JP2017220245A - 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに表示する動画を適切に再生可能な画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置100は、予め定められた一連の操作をユーザが画像形成装置100に対して行う場合に、予め定められた一連の操作に対応する動画の組み合わせと、表示デバイス115で再生させる順番とを取得する。そして、取得された順番に従って、組み合わせに示される動画をストレージ111から取得して再生するように表示デバイス115を制御する。【選択図】図7

Description

本発明は、画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来から、ジャム解除やトナーカートリッジの交換、ホチキス針の補給などのメンテナンスの方法を、動画により提示する画像形成装置が提案されている。これらは、動画の表現性の高さや豊富な情報量により、ユーザが、より円滑にメンテナンスを実施できるようにすることを目的としている。
画像形成装置は、HDDなどの大容量の記憶装置を備えており、メンテナンス方法の内容に応じた複数動画は、製品の一部として、こうした記憶装置に記憶されている。
このように、画像形成装置の記憶装置に動画を記憶する形態の他に、サーバなどの別体機器に動画を記憶しておく形態も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この形態では、画像形成装置でメンテナンスが必要な状況になった場合に、ネットワークを介してサーバより動画をダウンロードして表示することとなる。
こうした画像形成装置のメンテナンス方法を示す動画は、その内容ごとに1本の動画として準備されていた。
例えば、ジャムを解除する動画では、まず画像形成装置のジャム箇所にアクセスするために画像形成装置の筺体に設けられたドアを開く操作、次いでジャム紙を除去し、その後ドアを閉じるという内容が示されている。
また、ジャムを解除する場合の他に、トナー交換処理においても、ドアを開く手順が必要となる。
特開2008−282217号公報
しかしながら、ユーザがドアを開けていないにも関わらず、トナー容器交換やジャム解除処理の動画を再生してしまった場合、ユーザが行うべき手順と再生している動画の手順にずれが生じることとなる。
また、ジャムの解除ではジャム紙を取り除くための順序が定められている場合があるが、この順序を考慮せず単純に動画を再生し、ユーザが動画の手順に従ってしまうと、用紙が損傷することもある。
一方、現在操作可能な動画のみを再生した場合、手順のずれや用紙の損傷などは解消されるが、メンテナンスの全体像が見えず、ユーザは不安感を覚えることになる。
本発明の目的は、ユーザに表示する動画を適切に再生可能な画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の画像処理装置は、ユーザが前記画像処理装置に対して行うべき複数の作業のそれぞれを示す複数の動画ファイルを記憶する記憶手段と、メンテナンスイベントを検出する検出手段と、前記検出手段により検出したメンテナンスイベントに対応する複数の作業のそれぞれを示す複数の動画ファイルを前記記憶手段に記憶されている複数の動画ファイルの中から取得する取得手段と、前記取得手段により取得した複数の動画ファイルを再生する際に、取得した複数の動画ファイル全体の長さを示す再生バーを表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに表示する動画を適切に再生可能な画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1における画像形成装置の外観を示す図である。 図1における画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 図1におけるストレージに記憶された動画リストテーブル、及び動画テーブルを示す図である。 図1における表示デバイスに表示される画面例を示す図である。 図5における動画表示領域に表示される動画例の1つのシーンを示す図である。 図1におけるCPUにより実行される手順表示処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す図である。
図1において、画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM104、プリンタ制御部105、画像読取制御部107、ストレージ制御部110、入力制御部112、及び表示制御部114を備え、これらはバス103で接続される。
また、画像形成装置100は、ストレージ111、プリンタデバイス106、スキャナデバイス108、原稿搬送デバイス109、入力デバイス113、及び表示デバイス115を備えている。
CPU101は、画像形成装置100全体を制御する。CPU101はROM102に記憶されているブートプログラムにより、OS(オペレーティングシステム)を起動する。そして、CPU101は、このOSの上でストレージ111に記憶されているプログラムを実行する。
RAM104は、CPU101の主メモリやワークエリア等の一時記憶領域として使用される。プログラムをCPU101が実行する際には、プログラムをストレージ111から読みだしてRAM104に記憶する。
プリンタ制御部105は、プリンタデバイス106を制御して画像を紙などの用紙に印
刷させる。プリンタデバイス106は画像を用紙に印刷する。
画像読取制御部107は、スキャナデバイス108を制御して画像データを生成する。また、画像読取制御部107は、ADF(オートドキュメントフィーダ)である原稿搬送デバイス109を制御し、原稿搬送デバイス109の原稿台に載置された原稿を1枚ずつスキャナデバイス108に搬送し画像データを生成する。
スキャナデバイス108はCCDなどの光学読取装置を用いて原稿の走査を行い、原稿の画像情報を電気信号データに変換する。
ストレージ111は、HDDなどの読み書き可能な不揮発性記憶装置である。このストレージ111は、画像形成装置100全体を制御するためのコントローラプログラム、後述する手順表示処理を実行するためのプログラム、各種アプリケーションプログラム、及びメンテナンス手順を示す動画など様々なデータが記憶されている。そして、それらの各プログラムはCPU101により実行される。ストレージ制御部110はストレージ111を制御する。
入力制御部112は、タッチパネルやハードキーなどの入力デバイス113からユーザの操作指示を受け付ける。表示制御部114はLCDやCRTなどの表示部である表示デバイス115を制御して、操作画面や動画をユーザに対して表示させる。
図2は、図1における画像形成装置100の外観を示す図である。
図2において、画像形成装置100に設けられた右カバー201及びトナーカバー202が示されている。
右カバー201は、ジャム紙を除去するために、用紙の搬送路を露出させるためのものである。トナーカバー202は、トナーを交換する際に、トナー容器装着箇所を露出させるためのものである。
上述した右カバー201及びトナーカバー202の開閉状態を検知するセンサを画像形成装置100は備えている。
図3は、図1における画像形成装置100の内部構造を示す断面図である。
図3における内部構造は例えばCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のフルカラーの画像形成装置での一例を示している。
感光ドラム301は、1次帯電気302により特定の極性電位に帯電処理され、図示しない露光手段によって矢印303に示される位置がCPU101からの指示に従って露光される。このようにして例えばKに対応した静電潜像が形成される。
ロータリー現像機304は、トナーカートリッジと一体となった4つの現像機を具備する。静電潜像が形成されたあと、ロータリー現像機304の現像機の中のひとつにより、感光ドラム301にKに対応する画像が現像される。
中間転写ベルト305は矢印306が示す方向に駆動され、感光ドラムに現像されたKに対応する画像が感光ドラム301と中間転写ベルト305の接合部分を通る過程で1次転写ローラー307により形成された電界によって中間転写ベルト305に転写される。
中間転写ベルト305に転写を終えた感光ドラム301の表面はクリーニング装置308によって清掃される。この処理を順次繰り返し、4色の画像を中間転写ベルトに重ね合わせて、カラー画像が形成される。単色の画像を形成する場合は一度だけ転写処理が行われる。
中間転写ベルト305に転写された画像は2次転写ローラー309でカセット310より給紙された用紙に印刷される。画像が印刷された用紙は定着機311で加熱され定着される。
定着後、用紙はローラ312によって、排紙口313まで搬送されることで排出される。両面印刷を行う場合は、反転パス314を通過して用紙を循環させ、印刷処理を繰り返す。
排紙部センサ315および両面部センサ316は、印刷用紙の滞留有無を検知するものである。これらのセンサによりジャムの発生を検知する。これらのセンサは、メカ・フラグを用いたものでもよいし、光学的な素子を用いたものでもよい。
図4は、図1におけるストレージ111に記憶された動画リストテーブル400、及び動画テーブル410を示す図である。
図4(A)は、動画リストテーブル400を示す図である。動画リストテーブル400は、メンテナンスIDと動画リストとを対応付けるテーブルである。動画リストテーブル400に示されるように、予め定められた一連の操作をユーザが画像形成装置100に対して行う場合に、予め定められた一連の操作に対応する動画の組み合わせと、表示デバイス115で再生させる順番とが示されている。予め定められた一連の動作は、例えば右カバー201を開き、用紙を取り除き、右カバー201を閉めるという動作であり、メンテナンスIDごとに定められている。また、動画の組み合わせとは、例えばメンテナンスIDが1の場合は、それに対応する動画リストに示されるA1,A2,A4である。また、順番は、記載されている順番となる。
メンテナンスIDは、画像形成装置100における各メンテナンスを必要とする状態を識別するためのIDである。具体的には、以下の通りである。
メンテナンスIDが1の状態は、搬送部ジャムが発生したことを検知した状態であり、これは排紙部センサ315により検知される。
メンテナンスIDが2の状態は、両面部ジャムが発生したことを検知した状態であり、これは両面部センサ316により検知される。
メンテナンスIDが3の状態は、マゼンタトナーカートリッジ交換が必要となった状態であり、これはプリンタデバイス106により検知される。
メンテナンスIDが4の状態は、シアントナーカートリッジ交換が必要となった状態であり、これはプリンタデバイス106により検知される。
メンテナンスIDが5の状態は、イエロートナーカートリッジ交換が必要となった状態であり、これはプリンタデバイス106により検知される。
メンテナンスIDが6の状態は、ブラックトナーカートリッジ交換が必要となった状態であり、これはプリンタデバイス106により検知される。
次に動画リストについて説明する。動画リストは、メンテナンスIDに対応するメンテナンスが必要となったときに表示するための動画を示している。
例えばメンテナンスIDが1のときに対応する動画リストは、A1,A2,A4となっている。これは、A1,A2,A4の順に動画を再生することを示している。
図4(B)は、動画テーブル410を示す図である。動画テーブル410は、動画IDと、動画ファイルと、再生時間と、終了判定条件とを対応付けるテーブルである。
動画IDは、動画を識別するためのIDであり、上述した動画リストテーブル400における動画リストでも用いられる。また、動画ファイルは、再生する動画ファイル名とストレージ111における動画ファイルの位置とを示している。
さらに、再生時間は、その動画を再生してから終了するまでの再生時間を示している。また、終了判定条件は、動画の再生を終了するための条件を示している。例えば、A1,A2の順に動画を再生する場合に、右カバーがオープン済にならない限り、A1の動画の再生を終了させて、A2の動画を再生することができない。
各動画ファイルに示される操作は、以下の通りである。
動画IDがA1の動画に示される操作は、右カバー201を開ける操作である。動画IDがA2の動画に示される操作は、排紙部センサ315付近のジャム紙を除去する操作である。動画IDがA3の動画に示される操作は、両面部センサ316付近のジャム紙を除去する操作である。動画IDがA4の動画に示される操作は、右カバー201を閉める操作である。
動画IDがB1の動画に示される操作は、トナーカバー202を開ける操作である。動画IDがB2の動画に示される操作は、空のマゼンタトナーカートリッジを取り出す操作である。動画IDがB3の動画に示される操作は、新しいマゼンタトナーカートリッジを準備する操作である。
動画IDがB4の動画に示される操作は、新しいマゼンタトナーカートリッジを装着する操作である。動画IDがB5の動画に示される操作は、空のシアントナーカートリッジを取り出す操作である。動画IDがB6の動画に示される操作は、新しいシアントナーカートリッジを準備する操作である。
動画IDがB7の動画に示される操作は、新しいシアントナーカートリッジを装着する操作である。動画IDがB8の動画に示される操作は、空のイエロートナーカートリッジを取り出す操作である。動画IDがB9の動画に示される操作は、新しいイエロートナーカートリッジを準備する操作である。
動画IDがB10の動画に示される操作は、新しいイエロートナーカートリッジを装着する操作である。動画IDがB11の動画に示される操作は、空のブラックトナーカートリッジを取り出す操作である。
動画IDがB12の動画に示される操作は、新しいブラックトナーカートリッジを準備する操作である。動画IDがB13の動画に示される操作は、新しいブラックトナーカートリッジを装着する操作である。動画IDがB14の動画に示される操作は、トナーカバー202を閉める操作である。
このように、動画は、ユーザが画像形成装置100に対して行う種々の操作ごとに設けられている。また、動画のうちの特定の動画である条件付き動画(図4では、A1,B1)の再生中に予め定められた条件が成立しない場合には、順番に示される条件付き動画の次に再生される動画を再生がされないこととなる。
そして、ストレージ111は、ユーザが画像形成装置100に対して行う種々の操作ごとに設けられた動画であり、ユーザの操作時に表示デバイス115で再生するための動画が記憶された記憶部に対応する。
図5は、図1における表示デバイス115に表示される画面例を示す図である。
図5における画面500は、CPU101がストレージ111に記憶されているコントローラプログラムを実行することで表示データを生成し、表示制御部114を介して表示デバイス115に表示させる。
画面500には、動画表示領域501、再生ボタン502、再生時間表示ラベル504、全体表示505、移動可能範囲表示506、つまみ507、及び一時停止ボタン503が示されている。
動画表示領域501は、メンテナンス手順を提示するための動画を表示する領域である。メンテナンス手順に応じた動画が再生される。
再生ボタン502は、停止中の動画の再生を指示するためのボタンである。再生ボタン502を押下することにより動画の再生が開始される。動画の再生が開始されると再生ボタン502は非表示とされ、代わって画面500の同表示位置に一時停止ボタン503が表示される。
一時停止ボタン503を押下すると、動画の再生が一時的に停止される。動画の再生が一時停止されると、一時停止ボタン503に代わり、再生ボタン502が表示される。
再生時間表示ラベル504は、再生する動画の再生時間と、再生時間における現在の再生時間を示している。ここでの再生時間は、再生する動画が複数の場合には、各々の再生時間の総和となる。
全体表示505は、再生時間を模式的に示している。つまみ507は、ユーザにより、再生中の時点とは異なる時点からの動画を再生するための指示を受け付ける受付手段に対応する。具体的には、つまみ507は、現在の再生位置を示すとともに再生位置の移動を指示するためのスライダである。
移動可能範囲表示506は、つまみ507を移動可能な範囲を示し、その範囲は移動可能範囲表示506の左端から右端までの範囲である。
これは、複数の動画を再生する場合に、終了判定条件がある動画を再生しているときは、その条件が成立しない限り次の動画を再生できないため、つまみ507を次の動画の範囲に移動することができないためである。このように、つまみ507は、条件付き動画における予め定められた条件が成立していない場合には、条件付き動画の後に再生される動画に含まれる時点からの再生指示は受け付けない。
実際の表示例について、メンテナンスIDが1の場合を例にして説明する。メンテナン
スIDが1の場合には、動画リストテーブル400によれば、動画IDがA1、A2、A4の動画が再生される。
これら各動画の再生時間は、動画テーブル410によればそれぞれ30秒(00:30)、1分(01:00)、20秒(00:20)である。
従って、メンテナンスIDが1の場合の再生時間は、再生する動画の再生時間の総和であるため、1分50秒となる。
例えば、現在、1番目に再生する動画IDがA1の動画の先頭から20秒経過したフレームを表示しているとする。この場合には、そのまま20秒が再生位置時間となる。
または、現在、2番目に再生する動画IDがA2の動画の先頭から10秒が経過したフレームを表示しているとする。この場合には、動画IDがA1の動画の再生を終えているので、A1の再生時間30秒と、A2の再生済みの時間10秒を加算して40秒のところにつまみ507が位置することとなる。
再生時間表示ラベル504は、このようにして計算した再生済みの時間と、メンテナンスIDが1の場合の再生時間とを、この順番で、スラッシュで連結した文字列として表示する。従って、上述した例の場合「00:40/01:50」が表示される。
図6は、図5における動画表示領域501に表示される動画例の1つのシーンを示す図である。
図6(A)は、メンテナンスIDが1の場合で動画IDがA1の動画で表示される1つのシーンを示している。メンテナンスIDが1の場合は搬送部ジャムが発生した状態であるが、動画IDがA1の動画では、右カバー201を開ける操作が動画表示領域501に表示される。
図6(B)は、メンテナンスIDが1の場合で動画IDがA2の動画で表示される1つのシーンを示している。動画IDがA2の動画では、排紙部センサ315付近のジャム紙を除去する操作が表示される。
図6(C)は、メンテナンスIDが1の場合で動画IDがA4の動画で表示される1つのシーンを示している。動画IDがA4の動画では、右カバー201を閉める操作が表示される。
図6(D)は、メンテナンスIDが2の場合で動画IDがA3の動画で表示される1つのシーンを示している。メンテナンスIDが2の場合は両面部ジャムが発生した状態であるが、動画IDがA3の動画では、両面部センサ316付近のジャム紙を除去する操作が表示される。
図7は、図1におけるCPU101により実行される手順表示処理の手順を示すフローチャートである。
図7における手順表示処理は、上述した右カバー201及びトナーカバー202の開閉状態を検知するセンサ、排紙部センサ315、及び両面部センサ316が示す値の変化をプリンタ制御部105が検知することにより開始される。
まず、現在の画像形成装置100の状態に対応するメンテナンスIDを特定する(ステ
ップS601)。例えば、排紙部センサ315が示す値が、用紙の滞留を示すものであるならば、CPU101は、メンテナンスIDを排紙部ジャムに対応する1と特定する。
次いで、特定したメンテナンスIDから、動画リストテーブル400、及び動画テーブル410から、動画の組み合わせと、表示デバイス115で再生させる順番とを取得し、再生する動画リストに示される動画の数Nを取得する(ステップS602)。このステップS602は、取得手段に対応する。
また、動画リストに示される動画の各々の再生時間の和を求めることで、再生時間を算出する(ステップS603)。
そして、再生した動画の数をカウントするためのカウンタnを1で初期化する(ステップS604)。
次いで、動画テーブル410から現在再生対象のn番目の動画に終了判定条件が指定されているか否か判別する(ステップS605)。
ステップS605の判別の結果、n番目の動画に終了判定条件が指定されていないときは(ステップS605でNO)、ステップS607に進む。
一方、ステップS605の判別の結果、n番目の動画に終了判定条件が指定されているときは(ステップS605でYES)、移動可能範囲表示506をn番目までの動画の再生時間の総和となる位置まで変更する(ステップS606)。
そして、n番目の動画IDに該当する動画のファイルを、ストレージ111から読み出してRAM104に記憶し、再生する(ステップS607)。n番目の動画の再生が終了すると(ステップS609)、n番目の動画に終了判定条件が指定されているか否か判別する(ステップS609)。
ステップS609の判別の結果、終了判定条件が指定されていないときは(ステップS609でNO)、ステップS611に進む。
一方、ステップS609の判別の結果、終了判定条件が指定されているときは(ステップS609でYES)、終了判定条件が成立しているか否か判別する(ステップS610)。例えば、動画IDがA1の場合は右カバー201が開いているかを確認する。
ステップS610の判別の結果、終了判定条件が成立しないときは(ステップS610でNO)、n番目の動画の最初または最後のフレームを表示し(ステップS613)、ステップS610に戻る。
なお、終了判定条件が成立していないと判別されたとき、最初または最後のフレームを表示するのではなく、最初または最後のフレーム以外のフレームを表示しても良い。例えば、動画テーブル410にデータ項目を追加し、動画ID毎に表示するフレームの位置などを記憶しておくことでCPU101が表示するフレームを特定することが可能となる。このように、画像形成装置100は、条件付き動画の再生中に予め定められた条件が成立しない場合には、当該条件付き動画に含まれる1つのフレームを表示する。
また、終了判定条件が成立していないと判別されたとき、条件付き動画に含まれる1つのフレームを表示して停止するのではなく、条件付き動画を改めて再生するようにしてもよい。この場合、終了判定条件が成立するまで、条件付き動画が繰り返し再生されること
となる。
一方、ステップS610の判別の結果、終了判定条件が成立しているときは(ステップS610でYES)、再生する動画リストに示される動画の数Nとカウンタnとが等しいか否か判別する(ステップS611)。
ステップS611の判別の結果、数Nとカウンタnとが等しくないときは(ステップS611でNO)、カウンタnを1だけ増分して(ステップS612)、ステップS605に戻る。上記ステップS604〜ステップS612は、順番に従って、組み合わせに示される動画をストレージ111から取得して再生するように表示デバイス115を制御する表示制御手段に対応する。
一方、ステップS611の判別の結果、数Nとカウンタnとが等しいときは(ステップS611でYES)、本処理を終了する。このとき、メンテナンスが必要な状態が解消されていないか、新たにメンテナンスが必要な状態になっているときは、再度メンテナンスIDを取得し、図7のフローチャートの手順を繰り返す。
図7の手順表示処理によれば、まず予め定められた一連の操作をユーザが画像形成装置100に対して行う場合に、予め定められた一連の操作に対応する動画の組み合わせと、表示デバイス115で再生させる順番とを取得する。そして、取得された順番に従って、組み合わせに示される動画をストレージ111から取得して再生するように表示デバイス115を制御するので、ユーザに表示する動画を適切に再生可能な画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することができる。
ここで、上記ステップS602の詳細について説明する。ステップS602では、CPU101は、動画リストテーブル400から、メンテナンスIDの値がステップS601で取得したメンテナンスIDに合致する行を検索する。
合致する行が検索されると、その行での動画リストを取得する。動画リストは、動画IDをカンマで連結した文字列であるので、カンマを区切り文字として当該文字列を分解し、ひとつ以上の動画IDを取得する。
例えば、メンテナンスIDが1の場合、動画IDリストにはA1、A2、A4が示されているので、再生する動画リストに示される動画の数Nは3となる。CPU101は、動画IDを動画リストに示されている順番に、例えば配列情報として、RAM104に一時的に記憶しておく。
次に、上記ステップS603の詳細について説明する。CPU101は、再生する動画IDに合致する動画IDを、動画テーブル410での動画IDで検索する。合致した動画テーブル410での動画IDに対応する再生時間から総和を求め、それを再生時間とし、再生時間表示ラベル504を表示する。なお、初期状態では移動可能範囲表示506は全体表示505と同じ範囲を示す。
以上説明した実施の形態において、動画の形式やコーデックについては、特に制限するものではなく、様々な形態を取り得ることができる。
以上により、解除にかかる全体の長さを伝えるとともに、ユーザが行うべき手順と動画の再生で同期をとる必要がある場合において、動画再生の進行を制限することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 画像形成装置
101 CPU
111 ストレージ

Claims (17)

  1. 画像処理装置であって、
    ユーザが前記画像処理装置に対して行うべき複数の作業のそれぞれを示す複数の動画ファイルを記憶する記憶手段と、
    メンテナンスイベントを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出したメンテナンスイベントに対応する複数の作業のそれぞれを示す複数の動画ファイルを前記記憶手段に記憶されている複数の動画ファイルの中から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した複数の動画ファイルを再生する際に、取得した複数の動画ファイル全体の長さを示す再生バーを表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記取得した複数の動画ファイルにおける現在の再生位置を示すスライダを表示し、前記ユーザによる前記スライダの操作に従って、前記取得手段により取得した複数の動画ファイルにおける一つの動画ファイルから他の動画ファイルへ再生位置を移動させることが可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記取得手段により取得した複数の動画ファイルの総再生時間を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段により取得した複数の動画ファイルそれぞれの再生時間に基づいて、当該複数の動画ファイルの総再生時間を算出する算出手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記算出手段により算出した総再生時間を表示することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記記憶手段は、複数の動画ファイルのそれぞれの再生時間を示す再生時間情報を記憶しており、
    前記算出手段は、前記記憶手段により記憶されている再生時間情報に基づいて、前記取得手段により取得した複数の動画ファイルの総再生時間を算出することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記総再生時間と共に、現在の再生時間を表示することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 第1のメンテナンスイベントを検出した際に取得されて再生される複数の動画ファイルの少なくとも一つは、前記第1のメンテナンスイベントとは異なる第2のメンテナンスイベントを検出した際に取得されて再生される複数の動画ファイルの一つとして使用されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記記憶手段は、メンテナンスイベントを識別するためのメンテナンス識別情報に対応付けて、再生すべき動画ファイルの組み合わせを示す情報を記憶しており、
    前記取得手段は、前記検出手段により検出したメンテナンスイベントを識別するためのメンテナンス識別情報に対応付けて記憶されている動画ファイルの組み合わせを示す情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている複数の動画ファイルの中から再生すべき複数の動画を取得することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記記憶手段は、再生すべき動画ファイルの組み合わせを示す情報と共に、各動画ファイルの再生順を、前記メンテナンス識別情報と対応付けて記憶しており、
    前記記憶手段に記憶された前記再生順に従って、前記取得手段により取得した複数の動画ファイルが順に再生されることを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記検出手段は、メンテナンスイベントとして、所定のトナー容器の交換が必要になったことを検出可能であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記取得手段は、前記検出手段により所定のトナー容器の交換が必要になったことを検出するのに従って、少なくとも、前記所定のトナー容器の装着箇所を露出させるためのトナーカバーを開く作業を示す動画ファイルと、前記所定のトナー容器を交換する作業を示す動画ファイルと、前記トナーカバーを閉じる作業を示す動画ファイルと、を取得することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記検出手段は、メンテナンスイベントとして、所定の用紙ジャムの発生を検出可能であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記取得手段は、前記検出手段により所定の用紙ジャムの発生を検出するのに従って、少なくとも、ジャムの発生箇所に対応するカバーを開く作業を示す動画ファイルと、ジャム紙を除去する作業を示す動画ファイルと、前記カバーを閉じる作業を示す動画ファイルと、を取得することを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 原稿上の画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段を有することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 画像データに基づいて印刷を行う印刷手段を有することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. ユーザが画像処理装置に対して行うべき複数の作業のそれぞれを示す複数の動画ファイルを記憶する記憶手段を有する画像処理装置の制御方法であって、
    メンテナンスイベントを検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出されたメンテナンスイベントに対応する複数の作業のそれぞれを示す複数の動画ファイルを前記記憶手段に記憶されている複数の動画ファイルの中から取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得した複数の動画ファイルを再生する際に、取得した複数の動画ファイル全体の長さを示す再生バーを表示する表示制御工程と、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1から15のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。

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