JP2017218151A - ホームドア制御装置及びホームドア制御方法 - Google Patents

ホームドア制御装置及びホームドア制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両を改造することなく、車両扉との連携を間接的に行うことができ、迅速にホームドア装置の扉部を開閉することが可能なホームドア制御装置及びホームドア制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ホームドア制御装置1は、列車の前面を検出する列車検出部2と、プラットホームに停止した列車の車両扉を検出する扉検出部3と、列車検出部2の検出結果に基づいて、列車が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する列車状態判断部5と、扉検出部3の検出結果に基づいて、車両扉が閉動作中にあるか否かを判断する扉状態判断部6と、列車状態判断部5が、列車が所定の停止範囲において停止状態にあると判断したとき、ホームドア装置21の扉部を開動作させ、かつ、扉状態判断部6が、扉検出部3の検出結果に基づいて、車両扉が閉動作中にあると判断したとき、ホームドア装置21の扉部を閉動作させるホームドア開閉制御部7を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラットホーム上に設置されるホームドア装置の開閉を制御するホームドア制御装置及びホームドア制御方法に関するものである。
列車をプラットホームに停止させる際、列車を所定の範囲(定位置とも呼ばれる。)に停止させて、車両扉とホームドア装置の扉部の位置を一致させるため、定位置停止装置(TASC)が用いられることが多い。TASCは、自動列車運転装置(ATO)の機能の一部として含まれるため、ホームドア装置の設置に当たっては、路線単位でATOの導入することが検討される。また、車両側と地上側それぞれに送受信機(例えば車上子及び地上子など)を設けて、送受信信号に基づいて車両扉の開閉とホームドア装置の扉部の開閉を連携させている。しかし、既設路線にホームドア装置を設置する場合にTASCやATOを導入したり、車両扉との連携のための送受信機を設置したりすると、工事に手間や時間がかかる上、高コスト化に繋がる。
下記の特許文献1では、ホームドア全地上制御装置に関する発明であって、車両を改変することなく、ホームドア装置の扉部の開閉動作を車両ドアに対応して行うことができる技術が開示されている。
特開2001−10485号公報(特許第3258983号公報)
特許文献1では、ITVカメラが車両ドアの開閉状態を撮像し、画像処理によって開閉状態又は開閉動作を検出する。しかし、カメラによる撮像結果は、外光の影響を受けやすいため安定した結果を得にくい。また、画像処理は、高度な演算処理装置を必要とする。
さらに、特許文献1で記載されているように、車両ドアの開動作の開始を検出してからホームドア装置の扉部の開動作を開始する場合、列車が停止してから乗降できるまでにかかる時間が長い。そのため、ホームドア装置の扉部の移動速度を上げて、扉部の開動作にかかる時間を短縮する必要があるが、物理的に限界がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、車両を改造することなく、車両扉との連携を間接的に行うことができ、迅速にホームドア装置の扉部を開閉することが可能なホームドア制御装置及びホームドア制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のホームドア制御装置及びホームドア制御方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係るホームドア制御装置は、列車を検出する列車検出部と、プラットホームに停止した前記列車に設けられた車両扉を検出する扉検出部と、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する第1の判断部と、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する第2の判断部と、前記第1の判断部が、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあると判断したとき、前記プラットホームに設置されたホームドア装置に設けられた扉部を開動作させ、かつ、前記第2の判断部が、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあると判断したとき、前記ホームドア装置の前記扉部を閉動作させる開閉制御部を備える。
この構成によれば、列車を検出して、列車が所定の停止範囲において停止したと判断されると、ホームドア装置の扉部が開動作することから、列車停止後、迅速に扉を開状態にすることができる。例えば、車両扉の開動作を検出してからホームドア装置の扉部の開動作を開始する場合に比べて、ホームドア装置の扉部の開動作の開始時期を早められる。また、車両扉を開状態から閉鎖する動作中、又は、車両扉が閉鎖した状態にあると判断されると、ホームドア装置の扉部が閉動作することから、車両扉との連携を行うことができる。さらに、車両側とプラットホーム(地上)側の間で信号を送受信する必要がなく、比較的簡易なシステムで車両扉との連携を間接的に行って、ホームドア装置の扉部を開閉できる。
上記発明において、前記列車検出部は、前記列車に向けてレーザー光を走査しつつ照射し、前記列車との間の距離を測定する第1の測距部を有し、前記第1の判断部は、前記第1の測距部で測定された前記列車との間の前記距離に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。
上記発明において、前記列車検出部は、前記列車を撮像する撮像部を有し、前記第1の判断部は、前記撮像部にて撮像された結果に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。
上記発明において、前記列車検出部は、前記列車に設けられたICタグからの信号を受信する受信部を有し、前記第1の判断部は、前記受信部にて受信された結果に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。
上記発明において、前記列車検出部は、前記列車の進行方向に沿って配置され、それぞれが前記列車の側面に向けてレーザー光を照射し、前記列車との間の距離を測定する複数の第2の測距部を有し、前記第1の判断部は、前記第2の測距部でそれぞれ測定された前記列車との間の前記距離に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。
これらの構成によれば、列車との間の距離、又は、列車を撮像した結果に基づいて、列車が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断することから、列車の外部側から列車の停止状態を判断する。よって、列車側から列車が停止したことを示す信号を受信することなく、列車の停止状態を判断できる。すなわち、列車側とホーム側の間で信号を送受信する必要がなく、比較的簡易なシステムで車両扉との連携を間接的に行うことができ、ホームドア装置の扉部の開動作を開始できる。
上記発明において、前記ホームドア装置の前記扉部が開状態にある場合において、前記第1の判断部が、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が移動を開始していると判断したとき、前記開閉制御部が、前記ホームドア装置の前記扉部を閉動作させる。
上記発明において、前記扉検出部は、前記車両扉及び前記車両扉を格納する車両戸袋に向けてレーザー光を走査しつつ照射し、前記車両扉との間の距離及び前記車両戸袋との間の距離を測定する第3の測距部を有し、前記第2の判断部は、前記第3の測距部で測定された前記車両扉との間の距離及び前記車両戸袋との間の前記距離に基づいて、前記列車を2次元の座標軸で表し、前記座標軸上で表された形状に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。
上記発明において、前記扉検出部は、前記車両扉及び前記車両扉を格納する車両戸袋を撮像する撮像部を有し、前記第2の判断部は、前記撮像部にて撮像された結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。
上記発明において、前記扉検出部は、前記車両扉に設けられたICタグからの信号を受信する受信部を有し、前記第2の判断部は、前記受信部にて受信された結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。
上記発明において、前記扉検出部は、前記列車の進行方向に沿って配置され、それぞれが前記列車の側面に向けてレーザー光を照射し、前記車両扉及び前記車両扉を格納する車両戸袋との間の距離を測定する複数の第4の測距部を有し、前記第2の判断部は、前記第4の測距部でそれぞれ測定された前記車両扉及び前記車両戸袋との間の前記距離に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。
これらの構成によれば、列車側から列車の扉の閉動作に関する信号を受信することなく、列車の扉の開状態から閉鎖を開始する動作、又は、扉部が閉鎖を完了した状態を検出できる。したがって、列車側とホーム側の間で信号を送受信する必要がなく、比較的簡易なシステムで車両扉との連携を間接的に行うことができ、ホームドア装置の扉の閉動作を開始できる。
上記発明において、前記第2の判断部は、前記扉検出部が検出した前記車両扉の幅を逐次記憶し、記憶された前記車両扉の幅に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。
この構成によれば、車両扉の開閉動作中に変化する車両扉の幅が逐次記憶されるので、検出された車両扉の幅が狭くなる方向に変化するか、又は、幅が変化しないことによって、車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあることを検出できる。
上記発明において、前記第1の判断部は、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあると判断したとき、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が、一の編成の後面と他の編成の前面が対向して連結器によって連結された状態にあるか否かを更に判断する。
この構成によれば、列車の一の編成の後面及び他の編成の前面の両方が、列車検出部によって検出された場合、一の編成の後面と他の編成の前面が対向して連結器によって連結された状態にあると判断できる。列車の一の編成の後面のみが検出された場合は、一の編成のみが停止していると判断でき、他の編成の前面のみが検出された場合は、他の編成のみが停止していると判断できる。また、列車検出部は、車両間に設けられる幌を検出する場合がある。この場合は、検出位置において、複数の編成が連結器によって連結される部分ではなく、一の編成のうちの幌の部分に該当していると判断できる。
上記発明において、前記開閉制御部は、前記扉部の開動作又は閉動作が完了したことを確認し、表示部に対し前記扉部が開状態又は閉状態にあることを表示させる。
この構成によれば、開閉制御部において扉部の開動作又は閉動作が完了したことが確認されたとき、表示部は、開閉制御部からの指令により、ホームドア装置の扉部が開状態又は閉状態にあることを表示する。表示部は、例えば、運転士及び車掌が目視可能な位置に設置される。これにより、運転士又は車掌は、扉部が開状態にあることを確認してから、車両扉を開状態にすることができる。また、運転士は、扉部が閉状態にあることを確認してから、列車を発車させることができる。
本発明に係るホームドア制御方法は、列車検出部が、列車を検出するステップと、扉検出部が、プラットホームに停止した前記列車に設けられた車両扉を検出するステップと、第1の判断部が、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断するステップと、第2の判断部が、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断するステップと、開閉制御部が、前記第1の判断部において、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあると判断されたとき、前記プラットホームに設置されたホームドア装置に設けられた扉部を開動作させ、かつ、前記第2の判断部において、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあると判断されたとき、前記ホームドア装置の前記扉部を閉動作させるステップを備える。
この発明によれば、車両を改造することなく、車両扉との連携を間接的に行うことができ、迅速にホームドア装置の扉部を開閉することができる。
プラットホームに設置されたホームドア装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るホームドア制御装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るホームドア装置の開状態への移行を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るホームドア装置の閉状態への移行を示すチャートである。 列車を示す概略図及び列車の車両扉が閉状態にあるときの車両扉に相当する範囲の検出結果を示すグラフである。 列車を示す概略図及び列車の車両扉が半開状態にあるときの車両扉に相当する範囲の検出結果を示すグラフである。 列車を示す概略図及び列車の車両扉が開状態にあるときの車両扉に相当する範囲の検出結果を示すグラフである。
以下に、本発明の一実施形態に係るホームドア制御装置1について、図面を参照して説明する。
ホームドア制御装置1は、プラットホーム20に設置されたホームドア装置21の扉部22の開閉動作を制御する。ホームドア装置21は、図1に示すように、プラットホーム20の縁に沿って設置され、扉部22と、扉部22を収納でき、扉部22が出入する戸袋部23などからなる。戸袋部23には、扉部22を駆動するモータ等からなる駆動部24や、駆動部24の制御等を行う個別制御盤25が収納される(図2参照)。
本実施形態に係るホームドア制御装置1は、図2に示すように、列車検出部2と、扉検出部3と、制御部4を備える。
列車検出部2は、例えば測距センサー(第1の測距部)を有し、車両の前面を検出する場合、図1に示すように、列車30が停止する位置よりも前方のプラットホーム20に設置される。列車検出部2は、列車30の前面にレーザー光を走査して照射し、列車30の前面で反射したレーザー光を受光する。その結果、列車検出部2は、プラットホーム20にて停止動作中又は停止状態にある列車30の前面との距離を検出する。列車検出部2は、検出結果を制御部4に送信する。
扉検出部3は、例えば測距センサー(第3の測距部)を有し、列車30の車両扉31及び列車30の戸袋32にレーザー光を走査して照射し、列車30の車両扉31及び列車30の戸袋32で反射したレーザー光を受光する。その結果、扉検出部3は、開状態、開閉動作中、又は、閉状態にある車両扉31との距離や、戸袋32との距離を検出する。扉検出部3は、検出結果を制御部4に送信する。
制御部4は、例えばプログラムを実行するコンピュータである。制御部4は、図2に示すように、列車状態判断部5と、扉状態判断部6と、ホームドア開閉制御部7と、表示制御部8を有する。
列車状態判断部5は、列車検出部2において測定され、列車検出部2から受信した列車30との距離に基づいて、列車30が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。ここで、所定の停止範囲とは、いわゆる定位置であり、列車30が停止するように予め決められた範囲である。定位置は、通常、基準位置から前後約1m(例えば前後750mm)の範囲である。
扉状態判断部6は、扉検出部3において測定され、扉検出部3から受信した車両扉31及び戸袋32との間の距離に基づいて、列車30を2次元の座標軸で表し、2次元の座標軸上で表された形状に基づいて、列車30の車両扉31の状態、すなわち車両扉31が開状態、開閉動作中、又は、閉状態にあるかを判断する。
車両扉31が開状態、開閉動作中、又は、閉状態にあるか否かを判断するためには、扉状態判断部6が、扉検出部3が検出した車両扉31の幅を逐次記憶し、記憶された車両扉31の幅に基づいて判断する。車両扉31の開閉動作中に変化する車両扉31の幅が逐次記憶されるので、検出された車両扉31の幅が、広くなる方向若しくは狭くなる方向に変化するか、又は、変化しないことによって、車両扉31の状態を検出できる。
列車30が所定の停止範囲において停止状態にあると判断されたとき、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の扉部22を開動作させる。また、列車30の車両扉31が閉鎖動作中にあることが検出されたとき、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の扉部22を閉動作させる。なお、列車30の車両扉31が閉鎖動作中ではなく、閉鎖状態にあることが検出されたときに、ホームドア開閉制御部7が、扉部22を閉動作させてもよい。
また、ホームドア装置21の扉部22が開状態にある場合において、列車状態判断部5が、列車検出部2の検出結果に基づいて、列車30が移動を開始していると判断したとき、ホームドア開閉制御部7が、ホームドア装置21の扉部22を閉動作させるようにしてもよい。これにより、車両扉31が閉鎖動作中及び閉鎖状態にあることが検出されずに、扉部22が閉動作しなかった場合においても、ホームドア装置21の扉部22を閉鎖させることができる。
そして、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の戸袋部23に収納されている個別制御盤25へ、扉部22の開指令又は閉指令を送信する。また、ホームドア開閉制御部7は、個別制御盤25から、開完了信号又は閉完了信号を受信する。
表示制御部8は、ホームドア開閉制御部7が受信した開完了信号又は閉完了信号に基づいて、表示器40へホームドア装置21が開状態又は閉状態にあることを表示させる信号を送信する。表示器40は、ホームドア装置21が開状態又は閉状態にあることを表示する。表示器40は、運転士及び車掌が目視可能な位置に一又は複数個が設置される。
次に、ホームドア制御装置1の動作について説明する。なお、以下では、手動でホームドア装置21の扉部22を開閉するのではなく、ホームドア制御装置1によって、列車30の車両扉31とホームドア装置21の扉部22とが連携する場合について説明する。
まず、図3を参照して、ホームドア装置21の扉部22を閉状態から開状態にする動作について説明する。
列車検出部2、例えば測距センサーは、入線してくる列車30の前面に対しレーザー光を照射する。列車30が、測距センサーの測定可能範囲に入ることで、測距センサーから列車30の前面までの距離が測定される(ステップS11)。
列車検出部2によって測定された結果は、制御部4へ送られ、制御部4にて、列車30が停止するまでの列車30の位置、速度、又は、列車30が停止したときの列車30の位置が算出される(ステップS12)。そして、算出結果に基づいて、列車30が所定の停止範囲内にあるか否かが判断される(ステップS13)。列車30が所定の停止範囲内にあると判断された場合は、算出結果に基づいて、列車30が停止状態にあるか否かが判断される(ステップS14)。例えば、列車30が停止するまでの列車30の位置の変化量や、列車30の位置の変化量に基づく列車30の速度を算出し、列車30の位置変化量が所定時間内で変化しないとき、又は、列車30の速度が0である状態が所定時間継続するとき、列車30が停止状態にあると判断する。なお、本発明は上述した例に限定されず、ステップS14の判断を、ステップS13の判断の前に行ってもよく、列車30が停止状態にあると判断された場合、列車30が所定の停止範囲内にあるか否かが判断されてもよい。
列車30が所定の停止範囲において停止状態にあると判断された場合、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の扉部22を開動作させる(ステップS15)。これにより、ホームドア装置21の扉部22は、閉状態から開動作を開始する。一方、列車30が所定の停止範囲にない場合や、列車30が停止状態にない場合は、扉部22は閉状態が維持される。
このように、本実施形態によれば、列車30の前面を検出して、列車30がプラットホーム20に所定の停止範囲において停止したと判断されると、ホームドア装置21の扉部22が開動作することから、列車30の停止後、迅速に扉部22を開状態にすることができる。例えば、列車30の車両扉31の開動作を検出してからホームドア装置21の扉部22の開動作を開始する場合に比べて、ホームドア装置21の扉部22の開動作の開始時期を早められる。したがって、列車30が停止してから乗降可能になるまでの時間を短縮でき、扉部22の開動作が列車30の運行時間に与える影響を少なくすることができる。その結果、ホームドア装置21の扉部22の移動速度を速くさせる必要がなくなり、扉部22の重量を削減したり、駆動部24のモータの容量を増加させるなどの変更も不要となる。
ホームドア装置21の個別制御盤25では、扉部22の開動作が完了したか否かが判断される(ステップS16)。ホームドア装置21の扉部22が開いたことが確認されると、表示器40に、扉部22が開状態にあることが表示される(ステップS17)。これにより、車掌は、ホームドア装置21が開状態にあることを確認して、列車30の車両扉31を開状態することができる(ステップS18)。その後、列車30において、乗降客の乗降が行われる。本実施形態の開動作のタイミングによれば、ホームドア装置21の扉部22が、列車30から降車する客に対して緩衝しないため、安全性も向上する。
次に、図4を参照して、ホームドア装置21の扉部22を開状態から閉状態にする動作について説明する。
列車30の車両扉31及び戸袋32に該当する部分が、扉検出部3、例えば測距センサーによって測定され、測距センサーから列車30の車両扉31及び戸袋32までの距離が測定される(ステップS21)。
扉検出部3によって測定された結果は、制御部4へ送られ、制御部4にて、列車30が停止している間の列車30の車両扉31の位置、及び、車両扉31又は戸袋32の形状が算出される(ステップS22)。車両扉31又は戸袋32の形状は、2次元の座標軸上で表すことが可能である。そして、2次元の座標軸上で表された車両扉31又は戸袋32の形状に基づいて、列車30の車両扉31の閉動作が判断される(ステップS23)。なお、車両扉31の形状と合わせて、又は、車両扉31の形状の代わりに、扉検出部3が検出した車両扉31の幅を逐次記憶し、記憶された車両扉31の幅に基づいて、列車30の車両扉31の閉動作が判断されてもよい。また、このとき、複数の車両扉31について測定を行い、複数の車両扉31の全てが閉動作にあると判断したとき、車両扉31が総合して閉動作にあると判断してもよいし、複数の車両扉31のうち所定の割合以上(例えば過半数)が閉動作にあると判断したとき、車両扉31が総合して閉動作にあると判断してもよい。
列車30の車両扉31が閉動作中にある、又は、開状態から閉鎖されたと判断された場合、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の扉部22を閉動作させる(ステップS24)。これにより、ホームドア装置21の扉部22は、開状態から閉動作を開始する。なお、車両扉31が閉動作している間にホームドア装置21の扉部22の閉動作を開始させるか、車両扉31の閉動作が完了したときにホームドア装置21の扉部22の閉動作を開始させるかは、列車30の運行方法、ホームドア装置21の運用方法等に応じて、いずれか一方が選択される。
このように、本実施形態によれば、列車30の車両扉31が閉動作したことが検出されると、ホームドア装置21の扉部22が閉動作することから、車両扉31との連携を行うことができる。
一方、図4では図示しないが、列車検出部2が、列車30との間の距離を検出しており、制御部4にて算出された結果に基づいて、列車30が移動していると判断された場合、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の扉部22を閉動作させる。これにより、車両扉31が閉鎖動作中及び閉鎖状態にあることが検出されずに、扉部22が閉動作しなかった場合においても、ホームドア装置21の扉部22を閉鎖させることができ、安全性を向上させることができる。
ホームドア装置21の個別制御盤25では、扉部22の開動作が完了したか否かが判断される(ステップS25)。そして、ホームドア装置21に設けられた支障物センサーによって、列車30とホームドア装置21の扉部22の間に人の居残りや支障物がないか否かが判断される(ステップS26)。ホームドア装置21の扉部22が閉鎖されたことが確認され、人の居残りや支障物がないと判断されると、表示器40に、ホームドア装置21の扉部22が閉状態であること、すなわち、出発許可が表示される(ステップS27)。これにより、運転士は、ホームドア装置21が閉状態にあることを確認して、列車30を発車させることができる(ステップS28)。
<列車停止位置検知>
列車30の所定の停止範囲の基準位置は、プラットホーム20上のある地点に定められている。その基準位置に対し前後約1m(例えば前後750mm)の範囲が、所定の停止範囲として定められている。ここで、前後方向とは、列車30の進行方向に対して平行な方向である。この所定の停止範囲に列車30が停止したか否かが判断される。そして、定位置範囲に停止したと判断されたとき、列車30が正常に停止したと判断され、ホームドア開閉制御部7は、ホームドア装置21の扉部22を開動作させる。一方、列車30が所定の停止範囲外で停止したとき、又は、列車30が所定の停止範囲外で停止動作にあるときは、列車30が正常に停止したと判断されないで、ホームドア装置21の扉部22を開動作させずに、閉状態を維持させる。
列車検出部2は、レーザー光が列車30の前面を横断して走査するように配置される。これにより、レーザー光が照射された後、列車30の前面を反射した光を受光することによって、列車30の前面の位置が測定される。
列車検出部2が列車30を測距できる範囲は、例えば、所定の停止範囲を含む前後約2m(合計4m)の範囲である。また、列車検出部2のレーザー光は、列車30の運転台窓よりも下部に照射される。これにより、列車30の正面のガラスや凹凸部分の影響を受けることなく、比較的安定して列車30の前面までの距離を測定できる。
また、列車30の運転状態や重量の変化による車高変化を考慮して、レーザー光の照射基準高さを決定しておくことが望ましい。例えば、車高が±50mm変化したとしても、列車30の正面のガラスや凹凸部分の影響を受けにくい位置を照射基準高さとする。
なお、上記実施形態では、列車30の車両の前面を検出することにより、列車30の停止状態を判断するとしたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、列車検出部2は、車両の後面を検出してもよい。この場合、列車検出部2は、列車30が停止する位置よりも後方のプラットホーム20に設置される。この場合、列車検出部2は、停止しようとしている列車30の後面に対しレーザー光を照射する。列車30が、列車検出部2の測定可能範囲に入ることで、列車検出部2から列車30の後面までの距離が測定される。
<列車扉検出>
上述した列車30の所定の停止範囲に、列車30が停止したときに車両扉31が位置すると予測される場所を考慮して、扉検出部3が設置される。
扉検出部3は、レーザー光が列車30の車両扉31及び戸袋32を横断して走査するように配置される。このとき、レーザー光は、車両扉31だけでなく、車両扉31が収納される戸袋32も照射する。これにより、図5に示すように、列車30の車両扉31又は戸袋32を反射した光を受光することによって、車両扉31が閉状態にあるときは、戸袋32と車両扉31の境界部分の奥行きも検知できる。したがって、車両停止時の車両扉31の位置や幅を確定できる。
列車30の車両扉31が開動作を開始し、開状態となると、図6及び図7に示すように、車両扉31に相当する範囲の奥行きが変化し、2次元の座標軸上で表された車両扉31に相当する範囲の形状が変化する。これにより、列車30の車両扉31が閉状態にあるか、開閉動作中にあるか、又は、開状態にあるかを判断できる。
扉検出部3のレーザー光は、列車30の車両扉31の窓ガラスの影響や、乗降時の列車30の傾きの変化を考慮して、例えば図5に示すように、窓ガラスよりも下部に照射される。また、扉検出部3は、プラットホーム20上の乗客の立ち位置などを考慮して、プラットホーム20の屋根から吊り下げて設置される。
なお、上述した実施形態では、列車30の停止位置を検出する列車検出部2や、列車30の車両扉31の開閉状態を検出する扉検出部3の例として、測距センサーを用いる場合について説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、列車検出部2、又は、扉検出部3として、カメラ等の撮像装置、ICタグ、又は、複数の距離センサー等を用いて、列車30の停止位置や列車30の車両扉31の開閉状態を検出してもよい。
列車検出部2が撮像装置(撮像部)を有する場合、撮像装置は、列車30の前面又は後面を撮像する。そして、列車状態判断部5が、撮像装置にて撮像された結果(撮像時刻の異なる撮像結果の比較)に基づいて、列車30が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。また、列車30の表面にICタグを設置しておき、列車検出部2がICタグからの信号を受信することにより、列車状態判断部5が、列車30が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断してもよい。さらに、プラットホーム20に沿って、すなわち列車30の進行方向に沿って、複数の距離センサー(第2の測距部)を配置し、それぞれの距離センサーが列車30の側面に向けてレーザー光を照射し、列車30との間の距離を測定してもよい。この場合、列車状態判断部5は、距離センサーでそれぞれ測定された列車30との間の距離に基づいて、列車30が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する。距離センサー同士の間隔を近づけるほど、また、距離センサーの配置本数が多いほど、検知精度が向上する。
扉検出部3が撮像装置(撮像部)を有する場合、撮像装置は、列車30の車両扉31及び戸袋32を撮像する。そして、扉状態判断部6が、撮像装置にて撮像された結果(撮像時刻の異なる撮像結果の比較)に基づいて、車両扉31が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。また、列車30の車両扉31の表面にICタグを設置しておき、扉検出部3がICタグからの信号を受信することにより、扉状態判断部6が、車両扉31が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断してもよい。さらに、プラットホーム20に沿って、すなわち列車30の進行方向に沿って、複数の距離センサー(第4の測距部)を配置し、それぞれの距離センサーが列車30の側面に向けてレーザー光を照射し、車両扉31又は戸袋32との間の距離を測定してもよい。この場合、扉状態判断部6は、距離センサーでそれぞれ測定された列車30との間の距離に基づいて、車両扉31が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する。この場合も、距離センサー同士の間隔を近づけるほど、また、距離センサーの配置本数が多いほど、検知精度が向上する。
<列車の編成判定>
列車30が複数の編成を連結して運行される路線では、列車検出部2は、プラットホーム20の前方又は後方だけでなく、複数の編成の連結部分に該当する位置にも設けられてもよい。例えば、11両編成と4両編成が連結された列車30と、15両編成の列車30の両方が停止する場合、11両編成と4両編成の連結部分に列車検出部2を設置する。
これにより、列車状態判断部5は、列車30が所定の停止範囲において停止状態にあると判断したとき、列車検出部2の検出結果に基づいて、列車検出部2の検出位置において、列車30が、一の編成(例えば11両編成)の後面と、他の編成(例えば4両編成)の前面が対向して連結器によって連結された状態にあるか否かを更に判断する。
例えば、列車30の一の編成の後面及び他の編成の前面の両方が、列車検出部2によって検出された場合、一の編成の後面と他の編成の前面が対向して連結器によって連結された状態にあると判断できる。また、列車30の一の編成の後面のみが検出された場合は、プラットホーム20の前方で、一の編成のみが停止していると判断でき、他の編成の前面のみが検出された場合は、プラットホーム20の後方で、他の編成のみが停止していると判断できる。さらに、列車検出部2は、車両間に設けられる幌を検出する場合がある。この場合は、検出位置において、複数の編成が連結器によって連結される部分ではなく、一の編成のうちの幌の部分に該当していると判断できる。すなわち、上記例では、15両編成の列車30がプラットホーム20に停止していると判断できる。これらの判断結果に基づいて、ホームドア装置21の適切な位置の扉部22を開状態にすることができ、ホームドア装置21と列車30の編成との連携を図ることができる。
1 ホームドア制御装置
2 列車検出部
3 扉検出部
4 制御部
5 列車状態判断部(第1の判断部)
6 扉状態判断部(第2の判断部)
7 ホームドア開閉制御部(開閉制御部)
8 表示制御部
20 プラットホーム
21 ホームドア装置
22 扉部
23 戸袋部
24 駆動部
25 個別制御盤
30 列車
31 車両扉
32 戸袋(車両戸袋)
40 表示器(表示部)

Claims (14)

  1. 列車を検出する列車検出部と、
    プラットホームに停止した前記列車に設けられた車両扉を検出する扉検出部と、
    前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する第1の判断部と、
    前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する第2の判断部と、
    前記第1の判断部が、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあると判断したとき、前記プラットホームに設置されたホームドア装置に設けられた扉部を開動作させ、かつ、前記第2の判断部が、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあると判断したとき、前記ホームドア装置の前記扉部を閉動作させる開閉制御部と、
    を備えるホームドア制御装置。
  2. 前記列車検出部は、前記列車に向けてレーザー光を走査しつつ照射し、前記列車との間の距離を測定する第1の測距部を有し、
    前記第1の判断部は、前記第1の測距部で測定された前記列車との間の前記距離に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する請求項1に記載のホームドア制御装置。
  3. 前記列車検出部は、前記列車を撮像する撮像部を有し、
    前記第1の判断部は、前記撮像部にて撮像された結果に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する請求項1に記載のホームドア制御装置。
  4. 前記列車検出部は、前記列車に設けられたICタグからの信号を受信する受信部を有し、
    前記第1の判断部は、前記受信部にて受信された結果に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する請求項1に記載のホームドア制御装置。
  5. 前記列車検出部は、前記列車の進行方向に沿って配置され、それぞれが前記列車の側面に向けてレーザー光を照射し、前記列車との間の距離を測定する複数の第2の測距部を有し、
    前記第1の判断部は、前記第2の測距部でそれぞれ測定された前記列車との間の前記距離に基づいて、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断する請求項1に記載のホームドア制御装置。
  6. 前記ホームドア装置の前記扉部が開状態にある場合において、前記第1の判断部が、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が移動を開始していると判断したとき、前記開閉制御部が、前記ホームドア装置の前記扉部を閉動作させる請求項1から5のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  7. 前記扉検出部は、前記車両扉及び前記車両扉を格納する車両戸袋に向けてレーザー光を走査しつつ照射し、前記車両扉との間の距離及び前記車両戸袋との間の距離を測定する第3の測距部を有し、
    前記第2の判断部は、前記第3の測距部で測定された前記車両扉との間の距離及び前記車両戸袋との間の前記距離に基づいて、前記列車を2次元の座標軸で表し、前記座標軸上で表された形状に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する請求項1から6のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  8. 前記扉検出部は、前記車両扉及び前記車両扉を格納する車両戸袋を撮像する撮像部を有し、
    前記第2の判断部は、前記撮像部にて撮像された結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する請求項1から6のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  9. 前記扉検出部は、前記車両扉に設けられたICタグからの信号を受信する受信部を有し、
    前記第2の判断部は、前記受信部にて受信された結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する請求項1から6のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  10. 前記扉検出部は、前記列車の進行方向に沿って配置され、それぞれが前記列車の側面に向けてレーザー光を照射し、前記車両扉及び前記車両扉を格納する車両戸袋との間の距離を測定する複数の第4の測距部を有し、
    前記第2の判断部は、前記第4の測距部でそれぞれ測定された前記車両扉及び前記車両戸袋との間の前記距離に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する請求項1から6のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  11. 前記第2の判断部は、前記扉検出部が検出した前記車両扉の幅を逐次記憶し、記憶された前記車両扉の幅に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断する請求項7から10のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  12. 前記第1の判断部は、前記列車が前記所定の停止範囲において停止状態にあると判断したとき、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が、一の編成の後面と他の編成の前面が対向して連結器によって連結された状態にあるか否かを更に判断する請求項1から11のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  13. 前記開閉制御部は、前記扉部の開動作又は閉動作が完了したことを確認し、表示部に対し前記扉部が開状態又は閉状態にあることを表示させる請求項1から12のいずれか1項に記載のホームドア制御装置。
  14. 列車検出部が、列車を検出するステップと、
    扉検出部が、プラットホームに停止した前記列車に設けられた車両扉を検出するステップと、
    第1の判断部が、前記列車検出部の検出結果に基づいて、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあるか否かを判断するステップと、
    第2の判断部が、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあるか否かを判断するステップと、
    開閉制御部が、前記第1の判断部において、前記列車が所定の停止範囲において停止状態にあると判断されたとき、前記プラットホームに設置されたホームドア装置に設けられた扉部を開動作させ、かつ、前記第2の判断部において、前記扉検出部の検出結果に基づいて、前記車両扉が閉動作中又は閉鎖状態にあると判断されたとき、前記ホームドア装置の前記扉部を閉動作させるステップと、
    を備えるホームドア制御方法。

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