JP2020080545A - 画像形成装置およびその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの再生操作の手間を増やさずに、装置に発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す動画をユーザに提示することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】CPU101は、複数の動画を組み合わせて、画像形成装置100において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する。CPU101はまた、動画毎に設定された停止位置情報に基づいて、一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止する停止位置を決定する。CPU101はさらに、決定した停止位置に応じて一連の動画の再生中に動画の再生を停止させる。【選択図】図1

Description

本発明は、装置のメンテナンス手順の表示技術に関する。
従来から、紙詰まりなどの際のジャム紙解除やトナーカートリッジの交換、ホチキス針の補給などのメンテナンスの手順を動画により提示する画像形成装置が提案されている(特許文献1)。これは、動画の表現性の高さや豊富な情報量により、ユーザが、より円滑にメンテナンスを実施できるようにすることを目的としている。
こうした画像形成装置のメンテナンス手順を示す動画は、その内容ごとに一本の動画として準備されていた。
例えば、ジャム紙解除の場合、まず画像形成装置のジャム箇所にアクセスするために画像形成装置の筺体に設けられたドアを開く操作、次いでジャム紙を除去する操作、その後ドアを閉じる操作、という一連の操作手順が一本の動画として準備されていた。
特開2008−282217号公報
ユーザがメンテナンス手順を示す動画に従って画像形成装置に対する操作(メンテナンス操作)を行う際、ユーザは動画から一旦目を離して操作することが多い。例えば、搬送部に滞留したジャム紙を除去する操作を行う場合、動画を見ながら操作を行うことは難しい。そのため、例えばジャム紙除去を行う場合、ユーザは動画が再生されている状態でジャム紙除去の操作を行うことになる。
この場合、ユーザがジャム紙除去に手間取った場合であってもユーザの意図とは関係なく動画再生が進んでしまうため、ユーザが行うべきメンテナンス手順と再生されている動画の内容とにずれが発生してしまう。また、ユーザがもう一度手順を確認しようとしても、動画をどこまで戻して再生すべきか分かりにくいという問題がある。その点、例えばメンテナンス手順ごとに動画を自動停止(一時停止)させることが考えられる。
しかしながら、画像形成装置の状態によっては、複数のメンテナンス手順をユーザに提示する必要がある場合がある。その場合、同じように全ての手順ごとに動画を自動停止させてしまうと、ユーザの再生操作の手間が増大してしまう、という課題が残る。
本発明は、ユーザの再生操作の手間を増やさずに、装置に発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す動画をユーザに提示することができる画像形成装置を提供することを、主たる目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数の動画を組み合わせて前記画像形成装置において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する再生手段と、前記動画毎に設定された停止位置情報に基づいて、前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止する停止位置を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した停止位置に応じて前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止させる停止手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの再生操作の手間を増やさずに、装置に発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す動画をユーザに提示することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示すブロック図。 画像形成装置の外観の一例を示す外観図。 画像形成装置の内部構造の概要を説明するための概略縦断面図。 (a)、(b)は、メンテナンス事象と動画の関係を定義したデータ構成を説明するための図。 (a)〜(c)は、表示画面上に表示される画面の一例を示す図。 (a)〜(c)は、図5とは異なる、表示画面上に表示される画面の一例を示す図。 (a)〜(g)は、図5、6とは異なる、表示画面上に表示される画面の一例を示す図。 画像形成装置によるメンテナンス操作の手順表示に係る処理手順の一例を示すフローチャート。 メンテナンス手順を示す動画が再生停止状態のときに、再生ボタン、再生マーク又はリプレイマークがユーザにより押下された場合の処理手順の一例を示すフローチャート。 メンテナンス手順を示す動画を再生停止する際の処理手順の一例を示すフローチャート。 第2実施形態に係るストレージに格納された動画リストテーブルの一例を示す図。 動画の末尾で再生が停止されている状態でリプレイマークが押下されたときの画像形成装置の処理手順の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の概略構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)104、プリンタ制御部105、画像読取制御部107、ストレージ制御部110を有する。また、入力制御部112、及び表示制御部114を有し、これらはバス103を介して接続される。
画像形成装置100は、また、ストレージ111、プリンタデバイス106、スキャナデバイス108、原稿搬送デバイス109、入力デバイス113、表示デバイス115を有する。
CPU101は、画像形成装置100が有する各構成機器を制御する。CPU101は、ROM102に格納されているブートプログラムを実行してOS(オペレーティングシステム)を起動する。CPU101は、また、ストレージ111に記憶されている各種プログラムを実行する。
RAM104は、CPU101の主メモリやワークエリア等の一時記憶領域として使用される。プログラムをCPU101が実行する際には、当該プログラムをストレージ111から読み出してRAM104に記憶する。
プリンタ制御部105は、プリンタデバイス106を制御して画像データを記録媒体(シート)、例えば紙などの用紙への印刷を制御する。プリンタデバイス106は、画像データを用紙上に印刷する。
画像読取制御部107は、スキャナデバイス108を制御して画像データを生成する。また、ADF(オートドキュメントフィーダ)などの原稿搬送デバイス109を制御し、原稿搬送デバイス109の原稿台に載置された原稿を1枚ずつスキャナデバイス108に搬送し画像データを生成させる。スキャナデバイス108はCCDなどの光学読取装置を用いて原稿の走査を行い、原稿の画像情報を電気信号データに変換する。
ストレージ111は、HDD(ハードディスクドライブ)などの各種データを読み書き可能な不揮発性記憶装置である。このストレージ111には、画像形成装置100全体を制御するためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、及び、メンテナンス手順を示す動画など様々なデータが格納される。ストレージ制御部110は、ストレージ111を制御する。
入力制御部112は、タッチパネルやハードキーなどの入力デバイス113からユーザの操作指示を受け付ける。表示制御部114はLCD、CRTなどの表示部として機能する表示デバイス115を制御して、表示画面上に操作画面や動画を表示させる。
図2は、画像形成装置100の外観の一例を示す外観図である。
画像形成装置100は、図2に示すような右カバー201及びトナーカバー202を有する。右カバー201は、例えばジャム紙を除去する際に印刷用紙の搬送路を露出させるために開かれるカバーである。トナーカバー202は、トナーを交換する際にトナー容器装着箇所を露出させるために開かれるカバーである。なお、画像形成装置100は、上述した右カバー201及びトナーカバー202が開状態であるか、あるいは閉状態であるかを検知するセンサ(不図示)を有する。
図3は、画像形成装置100の内部構造の概要を説明するための概略縦断面図である。
画像形成装置100は、例えばCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のフルカラーの画像形成装置として構成される。
感光ドラム301は、一次帯電器302により特定の極性電位に帯電処理され、図示しない露光手段によって矢印303に示される位置がCPU101からの指示に従って露光される。このようにして例えばK(ブラック)色に対応した静電潜像が形成される。
ロータリー現像機304は、トナーカートリッジと一体となった4つの現像機を具備する。静電潜像が形成されたあと、ロータリー現像機304の現像機の中のひとつにより、感光ドラム301にK(ブラック)色に対応する画像が現像される。
中間転写ベルト305は矢印306が示す方向に駆動され、感光ドラムに現像されたKに対応する画像が、感光ドラムと中間転写ベルトの接合部分を通る過程で、一次転写ローラー307により形成された電界によって中間転写ベルトに転写される。
中間転写ベルトに転写を終えた感光ドラム301の表面はクリーニング装置308によって清掃される。この処理を順次繰り返し、4色(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)の画像を中間転写ベルトに重ね合わせて、カラー画像が形成される。単色の画像を形成する場合は一度だけ転写処理が行われる。
中間転写ベルト305に転写された画像は二次転写ローラー309部分でカセット310より給紙された用紙に印刷される。画像が印刷された用紙は定着機311で加熱され定着される。定着後、用紙はローラー312によって、排紙口313まで搬送され機外に排出される。両面印刷を行う場合は、反転パス314を通過して用紙を循環させ、印刷処理を繰り返す。
排紙部センサ315および両面部センサ316は、印刷用紙の滞留有無を検知するものである。これらのセンサによりジャムの発生を検知する。これらのセンサは、メカ・フラグを用いたものでもよいし、光学的な素子を用いたものでもよい。
図4は、メンテナンス事象と動画の関係を定義したデータ構成を説明するための図である。具体的には、ストレージ111に格納された動画リスト表(テーブル)400、及び、動画テーブル410である。
図4(a)は、動画リストテーブル400の一例を示す図である。動画リストテーブル400は、メンテナンス事象(ジャム、トナー切れ等)、当該メンテナンス事象の発生を検知した際に再生すべき動画との関連を定義する表である。動画リストテーブル400では、メンテナンスID401、動画リスト402、停止位置フラグ403それぞれを対応付けている。
メンテナンスIDは、画像形成装置100において発生したメンテナンス事象を識別するための識別情報である。図4(a)にはメンテナンスIDの一部を示している。例えば、メンテナンスID401の項目001は搬送部ジャムを表しており、搬送部ジャムの発生の有無は排紙部センサ315により検知される。また、項目002は、両面部ジャムを表しており、両面部ジャムの発生の有無は両面部センサ316により検知される。また、項目003は搬送部ジャム及び両面部ジャムを表しており、これらの発生の有無は排紙部センサ315及び両面部センサ316により検知される。また、メンテナンスID401の項目004はシアントナー切れを表しており、シアントナー切れ発生の有無はプリンタデバイス106により検知される。なお、項目004以降においても必要なメンテナンスID401の項目が設定される。
動画リスト402は、各種メンテナンス事象が発生した際に再生すべき動画のリストが格納される。メンテナンス事象が発生した場合、発生したメンテナンス事象の対処に必要な一連の操作手順をユーザに提示する必要がある。この一連の操作手順は、例えばカバーを開ける手順、ジャム紙を除去する手順、カバーを閉じる手順などの複数の操作手順から構成されている。
本実施形態の説明では、メンテナンス事象毎に一連の操作手順を示す一本の動画を用意しておくのではなく、操作手順(操作要素)毎に動画を用意しておき、これらの動画を複数組み合わせて一連の動画として操作手順をユーザに示すものとする。なお、操作手順毎の動画を「部分動画」と称す。
動画リスト402には、メンテナンスID401毎に、複数の部分動画の組み合わせと各部分動画の再生順に係る情報が対応付けられて格納される。
部分動画の組み合わせとは、例えばメンテナンスID401が項目001であれば、それに対応する動画リスト402に示される部分動画A1、A2、A3、A6になる。また、各部分動画の再生順番は、動画リスト402に記載されている順番である。例えばメンテナンスID401が項目001である場合は部分動画A1、A2、A3、A6の順に再生される。
停止位置フラグ403は、再生中の動画を自動的に停止させるための停止位置に係る情報(停止位置情報)を格納する。例えば、メンテナンスID401が項目001の場合、部分動画A2の末尾に停止位置がある。そのため、部分動画A1、A2の順に再生された後に動画の再生は自動停止する。
図4(b)は、動画テーブル410の一例を示す図である。動画テーブル410では、動画ID411、動画ファイル412、再生時間413、メッセージ415それぞれが対応付けられている。
動画ID411は、部分動画を識別するためのIDであり、上述した動画リストテーブル400における動画リストでも用いられる。動画ファイル412は、再生する部分動画のファイル名称、ストレージ111における当該部分動画ファイルの格納位置を表している。なお、ここでは部分動画ファイルがストレージ111内に格納されているものとして説明している。これ以外にも例えばネットワークを介して接続されたサーバ、あるいはUSBケーブルを介して接続された記憶デバイス等の外部装置に部分動画ファイルを格納しておき、必要な時に読み出すように構成してもよい。
再生時間413は、動画ID411に係る部分動画の再生開始から再生終了までの再生時間を表している。なお、以下の説明においては、部分動画の再生開始位置を先頭と称し、再生終了位置を末尾と称する場合もある。
メッセージ415は、対応する部分動画の再生中に表示画面に表示するメッセージを表している。以下、各部分動画ファイルに示される操作手順について説明する。
部分動画A1では、右カバー201を開ける操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画A2、A3では、排紙部センサ315付近のジャム紙を除去する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。また、部分動画A4、A5では、両面部センサ316付近のジャム紙を除去する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画A6では、右カバー201を閉める操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。
部分動画B1では、トナーカバー202を開ける操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B2では、空のマゼンタトナーカートリッジを取り出す操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B3では、新しいマゼンタトナーカートリッジを準備する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B4では、新しいマゼンタトナーカートリッジを装着する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B5では、空のシアントナーカートリッジを取り出す操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B6では、新しいシアントナーカートリッジを準備する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B7では、新しいシアントナーカートリッジを装着する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。
部分動画B8では、空のイエロートナーカートリッジを取り出す操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B9では、新しいイエロートナーカートリッジを準備する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B10では、新しいイエロートナーカートリッジを装着する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B11では、空のブラックトナーカートリッジを取り出す操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B12では、新しいブラックトナーカートリッジを準備する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B13では、新しいブラックトナーカートリッジを装着する操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。部分動画B14では、トナーカバー202を閉める操作手順がメッセージとして表示画面に表示される。
図4(a)の動画リスト402の説明に戻り、例えば搬送部ジャムが発生した場合(メンテナンスIDの項目001)、最初に右カバー201を開ける操作手順を示す部分動画A1が再生される。続いて、排紙部センサ315付近のジャム紙を除去する操作手順を示す部分動画A2、A3、右カバー201を閉める操作手順を示す部分動画A6の順番で順次再生される。
図5〜図7は、表示画面上に表示される画面の一例を示す図である。以下、図5〜図7を用いて、本実施形態における表示画面に表示される各種画面の遷移について説明する。
図5に示す画面500は、CPU101がストレージ111に記憶されているプログラムを実行することで表示データを生成し、表示制御部114を介して表示デバイス115に表示される画面である。
図5(a)に示す画面は、メンテナンス事象の発生を検知した際に最初に表示画面上に表示される画面例である。ここでは、搬送部ジャムの発生を検知した場合(メンテナンスIDが項目001)を例に挙げて説明する。メンテナンスIDが項目001である場合、動画IDがA1、A2、A3、A6の部分動画が順に再生されることになる(動画リストテーブル400参照)。なお、図5(a)に示す画面500は、事前準備動画である部分動画A1の先頭、つまり再生開始時のシーンが画面上に表示され、且つ、動画の再生が停止されている状態を示している。
また、画面500には、動画表示領域501、再生ボタン502、再生マーク503、再生時間表示ラベル504、バー505、スライダ506、停止位置507、メッセージ領域508、アイコン509が表示されている。また、停止位置507まで再生位置を移動させる、停止位置スキップ戻るボタン510、停止位置スキップ進むボタン511が表示されている。
動画表示領域501は、メンテナンス手順を示す動画を表示するための領域である。再生ボタン502は、動画の再生を指示するためのボタンである。再生マーク503は、再生ボタン502と同様に動画の再生を指示するためのマークである。再生ボタン502又は再生マーク503がユーザにより押下(タッチ)されると動画の再生が開始される。ユーザは表示画面上に表示された各種ボタン、マークなどのオブジェクトをタッチ操作することで画像形成装置100に対して各種の指示を行うことができる。
再生時間表示ラベル504は、再生する複数の部分動画の再生時間の総和(「総再生時間」と称す)と、これに対する現在の再生位置に対応する時間を示すものである。
バー505およびスライダ506は、動画全体における再生位置を示すとともに再生位置の移動を指示するためのシークバーを構成する。バー505は、総再生時間を模式的に示している。スライダ506は、現在の再生位置を示すと共に再生位置の移動を指示するために使用される。
スライダ506は、動画の再生状態に応じてバー505の範囲内で移動する。また、スライダ506をドラッグ(移動)することで、再生位置を任意の位置に移動させることができる。また、バー505の任意の位置が押下されると、その位置まで動画の再生を進めることができ、スライダ506もその再生位置に付随して移動する。停止位置507は、動画の区切りの位置を示しており、その位置まで動画再生が進むと動画の再生が自動停止する。
再生時間表示ラベル504、停止位置507について具体的に説明する。メンテナンスIDが項目001である場合、部分動画はA1、A2、A3、A6の順に再生される。これらの部分動画の再生時間は、それぞれ10秒(00:10)、20秒(00:20)、20秒(00:20)、10秒(00:10)である。
総再生時間は、再生する部分動画の再生時間の総和であるため、この場合は1分00秒(01:00)となる。一方、再生時間は、総再生時間に対する現在の再生位置を示す。例えば、1番目に再生する部分動画A1の先頭から5秒(00:05)経過したシーンが表示画面上に表示されているとする。この場合にはそのままの5秒が再生時間となる。
また、2番目に再生する部分動画A2の先頭から10秒が経過したシーンが表示画面上に表示されているとする。この場合には、部分動画A1の再生は終了しており、部分動画A1の再生時間10秒と、部分動画A2の再生済みの時間10秒とが加算された20秒(00:20)が再生時間となる。
再生時間表示ラベル504は、このようにして計算した再生時間と総再生時間とが、スラッシュ(/)で連結した文字列として表示される。
また、停止位置507は一連の操作手順のうち、区切りとなる位置に表示されるものである。この停止位置507において再生中の動画が自動停止することになる。停止位置507は、停止位置フラグ403が○(ON)になっている部分動画の末尾に表示される。メンテナンスIDが項目001である場合、A2の部分動画の末尾の1箇所に対応するように表示される。なお、動画全体の先頭と末尾の2箇所にも停止位置507を表示してもよい。
停止位置スキップ戻るボタン510、停止位置スキップ進むボタン511は、動画の再生位置を停止位置507まで移動させるためのボタンである。例えば、再生時間00:00の状態において停止位置スキップ進むボタン511が押下されると、再生位置とスライダ506が再生時間00:30の停止位置507に移動する。また、再生時間01:00の状態において停止位置スキップ戻るボタン510が押下されると、再生位置とスライダ506が再生時間00:30の停止位置507に移動する。なお、図5(a)に示す画面500では、画面上の3箇所に停止位置507が表示されている。
メッセージ領域508には、再生中の部分動画の内容を補足するメッセージが表示される。具体的には、部分動画A1が再生されている場合、動画テーブル410内のメッセージ415に基づいて「右カバーを開けてください。」がメッセージとして表示画面に表示される。なお、メッセージ領域508は、対応する部分動画の再生を開始してから一定時間後に非表示にしてもよいし、対応する部分動画が表示されている間は表示し続けるように構成してもよい。
アイコン509は、画像形成装置100においてメンテナンス事象が発生している箇所を表している。具体的には、例えばメンテナンスIDが項目001である場合には搬送部ジャムが発生している。そのため、図5(a)に示すように、搬送部を協調表示したアイコン509が表示画面上に表示される。
図5(b)は、図5(a)に示す部分動画A1の再生開始から2秒経過後の画面例である。動画の再生開始に応じて、図5(b)に示すように再生ボタン502及び再生マーク503が非表示となる。また、再生ボタン502に替えて同位置に一時停止ボタン510aが表示画面上に表示される。
図5(c)は、再生位置が部分動画A2の末尾まで到達した時の画面例である。部分動画A2の再生が終了した時点、すなわち停止位置511aの位置で動画の再生が自動的に一時停止される。そして、表示画面上には再生マーク512と共にリプレイマーク513が表示される。また、一時停止ボタン510aは非表示となり、同じ表示位置に再生ボタン514が表示される。
リプレイマーク513は、ユーザからの所定の指示の受け付けを契機に現在停止されている部分動画の先頭からの再生を指示するためのマーク(オブジェクト)である。具体的には、停止位置511aの位置で停止中にリプレイマーク513をユーザが押下した場合、CPU101は、部分動画A1の先頭に移動して動画の再生を再開する。
このように、メンテナンスに係る作業単位で停止位置511aを配置し、そこまでの再生が終了した時点で動画の再生を自動的に一時停止することにより、ユーザの意図とは関係なく、先の操作手順を示す動画に進んでしまうのを防ぐことができる。また、一時停止した際には、再生マーク512と共にリプレイマーク513を表示するので、次の操作手順の動画に進むのか、もう一度動画を見直すのかを容易に選択することができる。
図5(c)の画面において、再生マーク512又は再生ボタン514がユーザにより押下された場合、部分動画A3の再生が開始される。
図6(a)は、図5(c)に示す部分動画A3の再生開始から3秒経過後の画面例である。図6(b)は、図5(c)に示す部分動画A3の再生途中で一時停止ボタン510a又は動画表示領域501をユーザが押下(タッチ)した時の画面例である。一時停止ボタン510a又は動画表示領域501がユーザにより押下された場合、動画の再生が停止され、且つ、再生マーク601と共にリプレイマーク602が表示画面上に表示される。
図6(c)は、図6(b)に示すリプレイマーク602又は停止位置スキップ戻るボタン603がユーザにより押下された時の画面例である。
リプレイマーク602又は停止位置スキップ戻るボタン603がユーザにより押下された場合、この所定の指示の受け付けを契機に部分動画A3の先頭(停止位置606)に移動してそのシーンから動画再生が再開される。
このように、ユーザによる意図的な操作によって動画が一時停止した場合も、部分動画の再生終了により自動的に一時停止された場合と同様に、再生マークと共にリプレイマークが表示される。
図7(a)〜(g)に示す各画面は、搬送部ジャム及び両面部ジャムの発生が検知され(メンテナンスIDは項目003)、対応する動画を再生している画面例である。
メンテナンスIDが項目003である場合、部分動画はA1、A2、A3、A4、A5、A6の順に再生されることになる。また、停止位置フラグ403が部分動画A3のみONであり、その停止位置は部分動画A3の末尾になる。
図7(a)に示す画面例は、部分動画A1の先頭のシーン、つまり再生開始時のシーンが画面上に表示され、且つ、動画の再生は停止している状態を示している。
図7(b)は、図7(a)に示す部分動画A1が再生開始され、その後部分動画A1の末尾、つまり再生終了時のシーンが表示されている状態を示している。このとき、動画の再生は継続している。
図7(c)は、図7(a)に示す部分動画A1の再生終了後に再生される部分動画A2の末尾のシーンが表示されている状態を示している。このとき、動画の再生は継続している。
図7(d)は、図7(c)に示す部分動画A2の再生終了後に再生される部分動画A3の末尾のシーンが表示されている状態を示している。このとき、動画再生は停止位置にて自動停止している。
図7(e)は、図7(d)において動画の再生が再開されて部分動画A4の末尾のシーンが表示されている状態を示している。このとき、動画の再生は継続している。
図7(f)は、図7(d)に示す部分動画A4の再生終了後に再生される部分動画A5の末尾のシーンが表示されている状態を示している。このとき、動画の再生は継続している。
図7(g)は、図7(f)に示す部分動画A5の再生終了後に再生される部分動画A6の末尾のシーンが表示されている状態を示している。このとき、部分動画A6の再生が終了しているため、動画再生は部分動画A6の末尾にて自動停止している。また、再生マークは、図7(g)に示すように、再生終了を表すグレーアウト表示になるように構成してもよい。
図8は、画像形成装置100によるメンテナンス操作の手順表示に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示す各処理は、主としてCPU101により実行される。また、図8に示す処理は、上述した右カバー201及びトナーカバー202の開閉状態を検知するセンサ、排紙部センサ315及び両面部センサ316が示す値の変化をプリンタ制御部105を介してCPU101が検知したことを契機に開始される。
CPU101は、発生したメンテナンス事象の種別を判定し、判定結果に基づいてメンテナンスIDを特定する(S801)。例えば、排紙部センサ315の検知結果により示される値が、当該センサ部位に印刷用紙の滞留を示すものである場合、CPU101は、メンテナンスIDを項目001(排紙部ジャム)と特定する。
CPU101は、動画リストテーブル400を参照し、ステップS801の処理において特定したメンテナンスIDに対応する部分動画の動画リストを取得する(S802)。その後、ステップS802の処理において取得した動画リストに応じた部分動画を特定する(S803)。例えば、特定したメンテナンスIDが項目001である場合、CPU101が再生する部分動画はA1、A2、A3、A6となる。このように、CPU101は、複数の部分動画を組み合わせて、画像形成装置100において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する再生手段として機能する。
また、CPU101は、特定した各部分動画とその再生順を表す情報とを例えば配列情報としてRAM104に記憶する。
CPU101は、ステップS802の処理において参照した動画リストテーブル400に基づいて、ステップS803の処理において特定した各部分動画の停止位置フラグ403が○(ON)であるか否かを判別する(S804)。停止位置フラグ403がONであると判別した場合(S804:Yes)、CPU101は、その部分動画の末尾が停止位置であることをRAM104に記憶する(S805)。また、そうでない場合(S804:No)、ステップS806の処理に進む。このようにして停止位置フラグ403がONであるか否かに応じて一連の動画再生における停止位置が決定される。このように、CPU101は、部分動画毎に設定された停止位置情報に基づいて、一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止する停止位置を決定する決定手段として機能する。
CPU101は、部分動画の特定が完了したか否かを判別する(S806)。全ての特定が完了した場合(S806:Yes)、CPU101は、ステップS807の処理に進む。また、そうでない場合(S806:No)、ステップS803の処理に戻る。
CPU101は、特定した各部分動画それぞれの再生時間に基づいて総再生時間を決定する(S807)。また、CPU101は、決定した総再生時間に基づいて再生時間表示ラベル504等を表示する。
CPU101は、部分動画各々の再生時間とステップS805の処理において記憶した停止位置フラグとに基づいて、表示画面上に表示する1又は複数の停止位置507の表示位置を決定する(S808)。CPU101は、ステップS808の処理において決定した表示位置に停止位置507を表示する(S809)。
CPU101は、配列情報に基づいて最初に再生される先頭の動画IDに応じた部分動画をRAM104に読み込み、先頭シーンを再生停止状態にて表示デバイス115に出力する(S810)。例えば、メンテナンスIDが項目001である場合、CPU101は、初めに再生される部分動画A1をRAM104に読み込み、再生停止状態で先頭シーンを表示画面に表示する。
CPU101は、再生マーク及び再生ボタンを表示デバイス115に出力する(S811)。これにより、図5(a)に示すように表示画面上に再生ボタン502、再生マーク503などが表示される。
なお、ここではCPU101が動画テーブル410の再生時間413を利用して総再生時間を決定したり、停止位置の表示位置を決定する場合を例に挙げて説明したがこれに限るものではない。例えば、CPU101は、対応する複数の部分動画をRAM104に読み込み、それぞれの部分動画のフレームレートと総フレーム数から各部分動画の再生時間を決定する。そして、その値から総再生時間やチャプタ表示位置を決定するように構成してもよい。また、動画の形式やコーデックについては、本発明により特に制限するものではなく、様々な形態を採用することができる。
図9は、メンテナンス手順を示す一連の動画の再生が停止状態のときに、再生ボタン、再生マーク又はリプレイマークがユーザにより押下された場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す各処理は、主としてCPU101により実行される。
CPU101は、再生ボタン502、再生マーク又はリプレイマークがユーザにより押下されたか否かを判別する(S901)。CPU101は、再生ボタン502、再生マーク、リプレイマークのいずれが押下されたか否かを判別する(S902)。再生ボタン又は再生マークが押下されたと判別した場合、CPU101は、所定の指示を受け付けたとして動画の状態を再生状態に変更する(S903)。これにより、動画再生が再開される。
また、リプレイマークが押下されたと判別した場合、CPU101は、現在停止中の再生位置より前の停止位置フラグ403が○(ON)である部分動画を特定し、特定した部分動画の次に再生される部分動画の先頭に移動する。そして、動画の状態を再生状態に変更する(S904)。例えば、メンテナンスIDが項目001であり、且つ、再生位置が部分動画A6である場合を考える。この場合、現在の再生位置より前の停止位置フラグ403が○(ON)である部分動画はA2である。そのため、部分動画A2の次に再生される部分動画A3の先頭から再生が再開されることになる。
CPU101は、リプレイマーク、再生マークを非表示状態に変更して、一時停止ボタンを表示デバイス115に出力する(S905)。この場合、図5(b)、図6(a)、図6(c)に示すような画面表示になる。
図10は、メンテナンス手順を示す動画の再生を停止する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示す各処理は、主としてCPU101により実行される。
CPU101は、一時停止ボタン又は動画表示領域がユーザにより押下(タッチ)されたか否かを判別する(S1001)。一時停止ボタン又は動画表示領域が押下されたと判別した場合(S1001:Yes)、CPU101は、動画の状態を再生停止状態に変更する(S1002)。このように、CPU101は、決定された停止位置に応じて一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止させる停止手段として機能する。
CPU101は、再生マーク、リプレイマークを表示デバイス115に出力する(S1003)。CPU101は、再生ボタンを表示デバイス115に出力する(S1004)。この場合、例えば図6(b)に示すような画面表示になる。
また、そうでない場合(S1001:No)、CPU101は、動画の再生位置が停止位置に到達したか否かを判別する(S1005)。なお、ここでの停止位置は、図8に示すステップS809の処理における停止位置フラグ403を介して設定された停止位置507であり、再生される動画全体の先頭と末尾の停止位置は含まれない。
動画の再生位置が停止位置に到達したと判別した場合(S1005:Yes)、CPU101は、ステップS1002の処理に進む。この場合、例えば図5(c)、図7(d)に示すような画面表示になる。
また、そうでない場合(S1005:No)、CPU101は、動画の再生位置が動画の末尾まで到達したか否かを判別する(S1006)。動画の末尾まで到達したと判別した場合(S1006:Yes)、CPU101は、動画の状態を再生停止状態に変更する(S1007)。また、そうでない場合(S1006:No)、ステップS1101の処理に戻る。
CPU101は、リプレイマークを表示デバイス115に出力する(S1008)。
CPU101は、グレーアウトした再生ボタンを表示デバイス115に出力する(S1009)。この場合、例えば図7(g)に示すような画面表示になる。
このように、本実施形態に係る画像形成装置では、メンテナンスIDに関連付けられて動画の停止位置が決定される。これにより、既にメンテナンス作業が終了した操作手順を改めて再生することなく、まだ解消していないメンテナンス事象に対応する動画を先頭から再生することができる。そのため、メンテナンス作業の効率を向上させるとともに、作業手順の見逃しを防ぐことができる。
例えば、再生時間の長い動画(メンテナンスID003参照)であっても、適切な位置に動画の停止位置を設けることが可能になる。
[第2実施形態]
次に、本発明を実施するための第2実施形態について、第1実施形態との差分を中心に説明する。第1実施形態では停止位置フラグ403が○(ON)の場合これに対応する部分動画の末尾に停止位置507を設けていた(図8に示すステップS808の処理)。本実施形態では、連続再生フラグ(連続再生情報)がONである場合、部分動画の末尾に停止位置を設けず、OFFのときに停止位置を設ける場合を例に挙げて説明する。
なお、第1実施形態と同じ機能構成については、同一の符号を付すとともにその説明を省略する。
図11は、本実施形態に係るストレージ111に格納された動画リスト表(テーブル)1100の一例を示す図である。図11に示す動画リストテーブル1100では、図4(a)に示す動画リストテーブル400における停止位置フラグ403に該当する項目が連続再生フラグ1102となっている。
連続再生フラグ1102は、各部分動画の末尾で停止せずに連続して次の順番の部分動画を再生する位置を定義する。例えば、メンテナンスID1101が項目001である場合、部分動画A1、A3の連続再生フラグが○(ON)であることから、部分動画A1とA2、部分動画A3とA6が連続して再生される。また、部分動画A2の末尾にて動画の再生が自動停止することになる。このように、連続再生フラグ1102は、再生中の動画と次に再生する動画との連続再生に係る情報(連続再生情報)を格納する。
図12は、動画の末尾で再生が停止されている状態でリプレイマークが押下されたときの画像形成装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、図12に示すステップS1201〜S1203、S1206〜S1207、S1209〜S1211の処理は、図8に示すステップS801〜S803、S806〜S807、S809〜S811の処理と同様の処理であるため、その説明を省略する。
CPU101は、ステップS1202の処理において参照した動画リストテーブル1100に基づいて、ステップS1203の処理において特定した各部分動画の連続再生フラグ1102が○(ON)であるか否かを判別する(S1204)。連続再生フラグがONであると判別した場合(S1204:Yes)、CPU101は、その部分動画と次に再生される部分動画とが連続再生の対象であることをRAM104に記憶する(S1205)。また、そうでない場合(S1204:No)、ステップS1206の処理に進む。
CPU101は、部分動画各々の再生時間とステップS1205の処理において記憶した連続再生フラグとに基づいて、表示画面上に表示する1又は複数の停止位置507の表示位置を決定する(S1208)。例えば、メンテナンスID1101が項目001である場合、部分動画A1、A3の連続再生フラグがONであるため、部分動画A1とA3の末尾には停止位置を設けず、部分動画A2の末尾に停止位置を設ける。
CPU101は、ステップS1208の処理において決定した表示位置に停止位置507を表示する(S1209)。
以上のように、本実施形態によれば、連続再生フラグをONすることにより、複数の部分動画のうち一の動画とその次に再生される動画とを連続して再生するか否かの設定を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態ではコピー機能、スキャナ機能等の複数の機能を有する画像形成装置100を例として説明したが、このうち一部の機能のみを有する画像処理装置にも本発明は適用可能である。また、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話、FAX、カメラ、ビデオカメラ、その他の画像ビューワ等、他の情報処理装置に適用しても構わない。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。
100・・・画像形成装置、101・・・CPU、102・・・ROM、104・・・RAM、105・・・プリンタ制御部、106・・・プリンタデバイス、107・・・画像読取制御部、108・・・スキャナデバイス、109・・・原稿搬送デバイス、110・・・ストレージ制御部、111・・・ストレージ、112・・・入力制御部、113・・・入力デバイス、114・・・表示制御部、115・・・表示デバイス。
本発明の画像形成装置は、像形成装置において発生したメンテナンス事象を解消するための複数の操作手順それぞれに対応する部分動画により構成される一連の動画再生する再生手段と、前記一連の動画を構成する複数の前記部分動画のうち少なくとも一つ以上の部分動画に対し、再生の停止位置を示す停止位置情報を関連付ける関連付手段と、を有し、複数の前記部分動画のうち最後に再生される部分動画以外の第一の部分動画が前記停止位置情報に基づいて停止した後、前記一連の動画の再生指示が受け付けられると、複数の前記部分動画のうち前記第一の部分動画の次に再生されるべき第二の部分動画が再生されることを特徴とする。

Claims (13)

  1. 画像形成装置であって、
    複数の動画を組み合わせて前記画像形成装置において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する再生手段と、
    前記動画毎に設定された停止位置情報に基づいて、前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止する停止位置を決定する決定手段と、
    前記決定手段が決定した停止位置に応じて前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止させる停止手段と、を有することを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記再生手段は、前記停止手段により動画の再生が停止された場合、所定の指示の受け付けを契機に前記停止位置に対応する停止位置情報を有する動画の先頭シーンから再生を再開することを特徴とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記停止手段により動画の再生が停止されたときに、前記停止位置に対応する停止位置情報を有する動画の先頭シーンからの再生を指示するためのオブジェクトを表示する表示手段を有し、
    前記再生手段は、前記オブジェクトが選択された場合に前記所定の指示を受け付けたと判別することを特徴とする、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 複数のメンテナンス事象の各々に対応づけて前記複数の動画の組み合わせを記憶する記憶手段と、
    前記メンテナンス事象の発生を検知する検知手段と、
    前記再生手段は、前記記憶手段により記憶された情報に基づいて、前記検知手段が検知したメンテナンス事象に対応する複数の動画を特定してこれらを一連の動画として再生することを特徴とする、
    請求項1、2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、前記複数の動画の組み合わせと共に当該動画それぞれの再生順番を記憶し、
    前記再生手段は、前記検知手段が検知したメンテナンス事象に対応する複数の動画を特定して前記再生順に従って一連の動画として再生することを特徴とする、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置を制御する制御方法であって、
    複数の動画を組み合わせて前記画像形成装置において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する工程と、
    前記動画毎に設定された停止位置情報に基づいて、前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止する停止位置を決定する工程と、
    前記決定された停止位置に応じて前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止させる工程と、を有することを特徴とする、
    制御方法。
  7. 画像形成装置であって、
    複数の動画を組み合わせて前記画像形成装置において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する再生手段と、
    前記再生手段による動画の再生を停止する停止手段と、
    前記動画毎に設定された連続再生情報に基づいて、前記複数の動画のうち一の動画とその次に再生される動画とを連続して再生するか否かを決定する決定手段と、を有し、
    前記停止手段は、前記決定手段が前記次に再生される動画を連続して再生しないと決定した場合、当該次に再生される動画の再生が終了したときに前記再生手段による動画の再生を停止させることを特徴とする、
    画像形成装置。
  8. 情報処理装置であって、
    複数の動画を組み合わせて前記情報処理装置において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する再生手段と、
    前記動画毎に設定された停止位置情報に基づいて、前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止する停止位置を決定する決定手段と、
    前記決定手段が決定した停止位置に応じて前記一連の動画の再生中に当該動画の再生を停止させる停止手段と、を有することを特徴とする、
    情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    請求項8に記載の情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項9に記載のコンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体。
  11. 情報処理装置であって、
    複数の動画を組み合わせて前記画像形成装置において発生したメンテナンス事象を解消するための操作手順を示す一連の動画として再生する再生手段と、
    前記再生手段による動画の再生を停止する停止手段と、
    前記動画毎に設定された連続再生情報に基づいて、前記複数の動画のうち一の動画とその次に再生される動画とを連続して再生するか否かを決定する決定手段と、を有し、
    前記停止手段は、前記決定手段が前記次に再生される動画を連続して再生しないと決定した場合、当該次に再生される動画の再生が終了したときに前記再生手段による動画の再生を停止させることを特徴とする、
    情報処理装置。
  12. コンピュータを、
    請求項11に記載の情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体。
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