JP2017536305A - 梱包体、ガラス板のスタックを取り扱う方法、および支持フレームを製造する方法 - Google Patents

梱包体、ガラス板のスタックを取り扱う方法、および支持フレームを製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017536305A
JP2017536305A JP2017526838A JP2017526838A JP2017536305A JP 2017536305 A JP2017536305 A JP 2017536305A JP 2017526838 A JP2017526838 A JP 2017526838A JP 2017526838 A JP2017526838 A JP 2017526838A JP 2017536305 A JP2017536305 A JP 2017536305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stack
plates
support frame
package
deflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017526838A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェイムズ エリソン,アダム
ジェイムズ エリソン,アダム
ムン,サンク
ジェイムズ スミス,ニコラス
ジェイムズ スミス,ニコラス
ズマイェフ,エドワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corning Inc filed Critical Corning Inc
Publication of JP2017536305A publication Critical patent/JP2017536305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/063Transporting devices for sheet glass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/30Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure
    • B65D85/48Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure for glass sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/062Easels, stands or shelves, e.g. castor-shelves, supporting means on vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0214Articles of special size, shape or weigh
    • B65G2201/022Flat

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

梱包体は、10Hzよりも大きな第一の振動モードを含むように板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングする。別の実施形態では、支持フレームによって板のスタックを取り扱う方法は、支持フレームによって板のスタックを支持することによって所定の周波数よりも大きな第一の振動モードを含むように板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするステップを含む。さらに別の実施形態では、支持フレームを製造する方法は、所定の周波数を超過する第一の振動モードを含むように支持フレームによって支持される板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするように支持フレームを設計するステップを含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年11月19日に出願された米国出願第62/081906号明細書に対する優先権の利益を主張し、その内容は、全て参照によって本明細書に援用される。
従来の梱包体は、一般的に、ガラス板のスタックを取り扱うために使用される。ガラス板のスタックは、一般的に、スタック内の隣接する板間に置かれた間紙材を含む。
以下は、詳細な説明において説明される幾つかの例示的な態様の基本的な理解を与えるために本開示の簡単な概要を提供する。
本開示は、一般に、梱包体、ガラス板のスタックを取り扱う方法、および支持フレームを製造する方法に関し、より具体的には、10Hzよりも大きな第一の振動モードを含むようにガラス板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングする梱包体に関する。本開示は、さらに、所定の周波数よりも大きな第一の振動モードを含むようにガラス板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするステップを含む、ガラス板のスタックを取り扱う方法に関する。またさらに、本開示は、所定の周波数を超過する第一の振動モードを含むように支持フレームによって支持される板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするように支持フレームを設計するステップを含む、支持フレームを製造する方法にも関する。
第一の実施形態によれば、梱包体は、網状の開口を画定する格子状の支持要素を含む支持フレームを含む。この梱包体は、前記支持フレームによって支持されかつ前記網状の開口に跨る板のスタックをさらに含み、当該梱包体は、10Hzよりも大きな第一の振動モードを含むように前記板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングする。一実施形態では、前記第一の振動モードは33Hzよりも大きい。別の実施形態では、前記第一の振動モードは50Hzよりも大きい。さらに別の実施形態では、前記支持フレームは、前記板のスタックの少なくとも一つの振動の節を画定する。さらに別の実施形態では、前記支持フレームは、重力の方向に対して傾斜角で前記板のスタックを支持するように構成される。一実施形態では、この傾斜角は、0°から90°までの範囲内である。更なる実施形態では、前記支持フレームは、湾曲した支持構造を含み、前記板のスタックの板は実質的に湾曲される。さらに別の実施形態では、当該梱包体は、前記板のスタックの隣接する板間に配置される間紙材をさらに含む。別の実施形態では、当該梱包体は、前記支持フレームに対して前記板のスタックの位置を維持するように構成される固定装置をさらに含み、この固定装置は、10Hzよりも大きな前記第一の振動モードを含むように前記板のスタックの撓みの前記固有振動数をさらにチューニングする。さらに別の実施形態では、当該梱包体は、前記板のスタックの撓みの前記固有振動数から離れるように当該梱包体にかかる振動の周波数をチューニングするように構成される減衰装置をさらに含む。
第二の実施形態によれば、網状の開口を画定する格子状の支持要素を含む支持フレームによって板のスタックを取り扱う方法が提供される。この方法は、前記支持フレームによって前記板のスタックを支持することによって所定の周波数より大きな第一の振動モードを含むように前記板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするステップを含む。一実施形態では、前記所定の周波数は10Hzよりも大きい。別の実施形態では、前記所定の周波数は33Hzよりも大きい。さらに別の実施形態では、前記所定の周波数は50Hzよりも大きい。更なる実施形態では、前記チューニングするステップは、前記支持フレームに対して前記板のスタックを押圧することをさらに含む。さらに別の実施形態では、当該方法は、前記所定の周波数よりも大きな前記第一の振動モードを含むように前記板のスタックの撓みの前記固有振動数をチューニングするように前記支持フレームを設計するステップをさらに含む。さらに別の実施形態では、前記支持フレームは、前記板のスタックの少なくとも一つの振動の節を画定する。別の実施形態では、当該方法は、前記チューニングするステップの後、前記梱包体に振動を伝える車両によって前記梱包体を輸送するステップをさらに含む。
第三の実施形態によれば、支持フレームを製造する方法であって、(I)網状の開口を画定する格子状の支持要素を提供するステップを含み、この格子状の支持要素は、板のスタックの板が前記網状の開口に跨りながら前記板のスタックを支持するように構成される。この方法は、(II)所定の周波数よりも大きな第一の振動モードを含むように前記支持フレームによって支持される板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするように前記支持フレームを設計するステップをさらに含む。一実施形態では、前記所定の周波数は10Hzである。別の実施形態では、前記所定の周波数は33Hzである。さらに別の実施形態では、前記所定の周波数は50Hzである。別の実施形態では、前記支持フレームを設計するステップ(II)は、前記板のスタックの撓みの前記固有振動数をチューニングするように前記支持フレームの剛性を調整することを含む。
当然のことながら、第一の実施形態、第二の実施形態および第三の実施形態は、単独で、または上記で述べた実施形態のうちの一つまたは任意の組み合わせと組み合わせて提供されることができる。
本開示のこれらおよびその他の特徴、態様および利点は、添付の図面を参照して読まれるとさらに理解されることができる。
本開示の態様に従う梱包体の概略的な側面図である。 図1の線2−2から見た梱包体の正面図である。 図2の線3−3から見た梱包体の断面図である。 梱包体の別の実施形態の断面図である。 図2の線5−5から見た梱包体の断面図である。 梱包体の別の実施形態の正面図である。 図1の梱包体の支持フレームの正面図である。 ガラス板上の第一の粒子分布パターンを示す。 別のガラス板上の第二の粒子分布パターンを示す。
これから、本開示の実施形態が示されている添付の図面を参照して、装置および方法が以下により詳細に説明される。可能な場合は常に、同一の参照番号が、全図面を通して、同一または類似の部分を指すために使用される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で実施されてよく、本明細書で述べられる実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。
ガラス板は、一般的に、ガラスリボンが、様々なリボン成形法、例えば、スロットドロー、ダウンドロー、フュージョンダウンドロー、またはアップドローによって成形され得る成形体に溶融ガラスを流すことによって製造される。当然のことながら、ガラスリボンは、フロート法等のその他の成形法を用いて形成されてもよい。これらの方法のうちのいずれかからのガラスリボンは、次に、所望のディスプレイ用途への更なる加工に適したガラス板を提供するために分割されてよい。ガラス板は、広範囲のディスプレイ用途、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、電気泳動ディスプレイ(EPD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイパネル(PDP)等において使用されることができる。ガラス板は、ある場所から別の場所へ輸送される必要があることが多い。通例、ガラス板は、ガラス板のスタックを所定の位置に固定するように設計された従来の支持フレームによって輸送される。さらに、一般的に、各ガラス板の間には、接触を防止することを補助し、それによってガラス板の新品の表面を保護するために、間紙材を介在させている。
また、表面への損傷を防止するだけでなく、間紙材を介在させなかった場合にはディスプレイ基板としてのガラス板の加工または性能に干渉する可能性のある、小さな粒子等の夾雑物から新品の表面への汚染を最低限にする、または防止するという利点がある場合がある。小さな汚染粒子の存在、サイズ、および箇所は、通例、走査粒子検査装置を使用して評価される。多くの仕様は、最大で1.0μmの粒子の検査しか必要としないが、最大で0.3μmのサイズの粒子を検査する能力がある場合が多い。これに関して、出願人は、パネル製造施設にてパーティクルカウンタによってガラス板の表面を検査した際に、間紙材が、0.3から1.0μmの範囲(この施設では1.0μmよりも大きな粒子を対象とした通常の検査範囲外である)の非常に小さな粒子によってガラス板の表面を汚染していたことを意図せず発見した。実際、図8および図9は、輸送されたガラス板を開梱して洗浄した後の二つの異なる支持フレームによって支持された二つの異なるガラス板上の粒子分布を示す。図8の隠れ線801は、第一の従来の支持フレームにおける支持要素のおおよその位置を示す。同様に、図9の隠れ線901は、第二の従来の支持フレームの支持要素のおおよその位置を示す。図8および図9に示すように、粒子が観察され、その粒子の70から80%は、約0.3マイクロメートルから約5マイクロメートルの最大寸法を含んでいた。粒子が存在していたことが驚きであり予期せぬことだっただけではなく、粒子が各支持フレームの支持要素801、901間の開口内で粒子が輪状にパターン化されているように見えたことがさらに驚きであり予期せぬことであった(図8の803、図9の903を参照)。
観察されたこの驚くべき目に見える証拠に基づき、ガラス板の小さくても重要な撓みがガラス表面の品質に実質的に影響を及ぼす可能性があることが分かった。実際、通例の輸送時に梱包体に押し合いを強いる所定の周波数よりも低い周波数でのガラス板の動きによって、ガラスが間紙と擦れ合うことが分かった。間紙とのガラス板の擦れ合いにより、紙粒子の放出および付着を生じ、ガラス製品の表面品質に影響を及ぼす可能性がある。さらに、ガラス板と粒子が擦れ合うことにより、結果的にガラス板に対する紙粒子の付着が増加する可能性がある。付着が増加すると、その後の粒子の除去(例えば、洗浄による)の効果が弱まる可能性がある。その結果、間紙とのガラス板の擦れ合いは、顧客が汚染の無い新品のガラス表面を見込んでいるため、製品の実際の歩留まりに悪影響を及ぼす可能性がある。
典型的な輸送方法に一般的に関連する低振動モードを避けるように板のスタックの固有振動数をチューニングすることにより、粒子の堆積が低減され、それにより、輸送後のガラス板の品質を向上することができることが分かった。
本開示の一実施形態では、ガラス板の主要な表面上に間紙材からの粒子(例えば、繊維)の堆積を低減する梱包体が提供されることができる。例えば、図1を参照すると、梱包体101は、板のスタック105として配列された複数のガラス板109を含む。板のスタックは、様々なサイズ、例えば、一度に数百枚の板である場合がある。図示のように、一部の実施形態では、紙等の間紙層107は、板のスタック105の隣接する板109間に配置されてよい。
この梱包体は、ガラス板のスタックを効果的に支持することができる金属(例えば、アルミニウム)、木材またはその他の材料から形成されることができる支持フレーム103をさらに含む。図7に示すように、支持フレーム103は、網状の開口705を画定する格子状の支持要素700を含む。実際、一実施形態では、格子状の支持要素700は、複数の水平方向の支持要素701a、701b、701c、701dおよび複数の垂直方向の支持要素703a、703b、703cを含むことができる。水平方向の支持要素は、水平方向の支持要素の行で示され、図示のように、互いに実質的に平行な複数の水平方向の行が設けられることができる。さらに図示するように、複数の垂直方向の支持要素は、垂直方向の支持要素の列で示され、図示のように、互いに実質的に平行な複数の垂直方向の列が設けられてよい。
一実施形態では、図1に示すように、支持フレーム103は、重力の方向「G」に対して傾斜角「A」で板のスタック105を支持するように構成されることができる。一部の実施形態では、傾斜角「A」は、約0°から約90°まで、例えば0°より大きい角度から90°未満まで、例えば約5°から約45°まで、例えば約10°から約25°までの範囲内の任意の角度であり得るが、更なる実施形態では、その他の角度が設けられてよい。
図1および図7にさらに示すように、支持フレーム103は、下枠707をさらに含むことができる。図1に示すように、下枠707は、スタックの下端113にて板のスタック105の重量を支えることができる。より具体的には、0°より大きな傾斜角「A」により、図7を参照すると、支持要素700の外面709および下枠707の外面711は、共に板のスタック105の重量を支持するように機能することができる。
図3および図5に示すように、支持要素700は、ガラス板のスタック105のための支持面を提供する外面709を有するチャネル支持要素を含んでよい。チャネルとして支持要素を設けることにより、ガラス板のスタックのための相対的に剛性の支持表面をさらに提供しながら、重量および材料コストを減少することができる。図3は、間紙層、保護面、またはその他の機能部が、隣接するガラス板を支持フレーム103による損傷から保護するために設けられてよいということが理解されている上で、ガラス板のスタック105が外面709によって直接支持されている様子を示す。
一実施形態では、図1に示すように、板のスタック105と支持要素700の外面709および下枠707の外面711との間に、緩衝層119が設けられてよい。緩衝層119は、緩衝層119がない場合には板のスタック105と支持フレーム103との間の相対的な動きとともに生じる可能性がある、引っ掻きを防止することを補助することができる。更なる実施形態では、緩衝層は、板のスタック105の撓みの固有振動数から離れるように梱包体に課される振動の周波数をチューニングするように構成された減衰装置として機能してよい。例えば、この減衰装置は、支持フレーム103に伝わる振動からガラス板のスタック105を絶縁することを補助してよい。かかる緩衝層119は、輸送によって課される周波数/振幅を減少または変化させ、撓み周波数を所望の範囲に効果的に上昇させるために使用されることができる。緩衝層119は、弾性発泡材、弾性マット、またはその他の緩衝層の構成を含むことができる。
緩衝層119に加えて、またはその代わりに、有利な梱包体のラッピング、緩衝装置、パッドまたはその他の減衰装置などの他の減衰装置が、印加された周波数が結合して撓みになることを軽減するために使用されてよい。
図3にさらに示すように、支持要素700の外面709は、断面が図3に示すように実質的に直線形状を有する実質的に平らな平面状の支持面を提供することができる。別の実施形態では、図4に示すように、支持フレーム401は、湾曲した支持構造を代わりに含むことができる。実際、図示のように、支持フレーム401は、断面が図4に示す実質的に湾曲した形状を有する実質的に湾曲した支持面403を画定する支持要素402を含むことができる。ガラス板のスタック105は支持構造の形状に一致するため、ガラス板のスタック105は、支持面403の湾曲形状に一致する湾曲した板のスタックを含む。湾曲した構成を備えるガラス板を提供することにより、ガラス板のスタックの剛性を増加することができ、曲げに対してガラス板を強化することを補助することもでき、それにより、梱包体101を輸送する際の板のスタック105の撓みの固有振動数を上昇させる。かかる応用において、支持面403の湾曲形状に一致する湾曲形状を含むことにより、緩衝層119と類似の減衰装置が設けられることができる。湾曲された緩衝層は、撓み周波数を所望の範囲に上昇するために、板のスタックの効果的な剛性を増加してもよい。
図1にさらに示すように、支持フレーム103は、支持要素700を適切な向きに支持することを補助することができるスタンド115を含むこともできる。一部の実施形態では、フレーム部材117によって、支持要素700および/または下枠707をスタンド115に取り付けることができる。
図1および図2にさらに示すように、梱包体101は、支持フレーム103に対する板のスタック105の位置を維持するように構成された固定装置111を含むこともできる。一実施形態では、図示のように、この固定装置は、複数の押さえ棒121を含むことができる。図5に示すように、押さえ棒121は、それぞれ、押さえ棒121の下面503と支持要素700の外面709との間でガラス板のスタック105の部分501を固定するためにストラップ123によってガラス板のスタック105に対して引っ張られてよい。図示しないが、ガラス板の引っ掻き、ひび割れ、またはその他の損傷を避けるために、押さえ棒121とガラス板のスタック105との間には、保護間紙またはその他の材料が設けられてよい。
図5を参照すると、上記で述べたように、固定された部分501は、押さえ棒121と支持要素700との間の固定作用によって動けなくなる。支持フレームは、板のスタック105の一部が網状の開口に跨るように網状の開口705を提供してもよい。したがって、支持フレーム103は、板のスタック105の少なくとも一つの振動の節を画定することができ、開口705に跨る部分505の垂直方向の動きは、方向507a、507bに曲がることができる。
板のスタック105は、梱包体が輸送時に曝されると予想される振動に応じて、所定の周波数よりも高い、例えば、10Hzよりも高い、33Hzよりも高い、または50Hzよりも高い第一の振動モードを含むことができる。
本開示の更なる実施形態では、ガラス板のスタック105の撓みの固有振動数をチューニングすることができる支持フレーム103を製造する方法が提供される。例えば、この方法は、網状の開口705を画定する格子状の支持要素700を提供するステップを含むことができる。図面に示すように、格子状の支持要素700は、板が網状の開口705に跨りながら板のスタック105を支持するように構成される。この方法は、所定の周波数を超過する第一の振動モードを含むように支持フレーム103によって支持される板のスタック105の撓みの固有振動数をチューニングするように支持フレーム103を設計するステップをさらに含むことができる。このような場合、支持フレーム103は、既知の剛性、およびその他の振動特性を有するガラス板の特定のスタックを収容するように製造されることができる。同様に、避けるべき周波数、または振動周波数の範囲は、所定の旅程で直面する可能性が高い予想される振動周波数の振動周波数分布から決定されることができる。ガラス板のスタックの既知の特性と、所定の旅程で直面する既知の予想される振動周波数とにより、支持フレーム103は、旅程時に予想される所定の周波数を超過する第一の振動モードを含むように支持フレームによって支持される板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするようにカスタム設計されることができる。
一実施形態では、支持フレーム103は、10Hzを超過する、例えば33Hzを超過する、例えば50Hzを超過する、第一の振動モードを含むように支持フレーム103によって支持された板のスタック105の撓みの固有振動数をチューニングするようにカスタム設計されてよい。
支持フレーム103の様々な態様が、板のスタックの固有振動数をチューニングするようにカスタム設計されてよい。例えば、支持フレームは、支持フレームの剛性を調整することによって板のスタックの固有振動数をチューニングするように設計されてよい。一実施形態では、図1に示すように、支持フレーム103の剛性は、任意の更なるフレーム部材118(破線で示す)を追加することによって増加されてよい。任意の更なるフレーム部材118を追加することによって支持フレーム103の剛性を増加することにより、予想される輸送経路の典型である高エネルギーの周波数の振動を避けるように共振周波数分布を上げることができる。別の実施形態では、図7に示すように、支持要素間のスパン距離を減少する任意の更なる支持要素706(破線で示す)が設けられることができる。例えば、垂直方向の支持要素は、水平方向のスパン距離をH1からH2へ減少するように取り付けられることができる。同様に、水平方向の支持要素は、垂直方向のスパン距離をV1からV2へ減少するように取り付けられることができる。その結果、所定の輸送経路に沿って予想される振動を梱包体が感じにくくするように支持フレーム103の剛性だけでなく振動の節も増加させることができる。
別の実施形態では、固定装置は、10Hzよりも大きな、例えば33Hzよりも大きな、例えば50Hzよりも大きな、第一の振動モードを含むように板のスタック105の撓みの固有振動数をチューニングすることを容易にすることができる。例えば、図6に示すように、押さえ棒の数および/または押さえ棒の構成は、板のスタックの固有振動数をチューニングするために変更されてよい。例えば、図示のように、垂直方向の押さえ棒601が、板のスタックの固有振動数をチューニングするために水平方向の押さえ棒121同士を結合してよい。図示しないが、節の設計を介して周波数分布をさらに修正するために縁拘束システムまたはラッピングが設けられることもできる。さらに、水平方向の押さえ棒121は、支持フレーム103によって課される撓みモードに対抗するように有利に配置されてよい。例えば、図7における一点鎖線715a、715b、715cによって示すように、水平方向の押さえ棒121のうちの一つ以上が、支持フレーム103によって課される撓みモードに対抗することを補助するように開口705に跨るように一点鎖線715a、715b、715cに沿って配置されてよい。
本開示のさらに別の実施形態では、網状の開口705を画定する格子状の支持要素700を含む支持フレーム103によって板のスタック105を取り扱うための方法が提供される。この方法は、支持フレーム103によって板のスタック105を支持することによって、所定の周波数よりも大きい(例えば、10Hzよりも大きい、33Hzよりも大きい、または50Hzよりも大きい)第一の振動モードを含むように板のスタック105の撓みの固有振動数をチューニングするステップを含む。
一実施形態では、このチューニングするステップは、支持フレーム103に対して板のスタック105を押圧することを含むことができる。例えば、押さえ棒121は、支持フレームに対してスタックを押圧するようにスタックに対して押圧されてよい。異なる押さえ棒の構成は、支持ラックのその他の特性を必ずしも変更しなくても板のスタック105の撓みの固有振動数を調整することを補助するように設計されることができる。例えば、スタックをさらにチューニングしたい場合、板のスタック105の撓みの固有振動数をチューニングするために異なる押さえ棒の構成が選択されてよい(例えば、図6を参照)。
この方法は、所定の周波数よりも大きな第一の振動モードを含むように板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするように支持フレームを設計するステップを含むこともできる。例えば、先に述べたように、任意の更なるフレーム部材118(破線で示す)が追加されてよく、または既存のフレーム部材117が取り除かれてよい。別の実施形態では、図7に示すように、支持フレーム103の剛性は、任意の更なる支持要素706(破線で示す)を追加することによって増大させてよい。同様に、支持フレーム103の剛性は、既存の支持要素700の数または配列を減少することによって低減されてよい。
さらに別の実施形態では、この方法のうちのいずれかは、輸送時の望ましくない振動を打ち消すために能動的振動を提供することを含むことができる。例えば、振動は、輸送時に依然として励起される可能性がある、存在するモードのうちのいずれかにおける撓みを最小限にするように駆動振動によって位相をずらして導入されることができる。
チューニングするステップの後、この方法は、梱包体に振動を伝える車両によって梱包体を輸送するステップを含むこともできる。一部の実施形態では、この車両は、10Hzを超過する第一の振動モードを含むように支持フレーム103によって支持された板のスタック105の撓みの固有振動数によって、10Hz未満の周波数で梱包体に大きなエネルギーを伝えることができる。別の実施形態では、この車両は、33Hzを超過する第一の振動モードを含むように支持フレーム103によって支持された板のスタック105の撓みの固有振動数によって、33Hz未満の周波数にて梱包体に大きなエネルギーを伝えることができる。さらに別の実施形態では、この車両は、50Hzを超過する第一の振動モードを含むように支持フレーム103によって支持された板のスタック105の撓みの固有振動数によって、50Hz未満の周波数にて梱包体に大きなエネルギーを伝えることができる。
10Hzを超過する第一の振動モードを含むように板のスタックをチューニングすることにより、トラックが路面の隆起や穴を通過することによる、低周波数範囲(0Hzから10Hz)において通例経験される最もエネルギーが大きな印加擾乱と板のスタックを共振させることが避けられる。さらに、33Hzを超過する、例えば50Hzを超過する第一の振動モードを含むように板のスタックをチューニングすることにより、輸送時に直面する可能性のあるより高い周波数も避けられる。したがって、輸送時に課される振動の駆動力は、支持フレームによって定められる撓みモードから分離されることができ、それにより、駆動力が分離されていない場合に輸送に対して適切にチューニングされていない板のスタックによって経験される可能性がある大きな振動が避けられる。
このようにして板のスタック105をチューニングして輸送することにより、ガラス板の大きな共振振動は、輸送時に避けられることができ、それにより、方向507a、507bに開口705に跨る部分505の大きな動きを最小にする。間紙層107とガラス板109との間の相対的な動きが減少されるため、間紙層107から落ちる粒子は同様に減少されることができ、その結果、ガラス板109の新品の主要な表面の汚染を減少する。さらに、間紙層とガラス板の主要な表面との相対的な動きが減少されるため、ガラスの主要な表面上の粒子の付着強度が低減されることができる。したがって、ガラス板の既存の洗浄手順が、依然としてガラス板上に落とされる粒子を取り除く際により効果的になる可能性がある。その結果、適切な機能のために新品のガラス表面を見込んでいるガラスの顧客にとって、ガラス製品の歩留まりが上がる可能性がある。
さらに、所定の周波数に関する板のスタック105の適切なチューニングにより、梱包体は、所定の周波数を超過する周波数にチューニングされない既存の梱包体よりも長い距離にわたって顧客に安全に発送されることができる。さらに、共振周波数が避けられるため、振動の衝撃が軽減されるまたは消されることができるため、大きな振動を伴う可能性のあるよりコストのかからない輸送方法が利用可能になる可能性がある。
また、本明細書で使用されているように、名詞用語は「少なくとも一つの」の対象を指し、明示的に逆のことを指示しない限りは、「唯一の」の対象に限定されるべきではないと理解されるべきである。同様に、「複数」は、「二つ以上」を意味することが意図されている。
本明細書では、「約(about)」ある値からおよび/または「約(about)」別の値までの範囲が表現されている場合がある。かかる範囲が表現されているときは、実施形態は、その特定の値からおよび/またはもう一つの特定の値までを含む。同様に、値が「約(about)」という先行詞の使用により近似値として表されているときは、その特定の値は別の値を成すと理解されるだろう。さらに、それらの各範囲の端点は、他方の端点と関連する場合と他方の端点とは無関係である場合の両方において有意であると理解されるだろう。
本明細書で使用されている「実質的な(substantial)」、「実質的に(substantially)」という用語、およびその変形は、説明された特徴が、ある値または説明に等しいまたはほぼ等しいことを指すことが意図されている。
明確に述べられない限り、本明細書で述べられたいかなる方法も、そのステップが特定の順序で行われることを必要とすると解釈されることは意図されていない。したがって、方法の請求項がそのステップが従うべき順序を実際に記載していない場合、または請求項または明細書においてそれらのステップが特定の順序に限定されると特に述べられていない場合は、特定の順序が示唆されているということを意図していない。
特定の実施形態の様々な特徴、要素またはステップが、「を含む(comprising)」という移行句を使用して開示されているが、「から構成される(consisting)」または「から実質的に構成される(consisting essentially of)」という移行句を使用して説明される場合がある実施形態を含む別の実施形態が黙示されていると理解されるべきである。したがって、実施形態に関して、A+B+Cを含む装置に対する黙示的な別の実施形態は、装置がA+B+Cから構成される実施形態および装置がA+B+Cから実質的に構成される実施形態を含む。
本開示に対しては、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更がなされることができることは当業者には明らかであろう。したがって、本発明は、本開示の修正および変更が添付の請求項およびそれらの均等物の範囲内であれば、それらの修正および変更を包含することが意図されている。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
網状の開口を画定する格子状の支持要素を含む支持フレームと、
該支持フレームによって支持されかつ該網状の開口に跨る板のスタックと、
を含む梱包体であって、
10Hzよりも大きな第一の振動モードを含むように該板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングする梱包体。
実施形態2
前記第一の振動モードは33Hzよりも大きい、実施形態1に記載の梱包体。
実施形態3
前記第一の振動モードは50Hzよりも大きい、実施形態2に記載の梱包体。
実施形態4
前記支持フレームは、前記板のスタックの少なくとも一つの振動の節を画定する、実施形態1に記載の梱包体。
実施形態5
前記支持フレームは、重力の方向に対して傾斜角で前記板のスタックを支持するように構成される、実施形態1に記載の梱包体。
実施形態6
前記傾斜角は、約0°から約90°までの範囲内である、実施形態5に記載の梱包体。
実施形態7
前記支持フレームは、湾曲した支持構造を含み、前記板のスタックの板は実質的に湾曲される、実施形態1に記載の梱包体。
実施形態8
前記板のスタックの隣接する板間に配置される間紙材をさらに含む、実施形態1に記載の梱包体。
実施形態9
前記梱包体は、前記支持フレームに対して前記板のスタックの位置を維持するように構成される固定装置をさらに含み、該固定装置は、10Hzよりも大きな前記第一の振動モードを含むように該板のスタックの撓みの前記固有振動数をさらにチューニングする、実施形態1に記載の梱包体。
実施形態10
前記梱包体は、前記板のスタックの撓みの前記固有振動数から離れるように該梱包体にかかる振動の周波数をチューニングするように構成される減衰装置をさらに含む、実施形態に1記載の梱包体。
実施形態11
網状の開口を画定する格子状の支持要素を含む支持フレームによって板のスタックを取り扱う方法であって、
該支持フレームによって該板のスタックを支持することによって所定の周波数より大きな第一の振動モードを含むように該板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするステップを含む、方法。
実施形態12
前記所定の周波数は10Hzよりも大きい、実施形態11に記載の方法。
実施形態13
前記所定の周波数は33Hzよりも大きい、実施形態12に記載の方法。
実施形態14
前記所定の周波数は50Hzよりも大きい、実施形態13に記載の方法。
実施形態15
前記チューニングするステップは、前記支持フレームに対して前記板のスタックを押圧することをさらに含む、実施形態11に記載の方法。
実施形態16
前記所定の周波数よりも大きな前記第一の振動モードを含むように前記板のスタックの撓みの前記固有振動数をチューニングするように前記支持フレームを設計するステップをさらに含む、実施形態11に記載の方法。
実施形態17
前記支持フレームは、前記板のスタックの少なくとも一つの振動の節を画定する、実施形態11に記載の方法。
実施形態18
前記チューニングするステップの後、前記梱包体に振動を伝える車両によって該梱包体を輸送するステップをさらに含む、実施形態11に記載の方法。
実施形態19
支持フレームを製造する方法であって、
(I)網状の開口を画定する格子状の支持要素を提供するステップであって、該格子状の支持要素は、板のスタックの板が該網状の開口に跨りながら該板のスタックを支持するように構成されるステップと、
(II)所定の周波数よりも大きな第一の振動モードを含むように前記支持フレームによって支持される板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするように該支持フレームを設計するステップと、
を含む、方法。
実施形態20
前記所定の周波数は10Hzである実施形態19に記載の方法。
実施形態21
前記所定の周波数は33Hzである実施形態20に記載の方法。
実施形態22
前記所定の周波数は50Hzである実施形態21に記載の方法。
実施形態23
前記支持フレームを設計する前記ステップ(II)は、前記板のスタックの撓みの前記固有振動数をチューニングするように該支持フレームの剛性を調整することを含む、実施形態19に記載の方法。
101 梱包体
103、401 支持フレーム
105 板のスタック
107 間紙層
109 ガラス板
111 固定装置
113 下端
115 スタンド
117、118 フレーム部材
119 緩衝層
121、601 押さえ棒
123 ストラップ
402、700、701a、701b、701c、701d、706、703a、703b、703c 支持要素
403 支持面
501、505 部分
503 下面
507a、507b 方向
705 開口
707 下枠
709、711 外面
715a、715b、715c 一点鎖線
A 傾斜角
G 重力の方向
H1、H2、V1、V2 スパン距離

Claims (13)

  1. 網状の開口を画定する格子状の支持要素を含む支持フレームと、
    該支持フレームによって支持されかつ該網状の開口に跨る板のスタックと、
    を含む梱包体であって、
    10Hzよりも大きな第一の振動モードを含むように該板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングする梱包体。
  2. 前記第一の振動モードは33Hzよりも大きい、または50Hzよりも大きい、請求項1に記載の梱包体。
  3. 前記支持フレームは、前記板のスタックの少なくとも一つの振動の節を画定する、請求項1から2のいずれか一項に記載の梱包体。
  4. 前記支持フレームは、重力の方向に対して傾斜角で前記板のスタックを支持するように構成され、該傾斜角は約0°から約90°までの範囲内である、請求項1から3のいずれか一項に記載の梱包体。
  5. 前記支持フレームは、湾曲した支持構造を含み、前記板のスタックの板は実質的に湾曲される、請求項1から4のいずれか一項に記載の梱包体。
  6. 前記梱包体は、前記支持フレームに対して前記板のスタックの位置を維持するように構成される固定装置をさらに含み、該固定装置は、10Hzよりも大きな前記第一の振動モードを含むように該板のスタックの撓みの前記固有振動数をさらにチューニングする、請求項1から5のいずれか一項に記載の梱包体。
  7. 前記梱包体は、前記板のスタックの撓みの前記固有振動数から離れるように該梱包体にかかる振動の周波数をチューニングするように構成される減衰装置をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の梱包体。
  8. 網状の開口を画定する格子状の支持要素を含む支持フレームによって板のスタックを取り扱う方法であって、
    該支持フレームによって該板のスタックを支持することによって所定の周波数より大きな第一の振動モードを含むように該板のスタックの撓みの固有振動数をチューニングするステップを含む、方法。
  9. 前記所定の周波数は、10Hzよりも大きい、33Hzよりも大きい、または50Hzよりも大きい、請求項8に記載の方法。
  10. 前記チューニングするステップは、前記支持フレームに対して前記板のスタックを押圧することをさらに含む、請求項8から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記所定の周波数よりも大きな前記第一の振動モードを含むように前記板のスタックの撓みの前記固有振動数をチューニングするように前記支持フレームを設計するステップをさらに含む、請求項8から9のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記支持フレームは、前記板のスタックの少なくとも一つの振動の節を画定する、請求項8から9のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記チューニングするステップの後、前記梱包体に振動を伝える車両によって該梱包体を輸送するステップをさらに含む、請求項8から9のいずれか一項に記載の方法。
JP2017526838A 2014-11-19 2015-11-17 梱包体、ガラス板のスタックを取り扱う方法、および支持フレームを製造する方法 Pending JP2017536305A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462081906P 2014-11-19 2014-11-19
US62/081,906 2014-11-19
PCT/US2015/060971 WO2016081398A1 (en) 2014-11-19 2015-11-17 Packages, methods of handling a stack of glass sheets and methods of fabricating a support frame

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017536305A true JP2017536305A (ja) 2017-12-07

Family

ID=56014434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017526838A Pending JP2017536305A (ja) 2014-11-19 2015-11-17 梱包体、ガラス板のスタックを取り扱う方法、および支持フレームを製造する方法

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2017536305A (ja)
KR (1) KR20170085099A (ja)
CN (1) CN107207151A (ja)
TW (1) TWI651255B (ja)
WO (1) WO2016081398A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023181973A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 日本電気硝子株式会社 ガラス板梱包体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3224155U (ja) * 2019-09-18 2019-11-28 Agc株式会社 ガラス板搬送容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008105190A1 (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 旭硝子株式会社 板状体の梱包パレット
JP2010269820A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Asahi Glass Co Ltd ガラス板梱包体のシート材
JP2013071742A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Toppan Printing Co Ltd 板状物用トレイ
JP2014122059A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Asahi Glass Co Ltd ガラス板梱包用パレット

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4855569B2 (ja) * 2000-10-20 2012-01-18 コーニング インコーポレイテッド ガラス基板を梱包するための容器
US20040195142A1 (en) * 2003-04-01 2004-10-07 Takayoshi Hayashi Packing of thin glass sheets
JP4735085B2 (ja) * 2005-04-12 2011-07-27 旭硝子株式会社 ガラス板搬送パレット
JP2006312511A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Kyokuhei Glass Kako Kk ガラス支持枠体
CN102494263B (zh) * 2007-01-19 2014-06-04 夏普株式会社 背光单元和液晶显示装置
CN201158520Y (zh) * 2007-09-30 2008-12-03 彩虹集团电子股份有限公司 液晶显示面板玻璃包装箱
JP5354280B2 (ja) * 2008-07-29 2013-11-27 日本電気硝子株式会社 ガラス板梱包体
TWI378888B (en) * 2008-11-26 2012-12-11 Corning Inc Packing container and shipping base for glass sheets
JPWO2011055714A1 (ja) * 2009-11-06 2013-03-28 旭硝子株式会社 ガラス板梱包体のアダプタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008105190A1 (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 旭硝子株式会社 板状体の梱包パレット
JP2010269820A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Asahi Glass Co Ltd ガラス板梱包体のシート材
JP2013071742A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Toppan Printing Co Ltd 板状物用トレイ
JP2014122059A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Asahi Glass Co Ltd ガラス板梱包用パレット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023181973A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 日本電気硝子株式会社 ガラス板梱包体

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016081398A1 (en) 2016-05-26
CN107207151A (zh) 2017-09-26
KR20170085099A (ko) 2017-07-21
TW201628954A (zh) 2016-08-16
TWI651255B (zh) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5182283B2 (ja) 板状体の梱包パレット
KR101217758B1 (ko) 기판 수납 용기, 기판 수납체 및 기판 수송 장치
CN104909071B (zh) 包装单元
KR101478682B1 (ko) 유리판 곤포체
JP2014521572A (ja) 巻芯に巻き上げられたガラス用の梱包ユニット
JP2010168072A (ja) ガラス板梱包体
JP2008239170A (ja) 防振機構
JP2017536305A (ja) 梱包体、ガラス板のスタックを取り扱う方法、および支持フレームを製造する方法
CN210259241U (zh) 防振托盘以及玻璃梱包体
WO2012099070A1 (ja) 梱包容器および梱包体
JP2010036948A (ja) ガラス板梱包体
JP5775183B2 (ja) 振動式搬送装置
JP6848308B2 (ja) 梱包体
WO2015015615A1 (ja) 基板収納容器を梱包するための梱包構造
KR20070104242A (ko) 유리 기판용 반송 상자
JP4273845B2 (ja) 搬送装置
JP6148200B2 (ja) 収納ラック
JP5534085B2 (ja) ガラス板梱包体
JP4881905B2 (ja) フォーク用制振装置
WO2020129764A1 (ja) ガラス板梱包用パレット及びガラス板梱包体
TWI734822B (zh) 玻璃板用托架及玻璃板捆包體
WO2021049264A1 (ja) ガラス板梱包用パレット、ガラス板梱包体及びガラス板梱包体の製造方法
JP5558145B2 (ja) 梱包材アセンブリ
JP2018009611A (ja) 配管クランプ
JP6423477B2 (ja) 収納ラック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200603