JP2017529892A - カーペットの表面処理用組成物及び適用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
試験に使用されたカーペットは、995デニールのナイロン6,6繊維から生産された住居用のカットパイル構成であった。繊維は、2枚が一緒に重ねられ、1インチ当たり6回撚糸された。最終的なサキソニースタイルのカーペットは、9/16インチのパイル高さ、1インチ当たり13〜14ステッチ、及び1/8インチのゲージを用いて構成された。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり45オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色し、汚染阻害剤で処理した。カーペットは裏打ちされず、一次ポリプロピレン裏地スクリムのみを有し、ラテックスを含まなかった。
試験に使用されたカーペットは、995デニールナイロン6,6繊維の住居用のカットパイル構成であった。繊維は、2枚が一緒に重ねられ、1インチ当たり6回撚糸された。最終的なサキソニースタイルのカーペットは、9/16インチのパイル高さ、1インチ当たり13〜14ステッチ、及び1/8インチのゲージを用いて構成された。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり45オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色し、汚染阻害剤で処理した。カーペットは裏打ちされず、一次ポリプロピレン裏地スクリムのみを有し、ラテックスを含まなかった。
試験に使用されたカーペットは、995デニールナイロン6,6繊維の住居用のカットパイル構成であった。繊維は、2枚が一緒に重ねられ、1インチ当たり6回撚糸された。最終的なサキソニースタイルのカーペットは、9/16インチのパイル高さ、1インチ当たり13〜14ステッチ、及び1/8インチのゲージを用いて構成された。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり45オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色し、汚染阻害剤で処理した。カーペットは裏打ちされず、一次ポリプロピレン裏地スクリムのみを有し、ラテックスを含まなかった。
試験に使用されたカーペットは、1245デニールのナイロン6,6繊維から生産され、1インチ当たり4.5回の撚り数を使用する2枚重ねのループ式商業用構成であった。最終的なカーペットは、1/10インチのゲージを使用して1/4インチのパイル高さに構成された。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり32オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色し、汚染阻害剤で処理した。カーペットは裏打ちされず、一次ポリプロピレン裏地スクリムのみを有し、ラテックスを含まなかった。
試験に使用されたカーペットは、1245デニールのナイロン6,6繊維から生産され、1インチ当たり4.5回の撚り数を使用する2枚重ねのループ式商業用構成であった。最終的なカーペットは、1/10インチのゲージを使用して1/4インチのパイル高さに構成された。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり32オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色し、汚染阻害剤で処理した。カーペットは裏打ちされず、一次ポリプロピレン裏地スクリムのみを有し、ラテックスを含まなかった。
試験に使用されたカーペットは、1245デニールのナイロン6,6繊維から生産され、1インチ当たり4.5回の撚り数を使用する2枚重ねのループ式商業用構成であった。最終的なカーペットは、1/10インチのゲージを使用して1/4インチのパイル高さに構成された。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり32オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色し、汚染阻害剤で処理した。カーペットは裏打ちされず、一次ポリプロピレン裏地スクリムのみを有し、ラテックスを含まなかった。
生きているチリダニ、具体的にはヤケヒョウヒダニを使用して試験を行った。生きているダニ培養物を成長させ、使用準備が整うまで25℃及び65%の相対湿度(RH)で保管した。試験前、培養物1グラム当たりのチリダニの数は、培養物の一部を単離皿上に検量し、次いで立体双眼顕微鏡及びカメラを使用して生きているダニの数を計数することによって判定した。次いで、有効性試験のためのカーペット試料上への約50のチリダニの追加を推定するためにこの情報を使用した。
5週間でカーペットを取り出し、熱抽出法(HEM)を使用して有効性評価を行った。試験を行うために、カーペット試料よりも若干大きいホットプレートの電源を入れ、25℃まで上げた。カーペットの大きさと等しいメッシュ生地を予め切断し、接着フィルムに付着した。フィルムの粘着面がメッシュと良好に接触していることを確実にするために、材料を一緒に堅く圧迫した。メッシュを使用して、テープに接着し得る食糧粒子及び死滅したダニの量を制限した。次いで、繊維の房との良好な接触を維持するようにカーペットの表面にメッシュフィルムを圧迫した。次いでカーペット試料を25℃のホットプレート上に置き、試験全体を通して堅固な定圧を維持するためにポリスチレンブロック及び12gの重りをメッシュ上に置いた。10分後、ホットプレートを40℃に調節し、さらに10分間置いた。25℃の間隔で10分間毎に温度を上昇させた。これを125℃に達するまで繰り返し、試料を最後の10分間保持した。ホットプレートの温度はカーペットの温度を反映しないことに留意されたい。カーペットの3D構造のため、実験は、カーペット温度が80℃を超えなかったことを示した。熱への曝露後、メッシュフィルムをカーペットから取り除き、その後の計数のため、メッシュを挟み、ダニを固定するように第2の接着フィルムを適用した。各試料に対して、立体双眼顕微鏡及びカメラを使用してダニの総数を計数した。3回の測定の平均及び標準偏差として結果を報告する。
5週間でカーペットを取り出し、ELISA法を使用して有効性評価を行い、存在するDer p1タンパク質の量を定量化した。カーペット内で見られるDer p1が多いほど、チリダニの数が多い。0.05%Tweenを含む250mLのリン酸緩衝生理食塩水(PBST)緩衝液を含む容器中にカーペット試料を置いた。カーペットからのアレルゲン抽出を補助するために、容器を300rpmで24時間攪拌器に置いた。2500rpm/5℃で20分間かけて抽出物を遠心分離し、上澄みを収集した。ELISAを使用して、残っているDer p1タンパク質の量を判定した。3回の測定の平均及び標準偏差として結果を報告する。
パイロット規模範囲でDEを用いてカーペットを処理した。珪藻土(DE)粉末を水に単純に追加し、スラリーを形成することによって処理を調製した。DEの大粒径に起因する急速な沈殿を機械的撹拌によって防いだ。次いで、カーペット製造工場内にフルオロケミカル処理を適用するために使用される典型的な噴霧バー装置の使用により、撹拌されたスラリーをカーペットの下面、すなわちスクリム上に噴霧した。カーペット上への含浸量を調節することによって試料間の濃度差を実現した。次いで、フルオロケミカル(Chemours Company,Wilmington,DEのCAPSTONE(登録商標)RCP、短鎖忌避物質(repellant)、及び界面活性剤)及びナノ粒子フルオロケミカル増量剤を含有する局所防汚製剤でカーペットを処理した。次いでカーペットを完全に乾燥させ、ラテックスでコーティングした。
テクスチャを付与されたカットパイルの居住用の1平方ヤード当たり45オンスの表面重量(face weight)のカーペットを試験に使用した。920デニールの繊維から、1インチ当たり11ステッチ、1/8インチのゲージ、及び11/16インチのパイル高さを使用する2枚に重ねられ、房の付いたカーペットを構成した。カーペットを、噴霧前に脱イオン水と混合したDE及び合成二酸化ケイ素粉末の両方で処理した。機械的撹拌によって混合物を撹拌し、噴霧加工全体を通して沈殿を防いだ。次いで、フルオロケミカル(The Chemours Company,Wilmington,DEのCAPSTONE(登録商標)RCP、短鎖忌避物質、及び界面活性剤)及びシルキサン(silxane)フルオロケミカル増量剤を含有する局所防汚製剤でカーペットを処理した。次いでカーペットを完全に乾燥させ、ラテックスでコーティングした。表2の有効性試験の結果は、珪藻土処理の異なる供給元に対して種々の有効性レベルを示し、これは使用される珪藻土グレードの粒径、吸水性、及び吸油性の違いに起因する可能性が高い。表2の結果は、チリダニの死滅に極めて効果的である合成二酸化ケイ素処理を示す。
汚染
American Association of Textile Chemists and Colorists(AATCC) Method 175、「Stain Resistance:Pile Floor Coverings」に基づく手順を使用して酸性染料耐汚染性を評価した。10の評定は完全な汚染除去を表し、1の評定は汚染除去がないことを示すAATCC Test Method 175の視覚的汚染評定尺度(AATCC Red 40 Stain Scale)を用いて汚染を評価した。
比較試験法を使用してカーペット試料の手触りまたは感覚を評価した。柔軟性評価を行う人は、個々に選択されるいかなる様式または方法で、清潔な手を使用してカーペットに触れ、本発明に従う処理が商業化された局所処理と比較して柔らかい、ザラザラしている、または変化がないかどうかを判定した。手触りの研究班は、評定者が処理名を知覚することによって左右され得ないように、盲検試験で行った。このプロセスにおいて、評定者はカーペットの特性に対する意見を述べることも可能であった。評定を表4に提供する。
A−対照、汚染阻害剤のみ
B−珪藻土、本発明に従う背面への噴霧
C−合成二酸化ケイ素、背面への噴霧
D−珪藻土、上面への噴霧
E−合成二酸化ケイ素、上面への噴霧
ドラムでの汚れ付け(drum soiling)の前にカーペット試料を調整するための方法を概説するASTM D1776法、及びドラムでの汚れ付けに必要とされるステップを概説するASTM D6540法の2つの方法を使用して、撥汚性を測定した。ドラムでの汚れ付けの前ならびにドラムでの汚れ付け及び掃除機掛けの後、較正色彩色差計を使用して、カーペット試料のL×a×b×値を測定した。次いで、各個別のカーペット試料に対して、以下の式からカーペット試料に対するΔEを計算した。「u」は汚されていないカーペットからの値を表し、「s」は汚されたカーペットの値を表す。
カーペット試料上で掃除機掛け及び熱水抽出を行い、通常の消費者の管理下での処理の耐久性を評価した。Dyson−17またはD65縦型掃除機を使用して掃除機を掛けた。使用される掃除機の型は、各試験内で一貫していたが、試験間では異なり得た。各カーペット試料に最大100回掃除機を掛け、各前後運動は1「回」または「パス」を示した。カーペットが過熱しないように、掃除機掛けを20パス区分内で完了した。10パス毎に、カーペットの向きを90°変えた。
熱水抽出(HWE)に関しては、ヒートキットを備えるサンディア3ガロンスポット抽出器を使用した。5ガロンの水に対して0.75オンスのFlexiclean洗剤を使用して、清掃溶液を調製した。まず噴霧機能を利用して試料を均一に噴霧し、続いて、1回の吸引機能を用いて任意の過剰な液体を除去することにより、HWEを実施した。1回の噴霧及び1回の吸引の組み合わせを「1パス」と名付け、専門的なサービスによる1回のHWE清掃サイクルを模倣するために3パスを使用した。このため、3回のHWEとは、15回カーペットが噴霧され、吸引されたことを示す。HWEサイクル間に最低1時間、最大1日かけて試料を乾燥させた。
処理されたカーペット上に存在する無機ケイ素の量を判定するために、強熱減量試験を行った。これらの実施例での処理に使用されるカーペットは、不均一にコーティングされた炭酸カルシウムが豊富なラテックスによる任意の無機質量寄与を避けるためにラテックスコーティングされていないカーペット試料であった。強熱減量試験を行うために、清潔な白金るつぼを20分間かけてマッフル炉内で800±25℃まで加熱した。次いでるつぼを炉から取り出し、室温まで冷却した。るつぼをデシケーター内に30分間置いた。次いでるつぼ重量を記録した。10gの裏打ちされていない処理されたカーペット試料を、検量されたアルミニウム鍋内で1時間かけて150℃のオーブン内で乾燥させた。試料及び鍋をデシケーター内に30分間置いた。るつぼをブンゼンバーナー上に置き、カーペット試料を、試料の燃焼が終わるまでるつぼにゆっくりと追加した。次いでアルミニウム鍋を検量し、るつぼ内で燃焼した試料の量を判定した。次いでるつぼを800±25℃のマッフル炉内に1時間置いた。次いでるつぼを炉から取り出し、室温まで冷却した。るつぼをデシケーター内に30分間置き、次いでるつぼの重量を判定した。以下の式を用いて無機材料%を計算した。
無機材料%=(灰化した試料及びるつぼの重量−るつぼの重量)×100/(試料及びアルミニウム鍋の重量−アルミニウム鍋の重量)
汚れ付け及び汚染データを表5に示す。汚れ付けデータは、珪藻土処理がカーペットの汚れ付け挙動に影響を与えないことを示した。しかしながら、合成二酸化ケイ素処理は、対照カーペットから著しい汚れ付け保護の改善を有した。珪藻土及び合成二酸化ケイ素処理は、カーペット繊維の汚染性能に大きな影響を与えなかった。強熱減量試験の結果も同様に表5に示される。結果は、DEまたは二酸化ケイ素の標的濃度の約半分が、処理後、繊維及びスクリム表面にうまく接着されたことを示す。プロセス中、二酸化ケイ素の標的濃度の量の多少の損失が予想され、このため、得られる強熱減量結果は、処理が成功した良い目安である。
カーペットを、スクリムではなく、カーペットの表面上、すなわちカーペット房の上に噴霧されるDE水性スラリーで処理した。場合によっては、フルオロケミカルと、防汚配合物を含有するフルオロケミカルと併せて、DE処理を適用した。この実施例で使用されるフルオロケミカルは、Daikin America Inc.(Orangeburg,NY)から供給されるUNIDYNE(商標)TG2211であった。噴霧前にフッ素系添加剤をDE及び水と混合した。特別な混合手順を必要としなかった。カーペット上に処理を噴霧した後、試料を150℃で10分間乾燥させた。
これらの試験において、使用されたカーペットは、1インチ当たり4.5回の撚り数、1/4インチのパイル高さ、及び1/10インチのゲージを有する商業用構成、2490デニール、2枚重ね、ナイロン6,6ループカーペットであった。カーペットの重量は、1平方ヤード当たり32オンスであった。カーペットを薄い小麦ベージュ色に染色した。次いでカーペットを、DE粉末を水に単純に追加してスラリーを形成することによって、DEで処理した。DEの大粒径に起因する急速な沈殿を機械的撹拌によって防いだ。次いで、カーペット製造工場内にフルオロケミカル処理を適用するために使用される典型的な噴霧バー装置の使用により、撹拌されたスラリーをカーペットの下面、すなわちスクリム上に噴霧した。カーペット上への含浸量を調節することによって試料間の濃度差を実現した。次いで、フルオロケミカル(Chemours Company,Wilmington,DEのCAPSTONE(登録商標)RCP、短鎖忌避物質(repellant)、及び界面活性剤)及びナノ粒子フルオロケミカル増量剤を含有する局所防汚製剤でカーペットを処理した。次いでカーペットを完全に乾燥させ、ラテックスでコーティングした。DEで処理されたカーペット及びDEで処理していないカーペットにおけるチリダニ致死有効性を評価した。100回掃除機を掛けられた、DEで処理されたカーペットにおけるチリダニ致死有効性も評価した。表6に示される有効性データは、処理が掃除機掛け前及び掃除機掛け後の両方において商業用カーペット上で有効であり、ゆえに真空吸引に対して耐久性があることを示す。
上面噴霧適用を使用してポリエステルカーペット及びDEスラリーを再試験した、すなわち、スクリムではなくカーペットの表面または房にDEスラリーを噴霧した。場合によっては、フルオロケミカルと、防汚配合物、すなわち、The Chemours Company,Wilmington,DEのCAPSTONE(登録商標)RCP、短鎖忌避物質、及び界面活性剤を含有するフルオロケミカルと併せて、DE処理を適用した。選択される防汚化学物質は、フルオロケミカルと粘土系ナノ粒子との組み合わせであった。噴霧前にDEを水性防汚処理と単純に配合することによって、混合物を作製した。試験の結果を表7に示す。
これらの試験で使用されたカーペットは、1平方ヤード当たり45オンスの表面重量を有するテクスチャを付与されたカットパイルの住居用のものであった。920デニールの繊維から、1インチ当たり11ステッチ、1/8インチのゲージ、及び11/16インチのパイル高さを使用する2枚に重ねられ、房の付いたカーペットを構成した。Burmese Gray顔料を用いて、溶液で染色されたナイロンスルホン化繊維からカーペットを作製した。カーペットを、噴霧前に脱イオン水と混合したDE及び合成二酸化ケイ素粉末の両方を用いて処理した。機械的撹拌によって混合物を撹拌し、噴霧加工全体を通して沈殿を防いだ。次いで、フルオロケミカル(The Chemours Company,Wilmington,DEのCAPSTONE(登録商標)RCP、短鎖忌避物質、及び界面活性剤)及び粘土ナノ粒子フルオロケミカル増量剤を含有する局所防汚製剤でカーペットを処理した。次いでカーペットを完全に乾燥させ、ラテックスでコーティングした。
汚染阻害剤及び防汚(フルオロケミカル及びナノ粒子)の両方を用いて、カーペットを低pHで排気処理した。次いで、撹拌されたDEスラリーを用いて一次裏地スクリムを通してカーペットを噴霧処理した。対照カーペット及び排気珪藻土処理されたカーペットに対するチリダニ殺虫有効性が表9に示され、珪藻土処理された排気されたカーペットの有効性を示す。
1000デニールの繊維からポリエステルカーペットを構成し、これは1/10インチのゲージ及び5/8インチのパイル高さを用いる2枚に重ねられ、房の付いた直線ステッチであった。カーペットの最終重量は、50oz/yd2であった。撹拌されたスラリーを用いて一次裏地スクリムを通してカーペットを噴霧処理した。次いで、カーペットを乾燥させ、ラテックスをその下面に適用した。DEまたは合成二酸化ケイ素が適切にカーペットに適用されたかどうかを判定するために、ラテックスコーティングされていない処理されたカーペット及び未処理のカーペットの試料に対して強熱減量試験を行い、カーペット上に存在する無機物含量パーセントを判定した。強熱減量試験の結果を表10に示す。強熱減量結果は、二酸化ケイ素の約3分の1から半分強が、処理後、繊維及びスクリム表面にうまく接着されたことを示す。プロセス中、二酸化ケイ素の標的濃度の量の多少の損失が予想され、このため、得られる強熱減量結果は、処理が成功した良い目安である。汚れ付けの結果は、DE及び合成二酸化ケイ素で処理されたカーペットに対するより良好な汚れ付け保護を示し、DE及び合成二酸化ケイ素処理が汚れ付け保護を改善し得ることを示す以前の結果と一致する。
995デニールのナイロン6,6繊維は、1/8インチのゲージ及び9/16インチのパイル高さを用いて、2枚重ねであり、13ピック数の一次ポリプロピレン裏地に房が付いていた。最終的なタフテッドカーペットは、30oz/yd2の表面重量を有する。次いで、カーペットを乾燥させ、ラテックスをその下面に適用した。合成二酸化ケイ素が適切にカーペットに適用されたかどうかを判定するために、ラテックスコーティングされていない処理されたカーペット及び未処理のカーペットの試料に対して強熱減量試験を行い、カーペット上に存在する無機物含量パーセントを判定した。強熱減量試験の結果を表11に示す。結果は、二酸化ケイ素の約3分の1が、処理後、繊維及びスクリム表面にうまく接着されたことを示し、処理が成功した良い目安である。汚れ付けの結果は、少ないピック数を有する処理されたカーペットは汚れが少ないことを示し、繊維上の、汚れ付け保護に寄与することが示された二酸化ケイ素の存在を示す。
図11は、2つの別個の耐久性試験、熱水抽出(HWE)、及び掃除機掛けに供された種々のカーペット試料の写真である。5回のHWEサイクル及び100回の掃除機掛けサイクルの後、ケイ酸塩と反応する塩基性青色染料で試料を染色した。フルオロケミカルUNIDYNE(商標)TG2211の存在は、UNIDYNE(商標)TG2211またはDE単独と比べてより濃い青色によって見られるように、DEの耐久性を上昇させると思われた。
この手順は、70°Fで4分間にわたって実施される染料プロセスを使用して、カーペット試料上のケイ酸塩またはフィロケイ酸塩の存在を判定する。染料溶液対繊維の比率は、15:1である。好適なフィロケイ酸塩の例には、粘土ナノ粒子、ヘクトライト、及び合成ヘクトライトが挙げられる。
1.カーペット試料を検量することによって必要とされる染料溶液の量を判定する。その重量を記録する。
2.裏打ちされていないカーペットの場合:染料溶液(g)=カーペット重量(g)×15。
3.裏打ちされたカーペットの場合:染料溶液(g)=(カーペット重量(g)/2)×15。
4.カーペットタイルの場合:染料溶液(g)=(カーペット重量(g)/3)×15。
5.染料溶液を容器内に置く。
6.カーペットを染料溶液中に表面を下にして置き、計時を開始する。
7.カーペットの適切な湿潤を確実にするために、カーペット試料を表面が上になるように回転し、アクリル製ブレイヤーを使用して全四方向にカーペットの端部から端部へ穏やかに転がし、次いで、残りの時間、カーペットを染料溶液中で表面が下になるように回転する。染料浴中の合計時間=4分間。
8.試料を流水でよく濯ぐ。
9.過剰な水を抽出し、または拭き取り、試料を空気乾燥させる。
10.試験された試料を対照試料と比較する。
Claims (40)
- 表面繊維処理されたカーペットであって、
裏地スクリムと、
上部及び下部を有するカーペット繊維であって、前記カーペット繊維の前記下部が前記裏地スクリムに隣接するように前記裏地スクリムに適合される、カーペット繊維と、
前記裏地スクリムに適用される表面繊維処理と、
を含む、表面繊維処理されたカーペット。 - 前記裏地スクリムが、上側及び下側を有し、前記表面繊維処理が、裏地スクリムの前記下側に適用される、請求項1に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記表面繊維処理が、未処理のカーペットの柔軟性と実質的に同様の柔軟性を維持しながら前記カーペットが処理されるのに十分な量及び前記カーペット内の位置で適用される、請求項1または2に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記表面繊維処理の大部分が、前記裏地スクリム及び前記カーペット繊維の下部上に存在する、請求項1〜3のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記表面繊維処理の前記大部分が、前記裏地スクリム及び前記カーペット繊維の下部3分の1上に存在する、請求項4に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記表面繊維処理が、前記カーペットの前記裏地スクリムへの前記表面繊維処理の水性懸濁液または水溶液の噴霧によって適用される、請求項1〜5のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記表面繊維処理が、前記カーペットの前記裏地スクリムへの前記表面繊維処理の泡塗布によって適用される、請求項1〜6のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記表面繊維処理が、害虫駆除剤、合成ゼオライト、モンモリロナイト粘土、酸化カルシウム、硫酸カルシウム、活性化アルミナ、またはそれらの組み合わせを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、珪藻土(DE)、非毒性DE代用品、ホウ砂、ホウ酸、酸化ホウ素ナトリウム、ホウ酸亜鉛、八ホウ酸二ナトリウム四水和物、二酸化ケイ素、合成二酸化ケイ素、非晶質二酸化ケイ素、表面改質二酸化ケイ素、沈降シリカ、重炭酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせである、請求項8に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、珪藻土(DE)である、請求項8に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、45ミクロン以下のメジアン粒径を有するDEである、請求項8に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、15ミクロン以下のメジアン粒径を有するDEである、請求項8に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が合成二酸化ケイ素である、請求項8に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、15ミクロン以下のメジアン粒径を有する合成二酸化ケイ素である、請求項8に記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記カーペット繊維が、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、またはそれらのコポリマーもしくは配合物を含む、請求項1〜14のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記裏地スクリムが熱可塑性ポリマーを含む、請求項1〜15のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 害虫耐性カーペットであって、
裏地スクリムと、
上部及び下部を有するカーペット繊維であって、前記カーペット繊維の前記下部が前記裏地スクリムに隣接するように前記裏地スクリムに適合される、カーペット繊維と、
前記裏地スクリムに適用される害虫駆除剤と、
を含む、害虫耐性カーペット。 - 前記裏地スクリムが上側及び下側を有し、前記害虫駆除剤が、裏地スクリムの前記下側に適用される、請求項17に記載の害虫耐性カーペット。
- 前記害虫駆除剤が、未処理のカーペットの柔軟性と実質的に同様の柔軟性を維持しながら前記カーペットを害虫耐性にするのに十分な量及び前記カーペット内の位置で適用される、請求項17または18に記載の害虫耐性カーペット。
- 前記害虫駆除剤が、前記カーペットの前記裏地スクリムへの前記害虫駆除剤の水性懸濁液または水溶液の噴霧によって適用される、請求項17〜19のいずれかに記載の害虫耐性カーペット。
- 前記害虫駆除剤が、前記カーペットの前記裏地スクリムの前記害虫駆除剤の泡塗布によって適用される、請求項17〜19のいずれかに記載の害虫耐性処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、珪藻土(DE)、非毒性DE代用品、ホウ砂、ホウ酸、酸化ホウ素ナトリウム、ホウ酸亜鉛、八ホウ酸二ナトリウム四水和物、二酸化ケイ素、合成二酸化ケイ素、非晶質二酸化ケイ素、表面改質二酸化ケイ素、沈降シリカ、またはそれらの組み合わせである、請求項17〜21のいずれかに記載の害虫耐性カーペット。
- 前記害虫駆除剤が珪藻土(DE)である、請求項17〜21のいずれかに記載の害虫耐性処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、45ミクロン以下のメジアン粒径を有するDEである、請求項17〜21のいずれかのいずれかに記載の害虫耐性カーペット。
- 前記害虫駆除剤が合成二酸化ケイ素である、請求項17〜21のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、15ミクロン以下のメジアン粒径を有する合成二酸化ケイ素である、請求項17〜21のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記カーペット繊維が、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、またはそれらのコポリマーもしくは配合物を含む、請求項17〜21のいずれかに記載の害虫耐性カーペット。
- 表面繊維処理されたカーペット地を製造するための方法であって、表面繊維処理をカーペットの裏地スクリムに適用することを含み、前記カーペットが、裏地スクリムと、上部及び下部を有するカーペット繊維であって、前記カーペット繊維の前記下部が前記裏地スクリムに隣接するように前記裏地スクリムを通して適合される、カーペット繊維と、を含む、方法。
- 前記表面繊維処理が、未処理のカーペットの柔軟性と実質的に同様の前記カーペットの柔軟性を維持しながら前記カーペットが処理されるのに十分な量及び前記カーペット内の位置で適用される、請求項28に記載の方法。
- 前記表面繊維処理が、前記表面繊維処理の大部分が前記裏地スクリム及び前記カーペット繊維の下部上に存在するように適用される、請求項28に記載の方法。
- 前記表面繊維処理が、前記表面繊維処理の大部分が前記裏地スクリム及び前記カーペット繊維の下部3分の1上に存在するように適用される、請求項28に記載の方法。
- 前記表面繊維処理が、前記カーペットの前記裏地スクリムへの前記表面繊維処理の水性懸濁液または水溶液の噴霧によって適用される、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
- 前記表面繊維処理が、前記カーペットの前記裏地スクリムへの前記表面繊維処理の泡塗布によって適用される、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
- 前記表面繊維処理が、害虫駆除剤、合成ゼオライト、モンモリロナイト粘土、酸化カルシウム、硫酸カルシウム、活性化アルミナ、またはそれらの組み合わせを含む、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
- 前記害虫駆除剤が、珪藻土(DE)、非毒性DE代用品、ホウ砂、ホウ酸、酸化ホウ素ナトリウム、ホウ酸亜鉛、八ホウ酸二ナトリウム四水和物、二酸化ケイ素、合成二酸化ケイ素、非晶質二酸化ケイ素、表面改質二酸化ケイ素、沈降シリカ、重炭酸ナトリウム、アルミノケイ酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせである、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
- 前記害虫駆除剤が珪藻土(DE)である、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
- 前記害虫駆除剤が、45ミクロン以下のメジアン粒径を有するDEである、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
- 前記害虫駆除剤が合成二酸化ケイ素である、請求項28〜31のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記害虫駆除剤が、15ミクロン以下のメジアン粒径を有する合成二酸化ケイ素である、請求項28〜31のいずれかに記載の表面繊維処理されたカーペット。
- 前記カーペット繊維が、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、またはそれらのコポリマーもしくは配合物を含む、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
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