JP5027033B2 - プリローダ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートベルト装置を構成するウエビングベルトの先端が固定されるアンカや、ウエビングベルトに設けられたタングが装着されるバックル装置を車両急減速状態等に引っ張ってウエビングベルトの張力を増加させるプリローダに関する。
下記特許文献1や下記特許文献2に開示されたプリローダ(プリテンショナ)は、シリンダ及びガスジェネレータが装着されるハウジングを備えている。このハウジングには内外を貫通する貫通路が形成されており、シリンダ内のピストンに長手方向基端側が連結されたワイヤが通過してハウジングの外部に延びている。
また、ハウジングにはガスジェネレータからの高圧ガスが通過する高圧ガス噴射路に繋がっており、高圧ガス噴射路を通過した高圧ガスがシリンダに送られるとガスの圧力でシリンダ内をピストンが摺動し、これによりワイヤが引っ張られる。
ところで、上記の貫通孔からの高圧ガスの漏れはピストンを摺動させるための圧力の損失となる。このため、各特許文献に開示されたプリローダでは高圧ガス噴射路に設けた筒状の保護シール部材が貫通孔の高圧ガス噴射路側の開口端に圧接して高圧ガス噴射路から貫通孔への高圧ガスの漏れを防止又は抑制している。
特開2007−62600の公報 特開2007−76493の公報
このような高圧ガス噴射路に保護シール部材を設ける構成では、保護シール部材と高圧ガス噴射路の内周部との間に高圧ガスが通過するスペースを設定しなければならない。このため、高圧ガス噴射路が大きくなり、ハウジング、ひいては、プリローダが大型化する。
本発明は、上記事実を考慮して、ピストン駆動用のガスの圧力損失を効果的に抑制でき、しかも、このガスの流路の大型化を抑制できるプリローダを得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るプリローダは、ピストンを内部で摺動可能に収容するシリンダと、シートベルト装置のウエビングベルトの長手方向先端部が係止されるアンカ又は前記ウエビングベルトの長手方向中間部に設けられたタングが装着されるバックルに一方の側の端部が係止されると共に、前記シリンダの一端側から他端側へ前記シリンダ内を摺動する前記ピストンにより他方の側の端部が引っ張られる引張手段と、一端が外面にて開口して内側を前記引張手段が通過する引張手段通過部が形成されると共に、前記シリンダの一端が装着されるプリローダ本体と、一端で前記シリンダの一端に繋がり中間部で前記引張手段通過部の他端が開口するように前記プリローダ本体に形成されたガス通過部の他端に装着され、作動することで発生したガスを前記ガス通過部へ送り込むガス発生手段と、記引張手段通過部の一端と他端との間を封止する封止手段と、前記引張手段通過部の中間で前記プリローダ本体に形成されて内側に前記封止手段が設けられて内側を前記引張手段が通過すると共に、内側における前記引張手段の通過方向に対して交差する向きの前記プリローダ本体の外面にて前記封止手段を収容可能な大きさで開口した封止手段収容部と、前記封止手段収容部に設けられて前記引張手段通過部の他端の側で前記封止手段と対向し、前記封止手段に干渉することで前記引張手段通過部の他端の側への前記封止手段の移動を規制する規制部と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るプリローダでは、プリローダ本体に装着されたガス発生手段が作動すると、ガス発生手段においてガスが発生する。ガス発生手段にて発生したガスはプリローダ本体に形成されたガス通過部を通過してシリンダに送り込まれる。シリンダにガスが送り込まれると、このガス圧でシリンダ内のピストンがシリンダの他端側へ摺動する。このように摺動するピストンに引張手段が引っ張られて移動することで、引張手段の一端が係止されたバックル又はアンカが引っ張られる。
バックルが引っ張られた場合にはバックルに装着されたタングを介してタングが設けられたウエビングベルトが引っ張られる。これに対して、アンカが引っ張られた場合にはアンカに先端が係止されたウエビングベルトが引っ張られる。このようにウエビングベルトが引っ張られることでウエビングベルトを装着している乗員の身体がウエビングベルトにより強く拘束される。
ところで、引張手段はガス通過部を通過して、ガス通過部の中間部にて他端が開口した引張手段通過部に入り込んでおり、更に、引張手段通過部を通過してプリローダ本体の外面にて開口している引張手段通過部の一端からプリローダ本体の外側へ出ている。すなわち、ガス通過部と引張手段通過部とは連通している。しかしながら、引張手段通過部の中間部でプリローダ本体に形成された封止手段収容部には封止手段が設けられており、この封止手段により引張手段通過部の一端と他端との間が封止されているので、引張手段通過部を介したガス漏れが防止又は効果的に抑制される。
しかも、封止手段が設けられる封止手段収容部は、引張手段通過部の中間部に設けられるので、本発明に係るプリローダでは引張手段通過部からのガス漏れを防止又は抑制するための封止手段がガス通過部に設けられない。このため、封止手段を設けてもなおガスの通過が可能な大きさにガス通過部を形成しなくてもよく、ガス通過部を小さくできる。これにより、プリローダ本体を小型化できる。
さらに、本発明に係るプリローダでは、封止手段収容部に収容された封止手段が引張手段通過部の他端の側へ移動しようとすると、封止手段収容部に設けられた規制部が封止手段に干渉する。これにより、引張手段通過部の他端の側への封止手段の移動が規制される。このため、ガス圧によるピストンの摺動で引張手段が移動しても、引張手段に伴われての封止手段の移動が防止又は極めて効果的に抑制されるので、封止手段による高い封止性能を維持できる。
また、本発明に係るプリローダでは、封止手段収容部がプリローダ本体の外面にて開口している。ここで、プリローダ本体の外面における封止手段収容部の開口の大きさは封止手段収容部へ封止手段を収容可能な大きさとされているので、プリローダ本体の外面の側から封止手段を簡単に封止手段収容部に収容できる。しかも、プリローダ本体の外面における封止手段収容部の開口方向は、封止手段収容部内での引張手段の通過方向に対して交差する向きであるので、封止手段収容部内を引張手段が移動した際に、引張手段に伴われて封止手段が封止手段収容部から抜け出ることがなく、封止手段収容部から封止手段が抜け出ることを防止又は抑制するための抜け止めが不要になる。
以上説明したように、本発明に係るプリローダは、ピストン駆動用のガスによる圧力損失を効果的に抑制でき、しかも、このガスの流路の大型化を抑制できる。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係るプリローダ10の構成が断面図により示されている。
この図に示されるようにプリローダ10はシリンダ12を備えている。シリンダ12は筒形状(一例として有底又は無底の円筒形状)に形成されている。シリンダ12の内側には、金属を鍛造成形することにより形成されたピストン14が収容されている。ピストン14はピストン本体16を備えている。ピストン本体16はシリンダ12の先端(端)側(図1の矢印A方向の側)へ向けて漸次外径寸法が大きくなり、少なくとも、シリンダ12の先端側におけるピストン本体16の端部の外周形状は、鍛造成形されたワークを切削加工することでシリンダ12の内周形状に略等しい錐台形状とされている。
シリンダ12の基端(端)側(図1の矢印B方向の側)におけるピストン本体16の端部には外周形状がシリンダ12の内周形状に略等しいフランジ部18が、シリンダ12の先端側におけるピストン本体16の端部に対して略同軸的に形成されている。このフランジ部18とシリンダ12の先端側におけるピストン本体16の端部とがシリンダ12の内周部に摺接しており、ピストン14はシリンダ12の先端と他端との間を摺動できる。シリンダ12の基端側におけるフランジ部18の端部には、外径寸法がフランジ部18よりも小さな小径部20がフランジ部18に対して略同軸的に形成されている。
小径部20の外周部にはゴム材やゴム材程度の弾性を有する合成樹脂材により環状に形成されたOリング(オーリング)2が装着されている。Oリング22は小径部20の外周方向に沿った全域が小径部20に密着していると共に、シリンダ12の内周部に密着しており、Oリング22を境とするシリンダ12の先端側と他端側との間がOリング22により封止されている。
ここで、本プリローダ10では、このように、フランジ部18の端部に形成された小径部20にOリング22を装着する構成であって、Oリング22を嵌め込むためのリング状の溝をピストン14に形成する構成ではない。このため、ピストン14の形状を単純化することが可能になり、ピストン14を形成するための加工工程を低減することができる。
一方、シリンダ12の先端側におけるフランジ部18の側方には複数のクラッチ球24がピストン本体16の外周方向に適宜な間隔をおいて配置されている。各クラッチ球24の直径寸法は、シリンダ12の内径寸法とピストン本体16のフランジ部18側の端部近傍におけるピストン本体16の外径寸法との差の1/2以下に設定されており、シリンダ12の先端側からシリンダ12の基端側へピストン14が移動した際(すなわち、シリンダ12内を図1の矢印B方向にピストン14が摺動した際)、各クラッチ球24が慣性でピストン本体16の外周面(斜面)を移動すると、ピストン本体16の外周部とシリンダ12の内周部とにクラッチ球24が挟まれて変形させられる。これにより、ピストン本体16の外周部とクラッチ球24との間の摩擦、及び、シリンダ12の内周部とクラッチ球24との間の摩擦が増大して、シリンダ12の基端側へのピストン14の摺動を規制する。
ピストン14には貫通孔26が形成されている。貫通孔26は一端がピストン本体16のフランジ部18とは反対側の面で開口しており、他端が小径部20のフランジ部18とは反対側の面で開口している。プリローダ10は引張手段としてのワイヤ28を備えており、貫通孔26をワイヤ28が通過している。シリンダ12の先端側におけるピストン14の側方にはピース30が設けられている。ピース30には貫通孔32が形成されており、この貫通孔32をワイヤ28が通過している。ピース30のピストン14とは反対側まで貫通孔32を通過したワイヤ28に対しては抜け止めが施されており、ワイヤ28とピース30とが略一体とされている。このように、ピース30にワイヤ28が一体的に連結されることで、ワイヤ28が貫通孔26を通過してピストン14のピース30とは反対側へ抜け出ることが規制されている。
このワイヤ28のピース30が設けられた側とは反対側の端部は、例えば、車両のシートベルト装置の一態様である三点式シートベルト装置を構成するアンカとしてのアンカプレート34に係止されている。詳細な図示は省略するが、アンカプレート34は車両室内に設置された座席の幅方向一方の側で車両の床部近傍に設けられている。このアンカプレート34には三点式シートベルト装置を構成する長尺帯状のウエビングベルト36の先端部が係止されている。ピース30の基端側は座席の幅方向一方の側で車両の天井部近傍に設けられたスルーアンカを通過した状態で下方へ折り返されており、座席の幅方向一方の側で車両の床部近傍に設けられたウエビング巻取装置のスプールに基端側が係止されている。
上記のスルーアンカとアンカプレート34との間でウエビングベルト36はタングプレートを通過している。座席に着座した乗員がウエビング巻取装置のスプールからウエビングベルト36を引き出しつつ身体の前方にウエビングベルト36を掛け回し、この状態で座席の幅方向他方の側で車両の床部近傍に設けられたバックル38にタングプレートを装着することで乗員の身体に対するウエビングベルト36の装着状態になる。
なお、上記の説明では、ワイヤ28のピース30が設けられた側とは反対側の端部はアンカプレート34に係止される構成であったが、ワイヤ28のピース30が設けられた側とは反対側の端部をバックル38に係止される構成としてもよい。
また、図1に示されるように、プリローダ10はプリテンショナ本体としてのベースカートリッジ40を備えている。ベースカートリッジ40は本体部42を備えている。本体部42にはシリンダ装着部44が形成されている。シリンダ装着部44には装着孔46が形成されている。装着孔46は一端がシリンダ装着部44の外周面にて開口している。シリンダ装着部44の開口端での内径寸法はシリンダ12の先端側の外径寸法よりも極僅かに大きく、装着孔46の開口端からシリンダ12をその先端から嵌挿できる。また、例えば、装着孔46の内周部には図示しない雌ねじが形成されており、この雌ねじに対応してシリンダ12の先端側の外周部には図示しない雄ねじが形成されている。この装着孔46の雌ねじにシリンダ12の雄ねじが螺合することでベースカートリッジ40にシリンダ12が連結される。
一方、本体部42にはガスジェネレータ装着部48が形成されている。ガスジェネレータ装着部48はシリンダ装着部44における装着孔46の開口方向に対して交差する向き(特に本実施の形態では略直交する向き)に沿った本体部42の側方に形成されている。ガスジェネレータ装着部48にはガスジェネレータ装着孔50が形成されている。キャップ60は、ガスジェネレータ装着部48の外面のうち、一端が装着孔46の開口方向に対して交差する方向(特に本実施の形態では略直交する方向)を向く面にて開口している。
ガスジェネレータ装着部48にはガス発生手段としてのガスジェネレータ52が取り付けられている。ガスジェネレータ52は嵌挿部54を備えている。嵌挿部54は外周形状がガスジェネレータ装着孔50の内周形状に略等しく、ガスジェネレータ装着孔50の開口端からガスジェネレータ52を嵌挿できる。ガスジェネレータ52の一端(図1における上側端部)には外周形状がガスジェネレータ52の外周形状よりも大きなフランジ部56が形成されている。嵌挿部54をガスジェネレータ装着孔50に挿し込むと、ガスジェネレータ装着孔50の開口端側のガスジェネレータ装着部48の端部にフランジ部56が干渉される。
フランジ部56の嵌挿部54とは反対側には頭部58が形成されている。頭部58のフランジ部56とは反対側からはキャップ60がガスジェネレータ装着部48に装着され、キャップ60によりガスジェネレータ装着部48からのガスジェネレータ52の抜け止めが成される。ガスジェネレータ装着部48に装着されたガスジェネレータ52は、作動することで瞬時にガスを発生して嵌挿部54のフランジ部56とは反対側の端部からガスを噴出する。
ガスジェネレータ装着孔50の他端(ガスジェネレータ装着部48の外面での開口端とは反対側の端部)からは連続してガス通過部62が形成されている。ガス通過部62はその中間部から装着孔46の開口端の側へ屈曲している。ガス通過部62において、この屈曲部分よりも装着孔46の側の部分であるシリンダ側通過部62Aでは内径寸法が装着孔46の内径寸法よりも小さく、装着孔46の側のシリンダ側通過部62A(ガス通過部62)の端部は装着孔46の底部64にて開口している。シリンダ側通過部62Aの内径寸法は小径部20の外径寸法に略等しく、シリンダ12の先端側が装着孔46に嵌挿されてシリンダ12の先端が底部64に突き当たった状態では、小径部20がシリンダ側通過部62Aに入り込む。このため、ガスジェネレータ52から噴出されたガスはガス通過部62に導かれ、ガス通過部62に導かれたガスは、その圧力で小径部20(すなわち、ピストン14)をシリンダ12の基端側へ向けて押圧する。
また、上記のガス通過部62の屈曲部分よりもガスジェネレータ装着孔50の側の部分であるジェネレータ側通過部62Bには保護壁66が設けられている。保護壁66はジェネレータ側通過部62Bの開口径方向中間部よりも装着孔46の開口端の向きの側でジェネレータ側通過部62Bの内周部に形成されている。このため、ガスジェネレータ52から噴出されたガスは、ガス通過部62を迂回するようにジェネレータ側通過部62Bを通過してシリンダ側通過部62Aに流れ込む。
一方、ベースカートリッジ40はガイド部68を備えている。ガイド部68は本体部42のシリンダ装着部44とは反対側に形成されている。ガイド部68には引張手段通過部としてのワイヤ通過部70が形成されている。ワイヤ通過部70は底部64におけるシリンダ側通過部62A(ガス通過部62)の開口方向、ひいては、シリンダ装着部44における装着孔46の開口方向に沿っており、その一端はガス通過部62の屈曲部分(すなわち、シリンダ側通過部62Aとジェネレータ側通過部62Bとの境)で開口している。これに対し、ワイヤ通過部70の他端はガイド部68の本体部42とは反対側の外面にて開口している。
ピストン14の貫通孔26を通過しているワイヤ28のピース30とは反対側はワイヤ通過部70を通過してガイド部68、ひいては、ベースカートリッジ40の外部へ引き出されている。ワイヤ通過部70の他端側では、ワイヤ通過部70の内周面の一部がワイヤ通過部70の開口径方向一方の側を曲率の中心として湾曲しており、ワイヤ通過部70の他端からベースカートリッジ40の外部へ引き出されるワイヤ28は、このワイヤ通過部70の他端側におけるワイヤ通過部70の内周面に倣って湾曲している。
また、ワイヤ通過部70の一端部に対応してガス通過部62にはワイヤ保護筒72が設けられている。ワイヤ保護筒72は内周形状がワイヤ通過部70の内周形状に略等しい筒形状に形成されている。ワイヤ保護筒72はワイヤ通過部70の一端に対して同軸となるようにガス通過部62の内壁から突出形成されており、ワイヤ保護筒72を通過したワイヤ28がワイヤ通過部70に入り込んでいる。ガス通過部62の先端側はガスジェネレータ52からのガスの噴出方向に沿って保護壁66の先端側と対向している。このため、ガスジェネレータ52から噴出されたガスは、保護壁66及びワイヤ保護筒72に当たってワイヤ28に直接噴きかかることはない。しかも、ガスジェネレータ52から噴出されたガスは、ワイヤ保護筒72に干渉されることでシリンダ装着部44の側へと流れの向きが変えられる。
一方、ガイド部68には封止手段収容部としてのパッキン収容部74が形成されている。パッキン収容部74はワイヤ通過部70の中間部(すなわち、ガス通過部62の一端と他端との間)に形成されている。また、パッキン収容部74は、ベースカートリッジ40の正面視で互いに対向する一対の辺がワイヤ通過部70のパッキン収容部74の形成位置近傍部分と平行で、互いに対向する他の一対の辺がワイヤ通過部70のパッキン収容部74の形成位置近傍部分と直交する矩形状とされている。このベースカートリッジ40の正面視で矩形とされたパッキン収容部74の内壁のうち、壁面がワイヤ通過部70の貫通方向に沿ってワイヤ通過部70の一端の側へ向いた方は規制部としての圧接壁76とされており、ワイヤ通過部70の他端の側へ向いた方は圧接壁78とされている。
このパッキン収容部74はワイヤ通過部70の貫通方向に対して直交したベースカートリッジ40の正面側の外面でのみ開口している。このように開口したパッキン収容部74には封止手段としてのパッキン80が収容されている。パッキン80はゴムやゴム程度の弾性を有する弾性部材や、このような弾性部材よりも剛性が高い合成樹脂材により、外周形状がパッキン収容部74の内周形状に概ね等しいブロック状に形成されている。
なお、本実施の形態では、パッキン80の外周形状をパッキン収容部74の内周形状に概ね等しいブロック状とするので、パッキン収容部74にパッキン80を円滑に嵌挿できるが、例えば、パッキン80の外周形状をパッキン収容部74の内周形状よりも僅かに大きなブロック状として、パッキン80の弾性に抗してパッキン収容部74にパッキン80を押し込む構成としても構わない。このような構成の場合には、圧接壁76を含むパッキン収容部74の内壁にパッキン80が自らの弾性で強く圧接するので、パッキン80によるシール性が高くなる。
図1及び図2に示されるように、パッキン80には貫通孔82が形成されている。貫通孔82は内径寸法がワイヤ28の外径寸法に略等しくパッキン収容部74にパッキン80が収容された状態では、一端がパッキン収容部74よりも一端側のワイヤ通過部70と連通し、他端がパッキン収容部74よりも他端側のワイヤ通過部70と連通する。したがって、ワイヤ通過部70を通過するワイヤ28は、パッキン収容部74内においてパッキン80の貫通孔82を通過している。しかも、上記のように、貫通孔82の内径寸法はワイヤ28の外径寸法に略等しいので、貫通孔82にワイヤ28が通過した状態では、貫通孔82の内周部とワイヤ28の外周部との間に隙間がほぼ形成されることはない。
一方、図3に示されるように、ベースカートリッジ40には円孔90が形成されている。この円孔90には固定ボルト等の締結手段が通過する。円孔90を通過した固定ボルト等の締結手段は座席の骨格部分や車体に固定され、これにより、本プリローダ10が車両に取り付けられる。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
乗員が座席に着座してシートベルト装置のウエビングベルトを装着した状態で、例えば、車両が急減速状態になったことを車両に設けられた加速度センサ等の検知手段が検出すると、ECUが着火信号を出力する。この着火信号がガスジェネレータ52に入力されると、ガスジェネレータ52内のガス発生剤が着火される。着火されたガス発生剤は短時間で燃焼して、急激にガスを発生させる。
このように発生したガスはガス通過部62に送り込まれる。ガス通過部62に送り込まれたガスは、シリンダ12の先端(シリンダ12のガス通過部62側の端部)近傍に位置しているピストン14を、シリンダ12の基端側(シリンダ12のガス通過部62とは反対側)へ押圧する。このようにしてピストン14に付与されたガスの圧力でピストン14はピース30をシリンダ12の基端側へ押圧しながらシリンダ12の基端側へスライドする。
このようにスライドするピース30によりワイヤ28が引っ張られると、ワイヤ28の端部に係止されたアンカプレート34又はバックル38が引っ張られ、これにより、車両の乗員の身体に装着されているウエビングベルト36に張力が付与される。このように、ウエビングベルト36に張力が付与されることでウエビングベルト36の僅かな弛み、所謂「スラック」が解消されると共に、ウエビングベルト36が乗員の身体を拘束する拘束力が増し、より強く乗員の身体を拘束できる。
ところで、上記のように、ガスジェネレータ52にて発生してガス通過部62に送り込まれたガスは、ガス通過部62の内周面にて開口しているワイヤ通過部70の一端に流れようとする。しかしながら、ワイヤ通過部70の中間部にてワイヤ28が通過するパッキン80の貫通孔82の内周部とワイヤ28の外周部との間には隙間が略形成されない。このため、ガスがワイヤ通過部70を通過してワイヤ通過部70の他端からベースカートリッジ40の外部に漏れることはないか、このようなガスの漏れが極めて効果的に抑制される。これにより、上記のガスの圧力を効率よくピストン14の押圧に供することができる。
また、上記のように、ワイヤ28が引っ張られる際にはパッキン80がワイヤ28に引っ張られて移動しようとする。しかしながら、このようにしてパッキン80が移動しようとする方向では、パッキン収容部74の圧接壁76がパッキン80に対向している。このため、ワイヤ28に引っ張られてパッキン80が移動しようとすると、パッキン80は圧接壁76に押し付けられることになる。このため、上記のようにワイヤ28が引っ張られて移動しても、パッキン80が不要に移動することはなく、パッキン80が移動することに起因するパッキン80の封止性能の低下を防止又は極めて効果的に抑制できるのみならず、パッキン80は圧接壁76に押し付けられることで、パッキン80と圧接壁76との間を効果的に封止でき、更に封止性能の向上も見込める。
しかも、パッキン80が収容されるパッキン収容部74はベースカートリッジ40の正面側の外面で開口しているため、上記のワイヤ28の移動方向にパッキン80が移動しようとしてもパッキン80がパッキン収容部74から抜け出ることがない。このため、パッキン収容部74内でパッキン80を保持するための抜け止め等の構成が基本的に不要である。
一方、上記のように、ガスジェネレータ52にて発生してガスはガス通過部62に送り込まれに際しては、保護壁66に干渉され、更に、ワイヤ保護筒72に干渉されてシリンダ装着部44の側へと流れの向きが変えられる。このため、ガスジェネレータ52から噴出されたガスがワイヤ28に直接噴きかかることはなく、ガスの熱からワイヤ28を効果的に保護できる。
しかも、本プリローダ10では、このような保護壁66やワイヤ保護筒72をガス通過部62に形成しているが、パッキン80をガス通過部62に設けていない。このため、ガス通過部62、ひいては、ベースカートリッジ40を大型化することなく保護壁66やワイヤ保護筒72をガス通過部62に形成できる。
一方、ワイヤ28が引っ張られてアンカプレート34又はバックル38がウエビングベルト36に張力が付与した状態で、乗員の身体等にウエビングベルト36が大きな力で引っ張られると、アンカプレート34又はバックル38によりワイヤ28が引っ張られ、ピース30がシリンダ12の先端側へ移動する。このように移動するピース30はピストン14を押圧してピストン14をシリンダ12の先端側へ移動させる。
このように、ピストン14が移動すると、各クラッチ球24が慣性でピストン本体16の外周面(斜面)を移動する。これにより、ピストン本体16の外周部とシリンダ12の内周部とにクラッチ球24が挟まれる。この状態で尚もピストン14が移動すると、ピストン本体16の外周部とシリンダ12の内周部とに挟まれたクラッチ球24が押し潰されて変形し、これにより、ピストン本体16の外周部とクラッチ球24との間の摩擦、及び。シリンダ12の内周部とクラッチ球24との間の摩擦が増大する。これにより、シリンダ12の先端側へのピストン14の移動が規制され、ひいては、ウエビングベルト36を引っ張る乗員の身体の移動が規制される。
なお、本実施の形態においてパッキン収容部74は、ワイヤ通過部70の貫通方向に対して直交したベースカートリッジ40の正面側の外面でのみ開口した構成であったが、図4に示されるように、ワイヤ通過部70の貫通方向に対して直交したベースカートリッジ40の正面側の外面及び裏面側の外面の双方で開口する構成としてもよいし、また、図5及び図6に示されるように、ベースカートリッジ40の正面側の外面と下側の外面の双方で開口する構成としてもよい。
これらのような構成とした場合には、例えば、ベースカートリッジ40の正面側からパッキン80をパッキン収容部74に嵌め込んだり、押し込んだりするに際して、パッキン収容部74内の空気がベースカートリッジ40の裏面側や下面側におけるパッキン収容部74の開口から抜けるのでパッキン80をパッキン収容部74に嵌め込んだり、押し込んだりしやすい。特に、図5及び図6に示されるような構成では、ベースカートリッジ40の正面側の外面でのパッキン収容部74の開口と、下側の外面でのパッキン収容部74の開口とが繋がる。このため、図5及び図6に示されるような構成では、ベースカートリッジ40の正面側に対して下方に傾斜した向きからパッキン収容部74にパッキン80を装着できるようになるので、パッキン収容部74へのパッキン80の装着作業の作業性がよい。
また、本実施の形態では、基本的にパッキン80の全てがパッキン収容部74に収まる構成であった。しかしながら、例えば、パッキン収容部74へのパッキン80を収容した状態でベースカートリッジ40の正面側を向くパッキン80の端面に、ベースカートリッジ40の正面でのパッキン収容部74の開口形状よりも充分に大きなフランジ部102を形成して、パッキン収容部74にパッキン80を収容した状態でフランジ部102がベースカートリッジ40の正面側の外面に接する構成としてもよい。
このようにパッキン80にフランジ部102を形成した構成では、仮に、パッキン80の外周面とパッキン収容部74の内周面との間からガスが漏れ出ようとしても、フランジ部102によってガスの漏れが規制され、フランジ部102とベースカートリッジ40の正面側の外面との間を通過しないとガスは漏れ出ることができない。これにより、ガスはピストン14の押圧により一層効果的に寄与する。
本発明の一実施の形態に係るプリローダの構成を示す断面図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 本発明の一実施の形態に係るプリローダの要部の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るプリローダの変形例を示す図2に対応した断面図である。 本発明の一実施の形態に係るプリローダの他の変形例を示す要部を拡大した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るプリローダの変形例を示す図2に対応した断面図である。 本発明の一実施の形態に係るプリローダの更に他の変形例を示す要部を拡大した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るプリローダの更に変形例を示す図2に対応した断面図である。
符号の説明
10 プリローダ
12 シリンダ
14 ピストン
28 ワイヤ(引張手段)
34 アンカプレート(アンカ)
36 ウエビングベルト
38 バックル
40 ベースカートリッジ(プリローダ本体)
52 ガスジェネレータ(ガス発生手段)
62 ガス通過部
70 ワイヤ通過部(引張手段通過部)
74 パッキン収容部(封止手段収容部)
76 圧接壁(規制部)
80 パッキン(封止手段)

Claims (1)

  1. ピストンを内部で摺動可能に収容するシリンダと、
    シートベルト装置のウエビングベルトの長手方向先端部が係止されるアンカ又は前記ウエビングベルトの長手方向中間部に設けられたタングが装着されるバックルに一方の側の端部が係止されると共に、前記シリンダの一端側から他端側へ前記シリンダ内を摺動する前記ピストンにより他方の側の端部が引っ張られる引張手段と、
    一端が外面にて開口して内側を前記引張手段が通過する引張手段通過部が形成されると共に、前記シリンダの一端が装着されるプリローダ本体と、
    一端で前記シリンダの一端に繋がり中間部で前記引張手段通過部の他端が開口するように前記プリローダ本体に形成されたガス通過部の他端に装着され、作動することで発生したガスを前記ガス通過部へ送り込むガス発生手段と、
    記引張手段通過部の一端と他端との間を封止する封止手段と、
    前記引張手段通過部の中間で前記プリローダ本体に形成されて内側に前記封止手段が設けられて内側を前記引張手段が通過すると共に、内側における前記引張手段の通過方向に対して交差する向きの前記プリローダ本体の外面にて前記封止手段を収容可能な大きさで開口した封止手段収容部と、
    前記封止手段収容部に設けられて前記引張手段通過部の他端の側で前記封止手段と対向し、前記封止手段に干渉することで前記引張手段通過部の他端の側への前記封止手段の移動を規制する規制部と、
    を備えるプリローダ。
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