JP2017511431A5

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Publication number: JP2017511431A5
Application number: JP2016540680A
Authority: JP
Filing date: 2014-11-20
Publication date: 2017-12-21
Anticipated expiration: 2034-11-20

Claims

基材前処理剤物質であって、
ａ）０．１〜５０重量パーセントの、アゼチジニウム官能化ポリマー、
ｂ）０．１〜５０重量パーセントの、３，０００〜２００，０００ｇ／ｍｏｌの重量平均分子量の、二酸化硫黄およびアリルアミンおよび／またはジアリルアミンの少なくとも部分的に四級化されたコポリマーであって、アリルアミンが、モノ、ジおよびトリアルキル（Ｃ_１−Ｃ_６）置換アリルアミンを包含し、ジアリルアミンが、モノおよびジアルキル（Ｃ_１−Ｃ_６）置換ジアリルアミンを包含する、少なくとも部分的に四級化されたコポリマー
を含み、該重量パーセントは１００重量部の基材前処理剤に基づく、
基材前処理剤物質。
前記アゼチジニウム官能化ポリマーが、１ポリマー当たり平均で少なくとも５個のアゼチジニウム基を有し、５，０００〜５００，０００ｇ／ｍｏｌの数平均分子量であり、前記コポリマーが、１ポリマー当たり少なくも５個の四級化アミン基を有する、請求項１に記載の基材前処理剤物質。
０．２〜１５重量パーセントの有機酸をさらに含む、請求項１または２に記載の基材前処理剤物質。
前記表面張力調整剤が、存在し、Ｃ_１〜Ｃ_１０アルコールおよび５００ｇ／ｍｏｌ未満の分子量のアルキレンオキシドオリゴマーの両方を含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質。
表面活性剤をさらに含む、請求項１〜４のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質。
ペンダントアゼチジニウム基を有する前記ポリマーが、付与される前記基材前処理剤の重量に基づいて０．２〜１０重量％で存在する、請求項１〜５のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質。
二酸化硫黄およびアリルアミンおよび／またはジアリルアミンの前記コポリマーが、付与される前記基材前処理剤の重量に基づいて０．２〜１０重量％で存在する、請求項１〜６のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質。
ペンダントアゼチジニウム基を有する前記ポリマーが、付与される前記基材前処理剤の重量に基づいて１〜５重量％で存在する、請求項１〜７のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質。
二酸化硫黄およびアリルアミンおよび／またはジアリルアミンの前記コポリマーが、付与される前記基材前処理剤の重量に基づいて１〜５重量％で存在する、請求項１〜８のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質。
基材上の乾燥フィルム、表面処理剤または被覆剤としての、請求項１〜９のいずれか一項に記載の基材前処理剤物質であって、該基材がポリマーフィルムまたは織布もしくは不織布基材を含む、基材前処理剤物質。
テキスタイル布または衣類の形態の請求項１０に記載の基材上の乾燥フィルム、表面処理剤または被覆剤としての、基材前処理剤物質。
請求項１０または１１に記載の基材上の基材前処理剤であって、前記織布または不織布基材が、少なくとも２５ｗｔ．％綿である、基材前処理剤。
請求項１０または１１に記載の基材上の基材前処理剤であって、前記織布または不織布基材が、少なくとも２５ｗｔ．％ポリエステルである、基材前処理剤。
請求項１０または１１に記載の基材上の基材前処理被覆剤であって、該基材前処理被覆剤上の印刷画像をさらに含む、基材上の基材前処理被覆剤。
請求項１０に記載の基材上の基材前処理剤であって、該基材が高分子フィルムである、基材上の基材前処理剤。
テキスタイル基材を前処理し、該基材上に顔料含有デジタル付与インクで印刷する方法であって、
ａ）テキスタイル基材を準備する工程、
ｂ）請求項１に記載の基材前処理剤を付与する工程、
ｃ）該基材前処理剤上に、顔料含有インクでデジタル印刷する工程
を含む方法。
請求項１６に記載の、テキスタイル基材を前処理し、該基材上に顔料含有デジタル付与インクで印刷する方法であって、前記前処理剤の付与と、前記基材前処理剤上における顔料含有インクでのデジタル印刷との間に、乾燥工程をさらに含む方法。
請求項１６または１７に記載の、テキスタイル基材を前処理し、該基材上に顔料含有デジタル付与インクで印刷する方法であって、該基材への結合を達成するために、該基材および前処理剤を、１００℃〜１６０℃の温度で少なくとも１分間加熱する工程をさらに含む方法。
前記テキスタイル基材が、該テキスタイルの重量に基づいて少なくとも２５ｗｔ．％のポリエステル繊維を含む、請求項１６〜１８のいずれか一項に記載の方法。
前記テキスタイル基材が、該テキスタイルの重量に基づいて少なくとも２５ｗｔ．％の綿繊維を含む、請求項１６〜１８のいずれか一項に記載の方法。