JP2018013870A - 負荷駆動制御装置 - Google Patents

負荷駆動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018013870A
JP2018013870A JP2016141646A JP2016141646A JP2018013870A JP 2018013870 A JP2018013870 A JP 2018013870A JP 2016141646 A JP2016141646 A JP 2016141646A JP 2016141646 A JP2016141646 A JP 2016141646A JP 2018013870 A JP2018013870 A JP 2018013870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current value
duty ratio
current
actual current
slope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016141646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6589765B2 (ja
Inventor
雄太 水野
Yuta Mizuno
雄太 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016141646A priority Critical patent/JP6589765B2/ja
Priority to US15/498,690 priority patent/US10056832B2/en
Publication of JP2018013870A publication Critical patent/JP2018013870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6589765B2 publication Critical patent/JP6589765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/1555Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only for the generation of a regulated current to a load whose impedance is substantially inductive

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

【課題】従来よりもロバスト性に優れる負荷駆動制御装置を提供すること。【解決手段】負荷駆動制御装置は、PWM周期の始点の実電流値a及び終点の実電流値bと、実電流値a,bに対応するデューティ比dを含むデータとして、始点及び終点のうちの予め決定された一方の実電流値bが学習領域IW内にあるデータを2組用いて、PWM周期のオン期間の電流傾きSup及びオフ期間における電流傾きSdwを算出する。電流傾きSup,Sdwの算出が終了するまでの間、目標電流値cと実電流値aとの偏差に基づいて、デューティ比dを算出する。電流傾きSup,Sdwの算出終了以降は、電流傾きSup,Sdw、始点の実電流値a、及び目標電流値cに基づき、デューティ比dを算出する。実電流値a,bから実際の電流変化特性を算出し、この電流変化特性に基づいてデューティ比dを算出するため、ロバスト性に優れる。【選択図】図3

Description

この明細書における開示は、誘導性負荷の駆動を制御する負荷駆動制御装置に関する。
特許文献1には、誘導性負荷の駆動を制御する負荷駆動制御装置が開示されている。この負荷駆動制御装置は、誘導性負荷の通電経路上に設けられ、オンすることで誘導性負荷に電流を流すスイッチング素子、誘導性負荷に流れる電流値である実電流値を検出する実電流値検出部、デューティ比設定部、及びPWM駆動部を備えている。
デューティ比設定部は、電流の目標値である目標電流値と検出された実電流値との偏差に基づいてデューティ比を算出し、設定する。PWM駆動部は、設定されたデューティ比のPWM信号を所定周期で生成して、スイッチング素子に出力する。
特開2014−236122号公報
上記したように、目標電流値と実電流値との偏差に基づいて、デューティ比を設定する構成においては、たとえばPID制御によりデューティ比を算出する。PID制御のための各ゲインは、予め設定されている。したがって、経年劣化や仕様変更などにより、たとえば誘導性負荷のインダクタンス値が変化した場合には、ゲインを再度調整しなければ制御精度が低下してしまう。すなわち、ロバスト性が低い。
本開示はこのような課題に鑑みてなされたものであり、従来よりもロバスト性に優れる負荷駆動制御装置を提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつは、誘導性負荷(100)の駆動を制御する負荷駆動制御装置であって、
誘導性負荷の通電経路上に設けられ、オンすることで誘導性負荷に電流を流すスイッチング素子(12)と、
誘導性負荷に流れる電流値である実電流値を検出する実電流値検出部(16,18,22)と、
電流の目標値である目標電流値と検出された実電流値とに基づいて、デューティ比を設定するデューティ比設定部(26)と、
設定されたデューティ比のPWM信号を所定周期で生成して、スイッチング素子に出力するPWM駆動部(28)と、を備え、
デューティ比設定部は、
PWM信号の1周期の始点及び終点それぞれの実電流値と、該実電流値に対応するデューティ比を含むデータとして、始点及び終点のうちの予め決定された一方の実電流値が所定範囲の電流領域内にあるデータを2組用いて、PWM信号の1周期のオン期間における電流の傾きである第1傾き及びオフ期間における電流の傾きである第2傾きを算出する傾き算出部(S10〜S83)と、
目標電流値と実電流値との偏差に基づいて、デューティ比を算出する第1算出部(S150)と、
始点の実電流値及び目標電流値のうち、予め決定された一方の実電流値に対応する電流値が電流領域内にある場合、第1傾き、第2傾き、始点の実電流値、及び目標電流値に基づき、デューティ比を算出する第2算出部(S130)と、を有し、
PWM駆動部は、第1傾き及び第2傾きの算出が終了するまでの間、第1算出部により算出されたデューティ比を用いてPWM信号を生成し、第1傾き及び第2傾きの算出が終了した以降において、第2算出部により算出されたデューティ比を用いてPWM信号を生成する。
この負荷駆動制御装置によれば、傾き検出部により、一方の実電流値が所定範囲の電流領域内にある2組のデータから、PWM信号のオン期間の第1傾き及びオフ期間の第2傾きを算出することができる。また、算出された第1傾き及び第2傾きを用いて、第2算出部により、デューティ比を算出することができる。
このように、実電流値から実際の電流変化特性を算出し、この電流変化特性に基づいてデューティ比を算出するため、経年劣化や仕様変更などにより、たとえば誘導性負荷のインダクタンス値が変化したとしても、高い制御精度を確保することができる。すなわち、従来よりもロバスト性に優れる負荷駆動制御装置を提供することができる。
第1実施形態に係る負荷駆動制御装置の概略構成を示す図である。 デューティ比設定部が実行する電流傾き算出処理を示すフローチャートである。 電流傾き及びデューティ比算出を説明するためのタイムチャートである。 デューティ比設定部が実行するデューティ比算出処理を示すフローチャートである。 PID制御と電流傾きによる制御との切り替えタイミングを示すタイムチャートである。 参考例を示す図である。 電流傾きによるデューティ比算出をした場合の効果を示す図である。 電流傾き算出処理の第1変形例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る負荷駆動制御装置において、電流傾き処理を実行する学習領域を示すタイムチャートである。 電流傾き算出処理を示すフローチャートである。 デューティ比算出処理を示すフローチャートである。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。
(第1実施形態)
先ず、本実施形態に係る負荷駆動制御装置により、駆動が制御される誘導性負荷について説明する。
本実施形態では、図1に示すように、誘導性負荷として、油圧バルブを構成するリニアソレノイド100を採用している。一例として、リニアソレノイド100は、油圧によりクラッチの係合・開放を制御し、ひいては、車両の自動変速機を目標ギア段に制御するために用いられる。
リニアソレノイド100は、図示しないコイルとプランジャを有しており、コイルへの通電を制御することで、プランジャ、ひいてはプランジャに連結されたスプールの作動が制御されるようになっている。
次に、図1を用いて、負荷駆動制御装置10の概略構成を説明する。
負荷駆動制御装置10は、スイッチ12、マイコン14、電流検出部16、及びノイズフィルタ18を備えている。負荷駆動制御装置10は、電子制御装置(Electronic Control Unit)とも称される。
スイッチ12は、リニアソレノイド100の通電経路上に設けられており、マイコン14から供給されるパルス信号によって、オン・オフがPWM制御される。スイッチ12がオンすると、リニアソレノイド100に電流が供給され、オフすると、電流の供給が遮断される。
本実施形態では、スイッチ12としてMOSFETを採用しており、このスイッチ12が、リニアソレノイド100に対して電源側(上流側)に設けられている。そして、MOSFETのゲート信号としてPWM信号を入力することで、PWM信号に応じたスイッチ12のオン、オフの切替を実施することができる。スイッチ12は、スイッチング素子に相当する。
マイコン14は、CPU、ROM、RAM、レジスタ、及びI/Oポートなどを備えて構成されたマイクロコンピュータである。マイコン14において、CPUが、RAMやレジスタの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された制御プログラム、外部から取得した各種データなどに応じて信号処理を行う。また、この信号処理で得られた信号を、外部に出力したりする。このようにして、マイコン14は各種機能を実行する。マイコン14の詳細については後述する。
電流検出部16は、リニアソレノイド100に対して直列に接続された抵抗16a、及び、抵抗16aの両端に印加される電圧を増幅して出力するオペアンプ16bを有している。抵抗16aは、リニアソレノイド100の下流側に設けられている。抵抗16aは、両端に生じる電圧が、リニアソレノイド100に流れる電流(励磁電流)に応じた電圧となるように設けられている。
オペアンプ16bは、正極入力端子が抵抗16aの上流側の端子に電気的に接続されており、負極入力端子が抵抗16aの下流側の端子に電気的に接続されている。このように、オペアンプ16bは、抵抗16aの両端間で発生する電圧を増幅して出力するよう設けられている。
ノイズフィルタ18は、オペアンプ16bにて増幅された電圧のノイズを除去する。ノイズフィルタ18は、たとえば抵抗及びコンデンサを備えたローパスフィルタである。
次に、図1に基づいて、マイコン14の概略構成について説明する。
マイコン14は、目標電流値算出部20、A/D変換器22、及び電流F/B制御部24を有している。
目標電流値算出部20は、制御対象であるリニアソレノイド100を目標状態にするため、リニアソレノイド100に流すべき電流値、すなわち目標電流値を算出する。目標電流値算出部20は、たとえば自動変速機の入力側の回転数を検知する回転検出センサ、及び、自動変速機の出力側の回転数を検知する回転検出センサから入力される信号に基づいて、目標電流値を算出する。
目標電流値算出部20は、先ず、回転検出センサから入力される信号に基づき、自動変速機における入力側の回転数及び出力側の回転数を検出する。そして、入力側の回転数及び出力側の回転数に基づき、自動変速機に印加すべき目標油圧を算出する。次に、目標電流値算出部20は、算出した目標油圧に基づき、リニアソレノイド100に流すべき電流値として、目標電流値を算出する。この目標油圧と目標電流値との対応関係は予め定められ、たとえばマップとしてマイコン14のROMに格納されている。目標電流値算出部20は、目標油圧と目標電流値との所定の関係に基づき、目標油圧から目標電流値を算出する。
A/D変換器22は、ノイズフィルタ18の出力、すなわち実電流値をデジタル値に変換し、電流F/B制御部24に出力する。電流検出部16、ノイズフィルタ18、及びA/D変換器22が、実電流値検出部に相当する。
電流F/B制御部24は、デューティ比設定部26及びPWM駆動部28を有している。デューティ比設定部26は、目標電流値及び実電流値に基づいてデューティ比を設定する。デューティ比設定部26は、後述するように電流傾き算出処理及びデューティ比算出処理を実行する。各処理については後述する。
PWM駆動部28は、スイッチ12の駆動を制御するためのPWM信号を出力する。PWM駆動部28は、図示しないが、出力するPWM信号を規定するデータ記憶用のレジスタを備えている。このレジスタには、デューティ比設定部26より入力されるデューティ比と、PWM信号の発生周期が格納されている。したがって、PWM駆動部28は、レジスタに格納されたデューティ比及び発生周期にしたがうPWM信号を出力する。
次に、図2に基づき、デューティ比設定部26が実行する電流傾き算出処理について説明する。デューティ比設定部26は、負荷駆動制御装置10の電源が投入されている期間において、図2に示す処理を繰り返し実行する。
デューティ比設定部26は、PWM信号の1周期、すなわちPWM周期の始点及び終点それぞれのタイミングで、A/D変換器22から実電流値a,bを取得する(ステップS10)。デューティ比設定部26は、PWM周期ごとに、実電流値a,bを取得する。デューティ比設定部26は、ステップS10で、実電流値a,bの今回値を取得する。終点の実電流値bは、次のPWM周期の始点の実電流値aと一致する。
次いで、デューティ比設定部26は、ステップS10で取得した実電流値a,bのうち、予め決定された一方の実電流値が、電流傾きの学習領域IWにあるか否かを判定する(ステップS20)。学習領域IWは、電流傾きを学習するために予め設定された所定範囲の電流領域である。本実施形態では、終点の実電流値bが、学習領域IW内にあるか否かを判定する。学習領域IWの幅は、たとえば0.1[a]〜0.4[A]とされる。
ステップS20で学習領域IWにあると判定した場合、デューティ比設定部26は、ステップS10で取得した実電流値a,bの差分を算出して差分の符号情報を取得するとともに、差分の絶対値を算出する。そして、差分の絶対値から、ステップS10で取得した実電流値a,bの傾きが十分であるか否かを判定する(ステップS30)。差分は、終点の実電流値bから始点の実電流値aを減算した値(=b−a)である。ステップS30では、差分の絶対値が所定値α以上であるか否かを判定する。所定値αとしては、0よりも大きく、学習領域IWの幅よりも小さい値が設定される。たとえば0.02[A]が設定される。
ステップS30で、傾きが十分であると判定した場合、デューティ比設定部26は、RAMに、実電流値a,b、この実電流値a,bが取得されたPWM周期のデューティ比d、及び差分の符号について、前回値が保存されているか否かを判定する(ステップS40)。
ステップS40で、前回値が保存されていると判定した場合、デューティ比設定部26は、RAMから符号の前回値を取得して、符号の今回値が前回値と異なるか否かを判定する(ステップS50)。たとえば、符号の前回値がプラスで今回値がマイナスの場合、デューティ比設定部26は、符号が異なると判定する。なお、差分がプラスの値を示す場合、符号はプラスであり、電流増加時を示す。差分がマイナスの値を示す場合、符号はマイナスであり、電流減少時を示す。
ステップS50で、符号が異なると判定した場合、デューティ比設定部26は、電流傾きSup,Sdwを算出する(ステップS60)。そして、算出した電流傾きSup、SdwをRAMに保存する(ステップS70)。本実施形態では、電流傾きSup,Sdwを更新して保存する。
ここで、図3を用いて、電流傾きSup,Sdwの算出方法について説明する。図3に示す2本の一点鎖線の間の領域が、上記した電流傾きの学習領域IWである。PWM周期は一定である。電流傾きSupはPWM周期のオン期間の傾きであり、第1傾きに相当する。電流傾きSdwはPWM周期のオフ期間の傾きであり、第2傾きに相当する。
異なるタイミングのPWM周期において、予め決定された一方の実電流値が同じ学習領域IWにある場合、電流傾きSup,Sdwはほぼ同じとなる。したがって、実電流値a,b及びデューティ比dの組み合わせが2組あれば、学習領域IWにおける電流傾きSup,Sdwを算出することができる。
図3では、第1周期T1及び第2周期T2で終点の実電流値bが学習領域IW内となっている。第1周期T1において、始点の実電流値がa1[A]、終点の実電流値がb1[A]、デューティ比がd1[%]となっている。第2周期T2において、始点の実電流値がa2[A]、終点の実電流値がb2[A]、デューティ比がd2[%]となっている。電流傾きSup,Sdwは、下記の連立方程式から算出することができる。
(b1−a1)=Sup×d1+Sdw(100−d1)…式1
(b2−a2)=Sup×d2+Sdw(100−d2)…式2
なお、第2周期T2の実電流値a2,b2を、ステップS10で取得した実電流値とすると、第1周期T1の実電流値a1,b1が前回値に相当する。PWM制御によって、図3に示すように電流(励磁電流)を変動させることにより、リニアソレノイド100のスプールを微振動させ、スプールの摩擦を低減することができる。微振動は、ディザとも称される。
図2に戻り、電流傾きSup,Sdwの算出及び保存が終了すると、デューティ比設定部26は、ステップS10で取得した実電流値a,bの今回値、デューティ比dの今回値、及び差分の符号の今回値を、RAMに保存する(ステップS80)。保存した今回値が、次回の処理において、前回値となる。デューティ比設定部26は、実電流値a,b、デューティ比d、及び差分の符号を、を更新して保存する。以上により、一連の処理を終了する。
なお、ステップS20で学習領域IWにないと判定した場合や、ステップS30で差分の絶対値が所定値α未満と判定した場合に、デューティ比設定部26は、電流傾きSup,Sdwの算出や今回値の保存処理を経ることなく、一連の処理を終了する。また、ステップS40で前回値なしと判定した場合や、ステップS50で符号が同じと判定した場合に、デューティ比設定部26は、電流傾きSup,Sdwの算出を経ることなく、ステップS80の処理を実行し、一連の処理を終了する。上記したステップS10,S20,S30,S40,S50,S60,S70,S80の処理が、傾き算出部に相当する。
次に、図4に基づき、デューティ比設定部26が実行するデューティ比算出処理について説明する。デューティ比設定部26は、負荷駆動制御装置10の電源が投入されている期間において、図4に示す処理を繰り返し実行する。デューティ比設定部26は、電流傾き算出とデューティ比算出を並列処理する。
デューティ比設定部26は、PWM周期の始点のタイミングで、A/D変換器22からPWM周期の始点の実電流値aを取得するとともに目標電流値算出部20から目標電流値cを取得する(ステップS100)。
次いで、デューティ比設定部26は、ステップS100で取得した実電流値a及び目標電流値cのうち、ステップS20で用いられる始点及び終点の一方に対応する実電流値が、学習領域IWにあるか否かを判定する(ステップS110)。ステップS20で、終点の実電流値bが用いられる場合、ステップS110では、目標電流値cが用いられる。ステップS20で始点の実電流値aが用いられる場合、ステップS110でも始点の実電流値aが用いられる。本実施形態では、目標電流値cが用いられる。
ステップS110で学習領域IWにあると判定した場合、デューティ比設定部26は、電流傾きデータがあるか否かを判定する(ステップS120)。デューティ比設定部26は、RAMに学習領域IWに対応する電流傾きSup,Sdwが保存されているか否かを判定する。
ステップS120で電流傾きデータありと判定した場合、デューティ比設定部26は、RAMから電流傾きSup,Sdwを取得し、デューティ比dを算出する(ステップS130)。そして、算出したデューティ比dをRAMに保存し(ステップS140)、一連の処理を終了する。ステップS130の処理が、第2算出部に相当する。
ここで、図3を用いて、電流傾きSup、Sdwを用いたデューティ比の算出方法について説明する。図3では、第3周期T3で、終点に対応する目標電流値cが学習領域IW内となっている。このため、電流傾きSup,Sdwを第3周期T3にも適用することができる。第3周期T3の始点の実電流値a3、目標電流値c、及び電流傾きSup,Sdwの関係は、下記式で示される。
(b3−a3)=Sup×d3+Sdw(100−d3)…式3
したがって、式3から、デューティ比d3[%]を算出することができる。
図4に戻り、ステップS110で学習領域IWにないと判定した場合や、ステップS120で電流傾きのデータが保存されていないと判定した場合に、デューティ比設定部26は、PID制御により、デューティ比dを算出する(ステップS150)。P項(比例項)、I項(積分項)、D項(微分項)それぞれのゲインは予め設定されている。デューティ比設定部26は、実電流値aと目標電流値cとの偏差に基づいて、デューティ比dを算出する。ステップS150の処理が、第1算出部に相当する。デューティ比設定部26は、算出したデューティ比dをRAMに保存し(ステップS140)、一連の処理を終了する。
本実施形態では、電流傾きSup,Sdwが保存されていない場合に、PID制御によりデューティ比dが算出され、このデューティ比dを用いてPWM信号が生成される。したがって、図5に示すように、負荷駆動制御装置10の電源が投入されてから、電流傾きSup,Sdwの算出が終了するまでの間、PID制御によりデューティ比dが算出される。一方、電流傾きSup,Sdwの算出以降は、電流傾きSup,Sdwによりデューティ比dが算出される。図5では、実電流値a,bを保存するタイミングを二点鎖線で示している。
次に、本実施形態に係る負荷駆動制御装置10の効果について説明する。
経年劣化や仕様変更などにより、リニアソレノイド100のインダクタンス値が変化すると、これにともなってリニアソレノイド100の電流変化特性も変化する。また、実電流値検出部を構成するノイズフィルタ18の仕様を変更した場合にも、リニアソレノイド100の電流変化特性が変化する。以下においては、経年劣化によりリニアソレノイド100のインダクタンス値が変化して、電流変化特性が初期状態から変化するものとする。
図6に示す参考例は、PID制御によりデューティ比を算出する場合を示している。図6中の一点鎖線は、インダクタンス値が変化する前の、始点の実電流値aから目標電流値cまでの理想的な電流変化を示している。実線は、実電流値a及び目標電流値cのときに、インダクタンス値が変化した後の電流変化を示している。PID制御の場合、予めゲインが設定されており、実電流値a及び目標電流値cに基づいてデューティ比dが算出される。したがって、インダクタンス値が変化すると、図6に示すように、目標電流値cに対して実電流値bがずれてしまう。図6では、デューティ比40%の例を示している。
これに対し、本実施形態では、電流傾きSup,Sdwを算出し、算出した電流傾きSup,Sdwを用いてデューティ比dを算出する。このように、電流変化特性を学習する。したがって、インダクタンス値が変化しても、図7に示すように、電流変化特性の変化に応じたデューティ比dを設定することができる。このため、インダクタンス値が変化しても、目標電流値cに対して実電流値bをほぼ一致させることができる。すなわち、電流変化特性が変化しても、学習領域IWにおいて高い制御精度を確保することができる。したがって、従来よりもロバスト性に優れている。
なお、図7でも、一点鎖線が、インダクタンス値が変化する前の、始点の実電流値aから目標電流値cまでの理想的な電流変化を示している。実線が、実電流値a及び目標電流値cのときに、インダクタンス値が変化した後の電流変化を示している。図7では、インダクタンス値が変化する前のデューティ比dが40%、変化後のデューティ比dが70%となっている。
特に本実施形態では、2組のデータとして、今回取得した実電流値a,b及びデューティ比d(今回データ)と、前回保存した実電流値a,b及びデューティ比d(前回データ)を用いて、電流傾きSup,Sdwを算出する。このように、直近の2組のデータを用いるため、電流変化特性が急に変化しても、高い制御精度を確保することができる。
ところで、上記した式1,2が交わる関係にあれば、式1,2から、電流傾きSup,Sdwを算出することができる。したがって、式1,2が平行な関係にあると、電流傾きSup,Sdwを算出することができない。これに対し、本実施形態では、2組のデータとして、終点の実電流値bが始点の実電流値aよりも大きい、すなわち符号がプラスの電流増加時データと、終点の実電流値bが始点の実電流値aよりも小さい、すなわち符号がマイナスの電流減少時データを用いて、電流傾きSup,Sdwを算出する。換言すれば、電流増加時データと電流減少時データを交互に保存する。これによれば、同一符号の2組のデータを用いて電流傾きSup,Sdwを算出する場合に較べて、誤差や外乱の影響を受けても式1,2が平行な関係となりにくい。このため、誤差や外乱に対して高いロバスト性を示すことができる。
なお、電流傾き算出処理については、図2に示す例に限定されない。たとえば図8の第1変形例に示すように、図2に対して、ステップS30,S50を省略した処理としてもよい。
図8では、ステップS80において、今回値として、ステップS10で取得した実電流値a,b及びデューティ比dを保存する。すなわち、差分の符号については保存しない。このため、図8に示す例の場合、差分の符号が同じ2組のデータから、電流傾きSup,Sdwを算出することもあり得る。
なお、ステップS30,S50の一方のみを省略した処理としてもよい。また、電流傾きSup,Sdwを算出するための2組のデータとして、今回値と前回値の例を示したが、これに限定されない。今回値と、RAMに保存された複数の過去データから選択された1つとを用いて、算出するようにしてもよい。
(第2実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示した負荷駆動制御装置10と共通する部分についての説明は省略する。
第1実施形態では、リニアソレノイド100の使用電流範囲の一部のみを学習領域IWとする例を示した。このような構成は、使用電流範囲の一部において特に高い制御精度を要求される場合に好適である。これに対し、本実施形態では、図9に示すように、使用電流範囲が複数の学習領域IW1,IW2,IW3に分けられている。学習領域IW1,IW2,IW3は、使用電流範囲全体をカバーしている。たとえば、使用電流範囲0〜1[A]において、学習領域IW1が0.6[A]〜1[A]、学習領域IW2が0.4[A]〜0.6[A]、学習領域IW3が0〜0.4[A]となっている。
図10は、デューティ比設定部26が実行する電流傾き算出処理を示している。ステップS10の処理は、図2と同じである。ステップS21,S22,S23の処理は、ステップS20に対応している。ステップS21,S22,S23では、始点及び終点のうち、互いに同じ側が選択される。ステップS41,S42,S43の処理は、ステップS40に対応している。ステップS61,S62,S63の処理は、ステップS60に対応している。ステップS71,S72,S73の処理は、ステップS70に対応している。ステップS81,S82,S83の処理は、ステップS80に対応している。図10において、ステップS10〜S83の処理が、傾き算出部に相当する。
ステップS10の処理が終了すると、デューティ比設定部26は、ステップS10で取得した実電流値a,bのうち、予め決定された一方の実電流値(たとえば実電流値b)が、電流傾きの学習領域IW1にあるか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21で学習領域IW1にあると判定した場合、デューティ比設定部26は、ステップS41以降の処理を実行する。ステップS41,S61,S71,S81の処理の説明は省略する。
ステップS21で学習領域IW1にないと判定した場合、デューティ比設定部26は、予め決定された一方の実電流値(たとえば実電流値b)が、電流傾きの学習領域IW2にあるか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22で学習領域IW2にあると判定した場合、デューティ比設定部26は、ステップS42以降の処理を実行する。ステップS42,S62,S72,S82の処理の説明は省略する。
ステップS22で学習領域IW2にないと判定した場合、デューティ比設定部26は、予め決定された一方の実電流値(たとえば実電流値b)が、電流傾きの学習領域IW3にあるか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23で学習領域IW3にあると判定した場合、デューティ比設定部26は、ステップS43以降の処理を実行する。ステップS43,S63,S73,S83の処理の説明は省略する。
ステップS23で学習領域IW3にないと判定した場合、デューティ比設定部26は、電流傾きSup,Sdwを算出することなく、一連の処理を終了する。
図11は、デューティ比設定部26が実行するデューティ比算出処理を示している。ステップS100,S130,S140,S150の処理は、図4と同じである。本実施形態のデューティ比設定部26は、図4のステップS110,S120の処理に代えて、ステップS115の処理を実行する。
ステップS115において、デューティ比設定部26は、すべての学習領域IW1,IW2,IW3について電流傾きSup,Sdwがそれぞれ保存されているか否かを判定する。そして、すべての学習領域IW1,IW2,IW3について電流傾きSup,Sdwがあると判定した場合に、デューティ比設定部26は、ステップS130の処理を実行する。一方、学習領域IW1,IW2,IW3の少なくとも1つについて電流傾きSup,Sdwがないと判定した場合に、デューティ比設定部26は、ステップS150の処理を実行する。
ステップS130において、デューティ比設定部26は、学習領域IW1,IW2,IW3のうち、対応する学習領域の電流傾きSup,Sdwを用いて、デューティ比dを算出する。
以上のように、本実施形態の負荷駆動制御装置10によれば、複数の学習領域IW1,IW2,IW3ごとに、電流傾きSup,Sdwが算出される。したがって、学習領域IW1,IW2,IW3それぞれについて、電流変化特性が変化しても高い制御精度を確保することができる。このため、使用電流範囲全域において、従来よりもロバスト性に優れている。
なお、電流傾き算出処理は、上記例に限定されない。本実施形態においても、たとえば図2に示した電流傾き算出処理を適用することができる。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
本実施形態では、誘導性負荷として、オートマチックトランスミッションの油圧を制御する油圧バルブのリニアソレノイド100を例示した。しかしながら、誘導性負荷としては上記例に限定されるものではない。
デューティ比設定部26は、電流傾きSup,Sdwの算出が終了するまでの間、PID制御により、デューティ比dを算出する例を示した。しかしながら、PID制御に限定されない。デューティ比設定部26は、実電流値aと目標電流値cとの偏差に基づいて、デューティ比dを算出すればよい。たとえばPI制御により、デューティ比dを算出してもよい。
10…負荷駆動制御装置、12…スイッチ、14…マイコン、16…電流検出部、16a…抵抗、16b…オペアンプ、18…ノイズフィルタ、20…目標電流値算出部、22…A/D変換器、24…フィードバック制御部、26…デューティ比設定部、28…PWM駆動部、100…リニアソレノイド

Claims (5)

  1. 誘導性負荷(100)の駆動を制御する負荷駆動制御装置であって、
    前記誘導性負荷の通電経路上に設けられ、オンすることで前記誘導性負荷に電流を流すスイッチング素子(12)と、
    前記誘導性負荷に流れる電流値である実電流値を検出する実電流値検出部(16,18,22)と、
    前記電流の目標値である目標電流値と検出された前記実電流値とに基づいて、デューティ比を設定するデューティ比設定部(26)と、
    設定された前記デューティ比のPWM信号を所定周期で生成して、前記スイッチング素子に出力するPWM駆動部(28)と、を備え、
    前記デューティ比設定部は、
    前記PWM信号の1周期の始点及び終点それぞれの前記実電流値と、該実電流値に対応する前記デューティ比を含むデータとして、始点及び終点のうちの予め決定された一方の前記実電流値が所定範囲の電流領域内にある前記データを2組用いて、前記PWM信号の1周期のオン期間における電流の傾きである第1傾き及びオフ期間における電流の傾きである第2傾きを算出する傾き算出部(S10〜S83)と、
    前記目標電流値と前記実電流値との偏差に基づいて、前記デューティ比を算出する第1算出部(S150)と、
    始点の前記実電流値及び前記目標電流値のうち、予め決定された前記一方に対応する電流値が前記電流領域内にある場合、前記第1傾き、前記第2傾き、始点の前記実電流値、及び前記目標電流値に基づき、前記デューティ比を算出する第2算出部(S130)と、を有し、
    前記PWM駆動部は、前記第1傾き及び前記第2傾きの算出が終了するまでの間、前記第1算出部により算出された前記デューティ比を用いて前記PWM信号を生成し、前記第1傾き及び前記第2傾きの算出が終了した以降において、前記第2算出部により算出された前記デューティ比を用いて前記PWM信号を生成する負荷駆動制御装置。
  2. 前記傾き算出部は、2組の前記データとして、今回取得した前記実電流値である今回値及び前記今回値に対応する前記デューティ比を含む今回データと、前回取得した前記実電流値である前回値及び前記前回値に対応する前記デューティ比を含む前回データを用い、前記第1傾き及び前記第2傾きを算出する請求項1に記載の負荷駆動制御装置。
  3. 前記傾き算出部は、2組の前記データとして、終点の前記実電流値が始点の前記実電流値よりも大きい電流増加制御時の増加時データと、終点の前記実電流値が始点の前記実電流値よりも小さい電流減少制御時の減少時データを用い、前記第1傾き及び前記第2傾きを算出する請求項1又は請求項2に記載の負荷駆動制御装置。
  4. 前記誘導性負荷の使用電流範囲が、複数の前記電流領域に分けられており、
    前記傾き算出部は、前記電流領域ごとに前記第1傾き及び前記第2傾きを算出し、
    前記第2算出部は、前記電流領域に対応する前記第1傾き及び前記第2傾きを用いて、前記デューティ比を算出する請求項1〜3いずれか1項に記載の負荷駆動制御装置。
  5. 前記第1算出部は、PID演算により、前記デューティ比を算出する請求項1〜4いずれか1項に記載の負荷駆動制御装置。
JP2016141646A 2016-07-19 2016-07-19 負荷駆動制御装置 Active JP6589765B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016141646A JP6589765B2 (ja) 2016-07-19 2016-07-19 負荷駆動制御装置
US15/498,690 US10056832B2 (en) 2016-07-19 2017-04-27 Load driving control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016141646A JP6589765B2 (ja) 2016-07-19 2016-07-19 負荷駆動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018013870A true JP2018013870A (ja) 2018-01-25
JP6589765B2 JP6589765B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=60990129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016141646A Active JP6589765B2 (ja) 2016-07-19 2016-07-19 負荷駆動制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10056832B2 (ja)
JP (1) JP6589765B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017210607A1 (de) * 2017-06-23 2018-12-27 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Ansteuern eines mittels einer Spule bewegbaren Teils und Magnetventil
JP6965697B2 (ja) * 2017-11-09 2021-11-10 株式会社ジェイテクト 操舵制御装置
JP7063175B2 (ja) * 2018-08-02 2022-05-09 富士通株式会社 制御電源プログラム及び電源装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08240277A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Honda Motor Co Ltd パルス幅変調ソレノイドの制御装置
JP2001351813A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Daihatsu Motor Co Ltd ソレノイド制御装置
JP2002093619A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Unisia Jecs Corp パルス幅変調制御装置
US20050264272A1 (en) * 2004-05-10 2005-12-01 Infineon Technologies Ag Method for driving pulse-width-controlled inductive loads, and a drive circuit for this purpose
JP2014236122A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社デンソー 通電制御装置
WO2015060136A1 (ja) * 2013-10-22 2015-04-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 負荷電流制御装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4449918B2 (ja) * 2006-02-15 2010-04-14 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
DE102010006437B9 (de) * 2010-02-01 2012-07-19 Austriamicrosystems Ag Spannungswandleranordnung und Verfahren zur Spannungswandlung
EP2410821B1 (en) * 2010-07-20 2014-01-08 Panasonic Corporation Lighting device of semiconductor light-emitting element and illumination fixture using the same
CN103493349B (zh) * 2011-03-28 2016-03-23 瑞萨电子株式会社 Pwm信号生成电路和处理器系统
JP5587260B2 (ja) * 2011-07-26 2014-09-10 コーセル株式会社 スイッチング電源装置
US8884592B2 (en) * 2011-08-26 2014-11-11 Broadcom Corporation Frequency lock loop for hysteretic switching regulators
KR101234669B1 (ko) * 2011-12-08 2013-02-19 현대자동차주식회사 친환경 차량용 dc-dc컨버터의 전류 보상방법
US9325243B2 (en) * 2013-05-23 2016-04-26 Micrel, Inc. Boost regulator incorporating peak inductor current modulation

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08240277A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Honda Motor Co Ltd パルス幅変調ソレノイドの制御装置
JP2001351813A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Daihatsu Motor Co Ltd ソレノイド制御装置
JP2002093619A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Unisia Jecs Corp パルス幅変調制御装置
US20050264272A1 (en) * 2004-05-10 2005-12-01 Infineon Technologies Ag Method for driving pulse-width-controlled inductive loads, and a drive circuit for this purpose
JP2014236122A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社デンソー 通電制御装置
WO2015060136A1 (ja) * 2013-10-22 2015-04-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 負荷電流制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10056832B2 (en) 2018-08-21
JP6589765B2 (ja) 2019-10-16
US20180026532A1 (en) 2018-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5761580B2 (ja) 電流制御装置および電流制御プログラム
JP6589765B2 (ja) 負荷駆動制御装置
JP5803987B2 (ja) 負荷駆動制御装置
CN100334664C (zh) 螺线管驱动电路
JP2011097434A (ja) 電流制御用半導体素子およびそれを用いた制御装置
JP5966308B2 (ja) 誘導性負荷制御装置
JP2018195624A (ja) 電流制御装置
JP5920301B2 (ja) 負荷駆動制御装置
JP2009131133A (ja) 電磁アクチュエータ制御装置及び方法
JP2009014118A (ja) 変速機用制御装置
JP2011052737A (ja) 変速機の制御方法及びソレノイド弁の制御方法
JP6295810B2 (ja) 負荷駆動制御装置
JP4928296B2 (ja) ソレノイドの電流制御装置及び方法
JP5297408B2 (ja) 電磁弁の制御装置
JP5024240B2 (ja) 流量制御弁の制御装置
JP5561754B2 (ja) ソレノイドの制御装置
JP2013045897A (ja) ソレノイドの電流制御装置
JP2018146087A (ja) 電磁比例弁の制御装置及び制御方法
JP5962609B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP6344070B2 (ja) ソレノイド制御装置
JP2000009248A (ja) ソレノイドバルブの駆動装置
JP6339043B2 (ja) 負荷電流検出装置および負荷電流検出方法
JP2015012279A (ja) 負荷駆動制御装置
JP5738627B2 (ja) スイッチング電源装置とその起動方法
JP2005237049A (ja) 界磁電流補正制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6589765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250