JP2018012020A - 厨房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックガードを薄く形成したカウンターをキャビネットに固定可能な構成を提案し、以ってシンクの奥行きを大きくした厨房装置を提供する。【解決手段】シンク4が形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、上開口を覆うようにカウンターが配置されるキャビネットと、を備える。カウンターに、後端部において上方に突出するバックガード3が設けられ、シンク4の後壁の内側面(奥面46)が、バックガード3の前面31と略面一状となるように設けられ、バックガード3の背面側に、キャビネットの背板12の上端面12aに載置支持される支持部22を有する。シンク4の後壁41の略面一状部分には段部が形成され、段部の背面側に形成された下端面35が、支持部22となる。【選択図】図8

Description

本発明は、厨房装置に関するものである。
キッチンに設置される厨房装置として、シンクを備えたカウンターが載置されたキャビネットが従来より利用されている。従来のカウンターにあっては、シンクは、カウンターの一部に設けられ、通常は更に、カウンターのシンクが設けられていない部分にコンロが設けられている。そして、カウンターの上面のシンクとコンロを除く部分が、調理作業領域となっている。
厨房装置において、例えば、シンクに大きなフライパンや鍋等の調理容器を置きたい、という要望が従来よりあった。そこで、限られたカウンターにおいてシンクをできる限り広くとるべく、シンクの奥面を、カウンターの後端に設けられたバックガードの前面と略面一状となるように形成された厨房装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。これにより、シンクの奥面とバックガードの掃除がし易くなっている。
ところで、例えば特許文献1に示されるような厨房装置において、カウンターの奥行き寸法を増加させずにシンクの奥行きを更に広くしたい場合には、シンクの奥面を更に奥側に配置することに伴い、バックガードの前面も奥に配置する必要がある。その場合、バックガード自体の奥行き寸法が小さくなることで、キャビネットの背板をカウンターに係止する場所が制限されるため、キャビネットへのカウンターの固定が困難となる。
特開平7−8345号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、シンクを広く形成したカウンターをキャビネットに容易に固定できる厨房装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る一形態の厨房装置は、シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、を備える。前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられる。前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部を有する。前記シンクの前記後壁の略面一状部分には段部が形成される。前記段部の背面側に形成された下面が、前記支持部となる。
上記課題を解決するために、本発明に係る他の形態の厨房装置は、シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、を備える。前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられる。前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面の左右方向の全長に亘って設けられる受け部材を介して載置支持される支持部を有する。
上記課題を解決するために、本発明に係る更に他の形態の厨房装置は、シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、を備える。前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられる。前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面に受け部材を介して載置支持される支持部を有する。前記バックガードの上端部に、後側に向けて突出する上片を備える。前記背板の上端面に前記受け部材として第一の受け部材を載置し、前記上片の下面が前記第一の受け部材とは別の第二の受け部材を介して前記第一の受け部材に載置され、前記下面が前記第一の受け部材に載置される。
上記課題を解決するために、本発明に係る更に他の形態の厨房装置は、シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、を備える。前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられ、前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面に受け部材を介して載置支持される支持部を有する。前記受け部材が、前記背板の左右方向の全長のうちの一部分のみに設けられる。
本発明の厨房装置は、シンクを広く形成したカウンターをキャビネットに容易かつ確実に固定可能となるものである。
本発明の第一の実施形態における要部を示し、(a)は斜視図であり、(b)は側断面図である。 第一の実施形態の厨房装置の全体を示し、(a)は同上における側断面図であり、(b)は正面断面図である。 第一の実施形態の厨房装置の右斜め前上方からの全体斜視図である。 第一の実施形態におけるカウンター(バックガードおよびシンクを含む)の一部の右斜め前上方からの斜視図である。 (a)は第一の実施形態の変形例における網籠からなる物品棚のシンクへの設置を説明する斜視図であり、(b)は要部拡大断面図である。 第二の実施形態を示し、(a)は側断面図であり、(b)は正面断面図である。 第二の実施形態における受け部材の変形例の要部を示し、(a)は斜視図であり、(b)は側断面図である。 第三の実施形態における要部を示し、(a)は斜視図であり、(b)は側断面図である。 第四の実施形態における要部の側断面図である。 第五の実施形態を示し、(a)は側断面図であり、(b)は正面断面図である。 第五の実施形態における受け部材の変形例の要部を示し、(a)は側断面図であり、(b)は正面断面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図3に示すように、第一の実施形態は、キッチンに設置される厨房装置1に関するものである。厨房装置1は、図4に示すように、カウンター2と、バックガード3と、シンク4と、収納家具10とを備えたものである。収納家具10は、図3に示すように、キッチンの床面に設置され、収納家具10の上面に、カウンター2が載置されるものである。
図3に示すように、収納家具10は、上方に開口する上開口を有するキャビネット11で主体が構成される。なお、以下の説明においては、収納家具10の後述するバックガード3が設けられている方を後方B(背方)、その反対方向を前方Fとし、左右方向については、使用者が後方Bを向いた時の左方L、右方Rとする。
図3に示すように、キャビネット11は、後側の端部に位置する背板12を備える。更にキャビネット11は、左側の端部および右側の端部に位置する側板13を備える。キャビネット11は、少なくとも背板12および側板13を備えるもので、第一の実施形態では更に、前側の端部に、前板14が設けられる。
キャビネット11は、背板12と、側板13と、前板14とで囲まれる内部空間が収納空間となり、上開口を有する。第一の実施形態では、キャビネット11は、平面視矩形状に形成されている。前板14には、開口(以下、前開口とする)が形成されており、この前開口を介して収納空間はキャビネット11の前方Fの空間に連通している。前開口には、この前開口を開閉自在とする開閉体15が設けられる。開閉体15は、前開口の一部又は全部を開閉する開き扉や、前開口に引出し押込み自在に収納される引出しの前面板や、例えば後述するコンロ61の操作部62の前面板、等により構成される。また、キャビネット11は、前板14を備えず前面全体に前開口が形成され、この前開口を開閉体15のみで閉塞してもよい。更に、キャビネット11は、底板を備えていてもよいし、前板14が蹴込板16を備えていてもよい。キャビネット11と開閉体15とで、収納家具10が構成される。
図3に示すように、収納家具10の上端部には、カウンター2が載置される。カウンター2は、キャビネット11の上端部に載置され、上開口を閉塞するもので、第一の実施形態では、平面視形状がキャビネット11の平面視形状と同様の矩形状をしている。カウンター2(およびバックガード3、シンク4)は、第一の実施形態では人工大理石で形成されるが、材質は特に限定されない。
カウンター2には、バックガード3とシンク4とが設けられるもので、第一の実施形態では更に図3に示すように、加熱調理機器6としてのコンロ61が設けられている。カウンター2の上面(以下、カウンター面20とする)は、平坦面となっており、カウンター面20のシンク4とコンロ61(加熱調理機器6)を除く部分が、調理作業領域21となっている。
図4に示すように、バックガード3は、カウンター2の後側の端部に設けられ、カウンター面20より上方に突出する板状をしたものである。バックガード3は、カウンター2およびシンク4と一体に成形されるものである。バックガード3の高さ32は、第一の実施形態では3cm〜10cmであるが、特に限定されない。
また、第一の実施形態のバックガード3は、図1に示すように、上端部に、後側に向けて突出する上片33を備えている。これについては後述する。
カウンター2の左右方向の一部に、シンク4が形成される。第一の実施形態では、カウンター2の右側に偏った位置にシンク4が設けられている。また第一の実施形態では、カウンター2の左側に偏った位置にコンロ61が設けられている。第一の実施形態のコンロ61は、加熱源としての電磁調理器が左右方向に3口並列配置されている。なお、コンロ61の加熱源は、電磁調理器の代わりに、ガス燃焼式等のものであっても構わない。
シンク4は、後壁41、左壁42、右壁43、前壁44、底壁45、からなる平面視矩形状の上方に開口した槽である。そして、後壁41の前側を向く内側面(以下、奥面46とする)が、バックガード3の前面31と略面一状となるように、カウンター2に設けられるものである。第一の実施形態では、シンク4の奥面46が、バックガード3の前面31から若干前方Fに位置した略面一状となるように、シンク4とバックガード3が一体に成形されている。なお、略面一状とは、せいぜい後述する物品棚7のフランジが載置可能な程度の段差(後述する被載置部40)を介して奥面46と前面31が連続する状態、または、奥面46と前面31とが面一である状態をいう。
そして、シンク4の後壁41のバックガード3の前面31より前方Fに位置した部分の上面は、トレイ又は網籠等からなる物品棚7(図5参照)が載置される被載置部40となっている。物品棚7については後述する。
また、シンク4の左壁42、右壁43、前壁44にも、被載置部40が設けられる。これらの被載置部40は、シンク4のカウンター2と隣接している上端部に、上述した後壁41の被載置部40と同じ高さで形成される。なお、後壁41、左壁42、右壁43、前壁44の後述する台面5が設けられる部分には、被載置部40が設けられなくてもよい。
第一の実施形態では、シンク4の底壁45の上面(以下、底面とする)の一部に、台面5が設けられている。台面5は、シンク4の底面の台面5以外の領域である基底面47よりも高く、カウンター面20よりも低い高さまで隆起した面である。図4に示す第一の実施形態においては、台面5は、シンク4の底面において、後側の端部から前側にかけての一部(シンク4の前後長さの2〜3割程度)で、且つ、左側の端部から右側にかけての一部(シンク4の左右長さの5〜6割程度)の領域に形成されている。なお、台面5が設けられる領域の広さ(面積、シンク4に対する割合)は、前記に特に限定されない。
また、台面5は、前側へ行く程低くなるように傾斜する第一の傾斜と、右側へ行く程低くなるように傾斜する第二の傾斜のうち少なくとも一方の傾斜を有することが好ましい。第一の実施形態では、両方の傾斜を有し、台面5の最大傾斜の方向はシンク4の中心部の方を向いている。傾斜については後述する。
また第一の実施形態では、台面5の前側と右側の端縁に、被載置部40が設けられている。そして第一の実施形態では、シンク4の後壁41、左壁42、右壁43、前壁44、台面5の端縁に設けられる被載置部40は、同じ高さで連続している。
また第一の実施形態では、シンク4の台面5の右側の領域(以下、補助シンク48とする)に、排水口49が形成されている。なお、第一の実施形態では、排水口49は、全部が補助シンク48に位置しているが、一部が補助シンク48に位置し、残りが補助シンク48よりも前方Fに位置してもよい。ただし、排水口49の全部が、補助シンク48および台面5よりも前方Fに位置しないようにするのが好ましく、これにより、排水口49が目立ち難くなる。
また第一の実施形態では、図3に示すように、台面5にカラン91およびカラン操作部92が設けられているが、これらは任意の構成である。
上述した第一の実施形態においては、シンク4の台面5の右側の奥面46がバックガード3の前面31と略面一状となるように、カウンター2に設けられている。このとき、奥面46と前面31の間にカウンター面20と同じ高さの面はなく、被載置部40はカウンター面20よりも低い位置に設けている。これにより、シンク4(補助シンク48を含む)の奥行(前後長さ)を長くとることができ、大きなフライパンや鍋等の調理容器やその他大きなものが、シンク4内の基底面47に載置可能となるものである。
また第一の実施形態においては、シンク4の底面の一部に台面5が設けられており、台面5はカウンター面20よりも低く形成されている。このため、作業者が、例えば食材等の濡れた物品を台面5に載置した後、濡れて汚れが付着した台面5を洗う場合、台面5に水をかけるだけで、容易に、汚れを含んだ水をシンク4内に流し込ませることが可能となるものである。すなわち、台面5に水をかけても、台面5にかかった水は、台面5よりも高いカウンター面20に流れ込み難く、殆どの水を容易にシンク4内に流し込ませることが可能となる。また第一の実施形態では、傾斜を有しているため、更に容易に水がシンク4内に流れ込み易くなっている。
また第一の実施形態では、台面5は、シンク4の底面の後側の端部から前側にかけての一部に設けられており、バックガード3に隣接している。これにより、作業者が台面5に水をかけて洗う場合、平面視においてシンク4の内側から外方向(後方B)に水をかけても、バックガード3により水が跳ね返され、より一層容易に水をシンク4内に流し込ませることが可能となる。
また、台面5は基底面47よりも高いため、基底面47に、食事で使用された食器、調理作業で使用された調理容器や調理器具、食材の汚れた部分、汚れが付着した食材の包装や容器、その他汚れが付着したものが載置されても、汚れや汚れが付着したものが台面5に流れ込んだり落下したりし難い。これにより、作業者が例えば食材等の濡れた物品をカウンター面20でなくシンク4の底面に載置する場合でも、台面5に食材等の濡れた物品を載置することで、食材等の濡れた物品が汚れるのが抑えられる。
本発明においては、バックガード3の背面側に、キャビネットの背板12の上端面12aに載置支持される支持部22を備えるものである。
第一の実施形態においては、図1、図2に示すように、上片33の下面が、背板12の上端面12aに、受け部材8を介して載置されている。すなわち、背板12の上端面12aに受け部材8が載置され、この受け部材8の上端面に上片33の下面が載置されており、この上片33の下面が支持部22となるものである。受け部材8は、金属、木材・木質材、合成樹脂等、特に材質は限定されない。受け部材8は、図2(b)に示すように、左右方向に長尺(少なくともシンク4の左右長さ以上で、好ましくは背板12の全長)の部材となっている。これにより、受け部材8によるカウンター2(直接的にはバックガード3)の支持がより確実となる。なお図1中の符号90は、キッチン等の壁面を示す。
なお、第一の実施形態では、上記のように、シンク4の奥面46が、バックガード3の前面31から若干前方Fに位置し、後壁41の前面31より前方Fに位置した部分の上面が被載置部40となっている。そして、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分は、下方に面する下端面35を有するが、第一の実施形態では、下端面35の位置は背板12の上端面12aよりも高い。このため、下端面35は上端面12aに直接載置され得ない。
第一の実施形態では、バックガード3の上端部に上片33が設けられているため、受け部材8が背板12の上端面12aに載置されることで、上記のような構成の厨房装置1にあっても、簡単な構成でカウンター2がキャビネット11に載置可能となるものである。
図5に、シンクの変形例を示す。図5に示す変形例では、二つの台面51、52を備えるものである。第一の台面51は、上述した第一の実施形態の台面5である。そして、これに加え、第二の台面52を備えている。
第二の台面52は、シンク4の底面のうち、第一の台面51よりも前側で、且つ、左右方向において、左側の端部から第一の台面51の左右方向の長さよりも短い距離までの領域に形成されている。第二の台面52は、第一の台面51と同様に、基底面47よりも高くカウンター面20よりも低い高さまで隆起した面である。なお、第二の台面52の高さは、第一の台面51より高くてもよいし、第一の台面51より低くてもよいし、第一の台面51と同じでもよい。図5に示す変形例では、第二の台面52の高さが、第一の台面51より低く形成されている。また、第二の台面52は、第一の台面51と隣接している。また、第二の台面52は、右側へ行く程低くなるように傾斜している。
図5に示す変形例においても、シンク4の前壁44から補助シンク48の後壁41までの長さ(奥行)を長くとることができ、大きなフライパンや鍋等の調理容器やその他大きなものが、シンク4内の基底面47に載置可能となるものである。
また、第二の台面52もカウンター面20より低く形成されているため、作業者が、第二の台面52を洗う場合、第二の台面52に水をかけるだけで、容易に、かけた水をシンク4内に流し込ませることが可能となる。また、第二の台面52が傾斜を有しているため、容易に水がシンク4内に流れ込み易くなっている。また、第二の台面52も基底面47より高いため、載置した食材等の濡れた物品が汚れるのが抑えられる。
また、図5に示す変形例において、物品棚7が被載置部40に支持されている。物品棚7は、食器、調理器具、食材、洗剤やタワシ等の小物が載置されるもので、図5に示すものは平面視矩形状をしているが、特に形状は限定されない。図5に示す物品棚7は、網籠からなるもので、籠本体である物品棚本体71の上開口の端縁の外側に上外枠が設けられて構成され、この上外枠が、被載置部40の上面に載置されて支持される載置部72となる。 図5に示す物品棚7は、平面視における形状および大きさが、補助シンク48と略同じとなっている。そして、符号7に示すように、載置部72が、第一の台面51の右側の端縁の被載置部40、補助シンク48の奥面46の被載置部40、右壁43の端縁の被載置部40、に載置されることで、平面視において補助シンク48に重なるように設置される。
また、第一の実施形態においては、物品棚7の一辺に、他の物品棚7の載置部72を支持する被載置部73が設けられている。そして、物品棚7が設置されている状態で、図5中の前側の物品棚7が、その載置部72が、前壁44の端縁の被載置部40、右壁43の端縁の被載置部40、図5中の後側の物品棚7の被載置部73、に載置されることで設置可能となっている。
また、物品棚7がトレイの場合には、トレイ本体(物品棚本体)の上開口の端縁よりフランジが外側に向けて形成されていて、このフランジが載置部72となる。
図6に、受け部材8の変形例を示す。図2(b)に示す受け部材8は、左右方向に長尺の部材で構成されている。これに対し、図6に示す変形例では、背板12の左右方向全長のうちの一部分のみに設けられるもので、図2に示すものでは左右方向に複数設けられている。これにより、部材の削減が可能である。
次に、第二の実施形態について図7に基いて説明する。なお、第一の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
第一の実施形態のバックガード3およびシンク4は、奥面46が前面31から若干前方Fに位置した略面一状となるように形成されていた。これに対し、第二の実施形態のバックガード3およびシンク4は、奥面46と前面31が面一状に形成されるものである。この場合、奥面46に被載置部40は形成されない。
第二の実施形態でも、バックガード3の上端部に上片33が設けられており、この上片33の下面が支持部22となるものである。このため、受け部材8が背板12の上端面12aに載置されることで、簡単な構成でカウンター2がキャビネット11に載置可能となるものである。
次に、第三の実施形態について図8に基いて説明する。なお、第一の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
第一の実施形態では、上片33の下面が、背板12の上端面12aに、受け部材8を介して載置されていた。これに対し、第三の実施形態では、受け部材8を備えておらず、上片33の下面は、背板12の上端面12aに間接的にも載置されないものである。
また、第一の実施形態では、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分の下端面35は上端面12aに載置されないものであった。これに対し、第三の実施形態では、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分の下端面35が、上端面12aと同じ高さとなり、上端面12aに載置されるものである。すなわち、この下端面35が支持部22となっている。
第三の実施形態では、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分を利用し、その下端面35が上端面12aに載置されることで、受け部材8を要さず、極めて簡単な構成でカウンター2がキャビネット11に載置可能となるものである。
次に、第四の実施形態について図9に基いて説明する。なお、第三の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
第四の実施形態では、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分が、上下全長に亘って、第三の実施形態での上片33の後端に相当する位置まで至り、この部分全体34の下端面35が上端面12aに載置されるものである。すなわち、この下端面35が支持部22となっている。これにより、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分の下端面35における、上端面12aへの載置代が、第三の実施形態よりも大きくとれる。
次に、第五の実施形態について図10に基いて説明する。なお、第三の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
第三の実施形態では、バックガード3の後壁41より後方Bに位置した部分の下端面35が、上端面12aと同じ高さとなり、上端面12aに載置されていた。これに対し、第五の実施形態では、下端面35の位置が上端面12aよりも高いため、下端面35は上端面12aに直接載置され得ない。
そこで、背板12の上端面12aに受け部材として第一の受け部材81が載置されている。これにより、下端面35の位置が上端面12aよりも高い場合でも、第一の受け部材81を介して、下端面35が上端面12aに載置可能となる。
更に第五の実施形態では、上片33の下面が、背板12の上端面12aに、第一の受け部材81とは別の第二の受け部材82を介して載置されている。すなわち、上端面12aに第一の受け部材81が載置され、この第一の受け部材81に第二の受け部材82が載置され、この第二の受け部材82に上片33の下面が載置されている。
第二の受け部材82は、図10(b)に示すように、左右方向に長尺(少なくともシンク4の左右長さ以上で、好ましくは背板12の全長)の部材となっている。これにより、第二の受け部材82によるカウンター2(直接的にはバックガード3)の支持がより確実となる。また、第一の受け部材81は、背板12の左右方向全長のうちの一部分のみに設けられるもので、図10に示すものでは左右方向に複数設けられている。これにより、部材の削減が可能である。
更に、図11に、第五の実施形態における第二の受け部材82の変形例を示す。図10(b)に示す第二の受け部材82は、左右方向に長尺の部材で構成されている。これに対し、図11(b)に示す変形例では、第二の受け部材82は、背板12の左右方向全長のうちの一部分のみに設けられるもので、図11に示すものでは左右方向に複数設けられている。これにより、第二の受け部材82の部材の削減が可能である。
1 厨房装置
10 収納家具
11 キャビネット
12 背板
12a 上端面
13 側板
14 前板
15 開閉体
16 蹴込板
2 カウンター
20 カウンター面
21 調理作業領域
22 支持部
3 バックガード
31 前面
32 高さ
33 上片
35 下端面
4 シンク
40 被載置部
41 後壁
42 左壁
43 右壁
44 前壁
45 底壁
46 奥面
47 基底面
48 補助シンク
49 排水口
5 台面
51 第一の台面
52 第二の台面
6 加熱調理機器
61 コンロ
62 操作部
7 物品棚
71 物品棚本体
72 載置部
73 被載置部
8 受け部材
81 第一の受け部材
82 第二の受け部材
90 壁面
91 カラン
92 カラン操作部
B 後方
F 前方
L 左方
R 右方

Claims (5)

  1. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    を備え、
    前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、
    前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられ、
    前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部を有し、
    前記シンクの前記後壁の略面一状部分には段部が形成され、
    前記段部の背面側に形成された下面が、前記支持部となることを特徴とする厨房装置。
  2. 前記シンクの前記後壁の背面が、前記バックガードの背面よりも前側に位置するように設けられ、前記シンクの上端部の背面側が、前記支持部となることを特徴とする請求項1記載の厨房装置。
  3. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    を備え、
    前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、
    前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられ、
    前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面の左右方向の全長に亘って設けられる受け部材を介して載置支持される支持部を有することを特徴とする厨房装置。
  4. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    を備え、
    前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、
    前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられ、
    前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面に受け部材を介して載置支持される支持部を有し、
    前記バックガードの上端部に、後側に向けて突出する上片を備え、
    前記背板の上端面に前記受け部材として第一の受け部材を載置し、
    前記上片の下面が前記第一の受け部材とは別の第二の受け部材を介して前記第一の受け部材に載置され、前記下面が前記第一の受け部材に載置されることを特徴とする厨房装置。
  5. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    を備え、
    前記カウンターに、後端部において上方に突出するバックガードが設けられ、
    前記シンクの後壁の内側面が、前記バックガードの前面と略面一状となるように設けられ、
    前記バックガードの背面側に、前記キャビネットの背板の上端面に受け部材を介して載置支持される支持部を有し、
    前記受け部材が、前記背板の左右方向の全長のうちの一部分のみに設けられることを特徴とする厨房装置。
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