JP2018010115A - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置のリアルタイム調整において、ジョブの早い時期にリアルタイム調整を反映することを可能にする。【解決手段】画像を形成して転写媒体に画像を印刷する画像形成部と、ジョブを管理して画像形成部における画像形成を制御する制御部を有し、制御部は、画像形成部でジョブに基づいて転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、転写媒体に調整用画像を印刷して調整用画像の読取結果を取得し、読取結果に基づいて画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整機能を有し、実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、読取結果に基づいてリアルタイム調整を行うジョブに画質調整を適用可能にする。【選択図】図5

Description

この発明は、ジョブの出力中にリアルタイムで画質の調整を行うことができる画像形成装置、画像形成方法および画像形成制御プログラムに関する。
画像形成装置では、ジョブの出力画像の枠外などに出力されたパッチをインラインセンサで読み取ってリアルタイムに階調補正など(以下リアルタイム調整という)を行う技術がある。
画像形成装置で印刷を行う場合、出力画像より大きい用紙に印刷を行い、断裁機を用いて不要な部分を断裁して最終的な出力物を生成することがある。リアルタイム調整は、断裁される余白領域の全てのページに階調パッチなどのパッチの印字を行い、後処理機に搭載されたCCDなどのイメージセンサなどで読み取って補正値を演算し、その演算値を印刷中の画像に適用することで、画像形成装置の色の安定化などを行うものである。
図3に示される転写媒体Pで、最終的な出力物として必要な領域は斜線の画像領域となり、画像領域以外は断裁されてしまう領域となる。
パッチは、例えば、YMCKとRGBPb(Pb=YMC重ねの黒)の2枚に分けて階調パッチを、パッチ領域に繰り返し印字することにより、階調補正値の演算を行うことができる。この場合は、階調補正の演算には、最低2枚のデータが必要になる。
例えば、特許文献1には、記録媒体に形成されたテスト画像をインラインセンサで読み取り、読み取られたテスト画像に基づいて色校正を実施する画像形成装置が記載されている。
特開2005−266212号公報
ところで、補正値が演算されるタイミングは、画像読み取りを行った後となるため、ジョブの先頭数枚は、算出された補正値での描画をすることができない。
また、パッチは、YMCKとRGBPb(Pb=YMC重ねの黒)の階調パッチを2枚に分けて繰り返し印字して階調補正値の演算を行う場合があり、その場合、階調補正の演算には、最低2枚のデータが必要となり、補正値の適用はさらに遅れる。
これに対し、リアルタイム調整JOBの開始前に、専用の調整チャートを割り込ませて、JOB開始前に補正値を算出することによって、ジョブの先頭ページから補正値を適用することが可能になるが、専用の調整チャートがヤレ紙となってしまうという問題がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、リアルタイム調整を行うジョブにおいて早期に画質調整の適用を可能にすることができる画像形成装置、画像形成方法および画像形成制御プログラムを提供することを目的の一つとする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、画像を形成して転写媒体に前記画像を印刷する画像形成部と、
ジョブを管理して前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記画像形成部でジョブに基づいて前記転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、前記転写媒体に調整用画像を印刷して前記調整用画像の読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整機能を有し、
実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで前記転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、前記読取結果に基づいてリアルタイム調整を行うジョブに前記画質調整を適用することを特徴とする画像形成装置。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記調整用画像を、前記ジョブが印刷される転写媒体上であって前記ジョブの印刷領域外に印刷することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記調整用画像が断裁代に形成されることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、実行ジョブに、リアルタイム調整を行うジョブの後続にリアルタイム調整を行わないジョブがある場合、リアルタイム調整を行わない前記ジョブを、リアルタイム調整を行うジョブの先行ジョブとしてジョブの入れ替えを行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、リアルタイム調整を行うジョブの先頭ページからリアルタイム調整を行えるように、リアルタイム調整を行わないジョブで調整用画像の印刷を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、調整用画像を読み取って、画像の画質調整が可能となるまでの転写媒体の枚数を遅延枚数として、リアルタイム調整を行わない前ジョブの残枚数が前記遅延枚数以上のときに、リアルタイム調整を行わない前記前ジョブで、前記転写媒体に調整用画像を印刷することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、リアルタイム調整を行わない前ジョブで、前記遅延枚数である残枚数のうちの転写媒体に、調整用画像の印刷が不可である転写媒体がある場合、前記残枚数に調整用画像の印刷が不可である転写媒体の枚数を加算した残枚数に変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、リアルタイム調整を行わない前ジョブで前記前記遅延枚数である残枚数のうちで調整用画像の印刷が不可である転写媒体の枚数がある場合、リアルタイム調整を行わないジョブで調整用画像を印刷するとともに、リアルタイム調整を行うジョブで調整用画像を印刷して、複数のジョブに跨がったジョブの読取り結果で、リアルタイム調整による画質調整を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記前ジョブにおいて調整用画像の印刷が不可となる転写媒体を予測してその枚数を求めることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記前ジョブが1または2以上のジョブであることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、転写媒体に印刷された画像を読み取る画像読取部を備えることを特徴とする。
本発明の画像形成方法のうち、第1の形態は、画像形成部でジョブに基づいて転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、転写媒体に調整用画像を印刷して前記調整用画像の読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整機能を有する画像形成方法であって、
実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで前記転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、リアルタイム調整を行うジョブに画質調整を適用することを特徴とする。
本発明の画像形成制御プログラムのうち、第1の形態は、画像形成装置を制御する制御部で実行される画像形成制御プログラムであって、
画像形成装置に備えられた画像形成部でジョブに基づいて転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、前記転写媒体に調整用画像を印刷して前記調整用画像の読取結果を取得する制御を行う調整用画像取得ステップと、
前記読取結果に基づいて前記画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整ステップと、を備え、
実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで前記転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、リアルタイム調整を行うジョブに画質調整を適用するステップを有することを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、リアルタイム調整を行わないジョブで調整用画像を印刷してその読取り結果に基づいてリアルタイム調整を行うジョブで早期に画質調整を行うことが可能になる効果がある。
本発明の画像形成装置における一実施形態の画像形成装置の機械構成の概略 を示す図である。 同じく、一実施形態の制御ブロックを示す図である。 パッチ画像を印刷する用紙を説明する図である。 リアルタイム調整を行う際の、調整用画像の読取りと画像の描画とを説明する図である。 本発明の一実施形態における、リアルタイム調整を行わないジョブと、リアルタイム調整を行うジョブにおける調整用画像の印刷を説明する図である。 同じく、図4に示す処理の手順を示すフローチャートである。 他の実施形態において、ジョブの入れ替えを説明する図である。 同じく、ジョブの入れ替えを行った際の処理の手順を示すフローチャートである。 他の実施形態において、リアルタイム調整を行わないジョブと、リアルタイム調整を行うジョブにおける調整用画像の印刷を説明する図である。 さらに、他の実施形態において、リアルタイム調整を行わないジョブと、リアルタイム調整を行うジョブにおける調整用画像の印刷を説明する図である。 さらに、他の実施形態において、リアルタイム調整を行わないジョブと、リアルタイム調整を行うジョブにおける調整用画像の印刷を説明する図である。 図9〜図11における処理の手順の手順を示すフローチャートである。
本発明の画像形成装置の一実施形態について、添付図面に基づいて以下に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1の概略構造を示す図である。
本実施形態の画像形成装置1は、用紙の搬送方向に沿って、上流側から大容量給紙段を有する大容量給紙装置40、装置本体10、読取装置20、後処理装置30を備えており、各装置は用紙の搬送方向に連なって接続されている。大容量給紙装置40は装置本体10へ給紙することが可能である。
本実施形態では、これらの装置によって画像形成装置が構成されているものとする。なお、本発明としては画像形成装置の構成がこれに限定されるものではなく、装置本体10と読取装置20とで画像形成装置が構成されるものでもよく、また、装置本体10のみで画像形成装置を構成し、読取装置20、後処理装置30、大容量給紙装置40などを備えるものを画像形成システムとして構成してもよい。
装置本体10について説明する。
装置本体10の上部側に、自動原稿給送装置(ADF)14が設けられている。自動原稿給送装置(ADF)14で給送される原稿は、図2で示されるスキャナー部130によって画像の読み取りが可能となっている。なお、原稿は図示しないプラテンガラス上で読み取ることも可能である。
装置本体10の上部側には、さらに、操作部140が配置されている。操作部140はタッチパネル式のLCD141を有しており、LCD141によって情報の表示および操作の受付が可能となっている。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
装置本体10の下部側には、本体給紙部12が配置されている。本体給紙部12は、用紙を収納して給紙する複数の本体給紙段を有している。また、装置本体10に付設されている大容量給紙装置40は複数の大容量給紙段を有しており、用紙を収納して装置本体10に対し用紙を供給する。用紙は、本発明の転写媒体に相当する。なお、転写媒体は紙に限定されるものでもなく、布やプラスチックなどであってもよい。
装置本体10の内部には、搬送経路13が設けられている。搬送経路13は、本体給紙部12または大容量給紙装置40から給紙される用紙を搬送するものであり、読取装置20の搬送経路23へ接続されている。
装置本体10の搬送経路13の途中には、画像形成部11が設けられている。画像形成部11は、各色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))用にそれぞれ感光体11aを有しており、各感光体11aの周囲には、図示しない帯電器、LD、現像器を有している。さらに、画像形成部11は、感光体11aの画像が転写される中間転写ベルト11b、および中間転写ベルト11bの画像を用紙に転写する二次転写部11cを有している。
二次転写部11cの下流側の搬送経路13には、定着器11dが配置されている。
上記した感光体11a、図示しない帯電器、LD、現像器、中間転写ベルト11b、二次転写部11c、定着器11dなどによって画像形成部11が構成されている。なお、画像形成部としては、単色で画像形成を行うものであってもよい。単色のみが印刷可能な画像形成部であってもよい。
また、搬送経路13では、定着器11dの下流側でストレート側から分岐した反転搬送経路13aを有している。反転搬送経路13aからは、下流搬送経路13cが分岐しており、その下流側では退避搬送経路13bが分岐している。反転搬送経路13aは、退避搬送経路13bが分岐した以降の下流側では、画像形成部11よりも上流側で搬送経路13に合流している。
反転搬送経路13aに搬送された用紙は、フェイス面切り替えのみを行う場合は、一旦退避搬送経路13bに送られた後、逆走して下流搬送経路13cに送られる。下流搬送経路13cは、搬送方向下流側で搬送経路13に合流しており、下流搬送経路13cに送られる用紙は、フェイス面の切り替えが行われた状態で搬送経路13を通って下流側に搬送される。
用紙を反転して画像形成部11に環流する場合、反転搬送経路13aから一旦退避搬送経路13bに送った後、逆走して下流側の反転搬送経路13aに送り、画像形成部11の上流側で搬送経路13に合流させて用紙の裏面側への画像形成を行う。
また、装置本体10の制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUやCPUで実行されるプログラム、パラメータや作業領域となる記憶部などによって構成される。
装置本体10の下流側には読取装置20が接続されており、装置本体10の搬送経路13の下流側は、読取装置20の搬送経路23に接続されている。
搬送経路23の中途には、用紙の片面の画像を読み取る画像読取部24と、他の片面の画像を読み取る画像読取部25が備えられている。画像読取部24、25は、搬送経路23を搬送される用紙のフェイス面における画像を読み取り、読み取り結果を制御部100へ送信する。画像読取部24、25はラインセンサーでもよく、また、ポイントで画像を読み取る測色器などであってもよく、本発明としては、画像の読取りを行えればよく、特定のものに限定されない。なお、この実施形態では、用紙の両面の画像を読み込める構成を有するものとして説明したが、片面のみの画像を読み込む構成でもよく、また、反転搬送路を備えて、用紙を反転して一つの画像読取部で用紙両面の画像の読取りを行うようにしてもよい。
読取装置20の下流側には後処理装置30が接続されており、読取装置20に備える搬送経路23の下流側は、後処理装置30の搬送経路33に接続されている。
搬送経路33は、分岐して第1排紙部31および第2排紙部32に接続されており、第2排紙部32に至る搬送経路33の中途に後処理部34が設けられている。後処理部34では所定の後処理が実行される。後処理としてはステープル、パンチ、冊子処理などの適宜の処理が挙げられる。後処理を行わない用紙は第1排紙部31に排紙される。
搬送経路23で送られる用紙は、後処理装置30の搬送経路33に送られて、後処理を行うことなく第1排紙部31に排紙するか、後処理部34で所定の後処理が行われて第2排紙部32に排紙する。後処理部34では複数の後処理を行うものであってもよい。
なお、上記実施形態では、カラーの画像形成を前提にして説明しているが、画像形成装置が単色の画像形成部を有するものであってもよい。
次に、画像形成装置1の制御ブロックを図2に基づいて説明する。
図2は、本実施形態のデジタル複合機(コピア・プリンタ・スキャナー)として機能する画像形成装置1の回路ブロック図および画像形成システムを構成するネットワーク構成を示す図である。なお、図2では、装置本体10以外の制御構成は省略している。
画像形成装置1は、デジタルコピア本体と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。デジタルコピア本体は、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有している。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、LAN3を通して外部装置4などの外部機器から入力される画像データーを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データーを、LAN3を通して外部装置4などの外部機器に転送可能にする。
なお、外部装置4は、画像形成装置1を管理する管理装置として動作するものとしてもよい。外部装置4は、外部装置4の制御を行う外部装置制御部400と表示操作を行う表示操作部410とを有しており、外部装置4を管理装置として使用する場合、外部装置制御部400は、画像形成装置を管理する制御部に相当する。また、表示操作部410は、操作部と表示部とをそれぞれ個別に備えるものであってもよい。外部装置制御部400は、CPUとCPU上で実行されるプログラム、動作パラメータを格納した記憶部などにより構成される。外部装置制御部400でリアルタイム調整を管理する場合、外部装置制御部400で実行されるプログラムは、本発明の画像形成制御プログラムに相当する。
なお、本発明の画像形成制御プログラムは、持ち運び可能な記憶部などに格納されて流通、移動するものであってもよく、また、ネットワークなどを通して外部装置制御部400の記憶部に格納されたものであってもよい。
制御ブロック110では、前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続されたPCIバス112を有しており、該PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されている。DRAM制御IC111には、圧縮メモリー121とページメモリー122とからなる画像メモリー120が接続されている。圧縮メモリー121は、ジョブ管理情報や原稿などの圧縮画像データーを格納するためのメモリーであり、ページメモリー122は、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データーを一時的に格納するためのメモリーである。
PCIバス112にはHDD127が接続されている。HDD127は、画像形成装置1や画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続される外部装置4などにより生成されたジョブ等を保存する。HDD127には、複数のジョブの保存が可能である。各ジョブには、ジョブ全体の情報とページ単位の情報と画像データーと印刷条件とが含まれている。また、ジョブの印刷条件には、ジョブ毎のリアルタイム調整のON/OFF設定情報、印刷する用紙の種別などの情報が含まれているものであってもよい。
制御ブロック110には、画像制御CPU113を備えており、該画像制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。
画像制御CPU113には、ROM114と不揮発メモリー115が接続されている。不揮発メモリー115には、画像制御CPU113で実行されるプログラムや画像形成装置における設定データー、画像形成条件を含むプロセス制御パラメータなどが格納されている。
不揮発メモリー115には、プログラム、画像形成部の画質調整に際し使用されるパッチ等の調整用画像のデーター、調整用画像の印刷に必要な用紙枚数情報、調整用画像の印刷から補正値の適用までの用紙枚数情報、ジョブの残り枚数などが参照可能に格納されている。不揮発メモリー115のデーターは、読み書き可能とするものであってもよい。
なお、これらの内容の一部または全部を、ROM114やHDD127、RAMなどに格納するものであってもよい。上記した設定内容が格納された不揮発メモリー115やROM114、HDD127、RAMなどは記憶部に相当する。
ROM114には、上記画像制御CPU113で所定の動作を実行させるためのプログラムが読み出し可能に格納されている。なお、プログラムは、外部から提供されて不揮発メモリーやHDDなどに格納されるものであってもよい。なお、本発明の画像形成制御プログラムは、持ち運び可能な記憶部などに格納されて流通、移動するものであってもよく、また、ネットワークなどを通して外部装置制御部400の記憶部に格納されたものであってもよい。
画像制御CPU113は、前記ROM114や不揮発メモリー115に格納された不揮発データーを読み取ることが可能であり、また、所望のデーターを不揮発データーとして不揮発メモリー115に書き込むことを可能にしてもよい。画像制御CPU113は、上記設定データーなどに従って画像形成装置1の各部を動作制御する。
画像制御CPU113は、画像形成装置1全体を制御するものであり、ROM114に格納されたプログラムや、不揮発メモリー115などとともに本発明の制御部100を構成する。
画像制御CPU113は、画像データーの取得や画像出力のための制御のほか、画像形成装置の調整を実現するための制御、画像形成装置の機内情報の取得等を行う。
また、画像制御CPU113には、IO128が接続されており、画像形成装置1内の各種センサーの信号が取得可能になっており、例えば画像読取部24、25における画像の読み取り結果を取得する。
スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、画像制御CPU113とシリアル通信可能に接続されている。また、CCD131は、CCD131で読み取った画像データーを処理する読み取り処理部116に接続され、読み取り処理部116には画像データーを圧縮処理する圧縮IC118が接続され、圧縮IC118は前記したDRAM制御IC111に接続されている。
操作部140は、タッチパネルを有するLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えている。操作部140は、表示と操作とを兼ね、表示操作部に相当する。操作部制御部142は、画像制御CPU113にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、画像形成装置1の各部に対する各種の設定が可能であり、その設定に基づいて画像制御CPU113によって画像形成と用紙の搬送や後処理の制御が実行される。さらに、操作部140では、画像形成装置1における印刷設定や動作制御条件などの機械設定入力、出力などに関する設定や、各給紙トレイの用紙情報の設定(サイズ、紙種)や、出力モード設定(例えば通常コピーモード、確認コピーモード)、ジョブのリアルタイム調整のオンオフを含めた設定などが可能になっている。また、操作部140は、設定内容の表示、通知の表示など、所望の情報等の表示が可能になっている。
また、前記DRAM制御IC111には、圧縮された画像データーを伸長する伸長IC125が接続されており、該伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。書き込み処理部126は、プリンター部150のLD151A(レーザダイオード)に接続され、該LD151Aの動作に用いられる書き込みデーターの処理を行う。また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部152を備えており、プリンター制御部152は前記した画像制御CPU113に接続されている。プリンター制御部152は画像制御CPU113の制御指令に従って動作してプリンター部150を制御する。
また、前記DRAM制御IC111が接続されたPCIバス112には、前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される外部装置4などから画像データー等を画像形成装置1で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データーをLAN3に接続される外部装置4などに送信したりするものである。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリー(DRAM)162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、共通バスに、前記DRAM制御IC161と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行うコントローラー制御CPU163と、LANインターフェース165と、HDD166と、が接続されている。LANインターフェース165は、LAN3に接続されている。
次に、画像形成装置1の基本動作について説明する。
まず、画像形成装置1において画像データーを蓄積する手順について説明する。
第1に、画像形成装置1において、スキャナー部130で画像を読み取り画像データーを生成する場合について説明する。
画像制御CPU113は、操作部140による操作に基づいてスキャナー部130への指令を発行する。スキャナー部130では、画像制御CPU113から指令を受けたスキャナー制御部132がCCD131の動作制御を行い、スキャナー部130においてCCD131により原稿から画像を光学的に読み取る。この際には、原稿の読み取りは、自動原稿搬送装置(ADF)14によって行ってもよく、また、プラテンガラス上に原稿を置いて行ってもよい。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。また、HDD127を用いる場合は、DRAM制御IC111を介して、圧縮メモリー121に格納された画像データーをHDD127に格納する。
第2に、画像データーを外部から取得する場合について説明する。
画像データーは、LAN3を介して画像形成装置1に入力される。上記画像データーとしては、例えば外部装置4などのアプリケーションプログラム等により生成されたものや他の画像形成装置により生成されたものが挙げられる。該データーは、LAN3、LANインターフェース165を介して画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で受信され、DRAM制御IC161によって画像メモリー(DRAM)162やHDD166に一旦格納される。上記画像メモリー(DRAM)162やHDD166に一旦格納されたデーターは、PCIバス112を介してDRAM制御IC111に転送され、ページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。圧縮処理されたデーターをHDD127に格納する場合には、圧縮メモリー121に格納されたデーターを、DRAM制御IC111を介してHDD127に格納する。
次に、画像形成装置1において画像を出力する場合について説明する。
画像形成装置1で印刷を行う場合、圧縮メモリー121に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長する。HDD127に格納された画像データーを画像出力する場合は、DRAM制御IC111を介して一旦圧縮メモリー121に格納し、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長する。
伸長したデーターは、DRAM制御IC111を介して書き込み処理部126に送出して書き込みデーターを生成し、プリンター部150のLD151Aによって感光体11aへの書き込みを行う。また、プリンター部150では、画像制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部152によって、本体給紙部12、大容量給紙装置40、搬送路13、画像形成部11などの各部の制御が行われる。これにより、プリンター部150において、画像形成、用紙への転写、定着、搬送路による後処理装置30への搬送、後処理装置30での後処理などが順次行われて印刷出力が行われる。
また、画像データーとしては、不揮発メモリー115やHDD127などの記憶部に予め格納されたものを用いることができる。例えば、調整用の画像パッチや画像マークなどの画像を記憶部から読み出して一旦画像メモリー(DRAM)に格納した後、用紙に画像形成をすることができる。
次に、ジョブの出力中に画質調整を行うリアルタイム調整について説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置における経時的な印刷画像の変化などを防止するため、ジョブの出力中にパッチ等の調整用画像を出力し、出力された画像の読み取り結果に基づいて画質調整を行うリアルタイム調整機能を有している。画質調整の項目としては、階調補正、濃度補正、色むら補正等が可能である。リアルタイム調整を実施するかどうかはジョブごとに設定が可能であり、リアルタイム調整の設定では、リアルタイム調整のON/OFFだけでなく、リアルタイム調整の項目設定、調整周期の設定(ページ毎、所定の周期等)等が可能となっている。リアルタイム調整の設定は、操作部140を通じて行うことができるほか、外部装置4からジョブを入力する場合には外部装置側にて設定することも可能である。
以下、リアルタイム補正を行う場合の実施手順について説明する。
リアルタイム調整が設定されているジョブを出力する場合、制御部100の指令によって階調補正などのパッチの画像データーが用意され、ページメモリー122に格納される。パッチの画像データーまたはこれを生成するための指示内容は、不揮発メモリー115などに格納しておくことができる。なお、この例では、リアルタイム調整として階調補正を説明しているが、リアルタイム調整がこれに限定されるものではなく、本発明としては、画像形成部を調整する各種の補正を行うことが可能である。
ページメモリー122に格納された画像データーは画像形成部11へ送られて、ジョブの出力中に、設定された調整周期毎に画像形成部11により用紙にパッチが印刷される。パッチの印刷は、ジョブの画像形成領域外であって、最終的に断裁される余白領域へ行うのが通常であるが、これに限定されるものではなく、例えば断裁されない領域などに形成されるものであってもよく、本発明としては調整用画像の形成箇所が特に限定されるものではない。なお、パッチの印刷場所はこれに限定されず、出力される原稿画像に影響のない場所であればよい。また、調整用画像はパッチに限定されるものではなく、調整に用いることができれば画像の形状等が特定のものに限定されるものではない。
印刷されたパッチは、読取装置20の画像読取部24、25によって画像読み取りがされる。画像読取部24、25は、パッチの読み取り結果を制御部100へ送信し、制御部100は読み取り結果に基づいて階調補正の調整値(補正値)を算出し、画像形成部11で印刷される画像に適用する。画質の補正の方法は、帯電装置の帯電バイアス、露光装置の露光光量および露光位置、現像装置の現像バイアス、濃度補正特性などにより行うことができる。これによりジョブの出力中の画像の変化を防ぎ、色の安定化などを行うことができる。
ところで、リアルタイム調整では、図4に示すように、ジョブの先頭紙を画像読取部24、25で読み取った後に描画位置を通過する用紙は、補正値が算出されているため、補正値を適用することが可能となる。しかし、パッチを用紙に印刷する画像形成部11と、パッチを読み取る画像読取部24、25との間には距離があるため、それ以前の用紙に関しては、補正値が算出される前に描画が完了しているため、算出された補正値を適用することが不可能となるため、用紙を読み取ってから補正値を適用するまでに数枚のタイムラグが発生してしまう。このため、リアルタイム調整を行うジョブでは、先頭ページから画質調整を行うことが困難になる。
(実施形態1)
そこで、本実施形態1では、リアルタイム調整OFFのジョブと、リアルタイム調整ONのジョブが連続する場合、リアルタイム調整OFFのジョブで調整用画像を印刷する。
すなわち、リアルタイム調整OFF(JOB A) ⇒ リアルタイム調整ON(JOB B)の連続ジョブ実施の場合、リアルタイム調整ONのジョブが積まれた時点で、JOB Bのジョブがリアルタイム調整ONのジョブであることが判断できる。
図5のように、JOB Aはリアルタイム調整OFFであるが、次に続くJOB Bがリアルタイム調整ON、かつJOB Aに断裁代がある場合に、JOB Aに対して階調パッチを印字し、JOB Bのための補正値を算出する。
JOB Bが開始される前に、JOB Aで補正値の演算を完了させておけば、JOB Bの先頭紙から補正値の適用が可能となる。
そのときに、JOB Bの先頭ページの出力前にJOB Aで階調補正値を確定させておく必要がある。画像読取部でパッチ部分の読み取りから画像に適用するまでにx枚の遅延がある場合、少なくとも、JOB Aの[x枚+補正値演算に必要な枚数](以降、遅延枚数とする)前からパッチを印字することによって、JOB Bの先頭紙から補正値を適用することが可能となる。なお、JOB Aで調整用画像を印刷するページは特定のものに限定されるものではないが、最終ページを含むように印刷をするのが現状把握の点で望ましい。
上記手順を、図6のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行される。
ジョブの実行によって処理を開始し、用紙を給紙する。
次いで、階調補正ジョブ、すなわちリアルタイム調整を行うジョブであるかの判定を行う(ステップs1)。
階調補正ジョブである、すなわちリアルタイム調整を行うジョブである場合(ステップs1、Yes)、画像領域に画像を形成し、断裁部にパッチ画像を印字する(ステップs5)。その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs6)。
階調補正ジョブでない、すなわちリアルタイム調整を行わないジョブである場合(ステップs1、No)、次ジョブは階調補正ジョブかを判定する(ステップs2)。
次ジョブが階調補正ジョブである場合(ステップs2、Yes)、残出力枚数が遅延枚数かを判定する(ステップs4)。残出力枚数が遅延枚数である場合(ステップs4、Yes)、画像領域に画像を形成し、断裁部にパッチ画像を印字する(ステップs5)。その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs6)。
残出力枚数が遅延枚数でない場合(ステップs4、No)、画像領域に印字を行い(ステップs3)、その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs6)。
ステップs2で、次ジョブが階調補正ジョブでない場合(ステップs2、No)、画像領域に印字を行い(ステップs3)、その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs6)。
ジョブ終了かの判定(ステップs6)で、ジョブ終了でない場合(ステップs6、No)、ステップs2に移行して次ジョブは階調補正ジョブかを判定し、上記手順を繰り返す。ジョブ終了である場合(ステップs6、Yes)、ジョブを終了する。
(実施形態2)
上記では、リアルタイム調整を行わないジョブと、リアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合について説明したが、このような条件とは異なる条件でジョブがある場合がある。
例えば、図5に示すジョブで、JOB Aがリアルタイム調整有り、後続のJOB Bがリアルタイム調整無しの場合、JOB A先頭紙から補正値を適用することができない。そのため、JOB BをJOB Aの前に入れてJOB Bを先に出力することにより、JOB Aの補正値をJOB Bで作成することが可能となる。
JOBの入れ替えは、JOB Aが出力予約ジョブリストに詰まれて、機械のWarmingUpなどで出力待ちとなっているときに、次ジョブ、若しくは次ジョブもリアルタイム調整有りの場合は、その次のジョブがリアルタイム調整無しの場合、リアルタイム調整無しのジョブを最初に出力して補正を行うことができる。
図7は、出力ジョブリストを示してあり、上位のものが先に出力される。ジョブ入れ替え前(左図)には、リアルタイム補正有りのJOB Aが上位(先行ジョブ)にあり、リアルタイム補正なしのJOB Bが下位(後続ジョブ)になっている。ジョブの入れ替えによって、右図に示すように、リアルタイム補正なしのJOB Bが先行ジョブとなり、リアルタイム補正有りのJOB Aが後続ジョブに入れ替わって実施形態1と同様に、JOB Bにおいて調整画像を印刷して、JOB Aの先頭ページから補正値の適用を行うことが可能になる。なお、ジョブの入れ替え時期は本発明としては特に限定されるものではない。また、上記では、JOB AとJOB Bとが連続する場合について説明したが、JOB Bが後続位置にあり、JOB Aと、JOB Bとの間にリアルタイム調整ありのJOBがある場合、JOB BをJOB Aの先行ジョブとして入れ替えるようにしてもよい。
上記ジョブの入れ替えの手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行される。
ジョブの出力開始に伴って、階調補正ジョブであるかを判定する(ステップs10)。
階調補正ジョブでない場合(ステップs10、No)、ジョブ出力を行う(ステップs14)。階調補正ジョブである場合(ステップs10、Yes)、次ジョブがあるかの判定を行う(ステップs11)。
次ジョブがなければ(ステップs11、No)、ステップs14に移行してジョブ出力を行う。次ジョブがある場合(ステップs11、Yes)、次ジョブは階調補正ジョブであるかの判定を行う(ステップs12)。次ジョブが階調補正ジョブであれば(ステップs12、Yes)、ステップs11に移行してさらに次ジョブがあるかの判定を繰り返す。
次ジョブが階調補正ジョブでない場合(ステップs12、No)、階調補正ジョブの先行ジョブとして、階調補正OFFジョブ、すなわちリアルタイム補正を行わないジョブを移動する(ステップs13)。その後、ジョブリストに従って、ジョブ出力を行う(ステップs14)。
ジョブ出力の手順開始(ステップs14)後、次ジョブは、階調補正ジョブかの判定を行う(ステップs15)。
次ジョブが階調補正ジョブでない場合(ステップs15、No)、画像領域に画像を形成する(ステップs18)。その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs19)。
次ジョブが階調補正ジョブである場合(ステップs15、Yes)、残出力枚数が遅延枚数かを判定する(ステップs16)。残出力枚数が遅延枚数である場合(ステップs16、Yes)、画像領域に画像を形成し、断裁代にパッチ画像を印字する(ステップs17)。その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs19)。残出力枚数が遅延枚数でない場合(ステップs16、No)、画像領域に印字を行い(ステップs18)、その後、ジョブ終了かを判定する(ステップs19)。
ジョブ終了かの判定(ステップs19)でジョブ終了でない場合(ステップs19、No)、ステップs10に移行して階調補正ジョブかを判定し、上記手順を繰り返す。ジョブ終了である場合(ステップs19、Yes)、ジョブを終了する。
(実施形態3)
上記各実施形態では、遅延枚数となる残枚数において、リアルタイム調整を行わないジョブで調整用画像を印刷し、リアルタイム調整を行うジョブの先頭ページで画質補正の適用を可能にするものとした。ただし、この方法は、遅延枚数となる残枚数において必要となる調整用画像を印刷できることが前提になっている。
しかし、補正チャートの枚数が複数枚(例:2枚)必要なときに、JOB Aでパッチが印字できない場合(断裁代がないページや白紙ページなど)、JOB B開始時点で、必要な枚数のパッチ印字ができずに補正値の演算が完了できない場合がある。
そのため、JOB B先頭から必ず補正を実施できるようにするために、JOB Aのy枚目前(遅延枚数に印字できないページを積算したページ)からパッチを印字して補正を完了させることができる。
その状況を図9の印刷状態に基づいて説明する。
JOB Aは、リアルタイム調整を行わないジョブで、JOB Bは、リアルタイム調整を行うジョブである。JOB Aは、遅延枚数がy−1で与えられているが、その残枚数に調整画像を印刷できない用紙を一枚含んでいる。図では、最終ページにおいて調整画像の印字が不可である。したがって、遅延枚数の残枚数で調整用画像を印刷すると、JOB Bでは、一枚分の調整画像の読取り結果が不足して先頭ページから補正値を適用できない。そこで、遅延枚数(y−1)に、調整画像を印刷できない枚数(1)を加算して、これを遅延枚数yとすることで、JOB Bの先頭ページからの補正値の適用を可能にする。なお、調整用画像を印刷できないページは一枚に限らないので、その場合は、その数の枚数を遅延枚数に加算する。
(実施形態4)
なお、上記では、JOB Aで調整用画像を印刷できない用紙を推測してその枚数を把握している。しかし、ジョブにおいて調整用画像を印刷できない用紙を推測することができずに読取り枚数が不足する場合や補正に必要な枚数を確保できない場合がある。その場合は、リアルタイム調整を行うジョブの先頭ページから補正値を適用することができないが、リアルタイム調整を行わないジョブにおける画像読取り結果を利用すれば、リアルタイム調整を行うジョブの先頭ページから調整用画像を印刷して補正値を適用する場合よりも早い時期に補正値を適用することが可能になる。すなわち、ジョブに跨がって画像の読取り結果を用いることで、早期にリアルタイム調整を実行することが可能になる。
上記状況を図10の印刷状態に基づいて説明する。
リアルタイム調整を行わないJOB Aでは、遅延枚数は2枚になっており、遅延枚数が残枚数となる時点で調整用画像、この例では、YMCK画像が断裁部に印刷される。しかし、残枚数中には、調整用画像を印刷できないページ、この例では最終ページが存在しており、補正値の適用にさらに必要なRGBPbを印刷したページが不足している。この不足ページを、リアルタイム調整を行うJOB Bの先頭ページで調整用画像を印刷することで、JOB Bにおいて、JOB Aで印刷した枚数分、早期に補正値を適用することが可能になる。
(実施形態5)
なお、上記各実施形態の説明では、リアルタイム調整を行うジョブの一つ前のジョブで調整用画像を印刷するものとして説明したが、ページ数が少ないようなジョブでは、リアルタイム調整を行わない複数のジョブに跨がって調整用画像を印刷することができる。また、実施形態4においても同様に複数のジョブに跨がって調整用画像を印刷し、不足した枚数は、リアルタイム調整を行うJOB Bで印刷するようにしてもよい。
実施形態5における状況を図11の印刷状態に基づいて説明する。
リアルタイム調整を行うJOB Bの前ジョブには、リアルタイム調整を行わないJOB A、…、JOB(n−2)、JOB(n−1)、JOB(n)がある。ここで、補正値の算出に必要な枚数を2枚として、必要な遅延枚数3枚(印刷できない枚数を加算)に基づけば、JOB(n−2)において調整用画像YMCKを印刷し、JOB(n−1)において調整用画像RGBPbを印刷する。JOB(n)は、調整用画像を印刷することができない。これにより、JOB Bの先頭ページにおいて補正値を適用することが可能になる。
上記実施形態3〜5における手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行される。
JOBの出力開始に伴って、遅延枚数を調整に必要なチャート数によって設定する(ステップs20)。
次いで、ジョブが階調補正ジョブかを判定する(ステップs21)。ジョブが階調補正ジョブである場合(ステップs21、Yes)、画像領域に画像を印字し、断裁代にパッチ画像を形成し(ステップs26)、次いでジョブ終了かを判定する(ステップs28)。階調補正ジョブでない場合(ステップs21、No)、次ジョブは階調補正ジョブであるかを判定する(ステップs22)。
次ジョブが階調補正ジョブでない場合(ステップs22、No)、画像領域に画像を印字し(ステップs27)、ジョブが終了したかを判定する(ステップs28)。
次ジョブが階調補正ジョブである場合(ステップs22、Yes)、次ジョブの最後尾から遅延枚数分内にパッチ印字不可ページがあるかを判定する(ステップs23)。
パッチ印字不可ページがあれば(ステップs23、Yes)、遅延枚数に1を加算し(ステップs24)、ステップs25に移行する。
パッチ印字不可ページがなければ(ステップs23、No)、ステップs25に移行する。
ステップs25では、残出力枚数が遅延枚数かの判定を行う。残出力枚数が遅延枚数でなければ(ステップs25、No)、画像領域に画像を印字し(ステップs27)、ジョブ終了かを判定する。残出力枚数が遅延枚数である場合(ステップs25、Yes)、画像領域に画像を印字し、断裁代にパッチ画像を形成し(ステップs26)、次いでジョブ終了かを判定する(ステップs28)。
ジョブ終了かの判定(ステップs28)で、ジョブ終了でない場合(ステップs28、No)、ステップs21に移行して階調補正ジョブかの判定を行い、上記手順を繰り返す。
ジョブ終了であると判定される場合(ステップs28、Yes)、補正値作成枚数に到達しているかの判定が行われる(ステップs29)。
補正値作成枚数に到達していなければ(ステップs29、No)、次ジョブでの補正パッチ数を次ジョブに設定し、複数ジョブに跨がって画像の読取り結果を得る(ステップs30)。なお。次ジョブの一つで補正バッチ数が足りなければ、複数の次ジョブで補正パッチを印字するように設定する。ステップs30の後、ジョブを終了する。
補正値作成枚数に到達している場合(ステップs29、Yes)、ジョブを終了する。
上記各実施形態によれば、リアルタイム調整を行うジョブで、先頭ページからまたは早期のページからリアルタイム調整を反映して印刷を行うことが可能になる。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲が上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは、上記実施形態の内容を適宜変更することができる。
1 画像形成装置
3 LAN
4 外部装置
10 装置本体
11 画像形成部
20 読取装置
24 画像読取部
25 画像読取部
30 後処理装置
34 後処理部
100 制御部
113 画像制御CPU
115 不揮発メモリー
127 HDD
400 外部装置制御部

Claims (13)

  1. 画像を形成して転写媒体に前記画像を印刷する画像形成部と、
    ジョブを管理して前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記画像形成部でジョブに基づいて前記転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、前記転写媒体に調整用画像を印刷して前記調整用画像の読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整機能を有し、
    実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで前記転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、前記読取結果に基づいてリアルタイム調整を行うジョブに前記画質調整を適用することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記調整用画像を、前記ジョブが印刷される転写媒体上であって前記ジョブの印刷領域外に印刷することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記調整用画像が断裁代に形成されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、実行ジョブに、リアルタイム調整を行うジョブの後続にリアルタイム調整を行わないジョブがある場合、リアルタイム調整を行わない前記ジョブを、リアルタイム調整を行うジョブの先行ジョブとしてジョブの入れ替えを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、リアルタイム調整を行うジョブの先頭ページからリアルタイム調整を行えるように、リアルタイム調整を行わないジョブで調整用画像の印刷を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、調整用画像を読み取って、画像の画質調整が可能となるまでの転写媒体の枚数を遅延枚数として、リアルタイム調整を行わない前ジョブの残枚数が前記遅延枚数以上のときに、リアルタイム調整を行わない前記前ジョブで、前記転写媒体に調整用画像を印刷することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、リアルタイム調整を行わない前ジョブで、前記遅延枚数である残枚数のうちの転写媒体に、調整用画像の印刷が不可である転写媒体がある場合、前記残枚数に調整用画像の印刷が不可である転写媒体の枚数を加算した残枚数に変更することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、リアルタイム調整を行わない前ジョブで前記前記遅延枚数である残枚数のうちで調整用画像の印刷が不可である転写媒体の枚数がある場合、リアルタイム調整を行わないジョブで調整用画像を印刷するとともに、リアルタイム調整を行うジョブで調整用画像を印刷して、複数のジョブに跨がったジョブの読取り結果で、リアルタイム調整による画質調整を行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記前ジョブにおいて調整用画像の印刷が不可となる転写媒体を予測してその枚数を求めることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記前ジョブが1または2以上のジョブであることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 転写媒体に印刷された画像を読み取る画像読取部を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 画像形成部でジョブに基づいて転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、転写媒体に調整用画像を印刷して前記調整用画像の読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整機能を有する画像形成方法であって、
    実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで前記転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、リアルタイム調整を行うジョブに画質調整を適用することを特徴とする画像形成方法。
  13. 画像形成装置を制御する制御部で実行される画像形成制御プログラムであって、
    画像形成装置に備えられた画像形成部でジョブに基づいて転写媒体に画像を印刷するジョブ出力中に、前記転写媒体に調整用画像を印刷して前記調整用画像の読取結果を取得する制御を行う調整用画像取得ステップと、
    前記読取結果に基づいて前記画像形成部で形成される画像の画質調整をリアルタイムで行うリアルタイム調整ステップと、を備え、
    実行ジョブに、リアルタイム調整を行わないジョブとリアルタイム調整を行うジョブとが連続する場合、リアルタイム調整を行わないジョブで前記転写媒体に調整用画像を印刷して読取結果を取得し、リアルタイム調整を行うジョブに画質調整を適用するステップを有することを特徴とする画像形成制御プログラム。
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