JP2004227378A - 従業員向け教育サービス支援システム及び教育サービス支援方法並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】教育サービスを導入しようとする導入組織に対して、従業員の職位や職務に基づいた教育体系図テンプレートを提供し、テンプレートを職位・職務に沿ったカリキュラムにカスタマイズして作成された教育体系図を提供することを目的とする。
【解決手段】職位、職務、系列(分野)、教育レベルの各項目を反映した各教育を教育体系図テンプレート上に配置して画面表示し、導入組織に適合した教育体系図となるようテンプレートで各教育の位置の変更、削除、追加、職位、職務の変更を行うことでカスタマイズを可能とする従業員向け教育サービス支援システム及び支援方法を提供する。
【選択図】 図8
【解決手段】職位、職務、系列(分野)、教育レベルの各項目を反映した各教育を教育体系図テンプレート上に配置して画面表示し、導入組織に適合した教育体系図となるようテンプレートで各教育の位置の変更、削除、追加、職位、職務の変更を行うことでカスタマイズを可能とする従業員向け教育サービス支援システム及び支援方法を提供する。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従業員向け教育サービス支援システムとその支援方法に係り、特に、従業員の個別教育体系図などの提供をコンピュータ端末上で行う従業員向け教育サービス支援システム及び支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、法人や事業所などの多くは、従業員向けの教育情報(教育メニュー)の提供を従業員用のコンピュータ端末を介して行っている。教育情報は、例えば教育の概要、実施日時、対象とする職位、対象とする職種、関連する他の教育などである。なお、職位とは部長、課長などの給与体系に基づく権限を表し、職種は営業、開発など業務内容に基づく役割を表す。
【0003】
従業員の教育に関しては、当該事業所又は法人内に閉じることなくさらに外部の法人と提携することにより従業員向けの教育メニューを増やしたり又は従業員向けの教育サービスをアウトソーシングすることなども考えられている。例えば、インターネットを利用したリアルタイムでの教育を行うe−Learningによる教育のアウトソーシング化などが挙げられる。また、学習進度に応じた個別のカリキュラムの教材や問題などの提供をインターネットを介して行う教育支援システムの提供などがある。この教育支援システムを実現するための従来技術としては次のものがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、学習進度に応じた個別のカリキュラムの教材・問題の提供と個別教育教材の開発をインターネットを介して行い、また個別教育教材の提供事業者と指導者からの優れた教材・問題をDBに登録蓄積しそのDBを用いて受講者に最適な教材・問題を提供する教育支援システムの技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−49297号公報(〔0007〕−〔0015〕)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されている教育支援システムは、個別のカリキュラムにより受講生ごとに特化したカリキュラムに従った教材・問題を提供することはできるが、カリキュラムを作成できる能力を持った指導者が必要である。そして、この指導者が受講者個々人の個別カリキュラムを作成し、受講者の学習進度、能力によりカリキュラムを変更する必要がある。また、特許文献1における従来技術では、教育の標準的な手順と時期を教育手順プログラムテーブルに登録することに留まっている。
【0006】
そこで本発明は、指導者が受講者個々人の個別教育カリキュラムを作成、変更するのではなく、教育サービスを導入しようとする事業所又は法人などの導入組織に対して、従業員の職位や職務ごとに、教育のレベルに応じて教育を体系化した教育体系図を提示することを目的とする。また、この教育体系図を作成するためにテンプレートを提供し、導入組織の意向に基づいて導入組織の職位・職務に沿った教育体系図にカスタマイズして使用できることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の従業員向け教育サービス支援システムは、複数の教育サービス提供組織とこの教育サービスを導入する複数の導入組織とをネットワークを介して接続して構成され、複数の導入組織情報と従業員情報と従業員別の教育体系図とを保持した導入組織DBと、複数の教育サービス提供組織情報と教育サービス提供組織が提供する教育情報とを保持した教育サービス提供組織DBと、テンプレートを格納するテンプレートDBと、通信手段や表示手段などを備えている。また、前記テンプレートは、導入組織の教育体系図にカスタマイズするための教育体系図テンプレートと、導入組織の職位及び職務にカスタマイズするための職位・職務テンプレートとを、備えている。
【0008】
また、この従業員向け教育サービス支援システムを用いて行う従業員向け教育サービス支援方法は、複数の教育サービス提供組織が提供する教育サービスを登録して、従業員の職位・職種に基づいた教育体系図テンプレートを作成し、複数の導入組織へ提供する。そして導入組織の意向に基づいてテンプレートをカスタマイズすることにより作成された従業員別の教育体系図を、当該組織の各従業員に対して職位・職務別に提供する。テンプレートには、画面上で、複数の教育が職種別に職位と教育レベルの関係において表示され、かつ教育の分野が判るように表示される。
【0009】
これにより、教育サービスを導入しようとする事業所又は法人などの導入組織に対して、従業員の職位や職務ごとに、教育のレベルに応じて教育を体系化した教育体系図を提示することが可能となる。なお詳細は発明の実施の形態で述べる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
なお、本発明の実施形態において、法人は、企業に限定せず国や自治体の機関、学校、その他団体を含み、従って従業員は、公務員、学校職員、団体職員を含む。また、以降教育サービス提供組織とは、教育やe−Learning教育などを提供する事業所又は法人、導入組織とは、教育やe−Learning教育などを受講する従業員が属する事業所又は法人、統合サービスプロバイダとは、本実施形態のシステムや方法などを実施する事業所又は法人を示す。
【0012】
従業員向け教育サービス支援システムは、教育やe−Learning教育などを提供する複数の教育サービス提供組織と、教育やe−Learning教育などの提供を受ける複数の導入組織と、各組織にテンプレートを提供し導入組織の従業員に教育体系図を提供する統合サービスプロバイダによりなされる。図1は本発明の一実施形態に係る各組織の関係を示した図である。
【0013】
図1において、統合サービスプロバイダ1は、複数の教育サービス提供組織3が提供する教育やe−Learning教育などを一括して纏め、従業員の職位・職種に基づいた職位・職務別教育体系図テンプレート(以降、教育体系図テンプレートと呼ぶ)を作成し複数の導入組織2へ提供する。また、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2の意向に基づいてテンプレートをカスタマイズすることにより作成された従業員別教育体系図(以降、教育体系図と呼ぶ)を、当該組織の各従業員に対して職位・職務別に提供する。
【0014】
本発明の一実施形態に係る従業員向け教育サービス支援システムのブロック構成図を図4に示す。従業員向け教育サービス支援システム10は、主として複数の導入組織情報と従業員情報を取り込んだ導入組織DB110と、複数の教育サービス提供組織情報と提供する教育情報を取り込んだ教育サービス提供組織DB120と、テンプレートを格納するテンプレートDB130と、各導入組織2と各導入組織2が契約した一つ以上の教育サービス提供組織3と通信する通信手段160とで構成されている。各DBは、通信手段160を通じて各組織のコンピュータ端末20,30からネットワーク4を介してアクセスされる。また、教育サービスに関する情報をコンピュータ端末20,30に表示する表示手段140と、教育サービスに関する情報をコンピュータ端末20,30から入力する入力手段150と、前記のDBを管理するデータベース管理手段100とを備える。
【0015】
図5は従業員向け教育サービス支援システム10の前記DBの構成を示した図である。導入組織DB110には、各導入組織別の導入組織情報111、従業員情報112、教育体系図113が格納されている。教育サービス提供組織DB120には、各教育サービス提供組織別の教育サービス提供組織情報121、教育情報122が格納されている。テンプレートDB130には、各導入組織別の教育体系図テンプレート131、職位・職務テンプレート132が格納されている。
【0016】
次に、図2と図3を用いて適宜図4と図5を参照しながら従業員向け教育サービス支援方法について説明する。なお、これら従業員向け教育サービス支援方法は、コンピュータを用いて、教育サービス支援プログラムとしてコンピュータのプログラムで実現することができる。また、この教育サービス支援プログラムは、記録媒体に記録することができる。
【0017】
図2は統合サービスプロバイダ1と導入組織2と教育サービス提供組織3とのあいだのサービスの流れを示した図である。統合サービスプロバイダ1は、教育サービス提供組織3に対し、少なくとも教育名、リンク先URL(Uniform Resource Locator)、教育の系列(分野)、教育レベル、概要、対象職位・職務、関連する教育などを入力することが可能な教育登録画面を提供(S20)する。教育サービス提供組織3は、教育登録画面の該当項目を入力し教育情報の登録(S21)を行う。
【0018】
図6は教育登録画面600を示した図である。教育登録画面600では、教育名601、リンク先URL602、系列603、教育レベル605、対象職位・職務606などが登録できる。系列603は、当該教育の資格系、ビジネススキル系、技術系、対人交渉系、マネージメント系などといった教育に関する分野であり、1以上チェックボックス604にチェックすることで選択することができる。また、教育レベル605は、最上級、上級、中級、初級からなり、ラジオボタンにより一つ選択することができる。さらに、対象職位・職務606に関しては、職務609をタグにしており、このタグを選択することにより職務ごとの職位を表示することができる。チェックボックス607、608にチェックすることでこの教育の対象となる職位・職務を1以上選択することができる。また、関連する教育610も教育名を1以上入力できる。概要611には、教育名601に登録した教育の概要を入力できる。これらの情報を入力した後、登録ボタン612を押すことにより教育サービス提供組織3は、統合サービスプロバイダ1に教育情報を登録することができる。
【0019】
このように、教育サービス提供組織3は、統合サービスプロバイダ1に教育サービスの紹介を依頼することにより、優良な販売チャネルの拡大をすることも可能である。
【0020】
図2において、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2に対し、複数の教育サービス提供組織3から1以上の契約先組織を選択できる選択画面を提供(S22)する。導入組織2は、選択画面により契約する教育サービス提供組織3を選択(S23)する。後に、導入組織2が教育サービス組織3の選択を変更する場合にも、この選択画面を用いる。
【0021】
図7は選択画面700を示した図である。図7の選択画面700の例では、複数の教育サービスを提供組織別に会社概要701、教育メニュー702、既受講者の評価・感想703が記載されている。なお、既受講者の評価・感想703には、5段階評価とコメント、感想文、意見文、既受講者の総数などが記載される(図示せず)。教育サービス提供組織3は、組織名であるタグ705をクリックすることにより表示され、チェックボックス704にチェックすることにより選択される。図7の例では、教育サービス提供組織3としてX社が表示されており、X社の会社概要701や教育メニュー702や既受講者の評価・感想703が表示されている。導入組織2は、この選択画面700から教育サービス提供組織3を選択する。
【0022】
図2において、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2に対して、教育体系図テンプレート131を提供(S24)する。この提供は、導入組織2が導入組織2に適合した教育体系図113となるように、教育体系図テンプレート131をカスタマイズすることを可能にするためである。そして、導入組織2は、教育体系図テンプレート131をカスタマイズ(S25)する。
【0023】
図8は教育体系図テンプレート131の画面800を示した図である。教育体系図テンプレート131は、教育サービス提供組織DB120内の教育情報122に基づいて、職位804、職務801、技術系や対人系などの系列803、教育レベル802の各項目を反映して、各教育808を配置して画面表示したものである。職務名801がタグになっておりタグをクリックするとそれぞれの職務の教育体系図テンプレート131が表示される。教育体系図テンプレート131は、縦方向に教育レベル802と横方向に職位804とで表され職務別に教育レベル802と職位804の関係でそれぞれの教育805が位置付けられている。また教育805(この例では教育T)をクリックするとウィンドウ809が開き教育の概要(教育Tの概要)810、関連する教育811、既受講者の評価・感想812などが表示される。この既受講者の評価・感想812なども教育情報122に保持されており、教育情報122に基づいて表示される。
【0024】
導入組織2の担当者は、教育体系図テンプレート131を参照し、導入組織2に適合した教育体系図113となるよう教育体系図テンプレート131をカスタマイズする。図8において、カスタマイズは、教育体系図テンプレート131上における各教育の位置の変更、教育の削除、教育の追加、及び後記する導入組織別職位・職務テンプレートを用いた職位・職務の変更によって行われる。教育の追加は、職務別801に教育レベル802と職位804の関係で位置付けられた個所に、教育の追加欄807から教育808のアイコン(この例では教育A、教育B、教育Cなど)をドラッグアンドドロップすることにより行われる。教育の削除は、チェックボックス806にチェックして削除ボタン(図示せず)を押すことにより行われる。また、教育体系図テンプレート131に記載された教育は、導入組織2が前記の教育サービス提供組織3の選択画面700により選択した教育のみ表示される。教育体系図テンプレート131には、各々の教育に対して、少なくとも教育の概要810、関連する教育811、既受講者の評価・感想812が記載されているので、これらを参考にしてカスタマイズすることができる。そして、図8に示す教育体系図テンプレート131で教育の追加、削除などを行った後、登録ボタン813を押下することによりカスタマイズした教育体系図113として図5に示した導入組織DB110に保存され、従業員に提供される。後に、導入組織2が、受講可能な教育を変更する場合にも、教育体系図テンプレート131にて行う。
【0025】
これにより、複数の教育サービス提供組織3が提供する教育サービスを、教育体系図テンプレート131をカスタマイズした教育体系図113として各従業員に個別に提示することができ、従業員は自分が現在受講すべき教育や、将来目指すべき位置の把握が可能となり、教育意欲、学習効果が増大する。
【0026】
また、導入組織2は、教育体系図テンプレート131により、契約した複数の教育サービス提供組織3が提供する類似の教育を比較することにより、金額、内容、既受講者の評価・感想などを比べ、より優れた教育を従業員に提供することも可能となる。
【0027】
さらに、統合サービスプロバイダ1により、導入組織2が保有する独自の教育を教育体系図113に加えることも可能である。なお、教育体系図113上に各教育を配置する際に、各教育は教育情報122に基づいて自動的に配置されるが、統合サービスプロバイダ1が各職位・職務向けに推奨する教育体系を示すことも可能である。
【0028】
再び、図2において、次に統合サービスプロバイダ1は、導入組織別職位・職務テンプレート132(以降、職位・職務テンプレートと呼ぶ)を導入組織2に提供(S26)する。職位・職務テンプレート132を用いると、教育体系図テンプレート131のカスタマイズの際、職位・職務の変更が可能である。導入組織2は、職位・職務テンプレート132を用いて、教育体系図テンプレート131のカスタマイズとして職位・職務を変更・登録(S27)する。
【0029】
図9は職位・職務テンプレート132の画面900を示した図である。職位901・職務902は、導入組織2ごとに異なるが、職位・職務テンプレート132により、導入組織2に適合した職位901・職務902への変更が可能となる。職位・職務テンプレート132には、日本における標準的な職位901(この例では部長、課長、係長など)・職務902(この例では営業、SE、開発など)が記載されており、各々の職位901・職務902について、少なくとも該当職務の定義907、該当職位の定義906、教育メニュー908、コメントを書き込むことが可能なコメント欄909が表示されている。職位・職務テンプレート132は、職務名902及び職位901をタグにして表示される。導入組織2は、当該導入組織2の職位901・職務902に適合させるため職位901・職務902の名称を変更したり、当該導入組織2に存在しない職位901・職務902を削除したりすることができる。導入組織2で職位901の名称が表示名称と異なる場合は、チェックボックス903にチェックして、変更する名称を職位覧905に入力する。また職務902の名称が表示名称と異なる場合も同様にチェックボックス904にチェックして、変更する名称を職務覧910に入力する。また、削除する場合は、削除する職位・職務の該当チェックボックス903,904にチェックし削除ボタンを押すなどの方法で行う。さらに一覧にない職位901・職務902の追加を、その他追加911、912で追加することができる。また、コメント欄909には、導入組織2から統合サービスプロバイダ1に対して変更点や要望などを入力することができ、図5で示した導入組織情報111として保存される。後に、導入組織2の職位・職務を変更する場合にも、この職位・職務テンプレート132にて行われる。
【0030】
教育体系図テンプレート131と職位・職務テンプレート132により、導入組織2は、各種情報を容易に変更できる。従って、教育体系図113の作成において、導入組織2と従業員の負荷を低減することが可能である。
【0031】
次に、これら提供された又はカスタマイズされた教育体系図113を使って、導入組織2の従業員は、受講する教育を申請し、申請した教育を受講する。
【0032】
図3は統合サービスプロバイダ1と導入組織2の従業員と教育サービス提供組織3とのサービスの流れを示した図である。まず、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2に対してカスタマイズされた教育体系図113を提供(S30)しておく。導入組織2の従業員がコンピュータ端末の表示画面からログイン(S31)すると、従業員向け教育サービス支援システム10は、そのログイン情報から当該アクセス者の従業員情報112を導入組織DB110より取得して後記する図11に示す従業員個別トップページを表示(S32)する。そして、従業員は受講したい教育の申請(S33)を行う。
【0033】
図10はログイン画面1000を示した図である。ログインする従業員のID1001とパスワード1002を入力してログインボタン1003を押す。
【0034】
また、図11は従業員個別トップページ画面1100を示した図である。従業員個別トップページ1100には、少なくとも申請中の教育一覧1101、登録済みの教育一覧1102、受講中の教育一覧1103、受講済みの教育一覧1104が表示される。これにより従業員個別の教育の受講状況がわかる。また、個人情報の登録・変更1108が可能で、従業員の職位1109・職務1110の変更が可能である。個人情報の登録・変更1108は、職位覧1111、職務覧1112のそれぞれで選択表示させ、登録ボタン1113を押すことにより登録変更することができる。また、従業員は、前記の受講中の教育一覧1103及び受講済みの教育一覧1104より、評価・感想ボタン1106、1107を押すことにより後記する図13に示す教育の評価・感想入力画面へ遷移が可能である。申請中の教育一覧1101の申請画面ボタン1115を押すことにより後記する図12に示す申請画面(教育体系図)へ遷移が可能である。
【0035】
図3に戻って,次に従業員が教育を受講する場合、従業員向け教育サービス支援システム10にログイン(S34)すると従業員個別トップページが表示(S35)され、従業員が受講する教育がe−Learningの場合は、前記した図11の受講ボタン1105を押す(S36)ことで、教育サービス提供組織3の当該e−Learning受講画面(図示せず)へ遷移し、e−Learning受講(S38)が可能となる。従業員がe−Learning教育を受講する際は、教育サービス提供組織3へログインするためのID・パスワードを、統合サービスプロバイダ1が取得代行を行い、導入組織DB110の従業員情報112に保存する。この従業員情報112により、当該従業員の本システムへの1回のログイン操作によって、教育サービス提供組織3の保有するe−Learning教育のサイトにシングルサインオン(S37)でアクセスできる。シングルサインオンは、各々の教育サービス提供組織3の保有するサイトにアクセスする際に各々ログインする必要がなくなる機能である。
【0036】
これにより、導入組織2が契約した複数の教育サービス提供組織3への各々の受講申請や、ID・パスワードの取得、シングルサインオンの実施を、統合サービスプロバイダ1が一括して行うため、導入組織2と従業員の負荷を低減することが可能になる。
【0037】
図12は申請画面(教育体系図)1200を示した図であり、図11の従業員個別トップページ画面1100の申請画面ボタンを押すことで遷移できる。従業員は、申請画面1200へ遷移することにより、教育体系図1201を得ることができる。申請画面(教育体系図)1200は、個々の従業員の職位・職務に適合しており、少なくとも教育体系図1201と、現在選択された教育の一覧1202と、各教育の詳細1209等が表示される。各教育の詳細1209には、少なくとも各教育の概要(この例では教育Tの概要)1210、関連する教育1211、既受講者評価・感想1212が表示される。この教育の詳細1209は、各教育のアイコン1207をクリックすることにより表示することができる。教育体系図1201には、少なくとも職位1213、職務、系列1206、教育のレベル1205の各項目を反映して各教育が配置されている。配置された各教育のチェックボックス1208には、「チェックボックスの説明」1214で表示されているように、申請中、登録済、受講中、受講済の各状態が「済」1215や「受」1216などと記され、教育の受講を申請する場合は、未受講のチェックボックス1208にチェックして申請ボタン1203を押すことにより可能である。
【0038】
教育体系図1201上に配置された各教育は、教育サービス提供組織3が提供していることを従業員に意識させず、導入組織2が従業員に提供する教育メニューとして提示することができる。また、あえて配置された各教育が、複数にわたる教育サービス提供組織3が提供していると従業員に意識させ、従業員は複数の教育サービス提供組織3が提供する類似の教育を比較することにより、金額、内容、既受講者の評価・感想などを比べ、より優れた教育を受講することも可能となる。
【0039】
従業員の職位・職務が変更された場合は、前記図11の従業員個別トップページ1100の個人情報登録・変更1108により、教育体系図1201が変更後の職位・職務になる。なお、職位・職務が変更されても前記従業員個別トップページ1100の申請中の教育一覧1101、登録済みの教育一覧1102、受講中の教育一覧1103、受講済みの教育一覧1104の各情報に関する情報は保存される。
【0040】
再度図3に戻って、従業員は教育の受講を終了した後、教育の評価・感想を入力することができる。従業員は従業員向け教育サービス支援システム10にログイン(S39)して、前記した従業員個別トップページが表示(S40)されると、後記する教育の評価・感想入力画面(図13)と教育サービス提供組織3に対する評価・感想入力画面(図14)から評価・感想の入力(S41)を行うことができる。そして従業員は、教育の申請から教育の受講、受講後の評価・感想の入力を行うことで一つの教育の過程が終了したこととなる。また、新たに職位・職務の変更が生じた場合、導入組織2は、職位・職務情報の変更(S42)を行い、統合サービスプロバイダ1は、新しい教育体系図1201を提供(S43)する。
【0041】
図13は教育の評価・感想入力画面1300を示した図である。従業員は、従業員個別トップページ画面1100から、評価・感想ボタン1106、1107を押すことで教育の評価・感想入力画面1300に遷移することにより、当該教育に対する少なくとも5段階評価1310とコメント1311、感想1320、意見1330を入力することが可能である。また、評価・感想ボタン1350を押すことにより、後記する図14の教育サービス提供組織3の評価・感想画面への遷移が可能である。また、教育の評価・感想入力画面1300には、当該教育の概要(この例では教育Nの概要)1341、関連する教育1342、既受講者の評価・感想1343が記載されている。入力された情報は、図5で示した教育サービス提供組織DB120の教育情報122に蓄積され、既受講者の評価・感想として反映される。
【0042】
図14は教育サービス提供組織に対する評価・感想入力画面1400を示した図である。従業員は、教育サービス提供組織3に対する評価・感想入力画面1400に遷移することにより、該当教育を提供する教育サービス提供組織3に対する少なくとも5段階評価1410とコメント1411、感想1420、意見1430を入力することが可能である。また、教育サービス提供組織3に対する評価・感想入力画面1400には、当該教育サービスの少なくとも概要(この例では教育サービス提供組織Xの会社概要)1441、関連する教育1442、既受講者の評価・感想1443が記載されている。入力された情報は、図5で示した教育サービス提供組織DB120の教育サービス提供組織情報121に蓄積され、既受講者の評価・感想として反映される。
【0043】
以上説明した本発明は、前記した実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、前記統合サービスプロバイダのもつ従業員向け教育サービス支援システムを導入組織に用意して、導入組織が統合サービスプロバイダの行う業務などを行っても構わない。また、前記教育サービスの代わりに統合サービスプロバイダとして総務や人事などのサービスに適用しても構わない。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、教育サービスを導入しようと導入組織に対して従業員の職位や職務ごとに、教育のレベルに応じて体系化した教育体系図を提示することができ、従業員は、自分が現在受講すべき教育や、将来目指すべき位置の把握が可能となり、教育意欲や学習効果などが増大する。また、テンプレートとして提供することにより、導入組織の意向に基づいて職位・職務に沿った教育体系図に容易にカスタマイズすることができ、導入組織と従業員の負荷を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る参加者の関係を示した図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るサービスの流れを示した図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るサービスの流れを示した図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るシステムのブロック構成図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るデータベースの構成図である。
【図6】本発明における教育登録画面を示す図である。
【図7】本発明における選択画面を示す図である。
【図8】本発明における教育体系図テンプレートの画面を示す図である。
【図9】本発明における職位・職務テンプレートの画面を示す図である。
【図10】本発明に用いるログイン画面を示す図である。
【図11】本発明にてログイン後に最初に表示される従業員個別トップ
ページ画面を示す図である。
【図12】図11の画面から展開される申請画面(教育体系図)を示す図である。
【図13】図11の画面から展開される教育の評価・感想入力画面を示す図である。
【図14】図13の画面から展開される教育サービス提供組織に対する評価・感想入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1・・統合サービスプロバイダ
2・・導入組織
3・・教育サービス提供組織
10・・従業員向け教育サービス支援システム
20,30・・コンピュータ端末
110・・導入組織DB
120・・教育サービス提供組織DB
130・・テンプレートDB
113、1201・・教育体系図
131・・教育体系図テンプレート
132・・職位・職務テンプレート
4・・ネットワーク
600・・教育登録画面
700・・選択画面
800・・教育体系図テンプレート画面
900・・職位・職務テンプレート画面
1000・・ログイン画面
1100・・従業員個別トップページ(画面)
1200・・申請画面(教育体系図)
1300・・教育の評価・感想入力画面
1400・・教育サービス提供組織に対する評価・感想入力画面
【発明の属する技術分野】
本発明は、従業員向け教育サービス支援システムとその支援方法に係り、特に、従業員の個別教育体系図などの提供をコンピュータ端末上で行う従業員向け教育サービス支援システム及び支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、法人や事業所などの多くは、従業員向けの教育情報(教育メニュー)の提供を従業員用のコンピュータ端末を介して行っている。教育情報は、例えば教育の概要、実施日時、対象とする職位、対象とする職種、関連する他の教育などである。なお、職位とは部長、課長などの給与体系に基づく権限を表し、職種は営業、開発など業務内容に基づく役割を表す。
【0003】
従業員の教育に関しては、当該事業所又は法人内に閉じることなくさらに外部の法人と提携することにより従業員向けの教育メニューを増やしたり又は従業員向けの教育サービスをアウトソーシングすることなども考えられている。例えば、インターネットを利用したリアルタイムでの教育を行うe−Learningによる教育のアウトソーシング化などが挙げられる。また、学習進度に応じた個別のカリキュラムの教材や問題などの提供をインターネットを介して行う教育支援システムの提供などがある。この教育支援システムを実現するための従来技術としては次のものがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、学習進度に応じた個別のカリキュラムの教材・問題の提供と個別教育教材の開発をインターネットを介して行い、また個別教育教材の提供事業者と指導者からの優れた教材・問題をDBに登録蓄積しそのDBを用いて受講者に最適な教材・問題を提供する教育支援システムの技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−49297号公報(〔0007〕−〔0015〕)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されている教育支援システムは、個別のカリキュラムにより受講生ごとに特化したカリキュラムに従った教材・問題を提供することはできるが、カリキュラムを作成できる能力を持った指導者が必要である。そして、この指導者が受講者個々人の個別カリキュラムを作成し、受講者の学習進度、能力によりカリキュラムを変更する必要がある。また、特許文献1における従来技術では、教育の標準的な手順と時期を教育手順プログラムテーブルに登録することに留まっている。
【0006】
そこで本発明は、指導者が受講者個々人の個別教育カリキュラムを作成、変更するのではなく、教育サービスを導入しようとする事業所又は法人などの導入組織に対して、従業員の職位や職務ごとに、教育のレベルに応じて教育を体系化した教育体系図を提示することを目的とする。また、この教育体系図を作成するためにテンプレートを提供し、導入組織の意向に基づいて導入組織の職位・職務に沿った教育体系図にカスタマイズして使用できることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の従業員向け教育サービス支援システムは、複数の教育サービス提供組織とこの教育サービスを導入する複数の導入組織とをネットワークを介して接続して構成され、複数の導入組織情報と従業員情報と従業員別の教育体系図とを保持した導入組織DBと、複数の教育サービス提供組織情報と教育サービス提供組織が提供する教育情報とを保持した教育サービス提供組織DBと、テンプレートを格納するテンプレートDBと、通信手段や表示手段などを備えている。また、前記テンプレートは、導入組織の教育体系図にカスタマイズするための教育体系図テンプレートと、導入組織の職位及び職務にカスタマイズするための職位・職務テンプレートとを、備えている。
【0008】
また、この従業員向け教育サービス支援システムを用いて行う従業員向け教育サービス支援方法は、複数の教育サービス提供組織が提供する教育サービスを登録して、従業員の職位・職種に基づいた教育体系図テンプレートを作成し、複数の導入組織へ提供する。そして導入組織の意向に基づいてテンプレートをカスタマイズすることにより作成された従業員別の教育体系図を、当該組織の各従業員に対して職位・職務別に提供する。テンプレートには、画面上で、複数の教育が職種別に職位と教育レベルの関係において表示され、かつ教育の分野が判るように表示される。
【0009】
これにより、教育サービスを導入しようとする事業所又は法人などの導入組織に対して、従業員の職位や職務ごとに、教育のレベルに応じて教育を体系化した教育体系図を提示することが可能となる。なお詳細は発明の実施の形態で述べる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
なお、本発明の実施形態において、法人は、企業に限定せず国や自治体の機関、学校、その他団体を含み、従って従業員は、公務員、学校職員、団体職員を含む。また、以降教育サービス提供組織とは、教育やe−Learning教育などを提供する事業所又は法人、導入組織とは、教育やe−Learning教育などを受講する従業員が属する事業所又は法人、統合サービスプロバイダとは、本実施形態のシステムや方法などを実施する事業所又は法人を示す。
【0012】
従業員向け教育サービス支援システムは、教育やe−Learning教育などを提供する複数の教育サービス提供組織と、教育やe−Learning教育などの提供を受ける複数の導入組織と、各組織にテンプレートを提供し導入組織の従業員に教育体系図を提供する統合サービスプロバイダによりなされる。図1は本発明の一実施形態に係る各組織の関係を示した図である。
【0013】
図1において、統合サービスプロバイダ1は、複数の教育サービス提供組織3が提供する教育やe−Learning教育などを一括して纏め、従業員の職位・職種に基づいた職位・職務別教育体系図テンプレート(以降、教育体系図テンプレートと呼ぶ)を作成し複数の導入組織2へ提供する。また、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2の意向に基づいてテンプレートをカスタマイズすることにより作成された従業員別教育体系図(以降、教育体系図と呼ぶ)を、当該組織の各従業員に対して職位・職務別に提供する。
【0014】
本発明の一実施形態に係る従業員向け教育サービス支援システムのブロック構成図を図4に示す。従業員向け教育サービス支援システム10は、主として複数の導入組織情報と従業員情報を取り込んだ導入組織DB110と、複数の教育サービス提供組織情報と提供する教育情報を取り込んだ教育サービス提供組織DB120と、テンプレートを格納するテンプレートDB130と、各導入組織2と各導入組織2が契約した一つ以上の教育サービス提供組織3と通信する通信手段160とで構成されている。各DBは、通信手段160を通じて各組織のコンピュータ端末20,30からネットワーク4を介してアクセスされる。また、教育サービスに関する情報をコンピュータ端末20,30に表示する表示手段140と、教育サービスに関する情報をコンピュータ端末20,30から入力する入力手段150と、前記のDBを管理するデータベース管理手段100とを備える。
【0015】
図5は従業員向け教育サービス支援システム10の前記DBの構成を示した図である。導入組織DB110には、各導入組織別の導入組織情報111、従業員情報112、教育体系図113が格納されている。教育サービス提供組織DB120には、各教育サービス提供組織別の教育サービス提供組織情報121、教育情報122が格納されている。テンプレートDB130には、各導入組織別の教育体系図テンプレート131、職位・職務テンプレート132が格納されている。
【0016】
次に、図2と図3を用いて適宜図4と図5を参照しながら従業員向け教育サービス支援方法について説明する。なお、これら従業員向け教育サービス支援方法は、コンピュータを用いて、教育サービス支援プログラムとしてコンピュータのプログラムで実現することができる。また、この教育サービス支援プログラムは、記録媒体に記録することができる。
【0017】
図2は統合サービスプロバイダ1と導入組織2と教育サービス提供組織3とのあいだのサービスの流れを示した図である。統合サービスプロバイダ1は、教育サービス提供組織3に対し、少なくとも教育名、リンク先URL(Uniform Resource Locator)、教育の系列(分野)、教育レベル、概要、対象職位・職務、関連する教育などを入力することが可能な教育登録画面を提供(S20)する。教育サービス提供組織3は、教育登録画面の該当項目を入力し教育情報の登録(S21)を行う。
【0018】
図6は教育登録画面600を示した図である。教育登録画面600では、教育名601、リンク先URL602、系列603、教育レベル605、対象職位・職務606などが登録できる。系列603は、当該教育の資格系、ビジネススキル系、技術系、対人交渉系、マネージメント系などといった教育に関する分野であり、1以上チェックボックス604にチェックすることで選択することができる。また、教育レベル605は、最上級、上級、中級、初級からなり、ラジオボタンにより一つ選択することができる。さらに、対象職位・職務606に関しては、職務609をタグにしており、このタグを選択することにより職務ごとの職位を表示することができる。チェックボックス607、608にチェックすることでこの教育の対象となる職位・職務を1以上選択することができる。また、関連する教育610も教育名を1以上入力できる。概要611には、教育名601に登録した教育の概要を入力できる。これらの情報を入力した後、登録ボタン612を押すことにより教育サービス提供組織3は、統合サービスプロバイダ1に教育情報を登録することができる。
【0019】
このように、教育サービス提供組織3は、統合サービスプロバイダ1に教育サービスの紹介を依頼することにより、優良な販売チャネルの拡大をすることも可能である。
【0020】
図2において、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2に対し、複数の教育サービス提供組織3から1以上の契約先組織を選択できる選択画面を提供(S22)する。導入組織2は、選択画面により契約する教育サービス提供組織3を選択(S23)する。後に、導入組織2が教育サービス組織3の選択を変更する場合にも、この選択画面を用いる。
【0021】
図7は選択画面700を示した図である。図7の選択画面700の例では、複数の教育サービスを提供組織別に会社概要701、教育メニュー702、既受講者の評価・感想703が記載されている。なお、既受講者の評価・感想703には、5段階評価とコメント、感想文、意見文、既受講者の総数などが記載される(図示せず)。教育サービス提供組織3は、組織名であるタグ705をクリックすることにより表示され、チェックボックス704にチェックすることにより選択される。図7の例では、教育サービス提供組織3としてX社が表示されており、X社の会社概要701や教育メニュー702や既受講者の評価・感想703が表示されている。導入組織2は、この選択画面700から教育サービス提供組織3を選択する。
【0022】
図2において、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2に対して、教育体系図テンプレート131を提供(S24)する。この提供は、導入組織2が導入組織2に適合した教育体系図113となるように、教育体系図テンプレート131をカスタマイズすることを可能にするためである。そして、導入組織2は、教育体系図テンプレート131をカスタマイズ(S25)する。
【0023】
図8は教育体系図テンプレート131の画面800を示した図である。教育体系図テンプレート131は、教育サービス提供組織DB120内の教育情報122に基づいて、職位804、職務801、技術系や対人系などの系列803、教育レベル802の各項目を反映して、各教育808を配置して画面表示したものである。職務名801がタグになっておりタグをクリックするとそれぞれの職務の教育体系図テンプレート131が表示される。教育体系図テンプレート131は、縦方向に教育レベル802と横方向に職位804とで表され職務別に教育レベル802と職位804の関係でそれぞれの教育805が位置付けられている。また教育805(この例では教育T)をクリックするとウィンドウ809が開き教育の概要(教育Tの概要)810、関連する教育811、既受講者の評価・感想812などが表示される。この既受講者の評価・感想812なども教育情報122に保持されており、教育情報122に基づいて表示される。
【0024】
導入組織2の担当者は、教育体系図テンプレート131を参照し、導入組織2に適合した教育体系図113となるよう教育体系図テンプレート131をカスタマイズする。図8において、カスタマイズは、教育体系図テンプレート131上における各教育の位置の変更、教育の削除、教育の追加、及び後記する導入組織別職位・職務テンプレートを用いた職位・職務の変更によって行われる。教育の追加は、職務別801に教育レベル802と職位804の関係で位置付けられた個所に、教育の追加欄807から教育808のアイコン(この例では教育A、教育B、教育Cなど)をドラッグアンドドロップすることにより行われる。教育の削除は、チェックボックス806にチェックして削除ボタン(図示せず)を押すことにより行われる。また、教育体系図テンプレート131に記載された教育は、導入組織2が前記の教育サービス提供組織3の選択画面700により選択した教育のみ表示される。教育体系図テンプレート131には、各々の教育に対して、少なくとも教育の概要810、関連する教育811、既受講者の評価・感想812が記載されているので、これらを参考にしてカスタマイズすることができる。そして、図8に示す教育体系図テンプレート131で教育の追加、削除などを行った後、登録ボタン813を押下することによりカスタマイズした教育体系図113として図5に示した導入組織DB110に保存され、従業員に提供される。後に、導入組織2が、受講可能な教育を変更する場合にも、教育体系図テンプレート131にて行う。
【0025】
これにより、複数の教育サービス提供組織3が提供する教育サービスを、教育体系図テンプレート131をカスタマイズした教育体系図113として各従業員に個別に提示することができ、従業員は自分が現在受講すべき教育や、将来目指すべき位置の把握が可能となり、教育意欲、学習効果が増大する。
【0026】
また、導入組織2は、教育体系図テンプレート131により、契約した複数の教育サービス提供組織3が提供する類似の教育を比較することにより、金額、内容、既受講者の評価・感想などを比べ、より優れた教育を従業員に提供することも可能となる。
【0027】
さらに、統合サービスプロバイダ1により、導入組織2が保有する独自の教育を教育体系図113に加えることも可能である。なお、教育体系図113上に各教育を配置する際に、各教育は教育情報122に基づいて自動的に配置されるが、統合サービスプロバイダ1が各職位・職務向けに推奨する教育体系を示すことも可能である。
【0028】
再び、図2において、次に統合サービスプロバイダ1は、導入組織別職位・職務テンプレート132(以降、職位・職務テンプレートと呼ぶ)を導入組織2に提供(S26)する。職位・職務テンプレート132を用いると、教育体系図テンプレート131のカスタマイズの際、職位・職務の変更が可能である。導入組織2は、職位・職務テンプレート132を用いて、教育体系図テンプレート131のカスタマイズとして職位・職務を変更・登録(S27)する。
【0029】
図9は職位・職務テンプレート132の画面900を示した図である。職位901・職務902は、導入組織2ごとに異なるが、職位・職務テンプレート132により、導入組織2に適合した職位901・職務902への変更が可能となる。職位・職務テンプレート132には、日本における標準的な職位901(この例では部長、課長、係長など)・職務902(この例では営業、SE、開発など)が記載されており、各々の職位901・職務902について、少なくとも該当職務の定義907、該当職位の定義906、教育メニュー908、コメントを書き込むことが可能なコメント欄909が表示されている。職位・職務テンプレート132は、職務名902及び職位901をタグにして表示される。導入組織2は、当該導入組織2の職位901・職務902に適合させるため職位901・職務902の名称を変更したり、当該導入組織2に存在しない職位901・職務902を削除したりすることができる。導入組織2で職位901の名称が表示名称と異なる場合は、チェックボックス903にチェックして、変更する名称を職位覧905に入力する。また職務902の名称が表示名称と異なる場合も同様にチェックボックス904にチェックして、変更する名称を職務覧910に入力する。また、削除する場合は、削除する職位・職務の該当チェックボックス903,904にチェックし削除ボタンを押すなどの方法で行う。さらに一覧にない職位901・職務902の追加を、その他追加911、912で追加することができる。また、コメント欄909には、導入組織2から統合サービスプロバイダ1に対して変更点や要望などを入力することができ、図5で示した導入組織情報111として保存される。後に、導入組織2の職位・職務を変更する場合にも、この職位・職務テンプレート132にて行われる。
【0030】
教育体系図テンプレート131と職位・職務テンプレート132により、導入組織2は、各種情報を容易に変更できる。従って、教育体系図113の作成において、導入組織2と従業員の負荷を低減することが可能である。
【0031】
次に、これら提供された又はカスタマイズされた教育体系図113を使って、導入組織2の従業員は、受講する教育を申請し、申請した教育を受講する。
【0032】
図3は統合サービスプロバイダ1と導入組織2の従業員と教育サービス提供組織3とのサービスの流れを示した図である。まず、統合サービスプロバイダ1は、導入組織2に対してカスタマイズされた教育体系図113を提供(S30)しておく。導入組織2の従業員がコンピュータ端末の表示画面からログイン(S31)すると、従業員向け教育サービス支援システム10は、そのログイン情報から当該アクセス者の従業員情報112を導入組織DB110より取得して後記する図11に示す従業員個別トップページを表示(S32)する。そして、従業員は受講したい教育の申請(S33)を行う。
【0033】
図10はログイン画面1000を示した図である。ログインする従業員のID1001とパスワード1002を入力してログインボタン1003を押す。
【0034】
また、図11は従業員個別トップページ画面1100を示した図である。従業員個別トップページ1100には、少なくとも申請中の教育一覧1101、登録済みの教育一覧1102、受講中の教育一覧1103、受講済みの教育一覧1104が表示される。これにより従業員個別の教育の受講状況がわかる。また、個人情報の登録・変更1108が可能で、従業員の職位1109・職務1110の変更が可能である。個人情報の登録・変更1108は、職位覧1111、職務覧1112のそれぞれで選択表示させ、登録ボタン1113を押すことにより登録変更することができる。また、従業員は、前記の受講中の教育一覧1103及び受講済みの教育一覧1104より、評価・感想ボタン1106、1107を押すことにより後記する図13に示す教育の評価・感想入力画面へ遷移が可能である。申請中の教育一覧1101の申請画面ボタン1115を押すことにより後記する図12に示す申請画面(教育体系図)へ遷移が可能である。
【0035】
図3に戻って,次に従業員が教育を受講する場合、従業員向け教育サービス支援システム10にログイン(S34)すると従業員個別トップページが表示(S35)され、従業員が受講する教育がe−Learningの場合は、前記した図11の受講ボタン1105を押す(S36)ことで、教育サービス提供組織3の当該e−Learning受講画面(図示せず)へ遷移し、e−Learning受講(S38)が可能となる。従業員がe−Learning教育を受講する際は、教育サービス提供組織3へログインするためのID・パスワードを、統合サービスプロバイダ1が取得代行を行い、導入組織DB110の従業員情報112に保存する。この従業員情報112により、当該従業員の本システムへの1回のログイン操作によって、教育サービス提供組織3の保有するe−Learning教育のサイトにシングルサインオン(S37)でアクセスできる。シングルサインオンは、各々の教育サービス提供組織3の保有するサイトにアクセスする際に各々ログインする必要がなくなる機能である。
【0036】
これにより、導入組織2が契約した複数の教育サービス提供組織3への各々の受講申請や、ID・パスワードの取得、シングルサインオンの実施を、統合サービスプロバイダ1が一括して行うため、導入組織2と従業員の負荷を低減することが可能になる。
【0037】
図12は申請画面(教育体系図)1200を示した図であり、図11の従業員個別トップページ画面1100の申請画面ボタンを押すことで遷移できる。従業員は、申請画面1200へ遷移することにより、教育体系図1201を得ることができる。申請画面(教育体系図)1200は、個々の従業員の職位・職務に適合しており、少なくとも教育体系図1201と、現在選択された教育の一覧1202と、各教育の詳細1209等が表示される。各教育の詳細1209には、少なくとも各教育の概要(この例では教育Tの概要)1210、関連する教育1211、既受講者評価・感想1212が表示される。この教育の詳細1209は、各教育のアイコン1207をクリックすることにより表示することができる。教育体系図1201には、少なくとも職位1213、職務、系列1206、教育のレベル1205の各項目を反映して各教育が配置されている。配置された各教育のチェックボックス1208には、「チェックボックスの説明」1214で表示されているように、申請中、登録済、受講中、受講済の各状態が「済」1215や「受」1216などと記され、教育の受講を申請する場合は、未受講のチェックボックス1208にチェックして申請ボタン1203を押すことにより可能である。
【0038】
教育体系図1201上に配置された各教育は、教育サービス提供組織3が提供していることを従業員に意識させず、導入組織2が従業員に提供する教育メニューとして提示することができる。また、あえて配置された各教育が、複数にわたる教育サービス提供組織3が提供していると従業員に意識させ、従業員は複数の教育サービス提供組織3が提供する類似の教育を比較することにより、金額、内容、既受講者の評価・感想などを比べ、より優れた教育を受講することも可能となる。
【0039】
従業員の職位・職務が変更された場合は、前記図11の従業員個別トップページ1100の個人情報登録・変更1108により、教育体系図1201が変更後の職位・職務になる。なお、職位・職務が変更されても前記従業員個別トップページ1100の申請中の教育一覧1101、登録済みの教育一覧1102、受講中の教育一覧1103、受講済みの教育一覧1104の各情報に関する情報は保存される。
【0040】
再度図3に戻って、従業員は教育の受講を終了した後、教育の評価・感想を入力することができる。従業員は従業員向け教育サービス支援システム10にログイン(S39)して、前記した従業員個別トップページが表示(S40)されると、後記する教育の評価・感想入力画面(図13)と教育サービス提供組織3に対する評価・感想入力画面(図14)から評価・感想の入力(S41)を行うことができる。そして従業員は、教育の申請から教育の受講、受講後の評価・感想の入力を行うことで一つの教育の過程が終了したこととなる。また、新たに職位・職務の変更が生じた場合、導入組織2は、職位・職務情報の変更(S42)を行い、統合サービスプロバイダ1は、新しい教育体系図1201を提供(S43)する。
【0041】
図13は教育の評価・感想入力画面1300を示した図である。従業員は、従業員個別トップページ画面1100から、評価・感想ボタン1106、1107を押すことで教育の評価・感想入力画面1300に遷移することにより、当該教育に対する少なくとも5段階評価1310とコメント1311、感想1320、意見1330を入力することが可能である。また、評価・感想ボタン1350を押すことにより、後記する図14の教育サービス提供組織3の評価・感想画面への遷移が可能である。また、教育の評価・感想入力画面1300には、当該教育の概要(この例では教育Nの概要)1341、関連する教育1342、既受講者の評価・感想1343が記載されている。入力された情報は、図5で示した教育サービス提供組織DB120の教育情報122に蓄積され、既受講者の評価・感想として反映される。
【0042】
図14は教育サービス提供組織に対する評価・感想入力画面1400を示した図である。従業員は、教育サービス提供組織3に対する評価・感想入力画面1400に遷移することにより、該当教育を提供する教育サービス提供組織3に対する少なくとも5段階評価1410とコメント1411、感想1420、意見1430を入力することが可能である。また、教育サービス提供組織3に対する評価・感想入力画面1400には、当該教育サービスの少なくとも概要(この例では教育サービス提供組織Xの会社概要)1441、関連する教育1442、既受講者の評価・感想1443が記載されている。入力された情報は、図5で示した教育サービス提供組織DB120の教育サービス提供組織情報121に蓄積され、既受講者の評価・感想として反映される。
【0043】
以上説明した本発明は、前記した実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、前記統合サービスプロバイダのもつ従業員向け教育サービス支援システムを導入組織に用意して、導入組織が統合サービスプロバイダの行う業務などを行っても構わない。また、前記教育サービスの代わりに統合サービスプロバイダとして総務や人事などのサービスに適用しても構わない。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、教育サービスを導入しようと導入組織に対して従業員の職位や職務ごとに、教育のレベルに応じて体系化した教育体系図を提示することができ、従業員は、自分が現在受講すべき教育や、将来目指すべき位置の把握が可能となり、教育意欲や学習効果などが増大する。また、テンプレートとして提供することにより、導入組織の意向に基づいて職位・職務に沿った教育体系図に容易にカスタマイズすることができ、導入組織と従業員の負荷を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る参加者の関係を示した図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るサービスの流れを示した図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るサービスの流れを示した図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るシステムのブロック構成図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るデータベースの構成図である。
【図6】本発明における教育登録画面を示す図である。
【図7】本発明における選択画面を示す図である。
【図8】本発明における教育体系図テンプレートの画面を示す図である。
【図9】本発明における職位・職務テンプレートの画面を示す図である。
【図10】本発明に用いるログイン画面を示す図である。
【図11】本発明にてログイン後に最初に表示される従業員個別トップ
ページ画面を示す図である。
【図12】図11の画面から展開される申請画面(教育体系図)を示す図である。
【図13】図11の画面から展開される教育の評価・感想入力画面を示す図である。
【図14】図13の画面から展開される教育サービス提供組織に対する評価・感想入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1・・統合サービスプロバイダ
2・・導入組織
3・・教育サービス提供組織
10・・従業員向け教育サービス支援システム
20,30・・コンピュータ端末
110・・導入組織DB
120・・教育サービス提供組織DB
130・・テンプレートDB
113、1201・・教育体系図
131・・教育体系図テンプレート
132・・職位・職務テンプレート
4・・ネットワーク
600・・教育登録画面
700・・選択画面
800・・教育体系図テンプレート画面
900・・職位・職務テンプレート画面
1000・・ログイン画面
1100・・従業員個別トップページ(画面)
1200・・申請画面(教育体系図)
1300・・教育の評価・感想入力画面
1400・・教育サービス提供組織に対する評価・感想入力画面
Claims (15)
- 教育サービスを提供する複数の教育サービス提供組織と前記教育サービスを導入する複数の導入組織とをネットワークを介して接続し、前記導入組織の従業員に前記教育サービスの支援をする従業員向け教育サービス支援システムであって、
前記導入組織に関する導入組織情報と従業員情報と従業員別の教育体系図とを保持した導入組織DBと、前記教育サービス提供組織に関する教育サービス提供組織情報と前記教育サービス提供組織が提供する教育情報とを保持した教育サービス提供組織DBと、前記導入組織の前記教育体系図にカスタマイズするためのテンプレートを格納するテンプレートDBと、前記導入組織と前記教育サービス提供組織と通信する通信手段と、前記教育サービスに関する情報をコンピュータに表示する表示手段と、前記教育サービスに関する情報をコンピュータから入力することを可能にする入力手段とを、備えたことを特徴とする従業員向け教育サービス支援システム。 - 前記テンプレートは、前記導入組織の教育体系図にカスタマイズするための教育体系図テンプレートと、前記導入組織の職位及び職務にカスタマイズするための職位・職務テンプレートとを、備えたことを特徴とする請求項1に記載の従業員向け教育サービス支援システム。
- 前記教育体系図テンプレートは、複数の教育サービス提供組織が提供する教育サービスを用いて作成された前記従業員の職位及び職種に基づいたテンプレートであることを特徴とする請求項2に記載の従業員向け教育サービス支援システム。
- 教育サービスを提供する複数の教育サービス提供組織と前記教育サービスを導入する複数の導入組織とをネットワークを介して接続した従業員向け教育サービス支援システムを用いて行う従業員向け教育サービス支援方法であって、
前記教育サービスを登録するステップと、登録された教育サービスを用いて従業員の職位及び職種に基づいた教育体系図テンプレートを作成するステップと、前記導入組織に複数の教育サービス提供組織の中から当該組織を選択させるステップと、前記教育サービスを導入組織の意向に基づいた形にカスタマイズするためのテンプレートを提供するステップと、前記テンプレートをカスタマイズした教育体系図を前記導入組織の従業員に対して提供するステップと、前記従業員に受講する教育を申請させるステップとを、含むことを特徴とする従業員向け教育サービス支援方法。 - 前記テンプレートを提供するステップは、前記導入組織の教育体系図にカスタマイズするための教育体系図テンプレートと、前記導入組織の職位及び職務にカスタマイズするための職位・職務テンプレートとを、提供するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記導入組織の従業員の教育に対する評価又は感想と、前記教育サービス提供組織に対する評価又は感想とを入力させるステップを含むことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記教育体系図テンプレートにより、前記導入組織の教育体系図にカスタマイズすることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記職位・職務テンプレートにより、前記導入企業の職位及び職務にカスタマイズすることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記従業員向け教育サービス支援方法は、前記導入組織の従業員の職位又は職務が変更となった場合に、前記教育体系図を変更することにより従業員の職位又は職務に適合した教育体系図を提供することを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記従業員向け教育サービス支援方法は、前記教育サービスの登録と、前記導入組織による教育サービス提供組織の選択と、前記教育サービスを導入組織の意向に基づいた形にカスタマイズするためのテンプレートの提供と、カスタマイズされた教育体系図の提供と、前記従業員が受講する教育の申請とを、行う単一又は複数の画面を、前記ネットワークを介して接続されたコンピュータに表示させることで教育サービスの登録と教育サービス提供組織の選択とカスタマイズと教育の申請との入力を行わせ、入力された前記教育サービスに係る情報をネットワークを介して受信し、前記導入組織の従業員に教育サービスの支援をすることを特徴とする請求項4乃至請求項9のいずれか1項に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記教育サービス提供組織の提供する教育サービス登録画面は、職位と職務と教育レベルと教育の分野を含めて登録することができることを特徴とする請求項10に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記教育体系図テンプレートを表示する画面には、職種別に職位と教育レベルの関係で教育を位置付けて表示されることを特徴とする請求項10に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 前記従業員が受講する教育の申請画面には、前記従業員別に提供された教育体系図に従って、前記教育に関して申請中、登録済み、受講中及び受講済みが前記教育単位に表示されることを特徴とする請求項10に記載の従業員向け教育サービス支援方法。
- 従業員向け教育サービス支援方法に用いられる教育サービス支援プログラムであって、請求項4乃至請求項13のいずれか1項に記載の従業員向け教育サービス支援方法を実現させること、を特徴とする従業員向け教育サービス支援プログラム。
- 請求項14に記載の従業員向け教育サービス支援プログラムを記録したこと、を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006133443A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 教育受講ナビゲーションシステム |
JP2007272820A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 研修運営支援システム |
JP2013210739A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 作業者力量管理システム |
-
2003
- 2003-01-24 JP JP2003015828A patent/JP2004227378A/ja active Pending
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