JP2017512154A - シートベルトプリテンショナー - Google Patents

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Abstract

シートベルトプリテンショナーは第1の管状物及び第2の物体を少なくとも備えており、前記第2の物体と前記第1の管状物とが伸縮移動可能に係合することで、密封がほぼ維持され且つガスの体積を可変させるチャンバを提供する。ガス発生器は、前記第1の管状物に固定されてもよく、前記第2の物体に固定されてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の衝突時にシートベルトを引っ張るための自動車のシートベルトプリテンショナー装置に関する。
本願は、出願番号がUS61/967,139であるUSPTO出願に基づき優先権を主張する。
自動車が衝突事故にあった時に、自動車シートにおけるシートベルト拘束システムは乗客への傷害の軽減上で重要な役割を果たしている。一般的には「三段式」と呼ばれるシートベルトは、常に腹部ベルト(lap belt)及び肩部ベルト(shoulder belt)を備えており、腹部ベルトは寛骨部を横に掛け渡し、肩部ベルトは乗客の上体を斜めに掛け渡す。両者は、留め具によって連結されてもよく、連続的なシートベルトのウェビングがお互いに接続する両部分であってもよい。前記腹部ベルト及び肩部ベルトはアンカー部材によって自動車構造体上に連結される。通常、シートベルトはウェビングを収納できる巻き取り装置を有する。また、巻き取り装置は、衝突が発生したとき、ウェビングへの引張荷重を制御することができる。
乗客によって手動で緩められるシートベルト拘束システムは、常に、アンカー部材によって自動車の車体構造体上に連結されるバックルベースを備える。ウェビングに連結されるラッチをバックルベースに収納することで、シートベルトシステムが装着状態になる。それにラッチをバックルベースから解除すると、乗客が該自動車に進出しやすくなる。シートベルトが装着されるので、衝突の時、関連乗客を効果的に保護することができる。
シートベルト拘束システムにおいて、プリテンショナー装置を備えたものがある。該装置は衝突が発生しようとするときにシートベルトを引き締め(予め引き締めとも呼ばれる)、あるいは、衝突の発生を感知し始めるときにシートベルトを引っ張ることで乗客を拘束する性能を高めることができる。該プリテンショナー装置はウェビングによる緩み隙間をなくすことに用いられ、衝突の初めに、該シートベルト拘束システムを乗客に合わせることができる。発生しようとする衝突またはロールオーバーへ導く状況を検知する場合、またはロールォ-バーが既に発生された場合、シートベルトウェビングは、乗客に対してシートベルトを引っ張るように、自動的に且つ強力的にプリテンショナー装置に引き締められる。
このような装置の一種としては、パイロ式リニアプリテンショナー(単にPLPと称する)であり、このようなアプリテンショナーは、さらにトシートベルトバックルに連結されるパイロ式バックルプリテンショナー(PBP)に製造されることができる。前記各種のPLPは、ウェビングの一部又はシートベルトのエンドピースに連結されることができる。上記プリテンショナーは、いずれもシートベルトシステムのある部品を線形的に引っ張ることで、関連ウェビングに引張力を加えることができるため、PLP及びPBPがPLPと総称されることができる。各種のPLP及びPBPの設計の例については、米国特許6068664及び7823924を参照する。本願においてこの二つの特許を先行技術文献として参照される。典型的なPLPには、一般的に火工品が装填される。衝突が発生したとき、この火工品が点火されると、高圧ガスが生成される。このガスがパイプ内おけるガス室において圧力を発生させることによって、パイプ内におけるピストンを下へ押すことができる。このピストンは、一本の鋼線又はテープを介してシートベルトシステムに連結される。このピストンによるストローク運動によって、乗客に対してシートベルトを引っ張り、つまり予め締め付けることができる。
ピストンによるストロークを利用し、鋼線によってシートベルトウェビングの一端を収縮させるようなPLP設計の限界としては、このような装置の装着位置がシートベルトのバックル側のみに限られることが知られている。これはシートベルトの他側が軸筒に巻き付かれるためである。また、鋼線を引き締めるように、鋼線はピストンに連結されて膨張ガス室に引き込まれることが必要である。従って、ガス室と可撓性のある鋼線との間における隙間への密封は難題となる。引き動かされて密封体を貫通する鋼線による摩擦力を相殺するために、より大きい摩擦力が必要となる。なお、鋼線がガス室に入る箇所が潜在的なガス漏れ通路が形成される。ガスがこの装置から乗客室に漏れると、プリテンショナーの効率を低下させるとともに、燃焼による副産物を含むため、乗客に悪影響を与えてしまうことがある。
上記の主な欠点として、通常、より大量なガスを生成して、上記ピストンのストロークを十分にすることを保証することによって、シートベルトの隙間による緩みをなくさせる。ピストンがシートベルトの緩み隙間に対応して十分なストロークを移動するように、十分な長さのあるガス室は必要となる。したがって、上記リニアプリテンショナー装置の全ての機能がPLP装置を大型化且つ複雑化にさせてしまう。
特許US8528987においては、上記鋼線を不要として前記欠陥の一部を克服できるより良い概念が提案された。しかしこのような技術またはその他の既知の先行技術においてもピストンのスペースをより効果的に利用されることができない。すなわち、このような技術を実施した装置は、軸方向の寸法が、発生器のリニア長さとピストンのリニア長さとピストン(またはいわゆる駆動外輪郭体)のストロークとの加算したものよりも小さくはない。
その他の従来技術の欠点としては、いわゆる一方向クラッチを使用する必要がある。該一方向クラッチは、精度が高い製造が必要となるので、コストが高くなってしまう。
本発明のシートベルトプリテンショナーは少なくとも第1の管状物及び第2の物体を備えており、前記第2の物体及び前記第1の管状物が伸縮移動可能に係合することで密封がほぼ維持され且つガスの体積(エア空間)が可変させるチャンバを提供する。ガス発生器が前記第1の管状物に固定されてもよく、前記第2の物体に固定されてもよい。より詳しい内容については本明細書の具体的な実施形態を参照する。
本発明の好ましい実施例による通常の斜視図である。 好ましい実施例による断面図である。 好ましい実施例による分解図である。 好ましい実施例が十分に駆動された後の図面である。 好ましい実施例が十分に駆動された後Y−Z平面に沿う断面図である。 好ましい実施例が十分に駆動され後X−Z平面に沿う断面図である。 第二実施例による斜視図である。 第二実施例による分解図である。 第三実施例による斜視図である。 第四実施例による斜視図である。 第五実施例による斜視図である。 駆動部材で発生器を横方向に配置させるような構造を示す。 第六実施例による斜視図である。 第七実施例による斜視図である。 第八実施例による斜視図である。
図1は本発明のシートベルトプリテンショナー10の好ましい実施例による斜視図である。該プリテンショナー10は、台座100と発生器150と駆動部材200とを少なくとも備える。シートベルトプリテンショナー10はロック装置400をさらに備える。図2はシートベルトプリテンショナー10のY−Z断面に沿う断面図である。図3はシートベルトプリテンショナー10の分解図である。
台座100は、その軸方向に沿って上(即ち、図1〜図6の左下)から下への軸方向チャンバ110を有する。上記軸方向チャンバ110は壁体116に囲まれる。上記軸方向チャンバ110は、その頂部に肩部114を有する。上記台座100は常に上記軸方向チャンバ100に平行する補助通路120をすくなくとも一つ備える。上記台座100は常に開穴130を少なくとも一つさらに有する。該開穴130は少なくとも一つの留め具140によってシート(図示せず)又は自動車の車体(図示せず)に連結される。上記台座100は選択肢として開穴126を少なくとも一つ有する。次に該開穴126を利用してロック機能を実現することについて説明する。
図3に示すように、駆動部材200は常に上記軸方向チャンバ110に対して伸縮摺動可能な駆動体210を有する。一般的なその他のピストン式の中実駆動体とは異なり、本駆動体210は一端が開口し、他端が密封された中空管状の「ピストン」である。上記駆動体210はチャンバ212を有する。該チャンバ212は、上記発生器150を保持して収容することに用いられる。より具体的には、上記発生器150は、駆動体210の脛部壁体214及び底部216によって収容される。上記駆動部材200は、さらに横方向部位208と、少なくとも一つの補助管体220とを有する。該補助管体220は、上記補助通路120に接合することに用いられる。
発生器150は概念的には頂部112に完全に締め付けられる。具体的には、発生器150は、肩部152が上記軸方向チャンバ110の肩部114に接合されることができる。発生器150は、上記軸方向チャンバ110及びガス流路の唯一の出口である底部が、上記駆動部材200の駆動体210によって密封される。上記駆動部材は上記軸方向チャンバ110の軸方向に沿って伸縮性のある出入り移動を行うことができる。この移動を行う際、気密状態をほぼ保証することができる。
換言すれば、上記台座100と上記駆動部材200と上記発生器150とは、その軸方向に沿って互いに重ね合わせることができる。上記発生器150は上記台座100と上記駆動部材200とによって囲まれたチャンバ内に位置する。上記発生器150は上記三つのうちで最も小さい径方向寸法を有しており、常に上記台座100は上記駆動部材200より径方向寸法が大きいが、上記駆動部材200は上記台座100より径方向寸法が大きくてもよい。
ウェビング500は、駆動部材200に連結され且つ上記駆動部材200に直接駆動されて移動することができる。
本発明においては、ウェビング500は、まず、横方向部材502及び二つのパッド504を介して台座100の前面(裏面)に固定され、引き戻されて台座100の底部を取り囲んで(駆動部材200の横方向部位208の底部にも取り囲んで)から、裏面(前面)にUターンされ、バックル端まで後ろへ伸ばされることがより好ましい。このような設置により、駆動部材200は、ウェビング500に直接固定されず、ウェビング500に移動可能な滑車効果を生じるようである。駆動部材の下端は、移動可能な滑車の役割を果たす。従って、ウェビング主体のリニアストロークが駆動部材のストロークの約2倍(図4)である。
上記台座100は、さらに開穴または開口130を有する。留め具140は、穴または開口130を介して上記台座100をシート(図示せず)又は車両構造(図示せず)に直接に固定する。
図1と図4との比較および図2と図5との比較により、ウェビング500の引っ張られる様子が示される。発生器150が点火された後、高圧ガスGを生成すると、駆動部材200は下へ所定距離Lだけを移動するように駆動される。これによって、U型部分の続きのウェビング主体は、約2Lの距離だけを移動するように駆動される。従って、図4及び図5に示すようにウェビングを引っ張る。
発生器150が点火された後、常にその底部156は、高圧ガスによって突き破られ、その脛部壁体154も顕著に膨張することもあることで、他の脛部壁体214へしっかり押し付ける。これにより上記駆動部材200の伸縮運動を阻止または緩めることができる。
従って、上記発生器150の脛部壁体154と上記脛部壁体214との間に拘束管158を増設することができる。
上記台座100と上記駆動部材200との間にロック装置400を増設してもよい。この好もしい実施例において、補助管体220におけるほぼ横方向になる開穴222内に、ピン402が嵌合(接合)される。上記ピン402は、補助管体220のチャンバから取り付けられるとともに、補助管体220のチャンバ内にばね404が取り付けられることで、ピン402の底部406が上記補助通路120の内壁面に接触するまで、ピン402を押しのけることができる。
駆動部材200は駆動され且つ所定距離だけ伸ばされた後、上記ピン402は、上記補助通路120の開穴126に接合(嵌合)される。すなわち、肩部408が上記開穴222のエッジに接触するまで、上記ピン402がさらに前へ少しだけ移動する。上記ピン402が開穴126に接合(嵌合)されたとき、上記駆動部材200は、台座100にロックされる。これは、駆動部材200が、外へ伸ばし続けたり、後へ戻したりすることができないことを意味する。この後戻り防止機能は、上記駆動部材200が引っ張られた後、引っ張り状態が保持されることを保証することができる。
ロック装置400は上記のように駆動部材に取り付けられてもよく、台座に取り付けられてもよい。この様子は、市販している従来技術をシートベルトの高度調整装置に用いられる応用とほぼ同じである。
上記駆動体210は、分離可能な形を有しており、留め具218及び横方向部位208を介して連結される。
上記横方向部位208に連結されるサブ側ピン508を増設してもよい。サブ側ピン508は、上記ウェビング500のU型部分を受け止める機能があり、U型部分の緩みによる下垂(垂れ)を低減することに用いることができる。
上記発生器150が点火されたとき、花火が上記軸方向チャンバ110の頂部や底部いずれから噴出することを防止するために、上記ウェビング500に隣接する部分に耐火コーティングを塗布してもよい。その他の方法として、ウェビング500と本装置(シートベルトプリテンショナー)10との間には、一枚の箔シートまたは薄い金属シートを増設することである。
本発明の第二実施例は、図7及び図8に示すように、好ましい実施例から構成要素を削除したものである。
この実施例によると、好ましい実施例における補助管体及び補助通路を不要してもよいことが分かる。
台座100aは、そのうちの開穴を介して、留め具(図示せず)によってシート又は自動車の構造体に固定される。上記発生器150は、拘束管158aの中央に取り付けられた後、拘束管158aとともに駆動部材200aの中間に詰まれて、一括して上記台座100aのチャンバ内に詰まれる。好ましい実施例と類似し、上記発生器150は上記台座100aの頂部に取り付けて固定される。
この実施例における拘束管158aは、翼状部162aを少なくとも一つ有する。
バッフル(retainer)170aの内径は上記駆動部材200aの外径より少しだけ小さい。バッフル170aは上記台座100aの底部に固定される。上記バッフル170aは、発生器150の点火前に、上記駆動部材200aが必要以上の移動が発生しないことを保証するためのものである。上記駆動部材200aのチャンバ212a頂部の直径は、上記駆動部材200aにおけるその他の部分の直径より顕著に大きい。
発生器が一旦点火され、上記駆動部材200aは、170aによる限界のある抵抗を克服し、その後チャンバ212aの頂部が上記バッフル170aに阻止されるまで下へ伸ばし続ける。駆動部材200aが限界位置に到着する前に、上記チャンバ212aは既に上記翼状部位162aから完全に滑り出すとともに、上記翼状部162aは、そのエッジが上記台座100aの内壁に接触するまで外へ反り変形する。
上記ウェビング500A主体部分が上へ運動するに従い上記駆動部材200aが引き戻される(自動車内の乗客が前方へ移動することを伝達する)とき、上記チャンバ212aは、そのエッジが上記翼状部位162aのエッジに阻止されるまで、上へ移動しなければならない。
この実施例において、上記ウェビング500aは、狭くなった端部510aを有する。このように本発明の横寸法を削減することができる(幅変更のウェビングの加工方法については、US4640317を参照)。
図9は本発明の第三実施例を示す。第三実施例は、台座100bと駆動部材200bと発生器150(常にウェビング500aが巻き取り装置に属し一般的なベルトアセンブリを構成する)との三つの基本要素のみを有する。この実施例によると、台座と駆動部材とのどちらも必ずしも円管型(ここでは矩形管)であるとは限らないことが分かる。
図10は本発明の第四実施例による平面図を示す。駆動部材は「相対的に比較的小さい伸ばし部材”ではなく、「相対的に比較的大きい伸ばし部材」である。上記のいくつかの実施例において台座と駆動部材との相互関係を逆置換することを想定すれば、即ち本実施例において「新しい」駆動部材200cは、台座100cの伸ばし部分を収容することができる。上記台座100cはその伸ばし部分外の部分に一つ又は複数の開穴130cを有する。該開穴130cは、シート又は自動車の構造一部を固定することに用いられる。
図11に示すような第五実施例において、上記発生器150が上記駆動部品200dに対して横方向に取り付けられる。図12はそのうちの駆動部材200dの断面図を示す。
図13は第六実施例を示す。その狭くなった端部510aが普通の鋼線に差し替えられ、かつ510bは機械的なコネクタ520bを介して普通のウェビング500に連結される。この実施例において、駆動部材200またはその変形体は、まず、510bを引き下げ、次に上記ウェビング500の主体部分を引っ張る。
図14は第七実施例を示す。本発明は、巻き取り装置600のメインプリテンショナーとして応用され、巻き取り装置の滑車620に連結される軸筒である回転子610を回転させることに用いられる。鋼線510cの端部512cは上記滑車620の縁辺に連結される。上記駆動部材200aが下に押されるとき、上記滑車620及び上記軸筒610は強制的に回転されてウェビング(図示せず)を引っ張る。ここでは、常にウェビングの胸部分(肩部ベルトと省略)が引っ張られる。
図13は本発明が第二プリテンショナー即ち端片プリテンショナーとして一般的なシートベルト装置の巻き取り装置600に事前に固定されている。したがって、本第二プリテンショナーは、巻き取り装置600とともに自動車に取り付けられることができる。
さらに言えば、図14における鋼線510cと510bとが同一のプリテンショナー10に押されることができる。すなわち、ただ本発明のような単一装置でメインプリテンショナー(肩ベルトに対するもの)と第二プリテンショナー(腹ベルトに対するもの)とを兼用することができる。
本発明は、一般的なシートベルトのバックルベースに用いられてもよい(この場合、コネクタ520bが一般的なバックルベースに差し替えられる)。
図15は本発明を実施するその他のものである第八実施例を示す。
本実施例は、台座100aと駆動部材200aと鋼線510bとコネクタ520bとウェビング500とを有する。取り付け方式は、他の従来技術(例えば、管体または台座は、これらの従来技術のものよりもかなり短くなるUS7118132B2、8132829B2など)と同じである。本発明の装置10は開穴130aを介してシートまたは自動車の構造に固定される。鋼線510bは自在端が前記100aにおいて下へ寄せる側に固定される。続いて鋼線510bは、Uターンして前記駆動部材200aを包み止め、さらに、鋼線案内部材142に沿って前へ引かれ、その後、コネクタ520bを介してウェビング500に連結される。

Claims (8)

  1. 自動車のシートベルトを引っ張るためのシートベルトプリテンショナーであって、台座と、駆動部材と、発生器とを含むことを特徴するシートベルトプリテンショナー。
  2. 前記台座と前記駆動部材とは縦長のキャビティをそれぞれ備え、前記台座と前記駆動部とが各自長手方向軸線沿って伸縮移動して可変チャンバを形成することができ、前記発生器が前記可変チャンバ内に位置することを特徴とする請求項1に記載のシートベルトプリテンショナー。
  3. 前記台座と前記駆動部材との間に位置し、前記駆動部材の伸縮移動を阻止することに用いられるロック装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトプリテンショナー。
  4. さらにウェビングを備え、前記ウェビングは、第一端が前記台座の一端に連結され、第二端がUターンして前記台座の他端をまたぎ越えて、さらに前記駆動部材をまたぎ越えた後、シートベルトシステムのバックル側に案内されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトプリテンショナー。
  5. さらに、拘束部材を備え、
    前記発生器の径方向を収容するように、より大きい径法を有するを特徴とする請求項1に記載のシートベルトプリテンショナー。
  6. 前記拘束部材は、その端部に弾性のある翼部を有することを特徴とする請求項5に記載のシートベルトプリテンショナー。
  7. さらに、幅が変化可能なウェビングを備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトプリテンショナー。
  8. 自動車用シートベルトにおける緩み隙間を制限するためのシートベルトプリテンショナーであって、
    第1の管状物と、
    前記第1の管状物とともに伸縮移動可能な第2の物体と、
    前記第1の管状物と前記第2の物体とによって収容され、気密性を維持しながらエア空間を可変にできるチャンバと、
    第1の管状物又は第2の物体に連結されるガス発生器と
    を備えることを特徴とするシートベルトプリテンショナー。
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