JP2018010478A - 受験サポートシステム、受験サポートプログラム、及び、受験サポート方法 - Google Patents

受験サポートシステム、受験サポートプログラム、及び、受験サポート方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受験する大学入試を選択しスケジューリングを行う受験生をサポート(支援)することを目的とする。【解決手段】 受験サポートシステムは、互いにネットワークを介して接続される、表示部を備えるユーザ端末装置とサーバ装置とを有し、複数の学校の入試に関する入試マスタ情報を記憶する入試マスタ記憶手段と、前記入試を選択するための選択条件を、前記ユーザ端末装置から取得する選択条件取得手段と、前記入試マスタ情報から、前記選択条件を満たす入試を候補入試として抽出する抽出手段と、前記候補入試に関する情報を、前記表示部に表示させる表示手段とを備え、前記入試マスタ情報は、各入試の入試会場の場所を含み、前記選択条件は、入試会場の場所を含み、前記表示手段は、前記候補入試に関する情報を、当該候補入試を行う学校ごとにまとめて表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークを利用して、受験する入学試験の選択を支援する技術に関する。
近年、インターネットを利用して、様々な情報提供サービスが行われており、例えば、大学に進学を希望する者が、受験する大学を選ぶためのサービスが行われている。
例えば、ユーザが入力した入学試験についての検索条件リストに基づいて、検索条件に合致する大学のリストを配信する技術がある(特許文献1)。この技術では、リストに記載された大学の数が、ユーザの所望する数に近い数の大学数となるように、実際にリストを配信する前に、検索された大学の数を通知し、検索条件を修正して大学の数を変更する機会を提供する。この技術によれば、ユーザは、所望の数の中から、受験する大学を選ぶことが可能になる。
特開2002−342466号公報
ここで、近年の大学入試は、受験科目、試験会場、日程等の多様化が進んでおり、受験生は、各大学が提供している入試に関する膨大な情報の中から、実際に入学試験を受ける大学を選択する必要がある。従って、受験生自らが、膨大な入試に関する情報を元に、漏れが無いように、希望する大学のどの入試をいつ受験するかをスケジューリングしなければならない。
そこで、本発明は、受験する大学入試を選択しスケジューリングを行う受験生をサポート(支援)することを目的とする。
本発明にかかる一態様の受験サポートシステムは、互いにネットワークを介して接続される、表示部を備えるユーザ端末装置とサーバ装置とを有する受験サポートシステムであって、複数の学校の入試に関する入試マスタ情報を記憶する入試マスタ記憶手段と、前記入試を選択するための選択条件を、前記ユーザ端末装置から取得する選択条件取得手段と、前記入試マスタ情報から、前記選択条件を満たす入試を候補入試として抽出する抽出手段と、前記候補入試に関する情報を、前記表示部に表示させる表示手段とを備え、前記入試マスタ情報は、各入試の入試会場の場所を含み、前記選択条件は、入試会場の場所を含み、前記表示手段は、前記候補入試に関する情報を、当該候補入試を行う学校ごとにまとめて表示することを特徴とする。
このような構成の受験サポートシステムによれば、入試会場の所在地を検索条件として入試を選択できるので、実際の大学の所在地に関わらず、所望する場所で行われる入試を知ることが可能となる。
また、上述の受験サポートシステムにおいて、前記入試マスタ情報は、更に、各入試の合格可能性が所定以上である偏差値と、各入試の願書受付期間とを含み、前記選択条件は、更に、偏差値の最小値と最大値、および、願書提出予定期間とを含み、前記抽出手段は、前記入試マスタ情報の偏差値が前記選択条件の偏差値の範囲内であって、願書提出予定期間開始日が願書受付終了日以前かつ、願書提出予定期間終了日が願書受付開始日以降である入試を候補入試として抽出することが好ましい。
この構成によれば、期間的に願書を提出することが可能で、合格の可能性がある入試を知ることができるので、合格できたかも知れないのに願書を提出できなかったという事態を避けることが可能となる。
また、上述の受験サポートシステムにおいて、前記入試マスタ情報は、更に、各入試の実施日を含み、前記表示手段は、月日を横軸に取るとともに前記候補入試を縦軸に取り、前記候補入試の前記願書受付期間および実施日である試験日を、それぞれ示す画像で表したチャートを前記表示部に表示させることが好ましい。
また、上述の受験サポートシステムにおいて、前記入試日が同じ日である前記候補入試は、他の入試日を表す画像と表示態様を異ならせて表示することが好ましい。
この構成によれば、複数の入試のスケジュールがガントチャートで表示されるので、願書提出期間、試験日等のスケジュールを把握することが容易となる。従って、スケジューリングが容易となり、例えば、試験日が重なるなどにより入試を受けることができない等の事態を避けることが可能となる。
また、上述の受験サポートシステムにおいて、前記入試マスタ情報は、更に、各学校のキャンパスの場所とオープンキャンパスの開催日とを含み、前記選択条件は、更に、表示期間を含み、前記抽出手段は、前記選択条件の表示期間に前記開催日が含まれるオープンキャンパスを候補キャンパスとして抽出し、前記表示手段は、曜日を横軸に取った表形式のカレンダーであって、前記開催日に対応する領域に、当該開催日の学校名およびキャンパス名を表示させたカレンダーを前記表示部に表示させることが好ましい。
また、上述の受験サポートシステムにおいて、前記表示手段が表示させた画像のDTPデータを作成するDTP作成手段を更に備え、前記DTPデータは、前記表示手段が表示させたカレンダーを、B全サイズまでのカレンダーとして印刷するためのデータであることが好ましい。
この構成によれば、所望する大学のオープンキャンパスの開催日が表示されたカレンダーが作成されるので、オープンキャンパスの日程を容易に把握することが可能となる。従って、受験生は、所望する大学のオープンキャンパスに漏れなく参加することが可能となる。
本発明にかかる受験サポートシステムを用いることによって、受験生が容易に入試のスケジューリングを行うことができる。
実施形態にかかる受験サポートシステムの構成例を示す図である。 実施形態にかかる受験サポートシステムの機能ブロック図である。 受験マスタ情報テーブルの構成及び内容の例を示す図である。 オープンキャンパス情報テーブルの構成及び内容の例を示す図である。 希望校選択処理のフローチャートである。 オープンキャンパス処理のフローチャートである。 行事出力処理のフローチャートである。 入試スケジュール処理のフローチャートである。 出願校選択処理のフローチャートである。 希望校条件入力画面の例を示す図である。 希望校出力画面の例を示す図である。 オープンキャンパス条件入力画面の例を示す図である。 オープンキャンパスカレンダー画面の例を示す図である。 入試スケジュール条件入力画面の例を示す図である。 入試スケジュールチャート画面の例を示す図である。 出願校条件入力画面の例を示す図である。 出願校出力画面の例を示す図である。 印刷したオープンキャンパスカレンダーの例を示す図である。
<実施形態>
実施形態の受験サポートシステム100は、受験生が条件を入力することにより、所望の大学の入試を抽出し一覧表示する。また、抽出された入試の日程をまとめてガントチャートの形式で表示するものである。ここで、ガントチャートとは、生産設備におけるスケジュール管理を行うためのものであり、時間を横軸に取るとともに複数の設備を縦軸に取り、複数の処理工程を、工程の時間幅に対応する長方形枠(ジョブ枠)で表したものである。受験サポートシステム100は、後述する図15に示すように、時間(月日)を横軸に取るとともに、複数の入試を縦軸に取り、各入試の願書受付期間、試験日、発表日などを示すマーク(画像)を表したチャート(以下、「入試スケジュールチャート」という。)を作成する。
また更に、受験サポートシステム100は、受験生が条件を入力することにより、所望の大学で開催予定のオープンキャンパスの日程をまとめたカレンダー(以下、「オープンキャンパスカレンダー」という。)を表示し、また、そのカレンダーを所望のサイズで印刷することができるものである。
受験生は、本発明である受験サポートシステム100を起動し、パソコン等の画面に表示される入力画面に入試の条件を入力すれば、入試の一覧や、入試スケジュールチャートを参照することができ、漏れの無い入試のスケジューリングを行うことができる。
また、オープンキャンパスカレンダーを参照すれば、希望の大学のオープンキャンパスの開催日を確実に把握することができ、複数のオープンキャンパスに無駄なく参加することが可能となる。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
図1は、受験サポートシステム100の構成例を示す図である。受験サポートシステム100は、サーバ装置1000、ユーザ端末装置2000、及び、ネットワーク101を備える。
サーバ装置1000は、受験サポートサイトを運営するための、いわゆるサーバ装置である。
ユーザ端末装置2000A、ユーザ端末装置2000B、ユーザ端末装置2000Cは、受験生(以下、「ユーザ」という。)が有する、いわゆるパソコン等の端末装置である。以下、ユーザ端末装置2000A、B、Cを総称して、ユーザ端末装置2000という。尚、図1では、説明の便宜上、ユーザ端末装置2000として3つを記載しているが、これらの数に限られない。
ユーザ端末装置2000は、インターネット等の広域ネットワークであるネットワーク101を介して、サーバ装置1000と接続される。
ユーザ端末装置2000は、例えば、Webブラウザ機能を有し、サーバ装置1000にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを送信し、そのレスポンスとしてWebページ等の表示データを受信して、入試の条件を入力する画面等をディスプレイに表示する。一方、サーバ装置1000は、ユーザ端末装置2000からのリクエストに応じて、Webページ等の表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。
次に、図2を用いて、サーバ装置1000、及び、ユーザ端末装置2000の構成を説明する。図2は、受験サポートシステムの機能ブロック図である。
サーバ装置1000は、制御部1100、通信部1200、希望校検索部1300、オープンキャンパス日程作成部1400、入試スケジュール作成部1500、出願校検索部1600、入試マスタ情報記憶部1700、オープンキャンパス情報記憶部1800、及び、DTPデータ作成部1900を備える。
制御部1100は、他の機能部を制御して、受験を支援するためのデータを作成するための処理を行う。
通信部1200は、ネットワーク101を介して、ユーザ端末装置2000と通信する。
希望校検索部1300は、ユーザ端末装置2000からの依頼に応じて、ユーザ端末装置2000からユーザが設定した条件を取得し、条件に合致した入試を入試マスタ情報記憶部1700から抽出し、抽出した入試を一覧表示するための表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。
オープンキャンパス日程作成部1400は、ユーザ端末装置2000からの依頼に応じて、ユーザ端末装置2000からユーザが設定した条件を取得し、条件に合致したオープンキャンパスの情報をオープンキャンパス情報記憶部1800から抽出し、抽出したオープンキャンパスの情報をカレンダー形式で表したオープンキャンパスカレンダーの表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。
入試スケジュール作成部1500は、ユーザ端末装置2000からの依頼に応じて、ユーザ端末装置2000からユーザが設定した条件を取得し、条件に合致した入試を入試マスタ情報記憶部1700から抽出し、抽出した入試の日程をガントチャート形式で表した入試スケジュールチャートの表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。また、入試スケジュール作成部1500は、ユーザ端末装置2000から、予めユーザが「お気に入りの入試」として選択した入試を取得し、取得した入試の日程を表した入試スケジュールチャートの表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。
出願校検索部1600は、ユーザ端末装置2000からの依頼に応じて、ユーザ端末装置2000からユーザが設定した条件を取得し、条件に合致した入試を入試マスタ情報記憶部1700から抽出し、抽出した入試を一覧表示するための表示データを作成してユーザ端末装置2000に送信する。
DTPデータ作成部1900は、ユーザ端末装置2000からの依頼に応じて、オープンキャンパス日程作成部1400が作成したオープンキャンパスカレンダーの表示データから、ユーザが所望するサイズのオープンキャンパスカレンダーのDTP(Desk Top Publishing)データを作成し、ユーザ端末装置2000に送信する。
入試マスタ情報記憶部1700は、複数の大学毎に、各大学の入試に関する情報をそれぞれ記憶する。大学本部の所在地、キャンパスの所在地、学部、学科などの他、入学試験に関する情報、例えば、試験の種類、試験科目、願書の受付期間、試験日、発表日、入学手続期間などを記憶する。
オープンキャンパス情報記憶部1800は、複数の大学がそれぞれ開催する予定のオープンキャンパスに関する情報を記憶する。オープンキャンパスが開催されるキャンパス名、開催される日時などを記憶する。
次に、ユーザ端末装置2000は、通信部2100、入出力部2200、大学選択サポート処理部2300、及び、お気に入り入試記憶部2400を備える。
通信部2100は、ネットワーク101を介して、サーバ装置1000と通信する。
入出力部2200は、表示部、及び、入力部を備える。表示部は、記憶部に記憶されているデータや、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を出力する機器であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。入力部は、さまざまな操作指示を管理サーバ装置1000に入力する機器、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。
大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000の各機能部と通信を行って、大学入試の選択をサポートするための一覧やオープンキャンパスカレンダーなどを表示部に表示させる。また、ユーザの指示により、指定された入試をお気に入り入試記憶部2400に記憶させる。受験サポートシステム100を利用するユーザは、大学選択サポート処理部2300を、予め、サーバ装置1000からダウンロードしておくものとする。
お気に入り入試記憶部2400は、ユーザにより指定された「お気に入り入試」を記憶する。記憶する情報は、ユーザが指定した入試を特定できる情報であればよく、例えば、大学名、学部、学科、入試の種類を記憶する。
サーバ装置1000、ユーザ端末装置2000は、上述のようにいわゆるコンピュータで構成され、それぞれハードディスク等の記憶部(不図示)に格納されているソフトウェアプログラムがCPU(Central Processing Unit)により実行されることによって上述の各機能部の全部又は一部が実現される。
<データ>
次に、受験サポートシステム100で用いる主なデータについて説明する。尚、ここで説明するデータの構成は1例であり、他の項目が含まれ、また、他のデータ構造であっても良い。
図3は、受験マスタ情報テーブル1710の構成及び内容の例を示す図である。受験マスタ情報テーブル1710は、サーバ装置1000の入試マスタ情報記憶部1700に記憶されており、1大学に関するデータを管理するテーブルである。大学毎に、1テーブルが記憶されている。受験マスタ情報テーブル1710には、1入試が1レコードとして登録されている。実施形態では、学科、入試の方式、試験会場、試験日などの試験を特定する要素のうち、いずれかが異なれば、異なる入試とする。
受験マスタ情報テーブル1710は、大学名1711、エリア1712、学部1713、学科1714、入試名1715、偏差値1716、試験会場1717、及び、試験日1718を有する。
大学名1711は、大学を特定するための名称を示す。
エリア1712は、大学名1711が示す大学の所在地を示す。実施形態では、都道府県名を示す。
学部1713は、大学名1711が示す大学の学部を特定するための名称を示す。
学科1714は、学部1713が示す学部の学科を特定するための名所を示す。
入試名1715は、学科1714が示す学科の入試の方式を示す。
偏差値1716は、学科1714が示す学科の入試に合格するボーダーの偏差値を示す。
試験会場1717は、学科1714が示す学科の入試が行われる会場の所在地を示す。実施形態では、都道府県名を示す。試験会場が複数ある場合は、それそれが1レコード(1入試)として登録される。
試験日1718は、学科1714が示す学科の入試が行われる月日を示す。例えば、「2/9」は、試験が2月9日に行われることを示す。
図4は、オープンキャンパス情報テーブル1810の構成及び内容の例を示す図である。オープンキャンパス情報テーブル1810は、サーバ装置1000のオープンキャンパス情報記憶部1800に記憶されており、1大学で開催されるオープンキャンパスを管理するテーブルである。大学毎に、1テーブルが記憶されている。
オープンキャンパス情報テーブル1810は、大学名1811、キャンパス1812、及び、日時1813を有する。
大学名1811は、大学を特定するための名称を示す。
キャンパス1812は、大学名1811が示す大学のキャンパスを特定するための名称を示す。
日時1813は、キャンパス1812が示すキャンパスで開催されるオープンキャンパスの開催日時を示す。例えば、「2/9 09:00−17:00」は、2月9日の9時から17時まで開催されることを示す。
<動作>
次に、図5〜図18を用いて、受験サポートシステム100が行う処理について説明する。
受験サポートシステム100は、次の4つの処理を行う機能を備える。1つ目は、希望大学を選択する処理(希望校選択処理)であり、2つ目は、オープンキャンパスカレンダーを作成する処理(オープンキャンパス処理)であり、3つ目は、入試スケジュールチャートを作成する処理(入試スケジュール処理)であり、4つ目は、出願可能な大学を選択する処理(出願校選択処理)である。
受験サポートシステム100の利用を開始するユーザは、大学選択サポート処理部2300を起動させ、通信部2100を介して、受験サポートサイト(サーバ装置1000)から初期画面を取得して入出力部2200に表示させる。初期画面には、上記4つの処理にそれぞれ対応付けられたボタンが表示されており、ユーザは行わせたい処理が対応付けられているボタンを押下(タッチ)する。
<希望校選択処理>
まず、希望校選択処理から説明する。図5は、希望校選択処理のフローチャートである。
希望する大学の入試を検索しようとするユーザは、初期画面において、希望校選択処理が対応付けられているボタンを押下する。希望校検索処理が対応付けられているボタンの押下を検出した大学選択サポート処理部2300は、希望校検索処理の実行をサーバ装置1000に指示する。
サーバ装置1000の制御部1100は、通信部1200を介して、ユーザ端末装置2000から希望校検索処理の実行指示を受信すると、希望校検索部1300に実行を指示する。指示を受けた希望校検索部1300は、希望校条件入力画面WIN01をユーザ端末装置2000に送信する。
ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000から希望校条件入力画面WIN01を受信し、入出力部2200の表示部に表示させる。
図10に、希望校条件入力画面WIN01の例を示す。希望校条件入力画面WIN01は、希望校の検索条件である検索項目(矢印10参照)として、「学校種」、「エリア」、「受験会場の希望エリア」、「受験教科」、「偏差値」、「学問」の項目を有し、それぞれの検索項目に対応した入力領域(矢印11参照)を有する。「学校種」は、大学の種類を示し、国立大学、私立大学、国公立短期大学、私立短期大学が選択肢である。「エリア」とは、大学の所在地を示し、「受験会場の希望エリア」とは、受験会場の所在地を示し、それぞれ都道府県が選択肢である。「受験教科」とは、国語、地理歴史等に分類されて表示された科目を示し、国語表現、世界史Aなどの科目が選択肢である。「偏差値」とは、所定の模擬試験の偏差値を示し、検索したい幅の偏差値、つまり、偏差値の最小値と最大値とを入力する。「学問」とは、いわば学部学科を示し、検索したい学問の系統を選択する。「学校種」および「受験科目」の入力領域に表示されている選択肢の選択は、選択肢の左側に表示されている□にチェックを入れ、他の項目はプルダウンメニューを表示させて選択する。
ユーザは、希望校条件入力画面WIN01において、「学校種」の選択肢の□にチェックを入れて学校種を選択し(ステップS10)、「エリア」のプルダウンメニューから都道府県を選択し(ステップS11)、「受験会場の希望エリア」のプルダウンメニューから都道府県を選択し(ステップS12)、「受験教科」の選択肢の□にチェックを入れて受験教科を選択し(ステップS13)、「偏差値」のプルダウンメニューから最小値および最大値を選択し(ステップS14)、「学問」のプルダウンメニューから学問の系統を選択する(ステップS15)。
ユーザは、希望校条件入力画面WIN01において、検索条件を選択し(ステップS16:No)、全ての条件を選択すると(ステップS16:Yes)、「希望校を表示する」と表示されているボタン12を押下する。
大学選択サポート処理部2300は、希望校条件入力画面WIN01においてボタン12が押下されたことを検知すると、希望校条件入力画面WIN01に入力された検索条件をサーバ装置1000に送信する。
サーバ装置1000の希望校検索部1300は、ユーザ端末装置2000から検索条件を受信すると、受信した検索条件に合致する入試を、入試マスタ情報記憶部1700に記憶されている受験マスタ情報テーブル1710(図3参照)から抽出する。希望校検索部1300は、抽出した入試に関するデータを元に、希望校出力画面WIN02を作成し、ユーザ端末装置2000に送信する(ステップS30)。
図11に、希望校出力画面WIN02の例を示す。希望校出力画面WIN02は、大学種を表示する領域20、大学名を表示する領域21、エリアを表示する領域22、大学の入試一覧を表示する領域23を有する。領域23には、入試一覧として、学部ごとに、学科の入試情報が表形式で表示される。例えば、「学部・専攻名」として学部と学科の名称、学科毎に、「入試名」として「一般A方式」等の入試の種類、「偏差値」としてボーダーの偏差値、「受験科目」として必須科目と選択科目、「出願配布」として願書の配布開始日、「出願受付」として願書の受付開始日、「出願締切」として願書の受付終了日、「試験日」として入試の実施日、「合格発表」として合格発表日、「入学手続締切」として入学手続きの最終日などが表示される。また、学科名の右側の□は、入試をお気に入りとして記憶するか否かを選択するための領域24であり、この□にチェックを入れると、この入試はお気に入りに記憶される。
ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000から希望校出力画面WIN02を受信すると、希望校出力画面WIN02を入出力部2200に表示させる(ステップS17)。
希望校出力画面WIN02において、大学選択サポート処理部2300は、領域24にチェックが入ったことを検出すると(ステップS18)、チェックがなされた入試の情報をお気に入り入試記憶部2400に記憶させる(ステップS19)。
<オープンキャンパス処理>
次に、オープンキャンパス処理を説明する。図6は、オープンキャンパス処理のフローチャートである。
希望する大学のオープンキャンパスカレンダーを作成しようとするユーザは、初期画面において、オープンキャンパス処理が対応付けられているボタンを押下する。オープンキャンパス処理が対応付けられているボタンの押下を検出した大学選択サポート処理部2300は、オープンキャンパス処理の実行をサーバ装置1000に指示する。
サーバ装置1000の制御部1100は、通信部1200を介して、ユーザ端末装置2000からオープンキャンパス処理の実行指示を受信すると、オープンキャンパス日程作成部1400に実行を指示する。指示を受けたオープンキャンパス日程作成部1400は、オープンキャンパス条件入力画面WIN03をユーザ端末装置2000に送信する。
ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000からオープンキャンパス条件入力画面WIN03を受信し、入出力部2200の表示部に表示させる。
図12に、オープンキャンパス条件入力画面WIN03の例を示す。オープンキャンパス条件入力画面WIN03は、大学選択条件の入力領域30、カレンダー作成条件の入力領域31、「上記の条件で大学を探す」と表示されたボタン32、「上記大学でカレンダーを作成する」と表示されたボタン33、及び、「お気に入りでカレンダーを作成する」と表示されたボタン34を有する。大学選択条件の入力領域30は、検索項目として、「人気の大学グループ」、「学校種」、「エリア」、「偏差値」を有し、それぞれの検索項目に対応した入力領域に選択肢が表示されている。また、カレンダー作成条件の入力領域31は、条件として、カレンダーに表示したい大学を指定する領域31a、作成するカレンダーの期間を設定する入力領域31bを有している。
図13に、オープンキャンパスカレンダー画面WIN04の例を示す。オープンキャンパスカレンダー画面WIN04は、大学名表示領域40と、日を表す矩形(マス)がマトリックスに配置されたカレンダーが表示される。大学名表示領域40には、カレンダー内に表示されている大学名が表示される。カレンダーは、各曜日に割り当てられた7列が表示され、該当月の日数分のマスが表示される。マスには、その日にオープンキャンパスが開催される大学名およびキャンパス名が表示される(矢印41参照)。開催されるキャンパスが複数ある場合は、「他」と表示される。尚、オープンキャンパスが開催されるすべてのキャンパス名を表示することとしても良い。
ユーザは、オープンキャンパス条件入力画面WIN03において、カレンダーに表示する大学を選択する(ステップS40)。具体的には、大学選択条件の入力領域30の選択肢から大学等の選択条件を入力し、「上記の条件で大学を探す」と表示されたボタン32を押下する。「上記の条件で大学を探す」と表示されたボタン32の押下を検出した大学選択サポート処理部2300は、大学選択条件の入力領域30に入力された条件をサーバ装置1000に送信する。条件を受信したサーバ装置1000のオープンキャンパス日程作成部1400は、受信した条件に合致するオープンキャンパスをオープンキャンパス情報テーブル1810(図4参照)から抽出して、ユーザ端末装置2000に送信する(ステップS50)。選択された大学情報を受信した大学選択サポート処理部2300は、カレンダー作成条件の入力領域31のカレンダーに表示したい大学を指定する領域31aに表示する。そして、ユーザは、カレンダーに表示したい大学を指定する領域31aに表示された大学から、所望の大学を選択する。
次に、ユーザは、作成するカレンダーの期間を設定する入力領域31bにおいて、カレンダーの表示月数として1ヶ月または2ヶ月を選択し(ステップS41)、カレンダーの開始月を選択する(ステップS42)。
そして、ユーザが「上記大学でカレンダーを作成する」と表示されたボタン33を押下する。「上記大学でカレンダーを作成する」と表示されたボタン33の押下を検出した大学選択サポート処理部2300は(ステップS43:Yes)、カレンダーに表示したい大学を指定する領域31aで選択された大学名と、作成するカレンダーの期間を設定する入力領域31bで選択されたカレンダーの表示月数および開始月をサーバ装置1000に送信する。
一方、ユーザが「お気に入りでカレンダーを作成する」と表示されたボタン34を押下した場合は、選択サポート処理部2300は(ステップS43:Yes)、お気に入り入試記憶部2400に記憶されている大学名と、作成するカレンダーの期間を設定する入力領域31bで選択されたカレンダーの表示月数期および開始月をサーバ装置1000に送信する。この場合、図6の破線の矩形で囲まれたステップS40の処理は不要となる。
大学名、カレンダーの表示月数、及び、開始月を受信したサーバ装置1000のオープンキャンパス日程作成部1400は、受信した大学名で示されるオープンキャンパスの開催日程をオープンキャンパス情報記憶部1800に記憶されているオープンキャンパス情報テーブル1810(図4参照)から抽出する(ステップS51)。
次に、オープンキャンパス日程作成部1400は、開始月カレンダーの表示データを作成する(ステップS52)。詳細には、マトリックス状のカレンダーのテンプレートを基に、横軸に曜日を設定し、日に対応するマス(矩形)を該当月の日数分生成する。カレンダーの表示月数が2ヶ月の場合(ステップS53:Yes)は、開始月の次の月のカレンダーを作成する(ステップS54)。
そして、オープンキャンパス日程作成部1400は、ステップS51で抽出したオープンキャンパス情報を、作成したカレンダーに表示していく。詳細には、ユーザ端末装置2000から受信した大学名を大学名表示領域40に表示し、開始月の1日目から日毎に該当するマスの中に大学名等を表示する(ステップS55)。
ここで、ステップS55の処理(行事表示処理)を、図7を用いて説明する。図7は、行事表示処理のフローチャートである。オープンキャンパス日程作成部1400は、該当日にオープンキャンパスを開催する大学がある場合、つまり、オープンキャンパス情報テーブル1810の日時1813として、該当日が設定されている場合(ステップS60:Yes)、そのレコードの大学名1811として設定されている大学名を表示し(ステップS61)、キャンパス1812として設定されているキャンパス名をマス内に表示する(ステップS62:Yes、S63)。同じ大学名が大学名1811として設定されているレコードがある場合(ステップS64:Yes)は、その大学名の後に表示する。つまり、1つの大学の複数キャンパスでオープンキャンパスが開催される場合は、キャンパス名はまとめて大学名の後に表示する。オープンキャンパス情報テーブル1810の日時1813として、該当日が設定されている他の大学のテーブルがある場合には(ステップS65:Yes)、ステップS61〜S64の処理を行い、大学名とキャンパス名を表示する。これで、図6のステップS55の処理が終了する。
ステップS55の行事表示処理を、開始月の最終日まで行い(ステップS56:Yes)、表示月数分のカレンダーのマスに大学名とキャンパス名を表示する(ステップS57:Yes)。
そして、オープンキャンパス日程作成部1400は、マス内に表示可能な大学数よりも多くの大学名が表示されているマスがある場合には、大学名がマス内に表示されるようにマスの矩形サイズを変更する(ステップS58)。
オープンキャンパスカレンダー画面WIN04の表示データを作成したオープンキャンパス日程作成部1400は、作成した表示データをユーザ端末装置2000に送信する。
表示データを受信したユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、オープンキャンパスカレンダー画面WIN04を入出力部2200に表示する(ステップS44)。
オープンキャンパスカレンダー画面WIN04を見たユーザは、カレンダーを印刷する場合には、「このページを印刷」と表示されたボタン42を押下する。「このページを印刷」と表示されたボタン42の押下を検出した大学選択サポート処理部2300は、印刷サイズをユーザから取得し、取得したサイズのDTPデータ(印刷データ)の作成依頼をサーバ装置1000に送信する(ステップS45:Yes)。
サーバ装置1000の制御部1100は、DTPデータの作成依頼を受信すると、DTPデータ作成部1900に作成を依頼する。依頼を受けたDTPデータ作成部1900は、オープンキャンパス日程作成部1400が作成したオープンキャンパスカレンダーの表示データを元にDTPデータを作成し、作成したDTPデータをユーザ端末装置2000に送信する(ステップS59)。
ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、DTPデータを受信すると、プリンターに出力する。図18に、印刷したオープンキャンパスカレンダー99の例を示す。
<入試スケジュール処理>
次に、入試スケジュール処理を説明する。図8は、入試スケジュール処理のフローチャートである。
志望する大学の入試スケジュールチャートを作成しようとするユーザは、初期画面において、入試スケジュール処理が対応付けられているボタンを押下する。入試スケジュール処理が対応付けられているボタンの押下を検出した大学選択サポート処理部2300は、入試スケジュール処理の実行をサーバ装置1000に指示する。
サーバ装置1000の制御部1100は、通信部1200を介して、ユーザ端末装置2000から入試スケジュール処理の実行指示を受信すると、入試スケジュール作成部1500に実行を指示する。指示を受けた入試スケジュール作成部1500は、入試スケジュール条件入力画面WIN05をユーザ端末装置2000に送信する。
ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000から入試スケジュール条件入力画面WIN05を受信し、入出力部2200の表示部に表示させる。
図14に、入試スケジュール条件入力画面WIN05の例を示す。入試スケジュール条件入力画面WIN05は、志望校入力領域50、「上記の大学のスケジュールを見る」と表示されたボタン51、及び、「お気に入りのスケジュールを見る」と表示されたボタン52を有する。志望校入力領域50は、志望大学および学部を選択する領域を複数有しており、また、受験会場の所在地(受験エリア)を選択する領域を有している。
図15に、入試スケジュールチャート画面WIN06の例を示す。入試スケジュールチャート画面WIN06は、いわゆるガントチャート形式で表示され、時間(月日)を横軸に取るとともに、複数の入試を縦軸に取り、各入試の願書配布期間、願書受付期間、試験日、発表日などを示すマーク(画像)が表示される。入試の行ごとにマークが表示され、図15では、「願書取寄せ」と表示されたボタン62が表示され、願書の配布開始日を示すマーク63、願書の配布終了日を示すマーク64、試験日を示すマーク65が表示されている。「願書取寄せ」と表示されたボタン62は、ユーザが願書を取り寄せたい場合に、押下する。また、「このページを印刷」と表示されたボタン61は、ユーザが試験スケジュールを印刷したい場合に、押下する。
尚、図15では、ガントチャートの一部の月日が表示されており、月日の部分が画面に向かって左右にスクロール表示される。また、試験日が重なる(同じ日)場合、それらの試験日を示すマーク65は、他の試験日のマークと態様を変えて、例えば、同じ日の試験日を示すマークの色は互いに同じ色で表示し、且つ、他の試験日のマークとは異なる色で表示される。
ユーザは、入試スケジュール条件入力画面WIN05において、志望大学を選択し(ステップS70)、志望学部を選択し(ステップS71)、受験エリアを選択する(ステップS72)。具体的には、志望校入力領域50で志望大学、志望学部を選択し、受験エリアの都道府県を選択する。そして、ユーザは、「上記の大学のスケジュールを見る」と表示されたボタン51を押下する。
「上記の大学のスケジュールを見る」と表示されたボタン51の押下を検出した大学選択サポート処理部2300は(ステップS73:Yes)、志望校入力領域50で入力された大学名、学部名、受験エリア(都道府県)をサーバ装置1000に送信する。
一方、ユーザが「お気に入りのスケジュールを見る」と表示されたボタン52を押下した場合は、選択サポート処理部2300は(ステップS73:Yes)、お気に入り入試記憶部2400に記憶されている大学名、学部名、受験エリアをサーバ装置1000に送信する。この場合、図8の破線の矩形で囲まれたステップS70〜S72の処理は不要となる。
大学名、学部名、受験エリアを受信したサーバ装置1000の入試スケジュール作成部1500は、受信した大学名等で示される条件に合致した入試情報を入試マスタ情報記憶部1700に記憶されている受験マスタ情報テーブル1710(図3参照)から抽出する(ステップS80)。
次に、入試スケジュール作成部1500は、入試スケジュールチャートの枠を表示するデータを作成し、横軸に月日を割り当てる(ステップS81)。
そして、入試スケジュール作成部1500は、ステップS80で抽出した入試情報を元に、縦軸に入試を割り当てていく。詳細には、各行に、左側から大学名、学部名等を表示し(ステップS82)、試験会場および都道府県名を表示し(ステップS84:Yes、ステップS83)、「願書取寄せ」と表示されたボタン62を表示する(ステップS84)。次に、入試スケジュール作成部1500は、願書受付期間を示すマークを表示する(ステップS86)。詳細には、願書の受付開始日を示すマーク63を開始日の位置に表示し、願書の受付終了日を示すマーク64を終了日の位置に表示し、開始日と終了日の間の日の位置にそれぞれ「>」を表示する。また、入試スケジュール作成部1500は、試験日を示すマーク65等のマークを試験日の位置に表示する(ステップS87)。更に、入試スケジュール作成部1500は、合格発表日や入学手続期間を示すマークを表示する(ステップS88、S89)。
すべての大学について入試スケジュールを表示すると(ステップS90:No)、入試スケジュール作成部1500は、作成した入試スケジュールチャート画面WIN06の表示データをユーザ端末装置2000に送信する。
表示データを受信したユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、入試スケジュールチャート画面WIN06を入出力部2200に表示する(ステップS74)。
<出願校選択処理>
次に、出願校選択処理を説明する。図9は、出願校選択処理のフローチャートである。出願校選択処理と希望校選択処理とは、ユーザが選択条件を設定して大学等を検索する点は同じであるが、出願校選択処理は、更に、日程的に願書を提出可能な大学に絞り込んで検索できる点が異なる。従って、以下、出願校選択処理について、希望校選択処理との差異を主に説明する。
実際に願書を提出する大学の入試を検索しようとするユーザは、初期画面において、出願校選択処理が対応付けられているボタンを押下する。ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000の出願校検索部1600から、出願校条件入力画面WIN07を受信し、入出力部2200に表示させる。
図16に、出願校条件入力画面WIN07の例を示す。出願校条件入力画面WIN07は、希望校条件入力画面WIN01(図10参照)に、検索項目として「出願期間」の項目(矢印70参照)を追加したものである。「出願期間」とは、ユーザが願書を出願しようとする期間(願書提出予定期間)である。従って、出願校検索部1600は、この「出願期間」で選択された期間と、願書を受け付ける期間である願書受付期間とが、一部でも重なっている入試に絞り込むことになる。具合的には、願書提出予定期間開始日が願書受付終了日以前かつ、願書提出予定期間終了日が願書受付開始日以降である入試に絞り込まれる。
ユーザは、出願校条件入力画面WIN07において、「学校種」、「エリア」、「受験会場の希望エリア」、「受験教科」、「偏差値」、「学問」の項目について条件を選択する(ステップS10〜S15)。そして、更に、「出願期間」について、期間の初日と最終日とを選択する(ステップS91)。
ユーザは、出願校条件入力画面WIN07において、全ての条件を選択すると(ステップS16:Yes)、「出願校を表示する」と表示されているボタン71を押下する。
大学選択サポート処理部2300は、出願校条件入力画面WIN07においてボタン71が押下されたことを検知すると、出願校条件入力画面WIN07に入力された検索条件をサーバ装置1000に送信する。
サーバ装置1000の出願校検索部1600は、ユーザ端末装置2000から検索条件を受信すると、受信した検索条件に合致する入試を、受験マスタ情報テーブル1710(図3参照)から抽出し、抽出した入試に関するデータを元に、出願校出力画面WIN08を作成し、ユーザ端末装置2000に送信する(ステップS92)。
図17に、出願校出力画面WIN08の例を示す。出願校出力画面WIN08は、希望校出力画面WIN02と同様に、大学種を表示する領域20、大学名を表示する領域21、エリアを表示する領域22、領域21で表示した大学の入試一覧を表示する領域23を有する。また、学科名の右側の□は、入試をお気に入りとして記憶するか否かを選択するための領域24であり、この□にチェックを入れると、この入試はお気に入りに記憶される。
ユーザ端末装置2000の大学選択サポート処理部2300は、サーバ装置1000から出願校出力画面WIN08を受信すると、出願校出力画面WIN08を入出力部2200に表示させる(ステップS17)。
大学選択サポート処理部2300は、領域24にチェックが入ったことを検出すると(ステップS18)、チェックがなされた入試の情報をお気に入り入試記憶部2400に記憶させる(ステップS19)。
このように、受験サポートシステム100では、受験生(ユーザ)は、様々な条件で入試を検索することができ、入試スケジュールを作成することができる。更に、オープンキャンパスの日程をカレンダーにしてみることができるので、出願前に、希望する大学のキャンパスを、漏れなく見学することが可能となる。
実施形態では、オープンキャンパス処理、入試スケジュール処理において、オープンキャンパスカレンダー画面WIN04、入試スケジュールチャート画面WIN06を、サーバ装置1000で作成することとしているが、サーバ装置1000での検索の結果を基に、ユーザ端末装置2000において画面作成処理の全部または一部を行うこととしても良い。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更及び/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
100 受験サポートシステム
1000 サーバ装置
1100 制御部
1200 2100 通信部
1300 希望校検索部
1400 オープンキャンパス日程作成部
1500 入試スケジュール作成部
1600 出願校検索部
1700 入試マスタ情報記憶部
1800 オープンキャンパス情報記憶部
1900 DTPデータ作成部
2000 ユーザ端末装置
2200 入出力部
2300 大学選択サポート処理部
2400 お気に入り入試記憶部

Claims (8)

  1. 互いにネットワークを介して接続される、表示部を備えるユーザ端末装置とサーバ装置とを有する受験サポートシステムであって、
    複数の学校の入試に関する入試マスタ情報を記憶する入試マスタ記憶手段と、
    前記入試を選択するための選択条件を、前記ユーザ端末装置から取得する選択条件取得手段と、
    前記入試マスタ情報から、前記選択条件を満たす入試を候補入試として抽出する抽出手段と、
    前記候補入試に関する情報を、前記表示部に表示させる表示手段とを備え、
    前記入試マスタ情報は、各入試の入試会場の場所を含み、
    前記選択条件は、入試会場の場所を含み、
    前記表示手段は、前記候補入試に関する情報を、当該候補入試を行う学校ごとにまとめて表示する
    ことを特徴とする受験サポートシステム。
  2. 前記入試マスタ情報は、更に、各入試の合格可能性が所定以上である偏差値と、各入試の願書受付期間とを含み、
    前記選択条件は、更に、偏差値の最小値と最大値、および、願書提出予定期間とを含み、
    前記抽出手段は、前記入試マスタ情報の偏差値が前記選択条件の偏差値の範囲内であって、願書提出予定期間開始日が願書受付終了日以前かつ、願書提出予定期間終了日が願書受付開始日以降である入試を候補入試として抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受験サポートシステム。
  3. 前記入試マスタ情報は、更に、各入試の実施日を含み、
    前記表示手段は、月日を横軸に取るとともに前記候補入試を縦軸に取り、前記候補入試の前記願書受付期間および実施日である試験日を、それぞれ示す画像で表したチャートを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の受験サポートシステム。
  4. 前記入試日が同じ日である前記候補入試は、他の入試日を表す画像と表示態様を異ならせて表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の受験サポートシステム。
  5. 前記入試マスタ情報は、更に、各学校のキャンパスの場所とオープンキャンパスの開催日とを含み、
    前記選択条件は、更に、表示期間を含み、
    前記抽出手段は、前記選択条件の表示期間に前記開催日が含まれるオープンキャンパスを候補キャンパスとして抽出し、
    前記表示手段は、曜日を横軸に取った表形式のカレンダーであって、前記開催日に対応する領域に、当該開催日の学校名およびキャンパス名を表示させたカレンダーを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受験サポートシステム。
  6. 前記表示手段が表示させた画像のDTPデータを作成するDTP作成手段を更に備え、
    前記DTPデータは、前記表示手段が表示させたカレンダーを、B全サイズまでのカレンダーとして印刷するためのデータである
    ことを特徴とする請求項5に記載の受験サポートシステム。
  7. 互いにネットワークを介して接続される、表示部を備えるユーザ端末装置とサーバ装置とを有する受験サポートシステムで用いられる受験サポートプログラムであって、
    複数の学校の入試に関する入試マスタ情報を記憶する入試マスタ記憶手段と、
    前記入試を選択するための選択条件を、前記ユーザ端末装置から取得する選択条件取得手段と、
    前記入試マスタ情報から、前記選択条件を満たす入試を候補入試として抽出する抽出手段と、
    前記候補入試に関する情報を、前記表示部に表示させる表示手段として、コンピュータを機能させ、
    前記入試マスタ情報は、各入試の入試会場の場所を含み、
    前記選択条件は、入試会場の場所を含み、
    前記表示手段は、前記候補入試に関する情報を、当該候補入試を行う学校ごとにまとめて表示する
    ことを特徴とする受験サポートプログラム。
  8. 方法
    互いにネットワークを介して接続される、表示部を備えるユーザ端末装置と複数の学校の入試に関する入試マスタ情報を記憶する入試マスタ記憶手段を備えるサーバ装置とを有する受験サポートシステムで用いられる受験サポート方法であって、
    前記入試を選択するための選択条件を、前記ユーザ端末装置から取得する選択条件取得ステップと、
    前記入試マスタ情報から、前記選択条件を満たす入試を候補入試として抽出する抽出ステップと、
    前記候補入試に関する情報を、前記表示部に表示させる表示ステップとを備え、
    前記入試マスタ情報は、各入試の入試会場の場所を含み、
    前記選択条件は、入試会場の場所を含み、
    前記表示ステップでは、前記候補入試に関する情報を、当該候補入試を行う学校ごとにまとめて表示する
    ことを特徴とする受験サポート方法。
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