JP2013235238A - 学習支援システム - Google Patents

学習支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013235238A
JP2013235238A JP2012280118A JP2012280118A JP2013235238A JP 2013235238 A JP2013235238 A JP 2013235238A JP 2012280118 A JP2012280118 A JP 2012280118A JP 2012280118 A JP2012280118 A JP 2012280118A JP 2013235238 A JP2013235238 A JP 2013235238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
learning
date
item
memory amount
schedule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012280118A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyazato
隆司 宮里
Takeaki Miyazato
剛朗 宮里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBBINGHAUS TECHNOLOGY CO Ltd
Original Assignee
EBBINGHAUS TECHNOLOGY CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EBBINGHAUS TECHNOLOGY CO Ltd filed Critical EBBINGHAUS TECHNOLOGY CO Ltd
Priority to JP2012280118A priority Critical patent/JP2013235238A/ja
Publication of JP2013235238A publication Critical patent/JP2013235238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】学習者に学習継続のモチベーションを付与可能な学習支援システムの実現。
【解決手段】学習者36のクライアント端末20から、特定の学習項目について学習の開始日及び目標日が入力された際に、開始日から目標日までの学習期間内に所定以上の記憶量が確保できるように配分された複数の学習間隔を特定し、これを開始日に適用して複数の学習予定日を特定するスケジュール設定部22と、これをクライアント端末20に送信するユーザ対応部26を備えた学習支援システム10。スケジュール設定部22は、クライアント端末20から学習予定日変更入力がなされた場合に、変更後の学習予定日における学習後保有QM値を特定し、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間を算出し、この学習後保有QM値と学習期間に基づいて複数の学習間隔を特定し、これを変更後の学習予定日に適用して後続の学習予定日を算出し、ユーザ対応部26は、この学習予定日をクライアント端末20に送信する。
【選択図】図2

Description

この発明は学習支援システムに係り、特に、個々の学習者に対して、効率的な学習スケジュールと現時点での学習成果を提示する技術に関する。
現在では、入試を控えた中学生や高校生はもとより、資格試験の合格を目指す多くの大学生や社会人も、日々様々な学習活動に勤しんでおり、受験関連の多種多様な書籍が書店には溢れている。また、個人の学習をサポートするための専門学校や予備校等の受験機関も、大小乱立している。さらに最近では、スマートフォンのアプリケーションプログラムの一ジャンルとして「教育」が設けられており、受験対策用の各種アプリケーションプログラムが手軽にダウンロード可能となっている。
このように、現状では必要に応じて様々な学習支援機関や学習ツールを自由に選択可能な環境が整っており、学習者がその気になりさえすれば、短期間で大きな成果を上げることも不可能ではない。
しかしながら、如何に学習環境が整備されようとも、地道な学習を日々継続していくこと自体が多くの学習者にとって苦痛であり、何らかの理由で学習計画に狂いが生じた時点で、学習そのものから離脱してしまうパターンが多いのが現状である。
この傾向は、学習者が学校に出向いて授業を受ける通学制教育においてよりも、自宅で独習する通信教育やe-Learningにおいて顕著である。このため、教育事業者側では、スクーリングの機会を設けたり、教員や他の受講生との交流の場としてSNSサービスを導入したりと、学習者のモチベーション維持に躍起となっているが、独習継続の困難性を劇的に緩和するほどの効果は、残念ながら期待できない。
教育事業者にとっては、学習者に最大限の成果を上げてもらうことが事業を維持・発展させていくための基本であり、適切な反復学習が記憶の定着に高い効果を生み、ひいては教育事業そのものに付加価値を生むことも良く認識されている。
したがって学習方法としてガイドされたり、一定間隔での復習テストのような方法でそれを学習者に促すサービスが行われたりすることも多いが、具体的な反復学習の計画と実践については、ほとんど体系的にフォローされていなかった。
このようなサービスを行うには、学習者個々人に対するパーソナライズされたスケジューリングと日々のフォローが必須であるが、これを人手でおこなうには多大な労力が必要となる。また、このスケジューリングや日々のフォローを自動的におこなうシステムもほとんど存在せず、あったとしても特定の教材や学習機器に関連したものであったため、自社/自校の教育カリキュラムに合わせた汎用的な教育サービスとしては成立し難いものであった。
慶應義塾大学通信教育課程/スクーリング インターネットURL:http://www.tsushin.keio.ac.jp/photo/schooling.shtml 検索日:2012年3月26日 サイバー大学SNS機能一覧 インターネットURL:http://www.cyber-u.ac.jp/campus/aspect/sns.html 検索日:2012年3月26日
この発明は、このような現状に鑑みて案出されたものであり、個々の学習者に学習継続の強いモチベーションを付与可能な学習支援システムを提供することを第1の目的としている。また、各教育事業者が汎用的に利用可能な学習支援システムを提供することを第2の目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した学習支援システムは、ユーザの操作するクライアント端末から、特定の学習項目について学習の開始日及び学習の目標日が入力された際に、上記開始日から目標日までの学習期間内に所定以上の記憶量が確保できるように配分された複数の学習間隔を特定する処理と、この学習間隔を上記開始日に適用することにより、第2回目以降の複数の学習予定日を特定する処理を実行するスケジュール設定手段と、この複数の学習予定日を、学習スケジュールとして上記クライアント端末に送信するユーザ対応手段を備えており、上記スケジュール設定手段は、上記クライアント端末から上記学習予定日の中の何れかを他の日に変更することを求める学習予定日変更入力がなされた場合に、上記変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、変更後の学習予定日から上記目標日までの学習期間を算出する処理と、上記変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量と、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間に基づいて、上記目標日までに所定以上の記憶量が確保できるように配分された複数の学習間隔を特定する処理と、この学習間隔を上記変更後の学習予定日に適用することにより、後続の学習予定日を算出する処理を実行し、上記ユーザ対応手段は、この学習予定日を変更後の学習スケジュールとして上記クライアント端末に送信する処理を実行することを特徴としている。
請求項2に記載した学習支援システムは、請求項1に記載のシステムであって、さらに、複数の教育事業者サーバと、ネットワーク経由で各教育事業者サーバと接続されたRIOサーバと、ネットワーク経由で各教育事業者サーバと接続される複数のクライアント端末を備えた学習支援システムであって、上記のRIOサーバが上記スケジュール設定手段を備えており、上記の各教育事業者サーバが上記ユーザ対応手段をそれぞれ備えていることを特徴としている。
請求項3に記載した学習支援システムは、請求項1または2に記載のシステムであって、さらに、保有記憶量と学習期間との組合せパターン毎に、複数の学習間隔を格納しておくスケジュール記憶手段を備え、上記スケジュール設定手段は、予め設定された初回学習後の保有記憶量と、学習の開始日から目標日までの学習期間をキーに上記スケジュール記憶手段を検索することにより、複数の学習間隔を特定すると共に、上記変更後の学習予定日における保有記憶量と、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間をキーに上記スケジュール記憶手段を検索することにより、複数の学習間隔を特定することを特徴としている。
請求項4に記載した学習支援システムは、請求項1または2に記載のシステムであって、さらに、保有記憶量及び学習期間の入力に対して、複数の学習間隔を出力する学習スケジュール算出用アルゴリズムを備え、上記スケジュール設定手段は、予め設定された初回学習後の保有記憶量と、学習の開始日から目標日までの学習期間を上記学習スケジュール算出用アルゴリズムに入力することにより、複数の学習間隔を特定すると共に、上記変更後の学習予定日における保有記憶量と、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間を上記学習スケジュール算出用アルゴリズムに入力することにより、複数の学習間隔を特定することを特徴としている。
請求項5に記載した学習支援システムは、請求項1〜4に記載のシステムであって、さらに、保有記憶量と経過期間との組合せパターン毎に、学習前の保有記憶量と学習後の保有記憶量を格納しておく記憶量記憶手段を備え、上記スケジュール設定手段は、(1)予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、(2)この学習後の保有記憶量と、上記学習予定日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、(3)さらに、上記(2)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記変更後の学習予定日の直前の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定した後、(4)この学習後の保有記憶量と、上記直前の学習予定日から変更後の学習予定日までの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定することを特徴としている。
請求項6に記載した学習支援システムは、請求項1〜4に記載のシステムであって、さらに、保有記憶量と経過期間の入力を受け付けて、学習前の保有記憶量と学習後の保有記憶量を出力する記憶量算出用アルゴリズムを備え、上記スケジュール設定手段は、(1)予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習日からの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力することにより、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、(2)この学習後の保有記憶量と、上記学習予定日からの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力することにより、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、(3)さらに、上記(2)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記変更後の学習予定日の直前の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定した後、(4)この学習後の保有記憶量と、上記直前の学習予定日から変更後の学習予定日までの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力することにより、変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定することを特徴としている。
請求項7に記載した学習支援システムは、請求項1〜6に記載のシステムであって、さらに、ユーザ毎に各学習項目のタイトル、学習の開始日、学習の目標日及び第2回目以降の学習予定日を格納しておく項目設定記憶手段と、上記クライアント端末から、特定日における学習スケジュールの表示リクエストが送信された場合に、上記項目設定記憶手段を参照し、当該ユーザに係る上記特定日が学習予定日に設定されている学習項目を取得し、そのリストを掲載した画面を送信する処理を実行する手段を備えたことを特徴としている。
請求項8に記載した学習支援システムは、請求項5または7に記載のシステムであって、さらに、ユーザ毎に各学習項目単位で学習完了日の履歴情報を格納しておく学習履歴記憶手段を備えており、上記スケジュール設定手段は、上記クライアント端末から特定の学習項目について特定日における保有記憶量の表示リクエストが送信された場合に、(1)上記特定の学習項目に係る学習完了日の履歴情報を取得する処理と、(2)予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習完了日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、(3)この学習後の保有記憶量と、上記学習完了日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、(4)さらに、上記(3)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記特定日の直前の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、(5)この保有記憶量と、上記直前の学習完了日から特定日までの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、上記特定日における学習前の保有記憶量を特定する処理を実行し、上記ユーザ対応手段は、この特定日における学習前の保有記憶量を上記クライアント端末に送信する処理を実行することを特徴としている。
請求項9に記載した学習支援システムは、請求項6または7に記載のシステムであって、さらに、ユーザ毎に各学習項目単位で学習完了日の履歴情報を格納しておく学習履歴記憶手段を備えており、上記スケジュール設定手段は、上記クライアント端末から特定の学習項目について特定日における保有記憶量の表示リクエストが送信された場合に、(1)上記特定の学習項目に係る学習完了日の履歴情報を取得する処理と、(2)予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習完了日からの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、(3)この学習後の保有記憶量と、上記学習完了日からの経過日数を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、(4)さらに、上記(3)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記特定日の直前の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、(5)この保有記憶量と、上記直前の学習完了日から特定日までの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力し、上記特定日における学習前の保有記憶量を特定する処理を実行し、上記ユーザ対応手段は、この特定日における学習前の保有記憶量を上記クライアント端末に送信する処理を実行することを特徴としている。
請求項10に記載した学習支援システムは、請求項1〜9に記載のシステムであって、さらに、ユーザ毎に各学習項目のタイトル、学習の開始日、学習の目標日及び第2回目以降の学習予定日を少なくとも格納しておく項目設定記憶手段と、上記項目設定手段を定期的に参照し、予め設定された特定日が学習予定日に設定されている学習項目を取得し、そのリストを掲載した電子メールを生成するメール生成手段と、この電子メールを当該ユーザのメールアドレス宛に送信する手段を備えたことを特徴としている。
請求項11に記載した学習支援システムは、請求項10に記載のシステムであって、さらに、学習項目毎に問題と答えの組合せからなる確認テストを記憶しておく記憶手段を備え、上記メール生成手段は、上記学習項目に係る確認テストの少なくとも問題文または答えを上記電子メール中に転載することを特徴としている。
請求項12に記載した学習支援システムは、請求項10または11に記載のシステムであって、さらに、学習項目毎にまとめメモの内容を記憶しておく記憶手段を備え、上記メール生成手段は、上記学習項目に係るまとめメモの内容を上記電子メール中に転載することを特徴としている。
請求項1〜6に記載の学習支援システムの場合、学習項目毎に学習の開始日と目標日を入力するだけで、開始日から目標日までの学習期間内に所定以上の記憶量を確保できるように設計された具体的な学習予定日がユーザ(学習者)に提示される仕組みを備えているため、ユーザは安心して学習項目単位での計画的な学習に励むことが可能となる。
しかも、特定の学習予定日を他の日に変更した場合であっても、変更後の学習スケジュールが再設定される柔軟性を備えているため、学習計画に多少の狂いが生じても途中で投げ出し難くなるという利点を備えている。
請求項2に記載の学習支援システムの場合には、スケジュール設定手段がRIOサーバに内蔵され、これを複数の教育事業者サーバのユーザ対応部が共有する構成を備えているため、各種教育事業者は少ない負担でこの学習支援システムを導入することが可能となる。
請求項7に記載の学習支援システムによれば、特定日(本日等)に学習予定日が設定されている学習項目を視認性良く提示することができるため、ユーザは迷うことなく学習行動に移行することが可能となる。
請求項8または9に記載の学習支援システムによれば、クライアント端末上に特定日における特定の学習項目に係る保有記憶量を表示させることができるため、ユーザは具体的な学習成果をいつでも確認可能となり、これが学習の励みとなることが期待できる。
請求項10に記載の学習支援システムによれば、特定日(当日や翌日等)に学習予定日が設定されている学習項目のリストが電子メールで配信されるため、ユーザは学習スケジュールを失念することがなくなる利点がある。
請求項11または12に記載の学習支援システムの場合、上記電子メール中に学習項目に関係する確認テストやまとめメモの内容が記述されているため、ユーザはテキストを開くまでもなく、その場で学習を行うことが可能となる。
図1は、この発明に係る学習支援システム10の全体構成を例示するものであり、RIOサーバ12と、通信ネットワーク14を介してRIOサーバ12と接続された複数の教育事業者サーバ16と、インターネット18を介して各教育事業者サーバ16と接続された複数のクライアント端末20とから構成される。
RIOサーバ12の「RIO」は、「Recall Interval Optimization(想起間隔適正化)」の略であり、このRIOサーバ12は、図2に示すように、スケジュール設定部22と、スケジュールテーブル23と、記憶量記憶手段としてのQM値テーブル24を少なくとも備えている。
スケジュール設定部22は、RIOサーバ12のCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することにより、実現される。また、スケジュールテーブル23及びQM値テーブル24は、RIOサーバ12の外部記憶装置内に設けられている。
スケジュールテーブル23には、図3に示すように、保有QM値、学習期間(日数)、第1の学習間隔、第2の学習間隔、第3の学習間隔、…第nの学習間隔、第2回学習後QM値、第3回学習後QM値、…第n回学習後QM値等のデータ項目が設定されている。
ここで「保有QM値」とは潜在記憶量を意味し、「学習期間」とは目標日(試験日等)までの日数を意味している。このスケジュールテーブル23には、キー項目として機能する「保有QM値+学習期間」の組合せパターン毎に、複数の学習間隔及び学習後QM値が予め登録されている(詳細は後述)。
QM値テーブル24には、図4に示すように、保有QM値、経過期間(日数)、学習前保有QM値、学習後保有QM値等のデータ項目が設定されている。このQM値テーブル24には、キー項目として機能する「保有QM値+経過期間」の組合せパターン毎に、学習前保有QM値及び学習後保有QM値が予め登録されている(詳細は後述)。
各教育事業者サーバ16は、ユーザ対応部26と、ユーザ属性テーブル30と、項目設定テーブル32と、学習履歴テーブル34を少なくとも備えている。
ユーザ対応部26は、教育事業者サーバ16のCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することにより、実現される。また、ユーザ属性テーブル30、項目設定テーブル32及び学習履歴テーブル34は、教育事業者サーバ16の外部記憶装置内に設けられている。
ユーザ属性テーブル30には、図5に示すように、ユーザID、パスワード、氏名、性別、生年月日、メールアドレス、住所、電話番号、コース、選択科目(1)、選択科目(2)、選択科目(3)、…選択科目(n)、更新日時等のデータ項目が設定されている。
項目設定テーブル32には、図6に示すように、ユーザID、科目、単元、項目番号、項目タイトル、項目メモ、開始日、目標日、第2回学習予定日、第3回学習予定日、第5回学習予定日、…第n回学習予定日、登録日時等のデータ項目が設定されている。各項目に格納される具体的な値については、後述する。
学習履歴テーブル34には、図7に示すように、ユーザID、科目、単元、項目番号、第1回学習完了日、第2回学習完了日、第3回学習完了日、第4回学習完了日、第5回学習完了日、…第n回学習完了日、更新日時等のデータ項目が設定されている。各項目に格納される具体的な値については、後述する。
各教育事業者サーバ16は、大学や各種専門学校、学習塾等の教育事業者によって運営されており、このシステム10に特有の上記機能構成の他に、図示は省略したが、独自の教育サービス(e-Learning)を提供するための機能構成を備えることもできる。
クライアント端末20は、学習者36あるいは管理者(講師等)38が操作するPC等のコンピュータよりなり、OS及びWebブラウザプログラムを少なくとも備えている。
図示は省略したが、モバイルOS及びWebブラウザプログラムを搭載したスマートフォンやタブレット端末を、クライアント端末20として利用することも可能である。
この学習支援システム10を利用する前提として、各学習者36あるいは学習管理者38には、事前に学習項目の設定登録を行うことが求められる。
例えば、学習者36がクライアント端末20から教育事業者サーバ16にアクセスし、マイページに列記されたサービスメニュー中の「学習項目の設定」を選択すると、ユーザ対応部26から学習項目設定画面が送信され、クライアント端末20のWebブラウザ上に表示される。
図8は、この学習項目設定画面40を示すものであり、科目入力欄41と、単元入力欄42の他に、項目タイトル入力欄43及び項目メモ入力欄44が、項目毎に設けられている。
これに対し学習者36は、まず科目入力欄41に「日本史」等の科目名を打鍵入力する。
また、単元入力欄42に「平安時代」等の単元名(章名、セクション名)を打鍵入力する。ただし、単元の設定は必須ではないため、学習者36はその入力を省略することもできる。
つぎに学習者36は、「項目01」の項目タイトル入力欄43に「桓武天皇の遷都」等の項目タイトルを打鍵入力する。また、必要であれば、項目メモ入力欄44に当該項目の概要や学習指針等のコメント文を打鍵入力する(項目メモは任意的記載事項であり、省略可能である)。
つぎに学習者36は、学習項目のスケジュールを設定する。
すなわち、学習者36がスケジュール設定ボタン45をクリックすると、クライアント端末20のWebブラウザ上に、ユーザ対応部26から送信されたスケジュール設定画面が表示される。
図9は、このスケジュール設定画面46を示すものであり、項目タイトル入力欄43、項目メモ入力欄44の他に、開始日設定欄47及び目標日設定欄48が設けられている。
ここで学習者36は、必要に応じて項目タイトル入力欄43に表示された項目タイトルを修正したり、項目メモ入力欄44にコメント文を追加したりすることができる。
つぎに学習者36は、開始日設定欄47において開始日を設定する。
ここで「開始日」とは、該当項目の第1回目の学習を行う日のことであり、デフォルトでは現在日が設定されている。これに対し学習者36は、必要に応じて年月日を修正する。
つぎに学習者36は、目標日設定欄48において目標日を設定する。
ここで「目標日」とは、該当項目の学習を完成させるべき日を意味し、具体的には試験予定日等が該当する。デフォルトでは現在日から1ヶ月後の日付が設定されている。これに対し学習者36は、必要に応じて年月日を修正する。
開始日及び目標日の設定を終えた学習者36がOKボタン49をクリックすると、図10に示すように、スケジュール設定画面46にスケジュール・スライダー50が表示される。
このスケジュール・スライダー50には、複数の日付アイコン51が配置されている。まず、先頭の日付アイコン51には、開始日の日付である「4/5」が表示されている。また、最後尾の日付アイコン51には、目標日の日付である「4/26」が表示されている。さらに、開始日と目標日の間に配置された日付アイコン51には、開始日と目標日の間に含まれる全ての日付が、それぞれ順番に表示されている。
これらの日付アイコン51の中、目標日の日付アイコン51には、一目で目標日とわかるような彩色が施されている(図面においては黒く表示されているが、実際には赤等の目立つ色彩が施されている)。
また、スケジュール・スライダー50の中で、学習予定日に対応する日付アイコン51については、それ以外の日付アイコンとは異なる色彩の透過性マスク52が被覆されている。図においては、開始日である「4/5」の他に、「4/8」、「4/13」、「4/20」、「4/25」が学習予定日に該当するため、それぞれの日付アイコン51に透過性マスク52が被覆されている。この結果、学習者36は一目で学習予定日とそれ以外の日を識別することができる。
この学習予定日は、RIOサーバ12によって設定されるのであるが、詳細は後述する。
スケジュール・スライダー50上に表示された学習予定日で問題ない場合、学習者36は完了ボタン53をクリックする。
この結果、項目01に関する設定データ(項目タイトル、項目メモ、開始日、目標日、第2回学習予定日等)が、教育事業者サーバ16の項目設定テーブル32に格納される。
同時に、図8の学習項目設定画面40に戻るため、学習者36は引き続き項目02以下の学習項目の設定を行う。
多数の学習項目を設定する必要がある場合には、項目追加ボタン54をクリックし、項目タイトル入力欄43及び項目メモ入力欄44を追加する。
一方、スケジュール・スライダー50上に表示された特定の学習予定日に不都合がある場合、学習者36は当該学習予定日の変更をリクエストすることができる。
例えば、結婚式に出席する関係で「4月8日」に学習時間を確保できないことがわかっている場合、図11(a)に示すように、学習者36は「4/8」の日付アイコン51に被覆された透過性マスク52をドラッグし、都合の良い「4/9」の日付アイコン51上にドロップする。
この結果、図11(b)に示すように、4月8日の学習予定日が4月9日に移動するだけでなく、後続する4月13日の学習予定日が翌日の4月14日に移動し、同じく4月20日の学習予定日が4月21日に移動する学習スケジュールの微調整が実行される。
この学習スケジュールの微調整(後続する学習予定日の再配置)も、後述のようにRIOサーバ12によって制御される。
学習項目設定画面40において、「科目:日本史」、「単元:平安時代」について必要な学習項目の設定を完了した学習者36は、戻るボタン55をクリックし、マイページ(初期画面)に戻る。
同科目の他の単元についてさらに学習項目を設定する場合、あるいは他の科目について学習項目を設定する場合、学習者36はサービスメニュー中の「学習項目の設定」を選択し、上記の操作を繰り返す。
つぎに、学習者36がこのシステム10を用いて学習スケジュールを管理する際の操作について説明する。
すなわち、学習者36がマイページに列記されたサービスメニュー中の「学習スケジュールの管理」を選択すると、教育事業者サーバ16のユーザ対応部26から学習スケジュール管理画面が送信され、クライアント端末20のWebブラウザ上に表示される。
図12(a)は、この学習スケジュール管理画面58を示すものであり、本日(2012年4月20日)に学習予定日が設定されている学習項目が、1行形式でリスト表示されている。
このリスト59に表示される各学習項目60は、科目(日本史等)、単元(平安時代等)、項目番号(項目01等)、項目タイトル(桓武天皇の遷都等)、学習回数(4回目等)、学習成果(定着レベルH等)の表示要素を備えている。
このリスト59を参照することにより、学習者36は本日学習すべき内容が一目瞭然となり、迷うことなく学習行動に移行することが可能となる。
このリスト59に表示される各学習項目60の中、「科目」、「単元」、「項目番号」、「項目タイトル」については、ユーザ対応部26が項目設定テーブル32を参照し、当該学習者36に係る学習項目の中で、本日が学習予定日に設定されているものを抽出することによって得られる。また、「学習回数」については、ユーザ対応部26が学習履歴テーブル34を参照し、当該学習者36の学習完了日の回数をカウントすることによって得られる。さらに、「学習成果」については、ユーザ対応部26が当該学習者36の学習履歴情報をRIOサーバ12に送信し、スケジュール設定部22から送信された学習前保有QM値を、ユーザ対応部26が所定の定着レベル換算ルールに当てはめることによって得られる(詳細は後述)。
学習者36がリスト59中の任意の学習項目60をクリックすると、図12(b)に示すように、当該学習項目に対応したスケジュール・スライダー画面61が展開する。
このスケジュール・スライダー画面61中のスケジュール・スライダー50を参照することにより、学習者36は、当該学習項目に関するこれまでの学習履歴や、今後の学習予定を認識することができる。
このスケジュール・スライダー50は、ユーザ対応部26が、項目設定テーブル32及び学習履歴テーブル34を参照することにより、生成される。
当日の学習を完了した学習者36は、「4/20」の日付アイコン51をクリックしてポップアップウィンドウ62を開き、学習完了ボタン63をクリックする。
この結果、当該日付アイコン51上の「4/20」に二重取消線が引かれ、学習完了済みであることが明示される。同時に、ユーザ対応部26によって、学習履歴テーブル34に当該学習履歴(第4回学習完了日:2012/04/20)が記録される。
学習者36は、完了取消ボタン64をクリックすることで、一旦設定した学習完了のステータスをキャンセルすることもできる。
なお、学習予定日以外の日付アイコン51をクリックしても上記のポップアップウィンドウ62が開くため、学習者36は学習予定日以外の日に学習を行った場合でも、当該学習項目について学習完了の入力を行うことができる。
この場合、RIOサーバ12のスケジュール設定部22によって後続の学習予定日が再設定されると共に、これを反映させたスケジュール・スライダー50がユーザ対応部26によって生成され、画面61上に反映されることとなる。
また学習者36は、このスケジュール・スライダー50上において、上記と同様の手順(透過性マスク52のドラッグ&ドロップ)により、後続の学習予定日を他の日に変更することもできる。
この場合も、RIOサーバ12のスケジュール設定部22によって後続の学習予定日が再設定されると共に、これを反映させたスケジュール・スライダー50がユーザ対応部26によって生成され、画面61上に即座に反映される。
学習者36が戻るボタン65をクリックすると、図12(a)の学習スケジュール管理画面58に遷移する。
この際、該当の学習項目のチェックボックス66には、学習完了を示すレ点が付加される。
なお、学習者36はスケジュール・スライダー画面61を展開するまでもなく、学習項目のチェックボックス66にチェックを入れることにより、学習完了の入力を済ますことも当然に可能である。
ユーザが学習スケジュール管理画面58においてカレンダー表示ボタン67をクリックすると、図13に示すように、学習カレンダー画面68が表示される。
この学習カレンダー画面68は週間カレンダー69を備えており、カレンダー中の日付毎に、当日に学習予定日が設定されている学習項目が列挙されている。
この週間カレンダー69を参照することにより、学習者36は明日以降の学習スケジュールを概観することが可能となる。
また、学習者36が表示された任意の学習項目60をクリックすると、図12(b)に示したスケジュール・スライダー画面61が表示される。
次週の学習予定を確認したい場合、学習者36は進むボタン70をクリックする。また、先週の学習履歴を確認したい場合、学習者36は戻るボタン71をクリックする。この場合でも、今週ボタン72をクリックすることにより、直ちに今週に復帰することができる。
学習者36は、2週間表示ボタン73あるいは月間表示ボタン74をクリックすることで、カレンダーの一覧性を高めることもできる。
すなわち、学習者36が2週間表示ボタン73をクリックすると、今週と来週の2週間分の学習スケジュールが一覧できるカレンダーを備えた学習カレンダー画面68が表示される(図示省略)。
また、学習者36が月間表示ボタン74をクリックすると、今月の学習スケジュールが一覧できるカレンダーを備えた学習カレンダー画面68が表示される(図示省略)。
学習者36が、学習スケジュール管理画面58において科目別表示ボタン75をクリックすると、図14(a)に示すように、科目別学習項目画面76が表示される。
これに対し学習者36は、まず画面上段に設けられた科目選択ボタン77をクリックする。この結果、当該学習者36が学習項目を設定している複数の科目が列記されたプルダウンメニューが展開する(図示省略)。そして、この中から特定の科目(例えば「日本史」)を学習者36が選択すると、科目選択欄78に当該科目が表示される。
つぎに、学習者36が単元選択ボタン79をクリックすると、学習者36が当該科目について学習項目を設定している複数の単元が列記されたプルダウンメニューが展開する(図示省略)。そして、この中から特定の単元(例えば「平安時代」)を学習者36が選択すると、単元選択欄80に当該単元が表示される。
同時に、図14(b)に示すように、当該単元に含まれる項目の番号が印字された複数の項目アイコン81が、科目別学習項目画面76の中段に表示される。
各項目アイコン81には、それぞれの学習進度を示すQM値に対応した表示パターンが施されている。例えば、項目01の項目アイコン81には、定着レベルHに対応した点状パターンが施されている。また、項目04の項目アイコン81には、定着レベルMに対応した縦縞状パターンが施されている。
このため学習者36は、各項目アイコン81を一瞥することにより、学習項目毎の学習進度を認識することが可能となる。
このQM値の算出自体は、後述のように、RIOサーバ12によって実行される。
学習者36が、上記項目アイコン81の中の一つをクリックすると、図14(c)に示すように、科目別学習項目画面76の下段に、当該学習項目の項目タイトル入力欄43、項目メモ入力欄44、スケジュール・スライダー50が表示される。
この結果、学習者36は当該学習項目の具体的内容を確認することができる。
また学習者36は、この段階で項目タイトルを修正したり、学習過程で気付いた注意点を項目メモ入力欄44に追記したりすることができる。
さらに学習者36は、スケジュール・スライダー50上で学習完了入力を行ったり、学習予定日の変更入力を行うこともできる。
ここで、この発明における重要概念である「QM値」について説明する。
QM(Quantity of Memory)値とは、上記の通り潜在記憶量を意味し、これは学習した内容を想起するのに要する時間の節約量に相当する。
すなわち、ある学習項目について初回学習時に暗唱可能なレベルに到達するのに要した時間と、次回復習時にこのレベルにまで回復するのに要した時間との差を、初回学習時の所要時間に対する比率(%)で表した数値である。
例えば、ある学習項目について、初回学習時に60分を費やして暗唱可能な状態に到達した場合に、次回学習時に同レベルに達するのに30分の学習で済んだとしたら、30分の節約になったものと評価できる。この場合、初回の学習時間に対して50%の節約となり、これをQM値=50%と表現する。
周知の通り、人間の記憶量は学習時点から徐々に減少していくものであり、例えば図15(a)に示すように、T0時点で50%あった保有QM値も、所定の時間が経過したT1時点では、35%まで低下する。これに対し、図15(b)に示すように、T1時点で適切な復習を行うと、保有QM値を65%までに増加させることができる。
この原理に基づいて、このシステム10においては、目標日の直前(前日等)に学習者のQM値を所定値(例えば80%)に到達できるような学習スケジュールを提示する機能を備えている。
なお、学習直後はここで前提にしているQM値とは別の要因(一時記憶)により、記憶量としては高い値を示すが、これは急速に低減する傾向がある。このため、このシステム10においては、学習直後のQM値は定義せず、学習後24時間経過し、比較的安定した状態のQM値を保有QM値と認定している。
以下、図16のフローチャートに従い、学習スケジュールの提示に係る処理手順を説明する。
まず、クライアント端末20において、特定の学習項目に係る開始日及び目標日の入力がなされると(S10)、これを受信した教育事業者サーバ16のユーザ対応部26は、RIOサーバ12に開始日及び目標日を送信し、学習スケジュールの設定を依頼する(S12)。
これを受けたRIOサーバ12のスケジュール設定部22は、開始日から目標日までの学習期間(日数)を算出する(S14)。
例えば、図17に示すように、クライアント端末20から送信された開始日が「4月1日」であり、目標日が「6月1日」であった場合、スケジュール設定部22は学習期間を「61日」と認定する。
ここで、開始日(初回学習時)における保有QM値は予め一律20%に設定されているため、スケジュール設定部22はスケジュールテーブル23を参照し、「保有QM値:20%」&「学習期間:61日」のレコード82を抽出し、「第1の学習間隔:5日」、「第2の学習間隔:5日」、「第3の学習間隔:7日」、「第4の学習間隔:10日」、「第5の学習間隔:12日」、「第6の学習間隔:12日」、「第7の学習間隔:9日」を取得する(S16)。
つぎにスケジュール設定部22は、開始日である4月1日に第1の学習間隔である「5日」を加算することにより、第2回学習予定日を4月6日と認定する。同様に、第2回学習予定日である4月6日に第2の学習間隔である「5日」を加算することにより、第3回学習予定日を4月11日と認定する。以後、スケジュール設定部22は同様の処理を繰り返し、最終の第8回学習予定日を目標日の前日である5月31日と認定する(S18)。
つぎにスケジュール設定部22は、第2回目以降の学習日を学習スケジュールとして教育事業者サーバ16に送信する(S20)。
これを受けた教育事業者サーバ16のユーザ対応部26は、この学習スケジュールを反映させたWebページ(スケジュール設定画面46等)を生成し、クライアント端末20に送信する(S22)。
この結果、クライアント端末20のWebブラウザ上に、上記したスケジュール・スライダー50が表示される(S24)。
なお、スケジュールテーブル23には、第2回学習後QM値、第3回学習後QM値、…第n回学習後QM値が設定されているため、スケジュール設定部22は、各学習予定日に復習を行った場合のQM値を特定することが可能となる。
このため、スケジュール・スライダー50上に学習予定日を表示するに際し、各学習予定日に復習した場合の学習成果として「獲得QM値」を併せて表示させることもできる。
つぎに、学習スケジュールの変更に係る処理手順を説明する。
まず、学習者36が上記スケジュール・スライダー50上で特定の学習予定日を変更すると、クライアント端末20から教育事業者サーバ16に対して、学習スケジュールの変更リクエストが送信される。
これを受けた教育事業者サーバ16のユーザ対応部26は、RIOサーバ12に開始日、目標日、変更前の学習予定日及び変更後の学習予定日を送信し、学習スケジュールの修正をリクエストする。
これを受けたRIOサーバ12のスケジュール設定部22は、変更後学習予定日における保有QM値を算出する。
例えば、図18に示すように、学習者が第4回の学習予定日を4月18日から4月14日に前倒しした場合、スケジュール設定部22は4月14日における学習後保有QM値を算出する。
このためにスケジュール設定部22は、まずスケジュールテーブル23を参照し、第3回の学習予定日における学習後QM値が30%であることを認識する。
つぎにスケジュール設定部22は、第3回学習予定日である4月11日から4月14日までの日数(3日)を算出する。
つぎにスケジュール設定部22は、QM値テーブル24から「保有QM値/30%」&「経過期間/3日」のレコード83を取り出し、「学習後QM値/35%」を取得する。
つぎにスケジュール設定部22は、4月14日から目標日である6月1日までの学習期間(48日)を算出する。
つぎにスケジュール設定部22は、スケジュールテーブル23から、「保有QM値/35%」&「学習期間/48日」のレコード84を取り出し、学習間隔(「第1の学習日間隔/7日」、「第2の学習間隔/7日」…)を取得する。
つぎにスケジュール設定部22は、4月14日に第1の学習間隔(7日)を適用することにより、第5回目の学習予定日として「4月21日」を特定する。
また、4月21日に第2の学習間隔(7日)を適用することにより、第6回目の学習予定日として「4月28日」を特定する。
スケジュール設定部22は同様の処理を繰り返すことにより、目標日前日までの学習予定日を特定し、変更後の学習スケジュールとして教育事業者サーバ16に送信する。
RIOサーバ12のスケジュール設定部22は、QM値テーブル24を参照することにより、学習期間中の任意の時点における保有QM値を特定することができる。
例えば、学習者が図17に示した学習スケジュールに沿って第4回目の学習予定日(4月18日)まで学習を進めてきたという前提において、4月25日に教育事業者サーバ16にアクセスした場合、ユーザ対応部26はRIOサーバ12に学習項目毎の学習履歴(学習完了日)を送信し、本日におけるQM値の算出をリクエストする。
これを受けたスケジュール設定部22は、以下の手順で本日における各学習項目の保有QM値を算出する。
(1) 初回学習完了日(4月1日)における学習後保有QM値(20%)と、第2回学習完了日(4月6日)までの経過期間(5日)をキーにQM値テーブル24を検索し、第2回学習完了日における学習後保有QM値(25%)を取得する。
(2) 第2回学習完了日における学習後保有QM値(25%)と、第3回学習完了日(4月11日)までの経過期間(5日)をキーにQM値テーブル24を検索し、第3回学習完了日における学習後保有QM値(30%)を取得する。
(3) 第3回学習完了日における学習後保有QM値(30%)と、第4回学習完了日(4月18日)までの経過期間(7日)をキーにQM値テーブル24を検索し、第4回学習完了日における学習後保有QM値(40%)を取得する。
(4) 第4回学習完了日から本日(4月25日)までの経過日数(7日)を算出する。
(5) 第4回学習完了日における学習後保有QM値(40%)と、第4回学習完了日から本日までの経過期間(7日)をキーにQM値テーブル24を検索し、ヒットしたレコードに記述された学習前保有QM値を取得する。
(6) この学習前保有QM値(例えば32%)を、現時点における保有QM値として教育事業者サーバ16に返す。
これを受けた教育事業者サーバ16のユーザ対応部26は、送信されたQM値を所定の表示パターンに変換し、画面に反映させる。
例えば、以下の定着レベル換算ルールに従って学習項目アイコン81の表示パターン(模様)を塗り分けることが該当する。
QM値:0 %〜20%未満(未学習)→「無地」
QM値:20%〜40%未満(定着レベルL)→「斜格子状パターン」
QM値:40%〜60%未満(定着レベルM)→「縦縞状パターン」
QM値:60%〜80%未満(定着レベルH)→「点状パターン」
QM値:80%〜(メンテナンスモード)→「斜線状パターン」
このように、学習項目アイコン81に施す表示パターンによって学習進度を表現する代わりに、学習項目アイコン81にQM値のレベルに対応した異なる色彩を施すことによって、各学習者36の学習進度を表現することもできる。
あるいは、保有QM値をそのまま数値として表示させてもよい。
スケジュールテーブル23及びQM値テーブル24に格納された値は、事前に多数の被験者に対し様々なパターンで記憶試験を実施し、その結果を分析することによって導かれたものである。
例えば、広範な年代の男女に対して、一定量の情報を暗唱可能なレベルまで記憶させ、それぞれの所要時間を記録する。その後、被験者を複数のグループに分け、グループ毎に異なる間隔(例えば1日間隔、2日間隔、3日間隔等)で所定回数(例えば10回)の復習をさせ、暗唱可能なレベルに回復するまでの時間を計測する。つぎに、各被験者の初回学習時における所要時間と各時点における所要時間の差で、初回学習時の所要時間を除することで、QM値を算出する。
以上の試験を通じて収集された膨大なデータを統計処理することにより、以下の成果物が得られる。
(1) 初回学習から所定時間(例えば24時間)経過後におけるQM値の平均値(例えば20%)
(2) 最適な学習スケジュール(学習間隔)を導くための「学習スケジュール算出式」
ここで「最適な学習スケジュール」とは、与えられた学習期間内に、最も少ない学習回数で、所定以上の保有QM値(例えば80%)を獲得可能な学習間隔を意味する。
(3) 期間の経過とQM値の低下との関係を規定した「QM値減少式」
(4) 復習実施の直前における保有QM値と、復習後所定時間(例えば24時間)経過後のQM値との関係を規定した「QM値増加式」
つぎに、上記の学習スケジュール算出式に「保有QM値」と「学習期間」の値を変えた多数の組合せパターンを代入し、各組合せパターン毎に第1の学習間隔〜第nの学習間隔を算出する。この算出結果は、スケジュールテーブル23に格納される。この際、必要に応じて、各学習間隔に人為的な補正を加えることもできる。
つぎに、上記のQM値減少式に「保有QM値」と「経過日数」の値を変えた多数の組合せパターンを入力し、各組合せパター毎に学習前保有QM値を算出する。また、上記のQM値増加式に多数の「保有QM値」を代入し、それぞれの学習後保有QM値を算出する。これらの算出結果は、QM値テーブル24に格納される。この場合も、必要に応じて、各QM値に人為的な補正を加えることもできる。
上記のように、予めスケジュールテーブル23及びQM値テーブル24にデータを格納しておくことにより、スケジュール設定部22は教育事業者サーバ16からの問合わせがある度に演算処理する必要がなく、各テーブルを参照するだけで値を返すことが可能となり、処理の高速化を図ることができる。
ただし、この発明はこれに限定されるものではなく、教育事業者サーバ16からの問合わせがある都度、上記の学習スケジュール算出式を組み込んだ学習スケジュール算出用アルゴリズム(プログラムモジュール)や、上記のQM値減少式及びQM値増加式を組み込んだ記憶量算出用アルゴリズム(プログラムモジュール)に対応のデータを入力することで必要な値を算出し、教育事業者サーバ16に返すように構成してもよい。
上記においては、各学習者36が独自に学習項目を設定する例を説明したが、塾の講師などの管理者38が学習項目を設定した上で、これらを個々の学習者36の設定項目として項目設定テーブル32に反映させることもできる。
例えば、管理者38がクライアント端末20から教育事業者サーバ16に管理者権限でログインした後、管理者用のマイページに列記されたサービスメニュー中の「学習項目の設定」を選択すると、教育事業者サーバ16のユーザ対応部26から管理者用の学習項目設定画面が送信され、クライアント端末20のWebブラウザ上に表示される。
図19は、この学習項目設定画面85を示すものであり、対象コース入力欄86と、科目入力欄41と、単元入力欄42の他に、項目タイトル入力欄43及び項目メモ入力欄44が、項目毎に設けられている。
これに対し管理者38は、対象コース入力欄86に「国公立文系」等のコース名を打鍵入力する。また、科目入力欄41に「日本史」等の科目名を、単元入力欄42に「平安時代」等の単元名(章名、セクション名)を打鍵入力する(単元の設定は省略可)。
つぎに管理者38は、「項目01」の項目タイトル入力欄43に「桓武天皇の遷都」等の項目タイトルを打鍵入力する。また、必要であれば、項目メモ入力欄44に当該項目の概要や学習指針等のコメント文を打鍵入力する。
つぎに管理者38は、学習項目のスケジュールを設定する。
すなわち、管理者38がスケジュール設定ボタン45をクリックすると、クライアント端末20のWebブラウザ上にユーザ対応部26から送信された学習スケジュール設定画面が表示される。
図示は省略するが、図9に示したように、この学習スケジュール設定画面46には項目タイトル入力欄43、項目メモ入力欄44、開始日設定欄47及び目標日設定欄48が設けられている。
これに対し管理者38が、開始日設定欄53において開始日を設定すると共に、目標日設定欄54において目標日を設定した後、OKボタン49をクリックすると、図10に示したように、スケジュール設定画面46にスケジュール・スライダー50が表示される。
スケジュール・スライダー50上に表示された学習予定日で問題ないことを確認した上で、管理者38が完了ボタン53をクリックすると、項目01に関する設定データが教育事業者サーバ16に送信される。
これを受けたユーザ対応部26は、ユーザ属性テーブル30を参照して「国公立文系」のコースに属し、かつ日本史を選択している複数の学習者36のユーザIDを取得した上で、項目設定テーブル32及び学習履歴テーブル34に各ユーザIDに係るレコードをまとめて追加する。
管理者38は、上記の手順を繰り返すことにより、項目02以下の学習項目の設定を行う。
なお、スケジュール・スライダー50上に表示された特定の学習予定日に不都合(夏期合宿の日程と重なる等)がある場合、管理者38は上記と同様の方法(日付アイコン51に被覆された透過性マスク52をドラッグ&ドロップすること)で、学習予定日の変更をリクエストすることができる。
このように、管理者38がまとめて学習項目を設定することにより、各学習者36が個別に学習項目を設定する際の手間を省くことが可能となる。
この場合でも、日々の学習実績の登録は、個々の学習者36によってなされることになる。
管理者38は、自己が担当している全学習者36の学習進度を自由に閲覧することができる。
すなわち、管理者38が教育事業者サーバ16に管理者権限でログインし、サービスメニュー中から「学習進度の確認」を選択すると、図20に示すように、クライアント端末20のWebブラウザ上に、学習進度確認画面87が表示される。
ここで管理者38が、コース選択欄88において「国公立文系」を選択すると共に、科目選択欄89において「日本史」を、単元選択欄90において「平安時代」を選択すると、学習進度一覧表91が画面上に展開する。
この学習進度一覧表91には、「科目:日本史/単元:平安時代」に含まれる学習項目毎に、各学習者36の現時点における学習進度が表示されている。
例えば、「生徒C」の場合、「項目01/桓武天皇の遷都」の学習項目については該当のセル92に斜線状パターンが付与されているため、「メンテナンスモード/QM値:80%」に到達していることがわかる。これに対し、「項目08/藤原純友の乱」の学習項目については、該当のセル92に斜格子状パターンが付与されているため、「定着レベルL(Low)/QM値:20%」に相当し、学習が緒に就いたばかりであることが見て取れる。
管理者38は、この学習進度一覧表91を参照することにより、各学習者36の学習進度を一目で把握することが可能となる。
この学習進度一覧表91は、教育事業者サーバ16のユーザ対応部26によって生成されるが、各学習者36の学習項目毎のQM値は、RIOサーバ12のスケジュール設定部22によって算出され、教育事業者サーバ16に送信される。
以下にその手順を説明する。
(1) まずユーザ対応部26は、ユーザ属性テーブル30を参照し、管理者38が指定したコース及び科目を選択している学習者36を特定した後、学習履歴テーブル34を参照し、各学習者36の学習履歴(学習完了日)を取得する。
(2) つぎにユーザ対応部26は、各学習者36の学習履歴をRIOサーバ12に送信し、それぞれのQM値の送信をリクエストする。
(3) これを受けたスケジュール設定部22は、QM値テーブル24を参照して各人の現時点におけるQM値を学習項目毎に算出した後、教育事業者サーバ16に送信する。
(4) 教育事業者サーバ16のユーザ対応部26は、送信されたQM値を上記と同様の定着レベル換算ルールに当てはめ、現状の定着レベルと表示パターンを特定する。
(5) 学習進度一覧表91中の各セル92の模様として、上記表示パターンを指定する。
上記においては、複数の教育事業者サーバ16とRIOサーバ12とのネットワークによって学習支援システム10を構成した例を示したが、この発明はこの構成に限定されるものではない。
例えば、図21に示すように、RIO サーバ12内に、スケジュール設定部22、スケジュールテーブル23、QM値テーブル24を設けると共に、教育事業者サーバ16の機能構成であるユーザ対応部26、ユーザ属性テーブル30、項目設定テーブル32及び学習履歴テーブル34を設けることにより、RIOサーバ12の単体によって学習支援システム10を構成することも可能である。
図22は、この発明に係る他の実施形態を示すブロック図であり、教育事業者サーバ16内に、テスト用テーブル100及びメール設定テーブル102が設けられている。
テスト用テーブル100には、図23に示すように、ユーザID、科目、項目番号、テストID、問題、答え、更新日時の各データ項目が設定されている。
また、メール設定テーブル102には、図24に示すように、ユーザID、メール送信の要否、予定0件日の送信の要否、受信時刻、当日の予定/翌日の予定、項目ID表示の要否、科目表示の要否、項目名表示の要否、教材・ページ表示の要否、初回学習日表示の要否、目標日表示の要否、定着レベル表示の要否、まとめメモ表示の要否、セルフテスト(問題)表示の要否、セルフテスト(答え)表示の要否、更新日時の各データ項目が設定されている。
図25は、学習者36のクライアント端末20のWebブラウザ上に表示された学習項目管理画面104を示しており、当該学習者36が登録した学習項目がリスト表示されている。
この学習項目リスト106は、項目ID、科目、学習項目名、教材・ページ、初回学習日、目標日、★(定着レベル)の表示項目を備えている。
ここで、学習者36が学習項目追加ボタン108をクリックすると、図26に示すように、学習項目追加画面110がWebブラウザ上に表示される。
これに対し学習者36は、項目ID、科目、学習項目名、教材・ページ、初回学習日(開始日)、目標日を入力した後、復習予定日に関する設定を行う。
まず、学習者36がRIOサーバ12よる復習予定日の自動設定を希望している場合、「復習予定日を自動で計算する」のラジオボタンにチェックを入れる。
これに対し、学習者36が「復習予定日を手動で設定する」のラジオボタンにチェックを入れると、復習予定日入力欄が画面上に展開される(図示省略)。学習者36は、当該入力欄に必要な1または複数の日付を適宜入力する。
復習予定日の管理を全く希望しない場合、学習者36は「復習しない」のラジオボタンにチェックを入れる。
必要な項目に対する入力を終えた学習者36が保存ボタン112をクリックすると、入力データが教育事業者サーバ16に送信される。
これを受けた教育事業者サーバ16のユーザ対応部26は、項目設定テーブル32に入力データを格納する。
図27は、項目設定テーブル32のデータ項目を示すものであり、ユーザID、科目、項目番号、項目タイトル、教材・ページ、まとめメモ、初回学習日、目標日、第2回学習予定日、第3回学習予定日、第4回学習予定日、第5回学習予定日、…第n回学習予定日、登録日時のデータ項目が設定されている。
学習者36が復習予定日を手動で入力した場合、第2回学習予定日〜第n回学習予定日のデータ項目については、当該復習予定日が格納される。
これに対し、学習者36が「復習予定日を自動で計算する」の選択肢にチェックを入れた場合、ユーザ対応部26は初回学習日及び目標日をRIOサーバ12に送信して学習予定日の算出をリクエストし、RIOサーバ12から返ってきた学習予定日を第2回学習予定日〜第n回学習予定日のデータ項目に格納する。
学習者36が「復習しない」の選択肢にチェックを入れていた場合、第2回学習予定日〜第n回学習予定日のデータ項目には「null」が格納される。
学習項目管理画面104中の「スケジュールカレンダー」ボタン114をクリックすると、図示は省略したが、学習カレンダー画面が表示され、学習者36は日付毎に学習項目を確認することができる(図13参照)。
学習者36が学習項目リスト106中の特定の学習項目に係る編集アイコン116をクリックすると、編集用画面がWebブラウザ上に展開され、項目ID、科目、学習項目名、教材・ページ、初回学習日、目標日、復習予定日の各項目に対する修正登録が可能となる。
また学習者36は、特定の学習項目に係る削除アイコン118をクリックすることにより、当該学習項目を削除することができる。
学習者36が、学習項目リスト106中の特定の学習項目に係るメモ追加アイコン120をクリックすると、図28に示すように、まとめメモ入力画面122がWebブラウザ上に展開される。
ここで学習者36がメモ入力欄124に必要なテキストを入力し、保存ボタン126をクリックすると、ユーザ対応部26によって入力データが項目設定テーブル32に格納される。
また、学習者36が学習項目リスト106中の特定の学習項目に係るセルフテストアイコン128をクリックすると、図29に示すように、当該学習項目に関するセルフテスト実施画面130がWebブラウザ上に展開される。
このセルフテスト実施画面130には、これまでに学習者36が当該学習項目について登録しておいたテスト(問題と答えの組合せ)が、リスト形式で表示されている。
このセルフテスト実施画面130中の「答えを隠す」項目132にチェックを入れると、当該テストの答えが隠蔽(非表示化)される。
また、学習者36が「すべての答えを隠す」のチェックボックス134にチェックを入れると、リスト中の全テストの答えが隠蔽される。
学習者36は、このように答えを隠蔽した状態で各テストの問題に回答した後、対応のチェックを外して答えを表示させることで、正答したか否かを確認することができる。
学習者36が追加ボタン136をクリックすると、図30に示すように、セルフテスト作成画面138がWebブラウザ上に展開される。
これに対し学習者36は、問題入力欄140に問題文を、また答え入力欄142に回答文を打鍵入力した上で、保存ボタン144をクリックする。
この結果、クライアント端末20から教育事業者サーバ16に入力データ(問題+答え)が送信される。
これを受けたユーザ対応部26は、テスト用テーブル100内に格納する。
学習者36が、セルフテスト実施画面130中の特定のテストに係る削除アイコン146をクリックすると、該当のテストに係るレコードがテスト用テーブル100から削除される。
また、学習者36が、セルフテスト実施画面130中の特定のテストに係る編集アイコン148をクリックすると、該当の問題と答えが表示された編集用画面がWebブラウザ上に展開され、問題及び答えの修正登録が可能となる。
学習者36が、学習項目管理画面104中の「学力UPメール」ボタン150をクリックすると、図31に示すように、メール受信設定画面152がWebブラウザ上に展開される。
これに対し学習者36は、「学習予定をメールで受け取る」、「学習予定が0件の場合は受け取らない」、「受信時刻」、「当日の予定を受け取る/翌日の予定を受け取る」、「メールの内容」の各項目について設定を行い、保存ボタン154をクリックする。
これを受けたユーザ対応部26は、設定内容をメール設定テーブル102に格納する。
ユーザ対応部26は、メール設定テーブル102に格納された各設定情報を定期的にチェックし、受信時刻が到来した学習者36に関して学力UPメール(学習予定告知各メール)を生成する。
この学力UPメールの本文には、日付や学習者36の氏名の他、当日または翌日に学習予定日が設定されている学習項目の属性情報(項目ID、科目、学習項目名、教材・ページ等の中で、学習者36が予め選択しておいたもの)が記載されている。
また、学習者36が「まとめメモ」の表示を選択していた場合には、当該学習項目に係るまとめメモの内容がそのまま転記される。
さらに、学習者36が「セルフテスト」の表示を選択していた場合には、その内容もメール本文中に記載される。ただし、学習者36が「答え」のチェックを外していた場合、セルフテストの問題のみが記載される。また、学習者36が「問題」のチェックを外していた場合、セルフテストの答えのみが記載される。
この学力UPメールは、送信メールサーバ156及び受信メールサーバ158を経由して学習者36のクライアント端末20や携帯電話(スマートフォンを含む)に到達する。
この学力UPメールを開封して内容を閲覧することにより、学習者36は、直近の学習予定日を簡単に認識することができ、学習スケジュールを確実に消化することが可能となる。
また、「まとめメモ」や「セルフテスト」の内容を学力UPメール中に含ませておくことにより、携帯電話上で学習の一部を行うことが可能となり便利である。
この発明に係る学習支援システムの全体構成図である。 RIOサーバと教育事業者サーバの機能構成を示すブロック図である。 スケジュールテーブルのデータ項目を示す図である。 QM値テーブルのデータ項目を示す図である。 ユーザ属性テーブルのデータ項目を示す図である。 項目設定テーブルのデータ項目を示す図である。 学習履歴テーブルのデータ項目を示す図である。 学習項目設定画面を示す図である。 スケジュール設定画面を示す図である。 スケジュール設定画面を示す図である。 学習予定日の変更方法を示す図である。 スケジュール管理画面及びスケジュール・スライダー画面を示す図である。 学習カレンダー画面を示す図である。 科目別学習項目画面を示す図である。 時間の経過によって保有QM値が減少すると共に、復習の実施によって保有QM値が増加する様子を示す図である。 学習スケジュールの提示に係る処理手順を示すフローチャートである。 学習スケジュールの提示に係る処理手順を示す模式図である。 学習スケジュールの変更に係る処理手順を示す模式図である。 管理者用の学習項目設定画面を示す図である。 学習進度確認画面を示す図である。 この発明に係る他の学習支援システムの機能構成を示すブロック図である。 この発明に係る他の学習支援システムの機能構成を示すブロック図である。 テスト用テーブルのデータ項目を示す図である。 メール設定テーブルのデータ項目を示す図である。 学習項目管理画面を示す図である。 学習項目追加画面を示す図である。 項目設定テーブルのデータ項目を示す図である。 まとめメモ入力画面を示す図である。 セルフテスト実施画面を示す図である。 セルフテスト作成画面を示す図である。 メール受信設定画面を示す図である。
10 学習支援システム
12 RIOサーバ
16 教育事業者サーバ
20 クライアント端末
22 スケジュール設定部
23 スケジュールテーブル
24 QM値テーブル
26 ユーザ対応部
30 ユーザ属性テーブル
32 項目設定テーブル
34 学習履歴テーブル
36 学習者
38 管理者
40 学習項目設定画面
41 科目入力欄
42 単元入力欄
43 項目タイトル入力欄
44 項目メモ入力欄
46 スケジュール設定画面
46 学習スケジュール設定画面
47 開始日設定欄
48 目標日設定欄
50 スケジュール・スライダー
51 日付アイコン
52 透過性マスク
58 学習スケジュール管理画面
60 学習項目
61 スケジュール・スライダー画面
63 学習完了ボタン
67 カレンダー表示ボタン
68 学習カレンダー画面
69 週間カレンダー
76 科目別学習項目画面
78 科目選択欄
80 単元選択欄
81 項目アイコン
85 学習項目設定画面
86 対象コース入力欄
87 学習進度確認画面
88 コース選択欄
89 科目選択欄
90 単元選択欄
91 学習進度一覧表
100 テスト用テーブル
102 メール設定テーブル
104 学習項目管理画面
106 学習項目リスト
108 学習項目追加ボタン
110 学習項目追加画面
112 保存ボタン
114 「スケジュールカレンダー」ボタン
116 編集アイコン
118 削除アイコン
120 メモ追加アイコン
122 メモ入力画面
124 メモ入力欄
126 保存ボタン
128 セルフテストアイコン
130 セルフテスト実施画面
132 「答えを隠す」項目
134 「すべての答えを隠す」のチェックボックス
136 追加ボタン
138 セルフテスト作成画面
140 問題入力欄
142 答え入力欄
144 保存ボタン
146 削除アイコン
148 編集アイコン
150 「学力UPメール」ボタン
152 メール受信設定画面
154 保存ボタン
156 送信メールサーバ
158 受信メールサーバ

Claims (12)

  1. ユーザの操作するクライアント端末から、特定の学習項目について学習の開始日及び学習の目標日が入力された際に、上記開始日から目標日までの学習期間内に所定以上の記憶量が確保できるように配分された複数の学習間隔を特定する処理と、
    この学習間隔を上記開始日に適用することにより、第2回目以降の複数の学習予定日を特定する処理を実行するスケジュール設定手段と、
    この複数の学習予定日を、学習スケジュールとして上記クライアント端末に送信するユーザ対応手段を備えており、
    上記スケジュール設定手段は、上記クライアント端末から上記学習予定日の中の何れかを他の日に変更することを求める学習予定日変更入力がなされた場合に、上記変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    変更後の学習予定日から上記目標日までの学習期間を算出する処理と、
    上記変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量と、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間に基づいて、上記目標日までに所定以上の記憶量が確保できるように配分された複数の学習間隔を特定する処理と、
    この学習間隔を上記変更後の学習予定日に適用することにより、後続の学習予定日を算出する処理を実行し、
    上記ユーザ対応手段は、この学習予定日を変更後の学習スケジュールとして上記クライアント端末に送信する処理を実行することを特徴とする学習支援システム。
  2. 複数の教育事業者サーバと、
    ネットワーク経由で各教育事業者サーバと接続されたRIOサーバと、
    ネットワーク経由で各教育事業者サーバと接続される複数のクライアント端末を備えた学習支援システムであって、
    上記のRIOサーバが、上記スケジュール設定手段を備えており、
    上記の各教育事業者サーバが、上記ユーザ対応手段をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項1に記載の学習支援システム。
  3. 保有記憶量と学習期間との組合せパターン毎に、複数の学習間隔を格納しておくスケジュール記憶手段を備え、
    上記スケジュール設定手段は、予め設定された初回学習後の保有記憶量と、学習の開始日から目標日までの学習期間をキーに上記スケジュール記憶手段を検索することにより、複数の学習間隔を特定すると共に、
    上記変更後の学習予定日における保有記憶量と、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間をキーに上記スケジュール記憶手段を検索することにより、複数の学習間隔を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の学習支援システム。
  4. 保有記憶量及び学習期間の入力に対して、複数の学習間隔を出力する学習スケジュール算出用アルゴリズムを備え、
    上記スケジュール設定手段は、予め設定された初回学習後の保有記憶量と、学習の開始日から目標日までの学習期間を上記学習スケジュール算出用アルゴリズムに入力することにより、複数の学習間隔を特定すると共に、
    上記変更後の学習予定日における保有記憶量と、変更後の学習予定日から目標日までの学習期間を上記学習スケジュール算出用アルゴリズムに入力することにより、複数の学習間隔を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の学習支援システム。
  5. 保有記憶量と経過期間との組合せパターン毎に、学習前の保有記憶量と学習後の保有記憶量を格納しておく記憶量記憶手段を備え、
    上記スケジュール設定手段は、
    (1) 予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    (2) この学習後の保有記憶量と、上記学習予定日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、
    (3) さらに、上記(2)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記変更後の学習予定日の直前の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定した後、
    (4) この学習後の保有記憶量と、上記直前の学習予定日から変更後の学習予定日までの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の学習支援システム。
  6. 保有記憶量と経過期間の入力を受け付けて、学習前の保有記憶量と学習後の保有記憶量を出力する記憶量算出用アルゴリズムを備え、
    上記スケジュール設定手段は、
    (1) 予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習日からの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力することにより、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    (2) この学習後の保有記憶量と、上記学習予定日からの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力することにより、次の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、
    (3) さらに、上記(2)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記変更後の学習予定日の直前の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定した後、
    (4) この学習後の保有記憶量と、上記直前の学習予定日から変更後の学習予定日までの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力することにより、変更後の学習予定日における学習後の保有記憶量を特定することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の学習支援システム。
  7. ユーザ毎に、各学習項目のタイトル、学習の開始日、学習の目標日及び第2回目以降の学習予定日を格納しておく項目設定記憶手段と、
    上記クライアント端末から、特定日における学習スケジュールの表示リクエストが送信された場合に、上記項目設定記憶手段を参照し、当該ユーザに係る上記特定日が学習予定日に設定されている学習項目を取得し、そのリストを掲載した画面を送信する処理を実行する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の学習支援システム。
  8. 請求項5または7に記載の学習支援システムであって、さらに、ユーザ毎に各学習項目単位で学習完了日の履歴情報を格納しておく学習履歴記憶手段を備えており、
    上記スケジュール設定手段は、上記クライアント端末から特定の学習項目について特定日における保有記憶量の表示リクエストが送信された場合に、
    (1)上記特定の学習項目に係る学習完了日の履歴情報を取得する処理と、
    (2) 予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習完了日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    (3) この学習後の保有記憶量と、上記学習完了日からの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、
    (4) さらに、上記(3)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記特定日の直前の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    (5) この保有記憶量と、上記直前の学習完了日から特定日までの経過期間をキーに上記記憶量記憶手段を検索し、上記特定日における学習前の保有記憶量を特定する処理を実行し、
    上記ユーザ対応手段は、この特定日における学習前の保有記憶量を上記クライアント端末に送信する処理を実行することを特徴とする学習支援システム。
  9. 請求項6または7に記載の学習支援システムであって、さらに、ユーザ毎に各学習項目単位で学習完了日の履歴情報を格納しておく学習履歴記憶手段を備えており、
    上記スケジュール設定手段は、上記クライアント端末から特定の学習項目について特定日における保有記憶量の表示リクエストが送信された場合に、
    (1)上記特定の学習項目に係る学習完了日の履歴情報を取得する処理と、
    (2) 予め設定された初回学習後の保有記憶量と、初回学習完了日からの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    (3) この学習後の保有記憶量と、上記学習完了日からの経過日数を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力し、次の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理を実行し、
    (4) さらに、上記(3)と実質的に同様の処理を必要回数繰り返すことにより、上記特定日の直前の学習完了日における学習後の保有記憶量を特定する処理と、
    (5) この保有記憶量と、上記直前の学習完了日から特定日までの経過期間を上記記憶量算出用アルゴリズムに入力し、上記特定日における学習前の保有記憶量を特定する処理を実行し、
    上記ユーザ対応手段は、この特定日における学習前の保有記憶量を上記クライアント端末に送信する処理を実行することを特徴とする学習支援システム。
  10. ユーザ毎に各学習項目のタイトル、学習の開始日、学習の目標日及び第2回目以降の学習予定日を少なくとも格納しておく項目設定記憶手段と、
    上記項目設定手段を定期的に参照し、予め設定された特定日が学習予定日に設定されている学習項目を取得し、そのリストを掲載した電子メールを生成するメール生成手段と、
    この電子メールを当該ユーザのメールアドレス宛に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の学習支援システム。
  11. 学習項目毎に、問題と答えの組合せからなる確認テストを記憶しておく記憶手段を備え、
    上記メール生成手段は、上記学習項目に係る確認テストの少なくとも問題文または答えを上記電子メール中に転載することを特徴とする請求項10に記載の学習支援システム。
  12. 学習項目毎に、まとめメモの内容を記憶しておく記憶手段を備え、
    上記メール生成手段は、上記学習項目に係るまとめメモの内容を上記電子メール中に転載することを特徴とする請求項10または11に記載の学習支援システム。
JP2012280118A 2012-04-14 2012-12-21 学習支援システム Pending JP2013235238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280118A JP2013235238A (ja) 2012-04-14 2012-12-21 学習支援システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012092535 2012-04-14
JP2012092535 2012-04-14
JP2012280118A JP2013235238A (ja) 2012-04-14 2012-12-21 学習支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013235238A true JP2013235238A (ja) 2013-11-21

Family

ID=49761372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012280118A Pending JP2013235238A (ja) 2012-04-14 2012-12-21 学習支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013235238A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224875A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 株式会社ベネッセコーポレーション 学習支援システム、学習支援方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP2015141567A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社躍進館 個別学習計画表の作成支援システム及びプログラム
JP2019175482A (ja) * 2019-05-24 2019-10-10 株式会社フューチャーアイ 学習支援システム
JP2020091456A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 株式会社プログリット 学習支援プログラム
JP2020181442A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社フォーサイト 学習支援システムおよび学習支援方法
CN112262421A (zh) * 2018-06-07 2021-01-22 微软技术许可有限责任公司 自动学习复习的可编程接口
JP6936537B1 (ja) * 2020-08-04 2021-09-15 Moサポート合同会社 学習調整プログラムおよび学習調整方法
JP7444489B2 (ja) 2022-04-20 2024-03-06 株式会社フューチャーアイ 学習支援システム及びサービス提供方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224875A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 株式会社ベネッセコーポレーション 学習支援システム、学習支援方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP2015141567A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社躍進館 個別学習計画表の作成支援システム及びプログラム
CN112262421A (zh) * 2018-06-07 2021-01-22 微软技术许可有限责任公司 自动学习复习的可编程接口
CN112262421B (zh) * 2018-06-07 2023-01-24 微软技术许可有限责任公司 自动学习复习的可编程接口
JP2020091456A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 株式会社プログリット 学習支援プログラム
JP2020181442A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社フォーサイト 学習支援システムおよび学習支援方法
JP2019175482A (ja) * 2019-05-24 2019-10-10 株式会社フューチャーアイ 学習支援システム
JP6936537B1 (ja) * 2020-08-04 2021-09-15 Moサポート合同会社 学習調整プログラムおよび学習調整方法
JP2022029403A (ja) * 2020-08-04 2022-02-17 Moサポート合同会社 学習調整プログラムおよび学習調整方法
JP7444489B2 (ja) 2022-04-20 2024-03-06 株式会社フューチャーアイ 学習支援システム及びサービス提供方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013235238A (ja) 学習支援システム
US9575616B2 (en) Educator effectiveness
Gonzalez et al. Reaching out with LibGuides: Establishing a working set of best practices
AU2006241364B2 (en) System and method for real-time observation assessment
US8584034B2 (en) User interfaces for navigating structured content
US20150177928A1 (en) User interfaces for navigating structured content
Gutiérrez-Rojas et al. Scaffolding self-learning in MOOCs
JP5994117B2 (ja) Eラーニングシステム
US20130273516A1 (en) Automatic Determination of User Alignments and Recommendations for Electronic Resources
US20230267848A1 (en) Systems and methods for guided instructional design in electronic learning systems
CA2844899A1 (en) Prescription of electronic resources based on observational assessments
US20170178525A1 (en) Online education course navigation system
US20110136083A1 (en) Instructional tool for teaching search skills
Ward et al. Enhancing workforce capacity to improve vaccination data quality, Uganda
JP2015121682A (ja) 学習支援プログラム、学習支援装置および学習支援方法
KR102035746B1 (ko) 스마트러닝 시스템 기반 생계형 학원 및 지역 학생 간을 연계하는 교육 o2o 서비스 제공 방법
US20210027644A1 (en) Method and systems for providing educational support
Mijic et al. Towards improvement of the study programme quality: Alumni tracking information system
JP2010039290A (ja) 学習支援システム
Shrager Revamping end-user training
WO2014025422A1 (en) Educator effectiveness
KR20210051256A (ko) 학습 일정표 서비스 방법과 상기 방법을 수행하는 컴퓨터 프로그램
KR102488664B1 (ko) 서버를 이용한 학습 정보 제공 서비스 방법
KR20130046465A (ko) 디지털 교과서에서 등급별 학습 콘텐츠의 제공이 가능한 원격 교육 시스템 및 방법
Reefman et al. DESIGN REPORT