JP2017506264A5

JP2017506264A5 -

Info

Publication number: JP2017506264A5
Application number: JP2016570201A
Authority: JP
Filing date: 2015-02-20
Publication date: 2018-01-18
Anticipated expiration: 2035-02-20

Description

以下の説明及び特許請求の範囲に、本発明のさらなる実施形態を示す。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
（項目１）
癌に罹患している患者に投与する方法であって、（ａ）ＩＬ−２Ｒβ活性化量の長時間作用型ＩＬ−２Ｒβ選択的作動薬；及び（ｂ）ＣＴＬＡ−４経路阻害量の抗ＣＴＬＡ−４抗体又はＰＤ−１経路阻害量の抗ＰＤ−１抗体のステップを含む方法。
（項目２）
前記患者がヒトである、項目１に記載の方法。
（項目３）
前記癌が固形癌である、項目１又は２に記載の方法。
（項目４）
前記固形癌が、乳癌、卵巣癌、結腸癌、結腸直腸癌、胃癌、悪性黒色腫、肝癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、甲状腺癌、腎癌、胆管癌、脳癌、子宮頸癌、上顎洞癌、膀胱癌、食道癌、ホジキン病及び副腎皮質癌からなる群から選択される、項目１又は２に記載の方法。
（項目５）
前記癌が結腸癌である、項目３に記載の方法。
（項目６）
前記癌が乳癌である、項目３に記載の方法。
（項目７）
ステップ（ａ）がステップ（ｂ）を行う前に行われる、項目１又は２に記載の方法。
（項目８）
（ａ）がステップ（ｂ）を行った後に行われる、項目１又は２に記載の方法。
（項目９）
ステップ（ａ）及び（ｂ）が同時に行われる、項目１又は２に記載の方法。

Claims

癌に罹患している患者における癌を治療するための組み合わせ物であって、（ａ）ＩＬ−２Ｒβ活性化量の長時間作用型ＩＬ−２Ｒβ選択的作動薬；及び（ｂ）ＣＴＬＡ−４経路阻害量の抗ＣＴＬＡ−４抗体又はＰＤ−１経路阻害量の抗ＰＤ−１抗体を含む、組み合わせ物。
癌に罹患している患者における癌を治療するための組成物であって、前記組成物は、（ａ）ＩＬ−２Ｒβ活性化量の長時間作用型ＩＬ−２Ｒβ選択的作動薬を含み、（ｂ）ＣＴＬＡ−４経路阻害量の抗ＣＴＬＡ−４抗体又はＰＤ−１経路阻害量の抗ＰＤ−１抗体と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
癌に罹患している患者における癌を治療するための組成物であって、前記組成物は、（ｂ）ＣＴＬＡ−４経路阻害量の抗ＣＴＬＡ−４抗体又はＰＤ−１経路阻害量の抗ＰＤ−１抗体を含み、（ａ）ＩＬ−２Ｒβ活性化量の長時間作用型ＩＬ−２Ｒβ選択的作動薬と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
前記患者がヒトである、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組み合わせ物または組成物。
前記癌が固形癌である、請求項１〜４のいずれか１項に記載の組み合わせ物または組成物。
前記固形癌が、乳癌、卵巣癌、結腸癌、結腸直腸癌、胃癌、悪性黒色腫、肝癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、甲状腺癌、腎癌、胆管癌、脳癌、子宮頸癌、上顎洞癌、膀胱癌、食道癌、ホジキン病及び副腎皮質癌からなる群から選択される、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組み合わせ物または組成物。
前記癌が結腸癌である、請求項５に記載の組み合わせ物または組成物。
前記癌が乳癌である、請求項５に記載の組み合わせ物または組成物。
（ａ）が（ｂ）の前に投与されることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組み合わせ物または組成物。
（ａ）が（ｂ）の後に投与されることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組み合わせ物または組成物。
（ａ）及び（ｂ）が同時に投与されることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組み合わせ物または組成物。