給電装置は、交流電圧を出力する電源部と、前記交流電圧が印加され非接触で給電する給電コイルと、前記給電コイルを含む対象部品を収納する筐体とを備えている。前記筐体は、地面に設置され前記対象部品が取り付けられるベースと、前記対象部品を覆い前記ベースに取り付けられるカバーとを備えている。前記ベースは、熱伝導性を有し、かつ、板状に形成されている。また、前記ベースは、厚み方向の第1面上に前記対象部品が配置されている。前記カバーは、非金属材料により形成されている。前記ベースは、前記厚み方向における前記第1面とは反対側の面であって前記地面と対向する第2面に、溝部が形成されている。
本発明に係る一態様の非接触給電システムは、前記非接触給電装置と、前記非接触給電装置から非接触で給電される非接触受電装置とを備えている。
実施形態1の非接触給電装置において、一部が破断された状態を示す断面図である。 同上の非接触給電装置の斜視図である。 同上の非接触給電装置を備えた非接触給電システムの回路図である。 前記非接触給電システムの使用例を示す模式図である。 同上の非接触給電装置の他の構成を備えた非接触給電システムの回路図である。 比較例の非接触給電装置を備えた非接触給電システムの使用例を示す模式図である。 実施形態1の非接触給電装置の別の構成を備えた非接触給電システムの回路図である。 実施形態2の非接触給電装置のベースの側面図である。 図8のA−A断面図である。 実施形態3の非接触給電装置において、一部が破断された状態を示す断面図である。 同上の非接触給電装置の斜視図である。 実施形態4の非接触給電装置において、一部が破断された状態を示す断面図である。 実施形態5の非接触給電装置において、一部が破断された状態を示す断面図である。 実施形態6の非接触給電装置において、一部が破断された状態を示す断面図である。 実施形態1〜6の非接触給電装置の共振特性の一例を示すグラフである。
(実施形態1)
以下では、実施形態1の非接触給電装置100について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、以下では、説明の便宜上、非接触給電装置100を備えた非接触給電システム300(図3,4参照)を説明した後に、非接触給電装置100を詳細に説明する。
非接触給電システム300は、非接触給電装置100と、非接触受電装置200とを備えている。
非接触給電装置100は、例えば、車両500(図4参照)を駐車させることが可能なスペース(駐車スペース)の地面600に設置される。車両500は、例えば、電気自動車である。地面600は、例えば、コンクリートである。なお、車両500は、電気自動車に限らず、例えば、ハイブリッド電気自動車等であってもよい。また、地面600は、コンクリートに限らず、例えば、アスファルトまたは土等であってもよい。
非接触受電装置200は、非接触給電装置100から非接触で給電されるように構成されている。非接触受電装置200は、例えば、車両500の底部に取り付けられる。
非接触受電装置200は、例えば、図3に示すように、一対の出力端子2A,2Bと、受電部20と、整流回路23とを備えている。
一対の出力端子2A,2B間には、例えば、車両500の負荷50が電気的に接続される。負荷50は、例えば、バッテリ51(図4参照)と、充電装置52(図4参照)とを備える。充電装置52は、バッテリ51を充電するように構成されている。
受電部20は、非接触給電装置100から非接触で供給された電力を受電するように構成されている。受電部20は、例えば、受電コイル21と、コンデンサ22とを備えている。受電コイル21は、例えば、スパイラルコイルである。なお、受電コイル21は、スパイラルコイルであるが、これに限らず、例えば、ソレノイドコイル等であってもよい。スパイラルコイルとは、平面視において導線が渦巻き状に巻かれたコイル(平面コイル)を意味する。ソレノイドコイルとは、鉄心(コア)に対して導線が螺旋状に巻き付けられたコイルを意味する。
整流回路23は、受電部20で受電された電力を整流するように構成されている。整流回路23は、例えば、ダイオードブリッジである。
整流回路23の一対の入力端のうちの第1入力端は、コンデンサ22を介して、受電コイル21の第1端と電気的に接続されている。整流回路23の一対の入力端のうちの第2入力端は、受電コイル21の第2端と電気的に接続されている。
整流回路23の一対の出力端のうちの第1出力端は、出力端子2Aと電気的に接続されている。整流回路23の一対の出力端のうちの第2出力端は、出力端子2Bと電気的に接続されている。
非接触受電装置200は、例えば、整流回路23により整流された電力を平滑する平滑部を備えていてもよい。平滑部は、例えば、コンデンサ等である。
非接触給電装置100は、例えば、一対の入力端子1A,1Bと、整流平滑回路11と、電源部10と、給電コイル15と、筐体30(図1,2参照)とを備えている。
一対の入力端子1A,1B間には、例えば、交流電源400が電気的に接続される。交流電源400は、例えば、商用電源である。
整流平滑回路11は、例えば、交流電源400の交流電圧(第1交流電圧)を整流および平滑するように構成されている。整流平滑回路11は、例えば、ダイオードブリッジとコンデンサ(例えば、電解コンデンサ)とを組み合わせた回路である。
整流平滑回路11の一対の入力端のうちの第1入力端は、入力端子1Aと電気的に接続されている。整流平滑回路11の一対の入力端のうちの第2入力端は、入力端子1Bと電気的に接続されている。整流平滑回路11の一対の出力端は、電源部10と電気的に接続されている。
電源部10は、交流電圧(第2交流電圧)を出力するように構成されている。電源部10は、例えば、インバータ回路12と、制御回路13と、コンデンサ14とを備えている。
インバータ回路12は、直流電圧を第2交流電圧に変換するように構成されている。具体的に説明すると、インバータ回路12は、整流平滑回路11により整流および平滑された電圧を第2交流電圧に変換するように構成されている。インバータ回路12は、例えば、フルブリッジ回路である。
インバータ回路12の一対の入力端のうちの第1入力端は、整流平滑回路11の一対の出力端のうちの第1出力端と電気的に接続されている。インバータ回路12の一対の入力端のうちの第2入力端は、整流平滑回路11の一対の出力端のうちの第2出力端と電気的に接続されている。
インバータ回路12の一対の出力端のうちの第1出力端は、コンデンサ14を介して、給電コイル15の第1端と電気的に接続されている。インバータ回路12の一対の出力端のうちの第2出力端は、給電コイル15の第2端と電気的に接続されている。
なお、インバータ回路12は、フルブリッジ回路に限らず、例えば、ハーフブリッジ回路等であってもよい。
制御回路13は、インバータ回路12を制御するように構成されている。制御回路13は、例えば、マイクロコンピュータである。上記マイクロコンピュータは、プログラムが記憶されたメモリを備えている。このプログラムには、例えば、非接触給電装置100を動作させる動作モード等が記述されている。なお、制御回路13は、上記マイクロコンピュータに限らず、例えば、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ等であってもよい。また、制御回路13は、上記マイクロコンピュータに限らず、例えば、制御用IC(Integrated Circuit)であってもよい。
コンデンサ14は、給電コイル15と共に共振回路を形成するように構成されている。具体的に説明すると、コンデンサ14の静電容量は、コンデンサ14が給電コイル15と共に上記共振回路を形成するように、設定されている。
なお、非接触給電装置100では、整流平滑回路11とインバータ回路12との間に、例えば、PFC(Power Factor Correction)回路が設けられていてもよい。
また、非接触給電装置100は、整流平滑回路11を備えているが、図5に示すように、整流平滑回路11を備えていなくてもよい。この場合、一対の入力端子1A,1Bは、インバータ回路12の一対の入力端と電気的に接続される。整流平滑回路11は、筐体30の外部に配置される。
電源部10は、例えば、図1に示すように、複数の電子部品3と、複数の基板4とを有する。なお、電源部10は、複数の基板4を備えているが、1つの基板4を備えていてもよい。この場合は、1つの基板4に複数の電子部品3が実装される。
複数の基板4の各々は、複数の電子部品3が実装される。複数の基板4の各々は、例えば、プリント基板である。
電源部10では、複数の電子部品3と複数の基板4とで、インバータ回路12および制御回路13を構成している。また、電源部10では、複数の基板4のうち1つの基板4にコンデンサ14が実装されている。
給電コイル15は、電源部10からの第2交流電圧が印加されるように構成されている。また、給電コイル15は、給電対象(例えば、非接触受電受電装置200)に非接触で給電するように構成されている。
給電コイル15は、例えば、平面視が長方形状になるように形成されている(図2参照)。給電コイル15は、例えば、スパイラルコイルである。なお、給電コイル15は、スパイラルコイルであるが、これに限らず、例えば、ソレノイドコイル等であってもよい。また、給電コイル15は、平面視が長方形状になるように形成されているが、これに限らない。給電コイル15は、例えば、平面視が正方形状になるように形成されていてもよい。また、給電コイル15は、例えば、平面視が楕円形状になるように形成されていてもよい。さらに、給電コイル15は、例えば、平面視が円形状になるように形成されていてもよい。
筐体30は、例えば、電源部10と給電コイル15とを含む対象部品を収納する。
筐体30は、ベース31と、カバー32とを備えている。
ベース31には、例えば、上記対象部品が取り付けられる。ベース31は、板状(例えば、矩形板状)に形成されている。また、ベース31は、熱伝導性を有している。ベース31は、例えば、金属により形成されている。金属は、例えば、アルミニウム等である。
複数の基板4の各々は、絶縁部材5を介して、ベース31の上面31a上に配置されている。つまり、非接触給電装置100では、ベース31の上面31a上に、複数の絶縁部材5が配置されている。なお、本実施形態では、ベース31の上面31aが、ベース31の第1面に相当する。
複数の絶縁部材5の各々は、電気絶縁性および熱伝導性を有している。複数の絶縁部材5の各々は、例えば、放熱シートである。なお、複数の絶縁部材5の各々は、放熱シートに限らず、例えば、放熱グリス等であってもよい。
非接触給電装置100では、複数の基板4の各々が絶縁部材5を介してベース31の上面31a上に配置されているので、電源部10で発生した熱をベース31に放熱することが可能となる。なお、複数の基板4の各々は、例えば、ねじ(第1ねじ)等を用いてベース31の上面31aに固定されていてもよい。
給電コイル15は、絶縁部材5を介して、ベース31の上面31a上に配置されている。これにより、非接触給電装置100では、給電コイル15で発生した熱をベース31に放熱することが可能となる。なお、非接触給電装置100では、複数の絶縁部材5のうち1つの絶縁部材5に、1つの基板4と1つの給電コイル15とを配置しているが、これに限らない。
カバー32は、例えば、上記対象部品を覆う。また、カバー32は、ベース31に取り付けられる。
カバー32は、非金属材料により形成されている。非金属材料は、例えば、合成樹脂等である。合成樹脂は、例えば、繊維強化プラスチック等である。なお、非金属材料は、合成樹脂に限らない。非金属材料は、給電コイル15で発生する磁界を通す材料であればよい。
以下、非接触給電装置100の動作について、図3に基づいて簡単に説明する。
非接触給電装置100では、制御回路13によりインバータ回路12が動作するように制御されたとき、インバータ回路12が、整流平滑回路11により整流および平滑された電圧を第2交流電圧に変換する。これにより、非接触給電装置100では、インバータ回路12からの第2交流電圧を給電コイル15に印加することが可能となる。このとき、給電コイル15に印加された電圧は、コンデンサ14と給電コイル15との上記共振回路によって共振される。
また、非接触給電装置100では、給電コイル15に第2交流電圧が印加されると、給電コイル15で発生する磁界による電磁誘導によって、給電コイル15から非接触受電装置200(詳細には、受電部20)に非接触で給電することが可能となる。
ところで、ベース31の下面31bには、例えば、複数の溝部33が形成されている(図1,2参照)。複数の溝部33の各々は、例えば、直線状に形成されている。なお、本実施形態では、ベース31の下面31bが、ベース31の第2面に相当する。
複数の溝部33の各々は、例えば、互いに平行となるように配置されている。言い換えれば、非接触給電装置100では、ベース31の下面が、縞状(ストライプ状)に形成されている。
非接触給電装置100は、この非接触給電装置100が地面600に設置されたとき、複数の溝部33の各々によって、ベース31と地面600との間に気体(空気)を流す経路が形成される。これにより、非接触給電装置100では、ベース31に放熱された熱を、複数の溝部33から逃がすことが可能となる。よって、非接触給電装置100では、例えば、ベース31の下面31bに溝部33を形成しない場合に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
なお、ベース31の下面31bには、複数の溝部33が形成されているが、1つの溝部33が形成されていてもよい。また、ベース31の下面は、縞状に構成されているが、この構成に限らず、例えば、放射状あるいは格子状に構成されていてもよい。
ベース31の側面31cには、例えば、取付部34が設けられている。一例を挙げて説明すると、ベース31における溝部33の短手方向(幅方向)の側面31cには、複数の取付部34が設けられている。複数の取付部34の各々には、非接触給電装置100を地面600に設置するためのねじ(第2ねじ)35を通す孔34aが形成されている。
複数の取付部34の各々は、ベース31の側面31cに設けられている。詳細には、複数の取付部34の各々は、ベース31の側面31cに溶接されている。なお、複数の取付部34の各々は、ベース31の側面31cに設けられているが、これに限らない。複数の取付部34の各々は、ベース31の側面31cの一部として形成されていてもよい。また、複数の取付部34の各々は、ベース31の側面31cに着脱可能に形成されていてもよい。
次に、非接触給電装置100とは異なる比較例の非接触給電装置900(図6参照)について説明する。
非接触給電装置900の基本構成は、非接触給電装置100と同じである。なお、非接触給電装置900では、非接触給電装置100と同様の構成要素に同一の符号を付して説明および図示を適宜省略する。
非接触給電装置900では、図6に示すように、電源部10が筐体30の外部に配置されている。この電源部10は、例えば、電源ケーブル(第1電源ケーブル)91を介して、給電コイル15と電気的に接続されている。
これに対して、非接触給電装置100では、電源部10が筐体30の内部に収納されている(図4参照)。よって、非接触給電装置100では、非接触給電装置900の第1電源ケーブル91が不要となる。その結果、非接触給電装置100では、非接触給電装置900に比べて、第1電源ケーブル91で発生する不要輻射ノイズを抑制することが可能となる。すなわち、非接触給電装置100では、非接触給電装置900に比べて、低ノイズ化を図ることが可能となる。
また、非接触給電装置100では、一対の入力端子1A,1Bと交流電源400とを電気的に接続する電源ケーブル(第2電源ケーブル)に印加される電圧(第2電源ケーブルの線間電圧)が、上記商用電源の交流電圧となる。これにより、非接触給電装置100では、第2電源ケーブルとして、例えば、上記商用電源の交流電圧に対応した汎用の電源ケーブルを用いることができる。
筐体30には、電源部10の全て(インバータ回路12、制御回路13およびコンデンサ14)が収納されているが、この構成に限らない。筐体30には、例えば、図7に示すように、電源部10の一部(コンデンサ14)が収納されていてもよい。この場合、コンデンサ14と給電コイル15とが、上記対象部品に相当する。また、一対の入力端子1A,1B間には、コンデンサ14と給電コイル15との直列回路16(図7参照)が電気的に接続される。整流平滑回路11、インバータ回路12および制御回路13は、筐体30の外部に配置される。インバータ回路12は、例えば、電源ケーブル(第3電源ケーブル)を介して、一対の入力端子1A,1Bと電気的に接続される。これにより、非接触給電装置100では、筐体30の小型化(薄型化)を図ることが可能となる。また、非接触給電装置100では、第3電源ケーブルに流れる電流が第1電源ケーブル91(図6参照)に流れる電流よりも小さくなるので、比較例の非接触給電装置900に比べて、第3電源ケーブルで発生する不要輻射ノイズを抑制することが可能となる。
また、非接触給電装置100では、第3電源ケーブルに印加される電圧(第3電源ケーブルの線間電圧)を、比較例の非接触給電装置900における第1電源ケーブル91に印加される電圧よりも低減することが可能となる。第1電源ケーブル91に印加される電圧は、例えば、数kVである。第3電源ケーブルに印加される電圧は、例えば、数百Vである。よって、非接触給電装置100では、第3電源ケーブルとして、第1電源ケーブル91よりも耐電圧が低い電源ケーブルを用いることができる。
また、非接触給電装置100では、図5に示すように、整流平滑回路11を備えない場合、一対の入力端子1A,1Bと整流平滑回路11とを電気的に接続する電源ケーブル(第4電源ケーブル)に印加される電圧(第4電源ケーブルの線間電圧)が、直流電圧となる。これにより、非接触給電装置100では、第4電源ケーブルとして、例えば、上記直流電圧に対応した汎用の電源ケーブルを用いることができる。
なお、上記対象部品は、電源部10と給電コイル15とを含んでいるが、電源部10の一部と給電コイル15とを含んでもよい。また、上記対象部品は、給電コイル15のみを含んでもよい。
以上説明した非接触給電装置100は、交流電圧を出力する電源部10と、上記交流電圧が印加され非接触で給電する給電コイル15と、給電コイル15を含む対象部品を収納する筐体30とを備えている。筐体30は、上記対象部品が取り付けられるベース31と、上記対象部品を覆いベース31に取り付けられるカバー32とを備えている。ベース31は、熱伝導性を有し、かつ、板状に形成されている。また、ベース31は、厚み方向の第1面(上面31a)上に上記対象部品が配置されている。カバー32は、非金属材料により形成されている。ベース31は、上記厚み方向における第1面とは反対側の第2面(下面31b)に、溝部33が形成されている。これにより、非接触給電装置100では、ベース31に放熱された熱を、複数の溝部33から逃がすことが可能となる。よって、非接触給電装置100では、例えば、ベース31の下面31bに溝部33を形成しない場合に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
電源部10は、直流電圧を上記交流電圧に変換するインバータ回路12と、インバータ回路12を制御する制御回路13と、給電コイル15と共に共振回路を形成するコンデンサ14とを備えていることが好ましい。この非接触給電装置100でも、ベース31に放熱された熱を、複数の溝部33から逃がすことが可能となるので、例えば、ベース31の下面31bに溝部33を形成しない場合に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
以上説明した非接触給電システム300は、非接触給電装置100と、非接触給電装置100から非接触で給電される非接触受電装置200とを備えている。これにより、非接触給電システム300では、放熱性を高めることが可能な非接触給電装置100を用いた非接触給電システムを提供することができる。
(実施形態2)
以下では、実施形態2の非接触給電装置について、図8,9に基づいて説明する。実施形態2の非接触給電装置の基本構成は、実施形態1の非接触給電装置100と同じである。また、実施形態2の非接触給電装置は、溝部33の構成が非接触給電装置100と相違する。なお、実施形態2の非接触給電装置では、非接触給電装置100と同様の構成要素に同一の符号を付して説明および図示を適宜省略する。また、実施形態2の非接触給電装置は、例えば、実施形態1の非接触給電システム300に適用されてもよい。
複数の溝部33それぞれの底面は、溝部33の長手方向(図9では、左右方向)の一端部(図9では、左端部)から他端部(図9では、右端部)に向かうに従ってベース31の上面31aに近づくように傾斜している。例えば、複数の溝部33それぞれの深さ寸法は、上記長手方向の一端部から他端部に向って徐々に大きくなる。これにより、実施形態2の非接触給電装置では、複数の溝部33の各々に、例えば、図9中の矢印付きの点線で示すような気流を発生させることが可能となる。よって、実施形態2の非接触給電装置では、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。
なお、実施形態2の非接触給電装置では、複数の溝部33それぞれの深さ寸法が、上記長手方向の一端部から他端部に向って徐々に大きくなるが、これに限らない。複数の溝部33それぞれの深さ寸法は、例えば、上記長手方向の一端部から他端部に向って階段状に大きくなってもよい。
以上説明した実施形態2の非接触給電装置では、溝部33の底面は、溝部33の長手方向の一端部から他端部に向かうに従って第1面(上面31a)に近づくように傾斜している。これにより、実施形態2の非接触給電装置では、複数の溝部33の各々に気流を発生させることが可能となるので、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。
(実施形態3)
以下では、実施形態3の非接触給電装置110について、図10,11に基づいて説明する。非接触給電装置110の基本構成は、実施形態1の非接触給電装置100と同じである。また、非接触給電装置110は、図10,11に示すように、カバー32の中央部に、筒部36が設けられている点等が非接触給電装置100と相違する。なお、実施形態3の非接触給電装置110では、非接触給電装置100と同様の構成要素に同一の符号を付して説明および図示を適宜省略する。また、非接触給電装置110は、例えば、実施形態1の非接触給電システム300に適用されてもよい。
カバー32の中央部には、第1開口孔40が設けられている。
筒部36は、例えば、角筒状(例えば、矩形筒状)に形成されている。筒部36は、第2開口孔37を有する。筒部36は、第2開口孔37がカバー32の第1開口孔40と連通するように、カバー32の中央部に設けられている。また、筒部36は、給電コイル15の内側に配置されている。
給電コイル15の水平方向(図10では、左右方向)における内側の寸法(内寸)W1は、筒部36の上記水平方向における外側の寸法(外寸)W2よりも大きい。給電コイル15は、この給電コイル15の中心軸C1と筒部36の中心軸C2とが一致するように、筐体30内に収納されている。
非接触給電装置110では、カバー32の中央部に筒部36が設けられているので、例えば、ベース31に放熱された熱を、筒部36の第2開口孔37から排出することが可能となる。よって、実施形態3の非接触給電装置110では、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。
なお、筒部36は、角筒状に形成されているが、この形状に限らず、例えば、円筒状に形成されていてもよい。
非接触給電装置110は、実施形態2の非接触給電装置で説明した溝部33の構成(図8,9参照)を備えていてもよい。これにより、実施形態3の非接触給電装置110では、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より一層高めることが可能となる。
以上説明した非接触給電装置110では、給電コイル15が、スパイラルコイルである。カバー32の中央部には、第1開口孔40と、第1開口孔40と連通する第2開口孔37を有する筒部36が設けられている。筒部36は、給電コイル15の内側に配置されている。給電コイル15は、給電コイル15の中心軸C1と筒部36の中心軸C2とが一致するように、筐体30内に収納されている。これにより、非接触給電装置110では、例えば、ベース31に放熱された熱を、筒部36の第2開口孔37から逃がすことが可能となる。よって、実施形態3の非接触給電装置110では、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。
(実施形態4)
以下では、実施形態4の非接触給電装置120について、図12に基づいて説明する。非接触給電装置120の基本構成は、実施形態3の非接触給電装置110と同じである。また、非接触給電装置120は、図12に示すように、ベース31の中央部に第3開口孔38が設けられている点等が、非接触給電装置110と相違する。なお、実施形態4の非接触給電装置120では、非接触給電装置110と同様の構成要素に同一の符号を付して説明および図示を適宜省略する。また、非接触給電装置120は、例えば、実施形態1の非接触給電システム300に適用されてもよい。
第3開口孔38は、筒部36の第2開口孔37と連通するように、ベース31に形成されている。これにより、非接触給電装置120では、例えば、ベース31に放熱された熱を、第3開口孔38を介して、筒部36の第2開口孔37から逃がすことが可能となる。よって、実施形態4の非接触給電装置120では、実施形態3の非接触給電装置110と同様に、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。なお、第3開口孔38は、この第3開口孔38の中心軸C3と筒部36の中心軸C2とが一致するように、ベース31に形成されていることが望ましい。
第3開口孔38は、この第3開口孔38の内側面と筒部36の第2開口孔37の内側面とが面一となるように形成されていることが好ましい。これにより、非接触給電装置120では、例えば、異物がベース31の上面31aに堆積するのを抑制することが可能となる。その結果、実施形態4の非接触給電装置120では、実施形態3の非接触給電装置110に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。
以上説明した非接触給電装置120では、ベース31の中央部に、筒部36の第2開口孔37と連通する第3開口孔38が設けられている。これにより、非接触給電装置120では、例えば、ベース31に放熱された熱を、第3開口孔38を介して、筒部36の第2開口孔37から逃がすことが可能となる。よって、実施形態4の非接触給電装置120では、実施形態3の非接触給電装置110と同様に、実施形態1の非接触給電装置100に比べて、放熱性を、より高めることが可能となる。
(実施形態5)
以下では、実施形態5の非接触給電装置130について、図13に基づいて説明する。非接触給電装置130の基本構成は、実施形態3の非接触給電装置110と同じである。また、非接触給電装置130は、図13に示すように、複数の電子部品3のうち少なくとも1つの電子部品3が、ベース31と熱的に結合されている点等が、非接触給電装置110と相違する。なお、実施形態5の非接触給電装置130では、非接触給電装置110と同様の構成要素に同一の符号を付して説明および図示を適宜省略する。また、非接触給電装置130は、例えば、実施形態1の非接触給電システム300に適用されてもよい。
ベース31と熱的に結合された電子部品3は、例えば、比較的発熱量が多い電子部品である。比較的発熱量が多い電子部品は、例えば、インバータ回路12等のスイッチング素子(例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等)である。なお、以下では、説明の便宜上、ベース31と熱的に結合された電子部品3を、高発熱部品3aと称することもある。
高発熱部品3aは、絶縁部材5を介して、ベース31の上面31a上に配置されている。
非接触給電装置130では、高発熱部品3aがベース31と熱的に結合されているので、実施形態3の非接触給電装置110に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
なお、非接触給電装置130は、実施形態4の非接触給電装置120で説明したベース31の第3開口孔38(図12参照)を備えていてもよい。
以上説明した非接触給電装置130では、上記対象部品は、電源部10の少なくとも一部をさらに含む。電源部10は、複数の電子部品3を有する。複数の電子部品3のうち少なくとも1つの電子部品3(高発熱部品3a)は、ベース31と熱的に結合されている。これにより、非接触給電装置130では、実施形態3の非接触給電装置110に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
(実施形態6)
以下では、実施形態6の非接触給電装置140について、図14に基づいて説明する。非接触給電装置140の基本構成は、実施形態1の非接触給電装置100と同じである。また、非接触給電装置140は、図14に示すように、ベース31の側面31cに凸部39が設けられている点等が、非接触給電装置100と相違する。なお、実施形態6の非接触給電装置140では、非接触給電装置100と同様の構成要素に同一の符号を付して説明および図示を適宜省略する。また、非接触給電装置140は、例えば、実施形態1の非接触給電システム300に適用されてもよい。
非接触給電装置140は、例えば、地面600に形成された穴(埋込穴)610に埋め込み配置される。
ベース31の側面31cには、例えば、複数の凸部39が設けられている。一例を挙げて説明すると、ベース31における溝部33の長手方向(図14では、左右方向)の側面31cには、複数の凸部39が設けられている。これにより、非接触給電装置140では、この非接触給電装置140が埋込穴610に埋め込み配置されたとき、ベース31の側面31cと埋込穴610の内側面との間に空隙620を形成することが可能となる。よって、非接触給電装置140では、例えば、埋込穴610に埋め込み配置されたとき、ベース31の側面31cに凸部39を形成しない場合に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
なお、ベース31の側面31cには、複数の凸部39が設けられているが、1つの凸部39が設けられていてもよい。
以上説明した非接触給電装置140では、ベース31の側面31cに、凸部39が設けられている。これにより、非接触給電装置140では、この非接触給電装置140が埋込穴610に埋め込み配置されたとき、ベース31の側面31cと埋込穴610の内側面との間に空隙620を形成することが可能となる。よって、非接触給電装置140では、例えば、埋込穴610に埋め込み配置されたとき、ベース31の側面31cに凸部39を形成しない場合に比べて、放熱性を高めることが可能となる。
実施形態1〜6の給電コイル15および受電コイル21は、スパイラルコイルである。そのため、実施形態1〜6の非接触給電装置100,110,120,130,140では、給電コイル15としてソレノイドコイルを用いた場合に比べて、不要輻射ノイズが生じにくい、という利点がある。また、実施形態1〜6の非接触給電装置100,110,120,130,140では、不要輻射ノイズが低減される結果、インバータ回路12において使用可能な動作周波数の範囲が拡大される、という利点もある。以下、この点について詳述する。
非接触給電システム300の共振特性は、給電コイル15と受電コイル21との結合係数に応じて変化し、ある条件下では、図15に示すように出力に2つの極大値が生じる、いわゆる双峰特性を示す。この共振特性(双峰特性)においては、図15に示すように、第1周波数fr1と第3周波数fr3とのそれぞれで出力が極大となる2つの“山”が生じる。これら2つの“山”の間には、第2周波数fr2で出力が極小となる“谷”が生じる。ここで、第1周波数fr1と第2周波数fr2と第3周波数fr3とは、fr1<fr2<fr3の関係にある。以下では、第2周波数fr2を基準に、第2周波数fr2より低い周波数領域を「低周波領域」といい、第2周波数fr2より高い周波数領域を「高周波領域」という。
このような共振特性にあっては、低周波領域の“山”(第1周波数fr1で極大となる山)と、高周波領域の“山”(第3周波数fr3で極大となる山)とのそれぞれに、インバータ回路12が遅相モードで動作する領域(以下、「遅相領域」という)が生じる。そのため、インバータ回路12は、動作周波数f1が2つの“山”のいずれにある場合でも、遅相モードで動作可能である。
ここで、インバータ回路12の動作周波数f1が低周波領域の“山”にある場合と、高周波領域の“山”にある場合とを比較すると、低周波領域の“山”にある場合の方が、不要輻射ノイズは小さくなる。つまり、高周波領域の“山”においては、給電コイル15に流れる電流と、受電コイル21に流れる電流とが同位相になる。これに対して、低周波領域の“山”においては、給電コイル15に流れる電流と、受電コイル21に流れる電流とが逆位相になる。そのため、低周波領域の“山”においては、給電コイル15で生じる不要輻射ノイズと、受電コイル21で生じる不要輻射ノイズとが、互いに相殺されることになり、非接触給電システム300全体でみれば不要輻射ノイズは低減される。
したがって、実施形態1〜6の非接触給電装置100,110,120,130,140では、給電コイル15としてソレノイドコイルを用いた場合でも、インバータ回路12の動作周波数f1が低周波領域の“山”の遅相領域(fr1〜fr2)にあれば、インバータ回路12が遅相モードで動作し、かつ不要輻射ノイズも低減される。しかし、実施形態1〜6の非接触給電装置100,110,120,130,140において、給電コイル15としてソレノイドコイルを用いた場合、低周波領域の“山”の遅相領域は、給電コイル15と受電コイル21との結合係数に応じて変化するため、このような不確定な遅相領域にインバータ回路12の動作周波数f1を収める制御が必要になる。
これに対して、実施形態1〜6の非接触給電装置100,110,120,130,140では、給電コイル15としてスパイラルコイルを用いているので、たとえインバータ回路12の動作周波数f1が高周波領域の“山”の遅相領域(fr3より高周波側)にあっても、給電コイル15としてソレノイドコイルを用いた場合に比べて、不要輻射ノイズが大幅に低減される。つまり、実施形態1〜6の非接触給電装置100,110,120,130,140では、給電コイル15としてスパイラルコイルが用いられることで、インバータ回路12の動作周波数f1が低周波領域の“山”の遅相領域に制限されず、インバータ回路12において使用可能な動作周波数f1の範囲が拡大されることになる。なお、高周波領域の“山”の遅相領域も不確定な領域ではあるが、インバータ回路12の動作周波数f1を十分に高い周波数から低周波側にスイープさせれば動作周波数f1は高周波領域の“山”の遅相領域を通るので、複雑な制御は不要である。
上記実施形態は本発明の一例に過ぎず、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、上記実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
3 電子部品
4 基板
10 電源部
11 整流平滑回路
12 インバータ回路
13 制御回路
14 コンデンサ
15 給電コイル
30 筐体
31 ベース
31a 上面(第1面)
31b 下面(第2面)
31c 側面
32 カバー
33 溝部
36 筒部
37 第2開口孔
38 第3開口孔
39 凸部
40 第1開口孔
100 非接触給電装置
110 非接触給電装置
120 非接触給電装置
130 非接触給電装置
140 非接触給電装置
200 非接触受電装置
300 非接触給電システム

Claims (8)

  1. 交流電圧を出力する電源部と、前記交流電圧が印加され非接触で給電する給電コイルと、前記給電コイルを含む対象部品を収納する筐体とを備え、
    前記筐体は、地面に設置され前記対象部品が取り付けられるベースと、前記対象部品を覆い前記ベースに取り付けられるカバーとを備え、
    前記ベースは、熱伝導性を有しかつ板状に形成され、厚み方向の第1面上に前記対象部品が配置され、
    前記カバーは、非金属材料により形成され、
    前記ベースは、前記厚み方向における前記第1面とは反対側の面であって前記地面と対向する第2面に、溝部が形成されている
    ことを特徴とする非接触給電装置。
  2. 前記電源部は、直流電圧を前記交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する制御回路と、前記給電コイルと共に共振回路を形成するコンデンサとを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の非接触給電装置。
  3. 交流電圧を出力する電源部と、前記交流電圧が印加され非接触で給電する給電コイルと、前記給電コイルを含む対象部品を収納する筐体とを備え、
    前記筐体は、前記対象部品が取り付けられるベースと、前記対象部品を覆い前記ベースに取り付けられるカバーとを備え、
    前記ベースは、熱伝導性を有しかつ板状に形成され、厚み方向の第1面上に前記対象部品が配置され、
    前記カバーは、非金属材料により形成され、
    前記ベースは、前記厚み方向における前記第1面とは反対側の第2面に、溝部が形成されており、
    前記溝部の底面は、前記溝部の長手方向の一端部から他端部に向かうに従って前記第1面に近づくように傾斜している
    ことを特徴とする非接触給電装置。
  4. 交流電圧を出力する電源部と、前記交流電圧が印加され非接触で給電する給電コイルと、前記給電コイルを含む対象部品を収納する筐体とを備え、
    前記筐体は、前記対象部品が取り付けられるベースと、前記対象部品を覆い前記ベースに取り付けられるカバーとを備え、
    前記ベースは、熱伝導性を有しかつ板状に形成され、厚み方向の第1面上に前記対象部品が配置され、
    前記カバーは、非金属材料により形成され、
    前記ベースは、前記厚み方向における前記第1面とは反対側の第2面に、溝部が形成されており、
    前記給電コイルは、スパイラルコイルであり、
    前記カバーの中央部には、第1開口孔と、前記第1開口孔と連通する第2開口孔を有する筒部とが設けられ、
    前記筒部は、前記給電コイルの内側に配置され、
    前記給電コイルは、前記給電コイルの中心軸と前記筒部の中心軸とが一致するように、前記筐体内に収納されている
    ことを特徴とする非接触給電装置。
  5. 前記ベースの中央部には、前記筒部の前記第2開口孔と連通する第3開口孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の非接触給電装置。
  6. 前記対象部品は、前記電源部の少なくとも一部をさらに含み、
    前記電源部は、複数の電子部品を有し、
    前記複数の電子部品のうち少なくとも1つの電子部品は、前記ベースと熱的に結合されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  7. 前記ベースの側面には、凸部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の非接触給電装置と、前記非接触給電装置から非接触で給電される非接触受電装置とを備えている
    ことを特徴とする非接触給電システム。
JP2017504872A 2015-03-11 2016-03-09 非接触給電装置および非接触給電システム Active JP6395095B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015048563 2015-03-11
JP2015048563 2015-03-11
PCT/JP2016/001303 WO2016143341A1 (ja) 2015-03-11 2016-03-09 非接触給電装置および非接触給電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016143341A1 JPWO2016143341A1 (ja) 2018-01-11
JP6395095B2 true JP6395095B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=56880173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017504872A Active JP6395095B2 (ja) 2015-03-11 2016-03-09 非接触給電装置および非接触給電システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6395095B2 (ja)
WO (1) WO2016143341A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10784035B2 (en) 2015-08-25 2020-09-22 Ihi Corporation Coil device and coil system
JP2017045792A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社Ihi コイル装置
JP6606047B2 (ja) * 2016-10-03 2019-11-13 株式会社東芝 送電装置
EP3692555B1 (de) 2017-10-06 2021-04-21 Sew-Eurodrive GmbH & Co. KG System zur berührungslosen übertragung von elektrischer energie an ein mobilteil
JP7087664B2 (ja) * 2018-05-17 2022-06-21 株式会社Ihi コイル装置
DE102020202840A1 (de) 2020-03-05 2021-09-09 Mahle International Gmbh Stationäre Induktionsladevorrichtung zur drahtlosen Energieübertragung
DE102020212383A1 (de) * 2020-09-30 2022-03-31 Mahle International Gmbh Kühleinrichtung und elektromagnetische Induktionsladeeinrichtung
DE112022000573T5 (de) * 2021-04-13 2023-10-26 Ihi Corporation Spulenvorrichtung

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4579809B2 (ja) * 2005-11-01 2010-11-10 大日本印刷株式会社 非接触給電装置
JP2012204440A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Nitto Denko Corp 無線電力伝送用磁気素子及びその製造方法
US20140111021A1 (en) * 2011-06-30 2014-04-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power transmission device, power reception device and power transfer system
WO2013176151A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 株式会社 テクノバ 非接触給電トランス

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016143341A1 (ja) 2018-01-11
WO2016143341A1 (ja) 2016-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6395095B2 (ja) 非接触給電装置および非接触給電システム
US10596910B2 (en) Power receiving unit and power supply system having the same
JP6476713B2 (ja) ワイヤレス電力伝送用コイルユニット
US8471666B2 (en) Coil bobbin, coil component and switching power source apparatus
US8536967B2 (en) Coil bobbin, coil component and switching power source apparatus
JP6520567B2 (ja) 給電装置
JP6331902B2 (ja) 送電装置
US20180034323A1 (en) Non-contact power supply apparatus, program, method for controlling non-contact power supply apparatus, and non-contact power transmission system
WO2015040650A1 (ja) 非接触電力伝送装置
CN109308970B (zh) 线圈单元及使用其的供电装置、受电装置及无线电力传输系统
JP6454943B2 (ja) 非接触給電装置及びそれを用いた非接触給電システム
JP6460373B2 (ja) コイルユニットおよびワイヤレス電力伝送装置
US9647535B2 (en) Compact structure of power-supply apparatus capable of minimizing electromagnetic noise
JP5384195B2 (ja) 非接触電力供給装置
JP2014143843A (ja) 非接触給電装置
JP6454941B2 (ja) 非接触給電装置および非接触給電システム
JP6737301B2 (ja) ワイヤレス電力伝送システム
JP6284055B2 (ja) 送電装置
JP2023041422A (ja) コイルユニット
JP7287402B2 (ja) ワイヤレス給電システム
JP6650626B2 (ja) 非接触給電装置および非接触給電システム
JP6369792B2 (ja) 非接触給電装置及び非接触給電システム
JP2009302158A (ja) 電圧変換装置
US20160254706A1 (en) Coil unit, wireless power feeding device, wireless power receiving device, and wireless power transmission device
JP2019179904A (ja) コイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6395095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151